JP2003171401A - ヒドロキシアルキルセルロースの製造方法 - Google Patents

ヒドロキシアルキルセルロースの製造方法

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JP2003171401A JP2001375690A JP2001375690A JP2003171401A JP 2003171401 A JP2003171401 A JP 2003171401A JP 2001375690 A JP2001375690 A JP 2001375690A JP 2001375690 A JP2001375690 A JP 2001375690A JP 2003171401 A JP2003171401 A JP 2003171401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粘度が高く、透明性に優れた水溶液を与える、
ヒドロキシアルキルセルロースの製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】アルカリセルロースとアルキレンオキシド
とを反応させるヒドロキシアルキルセルロースの製造方
法であって、前記アルカリセルロースとして、アルカリ
比率が14〜18重量%であり、水分比率が20〜55
重量%であるアルカリセルロースを用いることを特徴と
するヒドロキシアルキルセルロースの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒドロキシアルキ
ルセルロースの製造方法に関する。さらに詳しくは、塗
料や化粧料等の増粘剤、乳化重合用の安定剤、医薬用錠
剤の結合剤、フィルムコーティング材料等の種々の用途
で好適に用いられる半合成高分子化合物であるヒドロキ
シアルキルセルロースの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒドロキシアルキルセルロースは、通
常、アルカリセルロースとアルキレンオキシドとを反応
させることによって得られている。
【0003】従来、この反応において、アルカリセルロ
ースとして、セルロースを大過剰のアルカリ水溶液に浸
漬させて得られるスラリー状のアルカリセルロースを用
いる方法が知られている。しかしながら、この方法を採
用した場合、アルカリセルロースとアルキレンオキシド
とを反応させる際に、アルカリセルロース中の過剰のア
ルカリがアルキレンオキシドと反応するため、多量のア
ルキレンオキシドが必要となる。また、アルカリやその
塩および副生成物のグリコール類の除去に要する洗浄溶
媒量が増え、工業的に有利な方法とはいい難い。
【0004】一方、アルカリセルロースを製造する方法
として、セルロースを10〜60重量%の水酸化ナトリ
ウム水溶液で処理したものを10重量%未満の水酸化ナ
トリウム水溶液で洗浄した後、乾燥したものを用いる方
法が知られている(特開昭56−802号公報)。しか
し、この方法は、その製造工程が煩雑であるため、工業
的に有利な方法であるとはいい難い。また、乾燥による
老成が進行して、セルロースの重合度が低下するため、
得られるヒドロキシアルキルセルロースの水溶液には、
その粘度が低いという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粘度が高
く、透明性に優れた水溶液を与える、ヒドロキシアルキ
ルセルロースの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルカリセル
ロースとアルキレンオキシドとを反応させるヒドロキシ
アルキルセルロースの製造方法であって、前記アルカリ
セルロースとして、アルカリ比率が14〜18重量%で
あり、水分比率が20〜55重量%であるアルカリセル
ロースを用いることを特徴とするヒドロキシアルキルセ
ルロースの製造方法に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるアルカリセル
ロースのアルカリ比率は、得られるヒドロキシアルキル
セルロースの水への溶解性を高める観点から、14重量
%以上、好ましくは15重量%以上であり、得られるヒ
ドロキシアルキルセルロースの水溶液の粘度や透明性を
高める観点から、18重量%以下、好ましくは17重量
%以下である。これらの観点から、アルカリセルロース
のアルカリ比率は、14〜18重量%、好ましくは15
〜17重量%である。
【0008】ここで、本明細書にいう「アルカリセルロ
ースのアルカリ比率」とは、反応したアルカリ、余剰の
アルカリおよび水を含んだアルカリセルロースの総重量
に対する、反応したアルカリと余剰のアルカリの合計重
量の比率をいう。具体的には、アルカリセルロース4g
を精秤し、イオン交換水100gに分散させ、フェノー
ルフタレインを指示薬として、1N塩酸で中和し、使用
した塩酸量からアルカリ量を算出する。算出したアルカ
リ量を重量換算し、アルカリセルロースの重量で除した
値をいう。
【0009】本発明に用いられるアルカリセルロース中
の水分比率は、得られるヒドロキシアルキルセルロース
の水溶液の粘度や透明性を高める観点から、20重量%
以上、好ましくは22重量%以上であり、また得られる
ヒドロキシアルキルセルロースの水への溶解性を高める
観点から、55重量%以下、好ましくは50重量%以下
である。これらの観点から、アルカリセルロース中の水
分比率は、20〜55重量%、好ましくは22〜50重
量%である。
【0010】ここで、本明細書にいう「水分比率」と
は、反応したアルカリ、余剰のアルカリおよび水を含ん
だアルカリセルロースの総重量に対する、水分の重量の
比率をいう。具体的には、アルカリセルロース4gをシ
ャーレに入れて精秤し、乾燥器に入れ、110±2℃で
2時間乾燥させ、デシケーター内で放冷後、精秤し、減
少重量を求めて得られた水分の重量をアルカリセルロー
スの重量で除した値をいう。
【0011】アルカリ比率が14〜18重量%であり、
水分比率が20〜55重量%であるアルカリセルロース
を製造する方法には、特に限定がない。かかるアルカリ
セルロースは、例えば、以下のようにして製造すること
ができる。
【0012】まず、セルロースをアルカリ水溶液に浸
漬、混合した後、圧搾、解砕してアルカリセルロースを
得る。
【0013】セルロースとしては、例えば、シート状、
粉末状等の木材パルプ、コットンリンター等が挙げられ
る。
【0014】アルカリ水溶液としては、例えば、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等のアル
カリ金属水酸化物等の水溶液が挙げられる。これらの中
では、水酸化ナトリウムの水溶液が好ましい。
【0015】アルカリ水溶液の濃度は、所定のアルカリ
比率および水分比率を有するアルカリセルロースを得る
ために大量の水を除去または大量のアルカリを添加して
調製するのを回避する観点から、好ましくは5重量%以
上、より好ましくは10重量%以上であり、また所定の
アルカリ比率および水分比率を有するアルカリセルロー
スを得るために大量の水を添加して調製するのを回避す
る観点から、好ましくは20重量%以下、より好ましく
は18重量%以下である。これらの観点から、アルカリ
水溶液の濃度は、好ましくは5〜20重量%、より好ま
しくは10〜18重量%である。
【0016】アルカリ水溶液の使用量は、スラリーの流
動性を向上させてアルカリがセルロース内に均一に分散
することにより、得られるアルカリセルロースにアルキ
レンオキシドを均一に反応させることができる観点か
ら、セルロース100重量部に対して、好ましくは10
00重量部以上、より好ましくは2000重量部以上で
あり、また容積効率を高める観点から、セルロース10
0重量部に対して、好ましくは6000重量部以下、よ
り好ましくは5000重量部以下である。これらの観点
から、アルカリ水溶液の使用量は、セルロース100重
量部に対して、好ましくは1000〜6000重量部、
より好ましくは2000〜5000重量部である。
【0017】セルロースをアルカリ水溶液に浸漬、混合
する際の温度と時間は、通常15〜35℃、30分間〜
2時間が望ましい。
【0018】上記方法によって得られるスラリーを加圧
濾過し、アルカリ水溶液を圧搾除去した後、解砕するこ
とにより、アルカリセルロースが得られる。
【0019】かくして得られるアルカリセルロースのア
ルカリ比率は、通常、4〜12重量%程度であり、また
水分比率は、通常、50〜70重量%程度である。した
がって、次に、アルカリセルロースのアルカリ比率およ
び水分比率を調整する。
【0020】アルカリセルロースのアルカリ比率および
水分比率を調整する方法としては、例えば、高水分比率
および/または低アルカリ比率のアルカリセルロースか
ら水分を除去する方法、低アルカリ比率のアルカリセル
ロースにアルカリまたはアルカリ水溶液を添加する方
法、低水分比率のアルカリセルロースに水またはアルカ
リ水溶液を添加する方法、低アルカリ比率のアルカリセ
ルロースと高アルカリ比率のアルカリセルロースを混合
する方法、低水分比率のアルカリセルロースと高水分比
率のアルカリセルロースを混合する方法等が挙げられ
る。これらの方法の中では、所定のアルカリ比率および
水分比率を有するアルカリセルロースを容易に得ること
ができる観点から、高水分比率および/または低アルカ
リ比率のアルカリセルロースから水分を除去する方法が
好ましい。
【0021】前記高水分比率および/または低アルカリ
比率のアルカリセルロースから水分を除去する方法に
は、特に限定がない。かかる方法としては、例えば、熱
気流によって水分を除去する方法、減圧留去によって水
分を除去する方法等が挙げられる。これらの中では、減
圧留去によって水分を除去する方法が好ましい。
【0022】減圧留去によって水分を除去する方法に
は、特に限定がない。かかる方法としては、例えば、1
〜50kPaの圧力で20〜80℃の温度で水分を減圧
留去する方法が好ましい。
【0023】かくして所定のアルカリ比率および水分比
率を有するアルカリセルロースを得ることができる。
【0024】次に、このアルカリセルロースとアルキレ
ンオキシドとを反応溶媒中で混合し、反応させることに
より、ヒドロキシアルキルセルロースを製造することが
できる。
【0025】アルキレンオキシドとしては、例えば、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド等の炭素数2〜6のアルキレンオキシド等が挙げられ
る。
【0026】アルキレンオキシドの使用量は、目的とす
るアルキル基の付加モル数に応じて決定される。例え
ば、アルキレンオキシドとしてエチレンオキシドを用い
る場合には、エチレンオキシドの使用量は、アルカリセ
ルロースの調製に用いたセルロース100重量部に対し
て、好ましくは50〜160重量部、より好ましくは6
5〜145重量部であり、プロピレンオキシドを用いる
場合には、プロピレンオキシドの使用量は、セルロース
100重量部に対して、好ましくは200〜500重量
部、より好ましくは300〜400重量部である。アル
キレンオキシドの使用量が上記範囲よりも少ない場合に
は、アルカリセルロースとアルキレンオキシドとの反応
量が減り、得られるヒドロキシアルキルセルロースの水
への溶解性や、得られるヒドロキシアルキルセルロース
水溶液の粘度や透明性が低くなる傾向がある。また、ア
ルキレンオキシドの使用量が上記範囲を超える場合、得
られるヒドロキシアルキルセルロースの水への溶解性
や、得られるヒドロキシアルキルセルロース水溶液の透
明性に対して、使用量に見合う効果が得られなくなる傾
向がある。
【0027】反応溶媒としては、例えば、イソプロピル
アルコール、イソブチルアルコール、tert−ブチル
アルコール、イソアミルアルコール等のアルコール類;
ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル
類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類等が挙げられる。これらの中では、
容易に分離回収が可能で、再利用することができる観点
から、メチルイソブチルケトンが好ましい。
【0028】反応溶媒の使用量は、アルキレンオキシド
を均一に分散させ、アルカリセルロースとアルキレンオ
キシドとの局部的な反応を回避する観点から、アルカリ
セルロース100重量部に対して、好ましくは20重量
部以上であり、また容積効率を高める観点から、アルカ
リセルロース100重量部に対して、好ましくは800
重量部以下、より好ましくは600重量部以下である。
これらの観点から、反応溶媒の使用量は、アルカリセル
ロース100重量部に対して、好ましくは20〜800
重量部、より好ましくは20〜600重量部である。
【0029】アルカリセルロース、アルキレンオキシド
および反応溶媒を混合する際の温度は、アルカリセルロ
ースの結晶構造が変化するのを抑制し、得られるヒドロ
キシアルキルセルロースの水溶液の透明性を高める観点
から、好ましくは5℃以上、より好ましくは10℃以上
であり、またアルキレンオキシドが均一に分散する前に
アルカリセルロースと局部的に反応が進行するのを回避
する観点から、好ましくは30℃以下、より好ましくは
20℃以下である。これらの観点から、かかる温度は、
好ましくは5〜30℃、より好ましくは10〜20℃で
ある。なお、混合時間は、通常、10分間〜2時間程度
である。
【0030】反応温度は、アルキレンオキシドの種類に
応じて適宜、決定することが好ましい。例えば、アルキ
レンオキシドとしてエチレンオキシドを用いる場合に
は、反応温度は、好ましくは35〜80℃、より好まし
くは40〜60℃であり、プロピレンオキシドを用いる
場合には、反応温度は、好ましくは40〜80℃、より
好ましくは45〜70℃である。なお、反応温度が上記
範囲よりも低い場合には、反応時間が長くなる傾向があ
り、反応温度が上記範囲を超える場合には、反応が急激
に進行し、温度と圧力の制御ができなくなる傾向があ
る。なお、反応時間は、反応温度等によって異なるので
一概には決定することができないが、通常、1〜15時
間程度である。
【0031】反応終了後、中和剤で反応液中のアルカリ
を中和し、中和によって生成した塩や、アルキレンオキ
シドから副生したアルキレングリコール類を洗浄し、常
圧ないし減圧下で乾燥することにより、ヒドロキシアル
キルセルロースを得ることができる。
【0032】中和剤としては、特に限定されるものでは
ないが、硝酸、硫酸、塩酸等の無機酸;蟻酸、酢酸、プ
ロピオン酸等の有機酸等を挙げることができる。これら
の中では、生成した塩を除去しやすい観点および有害性
が低い観点から、酢酸が好ましい。
【0033】洗浄の際に用いる洗浄液としては、特に限
定されないが、中和により生成した塩や、アルキレンオ
キシドから副生したアルキレングリコール類を効率的に
除去することができる観点から、反応で使用した有機溶
媒に特定量のメタノールと特定量の水を添加した混合溶
媒が好ましい。混合溶媒におけるメタノールの量は、通
常、20〜60重量%であることが好ましい。また、混
合溶媒における水の量は、通常、5〜20重量%である
ことが好ましい。
【0034】洗浄液の使用量は、洗浄を十分に行う観点
から、セルロース100重量部に対して、好ましくは5
00重量部以上、より好ましくは1000重量部以上で
あり、あまり多量に用いた場合には、使用に見合うだけ
の効果がなく、却って経済的でなくなる傾向があるの
で、セルロース100重量部に対して、好ましくは70
00重量部以下、より好ましくは5000重量部以下で
ある。これらの観点から、洗浄液の使用量は、セルロー
ス100重量部に対して、好ましくは500〜7000
重量部、より好ましくは1000〜5000重量部であ
る。
【0035】かくして得られるヒドロキシアルキルセル
ロースを常圧ないし減圧下で乾燥することにより、ヒド
ロキシアルキルセルロースの乾燥品を得ることができ
る。
【0036】
【実施例】以下に、本発明を製造例、実施例および比較
例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
【0037】製造例1 5リットル容のフラスコ内で、セルロースとして微細に
粉砕された木材パルプ50gを、12重量%水酸化ナト
リウム水溶液2000gに浸漬し、30℃で30分間攪
拌混合した。その後、加圧濾過して、水酸化ナトリウム
水溶液を圧搾除去後解砕し、アルカリ比率が11.4重
量%、水分比率が50.1重量%のアルカリセルロース
(A)130gを得た。
【0038】製造例2 5リットル容のフラスコ内で、セルロースとして微細に
粉砕された木材パルプ50gを、14重量%水酸化ナト
リウム水溶液2000gに浸漬し、30℃で30分間攪
拌混合した。その後、加圧濾過して、水酸化ナトリウム
水溶液を圧搾除去後解砕し、アルカリ比率が13.1重
量%、水分比率が53.1重量%のアルカリセルロース
(B)148gを得た。
【0039】実施例1 1リットル容のフラスコに、製造例1で得られたアルカ
リ比率が11.4重量%、水分比率が50.1重量%の
アルカリセルロース(A)130gを仕込み、8kP
a、60℃の条件で水分37gを減圧留去して、アルカ
リ比率が15.9重量%、水分比率が30.3重量%の
アルカリセルロース(C)93gを得た。
【0040】次に、1リットル容のニーダーに、アルカ
リセルロース(C)93g(セルロース50gに相当)
を入れ、エチレンオキシド35gおよびメチルイソブチ
ルケトン50gを15℃で仕込み、同温度で30分間混
合し、次いで50℃に昇温してアルカリセルロースとエ
チレンオキシドを3時間反応させた。
【0041】得られた反応混合物を酢酸でpHを6に調
整した後、メチルイソブチルケトン/メタノール/水の
混合溶媒(重量比:45/45/10)500gを加え
て、スラリー液とした。
【0042】得られたスラリー液からヒドロキシエチル
セルロースを濾別した。このヒドロキシエチルセルロー
スに上記と同様の混合溶媒を加えて、濾別する操作を3
回繰り返した後、減圧下、70℃で一昼夜乾燥してヒド
ロキシエチルセルロース82gを得た。
【0043】実施例2 1リットル容のフラスコに、製造例1で得られたアルカ
リ比率が11.4重量%、水分比率が50.1重量%の
アルカリセルロース(A)130gを仕込み、10kP
a、60℃の条件で水分31gを減圧留去して、アルカ
リ比率が15.0重量%、水分比率が34.5重量%の
アルカリセルロース(D)99gを得た。
【0044】次に、1リットル容のニーダーに、アルカ
リセルロース(D)99g(セルロース50gに相当)
を入れ、エチレンオキシド35gおよびメチルイソブチ
ルケトン50gを15℃で仕込み、同温度で30分間混
合し、次いで50℃に昇温してアルカリセルロースとエ
チレンオキシドを3時間反応させた。
【0045】得られた反応混合物を酢酸でpHを6に調
整した後、メチルイソブチルケトン/メタノール/水の
混合溶媒(重量比:45/45/10)500gを加え
て、スラリー液とした。
【0046】得られたスラリー液からヒドロキシエチル
セルロースを濾別した。このヒドロキシエチルセルロー
スに上記と同様の混合溶媒を加えて、濾別する操作を3
回繰り返した後、減圧下、70℃で一昼夜乾燥してヒド
ロキシエチルセルロース78gを得た。
【0047】実施例3 1リットル容のフラスコに、製造例1で得られたアルカ
リ比率が11.4重量%、水分比率が50.1重量%の
アルカリセルロース(A)130gを仕込み、8kP
a、60℃の条件で水分42gを減圧留去して、アルカ
リ比率が16.8重量%、水分比率が26.3重量%の
アルカリセルロース(E)88gを得た。
【0048】次に、1リットル容のニーダーに、アルカ
リセルロース(E)88g(セルロース50gに相当)
を入れ、プロピレンオキシド150gおよびメチルイソ
ブチルケトン150gを20℃で仕込み、同温度で30
分間混合し、次いで65℃に昇温してアルカリセルロー
スとプロピレンオキシドを4時間反応させた後、さらに
75℃に昇温してアルカリセルロースとプロピレンオキ
シドを6時間反応させた。
【0049】得られた反応混合物を酢酸でpHを6に調
整した後、メチルイソブチルケトン/メタノール/水の
混合溶媒(重量比:70/25/5)500gを加え
て、スラリー液とした。
【0050】得られたスラリー液からヒドロキシプロピ
ルセルロースを濾別した。このヒドロキシプロピルセル
ロースに上記と同様の混合溶媒を加えて、濾別する操作
を3回繰り返した後、減圧下、70℃で一昼夜乾燥して
ヒドロキシプロピルセルロース107gを得た。
【0051】実施例4 1リットル容のフラスコに、製造例2で得られたアルカ
リ比率が13.1重量%、水分比率が53.1重量%の
アルカリセルロース(B)148gを仕込み、8kP
a、60℃の条件で水分19gを減圧留去して、アルカ
リ比率が15.0重量%、水分比率が46.2重量%の
アルカリセルロース(F)129gを得た。
【0052】次に、1リットル容のニーダーに、アルカ
リセルロース(F)129g(セルロース50gに相
当)を入れ、エチレンオキシド35gおよびメチルイソ
ブチルケトン50gを15℃で仕込み、同温度で30分
間混合し、次いで50℃に昇温してアルカリセルロース
とエチレンオキシドを3時間反応させた。
【0053】得られた反応混合物を酢酸でpHを6に調
整した後、メチルイソブチルケトン/メタノール/水の
混合溶媒(重量比:45/45/10)500gを加え
て、スラリー液とした。
【0054】得られたスラリー液からヒドロキシエチル
セルロースを濾別した。このヒドロキシエチルセルロー
スに上記と同様の混合溶媒を加えて、濾別する操作を3
回繰り返した後、減圧下、70℃で一昼夜乾燥してヒド
ロキシエチルセルロース80gを得た。
【0055】比較例1 1リットル容のニーダーに、製造例1で得られたアルカ
リ比率が11.4重量%、水分比率が50.1重量%の
アルカリセルロース(A)130g(セルロース50g
に相当)を入れ、エチレンオキシド35gおよびメチル
イソブチルケトン50gを15℃で仕込み、同温度で3
0分間混合し、その後50℃に昇温してアルカリセルロ
ースとエチレンオキシドを3時間反応させた。
【0056】得られた反応混合物を酢酸でpHを6に調
整した後、メチルイソブチルケトン/メタノール/水の
混合溶媒(重量比:45/45/10)500gを加え
て、スラリー液とした。
【0057】得られたスラリー液からヒドロキシエチル
セルロースを濾別した。このヒドロキシエチルセルロー
スに上記と同様の混合溶媒を加えて、濾別する操作を3
回繰り返した後、減圧下、70℃で一昼夜乾燥してヒド
ロキシエチルセルロース82gを得た。
【0058】比較例2 1リットル容のフラスコに、製造例1で得られたアルカ
リ比率が11.4重量%、水分比率が50.1重量%の
アルカリセルロース(A)130gを仕込み、6kP
a、60℃の条件で水分53gを減圧留去して、アルカ
リ比率が19.2重量%、水分比率が15.8重量%の
アルカリセルロース(G)77gを得た。
【0059】次いで、1リットル容のニーダーに、アル
カリセルロース(G)77g(セルロース50gに相
当)を入れ、エチレンオキシド35gおよびメチルイソ
ブチルケトン50gを15℃で仕込み、同温度で30分
間混合した。さらに、50℃に昇温してアルカリセルロ
ースとエチレンオキシドを3時間反応させた。
【0060】得られた反応混合物を酢酸でpHを6に調
整した後、メチルイソブチルケトン/メタノール/水の
混合溶媒(重量比:45/45/10)500gを加え
て、スラリー液とした。
【0061】得られたスラリー液からヒドロキシエチル
セルロースを濾別した。このヒドロキシエチルセルロー
スに上記と同様の混合溶媒を加えて、濾別する操作を3
回繰り返した後、減圧下、70℃で一昼夜乾燥してヒド
ロキシエチルセルロース86gを得た。
【0062】〔評価〕各実施例および各比較例で得られ
たヒドロキシアルキルセルロースの粘度と透視度は、以
下の方法に従って測定した。
【0063】(1)粘度(mPa・s) ヒドロキシアルキルセルロース10gを精秤し、イオン
交換水490gを加え、2重量%ヒドロキシアルキルセ
ルロース水溶液500gを調製し、ブルックフィールド
型回転粘度計〔東機産業(株)製、品番:BM型〕を用
い、20℃、30rpm(No.3ローター)の条件で
測定した。得られた結果を表1に示した。なお、通常、
粘度が500mPa・s以上であれば粘性に優れている
と判断することができる。
【0064】(2)透視度(cm) 粘度測定と同様の方法で2重量%ヒドロキシアルキルセ
ルロース水溶液を調製し、30cm用透視度計〔岩城硝
子(株)製〕を用いて測定した。得られた結果を表1に
示した。なお、通常、透視度が20cm以上であれば透
明性に優れていると判断することができる。
【0065】
【表1】
【0066】表1に示された結果から、実施例1〜4で
得られたヒドロキシアルキルセルロースの水溶液は、高
粘度で、かつ透明性も良好であることがわかる。
【0067】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、粘度が高
く、透明性に優れた水溶液を与える、ヒドロキシアルキ
ルセルロースを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 貞樹 兵庫県姫路市飾磨区入船町1番地 住友精 化株式会社機能樹脂研究所内 Fターム(参考) 4C090 AA05 BA28 BB02 BB12 BB33 BB36 BB52 BB65 BB92 BD08 CA36 DA03 DA31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリセルロースとアルキレンオキシ
    ドとを反応させるヒドロキシアルキルセルロースの製造
    方法であって、前記アルカリセルロースとして、アルカ
    リ比率が14〜18重量%であり、水分比率が20〜5
    5重量%であるアルカリセルロースを用いることを特徴
    とするヒドロキシアルキルセルロースの製造方法。
  2. 【請求項2】 アルカリ比率が14〜18重量%であ
    り、水分比率が20〜55重量%であるアルカリセルロ
    ースが、セルロースを5〜20重量%のアルカリ水溶液
    で処理した後、水分を除去する方法により得られたもの
    である請求項1記載のヒドロキシアルキルセルロースの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 アルカリ水溶液の使用量が、セルロース
    100重量部に対して1000〜6000重量部である
    請求項2記載のヒドロキシアルキルセルロースの製造方
    法。
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