JP5568921B2 - 熱転写媒体の製造方法及び熱転写媒体 - Google Patents
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条件2;領域aと前記領域bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件3;領域bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜150%とする。
条件5;領域aと前記領域bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件6;領域bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜80%とする。
条件1;領域2bの走行方向の長さを1〜7mmとする.
条件2;領域2aと前記領域2bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件3;領域2bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域aの単位面積あたりの塗布量
に対して、5〜150%とする。
条件4;領域2bの走行方向の長さを5〜7mmとする.
条件5;領域2aと前記領域2bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件6;領域2bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域2aの単位面積あたりの塗布
量に対して、5〜80%とする。
条件1(7);領域7bの走行方向の長さを1〜7mmとする.
条件2(7);領域7aと前記領域7bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件3(7);領域7bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域7aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜150%とする。
条件4(7);領域7bの走行方向の長さを5〜7mmとする.
条件5(7);領域7aと前記領域7bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件6(7);領域7bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域7aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜80%とする。
条件1(8);領域8bの走行方向の長さを1〜7mmとする.
条件2(8);領域8aと前記領域8bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件3(8);領域8bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域8aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜150%とする。
条件4(8);領域8bの走行方向の長さを5〜7mmとする.
条件5(8);領域8aと前記領域8bとの間隔を0.5〜2mmとする。
条件1(9);領域9bの走行方向の長さを1〜7mmとする.
条件2(9);領域9aと前記領域9bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件3(9);領域9bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域9aの単位面積あたり
の塗布量に対して、5〜150%とする。
条件4(9);領域9bの走行方向の長さを5〜7mmとする.
条件5(9);領域9aと前記領域9bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件6(9);領域9bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域9aの単位面積あたり
の塗布量に対して、5〜80%とする。
本発明の熱転写媒体は、この熱転写媒体を被熱転写体上に重ね、サーマルヘッドによって部分的に加熱することにより、この加熱部位の熱転写層又はこの熱転写層中の熱昇華性染料を転写して、被熱転写体上に文字や画像を記録するものである。
用することもできる。この場合には、被熱転写体上に形成した文字や画像に重ねて転写される。保護層に熱溶融性がない場合には、この保護層の上に接着層を設けることができる。接着層はサーマルヘッドによる加熱により活性化して被熱転写体に接着する役割を有するものである。なお、必要に応じて、基材フィルム3と保護層との間に前記離型層や前記剥離層を設けることもできる。
本発明においては、グラビア印刷により基材フィルム3上に熱転写層用塗液を印刷することから、基材フィルム3は巻き取り状のものである必要がある。その材質としては、従来公知の熱転写シートの基材フィルムとして使用されているものと同等なものを使用することができ、機械的強度、耐熱性などを有することが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド等の合成樹脂フィルムが挙げられる。特に、物性や加工性で適しているポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。これらの基材フィルムは単独で使用することも、又は組み合わされた複合体として使用することも可能である。基材フィルムの厚さは、操作性、加工性を考慮し、2〜50μmの範囲のものが使用できるが、転写適性や加工性等のハンドリング性を考慮すると、2〜10μm程度のものが好ましい。なお、この基材フィルム3の上に設けられる各種の層との密着性や剥離性を調整するため、その表面粗さを調整することもできる。
耐熱滑性層は、サーマルヘッドの熱による基材フィルムの熱収縮やサーマルヘッドとの摩擦による基材フィルムの破断を防止するために、基材フィルムのサーマルヘッドと接触する側の面、すなわち、熱転写層を設けた面の反対側の面に設けられるものである。耐熱滑性層に用いられるバインダーとしては、セルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アセタール系樹脂等が挙げられる。耐熱滑性層の厚みは0.1〜2.5μmが好ましく、さらに0.5〜1.5μmがより好ましい。耐熱滑性層の厚みが0.1μmより小さい場合、サーマルヘッドからの耐熱性が劣り、印画時に支持体の熱収縮が生じやすくなる。一方、2.5μmより大きい場合、サーマルヘッドからの熱が熱転写層に十分伝わらず、所望の濃度の印画物を得ることができない。なおバインダーのガラス転移点は40℃以上が好ましい。ガラス転移点が40℃以上の場合、印画時のリボン強度がさらに強くなり、耳切れ(リボンの両サイドの非印画部が熱収縮に負けて切れる現象)、ちぎれ、裂け(印画部終点が切れる現象)のような印画不良が起こりにくくなる。
防止できる。架橋剤としてはポリイソシアネートが挙げられ、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系のポリオール樹脂やセルロース系樹脂、アセタール樹脂等の組合せで用いられる。
易接着層は基材フィルムと耐熱滑性層との間の密着性を向上させるために、これらの間に設けられるものである。また、熱転写層が熱昇華性染料を含む染料層で構成される場合には、この熱転写層と基材フィルムと間に設けて、これらの密着性を向上させることもできる。
熱昇華性染料を含む染料層は、熱昇華性染料、バインダーを含有するものである。染料としては、従来公知の染料層に使用されている染料を用いることができる。例えば、ジアリールメタン系、トリアリールメタン系、チアゾール系、メチン系、アゾメタン系、キサンテン系、アキサジン系、チアジン系、アジン系、アクリジン系、アゾ系、スピロジピラン系、イソドリノスピロピラン系、フルオラン系、ローダミンダクタム系、アントラキノン系等が挙げられる。具体的には、イエロー染料としては、C.I.ソルベントイエロー14、16、29、30、33、56、93等、C.I.ディスパースイエロー7、33、60、141、201、231等、マゼンタ染料としては、C.I.ソルベントレッド18、19、27、143、182、C.I.ディスパースレッド60、73、135、167、C.I.ディスパースバイオレット13、26、31、56等、シアン染料としては、C.I.ソルベントブルー11、36、63、105、C.I.ディスパースブルー24、72、154、354等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、該染料を1種又は2種以上を混ぜ合わせて使用してもよい。
熱溶融転写層は、一般的に、着色剤、熱溶融性のバインダー、ワックスを含有する。そして、サーマルヘッドの熱によりバインダーが溶融して被熱転写体に接着して転移する。
ジン系誘導体、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
離型層は、基材フィルムからの熱溶融転写層や保護層の剥離の程度を適当な範囲内に調整し、基材フィルムからの安定的な剥離性を確保するために設けられるもので、サーマルヘッドによる加熱によっても被熱転写体に転移することなく、基材フィルム3側に残存する層である。熱溶融転写層や保護層の剥離の程度が適当な範囲であれば必ずしも必要ではない。離型層の材質としては、特に制限されるものではないが、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ゴム、環化ゴム等の天然ゴム誘導体、天然ワックス、合成ワックス等のワックス類、ニトロセルロース、セルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、アクリル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリアセタール系、塩素化ポリオレフィン系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系等の熱可塑性樹脂、メラミン系、エポキシ系、ポリウレタン系、シリコーン系等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。
剥離層も基材フィルムからの熱溶融転写層や保護層の剥離の程度を適当な範囲内に調整し、基材フィルムからの安定的な剥離性を確保するために設けられるものである。剥離層はサーマルヘッドによる加熱によっても被熱転写体に転移することから、転写された画像を保護する役割を担うことができる。
保護層は、紫外線吸収剤や酸化防止剤等の機能性添加剤を含む層であり、被熱転写体上に形成された画像に重ねて転写することにより、これら画像を磨耗等から保護するものである。保護層は、基材フィルムから剥離しやすいものであることが望ましい。仮に剥離性に劣る場合には、基材フィルムと保護層との間に離型層や剥離層を設けることもできる。離型層は、サーマルヘッドによる加熱によっても被熱転写体に転移することなく、基材フィルム3側に残存する層である。剥離層はサーマルヘッドによる加熱によって被熱転写体に転移する層である。
接着層について、熱溶融性以外特に限定されるものではないが、例として、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体、カルナバワックス、パラフィンワックス等のワックス類が挙げられる。特に、アクリル系樹脂、セルロース誘導体が好ましい。また、必要に応じて、シリコーンオイル、界面活性剤、離型剤、ワックス類、有機又は無機フィラーに代表される滑り剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、難燃剤、酸化防止剤、ブロッキング防止剤、触媒促進剤、着色剤、光散乱剤、艶調整剤、蛍光増白剤、帯電防止剤等を添加することができる。
ポリエステルフィルム:厚さ4.5μm
<耐熱滑性層用塗液>
アクリルポリオール樹脂 15.0部
ステアリン酸亜鉛 1.5部
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル 1.5部
タルク 1.0部
2,6−トリレンジイソシアネート 5.0部
トルエン 50.0部
メチルエチルケトン 20.0部
酢酸エチル 6.0部
<熱転写層用イエロー塗液>
C.I.ソルベントイエロー93 3.0部
C.I.ソルベントイエロー16 1.0部
ポリビニルブチラール樹脂 4.2部
シリコーン変性樹脂 0.6部
2,6−トリレンジイソシアネート 0.2部
テトラヒドロフラン 60.0部
メチルエチルケトン 31.0部
<熱転写層用マゼンタ塗液>
C.I.ディスパースレッド60 1.5部
C.I.ディスパースバイオレット26 1.5部
ポリビニルブチラール樹脂 4.0部
シリコーン変性樹脂 0.8部
2,6−トリレンジイソシアネート 0.2部
テトラヒドロフラン 60.0部
メチルエチルケトン 31.0部
<熱転写層用シアン塗液>
C.I.ソルベントブルー63 1.5部
C.I.ソルベントブルー36 1.5部
ポリビニルブチラール樹脂 3.8部
シリコーン変性樹脂 1.0部
2,6−トリレンジイソシアネート 0.2部
テトラヒドロフラン 60.0部
メチルエチルケトン 31.0部
<被転写基材>
発泡ポリエステルフィルム:厚さ188μm
<熱転写用受像層形成塗液>
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 19.5部
アミノ変性シリコーンオイル 0.5部
トルエン 40.0部
メチルエチルケトン 40.0部
<熱転写媒体の耐熱滑性層付き基材フィルムの作製>
グラビアコート法により、基材シートの一方の面に、耐熱滑性層用塗液を用いて、耐熱滑性層を乾燥厚0.9μmで形成し、その後40℃で5日間エージングすることで、耐熱
滑性層付き基材フィルムを作製した。
グラビアコート法により、被転写基材の一方の面に、熱熱転写用受像層形成塗液を用いて、熱転写用受像層を乾燥厚5.0μmで形成することで、熱転写用の被転写体を作製した。
イエロー、マゼンタ、シアンからなる3種の熱転写層を形成するために、表1に示すA〜Iのグラビアシリンダーを作製した。
耐熱滑性層付き基材フィルムの耐熱滑性層非塗工面に、シリンダーAを用いてグラビア印刷法により、熱転写層用イエロー塗液、熱転写層用マゼンタ塗液、熱転写層用シアン塗液を、100m/minにて、各層乾燥厚1.0μmとなるよう12000m塗工、乾燥し、熱昇華性染料を含む3種類の染料層を、走行方向に沿って面順次に配置した熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーBを用いること以外は実施例1と同様にして、実施例2の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーCを用いること以外は実施例1と同様にして、実施例3の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーDを用いること以外は実施例1と同様にして、実施例4の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーEを用いること以外は実施例1と同様にして、実施例5の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーFを用いること以外は実施例1と同様にして、実施例6の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーGを用いること以外は実施例1と同様にして、比較例1の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーHを用いること以外は実施例1と同様にして、比較例2の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーIを用いること以外は実施例1と同様にして、比較例3の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーJを用いること以外は実施例1と同様にして、比較例4の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーKを用いること以外は実施例1と同様にして、比較例5の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーLを用いること以外は実施例1と同様にして、比較例6の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーMを用いること以外は実施例1と同様にして、比較例7の熱転写媒体を作製した。
シリンダーAの代わりにシリンダーNを用いること以外は実施例1と同様にして、比較例8の熱転写媒体を作製した。
実施例1〜6、比較例1〜8の熱転写媒体に関して、塗工開始から1000m、5000m、10000m塗工時点の熱転写媒体のインキミストおよび、印刷物の版目の発生状況を目視により観察した結果を表2に示す。なお、考察の便宜のため、表1のグラビアシリンダーの仕様を、併せて表2に再掲する。
これらの結果から、領域bの単位面積あたりの塗布量が、領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、4%より大きく、155%より小さい必要があることが分かる。そして、実施例3では10%、実施例5では100%でインキミストや版目の発生がなく、良好な結果を示していることから、5〜150%であれば十分であることが推察できる。
条件2;領域aと前記領域bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件3;領域bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜150%とする。
条件5;領域aと前記領域bとの間隔を0.5〜2mmとする.
条件6;領域bの単位面積あたりの塗布量を、前記領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜80%とする。
2 熱転写層
2a 領域a
2b 領域b
3 基材フィルム
4 インプレッションロール
5 グラビア版
6 インキパン
7 イエロー層
7a イエロー層の領域a
7b イエロー層の領域b
8 マゼンタ層
8a マゼンタ層の領域a
8b マゼンタ層の領域b
9 シアン層
9a シアン層の領域a
9b シアン層の領域b
Claims (6)
- 連続して走行する基材フィルムの一方の面に、走行方向に沿って、イエロー、マゼンタ、シアンの順に繰り返して、グラビア印刷により熱転写層用塗液を塗布、乾燥して、熱転写層を配置してなる熱転写媒体の製造方法において、
全ての熱転写層は、走行方向から順に、2つの領域a及び領域bからなり、
前記領域aと前記領域bとの間に、走行方向に0.5〜2mmの間隔を設け、
前記領域bの走行方向の長さを1〜7mmとし、
前記領域bの単位面積あたりの塗布量が、前記領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜150%となるように熱転写層用塗液を塗布、乾燥し、
前記領域aと隣接し、走行方向で前の順に配置されている他の領域bとの間に、走行方向に3mm以上の間隔を設ける、
ことを特徴とする熱転写媒体の製造方法。 - 連続して走行する基材フィルムの一方の面に、走行方向に沿って、イエロー、マゼンタ、シアンの順に繰り返して、グラビア印刷により熱転写層用塗液を塗布、乾燥して、熱転写層を配置してなる熱転写媒体の製造方法において、
全ての熱転写層は、走行方向から順に、2つの領域a及び領域bからなり、
前記領域aと前記領域bとの間に、走行方向に0.5〜2mmの間隔を設け、
前記領域bの走行方向の長さを5〜7mmとし、
前記領域bの単位面積あたりの塗布量が、前記領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜80%となるように熱転写層用塗液を塗布、乾燥し、
前記領域aと隣接し、走行方向で前の順に配置されている他の領域bとの間に、走行方向に1.0mm以上の間隔を設ける、
ことを特徴とする熱転写媒体の製造方法。 - 巻取り状の基材フィルムの一方の面に、その走行方向に沿って2種類以上の熱転写層を設けてなる熱転写媒体において、
前記熱転写層のうち全ての熱転写層は、走行方向から順に、2つの領域a及び領域bからなり、
前記領域aと前記領域bとの間に、走行方向に0.5〜2mmの間隔を有し、
前記領域bの走行方向の長さが1〜7mmであり、
前記領域bの単位面積あたりの塗布量が、前記領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜150%であり、
前記領域aと隣接し、走行方向で前の順に配置されている他の領域bとの間に、走行方向に3mm以上の間隔を設ける、
ことを特徴とする熱転写媒体。 - 巻取り状の基材フィルムの一方の面に、その走行方向に沿って2種類以上の熱転写層を設けてなる熱転写媒体において、
前記熱転写層のうち全ての熱転写層は、走行方向から順に、2つの領域a及び領域bからなり、
前記領域aと前記領域bとの間に、走行方向に0.5〜2mmの間隔を有し、
前記領域bの走行方向の長さが5〜7mmであり、
前記領域bの単位面積あたりの塗布量が、前記領域aの単位面積あたりの塗布量に対して、5〜80%であり、
前記領域aと隣接し、走行方向で前の順に配置されている他の領域bとの間に、走行方向に1.0mm以上の間隔を設ける、
ことを特徴とする熱転写媒体。 - 前記熱転写層が熱昇華性染料を含む染料層であることを特徴とする請求項3又は4に記載の熱転写媒体。
- 前記熱転写層が着色顔料を含み、熱溶融性を有する溶融転写層であることを特徴とする請求項3又は4に記載の熱転写媒体。
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