JP2010269479A - 熱転写シート - Google Patents

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【課題】熱転写記録に用いられる熱転写シートであって、特に高発色での熱転写記録が可能でありながら、製造時の巻き替えの際には裏面汚染が起き難いようにしたことを特徴とする熱転写シートの提供。
【解決手段】基材シートの一方の面に、複数の熱転写性インク層と熱転写性保護層が長手方向に面順次で少なくとも設けられている熱転写シートであって、熱転写性インク層は基材シート側の第一熱転写性インク層と表面側の第二熱転写性インク層の少なくとも2層からなり、少なくとも第二熱転写性インク層には微粒子が含まれていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写記録に用いられる熱転写シート、特に高発色での熱転写記録が可能でありながら、製造時の巻き替えの際には裏面汚染が起き難いようにしたことを特徴とする熱転写シートに関する。
熱転写シートは、サーマルリボンとも呼ばれ、熱転写方式のプリンタの所謂インクリボンとして用いられている。このような熱転写シートは、例えば基材シートの一方の面に熱転写性インク層が、他方の面にバックコート(耐熱滑性層)がそれぞれ少なくとも設けられてなるものである。このような構成の熱転写シートを使用し、プリンタのサーマルヘッドから加えられる熱によって熱転写性インク層の一部を溶融(溶融転写方式)させるか、あるいは熱転写性インク層中の一部の昇華性染料を昇華(昇華転写方式)させることにより、被転写体側に熱転写記録を行うことができる。
現在、熱転写方式は、プリンタの高機能化が進み、それと併せて各種画像を簡便に記録できることから、身分証明書等のカード類やアミューズメント用出力物等の様々な印画対象における記録方式として広く利用されるようになっている。
このように多方面において広く利用されるようになってきている熱転写方式に使用されるインクリボンの生産においては、巻き替え工程が含まれる。例えば昇華性のインクリボンにおいては、基材シート上に昇華性染料を含有する熱転写性インク層を印刷法により積層した直後に一次ロールとして巻き付け、しかる後に巻き替えを行って製品ロールを作製している。このような一連の製造工程において、一次ロールの巻き付けに際しては熱転写性インク層がインクリボンの裏面に触れ、裏面の耐熱滑性層が汚染され、巻き替えの時に一次ロールの巻き付け段階で汚染された耐熱滑性層が熱転写性インク層及び透明な熱転写性保護層に触れ、その表面が汚染されることがある。
このような汚染を低減させるために様々な方法が検討されている。例えば基材シート上に2層構成の熱転写性インク層を積層し、表面側のインク層の染料濃度を基材シート側のインク層の染料濃度より低くする方法(特許文献1)が提案されている。
しかし、染料濃度を低下させたインク層を表面側に設けるような場合や、インク層表面に染料を含まない層を設けるような場合には、熱転写記録の色感度が上がらず、高発色の状態で記録を行うことが難しくなり、必要とされる転写濃度を得るためには、熱転写シートの搬送速度を下げたり、高感度でより発色の良い染料を用いなければならず、種々の制約があった。
特許第2633836号明細書
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、高発色での転写記録が可能でありながら、製造時の巻き替えの際に裏面汚染が発生し難いようにした熱転写シートを提供することにある。
前記課題を解決するためになされ、請求項1記載の発明は、基材シートの一方の面に、複数の熱転写性インク層と熱転写性保護層が長手方向に面順次で少なくとも設けられている熱転写シートであって、熱転写性インク層は基材シート側の第一熱転写性インク層と表面側の第二熱転写性インク層の少なくとも2層からなり、少なくとも第二熱転写性インク層には微粒子が含まれていることを特徴とする熱転写シートである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の熱転写シートにおいて、前記熱転写性インク層は、熱昇華性染料とバインダ樹脂とを主体としてなるものであることを特徴とする。
さらにまた、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の熱転写性シートにおいて、前記第二熱転写性インク層には、熱昇華性染料がバインダ樹脂100重量部に対して30〜100重量部の割合で含まれていることを特徴とする。
さらにまた、請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の熱転写シートにおいて、微粒子が前記第二熱転写性インク層のみに含まれていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、熱転写性インク層は基材シート側の第一熱転写性インク層と表面側の第二熱転写性インク層の少なくとも2層からなり、少なくとも第二熱転写性インク層は微粒子を含んでいることから、高発色でありながら、製造時も巻き替えの際に裏面が汚染し難いようにした熱転写シートを提供することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、熱転写性インク層が、熱昇華性染料とバインダ樹脂とを主体としてなることから、階調性表現をさらに向上させた画像記録が行える熱転写シートを提供することが可能となる。
さらにまた、請求項3に記載の発明によれば、第二熱転写性インク層の熱昇華染料がバインダ樹脂100重量部に対して30〜100重量部であることから、巻き替えの際の裏面汚染をさらに低減させることが可能な熱転写シートを提供することが可能となる。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、微粒子が第二熱転写性インク層のみに添加されていることから、添加される微粒子サイズの選択幅をより広げることが可能な熱転写シートを提供することが可能となる。
本発明の熱転写シートの概略の断面構成を示す説明図である。
以下、本発明の熱転写シートを図1に基づき詳細に説明する。
図示の熱転写シートは、基材シート1の一方の面に、複数の熱転写性インク層9Y、9M、9Cと、熱転写性保護層6とが長手方向に面順次で設けられてなるものである。そして、各熱転写性インク層は基材シート側の第一熱転写性インク層と表面側の第二熱転写性インク層の2層構成となっていると共に、第二熱転写性インク層には微粒子が含まれている。すなわち、熱転写性インク層(イエロー)9Yは基材シート1側の第一熱転写性インク層3Yと表面側の第二熱転写性インク層4Yの2層構成、熱転写性インク層(マゼンタ)9Mは基材シート1側の第一熱転写性インク層3Mと表面側の第二熱転写性インク層4Mの2層構成、熱転写性インク層(シアン)9Cは基材シート1側の第一熱転写性インク層3Cと表面側の第二熱転写性インク層4Cの2層構成であり、各第二熱転写性インク層4Y、4M、4Cには微粒子が含まれていて、その表面が微細な凹凸となっている。
図中、2は基材シート1の前記した熱転写性インク層が設けられていない面に設けられている耐熱滑性層、6は熱転写性保護層、8は易接着層をそれぞれ示している。
基材シート1としては、従来公知の熱転写シートの基材シートとして用いられているものと同等のものを使用することができるが、機械的強度、耐熱性等に優れるものが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド等からなる合成樹脂フィルムや、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類が挙げられる。これらの中では、物性や加工性に優れるポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。
これらは単独で使用してもよいが、複数を積層して使用するようにしてもよい。また、基材シートの厚みは、操作性、加工性を考慮し、2〜50μm程度の範囲にすればよいが、転写適性や加工性等のハンドリング性も考慮して、2〜10μm程度とすればより好ましい。
基材シートと後述する耐熱滑性層や熱転写性インク層との間の密着性を向上させるために、基材シートの一方または両方の面に易接着層を設けておいてもよい。図1には基材シート1の熱転写性インク層を設ける側に易接着層8を設けた例が示してある。このような易接着層の構成材料としては、基材シートと耐熱滑性層や熱転写性インク層のそれぞれに対して親和性が良好なものが適当である。具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
易接着層8の厚みはサーマルヘッドから熱転写性インク層へ加えられる熱の伝導を妨げない程度であればよい。具体的には、0.01〜1μm程度、より好ましくは0.05〜0.5μm程度であればよい。
この易接着層8は基材シート1の上に公知の塗布方法で前記したような構成材料からなる塗液の薄膜を塗布し、乾燥させることで形成することができる。また、基材シートがプラスチックフィルムの場合は、プラスチックフィルムを成膜する過程で同時に形成するようにしてもよい。また、易接着層を設けないで、基材シートの一方または両方の面の表面粗さを調整することで密着性を向上させるようにしてもよい。
一方、耐熱滑性層2は、サーマルヘッドの熱による基材シート1の熱収縮やサーマルヘッドとの接触による基材シート1の破断を防止するために設けるものであって、基材シート1の後述する熱転写性インク層を設ける面とは反対の面に設けるものである。
この耐熱滑性層2の構成材料として用いられるバインダ樹脂としては、セルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アセタール系樹脂等が挙げられる。
耐熱滑性層の厚みは0.1〜2.5μm程度が好ましく、さらに0.5〜1.5μm程度であればより好ましい。厚みが0.1μmより小さい場合、サーマルヘッドから加えられる熱に対する耐熱性が劣り、印画時に基材シートの熱収縮が生じやすくなる。一方、2.5μmより大きい場合、サーマルヘッドからの熱が熱転写インク層に十分伝わり難くなり、所望の濃度の印画物を得ることが難しくなる。
さらに、バインダ樹脂のガラス転移温度(Tg)は40℃以上であることが好ましい。Tgが40℃以上の場合、印画時のリボン強度がさらに強くなり、耳切れ(リボンの両サイドの非印画部が熱収縮に負けて切れる現象)、ちぎれ、裂け(印画部終点が切れる現象)
のような印画不良が起こり難くなる。
また、耐熱滑性層2には滑性を向上させる目的で滑剤を含有させておいてもよい。例えば、動物系ワックス、植物系ワックス等の天然ワックス、合成炭化水素系ワックス、脂肪族アルコールと酸系ワックス、脂肪酸エステルとグリセライト系ワックス、合成ケトン系ワックス、アミン及びアマイド系ワックス、塩素化炭化水素系ワックス、アルファーオレフィン系ワックス等の合成ワックス、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル等の高級脂肪酸エステル、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウム等の高級脂肪酸金属塩、長鎖アルキルリン酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテルリン酸エステルまたは、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステル等のリン酸エステル等の界面活性剤等である。これらの滑剤を含有させることで、耐熱滑性層とサーマルヘッドとの間の動摩擦係数を小さくすることができるので、サーマルヘッドから加わる力で基材シートが変形し難くなる。
さらに、耐熱滑性層2には耐熱性を向上させる目的で架橋剤を含有させておいてもよい。架橋剤を含有させることで耐熱滑性層の耐熱性が向上し、サーマルヘッドとの摩擦による基材シートの熱変形を防止できる。架橋剤としてはポリイソシアネートが挙げられるが、これをアクリル系、ウレタン系、ポリエステル系のポリオール樹脂やセルロース系樹脂、アセタール樹脂等と組合せて用いればよい。
ポリイソシアネートはNCO/OHの比で0.8以上、特に0.8〜1.3程度の範囲となるように添加することが好ましい。ポリイソシアネートの添加量が0.8未満の場合、架橋密度が低くなり、耐熱性が不十分となる。一方、ポリイソシアネートの添加量が1.3を超える場合、耐熱滑性層に残った未反応のNCO基と空気中の水分、或いは未反応のNCO基同士が反応し、造膜性の低いバインダ樹脂が形成されてしまうことがある。
この耐熱滑性層には微粒子を含有させておいてもよい。微粒子を含有させることで耐熱滑性層の表面に凹凸が形成され、サーマルヘッドとの接触面積が小さくなるので、印画時のサーマルヘッドに対する離型性が向上する。
このような目的で含有させる微粒子は有機系微粒子または無機系微粒子のどちらでもよいが、サーマルヘッドからの熱により変形しないものが好ましい。具体的には、シリカ、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、カオリン、クレー、シリコン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂等からなる微粒子を挙げることができる。これらの中から1種類または複数の微粒子を適宜選択し、耐熱滑性層中に含有させればよい。
一方、前記した易接着層8上に面順次で設けられている複数の熱転写性インク層9Y、9M、9Cは、それぞれ第一熱転写性インク層と第二熱転写性インク層との2層構成になるものであって、熱昇華性染料とバインダ樹脂を主体としてなるものである。
バインダ樹脂としては、従来公知のものが使用でき、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール等のビニル系樹脂、エチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、スチレン−アクリルニトリル共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリルアミド樹脂等の耐熱性、染料移行性等に優れた樹脂を具体例として挙げることができる。
バインダ樹脂のガラス転位点は、好ましくは60℃以上、より好ましくは110℃以上
であればよい。ガラス転位点が低い場合、印画不良を起こす可能性が高くなる。
また、染料とバインダ樹脂との重量比はバインダ樹脂100重量部に対し30〜300重量部程度が好ましく、50〜100重量部であればより好ましい。30より小さい場合、染料の濃度が低くなるため、発色感度が不十分となり良好な熱転写画像が得られ難くなる。一方、300重量部より大きい場合、バインダ樹脂に対する染料の溶解性が極端に低下するため、インク層の保存安定性が低下して染料が析出し易くなる。
また、各インク層に含有させる昇華性染料としては主に昇華性分散染料が好ましく、例えば、ジアリールメタン系、トリアリールメタン系、チアゾール系、メチン系、アゾメタン系、キサンテン系、アキサジン系、チアジン系、アジン系、アクリジン系、アゾ系、スピロジピラン系、イソドリノスピロピラン系、フルオラン系、ローダミンダクタム系、アントラキノン系等のものを挙げることができる。
より具体的には、イエロー成分としては、C.I.ソルベントイエロー14、16、29、30、33、56、93等や、C.I.ディスパースイエロー7、33、60、141、201、231等が、マゼンタ成分としては、C.I.ソルベントレッド18、19、27、143、182、C.I.ディスパースレッド60、73、135、167、C.I.ディスパースバイオレット13、26、31、56等が、シアン成分としては、C.I.ソルベントブルー11、36、63、105、C.I.ディスパースブルー24、72、154、354等が挙げられるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
また、これらの染料は単体で使用しても、複数を組み合わせて使用してもよい。
微粒子は少なくとも2層構成になる熱転写性インク層の、表面側の第二熱転写性インク層に少なくとも含まれている。図1に示す熱転写シートにおいては、第二熱転写性インク層のみに微粒子が含まれている例が示してある。このような構成にすると、選定される微粒子サイズ及び熱転写性インク層の厚みの自由度が大きくなり、より好ましい。
この微粒子は、熱転写性インク層の表面に凹凸を形成する目的で添加されるものであり、その一部を熱転写性インク層の表面に露出させる必要がある。微粒子の大きさについては上記の条件を満たせば、特に制限はない。
微粒子は有機系のもの無機系のものいずれも使用可能であるが、サーマルヘッドからの熱により収縮しないものが好ましい。具体的には、シリカ、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、カオリン、クレー、シリコン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂等からなる微粒子を挙げることができる。また、含有させる微粒子は1種類でも2種以上であってもよい。これらの微粒子を熱転写性インク層に含有させることで熱転写性インク層の表面に凹凸が形成され、裏面の耐熱滑性層との接触面積が小さくなるので、保存時の耐熱滑性層との貼り付きを防止し、染料による汚染を低減することができる。
微粒子は熱転写性インク層のバインダ樹脂100重量部に対して、0.1〜10重量部程度の割合で添加することが好ましい。添加割合が10重量部より多い場合、熱転写性インク層中の染料の昇華を阻害し、転写ムラを発生させたり、所望の濃度の印画物を得ることができ難くなる。
一方、上記した熱転写性インク層と共に面順次で易接着層上に設けられているのが熱転写性保護層である。この熱転写性保護層は、熱転写性インク層により被転写体上に形成された転写画像の上に熱転写法というプロセスにより熱転写され、紫外線等に対する耐久性を付与する機能を有する必要があるため、紫外線吸収等に対する保護と被転写体に対する接着性を兼ね備える接着層、その下層に位置して基材シートから熱転写時に容易に剥離できるようにするための剥離層等の複層構成とすることが一般的である。
熱転写性保護層を構成するバインダ樹脂としては、例えば、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体、カルナバワックス、パラフィンワックス等のワックス類が挙げられる。これらの中では、アクリル系樹脂、セルロース誘導体が好ましい。
熱転写性保護層に添加する紫外線吸収剤としては、従来から、コストや紫外線吸収範囲、種類の多さ、用途範囲等を考慮して、ベンゾフェノン系やベンゾトリアゾール系のものが多く使用されている。ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤はそれを分散している熱可塑性樹脂中から昇華して失われる傾向はあるが、トリアジン系の紫外線吸収剤は、ブリードアウトによる紫外線吸収能力の低下を起こさない。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−p−クレゾール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノール、2−[5−クロロ(2H)−ベンゾトリアゾール−2−イル]−4−メチル−6−(tert−ブチル)フェノール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−イル)−4,6−ジ−tert−ペンチルフェノール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール等やこれらの混合物、変性物、重合物、誘導体を例示することができる。これらは単独でまたは複数を混合して使用すればよい。
また、トリアジン系紫外線吸収剤としては、2−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−[(ヘキシル)オキシ]−フェノール、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−ドデシルオキシプロピル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−トリデシルオキシプロピル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6−(2−ヒドロキシ−4−イソ−オクチルオキシフェニル)−s−トリアジン等やこれらの混合物、変性物、重合物、誘導体を例示することができる。
熱転写性保護層の厚み関しては特に制限はなく、必要とされる紫外線吸収能力等を考慮して任意に選択すれば良い。
本発明においては、熱転写性保護層中に含有させるこれらの紫外線吸収剤は、バインダ樹脂100重量部に対し1〜20重量部の程度に添加しておくことが好ましい。添加量が1重量部未満の場合、熱転写性樹脂層中において十分な紫外線吸収能を発揮することができない場合がある。
また、熱転写性保護層には、添加剤としてトリアジン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の他に、ヒンダードアミン系光安定剤を添加しておくことが好ましい。
ヒンダードアミン形の光安定剤としては、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシエ
チル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ポリ[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}]、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン・2,4−ビス[N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4ピペリジル)アミノ]−6−クロロ−1,3,5−トリアジン、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシラート等を例示でき、これらを単独でまたは複数を混合して使用すればよい。
また、熱転写性保護層には、紫外線吸収剤、光安定剤の他に、必要に応じて熱安定剤、難燃剤、ブロッキング防止剤、触媒促進剤、半透明化のための光散乱剤、艶調整剤等を添加することができる。また、透明性を維持する範囲で着色剤を添加することもできる。さらに、酸化防止剤として、フェノール系、イオウ系、リン系の酸化防止剤を添加することもできる。これらの中から任意のものを選択して熱転写性保護層中に添加すればよいが、多量添加による表面へのブリードアウトや着色、紫外線吸収剤や光安定剤との相乗・拮抗作用には留意する必要がある。
熱安定剤としては、ヒンダードフェノール系、硫黄系、肥土レジン系等のものが、難燃剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシシウム等を例示することができる。
熱転写性保護層の下層には離型層を設けておいてもかまわない。離型層は、熱転写性保護層の基材シートからの剥離の重さを適当な範囲内に調整し、基材シートからの安定的な剥離を確保するために設けられるものであり、上記の条件さえ満たしていれば必ずしも設けなくてもよい。
離型層の構成材料としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ゴム、環化ゴム等の天然ゴム誘導体や、天然ワックス、合成ワックス等のワックス類、ニトロセルロース、セルロース、セルロースアセテートプロピオネート等の繊維素誘導体、アクリル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリアセタール系、塩素化ポリオレフィン系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系等の熱可塑性樹脂、メラミン系、エポキシ系、ポリウレタン系、シリコン系等の熱硬化性樹脂等からなる離型剤を挙げることができる。
以下、本発明の実施例を述べる。
まず、基材シートとして厚さ4.5μmの易接着層付きポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム:ダイヤホイル)を用意した。次に、ポリビニルアセタール樹脂(電気化学工業:デンカブチラール)25重量部と、イソシアネート硬化剤(三井化学ポリウレタン:タケネート)1.1重量部と、滑剤(第一工業製薬:プライサーフ)1重量部とを、メチルエチルケトン36重量部、トルエン36重量部とからなる混合溶剤に溶解させた耐熱滑性層形成用塗液を調製した。そして、調製した塗液の薄膜を基材シートの易接着層が形成されていない面にダイレクトグラビアコート法により乾燥膜厚が1.0μmになるように成膜し、乾燥させ、耐熱滑性層を設けた。
続いて、3.5重量部のC.I.ソルベントイエロー93と、1.5重量部のC.I.ソルベントイエロー16と、5.0重量部のポリビニルアセタール樹脂(電気化学工業:
デンカブチラール)とを、メチルエチルケトン45重量部と、トルエン45重量部とからなる混合溶剤に溶解させた後、そこにシリコン樹脂微粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン:トスパール)を0.1重量部分散させて、第一熱転写性インク層(イエロー)形成用の塗液を調製した。そして、調製した塗液の薄膜を前記した基材シートの易接着層側にダイレクトグラビアコート法により乾燥膜厚が0.5μmになるように成膜し、第一熱転写性インク層(イエロー)を設けた。
そして、3.5重量部のC.I.ソルベントイエローと、1.5重量部のC.I.ソルベントイエロー16と、5.0重量部のポリビニルアセタール樹脂(電気化学工業:デンカブチラール)とを、メチルエチルケトン45重量部と、トルエン45重量部とからなる混合溶剤に溶解させた後、そこに0.1重量部のシリコン樹脂微粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン:トスパール)を分散させて、第二熱転写性インク層(イエロー)形成用の塗液を調製した。そして、調製した塗液の薄膜を先に設けた第一熱転写性インク層(イエロー)の上にダイレクトグラビアコート法により乾燥膜厚が0.5μmになるように成膜し、第二熱転写性インク層(イエロー)を積層させ、熱転写性インク層(イエロー)を設けた。
続いて、2.5重量部のC.I.ディスパースレッド60と、2.5重量部のC.I.ディスパースバイオレット26と、5.0重量部のポリビニルアセタール樹脂(電気化学工業:デンカブチラール)とを、45重量部のメチルエチルケトンと、45重量部のトルエンからなる混合溶剤に溶解させた後、そこにシリコン樹脂微粒子を0.1重量部(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン:トスパール)分散させて、第一熱転写性インク層(マゼンタ)形成用の塗液を調製した。そして、調製した塗液の薄膜を基材シートの易接着層側にダイレクトグラビアコート法により乾燥膜厚が0.5μmになるように成膜し、第一熱転写性インク層(マゼンタ)を設けた。
そして、2.5重量部のC.I.ディスパースレッド60と、2.5重量部のC.I.ディスパースバイオレット26と、5.0重量部のポリビニルアセタール樹脂(電気化学工業:デンカブチラール)とを、45重量部のメチルエチルケトンと、45重量部のトルエンからなる混合溶剤に溶解させた後、その混合溶剤にシリコン樹脂微粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン:トスパール)を0.1重量部分散させて、第二熱転写性インク層(マゼンタ)形成用の塗液を調製した。そして、調製した塗液の薄膜を先に設けた第一熱転写性インク層(マゼンタ)の上にダイレクトグラビアコート法により乾燥膜厚が0.5μmになるように成膜し、第二熱転写インク層(マゼンタ)を積層させ、熱転写性インク層(マゼンタ)を設けた。
続いて、2.5重量部のC.I.ソルベントブルー63と、2.5重量部のC.I.ソルベントブルー36と、5.0重量部のポリビニルアセタール樹脂(電気化学工業:デンカブチラール)を、を45重量部のメチルエチルケトンと、45重量部のトルエンからなる混合溶剤に溶解させた後、そこにシリコン樹脂微粒子を0.1重量部(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン:トスパール)分散させて、第一熱転写性インク層(シアン)形成用の塗液を調製した。そして、調製した塗液の薄膜を基材シートの易接着層の上にダイレクトグラビアコート法により乾燥膜厚が0.5μmになるように成膜し、第一熱転写性インク層(シアン)を設けた。
そして、2.5重量部のC.I.ソルベントブルー63と、2.5重量部のC.I.ソルベントブルー36と、5.0重量部のポリビニルアセタール樹脂(電気化学工業:デンカブチラール)を、45重量部のメチルエチルケトンと、45重量部のトルエンからなる混合溶剤に溶解させた後、そこにシリコン樹脂微粒子を0.1重量部(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン:トスパール)分散させて、第二熱転写性インク
層(シアン)形成用の塗液を調製した。そして、調製した塗液の薄膜を先に設けた第一熱転写性インク層(シアン)の上にダイレクトグラビアコート法により乾燥膜厚が0.5μmになるように成膜し、第二熱転写性インク層(シアン)を積層させ、熱転写性インク層(シアン)を設けた。
次に、20重量部のポリビニルアルコールを、20重量部のイソプロピルアルコールと、60重量部の蒸留水の混合液に溶解させて、離型層形成用の塗液を調整した。
さらに、30重量部のアクリル樹脂と、3重量部のトリアジン系紫外線吸収剤と、0.1重量部のヒンダードアミン系光安定剤とを、50重量部のメチルエチルケトンと、50重量部のトルエンとからなる混合溶剤に溶解させて熱転写性保護層形成用の塗液を調製した。
そして、上記のようにして調製した離型層形成用の塗液の薄膜をグラビアコート法により乾燥膜厚が0.3μmとなるように成膜して離型層を設けた後、その上に、熱転写性保護層形成用の塗液の薄膜をグラビアコート法により乾燥膜厚が2.0μmとなるように成膜して熱転写性保護層を積層させ、熱転写シートを得た。
得られた熱転写シートは、基材シートの一方の面に、易接着層を介して2層構成になる複数の熱転写性インク層(イエロー、マゼンタ、シアン)と、離型層が下層に設けられている熱転写性保護層とが長手方向に面順次で繰り返し設けられていると共に、基材シートの他方の面の全面には、耐熱性樹脂層が設けられていた。
第一熱転写性インク層形成用インクにシリコン樹脂微粒子を添加しないこと以外は実施例1と同様の方法で実施例2の熱転写シートを作製した。
第一熱転写性インク層(イエロー)形成用インクのC.I.ソルベントイエロー93を7.0重量部、C.I.ソルベントイエロー16を3.0重量部とし、第一熱転写性インク層(マゼンタ)形成用インクのC.I.ディスパースレッド60を5.0重量部、C.I.ディスパースバイオレット26を5.0重量部とし、第一熱転写性インク層(シアン)形成用インクのC.I.ソルベントブルー63を5.0重量部、C.I.ソルベントブルー36を5.0重量部とし、さらに第二熱転写性インク層(イエロー)形成用インクのC.I.ソルベントイエロー93を1.0重量部、C.I.ソルベントイエロー16を0.5重量部とし、第二熱転写性インク層(マゼンタ)形成用インクのC.I.ディスパースレッド60を0.8重量部、C.I.ディスパースバイオレット26を0.8重量部とし、第二熱転写性インク層(シアン)形成用インクのC.I.ソルベントブルー63を0.8重量部、C.I.ソルベントブルー36を0.8重量部としたこと以外は実施例2と同様の方法で実施例3の熱転写シートを作製した。
[比較例1]
実施例3において使用した第二熱転写性インク層(イエロー)形成用インクから、C.I.ソルベントイエロー93と、C.I.ソルベントイエロー16とを除き、第二熱転写性インク層(マゼンタ)形成用インクから、C.I.ディスパースレッド60と、C.I.ディスパースバイオレット26を除き、第二熱転写性インク層(シアン)形成用インクのC.I.ソルベントブルー63と、C.I.ソルベントブルー36とを除いたこと以外は実施例3と同様の方法で比較例1の熱転写シートを作製した。
[比較例2]
実施例2において使用した各第一熱転写性インク層形成用インクを用いて乾燥膜厚が1.0μmとなるようにそれぞれの第一熱転写性インク層を設け、第二熱転写性インク層は積層しなかったこと以外は実施例2と同様の方法で比較例2の熱転写シートを作製した。
[性能評価]
実施例及び比較例に係る熱転写シートを作製した後にそれぞれを一次ロールとして巻き付けた状態で25℃50%RHで24時間養生してから、製品ロールへの巻き換えを行い、性能評価用のロールを作製し、しかる後に40℃50%RHの環境下で48時間養生した。
次に、養生の終わった性能評価用ロールを熱転写プリンタにセットし、熱転写性保護層のみ転写した白ベタ印画、及び黒ベタ印画を行い、白ベタの印画物については外観評価を行い、黒ベタ印画については反射濃度の測定を行った。
[評価結果]
白ベタ印画物については、目視にて外観評価を行い、染料による汚染がないものを○、染料による汚染が確認できるものを×として評価を行った。また、黒ベタ印画物の濃度測定は、X−rightを用いてビジュアルフィルターにて反射濃度測定を行い、反射濃度が1.95以上のものを○、1.95未満のものを×として評価を行った。これらの評価結果を表1に示す。
Figure 2010269479
1…基材シート
2…耐熱滑性層
3Y、3M、3C…第一熱転写性インク層
4Y、4M、4C…第二熱転写性インク層
5…微粒子
6…熱転写性保護層
8…易接着層
9Y…熱転写性インク層(イエロー)
9M…熱転写性インク層(マゼンタ)
9C…熱転写性インク層(シアン)

Claims (4)

  1. 基材シートの一方の面に、複数の熱転写性インク層と熱転写性保護層が長手方向に面順次で少なくとも設けられている熱転写シートであって、熱転写性インク層は基材シート側の第一熱転写性インク層と表面側の第二熱転写性インク層の少なくとも2層からなり、少なくとも第二熱転写性インク層には微粒子が含まれていることを特徴とする熱転写シート。
  2. 前記熱転写性インク層は、熱昇華性染料とバインダ樹脂とを主体としてなるものであることを特徴とする請求項1記載の熱転写シート。
  3. 前記第二熱転写性インク層には、熱昇華性染料がバインダ樹脂100重量部に対して30〜100重量部の割合で含まれていることを特徴とする請求項1または2記載の熱転写性シート。
  4. 微粒子が前記第二熱転写性インク層のみに含まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の熱転写シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068450A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 大日本印刷株式会社 昇華型熱転写シート

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