JPH03109240A - 金属被覆光ファイバの製造法 - Google Patents

金属被覆光ファイバの製造法

Info

Publication number
JPH03109240A
JPH03109240A JP1244025A JP24402589A JPH03109240A JP H03109240 A JPH03109240 A JP H03109240A JP 1244025 A JP1244025 A JP 1244025A JP 24402589 A JP24402589 A JP 24402589A JP H03109240 A JPH03109240 A JP H03109240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
metal
glass optical
gas
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1244025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2633034B2 (ja
Inventor
Shigeru Nakahara
中原 繁
Tamishige Watabe
渡部 民重
Nobusada Nagae
伸定 長江
Hiroyuki Tanaka
田中 紘幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP1244025A priority Critical patent/JP2633034B2/ja
Publication of JPH03109240A publication Critical patent/JPH03109240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2633034B2 publication Critical patent/JP2633034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はガラス光ファイバの外周に金属5例えばアルミ
を被覆した全屈被覆光ファイバの製造法に関するもので
ある。
(従来の技術と解決しようとする課題)コアおよびクラ
ッド層が共に石英ガラス等のガラスより成るガラス光フ
ァイバの直上にアルミを被覆したアルミ被覆ファイバは
、耐熱性に優れていること、水素がガラス光ファイバの
内部に拡散するのを防止し透光性の劣化がないこと、静
疲労特性が優れていることから、これらの特徴を生かし
た用途における需要が増大している。
アルミ被覆光ファイバの製造は、ガラス光ファイバの線
引きとアルミ被覆の被覆とが同一工程中で連続して行わ
れ、プリフォーム母材を電気炉等の加熱源により高温に
加熱し、母材の先端からガラス光ファイバを引き出すこ
とにより線引きし、この線引きされたガラス光ファイバ
を直ちに溶融アルミ中に導き、光ガラスファイバの周囲
に溶融アルミを凝固付着させてアルミ被覆を形成させ、
これを引取装置により引き取るという方法で行われてい
る。
アルミ被覆光ファイバの需要が拡がり、その適用分野が
拡大するにつれアルミ被覆光ファイバのコア径、クラッ
ド層厚さおよび屈折率分布、並びにアルミ被覆層の厚さ
についても多様な要求が生じ、これらの要求に応じたア
ルミ被覆光ファイバの構造設計および製造が必要になっ
てきた。例えば、ガラス光ファイバの外径にしても90
〜1200μmの広範囲なサイズが要望されたり、この
上に被覆するアルミ被覆も10〜60μmの範囲の種々
もの厚さが要望されたりする情況にある。
ガラス光ファイバ自体の製造について言えば、ガラス光
ファイバはこれと相似の断面構造と屈折率分布を有する
プリフォーム母材から母材の断面をそのまま縮少したフ
ァイバとして線引きされるものであるから、母材の製造
がキイポイントになるが、これ迄にも種々の構造の母材
が製作されてきた実績があり、アルミ被覆光ファイバに
対する多様な要求を満たすようにガラス光ファイバ自体
を製造することについては技術的にさしたる問題はない
一方、アルミ被覆光ファイバのアルミの厚さを多様な要
求に応え得るように変化させることについては、これ迄
あまり検討されておらず、適当な手段がなかった。尤も
、アルミ被覆光ファイバの引取速度を変化させることに
よりアルミ被覆の厚さを成る程度は変化させることがで
きるが、変化させ得る厚さの範囲が狭いだけでなく、引
取速度を速くするとアルミ被覆の表面に波打ちが生じ外
観を損うことになったり、引取速度を遅くするとアルミ
とガラスが化学的に反応する時間が長くなる結果1機械
強度が著しく低下することがあり、更にそれだけ生産性
を低下させることになる等、アルミ被覆の厚さの調整の
ために引取速度を変えることは別な面において不都合を
もたらすことが多い。また、ガラス光ファイバに凝固付
着させられる溶融アルミの温度が変化すれば、アルミ被
覆の厚さも成る程度変化するが、溶融アルミの温度をア
ルミ被覆の厚さの調整手段とすることは、アルミ被覆の
品質に対する影響等から適切ではない。
以上はガラス光ファイバ上にアルミを被覆する場合につ
いて説明したが、ガラス光ファイバ上にアルミ以外の金
属、例えば錫、半田合金、ニッケルクロム合金等を被覆
する場合においても全く同様である。
本発明は、上述の点に鑑み、金属被覆光ファイバの金属
被覆の厚さを広範囲にかつ容易に調整することができる
金属被覆光ファイバの製造法を提供することを目的とす
る。
(発明の構成) 本発明は、ガラス光ファイバを線引きした直後に溶融金
属中に導き、ガラス光ファイバの周囲に金属を被覆する
金属被覆光ファイバの製造法において、ガラス光ファイ
バを溶融金属中に導く前に、該ガラス光ファイバが室温
もしくはそれ以下の温度の気体の流れにより該ガラス光
ファイバを冷却する冷却装置を通過させられ、該気体の
流量を調節することにより金属被覆の厚さを調整するこ
とを特徴とする。
ガラス光ファイバ上に被覆する金属としては、アルミが
最も普通であるが、錫、鉛、亜鉛、半田合金、ニッケル
クロム合金、銅、鉄、ステンレス等の種々の金属を用い
得る。本発明の製造法はこれらの種々の金属をガラス光
ファイバ上に被覆する場合に対して均しく適用できるも
のである。
以下、図面に基づき本発明の構成の具体例および冷却装
置の好ましい例等について詳細説明する。
第1図は本発明の方法によりアルミ被覆光ファイバを製
造する場合の説明図である。1は例えば石英系ガラスよ
り成るプリフォーム母材であり、2はプリフォーム母材
を加熱する加熱源である電気炉である。電気炉により約
2200℃に加熱された母材の先端からガラス光ファイ
バ3が下方に引き出され、線引きされる。線引きされた
ガラス光ファイバ3は、非接触型の外径測定器10によ
り外径が測られたのち、電気炉2の下方に電気炉2と溶
融アルミ被覆装置5との間にガラス光ファイバ3の引き
出し路に沿って延長するように設けられた冷却管4の内
部を通過し、管4の下方に設けられた溶融アルミ被覆装
置5の入口ダイ51を通じて溶融アルミ53中に導かれ
る。
冷却管4の下部にある気体人口42には導管44を介し
て流量計45、流量調整弁46、開閉弁47および気体
供給源48たとえばヘリウムガスボンベが接続されてい
る。気体人口42から冷却管4内に入った気体は管4内
を上方に、すなわちガラス光ファイバ3の引き出し方向
と逆方向に、ガラス光ファイバを冷却しながら流れ、冷
却管4の上端43から排出される。冷却管4内を流れる
気体の流量は流量調整弁46により調節される。
冷却管内に流す気体としては室温又はそれ以下の温度の
ヘリウムガス、窒素ガス、空気等を用いることができる
が、ヘリウムガスは熱伝導率が良く、冷却能力が優れて
いるので、冷却管4内に流す気体として好ましいもので
ある。冷却管4は一定の長さを有する固定長の管であっ
ても差支えはないか、例えば望遠鏡式に長さを可変にで
きるる構造にするのが好ましい。このような構造にする
ことにより、線引きされたガラス光ファイバ3の引取速
度が同一の場合でも、該ガラス光ファイバ3が冷却管4
内を流れる気体に接し、冷却される時間を調整できるの
で、冷却管4の長さをガラス光ファイバ3が管4内を流
れる気体により冷却される度合を調整する補助手段とし
て利用できる。冷却管4の気体入口42は管4の中央部
に設は管内に流入した気体が管内を上下に分流するよう
にしてもよい。或は気体人口42を冷却管4の上部に設
は気体を下方に流すようにしてもよいが、管内を流す気
体として空気より比重が小さいヘリウムガスーーを用い
る場合には、第1図に示すように気体入[142を冷却
管4の下部に設は気体を上方に流すようにするのがよく
、これはまたガラス光ファイバの冷却効率の点からも望
ましい、また冷却管4の気体人口42は、流入する気体
の流れによりガラス光ファイバを流れの方向に偏位させ
、振動させることがないように1例えば第2図の縦断面
図に示すように管本体41を囲む円環状のダム部420
を設け、該ダム部420の内側環状面421に円周方向
に均等に設けた多数の通口422を通じて、導管44か
らダ11部420に流入した気体を管本体41内に流入
させるようにするのが望ましい。また、冷却管4の上端
および下端は、例えば写真機の絞りと同様な構成の、ガ
ラス光ファイバの出入口の口径を自由に調整できる構造
とすることが好ましい。これにより冷却管4の上下端か
らの気体の流出を適宜に調節できる。冷却管4内髪流れ
た気体の管外への排出については、冷却管の上端又は下
端から冷却管の長さ方向に排出されるようにしてもよい
。或は冷却管の上端又は下端近くの側面に排出口を設け
、これから排出されるようにしてもよい。
なお、本発明における冷却装置としては、上記したよう
な冷却管に限られるものではなく、例えば第3図に示す
ように環状体内面に多数の噴気ノズル401を設けたド
ーナツ状の冷却環40を1個もしくは複数個設けたもの
でもよい。
冷却管4を通過したガラス光ファイバは溶融アルミ被覆
装置5の溶融るつぼ54で溶融されたアルミ53中に入
口ダイ51を通じて導入され、ガラス光ファイバの周囲
に溶融アルミが凝固付着してアルミ被覆が形成され、出
口ダイ52からアルミ被覆光ファイバ6が引き出される
。引き出されたアルミ被覆光ファイバ6は外径測定器1
1を通り、引取装置7により引き取られ、ダンサ−ロー
ル8を介して巻取ロール9に巻き取られる。
ガラス光ファイバの外径は前記の通り線引き直後に非接
触型の外径測定器10により測られ、この出力信号によ
り引取装置7の引取速度変えて線径を制御することがで
きる。アルミ被覆光ファイバの外径は外径測定器11に
より測定される。アルミ被覆の厚さをオンラインで測定
することは容易ではないので、アルミ被覆の厚さを測定
し、これを調整するよりも、アルミ被覆光ファイバの外
径を測定し、外径を調整の対象とし、間接的にアルミ被
覆厚さを調整するのが便利である。その調整は冷却管4
内を流す気体の流量を調節することにより行いうる6す
なわち、測定されたアルミ被覆光ファイバの外径が所定
径より大きければ、流量調節弁46を調節し、冷却管4
内を流す気体の流量を減少させることにより、アルミ被
覆の厚さを薄くして所定径にすることができる。逆に測
定されたアルミ被覆光ファイバの外径が小さければ、流
量調節弁46を調節して気体の流量を増加させることに
よりアルミ被覆厚を厚くして所定径とすることができる
。これらの操作は外径測定器11で得られた測定値を流
量調節装置にフィードバックして自動的に行うこともで
きる。
(作用) 線引きされたガラス光ファイバは下方に引き出されると
共に急速に冷却し、従来のように自然冷却に委ねた場合
においても、溶融金属中に導入される直前のガラス光フ
ァイバの温度は、引取速度の大小により異るが、70〜
140℃程度に迄降下する。従って、高温の溶融金属ウ
シこ7ガラス光フアイバが導入されると、まず、ガラス
光ファイバに接した溶融金属が冷却されてガラス光ファ
イバの周囲に凝固付着する過程が進行する。この凝固付
着が飽和状態に達すると同時に周囲の高温の溶融金属の
熱により再溶融する過程が始まり、この再溶融はガラス
光ファイバが溶融金属中を移動し、溶融金属中から導出
される迄の間継続する。この凝固付着する金属層の厚さ
は、溶融金属中に導入されるガラス光ファイバの温度が
低いほど大きい。
一方再溶融する金属の量は溶融金属中をガラス光ファイ
バが通過する時間に依存し、引取速度が小さい場合には
再溶融量が大きくなる。ガラス光ファイバの外周に被覆
される金属被覆の厚さは、この凝固付着と再溶融とのバ
ランスにより定まる。
本発明においては、線引きされたガラス光ファイバが、
室温もしくはそれ以下の温度の気体の流れにより該ガラ
ス光ファイバを冷却する冷却装置を通過させられて冷却
され、しかもその冷却の度合、従って、ガラス光ファイ
バの温度を、流す気体の流量を調節することにより調整
することができる。このような調整によってガラス光フ
ァイバが溶融金属中に導入されたときガラス光ファイバ
外周に凝固付着する金属層の厚さが変り、一方。
再溶融量は引取速度が一定であれば余り変らないので、
結局、金属被覆層の厚さを、冷却装置に流す気体の流量
を調節することにより変えることができる。
実際に、線引き温度、溶融アルミの温度、冷却管の長さ
を一定にして、引取速度V□およびv2をパラメータと
して、アルミ被覆の厚さと管4内に流す気体(ヘリウム
)の流量との関係を求めた所、第4図に示すような関係
を得た。
また、冷却管4に流す気体の流量の調節と併せて、冷却
管4の長さを調節することによってガラス光ファイバが
気体に接し冷却される時間を調整し、アルミ被覆の厚さ
を調整することもできる。
従来のようにガラス光ファイバが自然冷却されている場
合には、引取速度を小さくすれば、溶融金属に導入され
るガラス光ファイバの温度は低くなり、金属の凝固付着
量は大きくなるが、溶融金属中を移動する時間が長くな
り再溶融量が大きくなるので、結局、金属被覆層の厚さ
は薄くなり、ガラス光ファイバの周面の一部lこ金属被
覆が形成されていない、いわゆる片面コートを生じるこ
ともある。逆に、引取速度を大きくすれば、再溶融量は
小さいが、溶融金属中に導入されるガラス光ファイバの
温度が高くなり1元々の凝固付着量が小さいので、金属
被覆の厚さはそれ程厚くはならない。これ迄の金属被覆
光ファイバの製造法において引取速度を大きく変えても
金属被覆の厚さは狭い範囲でしか変らない所以である。
なお、ガラス光ファイバの初期強度を維持させるために
ガラス光ファイバの線引き直後にシリコン樹脂等のポリ
マーのプリコートを被覆する場合に、本発明と同じよう
に、線引き直後のガラス光ファイバが清浄な気体が流さ
れている冷却管内を通過させられ、冷却されることが特
開昭52−120840号公報に記載されているが、こ
れはガラス光ファイバにプリコートが施されるまでの間
を清浄な雰囲気に保ち、また厚さむら、ぬれむらのない
均一なプリコートを形成させ、ガラス光ファイバの機械
的強度を向上させることを目的とするものである。上記
時開記載の場合にはプリコートの厚さはポリマー塗装装
置の絞すダイの孔径によって定まり、ガラス光ファイバ
の温度には関係しないし、一方、本発明の場合において
は溶融金属から金属被覆光ファイバを導出する出口ダイ
の孔径は金属被覆の厚さには本質的に関係しない。
すなわち上記時開記載の技術と本発明とは似て非なるも
ので、目的、作用、効果を異にする。
(実施例) (実施例1〜3および比較例) 中心層が純石英ガラス、中間層がBF、をドープしたド
ープド石英ガラス、外側層が石英ガラスより成る三層構
成の外径20mm、長さ500r@のプリフォーム母材
を電気炉により2270〜2280℃に加熱し、母材の
先端からコア1200μmのガラス光ファイバを70m
/分の速度で線引きした。線引きされたガラス光ファイ
バは、電気炉の下端から530+m離れて上端が位置さ
せられた内径50mm、長さ820+mの冷却管の内部
を通過させられ、次に、該冷却管の下端から1500閣
下方に位置させられた入口ダイを通じて溶融アルミ被覆
装置内の溶融アルミ中に導かれた。溶融アルミの炉設定
温度は750℃とした。該アルミ被m ¥4 置の出口
ダイから引き出されたアルミ被覆光ファイバは、出口ダ
イ下方の引取装置により引き取られ、ダンサ−ロールを
介して巻取リールに巻き取られた。この際冷却管の下端
部に設けた気体人[コから、ヘリウムガスボンベから常
圧近くに、降圧されて供給されるヘリウムガスを夫々5
Q/分、10Q/分、15Q/分の流量で管内を流した
所、第1表に示すようなアルミ被覆が得られた。
比較例としてヘリウムガスを管内に流さなかった場合の
アルミ被覆についても第1表に示している。
第1表 (実施例4) 冷却管の長さを420mとし、ヘリウムガスの流量を3
Q1分とした以外は実施例1〜3と全く同じくしてアル
ミ被覆光ファイバを製作し、厚さ15μmの外観良好な
アルミ被覆を得た。
(実施例5〜6) 実施例1〜3の母材と同じく三層構成であるが、各層の
寸法構成を実施例1〜3の母材とは異にする外径30m
、長さ500Iの母材を電気炉により2270〜228
0℃に加熱、母材の先端からコア径400μm、外径5
00μmのガラス光ファイバを30m/分の速度で線引
きした。線引きされたガラス光ファイバは直ちに実施例
1〜3の場合と同じく設置された冷却管、アルミ被覆装
置、引取装置等を通され、アルミ被覆を施され、巻取リ
ールに巻き取られた。冷却管の内部には夫々10ff/
分、15Q/分の流量でヘリウムガスを流した所、第2
表に示すようなアルミ被覆が得られた。
第2表 (発明の効果) 上記した通り、本発明によれば、線引き直後のガラス光
ファイバが通過する冷却装置に室温もしくはそれ以下の
温度の気体を流してガラス光ファイバを冷却し、しかも
流す気体の流量を調節することによりその冷却の度合を
調整し、金属被覆の厚さを広範囲に変えることができる
。従って、金属被覆光ファイバの金属被覆の厚さに対す
る多様な要望に応えることが本発明により可能となった
また、本発明によれば、これ迄の線引きされたガラス光
ファイバを自然冷却させている場合に較べて、金属被覆
を施す際の条件の変動が少ないので、厚さ、表面状態が
より安定した金属被覆が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する工程説明図であり、第
2図は本発明における冷却管の気体入口の一例を示す縦
断面図であり、第3図は冷却装置の他の例を示す斜視図
である。第4図は、本発明に従い冷却管内に流す気体の
流量を調節したときに得られたアルミ被覆の厚さと気体
の流量との関係をガラス光ファイバの引取速度をパラメ
ータとして示した図である。 (符号の説明) 1・・・プリフォーム母材、  2・・・電気炉、  
3・・・線引きされたガラス光ファイバ、 4・・・冷
却管、41・・・管本体、 42・・・入口、 43・
・・冷却管の上端、 44導管、 45・・・流量計、
 46・・・流量調節弁、 47・・・減圧開閉弁、 
48・・・気体供給源、 420・・・気体入口の円環
状のダム部、421・・・ダム部の内側環状面、 42
2・・・通口、40・・・冷却管、 401・・・噴気
ノズル、 5・・・溶融アルミ被覆装置、 51・・・
入口ダイ、 52・・・出口ダイ、 53・・・溶融ア
ルミ、 54・・・溶融るつぼ、 6・・・アルミ被覆
光ファイバ、 7・・・引取装置、 8・・・ダンサ−
ロール、 10および11・・・外径測定器。 9・・・巻取リール。 一以上一 第3図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス光ファイバを線引きした直後に溶融金属中
    に導き、ガラス光ファイバの周囲に金属を被覆する金属
    被覆光ファイバの製造法において、ガラス光ファイバを
    溶融金属中に導く前に、ガラス光ファイバが、室温もし
    くはそれ以下の温度の気体の流れにより該ガラス光ファ
    イバを冷却する冷却装置を通過させられ、該気体の流量
    を調節することにより金属被覆の厚さを調整することを
    特徴とする金属被覆光ファイバの製造法。
  2. (2)ガラス光ファイバを線引きした直後に溶融金属中
    に導き、ガラス光ファイバの周囲に金属を被覆する金属
    被覆光ファイバの製造法において、ガラス光ファイバを
    溶融金属中に導く前に、ガラス光ファイバが該ガラス光
    ファイバの引取方向に延長する冷却管の内部を通過させ
    られると共に、該冷却管内に室温もしくはそれ以下の温
    度の気体を流し、該気体の流量を調節することにより金
    属被覆の厚さを調整することを特徴とする金属被覆光フ
    ァイバの製造法。
  3. (3)ガラス光ファイバを線引きした直後に溶融金属中
    に導き、ガラス光ファイバの周囲に金属を被覆する金属
    被覆光ファイバの製造法において、ガラス光ファイバを
    溶融金属中に導く前に、ガラス光ファイバが該ガラス光
    ファイバの引取方向に延長する可変長の冷却管の内部を
    通過させられると共に、該冷却管内に室温もしくはそれ
    以下の温度の気体を流し、該気体の流量と可変長の冷却
    管の長さとを調節することにより金属被覆の厚さを調整
    することを特徴とする金属被覆光ファイバの製造法。
  4. (4)冷却管内に流す気体がヘリウムガスであり、該ヘ
    リウムガスがガラス光ファイバの引取方向と逆方向に流
    されることを特徴とする請求項(1)、請求項(2)又
    は請求項(3)記載の金属被覆光ファイバの製造法。
JP1244025A 1989-09-19 1989-09-19 金属被覆光ファイバの製造法 Expired - Lifetime JP2633034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244025A JP2633034B2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 金属被覆光ファイバの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244025A JP2633034B2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 金属被覆光ファイバの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03109240A true JPH03109240A (ja) 1991-05-09
JP2633034B2 JP2633034B2 (ja) 1997-07-23

Family

ID=17112591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1244025A Expired - Lifetime JP2633034B2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 金属被覆光ファイバの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2633034B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010011630A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Nec System Technologies Ltd ロータリースイッチを有する機器の制御装置および制御方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57106542A (en) * 1980-12-19 1982-07-02 Furukawa Electric Co Ltd:The Production of metal covered optical fiber
JPS6465048A (en) * 1987-09-04 1989-03-10 Sumitomo Electric Industries Method and apparatus for producing optical fiber
JPH01208345A (ja) * 1987-10-14 1989-08-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバの製造方法及び装置
JPH02184544A (ja) * 1989-01-10 1990-07-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバの冷却装置及び冷却方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57106542A (en) * 1980-12-19 1982-07-02 Furukawa Electric Co Ltd:The Production of metal covered optical fiber
JPS6465048A (en) * 1987-09-04 1989-03-10 Sumitomo Electric Industries Method and apparatus for producing optical fiber
JPH01208345A (ja) * 1987-10-14 1989-08-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバの製造方法及び装置
JPH02184544A (ja) * 1989-01-10 1990-07-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバの冷却装置及び冷却方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010011630A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Nec System Technologies Ltd ロータリースイッチを有する機器の制御装置および制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2633034B2 (ja) 1997-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4449568A (en) Continuous casting controller
US3697241A (en) Method and apparatus for providing controlled quench in the manufacture of fiber glass
JPWO2010119696A1 (ja) 光ファイバ素線の製造方法
EP0079186B1 (en) Apparatus for drawing optical fibers
JPWO2010070931A1 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP5562252B2 (ja) ガラス被覆ワイヤの製造装置及び製造方法
US6010741A (en) Apparatus and method for controlling the coating thickness of an optical glass fiber
US4894078A (en) Method and apparatus for producing optical fiber
WO2006067787A2 (en) Forming and cooling glass-coated microwires
JPS63162551A (ja) 光ファイバーを金属の保護シースで被覆する方法および装置
US3842896A (en) Method for producing composite metal wire
JP4302367B2 (ja) 光ファイバの線引き方法および線引き装置
JPH03109240A (ja) 金属被覆光ファイバの製造法
US20100212364A1 (en) Optical fiber manufacturing methods
US5382456A (en) Production of ceramic filaments
US20050120749A1 (en) System and process for controllable preparation of glass-coated microwires
US3523815A (en) Method for producing a uniform metallic coating on wire
US3811850A (en) High speed production of filaments from low viscosity melts
JP2012082092A (ja) マルチコアテープファイバ素線の製造方法およびその製造装置
JP3430987B2 (ja) 光ファイバ素線の製造方法
JPH107431A (ja) 光ファイバ素線製造装置
JPH01224244A (ja) 光ファイバ心線の製造方法
JPS5850938B2 (ja) 光ファイバ製造方法および光ファイバ製造用ノズル
JPS589836A (ja) 光フアイバの高速紡糸方法
JPH08319129A (ja) 光ファイバの線引き装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13