JP5547507B2 - 非水電解液二次電池電極用バインダー。 - Google Patents
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Description
ブタジエン含量とゲル含量を規定した特開平5−74461(特許文献2)
ブタジエン結合含量と電極作成時の乾燥温度を規定した特開平8−250122(特許文献3)
ブタジエン結合含量とゲル含量を規定した特開平8−250123(特許文献4)
特定組成のラテックスと有機溶媒系バインダーを併用する事を規定した特開平9−87571(特許文献5)
特殊樹脂の存在下で重合する特定組成のラテックスを規定した特開平9−199135(特許文献6)
ブタジエン含量とゲル含量と特定のカーボンを規定した特開平9−320604(特許文献7)
シアン化ビニルを含有し、コアシェル構造を有しコアとシェルのガラス転移温度を規定した特開平10−302797(特許文献8)
酸性モノマーを用いて重合した複合ポリマーと規定した特開平11−149929(特許文献9)
特定の構成比率のラテックスでコアシェル構造を有しコアとシェルのガラス転移温度を規定した特開平11−25989(特許文献10)
エチレン系不飽和カルボン酸含量を規定した特開平17−190747(特許文献11)
特定組成のラテックスと有機溶媒系バインダーを併用する事を規定した特開平18−66400(特許文献12)
などにて電池用バインダーの改善による電池性能アップが提案されており、すでに酸変性スチレン−ブタジエン系ラテックスがバインダーとして利用されている。
(1)バインダーによる電極用活物質(正極活物質及び負極構成材)同士の結合および電極用活物質と集電体金属箔との接着(以下、結着力と称する)。
(2)電極用組成物を塗布乾燥した後の電極を巻き取る工程での耐ブロッキング性(以下、耐ブロッキング性と称する)。
(3)電極を巻き取る工程での擦れやその後の裁断などで塗布された電極用組成物層から電極用活物質の微粉などが発生しない耐粉落ち適性(以下、耐粉落ち適性と称する)。
すなわち、本発明は、グリシジル基含有不飽和単量体0.1〜15重量%、脂肪族共役ジエン系単量体10〜60重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.1〜10重量%およびこれらと共重合可能な他の単量体15〜89.8重量%から構成される単量体を乳化重合して得られたブタジエン系共重合体ラテックスからなることを特徴とする非水電解液二次電池電極用バインダーを提供するものである。
本発明における共重合体ラテックスは、グリシジル基含有不飽和単量体0.1〜15重量%、脂肪族共役ジエン系単量体10〜60重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.1〜10重量%およびこれらと共重合可能な他の単量体15〜89.8重量%から構成される単量体を乳化重合して得られたブタジエン系共重合体ラテックスである。
グリシジル基含有不飽和単量体は、全単量体に対して0.1〜15重量%である。グリシジル基含有不飽和単量体が0.1重量%未満では、結着力と耐粉落ち適性が低下し、15重量%を超えると共重合体ラテックスを重合する際の安定性ならびに電極としての結着力と耐粉落ち適性が低下する。好ましくは0.2〜10重量%、さらに好ましくは0.5〜10重量%である。
これらの脂肪族共役ジエン系単量体は、全単量体に対して10〜60重量%である。脂肪族共役ジエン系単量体が10重量%未満では、結着力と耐粉落ち適性が低下し、60重量%を超えると共重合体ラテックスを重合する際の安定性ならびに電極としての耐ブロッキング性が低下する。好ましくは10〜50重量%、さらに好ましくは20〜50重量%である。
これらのエチレン系不飽和カルボン酸単量体は、全単量体に対して0.1〜10重量%である。エチレン系不飽和カルボン酸単量体が0.1重量%未満では共重合体ラテックスを重合する際の安定性が低下し粗大凝集物が増加し、結着力も低下するため問題である。10重量%を超えると共重合体ラテックス製造時に粘度が高くなりすぎて、撹拌不良となり、安定に重合工程を進めることが出来ない。好ましくは0.2〜10重量%、更に好ましくは0.5〜10重量%である。
これらの共重合可能な他の単量体は、全単量体に対して15〜89.8重量%である。これらの範囲外では、上述の必須成分の適正範囲を逸脱し、本発明の目的を達成することができない。
パーフルオロアルキル基含有カルボン酸塩、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物などのフッ素系界面活性剤が挙げられ、これらを1種又は2種以上使用することができる。
耐圧性の重合反応機に、純水120部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.8部、過硫酸カリウム0.6部を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで気相部を十分置換した後、昇温し80℃で重合を開始した。重合開始後、グリシジルメタアクリレート5部、ブタジエン40部、アクリル酸1部、イタコン酸2部、メチルメタクリレート17部、スチレン35部、α−メチルスチレンダイマー0.1部、シクロヘキセン6.0部、t−ドデシルメルカプタン0.7部を10時間かけて重合反応機内に添加した。添加中は80℃で反応を行った。添加終了後さらに温度を85℃に上げ、重合転化率97%以上になった後、重合を終了した。次いで、共重合体ラテックスを水酸化リチウム水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックス(1)を得た。共重合体ラテックス(1)の数平均粒子径は0.11μm、ゲル含量は85%、粗大凝集物は0.007重量%であった。
耐圧性の重合反応機に、純水80部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.13部、グリシジルメタアクリレート1部、ブタジエン3部、メチルメタクリレート1部、スチレン6部、アクリル酸1部、フマル酸2部、t−ドデシルメルカプタン0.05部、シクロヘキセン2部、過硫酸アンモニウム1部を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで気相部を十分置換した後、昇温し65℃で重合を開始した。重合開始後、ブタジエン27部、メチルメタクリレート2部、スチレン57部、t−ドデシルメルカプタン0.35部、純水10部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.12部を9時間かけて重合反応機内に添加した。添加中は65℃で反応を行った。添加終了後さらに温度を70℃に上げ、同時にt−ドデシルメルカプタン0.15部を0.5時間かけて添加し、重合転化率97%以上になった後、重合を終了した。次いで、共重合体ラテックスをアンモニアでpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックス(2)を得た。共重合体ラテックス(2)の数平均粒子径は0.22μm、ゲル含量は80%、粗大凝集物は0.003重量%であった。
耐圧性の重合反応機に、純水110部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1部、グリシジルメタアクリレート5部、ブタジエン4部、アクリロニトリル4部、スチレン3部、アクリル酸1部、メタクリル酸1部、イタコン酸5部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、硫酸第一鉄0.003部、エチレンジアミン四酢酸0.005部を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで気相部を十分置換した後、昇温し30℃でエリソルビン酸0.05部、クメンハイドロパーオキサイド0.05部添加し重合を開始した。重合開始から60分かけて、重合温度を50℃に上昇させた。重合開始60分後から360分後までは、グリシジルメタアクリレート2部、ブタジエン20部、アクリロニトリル6部、スチレン12部、シクロヘキセン4部、t−ドデシルメルカプタン0.5部、純水5部、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム0.2部、過硫酸カリウム0.15部を300分間連続添加するとともに、重合温度を50℃から70℃に徐々に上昇させながら重合を継続した。重合開始360分後から600分後までは、ブタジエン26部、スチレン11部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、純水10部、過硫酸カリウム0.3部を240分間連続添加しながら、重合温度を70℃に保って重合を継続した。重合開始600分後以降に重合転化率が97%以上になった後、重合を終了した。次いで、共重合体ラテックスを水酸化リチウム水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックス(3)を得た。共重合体ラテックス(3)の数平均粒子径は0.08μm、ゲル含量は55%、粗大凝集物は0.009重量%であった。
耐圧性の重合反応機に、純水90部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.4部、グリシジルメタアクリレート0.5部、ブタジエン8部、メチルメタクリレート2部、スチレン25部、アクリロニトリル1部、イタコン酸5部、α−メチルスチレンダイマー0.5部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、過硫酸カリウム0.6部を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで気相部を十分置換した後、昇温し55℃で重合を開始した。重合開始3時間後、1時間かけて65℃に昇温し、重合開始4時間後、ブタジエン12部、メチルメタクリレート3部、アクリロニトリル2部、スチレン38.5部、ブチルアクリレート3部、t−ドデシルメルカプタン0.2部、純水5部、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム0.2部を5時間かけて添加した。添加中は65℃で反応を行った。重合開始添加終了11時間後、純水5部とL−アスコルビン酸0.15部を1時間かけて添加した。その後、重合転化率が97%以上になった時点で、重合を終了した。次いで、共重合体ラテックスを水酸化カリウム水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックス(4)を得た。共重合体ラテックス(4)の数平均粒子径は0.19μm、ゲル含量は75%、粗大凝集物は0.001重量%であった。
耐圧性の重合反応機に、純水90部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.6部、グリシジルメタアクリレート3部、ブタジエン2.5部、メチルメタクリレート1.5部、スチレン4.5部、アクリロニトリル1部、イタコン酸1部、フマル酸1部、アクリル酸1部、シクロヘキセン4部、t−ドデシルメルカプタン0.03部、過硫酸カリウム0.9部を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで気相部を十分置換した後、昇温し65℃で重合を開始した。重合開始0時間後、ブタジエン22.5部、メチルメタクリレート13.5部、アクリロニトリル9部、スチレン39.5部、t−ドデシルメルカプタン0.27部を9時間かけて添加した。添加中は65℃で反応を行った。添加終了後、さらに温度を70℃に上げ、重合転化率97%以上になった後、重合を終了した。次いで、共重合体ラテックスを水酸化ナトリウム水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックス(5)を得た。共重合体ラテックス(5)の数平均粒子径は0.15μm、ゲル含量は90%、粗大凝集物は0.001重量%であった。
耐圧性の重合反応機に、純水120部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.8部、過硫酸カリウム0.6部を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで気相部を十分置換した後、昇温し80℃で重合を開始した。重合開始後、ブタジエン40部、アクリル酸1部、イタコン酸2部、メチルメタクリレート17部、スチレン40部、α−メチルスチレンダイマー0.1部、シクロヘキセン6部、t−ドデシルメルカプタン0.7部を10時間かけて重合反応機内に添加した。添加中は80℃で反応を行った。添加終了後さらに温度を85℃に上げ、重合転化率97%以上になった後、重合を終了した。次いで、共重合体ラテックスを水酸化リチウム水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックス(6)を得た。共重合体ラテックス(6)の数平均粒子径は0.10μm、ゲル含量は85%、粗大凝集物は0.005重量%であった。
耐圧性の重合反応機に、純水80部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2部、グリシジルメタアクリレート20部、ブタジエン4部、メチルメタクリレート1部、スチレン4部、フマル酸2部、アクリル酸1部、シクロヘキセン2部、t−ドデシルメルカプタン0.04部、過硫酸カリウム1部を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで気相部を十分置換した後、昇温し65℃で重合を開始した。重合開始0時間後、ブタジエン31部、メチルメタクリレート2部、スチレン35部、t−ドデシルメルカプタン0.36部、純水10部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.1部を9時間かけて添加した。添加中は65℃で反応を行った。添加終了後、さらに温度を70℃に上げ、重合転化率97%以上になった後、重合を終了した。次いで、共重合体ラテックスを水酸化リチウム水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックス(7)を得た。共重合体ラテックス(7)の数平均粒子径は0.2μm、ゲル含量は93%、粗大凝集物は0.550重量%であった。
耐圧性の重合反応機に、純水70部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.1部、グリシジルメタアクリレート8部、スチレン8部、ブチルアクリレート28部、アクリル酸1部、過硫酸カリウム0.5部を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで気相部を十分置換した後、昇温し60℃で重合を開始した。重合開始0時間後、スチレン12部、ブチルアクリレート43部を5時間かけて添加した。添加中は60℃で反応を行った。添加終了後、重合転化率が97%以上になった後、重合を終了した。次いで、共重合体ラテックスを水酸化リチウム水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックス(8)を得た。共重合体ラテックス(8)の数平均粒子径は0.4μm、ゲル含量は98%、粗大凝集物は0.010重量%であった。
共重合体ラテックスの数平均粒子径は動的光散乱法により測定した。尚、測定に際しては、FPAR−1000(大塚電子製)を使用した。
室温雰囲気にて共重合体ラテックスフィルムを作成する。その後ラテックスフィルム約1gを秤量しXgとする。これを400mlのトルエンに入れ48時間膨潤溶解させる。その後、これを秤量済みの300メッシュの金網で濾過し、その後トルエンを蒸発乾燥させ、その乾燥後重量からメッシュ重量を減じて、試料の乾燥後重量を秤量しYgとする。 ゲル含量(%)=Y/X*100
固形分重量濃度測定済みの共重合体ラテックス500gを重量既知の200メッシュステンレス金網でろ過し、120℃で60分乾燥する。メッシュ上に捕捉された粗大凝集物の重量を秤量し、試料重量の固形分重量で除した重量%を200メッシュオンコアギュラムとして測定した。
負極構成材として、粒子径が1〜35nmの人造黒鉛を使用し、人造黒鉛100部に対してスラリー増粘剤としてカルボキシメチルセルロースを2部、共重合体ラテックス(1)4部とを全固形分が50%となるように適量の水を加えて混練し、負極用組成物を作製した。また、負極用組成物を集電体となる厚さ20μmの銅箔の両面に塗布。120℃で5時間乾燥し、負極を作製した。
同様にして、共重合体ラテックス(2)〜(5)を用いて実施例2〜5の負極用組成物を、また共重合体ラテックス(6)〜(8)を用いて比較例1〜3の負極用組成物を作成した。
正極活物質として、LiCoO2を100部、導電剤としてアセチレンブラックを5部、結着剤として共重合体ラテックス(1)4部とを全固形分が40%となるように適量の水を加えて混練し、正極用組成物スラリーを調製した。
同様にして、共重合体ラテックス(2)〜(5)を用いて実施例2〜5の正極用組成物を、また共重合体ラテックス(6)〜(8)を用いて比較例1〜3の正極用組成物を作成した。
電極より10cm四方のサンプル5枚を切り出し、120℃の熱プレスで5分間圧縮し成型した。その電極表面にナイフを用いて、活物質層から集電体に達する深さまでの切り込みを2mm間隔で縦横それぞれ6本入れて碁盤目状に25マスの切り込みをいれた。この切り込みを入れた部分の表面に粘着テープを貼り付けて直ちに引き剥がし、活物質層が銅箔より剥離したマス目の数をカウントした。
1サンプル(片面)について1回実施して、計5サンプルの合計125マスの内、剥離したマス目の個数をカウントし、この個数により次のように評価した。結果を表1及び表2に示した。
◎:脱落したマスが無く優秀。
○:脱落したマスが1個〜20個で良好。
△:脱落したマスが21個〜50個でやや不良。
×:脱落したマスが51個以上で不良。
電極より5cm×5cmのサンプルを5枚切り出し、5枚重ねて80℃の熱プレスで48時間圧縮した。圧縮から開放した際の様子から、官能的に次のように評価した。結果を表1及び表2に示した。
◎:指で軽く弾かなくても5枚全部がバラバラになる。優秀。
○:指で軽く弾けば5枚全部がバラバラになる。良好。
△:指で軽く弾いても5枚全部がバラバラにならない。やや不良。
×:指で軽く弾いても1枚もバラバラにならない。不良。
電極より10cm×5cmのサンプル5枚切り出し5枚重ねた。実験台の上に市販の上質紙を置き、その上に100メッシュのステンレスメッシュを置いた。そのメッシュ上で5枚重ねた電極試験片をハサミで長辺方向より1cm間隔で9回切断し、その際にステンレスメッシュを通過し上質紙上にこぼれ落ちた活物質粉末の状態を観察した。その観察結果によって次のように評価した。結果を表1及び表2に示した。
◎:まったく粉落ちが無い。優秀。
○:ごくわずかに粉落ちが観察される。良好。
△:少し多く粉落ちが観察される。やや不良。
×:多量の粉落ちが観察される。不良。
Claims (4)
- グリシジル基含有不飽和単量体0.1〜15重量%、脂肪族共役ジエン系単量体10〜60重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.1〜10重量%およびこれらと共重合可能な他の単量体15〜89.8重量%から構成される単量体を乳化重合して得られた共重合体ラテックスからなることを特徴とする、非水電解液二次電池電極用バインダー。
- グリシジル基含有不飽和単量体が、グリシジル(メタ)アクリレートであることを特徴とする請求項1記載の非水電解液二次電池電極用バインダー。
- 共重合可能な他の単量体が、下記1)〜4)のいずれかであることを特徴とする請求項1または2記載の非水電解液二次電池電極用バインダー。
1)芳香族ビニル系単量体
2)シアン化ビニル系単量体及び芳香族ビニル系単量体
3)芳香族ビニル系単量体及び不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量体
4)芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体及び不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量体 - ゲル含量が40〜95重量%および数平均粒子径が50〜300nmであることを特徴とする請求項1、2または3記載の非水電解液二次電池電極用バインダー。
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