JP5562252B2 - ガラス被覆ワイヤの製造装置及び製造方法 - Google Patents

ガラス被覆ワイヤの製造装置及び製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガラス被覆ワイヤの製造に関する。
ガラス被覆ワイヤは一般的に、必ずしも必須ではないが、数μmの厚さの相対的に薄いガラス被膜で被覆された相対的に小径(典型的には、直径1μmからそれより大きな直径)の金属コアを含む。これらのタイプのワイヤは、例えば小型電子部品、職員用セキュリティタグ、品物及び商品用防犯タグ、偽造防止用途、並びに通信ワイヤ等、マイクロワイヤ市場を含むワイヤ市場において、多くの用途を見出している。
金属ワイヤのガラス被覆方法は、G.F.テイラー(Taylor)によって、1924年に最初に記載されており、続いて、ウリトフスキー(Ulitovsky)によって、1948年に相対的に大規模な製造用に改良された。一般的にテイラー‐ウリトフスキー法と呼ばれる方法は、金属を入れたガラス管を、加えられた熱から、金属が溶融すると共にガラスが軟化する点まで加熱する工程に基づいており、ガラスは、金属よりも実質的に高い溶融点を有する。次にガラスは、毛細管を形成するために延伸され、溶融させられた金属は管の内部で金属コアを形成する。金属が溶融するまで加熱するためには、電磁誘導が使用され、ガラスを軟化させて延伸させられ得るまで加熱するために、金属の熱が使用されることが多い。
本発明の幾つかの実施形態の態様は、ガラス被覆ワイヤの製造方法、製造装置、及び製造システムを提供することに関し、ガラス被覆ワイヤを形成するために使用されるコア材料及びガラス材料は、コア材料の溶融温度及びガラス材料の延伸温度(ガラスが伸長させられ得る温度)が、互いに無関係であるように選択され得る。
従来技術において、テイラー‐ウリトフスキー法の使用には、ガラス管の内部でコア材料を溶融させる工程を含む。電磁誘導によって生じた熱を使用して、コア材料、例えば金属(又は金属合金)が溶融させられ、且つ、該金属の熱が、ガラスを延伸温度まで軟化(溶融)させる。これには、金属の溶融温度とガラスの延伸温度とが一致している必要がある。結果として、ガラス被覆ワイヤの鋳造に必要なガラスの技術的粘性が、金属の溶融温度と略等しい温度で達成されなければならず、(高温金属の溶融温度と一致する延伸温度を有するガラスタイプを選択することが困難であるため)高温金属からガラス被覆ワイヤを製造する可能性を本質的に制限している。同様の問題は、低温金属から、例えばPb(鉛)で又はSn(すず)でのガラス被覆ワイヤの製造について存在しており、それらのそれぞれの溶融温度、Tm=327℃及びTm=232℃は、ガラスの延伸温度(1100℃)と比べると非常に低い。
前述したように、テイラー‐ウリトフスキー法に基づいて、ガラス被覆ワイヤは一般的に、金属バッチを入れたガラス管を使用して作製され、金属バッチは、インダクタの電磁場によって、金属を溶融させるために十分な温度まで加熱される。次に、溶融させられた金属が、ガラス管壁を軟化させる。通常、インダクタの磁場は、インダクタの中央部において、溶融させられた金属をガラス管内に浮遊状態で保持する。所謂「浮遊液滴法」である。次に、ガラス毛細管が、軟質ガラス部分から延伸されると共に、回転コイルに巻き付けられる。その結果、ガラス被覆ワイヤは、導電金属コアで充填されたガラス毛細管に形成される溶融金属及びガラスを含む「マイクロバス」から形成され、連続的なガラス被覆ワイヤが形成され得る。
テイラー‐ウリトフスキー法は、本質的に単純な技術に思われるが、慎重な制御が必要とされると共に、本方法を使用するガラス被覆ワイヤの大量生産に制限を生じさせ得る多くの相互に関連する変数が存在する。安定的な方法を達成する重要な要因は、マイクロバスの一定寸法を維持する能力である。例えば、連続的な方法では、所定の速度で溶融物に送り込まれる金属供給原料を使用して、金属の連続的な追加が必要とされる。更に、金属及びガラスが使い尽くされると、ガラスは、インダクタの領域において、供給具による連続供給を必要とする。同時に、金属の溶融温度は、(他の同じ条件下で)インダクタ内における金属の位置を変更させることにより制御される必要がある一方で、ワイヤの直径は、延伸速度を変化させることにより制御される。延伸速度の低下がワイヤの直径の増加をもたらし、延伸速度の増加がワイヤの直径の減少をもたらすため、これら変数の慎重な制御が必須である。例えば、20ミクロン(20μm)のワイヤは、約800m/秒の延伸速度を必要とし得るのに対し、100ミクロン(100μm)のワイヤは、約10m/秒の延伸速度を必要とし得る。
本発明の幾つかの実施形態の態様によれば、ガラス被覆ワイヤの製造装置が提供され、該装置は、別々に、コア材料を溶融させ、延伸のためにガラスを軟化させるように構成されており、コア材料が、ガラス被覆ワイヤにおいて使用されるガラスの溶融温度よりも実質的に高い溶融温度を有することを可能にしている。場合に応じて、コア材料の溶融温度は、ガラスの溶融温度と同じにしてもよく、あるいはガラスの溶融温度よりも実質的に低くしてもよい。
本発明の一実施形態において、前記装置は、第1電磁インダクタによって加熱される第1加熱機器を含み、該第1機器は、コア材料を溶融させるように構成されており、前記装置は更に、第2電磁インダクタによって加熱される第2機器を含み、該第2機器は、ガラスを延伸のために軟化させるように構成される。第1機器は、耐熱鋼でできていてもよく、また、低温金属、例えば鉛、銅、アルミニウム等からガラス被覆ワイヤを製造するために使用される。この溶融技術は、第1インダクタについては、0、5キロヘルツから30キロヘルツまで、例えば2〜10キロヘルツにわたるインダクタ周波数範囲の使用を可能にしており、本方法に対して相対的に優れたエネルギー特性をもたらす。高温金属からのガラス被覆ワイヤの作製のために、セラミック機器が使用されてもよい。セラミック機器の使用は、高温金属、例えば白金(Tm=1769℃)の溶融温度が、耐熱鋼から作られる機器の作動温度よりも高いときに必要とされ得る。この場合、加熱は、30〜800キロヘルツ、例えば66〜500キロヘルツの周波数範囲内でなされ得る。
本発明の幾つかの実施形態において、溶融コア材料は、(製造要件に応じて流れ又は滴として)第1機器から第2機器へと流れる。第2機器は、耐熱鋼から形成することができ、更に、溶融コア材料が軟化ガラスと組み合わされて、ガラス被覆ワイヤを形成するように構成される。ガラス被覆ワイヤ(溶融コアが充填されたガラス毛細管)は、次に、冷却のために、また続いて、ガラス被覆ワイヤの製造に必要とされる工程(例えば巻き取り)のために、第2機器から引き出されてもよい。コア材料の第1機器への連続供給、及びガラス材料の第2機器への連続供給は、ガラス被覆ワイヤの連続製造を可能にする。
本発明の幾つかの実施形態において、コア材料の溶融点がガラス材料の溶融点に実質的に近い場合には、コア材料は、第2機器において溶融させられてよい。コア材料は、第2機器において、第2領域を占有するガラス材料から物理的に隔離される第1領域に配置することができ、且つ、加熱されたガラスからの熱伝導によって装置内で溶融させられてもよい。溶融させられた金属は、次に、軟化させられたガラスと組み合わされて、ガラス被覆ワイヤを形成することができる。ガラス被覆ワイヤは、次に、冷却及び続く加工のために、機器から引き出される。
本発明の幾つかの実施形態の一態様によれば、略円形断面を備えたガラス被覆マイクロワイヤの製造システムが提供される。該システムは、上述の装置を含み、延伸されたガラス被覆ワイヤを冷却するための冷却機器をも含む。冷却機器は、冷却液を備えたタンクを含んでもよく、延伸されたガラス被覆ワイヤに、当該技術分野においてよくある不安定且つ乱流の冷却流を通過させるのではなく、安定的な非乱流冷却環境をもたらすように構成される。その結果、均一な冷却がガラス被覆ワイヤの全ての側面に付与されると共に、均一であると共に歪みがないガラス被膜が得られる。均一な略円形の断面が、ガラス被覆ワイヤについて得られる。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造装置が提供され、該装置は、コア材料をその溶融温度まで、且つガラス材料をその延伸温度まで別々に加熱するように構成される少なくとも1個の加熱機器を含む。任意で、前記装置は更に、ガラスで被覆された溶融コア材料を含むワイヤを形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせるように構成された出口を含む。本発明の幾つかの実施形態において、前記装置は更に、少なくとも1個の加熱機器を加熱するように構成される少なくとも1個の電磁インダクタを含む。任意で、少なくとも1個の加熱機器は、耐熱金属を含む。これに加えて、又はこれに代えて、少なくとも1個の加熱機器は、耐熱セラミックを含む。任意で、コア材料は、少なくとも1個の加熱機器へ連続的に送り込まれる。任意で、ガラス材料は、少なくとも1個の加熱機器へ連続的に送り込まれる。
本発明の幾つかの実施形態において、前記装置は更に、コア材料をその溶融温度まで加熱するように構成される第1加熱機器と、ガラス材料をその延伸温度まで加熱するように構成される第2加熱機器とを含む。任意で、前記装置は更に、溶融コア材料流を第1機器から第2機器へ案内するように構成される案内管を含む。任意で、溶融コア材料流は、流れである。任意で、溶融コア材料流は、落下滴を含む。これに加えて、又はこれに代えて、溶融コア材料流は、落下滴を含む。任意で、第2機器は、溶融コア材料を収容するように構成される第1領域を含む。任意で、第2機器は、加熱ガラス材料を収容するように構成される第2領域を含む。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造方法が提供され、該方法は、コア材料をその溶融温度まで、ガラス材料をその延伸温度まで別々に加熱する工程と;ガラスで被覆された溶融コア材料を含むワイヤを形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせる工程とを含む。任意で、前記方法は更に、電磁誘導によって別々に加熱する工程を含む。任意で、前記方法は更に、コア材料を連続的に送り込む工程を含む。任意で、前記方法は更に、ガラス材料を連続的に送り込む工程を含む。
本発明の幾つかの実施形態において、前記方法は更に、コア材料を第1加熱機器で加熱すると共に、ガラス材料を第2加熱機器で加熱する工程を含む。任意で、第1機器及び/又は第2機器は、耐熱金属を含む。任意で、第1機器及び/又は第2機器は、耐熱セラミックを含む。これに加えて、又はこれに代えて、前記方法は更に、溶融コア材料流を第1機器から第2機器へ案内する工程を含む。任意で、溶融コア材料流は、流れである。任意で、溶融コア材料流は、落下滴を含む。任意で、前記方法は更に、溶融コア材料を第2機器の第1領域に収容する工程を含む。これに加えて、又はこれに代えて、本方法は更に、加熱されたガラス材料を、第2機器の第2領域に収容する工程を含む。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造システムが提供され、該システムは、ガラス被覆ワイヤ製造装置を含み、該装置は、コア材料をその溶融温度まで、且つガラス材料をその延伸温度まで別々に加熱するように構成される少なくとも1個の加熱機器と;ガラス被覆ワイヤを冷却する冷却機器とを含む。任意で、冷却機器は、液体が充填されたタンクを含む。任意で、冷却機器は更に、タンクの内部に少なくとも1個のプーリを含み、その周りを、ガラス被覆ワイヤが通過する。これに加えて、又はこれに代えて、冷却機器は更に、タンクの外部に少なくとも1個のプーリを含み、その周りを、ガラス被覆ワイヤが通過する。
本発明の幾つかの実施形態において、本システムは更に、ガラスで被覆された溶融コア材料を含むワイヤを形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせるように構成される出口を含む。本発明の幾つかの実施形態において、前記システムは更に、少なくとも1個の加熱機器を加熱するように構成される少なくとも1個の電磁インダクタを含む。任意で、少なくとも1個の加熱機器は、耐熱金属を含む。これに加えて、又はこれに代えて、少なくとも1個の加熱機器は、耐熱セラミックを含む。任意で、コア材料は、少なくとも1個の加熱機器へ連続的に送り込まれる。任意で、ガラス材料は、少なくとも1個の加熱機器へ連続的に送り込まれる。
本発明の幾つかの実施形態において、前記システムは更に、コア材料をその溶融温度まで加熱するように構成される第1加熱機器と、ガラス材料をその延伸温度まで加熱するように構成される第2加熱機器とを含む。任意で、前記システムは更に、溶融コア材料流を第1機器から第2機器へ案内するように構成される案内管を含む。任意で、溶融コア材料流は、流れである。これに加えて、又はこれに代えて、溶融コア材料流は、落下滴を含む。任意で、第2機器は、溶融コア材料を収容するように構成された第1領域を含む。任意で、第2機器は、加熱ガラス材料を収容するように構成された第2領域を含む。
本発明の幾つかの実施形態において、少なくとも1個の加熱機器は、コア材料をその溶融温度まで加熱するように構成された第1領域と、ガラス材料をその延伸温度まで加熱するように構成された第2領域とを含む。
本発明の幾つかの実施形態において、コア材料は金属、金属合金、元素半導体、非セラミック半導体化合物、もしくはセラミック粉末、又はそれらの任意の組み合わせを含む。これに加えて、又はこれに代えて、コア材料は、ロッド、棒材、又はワイヤとして賦形される。任意で、ガラス材料は、アルカリケイ酸塩、ホウケイ酸塩、アルミノケイ酸塩、石英、シリカ、ソーダ石灰、鉛、又はそれらの任意の組み合わせを含む。これに加えて、又はこれに代えて、ガラス材料は、ガラス粉末、ガラス玉、又はガラス管の形態を含む。
本発明の一実施形態によれば、略円形断面を備えたガラス被覆金属ワイヤが提供される。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造装置が提供され、該装置は、コア材料を溶融させる第1温度まで加熱されるように構成される第1機器と;ガラス材料を延伸温度へもたらす第2温度まで加熱されるように構成される第2機器と;ガラスで被覆された溶融コア材料を含むワイヤを形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせるように構成される出口とを含む。任意で、第1温度は、第2温度よりも高く、又は第2温度と等しい。任意で、第1温度は、第2温度よりも低い。任意で、前記装置は更に、第1機器を加熱するように構成される第1電磁インダクタを含む。任意で、前記装置は更に、第2機器を加熱するように構成される第2電磁インダクタを含む。これに加えて、又はこれに代えて、コア材料は、第1機器へ連続的に送り込まれる。任意で、ガラス材料は、第2機器へ連続的に送り込まれる。任意で、第1機器及び/又は第2機器は、耐熱金属を含む。任意で、第1機器及び/又は第2機器は、耐熱セラミックを含む。これに加えて、又はこれに代えて、本装置は更に、溶融コア材料流を第1機器から第2機器へ案内するように構成される案内管を含む。任意で、溶融コア材料流は、流れである。任意で、溶融コア材料流は、落下滴を含む。任意で、第2機器は、溶融コア材料を収容するように構成される第1領域を含む。任意で、第2機器は、加熱ガラス材料を収容するように構成される第2領域を含む。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造装置が提供され、該装置は、少なくとも第1領域及び第2領域を含む機器と、出口とを含み、第1領域はコア材料を収容するように構成され、且つ第2領域はガラス材料を収容するように構成される。前記機器は、コア材料を溶融させると共にガラス材料を延伸温度とするように、加熱されるように構成されており、前記出口は、ガラスで被覆された溶融コア材料を形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせるように構成される。任意で、本装置は更に、機器を加熱するように構成される電磁インダクタを含む。任意で、コア材料は、第1領域へ連続的に送り込まれる。これに加えて、又はこれに代えて、ガラス材料は、第2領域へ連続的に送り込まれる。任意で、前記機器は、耐熱金属を含む。任意で、前記機器は、耐熱セラミックを含む。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造システムが提供され、該システムは、ガラス被覆ワイヤの製造装置を含み、該装置は、コア材料を溶融させる第1温度まで加熱されるように構成される第1機器と;ガラス材料を延伸温度へもたらす第2温度まで加熱されるように構成される第2機器と;ガラスで被覆された溶融コア材料を含むワイヤを形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせるように構成される出口と;ガラス被覆ワイヤを冷却する冷却機器とを含む。任意で、冷却機器は、液体が充填されたタンクを含む。任意で、冷却機器は更に、タンクの内部に少なくとも1個のプーリを含み、その周りをガラス被覆ワイヤが通過する。これに加えて、又はこれに代えて、冷却機器は更に、タンクの外部に少なくとも1個のプーリを含み、その周りをガラス被覆ワイヤが通過する。任意で、第1温度は、第2温度よりも高く、又は第2温度と等しい。任意で、第1温度は、第2温度よりも低い。任意で、前記装置は更に、第1機器を加熱するように構成される第1電磁インダクタを含む。任意で、前記装置は更に、第2機器を加熱するように構成される第2電磁インダクタを含む。これに加えて、又はこれに代えて、コア材料は、第1機器へ連続的に送り込まれる。任意で、ガラス材料は、第2機器へ連続的に送り込まれる。任意で、第1機器及び/又は第2機器は、耐熱金属を含む。任意で、第1機器及び/又は第2機器は、耐熱セラミックを含む。これに加えて、又はこれに代えて、前記装置は更に、溶融コア材料流を第1機器から第2機器へ案内するように構成される案内管を含む。任意で、溶融コア材料流は、流れである。任意で、溶融コア材料流は、落下滴を含む。任意で、第2機器は、溶融コア材料を収容するように構成される第1領域を含む。任意で、第2機器は、加熱ガラス材料を収容するように構成される第2領域を含む。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造システムが提供され、該システムは、ガラス被覆ワイヤの製造装置を含み、該装置は、少なくとも第1領域及び第2領域を含む機器と、出口と、ガラス被覆ワイヤを冷却する冷却機器とを含み、第1領域は、コア材料を収容するように構成され、且つ第2領域は、ガラス材料を収容するように構成され、前記機器は、コア材料を溶融させると共にガラス材料を延伸温度とするために、加熱されるように構成され、前記出口は、ガラスで被覆された溶融コア材料を形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせるように構成される。任意で、前記装置は更に、機器を加熱するように構成される電磁インダクタを含む。任意で、コア材料は第1領域へ連続的に送り込まれる。これに加えて、又はこれに代えて、ガラス材料は、第2領域へ連続的に送り込まれる。任意で、前記機器は、耐熱金属を含む。任意で、前記機器は耐熱セラミックを含む。
本発明の幾つかの実施形態において、ガラス材料は、ガラス粉末、ガラス玉、又はガラス管の形態を含む。任意で、ガラス材料は、アルカリケイ酸塩、ホウケイ酸塩、アルミノケイ酸塩、石英、シリカ、ソーダ石灰、鉛、又はそれらの任意の組み合わせを含む。
本発明の幾つかの実施形態において、コア材料は、ロッド、棒材、又はワイヤとして賦形される。任意で、コア材料は、金属、金属合金、元素半導体、非セラミック半導体化合物、もしくはセラミック粉末、又はそれらの任意の組み合わせを含む。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造方法が提供され、該方法は、コア材料を収容する第1機器を第1温度に加熱することにより、コア材料を溶融させる工程と;ガラス材料を収容する第2機器を第2温度に加熱することにより、ガラス材料を延伸温度へもたらす工程と;ガラスで被覆された溶融コア材料を含むワイヤを形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせる工程とを含む。任意で、第1温度は、第2温度より高く、又は第2温度と等しい。任意で、第1温度は第2温度よりも低い。これに加えて、又はこれに代えて、前記方法は更に、第1機器を第1電磁インダクタで加熱する工程を含む。任意で、前記方法は更に、第2機器を第2電磁インダクタで加熱する工程を含む。任意で、前記方法は更に、コア材料を第1機器へ連続的に送り込む工程を含む。任意で、前記方法は更に、ガラス材料を第2機器へ連続的に送り込む工程を含む。これに加えて、又はこれに代えて、第1機器及び/又は第2機器は、耐熱金属を含む。任意で、第1機器及び/又は第2機器は、耐熱セラミックを含む。任意で、前記方法は更に、溶融コア材料流を第1機器から第2機器へ案内する工程を含む。任意で、溶融コア材料流は、流れである。任意で、溶融コア材料流は、落下滴を含む。任意で、前記方法は更に、溶融コア材料を、第2機器の第1領域に収容する工程を含む。任意で、前記方法は更に、加熱ガラス材料を、第2機器の第2領域に収容する工程を含む。
本発明の一実施形態によれば、ガラス被覆ワイヤの製造方法が提供され、該方法は、コア材料を機器の第1領域へ送り込む工程と;ガラス材料を機器の第2領域へ送り込む工程と;機器を加熱することにより、コア材料を溶融させると共に、ガラス材料を延伸温度へもたらす工程と;ガラスで被覆された溶融コア材料を形成するために、溶融コア材料を加熱ガラス材料と組み合わせる工程とを含む。任意で、前記方法は更に、電磁誘導を使用して、機器を加熱する工程を含む。任意で、前記方法は更に、コア材料を第1領域へ連続的に送り込む工程を含む。これに加えて、又はこれに代えて、前記方法は更に、ガラス材料を第2領域へ連続的に送り込む工程を含む。任意で、前記機器は、耐熱金属を含む。任意で、前記機器は、耐熱セラミックを含む。
本発明の幾つかの実施形態において、前記方法は更に、コア材料をロッド、棒材、又はワイヤとして賦形する工程を含む。任意で、コア材料は、金属、金属合金、元素半導体、非セラミック半導体化合物、もしくはセラミック粉末、又はそれらの任意の組み合わせを含む。
本発明の幾つかの実施形態において、本方法は更に、ガラス材料をガラス粉末、ガラス玉、又はガラス管に形成する工程を含む。任意で、ガラス材料は、アルカリケイ酸塩、ホウケイ酸塩、アルミノケイ酸塩、石英、シリカ、ソーダ石灰、鉛、又はそれらの任意の組み合わせを含む。
本発明の一実施形態によれば、略円形断面を有するガラス被覆金属ワイヤが提供される。
本発明の実施形態を説明する例は、添付図面を参照して、以下に説明される。図面において、複数の図面に現れる同一の構造、要素、又は部品には、概して、それらが現れる全ての図面において、同じ符号が付される。図面に示される構成要素及び特徴の寸法は、概して、表示の利便性及び明瞭性のために選択されるものであり、必ずしも寸法比率が等しくはない。図面は、以下に列挙される。
本発明の一実施形態による例示的なガラス被覆ワイヤ製造装置の概略図。 本発明の別の実施形態による例示的なガラス被覆ワイヤ製造装置の概略図。 本発明の一実施形態による略円形断面を備えたガラス被覆ワイヤの例示的な製造システムの概略図。 本発明の一実施形態によるガラス被覆ワイヤの製造方法を示すフローチャートの概略図。
図1を参照すると、図1は、本発明の一実施形態による、ガラス被覆ワイヤ19を製造する例示的な装置10を概略的に示す。装置10は、溶融温度を有するコア材料及び延伸温度を有するガラス材料を含むガラス被覆ワイヤを製造するように構成されており、コア材料とガラス材料は互いに独立している。装置10は第1機器14を含み、第1機器14は第1電磁インダクタ15によって加熱される。第1機器は、コア材料13を溶融させるように構成されており、このコア材料13は、例えば連続的に、該機器へ送り込まれる。装置10は更に第2機器17を含み、第2機器17は第2電磁インダクタ18によって加熱される。第2機器は、例えば連続的に、該機器へ送り込まれるガラス材料11を溶融(軟化)させて、毛細管として延伸させるように構成される。本発明の一実施形態によれば、第1機器14へのコア材料13の連続した送り込み、及び第2機器17へのガラス材料11の連続した送り込みは、ガラス被覆ワイヤの連続製造を可能にする。第1機器14及び第1インダクタ15は、第1誘導加熱炉の一部として含まれていてもよく、また第2機器17及び第2インダクタ18は、第2誘導加熱炉の一部として含まれていてもよい。
「連続的」又は「連続製造」という用語は、幾つかの実施形態によれば、所望される長さのワイヤを形成するために2個又はそれ以上のワイヤセグメントを結合させる必要なく、必要とされる長さのワイヤ(ガラス被覆ワイヤ等)を製造する工程をいう。「連続的」又は「連続製造」という用語はまた、幾つかの実施形態によれば、コア材料及びガラス材料がシステムへ送り込まれる限り、必要とされる長さのワイヤ(ガラス被覆ワイヤ等)を製造することのできる工程をいう。
「機器」という用語は、「加熱機器」とも呼ばれるものであり、幾つかの実施形態によれば、例えばるつぼ、加熱炉、炉、加熱システム等、加熱され且つ/又は熱を発生させることのできる任意の設備又は設備の一部を指す。
第1機器14は、耐熱鋼で形成することができ、且つ、低温金属、例えば鉛、銅、アルミニウム等からガラス被覆ワイヤを製造するために使用することができる。この溶融技術は、第1インダクタ15について、0.5〜30キロヘルツ、例えば2キロヘルツから10キロヘルツまでのインダクタ周波数範囲の使用を可能にし、相対的に優れたエネルギー特性を本方法にもたらす。高温金属からガラス被覆ワイヤを作製するために、第1機器14は、耐熱セラミック機器であってもよい。セラミック機器の使用は、高温金属、例えば白金(Tm=1769℃)の溶融温度が、耐熱鋼で形成される機器の作動温度よりも高い場合に必要となり得る。この場合、加熱は、30〜800キロヘルツ、例えば66〜500キロヘルツの周波数範囲内でなされ得る。
コア材料13は、第1機器14が受け入れ可能な任意の形状、例えばロッド形状、ワイヤ形状、棒形状等を含むことができ、また、連続した長さのもの、又は場合に応じて制限された長さのものとすることができる。ロッド形状コア材料13の直径は、0.1〜15mm、例えば0.1〜1mm、1〜2mm、2〜6mm、6〜8mm、8〜12mm、12〜15mmの範囲とすることができる。本発明の一実施形態によれば、コア材料13は、溶融温度がガラスの溶融温度よりも高い、任意の金属、金属合金、元素半導体、非セラミック半導体化合物、又は金属ベース超伝導体とすることができる。任意で、コア材料13は、ガラスの溶融温度と等しい、又はそれよりも低い溶融温度を有していてもよい。金属の例には、銅、金、銀、チタン、白金、ロジウム、鉄、鉛、ニッケル、これら金属の合金等を含み得る。半導体の例には、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)等を含み得る。非セラミック半導体化合物の例には、アンチモン化ガリウム(GaSb)及びアンチモン化インジウム(InSb)を含み得る。
本発明の幾つかの実施形態によれば、第1機器14においてコア材料13の溶融によって製造される溶融コア材料16は、第1機器から流れ出て、第1機器と第2機器17を接続する(任意で断熱された)案内管101を通り、第2機器のキャビティ162を含む第1領域へ流れ込む。溶融コア材料16の第1機器14から第2機器17への流れは、製造要件に応じて、連続流又は連続落下滴の形態をなすことができる。任意で、流れは断続的(所定期間の後停止する)にしてもよい。
第2機器17は、耐熱鋼で形成することができ、更に、溶融コア材料16が軟化ガラス12と組み合わされてガラス被覆ワイヤを形成することができるように構成される。ガラス材料11は、ガラス粉末、ガラス玉、ガラス管等の形態をなすことができ、例えば連続的に、第2機器17の漏斗状キャビティ160を含む第2領域へ送り込まれ得る。ガラス材料11は、例えば石英、シリカ、アルカリケイ酸塩、ソーダ石灰、ホウケイ酸塩、アルミノケイ酸塩、鉛、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。ガラス材料11は、第2機器17において、第2インダクタ18によって生成される熱により、軟化ガラス12となるように溶融させられ、軟化ガラスは、出口161に小穴を備えた漏斗状キャビティ160の内部において、漏斗状に賦形される。
次に、軟化ガラス12は、第2機器17から出口161を通って流れる(又は引き出される)。該出口は、軟化ガラス12が出口において毛細管となるように伸長させられる時に溶融コア材料16を軟化ガラス12と組み合わせて、ガラス被覆ワイヤ19を形成するように構成される。出口161の寸法は、例えばワイヤのエンドユーザの注文に応じた、ガラス被覆ワイヤ19の所望の直径によって決まる。寸法は、軟化ガラス及び/又は溶融金属16の流れの制御を可能にする粘性状態において、軟化ガラス12の表面張力によって制限され得る。負圧は、表面張力状態を向上させるために使用することができ、且つ、より大きな出口寸法、例えば5mmの直径を可能にし得る。
図2を参照すると、図2は、本発明の別の実施形態による例示的なガラス被覆ワイヤ29の製造装置20を概略的に示す。装置20は、電磁インダクタ28によって加熱される機器27を含み、該機器は、同様の(近い)溶融温度及び延伸温度をそれぞれ備えたコア材料23及びガラス材料21からガラス被覆ワイヤ29を製造するように構成される。インダクタ28、ならびにキャビティ262(第1領域)、漏斗状キャビティ260(第2領域)、及び出口261を含む機器27は、図1に示される第2インダクタ18、ならびにキャビティ162、漏斗状キャビティ160、及び出口161を含む第2機器17とそれぞれ同様であってもよい。ガラス材料21は、図1において符号11にて示されるものと同じであってもよい。
本発明の一実施形態によれば、図1のコア材料13と同様に賦形され得るコア材料23がキャビティ262に配置され、そこで、ガラス材料21の軟化ガラス22への溶融に起因する熱伝達によって、溶融コア材料26へと溶融され得る。軟化ガラス22は、機器27から、出口261を通って流れ(又は引き出され)、溶融コア材料は、軟化ガラス22が出口において毛細管となるように伸長させられる時に軟化ガラス22と組み合わさり、ガラス被覆ワイヤ29を形成する。
図3を参照すると、図3は、本発明の一実施形態による、略円形断面を備えたガラス被覆ワイヤ32の例示的な製造システム30を概略的に示す。システム30は、ガラス被覆ワイヤ製造装置31と、溶融コア材料が充填された延伸毛細管(ガラス被覆ワイヤ32)を冷却する冷却機器35とを含む。冷却機器35は、冷却液を備えたタンクを含むことができ、当該技術分野においてよくある不安定な乱流冷却流を通過させるのではなく、安定的な非乱流冷却環境を延伸ガラス被覆ワイヤ32へ供給するように構成される。その結果、均一な冷却がガラス被覆ワイヤ32の全ての側面へ付与され、且つ、均一且つ歪みのないガラス被覆が達成され得る。均一な略円形断面が、ガラス被覆ワイヤ32に得られる。装置31及びガラス被覆ワイヤ32は、図1において、符号10及び19にて示されるものとそれぞれ同じ、又は略同様とすることができる。任意で、装置31及びガラス被覆ワイヤ32は、図2において、符号20及び29にて示されるものと同じ、又は略同様とすることができる。
システム30は更に、タンク35の内部に少なくとも1個のプーリ36と、タンク35の外部に少なくとも1個のプーリ33とを含み、これらプーリは、ガラス被覆ワイヤ32が取り込まれる時にガラス被覆ワイヤ32が一定の速度で冷却タンク35を通って引き出されることを可能にするように構成され、これにより、ガラス被覆ワイヤの長さに沿って一定の冷却速度が保たれる。タンクの内部において適切な冷却液温レベルを維持するために必要とされ得る場合に、付加的に含まれるのは、タンク35への冷却液の流れを可能にするように構成された液体入口ライン34である。冷却液は、ガラス被覆ワイヤ32を冷却するために好適な任意の液体を含むことができ、また、例えば水、油、アルコール、乳剤等を含んでもよい。
図4を参照すると、図4は、本発明の一実施形態による、図1に示される装置10によりガラス被覆ワイヤを製造する例示的な方法を示すフローチャートを概略的に示す。記載される例示的な方法は、任意の形態又は方法に限定することを意図するものではなく、また、当業者であれば、本方法の実施において変形が可能であることは理解されよう。
(ステップ41) 本方法の第1ステップにおいて、第1機器14の温度は、コア材料13の溶融温度まで加熱されなければならない。第1電磁インダクタ15は、第1機器の加熱を生じさせるように作動させられる。同様に、第2機器17の温度は、ガラス材料11の延伸温度まで加熱されなければならない。第2電磁インダクタ18は、第2機器の加熱を生じさせるように作動させられる。
(ステップ42) 本方法の第2ステップにおいて、また第1機器14及び第2機器17がそれぞれ所望温度に達した後に、コア材料13が第1機器へ送り込まれると共に、ガラス材料11が第2機器の漏斗状キャビティ160へ送り込まれる。コア材料及びガラス材料の送り込みは、ガラス被覆ワイヤ19の連続製造を達成するように、連続的にすることができる。任意で、材料の送り込みは、限られた継続時間でなされてもよい。
(ステップ43) 本方法の第3ステップにおいて、コア材料13は、第1機器14において、溶融コア材料16となるように溶融させられ、ガラス材料11は、軟化ガラス12となるように溶融させられる。
(ステップ44) 本方法の第4ステップにおいて、溶融コア材料16は、第2機器17のキャビティ162に流入する。溶融コア材料流は、第1機器14の出口から管を通りキャビティに至る流れの中にあってもよい。任意で、流れは、滴としてであってもよい。溶融コア流は、製造要件に応じて、連続的であってもよく、或いは断続的であってもよい。
(ステップ45) 本方法の第5ステップにおいて、軟化ガラス12は、機器17から出口161を通って流れ(又は引き出され)、軟化ガラスが出口において毛細管となるように延伸させられる時に、キャビティ162から流れる溶融コア材料16と組み合わされる。
(ステップ46)本方法の第6ステップにおいて、内部に溶融コア材料を備えたガラス毛細管の形態をなすガラス被覆ワイヤ19が、冷却のために、第2機器17から引き出される。
本発明の実施形態の説明及び請求の範囲において、「備える、含む(comprising)」「含む(include)」及び「有する(have)」という語、及びその変形は、それらの語に関連して列挙された要素に必ずしも限定されるものではない。
本発明は、一例として提供されると共に本発明の範囲を限定することを意図しない本発明の実施形態の様々な詳細な説明を使用して説明されてきた。説明される実施形態は、様々な特徴を含むことができるが、それら特徴の全てが本発明の全ての実施形態において必要とされるものではない。本発明の幾つかの実施形態は、幾つかの特徴、又は特徴の可能な組み合わせのみを利用する。当業者であれば、説明される本発明の実施形態の変形形態、及び説明される実施形態において述べられる特徴の様々な組み合わせを含む本発明の実施形態が想起されるであろう。

Claims (10)

  1. ガラス被覆ワイヤの製造装置であって、
    前記製造装置は、ガラス被覆ワイヤを連続製造するように構成されており、第1加熱機器と第2加熱機器とを備え、第1加熱機器は、コア材料の連続供給を受け、コア材料をその溶融温度まで加熱して、溶融コア材料流を第2加熱機器へ送り出すように構成されており、第2加熱機器は、物理的に隔離された第1の領域および第2の領域を備え、第1加熱機器からの溶融コア材料を第1の領域へ収容し、ガラス材料の連続供給を独立して第2の領域へ受けて、ガラス材料をその延伸温度まで加熱するように構成されており、
    第2加熱機器の第1の領域は、第1加熱機器からの溶融コア材料の一部を収容して、第2加熱機器の出口へ向けて溶融コア材料の一部が流れるようにするとともに、溶融コア材料の一部を溶融状態に維持し且つ保つように構成される第1の領域を画定するキャビティを有し、
    第2加熱機器の第2の領域は、ガラス材料を独立且つ別々に受けてその延伸温度まで加熱して、軟化ガラス材料を出口に向かわせるようにするとともに、軟化ガラス材料を中央穴を有する漏斗として成形するように構成される漏斗状キャビティを有し、
    第2加熱機器の出口は、該出口において、第2加熱機器の第1の領域キャビティからの溶融コア材料を、漏斗状キャビティからの漏斗状軟化ガラス材料に形成された中央穴へ流し込むことで、溶融コア材料を漏斗状軟化ガラス材料と組み合わせて、前記出口から溶融コア材料が充填された延伸ガラス毛細管の連続延伸を可能にするように構成される、装置。
  2. 溶融コア材料流を、前記第1加熱機器から前記第2加熱機器の第1の領域キャビティへ案内して、該キャビティ内に収容された溶融コア材料を溶融状態に維持するように構成される断熱性の案内管を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 冷却液を収容し、且つ、冷却液内を通過させてガラス被覆ワイヤの全ての側面が均一に冷却されるように構成されたタンクを有する冷却機器を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記案内管を流れる溶融コア材料は、連続流、断続流、又は落下滴からなることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  5. 前記第1加熱機器及び第2加熱機器の一方を加熱するように構成される少なくとも1個の電磁インダクタを更に含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. ガラス被覆ワイヤの製造方法であって、
    前記方法はガラス被覆ワイヤを連続製造するためのものであって、
    コア材料を第1加熱機器へ連続供給し、且つ、ガラス材料を第2加熱機器の漏斗状キャビティへ独立して連続供給する工程と、
    第1加熱機器内のコア材料をその溶融温度まで加熱し、且つ、第2加熱機器の漏斗状キャビティ内のガラス材料をその延伸温度まで独立且つ別々に加熱することで、ガラス材料を軟化させて、その軟化ガラス材料を中央穴を有する漏斗として成形する工程と、
    第2加熱機器においてガラス材料が軟化させられて中央穴を有する漏斗として成形されているときに、第1加熱機器からの溶融コア材料を、第2加熱機器の漏斗状キャビティから物理的に隔離された第2加熱機器の第1の領域のキャビティ内へ流し込む工程と、
    第2加熱機器の出口に向かって、第1の領域キャビティから溶融コア材料を流し込み、且つ、漏斗状キャビティから漏斗状軟化ガラス材料を流し込む工程と、
    前記出口において、第1の領域キャビティから溶融コア材料を、漏斗状軟化ガラス材料に形成された中央穴へ流し込むことで、第1の領域キャビティからの溶融コア材料流を、第2加熱機器の漏斗状キャビティからの延伸された軟化ガラス材料と連続して組み合わせる工程と、
    前記出口から軟化ガラス材料を延伸することで、溶融コア材料が充填された延伸ガラス毛細管を得る工程と、を含む方法。
  7. 溶融コア材料流を前記第1加熱機器から前記第2加熱機器にかけて断熱する工程を更に含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 加熱が電磁誘導により行われることを特徴とする、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 冷却機器内で前記溶融コア材料が充填された延伸ガラス毛細管を冷却する工程を更に含むことを特徴とする、請求項6〜のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記冷却工程は、冷却液内において、前記溶融コア材料が充填された延伸ガラス毛細管を通過させる工程を含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
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