JP4816518B2 - 熱転写シート - Google Patents
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Description
本発明によれば、前記下引き層がビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂とコロイド状無機顔料超微粒子を主成分として形成されていることにより、熱転写の印画における転写感度が高く、高濃度の印画が得られ、熱転写画像の鮮明性が高く、且つ高温、高湿下における保存後、印画における異常転写を防ぎ、更には、イエロー、マゼンタ、シアンの3色の染料を順次重ねた黒色の高濃度部においての「コゲ」の現象を少なくし、充分に満足できる印画物が得られる熱転写シートを提供することが可能になる。
本発明に係る熱転写シートにおいては、前記下引き層の塗工量が、乾燥時で0.15〜0.25g/m2の範囲内であることが、よりコゲが生じ難い点から好ましい。
ここで、上記主成分とは、本発明の効果を損なわない限り、上記ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂と超微粒子の他に、更に他の成分が添加されていても良い旨を表し、上記ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂と超微粒子の合計量が固形分の50重量%超過で含まれる意味である。上記ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂と超微粒子の合計量は、より好ましくは90重量%以上、より更に好ましくは95重量%以上である。
図1に本発明の熱転写シートの一つである実施の最良の形態を示し、基材1の一方の面にサーマルヘッドの滑り性を良くし、かつスティッキングを防止する耐熱滑性層4を設け、基材1の他方の面に、ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂とコロイド状無機顔料超微粒子を主成分として含有する下引き層2、染料層3を順次形成した構成である。
(基材)
本発明で用いる熱転写シートの基材1としては、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればいずれのものでも良く、例えば、0.5〜50μm、好ましくは1〜10μm程度の厚さのポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルフィドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等が挙げられる。
本発明の熱転写シートにおける基材と染料層との間に設けるビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂とコロイド状無機顔料超微粒子を主成分として形成されている下引き層2は、コロイド状無機顔料超微粒子として、従来公知の化合物が使用できる。例えば、シリカ(コロイダルシリカ)、アルミナ或はアルミナ水和物(アルミナゾル、コロイダルアルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物又はその水和物、疑ベーマイト等)、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン等が挙げられる。特に、アルミナゾルが好ましく用いられる。下引き層には、これらのコロイド状無機顔料超微粒子を、同一種類の条件で使用するだけでなく、アルミナゾルとコロイダルシリカのように、異なる種類のものを混合してもよい。これらのコロイド状無機顔料超微粒子の大きさは、一次平均粒径で100nm以下、好ましくは50nm以下であり、特に3〜30nmで用いることが好ましく、これにより、下引き層の機能を充分に発揮できる。本発明におけるコロイド状無機顔料超微粒子の形状は、球状、針状、板状、羽毛状や、無定形等、如何なる形状であってもよい。また、水系溶媒にゾル状に分散しやすいように酸性タイプに処理したもの、微粒子電荷をカチオンにしたものや、微粒子を表面処理したもの等が使用できる。
本発明の熱転写シートは、一方の面に耐熱滑性層を設けた基材の他方の面に、上記の下引き層を介して、染料層3を設けたものである。該染料層は1色の単一層で構成したり、あるいは色相の異なる染料を含む複数の染料層を、同一基材の同一面に面順次に、繰り返し形成することも可能である。染料層は、熱移行性染料を任意のバインダーにより担持してなる層である。使用する染料としては、熱により、溶融、拡散もしくは昇華移行する染料であって、従来公知の昇華転写型熱転写シートに使用されている染料は、いずれも本発明に使用可能であるが、色相、印字感度、耐光性、保存性、バインダーへの溶解性等を考慮して選択する。
本発明の熱転写シートは基材の一方の面に、サーマルヘッドの熱によるステッキングや印字しわ等の悪影響を防止するため、耐熱滑性層4を設ける。上記の耐熱滑性層を形成する樹脂としては、従来公知のものであればよく、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタン又はエポキシのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロースナイトレート樹脂、セルロースアセテートプロピオネート樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロースアセテートヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロース樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。
(実施例1)
基材として、厚さ4.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)上に、下記組成の下引き層塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥塗布量が表1に記載した数値になるように塗布、乾燥して、下引き層を形成した。その下引き層の上に、下記組成の染料層塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥塗布量が0.7g/m2になるように塗布、乾燥して染料層を形成し、実施例1の熱転写シートを作製する。尚、上記基材の他方の面に、予め下記組成の耐熱滑性層塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥塗布量が1.0g/m2になるように塗布、乾燥して、耐熱滑性層を形成しておいた。
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 28部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−735、ISP社製、固形分50%)
1.4部
純水(正起薬品工業(株)製) 22.7部
イソプロピルアルコール 47.9部
C.I.ソルベントブルー63 6.0部
ポリビニルブチラール樹脂 3.0部
(エスレックBX−1 積水化学工業(株)製)
メチルエチルケトン 45.5部
トルエン 45.5部
ポリビニルブチラール樹脂 13.6部
(エスレックBX−1 積水化学工業(株)製)
ポリイソシアネート硬化剤 0.6部
(タケネートD218 武田薬品工業(株)製)
リン酸エステル 0.8部
(プライサーフA208S 第一工業製薬(株)製)
メチルエチルケトン 42.5部
トルエン 42.5部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例2の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液2>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 28部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−635、ISP社製、固形分50%)
1.4部
純水(正起薬品工業(株)製) 22.7部
イソプロピルアルコール 47.9部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例3の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液3>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 28部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−535、ISP社製、固形分50%)
1.4部
純水(正起薬品工業(株)製) 22.7部
イソプロピルアルコール 47.9部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例4の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液4>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 28部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−335、ISP社製、固形分50%)
1.4部
純水(正起薬品工業(株)製) 22.7部
イソプロピルアルコール 47.9部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例5の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液5>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 24.5部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−335、ISP社製、固形分50%)
2.1部
純水(正起薬品工業(株)製) 26.2部
イソプロピルアルコール 47.2部
実施例5で作製した熱転写シートにおいて、下引き層の乾燥塗工量を表1に示した数値にした以外は、実施例5と同様にして、実施例6の熱転写シートを作製した。
実施例5で作製した熱転写シートにおいて、下引き層の乾燥塗工量を表1に示した数値にした以外は、実施例5と同様にして、実施例7の熱転写シートを作製した。
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例8の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液6>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 21部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−335、ISP社製、固形分50%)
2.8部
純水(正起薬品工業(株)製) 29.4部
イソプロピルアルコール 46.8部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例9の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液7>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 24.5部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−535、ISP社製、固形分50%)
2.1部
純水(正起薬品工業(株)製) 26.2部
イソプロピルアルコール 47.2部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例10の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液8>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 24.5部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−735、ISP社製、固形分50%)
2.1部
純水(正起薬品工業(株)製) 26.2部
イソプロピルアルコール 47.2部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例11の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液9>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 31.5部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−335、ISP社製、固形分50%)
0.7部
純水(正起薬品工業(株)製) 19.9部
イソプロピルアルコール 39.9部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、実施例1と同様にして、実施例12の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液10>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 17.5部
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−335、ISP社製、固形分50%)
3.5部
純水(正起薬品工業(株)製) 32.5部
イソプロピルアルコール 46.5部
実施例1と同条件のPETフィルムの基材を用い、かつその基材の他方の面に、実施例1と同様の耐熱滑性層を予め形成しておいた。その基材の耐熱滑性層の設けられている面と反対面に、下記組成の下引き層塗工液11をグラビアコーティングにより、乾燥塗布量が表1に記載した数値になるように塗布、乾燥して下引き層を形成した。さらに、その下引き層の上に、実施例1と同様に染料層を形成し、比較例1の熱転写シートを作製する。
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 35部
純水(正起薬品工業(株)製) 16.75部
イソプロピルアルコール 48.25部
比較例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層の乾燥塗工量を表1に示した数値にした以外は、比較例1と同様にして、比較例2の熱転写シートを作製した。
比較例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、比較例1と同様にして、比較例3の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液12>
アルミナゾル(アルミナゾル200、羽毛状形態、日産化学工業(株)製、固形分10%) 24.5部
ポリビニルピロリドン樹脂(K−90、ISP社製) 1.05部
純水(正起薬品工業(株)製) 26.2部
イソプロピルアルコール 48.25部
比較例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、比較例1と同様にして、比較例4の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液13>
ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合樹脂(E−335、ISP社製、固形分50%)
7.0部
純水(正起薬品工業(株)製) 46.5部
イソプロピルアルコール 43.0部
比較例1で作製した熱転写シートにおいて、下引き層を下記組成にした以外は、比較例1と同様にして、比較例5の熱転写シートを作製した。
<下引き層塗工液14>
酢酸ビニル樹脂(HR−3010、クラレ社製) 3.5部
純水(正起薬品工業(株)製) 48.25部
イソプロピルアルコール 48.25部
上記に作製した熱転写シートを用いて、常温で保管された熱転写シートの染料層の上に、縦200mm×横12mmのセロテープ(登録商標)を親指で2往復、擦り付けて、貼って、その後すぐに、剥がしたときのテープ側における、染料層の付着の有無を調べることにより評価した。
○:染料層の付着が認められない。
△:染料層の付着がわずかに認められる。
×:染料層の付着が全面に認められる。
上記に作製した熱転写シートを40℃90%RHの条件の環境下に、100時間保存した後に、室温に24時間放置後に上記の接着性評価と同様に、評価した。
評価は以下の基準にて行なった。
○:染料層の付着が認められない。
△:染料層の付着がわずかに認められる。
×:染料層の付着が全面に認められる。
上記の各実施例及び比較例で作製した熱転写シートを40℃90%RHの条件の環境下に、100時間保存した後に、45℃60%RH環境にて、OLYMPUS社製P−400プリンター用の専用熱転写受像シートと組み合わせて、印画物の全面がベタ(階調値255/255)である印画パターンを印画し、印画後、熱転写シートの染料層と熱転写受像シートが融着するか、あるいは染料層ごと熱転写受像シートに転写する、いわゆる異常転写が生じるか目視にて調べた。
(印画条件)
サーマルヘッド;F3598(東芝ホクト電子株式会社製)
発熱体平均抵抗値;5176(Ω)
主走査方向印字密度;300dpi
副走査方向印字密度;300dpi
印加電力;0.11(w/dot)
1ライン周期;2.0(msec.)
パルスDuty;85%
印字開始温度;35.5(℃)
○:染料層と熱転写受像シートとが熱融着せず、また異常転写が生じない。
×:染料層と熱転写受像シートとが熱融着するか、あるいは異常転写が生じる。
上記に作製した各実施例及び比較例の熱転写シートを用いて、OLYMPUS社製P−400プリンター用の専用熱転写受像シートと組み合わせて、下記条件にて、イエロー、マゼンタ、シアンの順に3色の染料を順次重ねて黒ベタ印画を行い、目視にて黒ベタ印画物のコゲ発生を確認した。また、その時使用したイエロー、マゼンタ及び保護層の熱転写シートはアルテックエーディーエス株式会社製 MEGA PIXELIII用の熱転写シートを使用した。3色重ねの黒色の反射濃度測定はマクベス反射濃度計RD−918にて、任意のコゲの生じていない箇所の黒色の反射濃度を測定した。
(印画条件)
サーマルヘッド;F3598(東芝ホクト電子株式会社製)
発熱体平均抵抗値;5323(Ω)
主走査方向印字密度;300dpi
副走査方向印字密度;300dpi
印加電力;0.11(w/dot)
1ライン周期;0.7(msec.)
パルスDuty;96%
印字開始温度;28(℃)
5:印画物全面積の50%以上でコゲが確認される。
4:印画物全面積の約40%の割合でコゲが確認される。
3:印画物全面積の約30%の割合でコゲが確認される。
2:印画物全面積の約10%の割合でコゲが確認される。
1:コゲが目視では確認できない。
但し、コゲとは、イエロー、マゼンタ、シアンの各染料層からの染料の3色と最後に保護層転写シートから転写させる保護層を順次に重ねて、黒色の熱転写画像を形成した時の黒色の高濃度部で発生する画質不良、すなわち転写時に熱転写受像シートの受容層が熱転写シート側に融着することで黒色部の色相変動が起こり(黒ベタかすれ)、その結果印画物表面がマット化し、光沢感が無くなる現象である。
2 下引き層
3 染料層
4 耐熱滑性層
Claims (3)
- 基材の一方の面に耐熱滑性層を設け、該基材の他方の面に下引き層、染料層を順次形成した熱転写シートにおいて、該下引き層はビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂とコロイド状無機顔料超微粒子を主成分として形成されていて、前記コロイド状無機顔料超微粒子とビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂との含有割合は、固形分重量比で、コロイド状無機顔料超微粒子/ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体樹脂=8/2〜6/4であることを特徴とする熱転写シート。
- 前記ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体における重合割合がモル比で、ビニルピロリドン/酢酸ビニル=70/30〜30/70であることを特徴とする請求項1に記載する熱転写シート。
- 前記下引き層の塗工量が、乾燥時で0.15〜0.25g/m2の範囲内であることを特徴とする請求項1又は2に記載する熱転写シート。
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