JP2009220395A - 熱転写記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱転写記録媒体の熱転写層に含有する染料や添加剤等が背面に移行後、再度熱転写層に移行せず、熱転写記録媒体のブロッキングを防止し、印画時に熱転写層表面が被熱転写体表面と対面する際の熱による被熱転写体表面への過度の融着を防止しつつ、高感度でムラのない転写を行うことを課題とする。
【解決手段】支持体上に少なくとも保護層を設けた熱転写記録媒体において、該保護層は少なくともバインダー、及び粒子を含有し、該粒子の表面全体がバインダーによって被覆され、かつ、該保護層表面の一部ないし全部が凹凸形状を有することを特徴とする熱転写記録媒体。
【選択図】図5

Description

本発明は、被熱転写体上に文字または画像を形成するための熱転写層を有する熱転写記録媒体に関する。特に、被熱転写体上に形成した文字または画像を保護するための保護層を有する熱転写記録媒体に関する。
従来から、文字または画像等を被転写体に形成する方式として、昇華型熱転写方式または溶融型熱転写方式等が採用されている。例えば、昇華型熱転写方式の場合、支持体上に染料やバインダー等を含む熱転写層等を設けた熱転写記録媒体の熱転写層表面と、他の支持体上に染料を受容する受容層を設けた被熱転写体の受容層表面とを互いに重ね合わせ、熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面から文字または画像情報により温度制御されたサーマルヘッド等により加熱して、熱転写層中の染料を昇華させ、受容層へ移行させることで、所望の文字または画像を形成する。
一方、溶融型熱転写方式の場合、支持体上に顔料やワックス等を含む熱溶融性の熱転写層を設けた熱転写記録媒体の熱転写層表面と、他の支持体上に受容層を設けた被熱転写体の受容層表面とを互いに重ね合わせ、サーマルヘッド等により加熱することで、熱転写層を融着させ、受容層へ移行させることで、所望の文字または画像を形成する。
文字または画像を形成した後は、その表面に保護層を形成することで印画物の耐久性や耐候性などを向上させることができる。
上記の方式のうち、昇華型熱転写方式は、文字や図表などのモノクロプリントや、デジタルカメラ画像またはコンピューターグラフィックス画像などのカラープリントに広く採用されている。
ところで、印画時に熱転写層表面が被熱転写体表面と対面する際に、熱による被熱転写体表面への過度の融着による離型性の不足や、それに伴う画像の乱れ等が問題となることが多い。また、熱転写記録媒体は巻き軸に巻かれたロール状でプリンター内に設置され、熱転写層表面と熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面とが接触した状態で保持されるが、保持された時間が長時間に及んだり、巻き圧が大きかったりする場合、熱転写記録媒体の熱転写層に含有する染料や添加剤等が熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面に移行(裏移り)し、その移行した染料や添加剤が再度熱転写層表面に移行する問題が生じる。さらに、印画時に熱転写記録媒体が巻き出されたときに熱転写層表面と熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面とがブロッキングしてしまい、熱転写記録媒体のプリンター内での走行に不具合が生じる場合がある。
上記のような問題を解決するために、多くの方法が提案されている。例えば、特許文献1では、色材層が昇華性染料と結着剤の他に1次粒子の平均径が0.1μm以下の超微粒子と平均径が0.5μm以上の粒子とを含んで構成されることで、エネルギー印加部分の記録のぬけとエネルギーを印加しない部分の染料の昇華または飛散による中間調領域でのみだれを発生させないことを提案している。
特許文献2では、熱転写層中に固体滑材を添加することで熱転写シートの熱転写層と被熱転写シートの受容層との間の摩擦を小さくし、その摩擦熱による熱転写層の受容層への融着を防止する方法を提案している。
特許文献3によれば、染料層に平均粒径が30μm未満であり融点が125℃より高い1種以上の粒状ポリプロピレンワックスを含有することで、プリント上の欠陥を除去、軽減し、かつ十分な光沢を生み出すことができる方法を提案している。
特許文献4では、染料層がマイクロパウダータイプポリエチレンワックスを含有することで、染料の移行が粒子によって阻害されることなく、受像シートに対して良好な滑り性、剥離性及び熱転写シートの保存性が得られることを提案している。
特許文献5では、基材フィルム上に染料とバインダーとからなる染料層を設けてなる熱転写シートにおいて、上記染料層が粒径1.0μm以下の微粒子と粒径5μm以上で熱溶融性の微粒子とを含有させることで、背面層と染料層のブロッキングや、塗工液の塗工適性の低下、あるいは画像形成時に形成される画像の荒れを防止することを提案している。
特許文献6では、保護層を構成する熱転写性樹脂層の最表面を、樹脂微粒子により微細に粗面化することにより、保護層転写フィルムを巻取り保存した時にも、フィルム同士の密着を防止し、保存性を向上できることを提案している。
特開昭61−175090号公報 特開昭63−27291号公報 特開平2−160588号公報 特開平6−40171号公報 特開平7−47774号公報 特開平8−282141号公報
しかしながら、特許文献1に提案されている方法では、超微粒子により熱伝導の均一化は図れるものの、粒径の異なる2種の粒子を入れることで染料層中の粒子の分散が不十分になりやすく熱転写時の受容層への染料移行の際に局所的なムラが生じ、また、転写画像が粗くなり色再現性や解像度が低下するという問題が生じる。
また、特許文献2に提案されている方法では、粒子の硬度や融点によっては、転写画像が粗くなり、色再現性や解像度が低下する場合があり、実施例で使用している0.5μm程度の粒子では、熱転写シートの熱転写層表面と熱転写シートの熱転写層を設けていない面とのブロッキングの問題は解消されない。
また、特許文献3に提案されている方法では、融点が高いため、転写時の離型性が問題になる。また、特許文献4に提案されている方法では、受像シートに対する滑り性、剥離性及び熱転写シートの保存性は向上するが、転写時の染料移行性がポリエチレンワックスにより阻害され、十分な感度が得られない。
また、特許文献5に提案されている方法では、粒径の異なる2種の粒子を入れることで染料層中の粒子の分散が不十分になりやすく、熱転写時の受容層への染料移行の際に局所的なムラが生じ、形成される画像に影響を与える場合がある。また、特許文献6に提案されている方法では、単に樹脂微粒子により微細に粗面化しても粒子が表面に露出してしまうと、熱転写性樹脂層が十分に転写されない。
上記の問題点に鑑み、熱転写記録媒体が巻き軸に巻かれたロール状で長時間保持されても、熱転写記録媒体の熱転写層に含有する染料や添加剤等が、熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面に移行後、再度熱転写層に移行する現象を防止して、かつ、熱転写層表面と熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面とのブロッキングを防止し、さらに、印
画時に熱転写層表面が被熱転写体表面と対面する際の熱による被熱転写体表面への過度の融着を防止しつつ、高感度でムラのない転写を行うことを目的とするものである。
本発明者らは、熱転写層である保護層に含まれる粒子が保護層表面の一部を押し上げることにより、保護層表面の一部ないし全部を凹凸形状にすることで、上記課題を達成することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1記載の発明は、支持体上に少なくとも保護層を設けた熱転写記録媒体において、該保護層は少なくともバインダー、及び粒子を含有し、該粒子の表面全体がバインダーによって被覆され、かつ、該保護層表面の一部ないし全部が凹凸形状を有することを特徴とする熱転写記録媒体である。
請求項2記載の発明は、保護層の構成要素である接着層が粒子を含有することを特徴とする、請求項1に記載の熱転写記録媒体である。
請求項3記載の発明は、該粒子の平均粒子径をr、該接着層の膜厚をh1とすると、r/h1の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項2に記載の熱転写記録媒体である。
0.5≦r/h1≦1.0
請求項4記載の発明は、保護層の構成要素である剥離層が粒子を含有することを特徴とする、請求項1に記載の熱転写記録媒体である。
請求項5記載の発明は、支持体上に、剥離層を設けた、又は離型層及び剥離層をこれらの順に積層した保護層において、該剥離層の膜厚をh2とすると、r/h2の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項4に記載の熱転写記録媒体である。
0.5≦r/h2≦1.0
請求項6記載の発明は、支持体上に、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した、又は離型層、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した保護層において、r/(h1+h2)の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項4に記載の熱転写記録媒体である。
0.5≦r/(h1+h2)≦1.0
請求項7記載の発明は、保護層の構成要素である離型層が粒子を含有することを特徴とする、請求項1に記載の熱転写記録媒体である。
請求項8記載の発明は、支持体上に、離型層及び剥離層をこれらの順に積層した保護層において、該離型層の膜厚をh3とすると、r/(h2+h3)の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項7に記載の熱転写記録媒体である。
0.5≦r/(h2+h3)≦1.0
請求項9記載の発明は、支持体上に、離型層、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した保護層において、r/(h1+h2+h3)の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項7に記載の熱転写記録媒体である。
0.5≦r/(h1+h2+h3)≦1.0
請求項10記載の発明は、剥離層又は接着層の少なくともいずれか一方が紫外線吸収剤を含有することを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の熱転写記録媒体である。
請求項11記載の発明は、保護層が離型剤を含有することを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の熱転写記録媒体である。
本発明の熱転写記録媒体を用いることにより、熱転写記録媒体が巻き軸に巻かれたロール
状で長時間保持されても熱転写層に含有される添加剤等が熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面に移行せず、かつ、熱転写層表面と熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面とのブロッキングを防止し、さらに、印画時に熱転写層表面が被熱転写体表面と対面する際の熱による被熱転写体表面への過度の融着を防止しつつ、高感度でムラのない転写を行うという効果を発現する。
以下、本発明の一実施形態について図を用いてさらに詳細に説明する。図1から図4は本発明の熱転写記録媒体の一実施形態の断面模式図である。図5は本発明の熱転写記録媒体の一実施形態の粒子を含有した保護層の断面模式図である。図6は粒子を含有した保護層(比較例)の断面模式図である。
図1は本発明の熱転写記録媒体1の断面図である。熱転写記録媒体1は、支持体2と保護層7からなる。支持体2は、従来から熱転写記録媒体の基材として使用されているものと同等なものを使用することができ、機械的強度、柔軟性、耐熱性などを有することが好ましい。具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、セロファン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリイミド、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン等のプラスチックフィルム、コンデンサーペーパー、パラフィン紙等の紙類を挙げることができるが、特に好ましいのはポリエチレンテレフタレートである。支持体2の厚みは2〜25μm、より好ましくは2〜12μmである。
また、サーマルヘッドの熱による支持体2の熱収縮や、サーマルヘッドとの摩擦による支持体2の破断を防止するために、支持体2の熱転写層3の反対側の面に耐熱滑性層を設けてもよい。耐熱滑性層に用いられる材料としては、セルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル樹脂、ポリウレタン系樹脂が挙げられる。耐熱性を向上させる目的で、架橋剤を併用してもよい。また、滑性を向上させる目的でシリコーンオイル等の滑剤等を併用してもよく、上記樹脂をシリコーン変性等したものを使用してもよい。
また、支持体2と耐熱滑性層との間の密着性を向上させるために、支持体2の上に易接着層を設け、その上に耐熱滑性層を設けてもよい。逆に、耐熱滑性層を設けない場合は、支持体2のサーマルヘッドと接する面の表面粗さを種々の方法で調整することで耐熱性や滑性を向上させてもよい。
転写保護層6は、文字や画像を形成した被熱転写体上に、熱転写記録媒体1の転写保護層6の反対側の面からサーマルヘッドによる加熱により転写され、文字や画像を保護するための層である。転写保護層6を構成する層は、図1又は2のように剥離層4単体の場合や、図3又は4のように剥離層4及び接着層5の場合がある。ここで接着層5は、文字や画像を形成した被熱転写体表面と剥離層との間の接着性を向上させるための層である。
また、熱転写時に支持体面からの離型性を向上させるために、図2又は4のように、支持体2と転写保護層6との間に離型層3を設けてもよい。熱転写時は、離型層3と転写保護層6との間で剥離が生じ、転写保護層6のみが被熱転写体表面に転写される。なお、本発明では、図1から4のように支持体2上に設けられた1又は2以上の層を総称して保護層7とする。
本発明の離型層3を形成する樹脂としては、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂の1種または2種以上を混合し、硬化させたものを使用することが出来る。通常離型層の厚みは、0.1μm〜2μmである。
本発明の剥離層4に使用される樹脂としては、セルロース誘導体、スチレン樹脂、スチ
レン共重合樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩ビ・酢ビ共重合体、エチレン・酢ビ共重合体、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポリアミド樹脂、石油樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン樹脂のうち1種又は2種以上を用いることが出来る。通常剥離層の厚みは0.5μm〜3μmである。
本発明の接着層5に使用される樹脂としては、セルロース誘導体、スチレン樹脂、スチレン共重合樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩ビ・酢ビ共重合体、エチレン・酢ビ共重合体、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポリアミド樹脂、石油樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン樹脂の1種又は2種以上を用いることが出来る。
本発明の保護層7は、少なくとも粒子8を含有する。粒子を含有した保護層7の断面図を図5に示す。本発明の保護層の特徴として、該粒子により保護層表面の一部が押し上げられることによって、該粒子が露出することなく凹凸形状を有することが好ましい。つまり、保護層7に含まれる粒子が存在することにより、保護層7の表面が隆起する形状を有することが好ましい。逆に、図6のように保護層表面から粒子が露出する形状は、熱転写時に局所的なムラが生じるため、好ましくない。
また、粒子8は保護層7中に含まれていればよく、保護層を構成する離型層3、剥離層4、接着層5いずれかの層に含まれていればよい。
図5及び6に示した粒子は球状をなしているが、これは一例であり、球状、非球状は問わない。粒子により熱転写層表面の一部が押し上げられることによって、該粒子が露出することなく凹凸形状を有していればよい。
また、平均粒子径は、図5のように保護層表面から粒子自身が露出しない大きさであればよいが、保護層7を形成する熱転写層用インキ中に含まれる粒子の含有量やその塗布量によって露出の有無が異なる。
従って、保護層の構成要素である接着層が粒子を含有する場合、該粒子の平均粒子径をr、該接着層の膜厚をh1とすると、r/h1の値が、0.5≦r/h1≦1.0を満たすことが好ましい。r/h1の値が0.5より小さい場合、熱転写層表面の隆起が小さくなり、被熱転写体表面に対する離型性の低下やブロッキングが生じる。
保護層の構成要素である剥離層が粒子を含有する場合、支持体上に、剥離層を設けた、又は離型層及び剥離層をこれらの順に積層した保護層において、該剥離層の膜厚をh2とすると、r/h2の値が、0.5≦r/h2≦1.0を満たすことが好ましい。また、支持体上に、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した、又は離型層、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した保護層において、r/(h1+h2)の値が0.5≦r/(h1+h2)≦1.0を満たすことが好ましい。r/h2、又はr/(h1+h2)の値が0.5より小さい場合、熱転写層表面の隆起が小さくなり、被熱転写体表面に対する離型性の低下やブロッキングが生じる。
保護層の構成要素である離型層が粒子を含有する場合、支持体上に、離型層及び剥離層をこれらの順に積層した保護層において、該離型層の膜厚をh3とすると、r/(h2+h3)の値が、0.5≦r/(h2+h3)≦1.0を満たすことが好ましい。また、支持体上に、離型層、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した保護層において、r/(h1+h2+h3)の値が、0.5≦r/(h1+h2+h3)≦1.0を満たすことが好ましい。r/(h2+h3)、又はr/(h1+h2+h3)の値が0.5より小さい場合、熱転写層表面の隆起が小さくなり、被熱転写体表面に対する離型性の低下やブロッキングが生じる
なお、図5又は6のhは、該粒子を含む層単体、又は該粒子を含む層とその上に積層した1又は2の層全体の層厚みであり、r/hの最大値は1.0である。また、h′は粒子が存在しない部分の層厚みである。
該粒子は有機系粒子又は無機系粒子どちらでもよく、粒子により熱転写層表面の一部が押し上げられることによって、該粒子が露出することなく凹凸形状を有していればよい。また、該粒子は1種類でも、2種以上を混ぜ合わせて使用してもよい。
転写保護層6は、紫外線吸収剤を含有してもよい。転写保護層とともに被熱転写体に転写することで、印画物の耐候性が向上する。必要に応じて、界面活性剤、ブロッキング防止剤、酸化防止剤、帯電防止剤等を添加してもよく、これらの機能を有した層を積層してもよい。
保護層7は離型剤を含有してもよい。離型剤を含有させると、保護層表面の形状による離型性がさらに向上し、転写保護層と支持体又は離型層との剥離性も向上する。例えば、シリコーン系、フッ素系、リン酸エステル系、といった各種オイルや、界面活性剤や、金属酸化物、シリカ、等の各種フィラー等が使用できる。中でも、シリコーンオイルを使用することが好ましい。
保護層7を構成する各層は、熱転写層を形成する塗液をバーコート、ブレードコート、エアナイフコート、グラビアコート、ロールコート等の通常のウェットコーティング法や通常の印刷法によって支持体2上に塗布し、乾燥して熱転写層を形成することが出来る。
転写保護層6は、支持体上に保護層のみを設けてなる熱転写カバーシートから転写されてもよく、また、支持体上にイエロー、マゼンタ、シアンの各色を構成する熱転写層と同一面上に保護層を設けてなる熱転写記録媒体から転写されてもよい。
イエロー、マゼンタ、シアンの各色を構成する熱転写層は、色材、バインダーを含有する。例えば、熱転写層が昇華性染料を含む場合、染料としては従来公知のものを用いることができる。具体的には、イエローとしては、カヤセットイエローAG、カヤセットイエローTDN、PYT52、プラストイエロー8040、ホロンブリリアントイエローS6GLPI等が挙げられる。マゼンタとしては、カヤセットレッドB、カヤセットレッド130、セレスレッド7B、マクロレックスレッドバイオレットR等を挙げられる。シアンとしては、カヤセットブルー714、セレスブルーGN、MSブルー50等が挙げられる。
昇華性染料との組み合わせで熱転写層に用いるバインダーとしては、従来公知のものが使用でき、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、スチレン−アクリルニトリル共重合樹脂、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリカーボネート等の耐熱性、染料移行性等に優れた樹脂が使用できる。
昇華性染料との組み合わせで熱転写層に用いるバインダーのガラス転移温度としては、50℃以上が好ましく、ガラス転移温度が50℃以下であると、熱転写時に熱転写層が被熱転写体に融着しやすくなったり、熱転写記録媒体の保存性に問題が生じたりするため好ましくない。さらに、熱転写層に含まれる昇華性染料とバインダーとの比率は、100:50〜100:300が好ましい。
一方、熱転写層が熱溶融性を有する溶融転写層の場合、熱転写層は色材、バインダー、ワックスを含有する。該色材は、公知の顔料を用いることができる。例えば、ブラック単色印字用としてはカーボンブラックが好ましく、多色印字用としては、イエロー、マゼンタ、シアンを形成する顔料及びこの3色の顔料にブラックを加えた4色の顔料を使用する。これら顔料は、1種類もしくは2種類以上組み合わせて使用することも可能である。
溶融転写層に使用する有機顔料の例としては、フタルイミド系イエロー、べンズイミダゾロンオレンジ、スルホアミドイエロー、ベンズイミダゾロンイエロー等のアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ジケトピロロピロール、キノフタロン、イソインドリノン、ジアミノジアントラキノン等が挙げられる。
溶融転写層に使用するバインダーとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド樹脂、ロジン系誘導体、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。また、ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス、モンタンワックス、ポリエチレンワックス、エステルワックス、酸化ワックス等が用いられる。
被熱転写体は、支持体及び受容層とからなる。この支持体は、熱転写記録媒体の基材として使用されているものと同等なものを使用することができ、機械的強度、柔軟性、耐熱性などを有することが好ましい。具体的には、ポリエチレンテフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルや、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリサルファン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、芳香族ポリアミド、アラミドフィルムなどのプラスチックフィルム、上質紙、コート紙、合成紙などの紙基材等が挙げられる。支持体の厚みには特に限定はないが、一般的には25〜250μm、さらには75〜200μmが好ましい。
また、受容層としては、熱転写層に昇華性染料を用いる場合には、例えば、染着性を有するブチラール樹脂、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリカプロラクトン、ポリビニルアセタール、エポキシ、ケトン、或いはこれらの変性樹脂やブレンド品などの熱可塑性樹脂や、これらの架橋生成物、等を使用することができる。これらは単独でも2種以上を混合してもよい。受像層の膜厚は、薄すぎると画像の反射濃度が低下し、十分な画像を形成することが困難になる。一方、厚すぎると色のにじみ等の画像品位の低下が生じる。従って、一般的には1〜30μm、好ましくは3〜10μmとする。
この場合の受像層には、画像形成時の熱転写記体への熱融着を防止する目的で、種々の離型剤を含有させることが好ましい。このような離型剤としては、公知の離型剤を適宜選択して使用することができる。例えば、シリコーン系、フッ素系、リン酸エステル系、といった各種オイルや、界面活性剤や、金属酸化物、シリカ、等の各種フィラー等が使用でき、中でも、シリコーンオイルを使用することが好ましい。また、その添加量は、受像層の構成条件により異なるが、一般的には、1〜30重量%で配合することが好ましい。
以下、本発明の一実施形態についての実施例について説明する。
<実施例1>
下記組成の熱転写層用インキ組成物を調製し、裏面に耐熱滑性処理を施した厚み4.5μmのポリエチレンテレフタレートフイルムに、乾燥後の熱転写層の膜厚が3.0μmになるように塗布及び乾燥して熱転写記録媒体を得た。
〔熱転写層用インキ〕
〔イエロー層〕
・イエロー染料 5.0部
・シリコーン微粒子
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製
トスパール120、平均粒子径:2.0μm) 0.3部
・ブチラール樹脂(積水化学工業社製 、エスレックBX−1) 5.0部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
〔マゼンタ層〕
・マゼンタ染料 5.0部
・シリコーン微粒子
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製
トスパール120、平均粒子径:2.0μm) 0.3部
・ブチラール樹脂(積水化学工業社製 、エスレックBX−1) 5.0部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
〔シアン層〕
・シアン染料(日本化薬社製、カヤセットブルー714) 5.0部
・シリコーン微粒子
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製
トスパール120、平均粒子径:2.0μm) 0.3部
・ブチラール樹脂(積水化学工業社製 、エスレックBX−1) 5.0部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
また、熱転写層と同一面上で、かつ上記熱転写層用インキによりイエロー層、マゼンタ層、シアン層を順次設けた後に、下記組成の保護層用インキ組成物を離型層、剥離層、接着層の順に積層し、乾燥後の膜厚がそれぞれ1.0μm、1.0μm、3.0μmとなるように保護層を形成した。
〔離型層〕
・シリコーン樹脂 30.0部
・トルエン 35.0部
・メチルエチルケトン 35.0部
〔剥離層〕
・変性アクリル樹脂 30.0部
・トルエン 35.0部
・メチルエチルケトン 35.0部
〔接着層〕
・変性アクリル樹脂 30.0部
・シリコーン微粒子
(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製
トスパール120、平均粒子径:2.0μm) 0.3部
・トルエン 35.0部
・メチルエチルケトン 35.0部
次に、基材シートとして発泡ポリプロピレンフィルム(厚み:50μm)/接着樹脂層/コート紙(坪量:108g/m2 )/接着樹脂層/発泡ポリプロピレンフィルム(厚み:50μm)を用い、この片方の面に下記の受容層用インキを乾燥後の膜厚が4μmとなるように塗布、乾燥を行い、その後45℃で1週間エージングを行い、受容層付きの被熱転写体を得た。
〔受容層用インキ〕
・塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体
(日信化学工業社製、ソルバインA) 50.0部
・シリコーンオイル
(信越化学工業社製、KF393) 2.0部
・メチルエチルケトン 25.0部
・トルエン 25.0部
<実施例2>
実施例1の接着層の膜厚を3.5μmになるように塗布量を調整したほかは、実施例1と同様にして本発明の熱転写記録媒体を得た。
<実施例3>
実施例1の接着層の膜厚を4.0μmになるように塗布量を調整したほかは、実施例1と同様にして本発明の熱転写記録媒体を得た。
<実施例4>
実施例1のシリコーン微粒子の平均粒子径を3.0μm(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製 トスパール130)に変更したほかは、実施例1と同様にして本発明の熱転写記録媒体を得た。
<比較例1>
実施例1の接着層用インキに含まれるシリコーン微粒子の含有量を0.3部から0.5部に変更したほかは、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を得た。
<比較例2>
実施例1の接着層の膜厚を5.0μmになるように塗布量を調整したほかは、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を得た。
<比較例3>
実施例1のシリコーン微粒子の平均粒子径を4.5μm(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製 トスパール145)に変更し、接着層における粒子が存在しない部分の膜厚(h′)が3.0μmになるように塗布量を調整したほかは、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を得た。
得られた熱転写記録媒体の接着層表面の形状については、熱転写記録媒体をミクロトームで切断し、得られた断面の接着層表面付近を、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察した。これにより、粒子による接着層の隆起の有無を確認し、接着層の膜厚hを測定した。
次に、得られた熱転写記録媒体の熱転写層面と被転写体の受容層面とを重ね、サーマルヘッドを用いて染料を転写させ、次いで転写保護層を転写させることで画像形成を行った。
得られた画像に対して以下の評価を行った。結果を表1に示す。
〔評価項目〕
・転写時離型性:転写時に熱転写記録媒体の転写保護層が被転写体の受容面に過剰な貼り付きが生じるか否かを確認した。過剰な貼り付きが生じない場合は○、生じる場合は×、多少生じる場合は△で評価した。
・染料移行性:予め1kgの荷重をかけながら常温で200時間放置し染料を移行させた100mm×100mmの熱転写記録媒体の耐熱滑性層表面と保護層表面とを対向させ、1kgの荷重をかけながら常温で200時間放置し、その後の染料の保護層への移行の有
無を確認した。移行がない場合は○、ある場合は×、多少ある場合は△で評価した。
・ブロッキング:長時間ロール状に保存した熱転写記録媒体を巻き出したときに発生する剥離音を確認し、剥離音がない場合は○、剥離音ある場合は×、多少確認できる場合は△で評価した。
画像の荒れ:印画後の画像を目視で確認し、転写保護層の転写不良による画像の荒れが生じない場合は○、画像のあれが生じる場合は×、多少生じる場合は△で評価した。
以上の結果を表1に示す。
以上の結果の通り、本発明によると、熱転写記録媒体が巻き軸に巻かれたロール状で長時間保持されても熱転写記録媒体の熱転写層に含有する染料や添加剤等が熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面に移行し、その移行した染料や添加剤が再度熱転写層表面に移行する問題が生じず、かつ、熱転写層表面と熱転写記録媒体の熱転写層を設けていない面とのブロッキングを防止することが出来た。
さらに、印画時に熱転写層表面が被熱転写体表面と対面する際の熱による被熱転写体表面への過度の融着を防止しつつ、高感度でムラのない転写を行うことができた。比較例1及び比較例3からは粒子の添加量が多い場合と粒子径が大きい場合には粒子の露出が起こって十分な効果を発揮することができず、比較例2からは粒子径が接着層の乾燥後の膜厚よりも一定程度以上小さい場合にも効果が少ないことが確認された。
本発明の熱転写記録媒体の一実施形態の断面模式図である。 本発明の熱転写記録媒体の一実施形態の断面模式図である。 本発明の熱転写記録媒体の一実施形態の断面模式図である。 本発明の熱転写記録媒体の一実施形態の断面模式図である。 本発明の熱転写記録媒体の一実施形態の粒子を含有した保護層の断面模式図である。 粒子を含有した保護層(比較例)の断面模式図である。
符号の説明
1…熱転写記録媒体
2…支持体
3…離型層
4…剥離層
5…接着層
6…転写保護層
7…保護層
8a〜8f、8a′〜8f′…粒子

Claims (11)

  1. 支持体上に少なくとも保護層を設けた熱転写記録媒体であって、該保護層は少なくともバインダー、及び粒子を含有し、該粒子の表面全体がバインダーによって被覆され、かつ、該保護層表面の一部ないし全部が凹凸形状を有することを特徴とする熱転写記録媒体。
  2. 保護層の構成要素である接着層が粒子を含有することを特徴とする、請求項1に記載の熱転写記録媒体。
  3. 該粒子の平均粒子径をr、該接着層の膜厚をh1とすると、r/h1の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項2に記載の熱転写記録媒体。
    0.5≦r/h1≦1.0
  4. 保護層の構成要素である剥離層が粒子を含有することを特徴とする、請求項1に記載の熱転写記録媒体。
  5. 支持体上に、剥離層を設けた、又は離型層及び剥離層をこれらの順に積層した保護層において、該剥離層の膜厚をh2とすると、r/h2の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項4に記載の熱転写記録媒体。
    0.5≦r/h2≦1.0
  6. 支持体上に、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した、又は離型層、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した保護層において、r/(h1+h2)の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項4に記載の熱転写記録媒体。
    0.5≦r/(h1+h2)≦1.0
  7. 保護層の構成要素である離型層が粒子を含有することを特徴とする、請求項1に記載の熱転写記録媒体。
  8. 支持体上に、離型層及び剥離層をこれらの順に積層した保護層において、該離型層の膜厚をh3とすると、r/(h2+h3)の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項7に記載の熱転写記録媒体。
    0.5≦r/(h2+h3)≦1.0
  9. 支持体上に、離型層、剥離層及び接着層をこれらの順に積層した保護層において、r/(h1+h2+h3)の値が、下式を満たすことを特徴とする、請求項7に記載の熱転写記録媒体。
    0.5≦r/(h1+h2+h3)≦1.0
  10. 剥離層又は接着層の少なくともいずれか一方が紫外線吸収剤を含有することを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の熱転写記録媒体。
  11. 保護層が離型剤を含有することを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の熱転写記録媒体。
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JP2011212935A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Toppan Printing Co Ltd 熱転写シート
KR20200073449A (ko) * 2018-12-14 2020-06-24 주식회사 제일데칼 개선된 블록킹 방지 특성을 갖는 발포 열전사 필름

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