JP2012071507A - 熱転写記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写濃度の最高濃度が高く、且つ低濃度領域が低くなることにより良好な熱転写画像の記録が可能となる熱転写記録媒体を提供する。
【解決手段】支持体2の一方の面に、少なくともイエロー熱転写層3とマゼンダ熱転写層4とシアン熱転写層5とが、支持体1の長手方向に面順次に繰り返し設けられた熱転写層を有する熱転写記録媒体1において、マゼンダ熱転写層4およびシアン熱転写層5が、それぞれ少なくとも2種以上の染料を含んでおり、マゼンタ熱転写層4に含まれている全染料の1重量%以上10重量%以下を占める染料と、シアン熱転写層5に含まれている全染料の20重量%以上80重量%以下を占める染料とが、同一の染料である。
【選択図】図1

Description

本発明は、被熱転写体に文字または画像を熱転写記録するための熱転写層を有する熱転写記録媒体の製造方法に関する。
従来、画像等を被熱転写体に熱転写記録する方式として、昇華型熱転写方式や溶融型熱転写方式が採用されている。
昇華型熱転写方式は、支持体上に染料やバインダー等を含む熱転写層等を設けた熱転写記録媒体の熱転写層表面と、他の支持体上に染料を受容する受容層を設けた被熱転写体の受容層表面とを互いに重ね合わせ、熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面から、文字または画像情報により温度制御されたサーマルヘッド等により加熱する。その結果、熱転写層中の染料を昇華させ、受容層へ移行させることにより、所望の文字または画像を形成する手法のことを言う。
一方、溶融型熱転写方式は、支持体上に顔料などの熱溶融性の熱転写層を設けた熱転写記録媒体の熱転写層表面と、他の支持体上に受容層を設けた被熱転写体の受容層表面とを互いに重ね合わせ、サーマルヘッド等により加熱する。その結果、受容層に熱転写層を融着させ、受容層側へ転移させることにより、所望の文字または画像を形成する手法を言う。
上記の熱転写方式のうち、昇華型熱転写方式は、文字や図表等のモノクロプリントや、デジタルカメラ画像またはコンピューターグラフィックス画像等のカラープリントに広く採用されている。
このような熱転写方式を用いた熱転写記録媒体において要求される性能として、被熱転写体に対して転写濃度が高く、且つ画像の観測波長に対する依存性を抑えることによる階調再現性及び色再現性に優れた画像の印画が可能であること、光や熱、及び各種化学薬品に対して優れた耐久性を有していることなどが挙げられる。
このうち、階調再現性及び色再現性に優れた画像印画を実現するための技術として、全体の転写濃度を滑らかにする研究が進められている(例えば、特許文献1)。
特開平10−157317号公報
しかしながら、より高度な階調再現性及び色再現性に優れた画像を得る目的で、転写濃度の最高濃度(以下、「Dmax」ということがある。)が高く、且つ低濃度領域が低くなることが求められるが、これまでの研究ではこれらの性能は必ずしも充分とは言えず、更なる改良が求められている。
本発明は、上記のような問題点を解決するものであり、Dmaxが高く、且つ低濃度領域が低くなることにより良好な熱転写画像の記録が可能となる熱転写記録媒体を提供することを目的とする。
本発明者は、上記従来技術の問題点に鑑み、支持体の一方の面に、少なくともマゼンタ熱転写層とシアン熱転写層とが支持体の長手方向に面順次に繰り返し設けられている熱転写記録媒体において、シアン熱転写層中に含有させる染料を、マゼンタ熱転写層にも特定量混合させること、及びこれら熱転写層の乾燥工程において、乾燥温度が50℃〜90℃の範囲の条件により、上記課題を達成できることを見出した。
すなわち、請求項1記載の発明は、支持体の一方の面に、少なくともイエロー熱転写層とマゼンダ熱転写層とシアン熱転写層とが、前記支持体の長手方向に面順次に繰り返し設けられた熱転写層を有する熱転写記録媒体であって、前記マゼンダ熱転写層および前記シアン熱転写層が、それぞれ少なくとも2種以上の染料を含んでおり、前記マゼンタ熱転写層に含まれている全染料の1重量%以上10重量%以下を占める染料と、前記シアン熱転写層に含まれている全染料の20重量%以上80重量%以下を占める染料とが、同一の染料であることを特徴とする熱転写記録媒体である。
また、請求項2記載の発明は、支持体の一方の面に、少なくともイエロー熱転写層とマゼンダ熱転写層とシアン熱転写層とが、前記支持体の長手方向に面順次に繰り返し設けられた熱転写層を有する熱転写記録媒体の製造方法であって、前記イエロー熱転写層を形成する工程と、前記支持体の一方の面に、少なくとも2種以上の染料を含む塗液を塗布し、乾燥させて、前記マゼンダ熱転写層を形成する工程と、前記支持体の一方の面に、少なくとも2種以上の染料を含む塗液を塗布し、乾燥させて、前記シアン熱転写層を形成する工程と、前記イエロー熱転写層と前記マゼンダ熱転写層と前記シアン熱転写層とをさらに乾燥させる工程とを備え、前記マゼンタ熱転写層に含まれている全染料の1重量%以上10重量%以下を占める染料と、前記シアン熱転写層に含まれている全染料の20重量%以上80重量%以下を占める染料とが、同一の染料であることを特徴とする熱転写記録媒の製造方法である。
また、請求項3記載の発明は、前記イエロー熱転写層と前記マゼンダ熱転写層と前記シアン熱転写層とを乾燥させるときの温度が、50℃以上90℃以下であることを特徴とする請求項2に記載の熱転写記録媒の製造方法である。
本発明の熱転写記録媒体によれば、被熱転写体に対する転写濃度が、最高濃度であるDmaxでは高く、且つ低濃度領域では低くなり、より高度な階調再現性及び色再現性に優れた画像を得ることができる。また、本発明の熱転写記録媒体の製造方法によれば、被熱転写体に対する転写濃度が、最高濃度であるDmaxでは高くなり、且つ低濃度領域では低くなる性能を有する熱転写記録媒体を製造することが可能となる。
本発明の熱転写記録媒体の概略の断面構成を示す説明図である。
以下、本発明の熱転写記録媒体について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の熱転写記録媒体の概略の断面構成を示す説明図である。
熱転写記録媒体1は、支持体2、イエロー熱転写層3、マゼンダ熱転写層4、シアン熱転写層5、保護層6を含んで構成され、イエロー熱転写層3、マゼンダ熱転写層4、シアン熱転写層5(以下、「各熱転写層3、4、5」ということがある。)と保護層6は、支持体2の一方の面上に設けられ、支持体2の長手方向に順次繰り返し形成されるよう構成されている。
以下、熱転写記録媒体1を構成する各部について説明する。支持体2としては、公知の技術を用いることが可能であり、好ましくは機械的強度、柔軟性、耐熱性等に優れるものである。具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、セロファン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリイミド、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン等からなるプラスチックフィルムや、コンデンサーペーパー、パラフィン紙等の紙類などである。特に、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルムが好ましい。支持体2の厚みは、2μm以上25μm以下程度であればよく、2μm以上12μm以下程度であればより好ましい。
上記支持体2の、サーマルヘッドからの熱による熱収縮や、サーマルヘッドとの摩擦による破断を防止するために、後述する各熱転写層3、4、5や保護層6が設けられている面とは反対側の面に、耐熱滑性層を設けるようにしてもよい。
耐熱滑性層の構成材料としては、セルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル樹脂、ポリウレタン系樹脂等を用いることが可能である。また、耐熱性を向上させる目的で、これらの樹脂と共に架橋剤を用いるようにしてもよい。さらに、滑性を向上させる目的で、シリコーンオイル等の滑剤等を層中に含有させる構造や上記樹脂をシリコーン変性した材料を用いることも可能である。
また、支持体2と上記耐熱滑性層との間の密着性の向上を目的として、支持体2上に易接着層を設けるようにしてもよい。他にも、耐熱滑性層を設けないで、支持体のサーマルヘッドと接する面の表面粗さを種々の方法で調整することで、耐熱性や滑性を向上させるようにしてもよい。
上記支持体2上に設けられている各熱転写層3、4、5は、各熱転写層に含まれている染料を被熱転写体に転移させ、或いは、その一部を選択的に被熱転写体に移行させる所望の熱転写画像を記録する目的で、染料とバインダーを主体として構成されている熱転移性の層である。
イエロー熱転写層3に用いる染料としては、公知の染料を用いることが可能である。主な材料例として、カヤセットイエローAG、カヤセットイエローTDN、PYT52、プラストイエロー8040、ホロンブリリアントイエローS6GLPI等が挙げられる。
マゼンダ熱転写層4に用いる染料としては、公知の染料を用いることが可能であり、例えば、カヤセットレッドB、カヤセットレッド130、セレスレッド7B、マクロレックスレッドバイオレットR、C.I.ディスパースレッド60等がある。
シアン熱転写層5に用いる染料としては、公知の染料を用いることが可能であり、一例として、カヤセットブルー714、セレスブルーGN、MSブルー50、TSD−44、C.I.ソルベントブルー63、C.I.ソルベントブルー36等の材料を挙げることができる。
ただし、各熱転写層3、4、5に用いられる染料は必ずしも上記に限定されるものではない。
本発明の熱転写記録媒体1において、支持体2の一方の面に設けられている各熱転写層3、4、5のうち、マゼンタ熱転写層4およびシアン熱転写層5は、それぞれ少なくとも2種以上の染料を含んでいる。また、マゼンタ熱転写層4に含まれる全染料の1重量%以上10重量%以下を占める染料(以下、「染料A」という。)と、シアン熱転写層5に含まれる熱転写層5に含まれる全染料の20重量%以上80重量%以下を占める染料(以下、「染料B」という。)とが、同一の染料である。このように、同一の染料を一定量混合させた状態にて形成された熱転写層による熱転写記録画像は、観測波長に対する依存性を抑えるため、良好な熱転写記録の実現が可能となる。また、同一の染料を一定量混合させた状態にて形成された熱転写層の被熱転写体に対する転写濃度が、最高濃度であるDmaxでは高く、且つ低濃度領域では低くなり、より高度な階調再現性及び色再現性に優れた画像を得ることができる。
上記染料Aおよび染料Bに用いられる染料は、同一の染料であればよく、上述した染料などの公知の技術を用いることができる。その中でも、染料Aおよび染料Bが、アントラキノン系染料またはインドアニリン系染料などが好ましい。
一方、上記染料Aおよび染料Bとの組み合わせで用いられるバインダーとしては、耐熱性、染料移行性に優れた樹脂を用いることが好ましく、例えば、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、スチレン−アクリルニトリル共重合樹脂、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリカーボネート等の樹脂が挙げられる。なお、このような熱転写層に含まれる染料とバインダーとの重量比率は、100:50から100:300程度となるよう構成することが好ましい。
ただし、上記バインダーには、ガラス転移温度が高いものであることが求められ、具体的には、50℃以上であることが好ましい。ガラス転移温度が50℃未満の場合、熱転写時における熱転写層が被熱転写体へ融着といった問題や、熱転写記録媒体の保存性が悪化するという異常が発生する。
また、各熱転写層3、4、5は、耐熱性を向上させる目的で、上述したバインダーと共に、架橋剤を含有してもよい。架橋剤を併用することで、耐熱性が向上し、熱転写記録媒体の熱による変形を防止することができる。架橋剤としては、ポリイソシアネートが挙げられ、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系のポリオール樹脂やセルロース系樹脂、アセタール樹脂等との混合物を用いてもよい。
さらに、各熱転写層3、4、5は、離型剤を含有してもよい。離型剤を含有させると、熱転写層表面の離型性がさらに向上するようになる。離型剤としては、例えば、シリコーン系、フッ素系、リン酸エステル系の各種オイルや界面活性剤、さらには金属酸化物、シリカ等の各種フィラー等が列挙でき、特にシリコーンオイルを使用することが好ましい。
さらに、各熱転写層3、4、5は、熱転写層表面の滑性を向上させるため、微粒子を含有してもよい。このような微粒子としては、例えば、タルク、クレー、カオリン、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム等の無機系微粒子や、ポリエチレン粒子、ポリプロピレン粒子、ポリスチレン粒子、シリコーン粒子等の有機系微粒子が挙げられる。
各熱転写層3、4、5の膜厚は、0.2μm以上5.0μm以下程度であればよく、好ましくは0.4μm以上3.0μm以下程度である。この理由として、0.2μmを下回ると発色感度が低下し、5.0μmを越えると発色感度が悪化するためである。
各熱転写層3、4、5と、支持体2との密着性を向上させる目的として、これらの層間に易接着層を形成してもよい。また、必要に応じて、界面活性剤やブロッキング防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤等の添加もよく、さらにはブロッキング防止、酸化防止、紫外線吸収、帯電防止等の機能を有する層を積層させた構造を用いることも可能である。
各熱転写層3、4、5は、熱転写層形成用の塗液をバーコート、ブレードコート、エアナイフコート、グラビアコート、ロールコート等のウェットコーティング法によって支持体2上に塗布し、形成された塗膜を乾燥させることにより形成される。
本発明の熱転写記録媒体1の製造方法においては、各熱転写層3、4、5形成用の塗液を用いて形成した各熱転写層3、4、5をさらに乾燥させる工程を有する。また、そのときの乾燥温度を50℃以上90℃以下の範囲となるようにする。この理由として、50℃より低い温度での乾燥を実施した場合、乾燥が不十分となり、熱転写異常が発生する。一方、90℃より高い温度での乾燥を実施した場合、被印画物の地汚れ等が発生する。その結果、被熱転写体に対する転写濃度が、最高濃度であるDmaxでは高くなり、且つ低濃度領域では低くなる性能を有する熱転写記録媒体を製造することができない。
以上のような構成になる本発明の熱転写記録媒体と、所望の転写画像を記録するための被熱転写体は、支持体上に少なくとも受容層となる層を設けてなるものである。支持体としては、公知の技術を用いることが可能であるが、好ましくは機械的強度、柔軟性、耐熱性に優れた材料を用いることが好ましい。具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルや、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリサルファン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、芳香族ポリアミド、アラミド等からなるプラスチックフィルムや、上質紙、コート紙、合成紙等の紙基材等が挙げられる。このような支持体の厚みには特に限定はないが、一般的には、25μm以上250μm以下程度であればよい。75μm以上200μm以下程度であればより好ましい。
このような受容層の材料としては、本発明の熱転写記録媒体のように、熱転写層が染料を含有するものである場合には、例えば、染料に対して染着性を有するブチラール樹脂、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリカプロラクトン、ポリビニルアセタール、エポキシ、或いはこれらの変性樹脂やブレンド品等の熱可塑性樹脂や、これらの架橋生成物等を使用することができる。これらは、単独でも2種以上を混合して用いるようにしてもよい。受容層の膜厚は、薄すぎると転写記録された画像の反射濃度が低下し、十分な画像を形成することが難しくなる。一方、厚すぎると色のにじみ等が発生し易くなり、画像品質が低下する。従って、一般的には、1μm以上30μm以下程度、特に、3μm以上10μm以下程度の膜厚とすることが好ましい。
上述したような構成材料からなる受容層には、画像形成時の被熱転写体への熱融着を防止する目的で、種々の離型剤を含有させておくことが好ましい。このような離型剤としては、公知の離型剤を適宜選択して使用することができる。例えば、シリコーン系、フッ素系、リン酸エステル系の各種オイルや界面活性剤、さらには金属酸化物、シリカ等の各種フィラー等が使用できる。中でも、シリコーンオイルを使用することが好ましい。また、その添加量は、受容層の構成条件により異なるが、一般的には、1重量%以上30重量%以下程度の割合で配合することが好ましい。
他方、熱転写記録媒体1を構成する熱転写性の保護層6は、各色相を呈する各熱転写層3、4、5により被熱転写体上に記録された転写画像を保護するための層である。この保護層6は、熱転写方式により熱転写記録媒体側から剥離して被熱転写体上に転写されるようになっていると共に、被熱転写体においてその下部に位置する転写画像を保護する機能を有している必要がある。
保護層6は、保護機能を有する剥離性の単層構成のものであってもよいし、被熱転写体表面との密着性を向上させるために、その上に接着層が設けられた積層構成のものであってもよい。また、支持体から容易に転写できるように、支持体との間に離型層が設けられた構成のものであってもよい。
上記離型層の構成材料としては、特に制限されるものではないが、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ゴム、環化ゴム等の天然ゴム誘導体、天然ワックス、合成ワックス等のワックス類、ニトロセルロース、セルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、アクリル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリアセタール系、塩素化ポリオレフィン系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系等の熱可塑性樹脂、メラミン系、エポキシ系、ポリウレタン系、シリコーン系等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。
一方、保護機能を有する剥離性の保護層6は、主としてバインダーと、紫外線吸収剤や離型性や滑り性等を付与する機能性添加剤によって構成され、0.3μm以上3μm以下程度の厚みのものが好ましい。保護層6を構成するバインダーとしては、例えば、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体、カルナバワックス、パラフィンワックス等のワックス類が挙げられる。これらの中では、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース誘導体、エポキシ樹脂が好ましい。
そして、保護層6に含有させる紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート系、トリアジン系等のものが挙げられる。より具体的には、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−p−クレゾール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノール、2−[5−クロロ(2H)−ベンゾトリアゾール−2−イル]−4−メチル−6−(tert−ブチル)フェノール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−イル)−4,6−ジ−tert−ペンチルフェノール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール等やこれらの混合物、変性物、重合物、誘導体等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、また、複数を混合して使用してもよい。また、トリアジン系紫外線吸収剤としては、2−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−[(ヘキシル)オキシ]−フェノール、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−ドデシルオキシプロピル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−トリデシルオキシプロピル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6−(2−ヒドロキシ−4−イソ−オクチルオキシフェニル)−s−トリアジン等やこれらの混合物、変性物、重合物、誘導体等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、また、複数を混合して使用してもよい。
上記紫外線吸収剤は、バインダー100重量部に対し、1重量部以上20重量部以下程度の割合で添加することが好ましい。添加量が1重量部未満の場合、紫外線吸収能を十分に発揮することができない場合がある。一方、20重量部を超えて添加すると、印画物表面へのブリードアウトが生じ易くなり、転写画像の品質を損なう可能性が高くなる。
また、保護層6に含有させる機能性添加剤としては、ストレートシリコーン、変性シリコーン等のシリコーンオイル、フルオロアルキル基またはパーフルオロアルキル基を持つ界面活性剤、リン酸エステル系に代表される離型剤、カルナバワックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ライスワックス等のワックス類、有機または無機フィラーに代表される滑り剤等が挙げられる。その他必要に応じて、ヒンダードアミン系、Niキレート系等の光安定剤、ヒンダードフェノール系、硫黄系、肥土レジン系等の熱安定剤、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシシウム等の難燃剤、フェノール系、イオウ系、リン系等の酸化防止剤、ブロッキング防止剤、触媒促進剤、透明性を維持する範囲での着色剤、半透明化のための光散乱剤、艶調整剤、蛍光増白剤、帯電防止剤等を添加してもよい。
一方、上述した接着層を構成するバインダーとしては、ポリスチレン、ポリはα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体、カルナバワックス、パラフィンワックス等のワックス類が挙げられる。特に、アクリル系樹脂、セルロース誘導体が好ましい。
このような構成材料からなる接着層の中には、必要に応じて、シリコーンオイル、界面活性剤、離型剤、ワックス類、有機または無機フィラーに代表される滑り剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、難燃剤、酸化防止剤、ブロッキング防止剤、触媒促進剤、着色剤、光散乱剤、艶調整剤、蛍光増白剤、帯電防止剤等を添加することができる。
以下、実施例について詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
まず、下記組成のイエロー熱転写層形成用インキ、マゼンタ熱転写層形成用インキ、及びシアン熱転写層形成用インキを調製した。続いて、裏面に耐熱滑性処理を施した厚み4.5μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの表面に、上記各インキからなる塗膜をグラビアコート法を用いて形成し、しかる後にエスペック社製オーブン(PHH−101)にて50℃、1分間乾燥後、膜厚が1.0μmのイエロー熱転写層、マゼンタ熱転写層、及びシアン熱転写層を面順次に設けた。続いて、イエロー熱転写層、マゼンタ熱転写層、及びシアン熱転写層について、同様の乾燥手法を用いて50℃、1分間乾燥を行い、本発明の実施例1に係る熱転写記録媒体を得た。
〔イエロー熱転写層形成用インキ〕
・C.I.ソルベントイエロー93 3.5部
・C.I.ソルベントイエロー16 1.5部
・ポリビニルアセタール樹脂
(電気化学工業社製:デンカブチラール) 5部
・メチルエチルケトン 60部
・トルエン 30部
〔マゼンタ熱転写層形成用インキ〕
・C.I.ディスパースレッド60 4.95部
・C.I.ソルベントブルー63 0.05部 (染料Aに相当)
・ポリビニルアセタール樹脂
(電気化学工業社製:デンカブチラール) 5部
・メチルエチルケトン 60部
・トルエン 30部
〔シアン熱転写層形成用インキ〕
・C.I.ソルベントブルー63 1部 (染料Bに相当)
・C.I.ソルベントブルー36 4部
・ポリビニルアセタール樹脂
(電気化学工業社製:デンカブチラール) 5部
・メチルエチルケトン 60部
・トルエン 30部
次に、基材シートとして発泡ポリプロピレンフィルム(厚み:50μm)/接着樹脂層/コート紙(塗布量:108g/m)/接着樹脂層/発泡ポリプロピレンフィルム(厚み:50μm)の積層構成を有する積層シートを用い、この片方の面に、下記組成の受容層用形成容インキを乾燥後の膜厚が4μmとなるように塗布し、しかる後に乾燥させた後、45℃で1週間のエージングを行い、受容層付きの被熱転写体を得た。
〔受容層形成用インキ〕
・塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体
(日信化学工業社製、ソルバインA) 50部
・シリコーンオイル
(信越化学工業社製、KF393) 2部
・メチルエチルケトン 25部
・トルエン 25部
<実施例2>
各熱転写層を形成した後の乾燥工程において、乾燥時間を180秒とした以外は、実施例1と同様にして、本発明の実施例2に係る熱転写記録媒体を得た。
<実施例3>
各熱転写層を形成した後の乾燥工程において、乾燥温度を70℃とした以外は、実施例1と同様にして、本発明の実施例3に係る熱転写記録媒体を得た。
<実施例4>
各熱転写層を形成した後の乾燥工程において、乾燥温度を70℃、乾燥時間を180秒とした以外は、実施例1と同様にして、本発明の実施例4に係る熱転写記録媒体を得た。
<実施例5>
各熱転写層を形成した後の乾燥工程において、乾燥温度を90℃とした以外は、実施例1と同様にして、本発明の実施例5に係る熱転写記録媒体を得た。
<実施例6>
各熱転写層を形成した後の乾燥工程において、乾燥温度を90℃、乾燥時間を180秒とした以外は、実施例1と同様にして、実施例6に係る熱転写記録媒体を得た。
<比較例1>
マゼンタ熱転写層形成用インキのうち、C.I.ディスパースレッド60を4.975部、C.I.ソルベントブルー63を0.025部とした以外は、実施例1と同様にして、比較例1に係る熱転写記録媒体を得た。
<比較例2>
各熱転写層を形成した後の乾燥工程において、乾燥時間を180秒とした以外は、比較例1と同様にして、比較例2に係る熱転写記録媒体を得た。
<比較例3>
マゼンタ熱転写層形成用インキのうち、C.I.ディスパースレッド60を4.25部、C.I.ソルベントブルー63を0.75部とした以外は、実施例1と同様にして、比較例3に係る熱転写記録媒体を得た。
<比較例4>
各熱転写層を形成した後の乾燥工程において、乾燥時間を180秒とした以外は、比較例3と同様にして、比較例4に係る熱転写記録媒体を得た。
〔画像の印画〕
上記のようにして得られた各熱転写記録媒体の熱転写層面と被熱転写体の受容層面とを重ね、サーマルヘッドを用いて染料を移行させ、各色の熱転写濃度を0%、5%、10%、以下10%ずつ100%まで増加させたカラーパターン画像の被熱転写体の受容層への印画を実施した。
〔画像の評価〕
得られたカラーパターン画像のうち、イエロー、マゼンダ、シアンを混合熱転写画像であるグレースケール画像について、X−rite528濃度計(X−rite社製)を用いて、最高濃度(Dmax)及び低濃度領域における反射濃度測定を実施した。得られた結果を表1にまとめた。
Figure 2012071507
表1に示すように、本発明の熱転写記録媒体は、最高濃度であるDmaxが高い状態を維持しつつ、低濃度領域の反射濃度を低くなることがわかった。よって、本発明の目的を実施する熱転写記録媒体を実現できていることが確認できた。これに対して、比較例1、2、3、4の熱転写記録媒体は、Dmaxの値が実施例に対し低くなる現象が見られた。
本発明の熱転写記録媒体は、文字や図表等のモノクロプリントや、デジタルカメラ画像またはコンピューターグラフィックス画像等のカラープリントに使用される記録媒体として広く採用される。
1・・・熱転写記録媒体
2・・・支持体
3・・・イエロー熱転写層
4・・・マゼンダ熱転写層
5・・・シアン熱転写層
6・・・保護層

Claims (3)

  1. 支持体の一方の面に、少なくともイエロー熱転写層とマゼンダ熱転写層とシアン熱転写層とが、前記支持体の長手方向に面順次に繰り返し設けられた熱転写層を有する熱転写記録媒体であって、
    前記マゼンダ熱転写層および前記シアン熱転写層が、それぞれ少なくとも2種以上の染料を含んでおり、
    前記マゼンタ熱転写層に含まれている全染料の1重量%以上10重量%以下を占める染料と、前記シアン熱転写層に含まれている全染料の20重量%以上80重量%以下を占める染料とが、同一の染料であることを特徴とする熱転写記録媒体。
  2. 支持体の一方の面に、少なくともイエロー熱転写層とマゼンダ熱転写層とシアン熱転写層とが、前記支持体の長手方向に面順次に繰り返し設けられた熱転写層を有する熱転写記録媒体の製造方法であって、
    前記イエロー熱転写層を形成する工程と、
    前記支持体の一方の面に、少なくとも2種以上の染料を含む塗液を塗布し、乾燥させて、前記マゼンダ熱転写層を形成する工程と、
    前記支持体の一方の面に、少なくとも2種以上の染料を含む塗液を塗布し、乾燥させて、前記シアン熱転写層を形成する工程と、
    前記イエロー熱転写層と前記マゼンダ熱転写層と前記シアン熱転写層とをさらに乾燥させる工程とを備え、
    前記マゼンタ熱転写層に含まれている全染料の1重量%以上10重量%以下を占める染料と、前記シアン熱転写層に含まれている全染料の20重量%以上80重量%以下を占める染料とが、同一の染料であることを特徴とする熱転写記録媒の製造方法。
  3. 前記イエロー熱転写層と前記マゼンダ熱転写層と前記シアン熱転写層とを乾燥させるときの温度が、50℃以上90℃以下であることを特徴とする請求項2に記載の熱転写記録媒の製造方法。
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