JP5544000B2 - 基板表面処理システム - Google Patents

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    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • B05B7/06Spray pistols; Apparatus for discharge with at least one outlet orifice surrounding another approximately in the same plane

Description

本発明は、基板表面処理システム及び基板表面処理方法に係り、さらに詳細には、コンパクトな基板表面処理システム及び基板表面処理方法に関する。
有機発光表示装置又は液晶表示装置を形成するための基板には、複数の薄膜トランジスタを含んだ駆動素子が形成される。
このために、前記基板には、ポリシリコン膜のようなシリコン膜が形成される。前記ポリシリコン膜は、非晶質シリコン膜をELA(excimer laser annealing)などの結晶化工程を介して形成する。このポリシリコン膜をパターニングし、前記薄膜トランジスタのアクティブ層として使う。
ところで、前記非晶質シリコン膜及び/又はポリシリコン膜は、自然状態で、表面にシリコン酸化膜を有する。
前記シリコン酸化膜は、結晶化工程に悪影響を及ぼすことがある。また、薄膜トランジスタの特性に影響を及ぼし、工程中、パーティクルなどの汚染源として作用することがある。従って、前記結晶化工程前後及び/又は後に、前記シリコン酸化膜を除去しなければならない。
また、結晶化工程を経て形成されたポリシリコン膜は、表面粗度が粗いから、その表面をエッチングして表面均一度を高める必要もある。
かような理由によって、前記シリコン膜が形成されている基板の表面に対して、前記シリコン膜をエッチングするための表面処理をしなければならない。
特許文献1には、従来の基板エッチング装備を開示しているが、基板を回転させつつ、エッチング液を基板に噴射する方式が開示されている。ところで、かような方式は、例えば、4世代(730×460mm)までの小型基板サイズでは適切であったが、5.5世代(1,300×1,500mm)以上の大型基板では、使用が困難である。それは、大型基板は回転させにくく、たとえ回転をさせることができるとしても、回転速度が600RPM以下に低下しつつ、エッチング後にムラが生じる。また、中心部とエッジとのエッチング偏差が生じ、チャンバの内壁に液がぶつかり、基板にさらに飛び散るから基板にムラが発生するという問題がある。
これを改善するために、表面処理のためのシステムをインライン形態で配したりするが、その場合、工程を遂行するシステムが過度に長く形成されもする。これは、システムを設置する空間を多く占めることになるという問題が生じる。
特許文献2の場合、上側と下側とにわたって、2層構造にシステムを構成したものであるが、これは、同一の作動過程を示す工程を、上側と下側とに等しく配置させ、処理物量を増大させようとしたものである。しかし、1つの処理工程だけを見れば、結局、単一の直線上の経路を示すインライン・システムであると見ることができ、システム全体の長さは変化せずに、そのまま維持されたのである。
特開2004−006618号公報 大韓民国公開特許公報第2007−0048036号
前記のような従来技術の問題及び/又は限界を克服するためのものであり、本発明は、さらにコンパクトな構造を有し、設置空間上の制約を受けない基板表面処理システム及び基板表面処理方法を提供するところに目的がある。
前記のような目的を果たすために、本発明は、地面に対して水平方向に延び、両端に第1端部及び第2端部をそれぞれ含む第1処理室と、地面に対して水平方向に延び、前記第1処理室と並行に配置され、両端に第3端部及び第4端部をそれぞれ含む第2処理室と、両端に互いに対向した第5端部及び第6端部をそれぞれ含み、前記第5端部は、前記第2端部及び前記第4端部と一体化され、前記第1処理室及び前記第2処理室とそれぞれ連通された第3処理室と、前記第1処理室に設置され、地面に平行な第1方向に前記第1端部から前記第2端部まで基板を移送する第1水平移動部と、前記第2処理室に設置され、地面に平行で前記第1方向の反対方向である第2方向に前記基板を移送する第2水平移動部と、前記第3処理室に設置され、前記基板の移送方向を、前記第1方向から前記第2方向に、又は前記第2方向から前記第1方向に転換させる方向転換部と、前記第1処理室乃至前記第3処理室のうち少なくとも1つの一部に設置され、前記基板の表面に、少なくとも1種の処理液を噴射する第1湿式処理モジュールと、を備える基板表面処理システムを提供する。
本発明の他の特徴によれば、前記第1端部及び前記第3端部は、互いに並行して延び、前記第2端部及び前記第4端部は、互いに並行して延び、前記第1端部及び前記第3端部に、それぞれ第1ゲート及び第2ゲートが設置されてもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、前記第1処理室乃至前記第3処理室のうちのいずれか一つに配置され、前記第1湿式処理モジュールが設置されていない他の処理室には、前記基板の表面を乾燥させた状態で乾式処理するために、乾式処理モジュールが配置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、前記第1処理室乃至前記第3処理室のうちのいずれか一つに配置され、前記第1湿式処理モジュールが設置されていない他の処理室の少なくとも一つには、前記基板の表面を湿式処理する第2湿式処理モジュールが配置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、前記第3処理室の前記第5端部のうち、前記第2端部と一体化された部分に隣接して配置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、前記第3処理室の前記第5端部のうち、前記第4端部と一体化結合された部分に隣接して配置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、前記第3処理室の前記第2端部に隣接した部分に配置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、前記第3処理室の前記第4端部に隣接した部分に配置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、前記方向転換部に連動するように設置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第2処理室は、前記第1処理室の下部に配置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1処理室は、前記第2処理室の下部に配置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1処理室乃至前記第3処理室のうち少なくとも一つに配置され、前記基板を地面に対して傾くように傾斜させる傾斜駆動部をさらに含むことができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、一体に結合された液噴射モジュール及び空気噴射モジュールを含み、前記液噴射モジュールは、前記処理液を前記基板の前記表面に向けて噴射するように設置され、前記空気噴射モジュールは、前記基板の前記表面に向けて液切り空気を噴射するように設置されることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理モジュールは、複数の噴霧ノズルを具備した液噴射モジュールを含むことができる。
本発明はまた、前述の目的を果たすために、基板を第1方向に水平移動させる第1水平移動工程と、前記基板を前記第1方向から前記第1方向と反対方向である第2方向に水平移動されるように前記基板の移動方向を転換させる方向転換工程と、前記基板を前記第2方向に水平移動させる第2水平移動工程と、前記第1水平移動工程、前記方向転換工程及び前記第2水平移動工程のうちの少なくとも1つの工程の間、前記基板の上に対して、少なくとも1種の処理液を噴射する第1湿式処理工程と、を含む基板表面処理方法を提供する。
本発明の他の特徴によれば、前記第1湿式処理工程は、前記第1水平移動工程、前記方向転換工程及び前記第2水平移動工程のうちの1つの工程で遂行され、前記第1湿式処理工程が遂行されない他の工程では、前記基板の表面を乾燥させた状態で乾式処理する乾式処理工程が遂行されてもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理工程は、前記第1水平移動工程、前記方向転換工程及び前記第2水平移動工程のうちの1つの工程で遂行され、前記第1湿式処理工程が遂行されない他の工程では、前記基板の表面を湿式で処理する第2湿式処理工程が遂行されてもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記方向転換工程は、前記基板を垂直方向に上昇させることを含んでもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記方向転換工程は、前記基板を垂直方向に下降させることを含んでもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1水平移動工程、前記方向転換工程及び前記第2水平移動工程のうち少なくとも1つの工程は、前記基板を地面に対して傾くように傾斜させることを含んでもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記基板の傾斜は、前記基板の前記表面が前記第1方向又は前記第2方向に垂直な方向に対して傾くように、基板を傾斜させることを含んでもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1湿式処理工程は、前記処理液及び液切り空気のうち少なくとも一つを前記基板の前記表面に提供することを含んでもよい。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記エッチング液の提供及び液切り空気の提供が同時に行われる。
本発明によれば、2層構造を有する基板の表面処理システムを具現することにより、システムをさらにコンパクトに構成することができ、装備が設置される空間の制約性を低減させることができる。
また、大面積基板への適用がさらに有用になる。
また、第1液及び第2液によって、ポリシリコン膜表面の洗浄と共に、シリコン酸化膜をエッチングすることができ、シリコン酸化膜がエッチングされた後のポリシリコン膜表面の平滑度がさらに向上する。
また、第1液及び第2液を異なる時間帯で提供することにより、エッチング液である第1液及び第2液のエッチング程度を調節することができる。
そして、他種のエッチング液である第1液及び第2液の間に第3液を提供することにより、緩衝機能を介してエッチング程度の精密な制御が可能になり、第1液と第2液との混合によって、所望のエッチング率が異なる問題、及びこれによる量産性低下を防止することができる。
本発明は、また液切り空気の提供又は傾斜工程を介して、第1液乃至第3液のうち少なくとも一つを基板の表面から除去することにより、基板表面で、第1液乃至第3液のうち少なくとも2つの液体が混じらないようにし、当初所望のようなエッチング精度を得ることができる。
本発明は、大型基板に対する適用がさらに有用である。
本発明の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明の他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明のさらに他の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。 本発明の第1湿式処理モジュールの一例を図示した構成図である。 本発明の噴射モジュールの一例を図示した断面図である。 本発明の第1湿式処理モジュールの他の一例を図示した構成図である。 本発明の噴霧ノズルの一例を図示した部分斜視図である。 本発明の第1湿式処理モジュールのさらに他の一例を図示した構成図である。 本発明の第1湿式処理モジュールのさらに他の一例を図示した構成図である。 本発明の傾斜駆動部の一例を図示した部分斜視図である。 図18の傾斜駆動部の作用によって、基板が傾斜される状態を図示した概略構成図である。
以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の実施形態について、さらに詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による基板表面処理システムの構成を概略的に図示した構成図である。図1から分かるように、本発明の一実施形態による基板表面処理システムは、第1処理室1と、第2処理室2と、第3処理室3と、を含む。
前記第1処理室1は、地面に対して水平方向に延長されたチャンバの形態に具備され、両端に第1端部11及び第2端部12をそれぞれ具備する。
前記第1端部11には、第1ゲート14が設置されており、第1ゲート14を介して基板10が、別途の搬送ロボット(図示せず)によって、第1処理室1内に投入される。第2端部12には、第1連通路15が具備され、第3処理室3と連通される。
前記第1処理室1には、基板10を地面に水平な第1方向X1に移送する第1水平移動部4が設置されている。前記第1方向X1は、製1端部11から第2端部12に向かう方向になる。本発明の一実施形態によれば、前記第1水平移動部4は、複数の第1駆動ローラ41を含んでもよいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、基板10を第1方向X1に線形移送させることができる多様な線形移動手段になりもする。
前記第2処理室2も、地面に対して水平方向に延長されたチャンバの形態に具備され、両端に、第3端部21及び第4端部22をそれぞれ具備する。
前記第3端部21には、第2ゲート24が設置されており、第2ゲート24を介して基板10は、第2処理室2の外側に吐出される。第4端部22には、第2連通路25が具備され、第3処理室3と連通される。
前記第2処理室2には、基板10を地面に水平な第2方向X2に移送する第2水平移動部5が設置されている。前記第2方向X2は、前記第1方向X1の反対方向に、図1で見るとき、第4端部22から第3端部21に向かう方向になる。本発明の一実施形態によれば、前記第2水平移動部5は、複数の第2駆動ローラ51を含んでもよいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、基板10を第2方向X2に線形移送させることができる多様な線形移動手段になりもする。
前記第3処理室3は、チャンバの形態に具備され、両端に互いに対向した第5端部31及び第6端部32をそれぞれ具備する。前記第5端部31は、前記第1処理室1の第2端部12、及び第2処理室2の第4端部22と結合される。そして、前記第1連通路15及び第2連通路25を介して、それぞれ第1処理室1及び第2処理室2と連通される。
前記第3処理室3には、方向転換部6が設置される。前記方向転換部6は、基板10の移送方向を前記第1方向X1から第2方向X2に転換させる。
前記方向転換部6は、複数の第3駆動ローラ61を含み、前記基板10を、第1方向X1及び/又は第2方向X2に水平移動させる。そして、前記方向転換部6は、垂直移動部62を含み、前記第3駆動ローラ61を垂直移動させる。
図1から分かるように、前記第3処理室3は、地面に対して垂直な方向に延長しており、前記第5端部31及び第6端部32は、それぞれ垂直な方向に延長されているチャンバの両側面を形成することになる。
かような本発明の一実施形態において、第1処理室1の第1端部11と第2処理室2の第3端部21は、互いに並んで延長されている。そして、第1処理室1の第2端部12及び第2処理室2の第4端部22も、互いに並んで延長されている。
そして、図1から分かるように、第1処理室1は、第2処理室2の上部に配置され、第3処理室3の第5端部31の上側に連結され、第2処理室2は、製3処理室3の第5端部31の下側に連結される。
しかし、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、図2から分かるように、第2処理室2が第1処理室1の上部に配置され、第3処理室3の第5端部31の上側に連結され、第1処理室1は、第3処理室3の第5端部31の下側に連結される。
一方、前記のような第1処理室1乃至第3処理室3のうち少なくとも1つの一部には、図3乃至図11から分かるように、前記基板10の表面に、少なくとも1種の処理液を噴射する第1湿式処理モジュール7が設置されてもよい。
図3による実施形態は、第1湿式処理モジュール7が、1処理室1に位置したものである。このとき、前記第1湿式処理モジュール7は、前記第1処理室1の第2端部12に隣接して位置することができる。従って、第1連通路15を介して、第1処理室1を抜け出る前の基板10に対して、表面に処理液を噴射して湿式処理を実施することができる。しかし、必ずしもこれに限定されるものではなく、第1湿式処理モジュール7が、1処理室1の中央部に位置することもできる。
図4による実施形態は、第1湿式処理モジュール7が、2処理室2に位置したものである。このとき、前記第1湿式処理モジュール7は、前記第2処理室2の第4端部22に隣接して位置することができる。従って、第2連通路25を介して、第2処理室2に搬入されたか、あるいは搬入されている基板10に対して、表面に処理液を噴射して湿式処理を実施することができる。しかし、必ずしもこれに限定されるものではなく、第1湿式処理モジュール7が、第2処理室2の中央部に位置することもできる。
図5による実施形態は、第1湿式処理モジュール7が、第3処理室3の上部左側に位置するが、従って、第5端部31のうち、第2端部12と結合された部分に隣接して位置する。これによって、前記第1湿式処理モジュール7は、第1連通路15に隣接して位置することになり、第1連通路15を介して、第3処理室3に搬入される基板10に対して、処理液を噴射して湿式処理が可能になる。
図6による実施形態は、第1湿式処理モジュール7が、第3処理室3の上部中央に位置するが、従って、第3処理室3の第2端部12に近い部分に位置する。これによって、前記第1湿式処理モジュール7は、第1連通路15を介して、第3処理室3に搬入された後の基板10に対して、処理液を噴射して湿式処理が可能になる。
図7による実施形態は、第1湿式処理モジュール7が、第3処理室3の下部中央に位置するが、従って、第3処理室3の第4端部22に近い部分に位置する。これによって、前記第1湿式処理モジュール7は、基板10が、第3処理室3の下部に下がった状態、すなわち、方向転換がなされた直後の基板10に対して、処理液を噴射して湿式処理が可能になる。
図8による実施形態は、第1湿式処理モジュール7が、第3処理室3の下部左側に位置するが、従って、第5端部31のうち、第4端部22と結合された部分に隣接して位置する。これによって、前記第1湿式処理モジュール7は、第2連通路25に隣接して位置することになり、第2連通路25を介して、第3処理室3を抜け出ている基板10に対して、処理液を噴射して湿式処理が可能になる。
図9による実施形態は、第1湿式処理モジュール7が、方向転換部6の駆動と連動するように具備されたものである。これによって、方向転換部6の垂直移動部62の動作が進行されている最中、すなわち、基板10が、第3処理室3内で、上部から下部に移送されている最中、又は下部から上部に移送されている最中に、基板10に対して、処理液を噴射して湿式処理が可能になる。
図10による実施形態は、第1処理室1に、図3のように、第1湿式処理モジュール7が設置され、第2処理室2に、第2湿式処理モジュール7’が設置されたものである。
前記第2湿式処理モジュール7’は、前記第1湿式処理モジュール7と同一の処理液を基板10に提供することもでき、前記第1湿式処理モジュール7とは異なる処理液を基板10に提供することもできる。また、前記第2湿式処理モジュール7’は、リンスユニットや予備加湿ユニットのように、基板10の表面を湿式で処理するモジュールが使われもする。
図10には、第1湿式処理モジュール7が、図3のように、第1処理室1に形成されたところを示したが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、図4乃至図9による実施形態にも、第1処理室1乃至第3処理室3のうち、第1湿式処理モジュール7が設置された処理室を除いた残りの処理室のうち少なくとも一つには、基板10の表面を湿式で処理する第2湿式処理モジュール7’が位置することができる。
図11による実施形態は、第3処理室3に、図7のように、第1湿式処理モジュール7が設置され、第1処理室1に、乾式処理モジュール8が設置されたものである。
前記乾式処理モジュール8は、プラズマ供給ユニットのように、基板10の表面を乾式で処理するモジュールになりもする。
図11には、第1湿式処理モジュール7が、図7のように、第3処理室3に形成されたところを示しているが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、図3乃至図6、図8及び図9による実施形態でも、第1処理室1乃至第3処理室3のうち、第1湿式処理モジュール7が設置された処理室を除いた残りの処理室のうち少なくとも一つには、基板10の表面を乾式で処理する乾式処理モジュール8が位置することができる。また、図10でのように、第1湿式処理モジュール7が設置された処理室以外の他の処理室に、第2湿式処理モジュール7’が設置された場合にも、第2湿式処理モジュール7’が設置された処理室、又はそれ以外の他の処理室に、乾式処理モジュール8が設置されてもよい。
図12は、前記第1湿式処理モジュール7の一例を図示したものである。
前記第1湿式処理モジュール7は、噴射モジュール72と、制御部70と、第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713と、空気タンク714と、を含む。
本発明によって処理される前の前記基板10は、特に、ディスプレイ用として使われる多種の基板を含んでもよいが、ベース基板101、シリコン膜102、シリコン酸化膜103を含む。
前記ベース基板101は、ガラス、プラスチック又はメタル基板を含んでもよいが、たとえ図面に図示していないにしても、表面に有機物及び/又は無機物による絶縁膜がさらに具備されてもよい。
前記シリコン膜102は、前記ベース基板101の表面に、非晶質シリコン膜を成膜させて得ることができる。かようなシリコン膜102は、後続工程で、結晶化工程を介してポリシリコン膜になりもする。結晶化工程は、ELA(excimer laser annealing)のようなレーザ結晶化工程が使われもするが、必ずしもこれに限定されるものではなく、多様な結晶化工程が使われもする。前記シリコン膜102を結晶化して得られるポリシリコン膜は、ディスプレイの薄膜トランジスタの活性層などとして使われもする。もちろん、前記非晶質シリコン膜も、パターニングやドーピングなどを介して、薄膜トランジスタの活性層として使われもする。
前記シリコン酸化膜103は、前記シリコン膜102の表面に形成される。このシリコン酸化膜103は、シリコン膜102の表面が、空気中で、酸素又は窒素と結合して自然に形成された酸化膜であり、一般的に、5〜1,000Å厚に形成される。
前記のような基板10は、前述のように、ベース基板101上に、シリコン膜102が成膜された基板に限定されるものではなく、シリコン膜を含むシリコンウェーハなど、シリコン膜を含む多種の基板が適用されてもよいことは、言うまでもない。
前記噴射モジュール72は、前記基板10の表面に、第1液乃至第3液を選択的に提供するための液噴射モジュール72aと、基板10の表面に液切り空気を提供するための空気噴射モジュール72bと、を含む。
前記第1液は、第1保存槽711に保存されるが、シリコン膜102の表面に形成されたシリコン酸化膜103をエッチングすることができる成分の溶液を含む。本発明の望ましい一実施形態において、前記第1液は、オゾン溶液を含む溶液になりもする。前記第1液は、シリコン酸化膜103に対するエッチング率は、後述する第2液に比べて落ちるものを使うが、むしろ基板10表面の有機物を洗浄する洗浄剤の機能を行うことができる。これにより、前記第1液は、中性又はアルカリ性の洗浄剤で代替可能である。
前記第2液は、第2保存槽712に保存されるが、シリコン膜102の表面に形成されたシリコン酸化膜103をエッチングすることができ、前記第1液とは異なる成分を有し、第1液よりシリコン酸化膜に対するエッチング率が高い溶液を使う。本発明の望ましい一実施形態において、前記第2液は、フッ酸又はフッ化アンモニウム溶液を含む溶液になりもする。
前記第3液は、第3保存槽713に保存されるが、前記基板10の表面から、前記第1液及び第2液のうち少なくとも一つを希釈させることができ、本発明の望ましい一実施形態によれば、水を含んでもよく、この水は、脱イオン化された純水(DI water)を使うことが望ましい。前記第3液は、エッチング液である第1液及び第2液の基板10表面での作用を止めるようにする緩衝水としての機能を行うことができる。
前記液噴射モジュール72aは、前記第1液乃至第3液をそれぞれ基板10に押しなべて広がるように提供するが、このために、基板10表面と所定距離離隔された状態で、基板10の長手方向に沿って、一方向に線形往復動しつつ、基板10の表面に、第1液乃至第3液を提供するように具備される。
前記液噴射モジュール72aには、前記第1液乃至第3液を、前記液噴射モジュール72aに選択的に供給するように、機能を兼ねるように設計されてもよい。このために、前記液噴射モジュール72aへの1液乃至第3液の吐出のための別途の手段(図示せず)が具備されてもよい。
第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713と、液噴射モジュール72aとの間には、第1開閉バルブ715,第2開閉バルブ716及び第3開閉バルブ717が介在されて連結される。この第開閉バルブ715乃至第3開閉バルブ717は、それぞれ制御部70に連結され、制御部70によって開閉が制御される電子バルブが使われもする。
一方、図12では、第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713がいずれも具備されているが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、たとえ図面に図示されていないにしても、第1保存槽711及び第2保存槽712だけが具備され、後述するように、第1液及び第2液を、互いに異なる時間帯で基板10の表面に提供することにより、シリコン酸化膜103の除去と共に、基板平滑度を得ることができる。
基板10に対して、第1液、第3液、及び第2液の順序で提供されてもよい。液噴射モジュール72aが往復動を行いつつ動作する場合には、第1液、第3液、第2液、第3液、及び第1液の順序で提供されるのである。
かような第1液乃至第3液の提供順序は、工程条件によって変更可能であり、例えば、第2液、第3液及び第1液の順序で提供されたり、第1液及び第3液の順序又は第2液及び第3液の順序で提供されたりする。もちろん、この場合にも、液噴射モジュール72aが往復動を行いつつ動作する場合には、逆順の提供が繰り返されてもよい。
それだけではなく、第3液を提供せずに、第1液及び第2液の順序で提供してもよい。この場合にも、液噴射モジュール72aが往復動を行いつつ動作する場合には、逆順の提供が繰り返されてもよい。
本発明は、このように、エッチング率が互いに異なるエッチング液である第1液と第2液とを、互いに異なる時間帯で基板10に提供することにより、基板10表面の洗浄と同時に、シリコン酸化膜103のエッチング程度を効果的に制御することができ、また、シリコン酸化膜103が除去されたシリコン膜102表面の平滑度を向上させることができる。
また、前記第3液を基板10に提供することにより、基板10表面に残存している第1液及び/又は第2液を、第3液で洗浄する効果を有することになり、これによって、基板10表面に残存する第1液と第2液とが混じり、所望のエッチング率を得ることができなくなる問題を、前もって防止することができる。これによって、正確なエッチング率管理が可能になって、量産工程に適用するときにも、品質の均一度を高めることができる。
前記のような第1液乃至第3液の提供は、1回往復スキャンに限定されずに、各液当たり少なくとも2回以上のスキャンで、第1液乃至第3液のうち少なくとも2つの液が選択的に提供される場合を含む。
図12は、1つの液噴射モジュール72aを介して、第1液乃至第3液が選択的に提供される実施形態を示しているが、本発明は、必ずしもこれに限定されるのではない。
例えば、前記液噴射モジュール72aが、第1保存槽711乃至第3保存槽713とそれぞれ連結された、互いに独立して駆動する3つの液提供モジュールを含んでもよい。そして、これらは互いに結合されて一体で動作するように具備されてもよい。それだけではなく、前記液噴射モジュール72aは、互いに独立して駆動する2つの液提供モジュールを含んでもよいが、それぞれ前記第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713のうちいずれか2つの保存槽と連結されるが、互いに異なる組み合わせをなすように連結される。
一方、前記液噴射モジュール72aの前方及び後方には、空気噴射モジュール72bが設置される。空気噴射モジュール72bも、制御部70に連結される。
前記空気噴射モジュール72bは、前記基板10の表面に液切り空気を提供するためのものであり、液噴射モジュール72aと同じ方向に移動可能である。液噴射モジュール72aと空気噴射モジュール72bは、それぞれ別個のリニア駆動手段によって、水平方向の駆動を行うように構成されてもよい。
前記空気噴射モジュール72bは、空気タンク714と連結されている。前記空気噴射モジュール72b内に、又はその外部には、空気ポンプ(図示せず)が具備されている。そして、前記空気噴射モジュール72bは、制御部70に連結され、制御部70の作用によって、液切り空気の噴射を断続する。
この空気噴射モジュール72bと、空気タンク714との間には、第4開閉バルブ718がさらに連結されるが、この第4開閉バルブ718は、制御部70に連結され、制御部70によって開閉が制御される電子バルブであってもよい。
前記空気噴射モジュール72bは、液切り空気を噴射するのに適した噴射ノズルでもって具備されるが、望ましくは、液切り用エアカーテンを噴射することができる形態のノズルが使われもする。
前記液切り空気は、その前段階で基板10に提供され、基板10の表面に残存する第1液乃至第3液のうち少なくとも一つを空気圧力によって押し出して除去するものであり、これによって、第1液乃至第3液は、基板10の表面で互いに混じることがなくなり、これによって、特に、第1液及び第2液のようなエッチング液の濃度が、基板10の表面の上で、本来意図した濃度と異なって変わることを防止することができる。従って、前記液切り空気によって、特に、第1液及び第2液のエッチング速度などを正確に制御することができ、第3液による緩衝作用も容易にコントロール可能になる。
図12で、前記空気噴射モジュール72bは、二つ具備されていると図示されているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、機具設計条件などによって、多様な数に具備されるようにし、第1液乃至第3液のうち少なくとも二つが互いに混じることがないようにすることができる。例えば、液噴射モジュール72aを中心に、前方及び後方のうち、いずれか1ヵ所のみに空気噴射モジュール72bが配置されてもよい。
前記液切り空気は、第1液乃至第3液のうち少なくとも一つと重畳されるように噴射されてもよい。このとき、前記重畳というのは、第1液乃至第3液のうち少なくとも一つが噴射されて基板10に作用する間に、液切り空気が基板10に噴射されることをいう。本発明の一実施形態によれば、前記空気噴射モジュール72bは、前記液噴射モジュール72aと同時に作動させ、第1液乃至第3液のうち少なくとも一つが噴射される間に、液切り空気も噴射されるようにする。
図13は、前述の噴射モジュール72の一例を示したものである。図13による実施形態は、第1液噴射モジュール721及び第2液噴射モジュール722が結合されて1つの液噴射モジュール72aを構成し、この液噴射モジュール72aを中心に、前方及び後方に、2つの空気噴射モジュール72bが配置されたものである。
前記液噴射モジュール72aは、第1液噴射モジュール721と、第2液噴射モジュール722とを含むが、第1液噴射モジュール721と、第2液噴射モジュール722は、それぞれ2つの板状部材が互いに結合されて形成されたものであり、各内部に、液噴射用ホール723が形成されており、外部には、液供給用パイプ724が連結されている。液供給用パイプ724は、外部の保存槽(図示せず)に連結される。
前記第1液噴射モジュール721を介して、前述の第1液及び第3液が選択的に噴射されてもよく、前記第2液噴射モジュール722を介して、前述の第2液が噴射されてもよい。しかし、必ずしもこれらに限定されるものではなく、前記第1液噴射モジュール721を介して、前述の第2液及び第3液が選択的に噴射されてもよく、前記第2液噴射モジュール722を介して、前述の第1液が噴射されてもよい。また、前記第1液噴射モジュール721を介して、前述の第1液及び第2液が選択的に噴射されてもよく、前記第2液噴射モジュール722を介して、前述の第3液が噴射されてもよい。
前記空気噴射モジュール72bも、2つの板状部材が互いに結合されて形成されたものであり、それぞれ内部に、空気噴射用ホール725が形成されており、外部には、空気供給用パイプ726が連結されている。空気供給用パイプ726は、外部の空気タンク(図示せず)に連結される。
前記液噴射モジュール72aと、前記空気噴射モジュール72bは、基板10の幅方向に、直線上に延長された構造を有し、その両端で、結合ブラケット727によって固定されている。結合ブラケット727は、前記空気噴射モジュール72bの結合角度を調節するようになっており、前記空気噴射モジュール72bを介した液切り空気の噴射角度が調節されてもよい。
かような噴射モジュール72は、単一モジュールによって、エッチング液、洗浄液及び液切り空気を噴射することができるから、装備全体、特に処理室の設備構造をコンパクトに構成することができる。これは、噴射モジュール72を往復動させるリニアモータの設備が大幅に縮小され、同時に、ポンプ及びバルブ設備の構成も縮小させることができるからのである。
図14は、第1湿式処理モジュール7の他の一実施形態を図示したものである。
図14に図示された実施形態の噴射モジュール72は、液噴射モジュール72aと、空気噴射モジュール72bと、を含む。液噴射モジュール72aは、複数の噴霧ノズル73を含む形態で構成されている。
前記噴霧ノズル73は、基板10の長手方向に沿って配置され、基板10の全体面積にわたって、1回で第1液乃至第3液のうちいずれか一つを噴霧することができるように具備される。
この構造では、液噴射モジュール72aは、固定されてもよく、基板10の全面にわたって、同時に液を噴射することができる。もちろん、このときには、第1液乃至第3液を選択的に、基板10に噴射しなければならないのである。
そして、空気噴射モジュール72bは、基板の表面に沿って動き、基板に液切り空気を噴射することができる。
前記噴霧ノズル73が固定されている状態で、前記基板10が、前後方に往復移動しつつ揺動することができる。このとき、基板10の搖動距離は、噴霧ノズル73間の間隔以上になり、これによって、基板10の表面全体にわたって押しなべて液が噴射される。
図15は、前記噴霧ノズル73の一例を図示したものである。
図15に図示された本発明の一実施形態による噴霧ノズル73は、第1供給管731と、前記第1供給管731の両端を互いに連結する第2供給管732と、を含む。
前記第1供給管731の両端には、第1ブロック733が連結されている。そして、前記第2供給管732は、前記第1供給管731の長さに対応される長さに具備され、その両端にも、第2ブロック734が連結されている。
前記第1供給管731両端の第1ブロック733と、前記第2供給管732両端の第2ブロック734との間には、第3供給管735が連結されており、第1供給管731と第2供給管732とを互いに連結する。そして、第2ブロック734のうち一つに、第4供給管736が連結され、液が供給されるようにする。前記第4供給管736は、前記第1ブロック733のうち一つに連結されもする。この第4供給管736は、外部保存槽(図示せず)と連結される。
このように、第1供給管731の両端を、第2供給管732で互いに連結させることにより、第1供給管731には、その長手方向全体にわたって、比較的均一に液が供給され、これによって、各ノズル737から吐出される液の量に係わる偏差も減らすことができる。
一方、図14では、すべての噴霧ノズル73が、第1保存槽71乃至第3保存槽713に、第1開閉バルブ715,第2開閉バルブ716及び第3開閉バルブ717を介在して連結されていると図示されているが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、図16から分かるように、第1保存槽711乃至第3保存槽713が、それぞれ第1噴霧ノズル73a乃至第3噴霧ノズル73cに連結される。このとき、第1噴霧ノズル73a乃至第3噴霧ノズル73cは、互いに交互に配置されることが望ましい。この場合には、基板10の搖動距離は、第1噴霧ノズル73a、第2噴霧ノズル73b又は第3噴霧ノズル73c間の間隔以上になる。
また、図面に図示されていないが、噴霧ノズル73のうち一部は、第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713のうちいずれか2つの保存槽に、他の一部は、第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713のうち1つの保存槽に、それぞれ連結させることもできる。
前述の図14及び図16による実施形態は、複数列の噴霧ノズル73を使った場合を示したが、図17から分かるように、1列に具備され、第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713にそれぞれ連結された第1噴霧ノズル73a乃至第3噴霧ノズル73cで具備されてもよい。このとき、第1噴霧ノズル73a乃至第3噴霧ノズル73cは、互いに交互に配置されることが望ましい。
かような構造では、基板10の前後方向搖動の幅はさらに広くなり、少なくとも基板10の長さ以上に搖動するようにし、基板10表面全体にわたって、液が十分に供給されるようにすることができる。しかし、必ずしもこれに限定されるものではなく、この場合、噴射モジュール72が、基板10の長手方向に沿って往復線形運動を行うことができるのである。
図17による実施形態は、1列に具備された第1噴霧ノズル73a乃至第3噴霧ノズル73cに、第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713がそれぞれ第1開閉バルブ715,第2開閉バルブ716及び第3開閉バルブ717を介在して連結されたものであるが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、単一の噴霧ノズルに、第1保存槽711,第2保存槽712及び第3保存槽713がそれぞれ開閉バルブを介在して連結されもする。この場合、開閉バルブの動作によって、単一の噴霧ノズルは、選択的に第1液乃至第3液のうちいずれか一つを噴霧する。
図17に図示された実施形態は、空気噴射モジュールを具備していないが、この場合には、液噴射後に、基板10を所定角度傾斜させることにより、表面の液を除去することができる。しかし、必ずしもこれに限定されるものではなく、図17による実施形態から分かるように、空気噴射モジュールを利用し、液切り空気を基板10の表面に噴射させることもできる。そして、反対に、図12、図14及び図16による実施形態でも、空気噴射モジュールなしに、基板を傾斜させ、表面の液を除去することができる。
前記のような噴射モジュール72を具備した第1湿式処理モジュール7は、必ずしも単一の形態で具備される必要はなく、基板10の進行方向に沿って、複数個が順次に位置し、多段で基板10の表面に処理液を噴射し、多段湿式処理を行うようにすることもできる。このとき、噴射モジュール72だけが複数個順次に位置することもでき、第1湿式処理モジュール7が複数個順次に位置することもできる。
前述の第1湿式処理モジュールは、第2湿式処理モジュールにも同一に適用されてもよいことは、言うまでもない。
図18は、基板10を傾斜させるための傾斜駆動部9の一例を図示したものである。
図18から分かるように、傾斜駆動部9は、フレーム90を具備する。前記フレーム90は、第1方向X1に延長され、互いに並行に離隔された第1フレーム90a及び第2フレーム90bと、第1方向X1に垂直な方向Yに延長され、互いに平行に離隔された第3フレーム90c及び第4フレーム90dと、を含む。前記第1フレーム90a乃至第4フレーム90dは、ほぼ四角形をなすように結合される。第1方向X1の一端に位置した第3フレーム90cは、基板が搬入されやすいように、他のフレームより下に下がって位置する。
第1フレーム90a及び第2フレーム90bの上面には、基板の側面を支持する支持ローラ93が設置される。そして、第1方向X1の他端に位置した第4フレーム90dにも、その上面に支持ローラ93が設置されてもよい。
前記第1フレーム90a及び第2フレーム90bには、図18から分かるように、複数の支持棒92が一定の間隔を置いて配置されている。各支持棒92には、複数の駆動ロール91が、所定間隔離隔されて設置されている。各支持棒92の両端は、それぞれ第1フレーム90a及び第2フレーム90bに埋め込まれる。各支持棒92の両端には、ギアが設置されている。前記第1フレーム90a及び第2フレーム90bのうち少なくとも一つには、ヘリカルギアが設置され、このヘリカルギアは、別途の駆動部(図示せず)によって回転される。駆動部によって、ヘリカルギアが回転するようになれば、この回転力を伝達され、複数の支持棒92が回転するようになり、これによって、駆動ロール91が同時に回転することになる。
前記フレーム90の下面は、昇降部94が結合される。前記昇降部94は、フレーム90を垂直方向に往復動させることができる装置が含まれるが、例えば、シリンダ装置が使われもする。
前記昇降部94は、第1フレーム90aの下部に結合された1対の第1昇降部94aと、第2フレーム90bの下部に結合された1対の第2昇降部94bと、を含む。
傾斜は、第1昇降部94aと第2昇降部94bとの収縮長を調節することによって可能になる。すなわち、第1昇降部94aが、第2昇降部94bよりさらに多く縮小されれば、基板10は、自然に図19から分かるように、第1位置P1から第2位置P2になりもする。この場合、基板10は、第1フレーム90a上部の支持ローラ93によって、それ以上下に下がらない。
前記のような傾斜駆動部9は、図1乃至図11による本発明のすべての実施形態の処理室のうち少なくとも一部に搭載されてもよい。すなわち、第1水平移動部4のうち一部に、傾斜駆動部9を設置するか、あるいは第2水平移動部5のうち一部に傾斜駆動部9を設置することができる。そして、方向転換部6の少なくとも一部に、傾斜駆動部9を設置することができる。
このように、傾斜駆動部9によって、基板10を傾斜させる場合、基板表面の残存液を除去するのみならず、基板10が大面積基板である場合、そのハンドリング性をさらに高めることができる。基板を傾斜する場合、基板幅方向での装備サイズを縮小させることができ、装備設置空間をさらに小さくすることができ、傾斜角度θの調節を介して、大面積基板への適用時、基板に対するハンドリング性をさらに良好にすることができる。
基板10を傾斜させた状態で、基板10表面に純水などでリンスを行ったり、予備加湿を行う場合、基板10表面の液が自然に除去され、後続工程の進行がさらに有利である。
第1湿式処理モジュール7に向けて、基板10が移動するとき、基板10を傾斜させて移動した後、さらに、基板10を水平な状態である図19の第1位置P1に修復させることができるが、このとき、基板10下部に、複数の位置調整用ピンを配置させ、このピンの上に、基板が自然に載置されることにより、基板10の位置を調節する作業なしに、すぐ基板表面に処理液を噴射する工程を遂行することができ、全体工程タクトタイムを短縮させることができる。
前述のような基板表面処理システムは、次の方法で基板表面処理を行う。
図3による実施形態を参照すれば、まず、搬送ロボット(図示せず)を利用し、第1ゲート14を介して、上側に配置された第1処理室1に基板10が投入され、第1処理室1で第1方向X1に水平移動される。このとき、第1処理室1には、図示していないが、予備加湿ゾーンが存在し、基板10表面に対する純水を噴霧し、基板表面を予備加湿することができる。
図3による実施形態では、第1処理室1に、第1湿式処理モジュール7が存在するから、この第1湿式処理モジュール7によって基板10表面に対する第1湿式処理工程が進められる。
次に、第1連通路15を経て、第3処理室3に移動された基板10は、方向転換モジュール6を介して、第2方向X2に水平移動可能なように方向が転換される。本発明の実施形態によれば、第3処理室3に移動された基板10は、垂直移動部62によって、下側に移動された後、第3駆動ローラ61の動作によって、第2方向X2に進められる。
そして、基板10は、第2連通路25を経て、第2処理室2に移動される。第2処理室2でも、第2方向X2に移動され、第2ゲート24を経て外側に吐き出される。外側には、搬送ロボット(図示せず)が待っていて、処理された基板を受け取る。
前記第1湿式処理工程は、図4による実施形態では、第2処理室2で、図5乃至図9による実施形態では、第3処理室3で進められるということは、言うまでもない。
そして、図10で説明したように、前記第1水平移動工程、前記方向転換工程及び前記第2水平移動工程のうち、前記第1湿式処理工程が遂行されない工程では、前記第2湿式処理モジュール7’によって、基板10の表面を湿式で処理する第2湿式処理工程が遂行されてもよい。
また、図11で説明したように、前記第1水平移動工程、前記方向転換工程及び前記第2水平移動工程のうち、前記第1湿式処理工程が遂行されない工程では、前記乾式処理モジュール8によって、基板10の表面を乾燥させた状態で処理する乾式処理工程が遂行されてもよい。
前述の方法は、図1でのように、第1処理室1が上部に配置され、第2処理室2が下部に配置された場合を示したが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、図2から分かるように、第1処理室1が下部に配置され、第2処理室2が上部に配置された場合にも、同一に適用可能であるということは、言うまでもない。
このように、本発明の基板表面処理システム及び基板表面処理方法による場合、基板10の表面処理が全体的に「コ」の字状に遂行され、インライン状にシステムが構成されるところに比べて、明らかにコンパクトにシステムを構成することができることになり、これによる設置空間も減らすことができる。
本発明は、添付された図面に図示された一実施形態を参照して説明したが、これは例示的なものに過ぎず、当技術分野で当業者であるならば、これらから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解することができるであろう。従って、本発明の真の保護範囲は、添付された特許請求の範囲によってのみ決まるものである。
本発明のコンパクトな基板表面処理システム及び基板表面処理方法は、例えば、ディスプレイ基板関連の技術分野に効果的に適用可能である。
1:第1処理室
10:基板
101:ベース基板
102:シリコン膜
103:シリコン酸化膜
11:第1端部
12:第2端部
14:第1ゲート
15:第1連通路
2:第2処理室
21:第3端部
22:第4端部
24:第2ゲート
25:第2連通路
3:第3処理室
31:第5端部
32:第6端部
4:第1水平移動部
41:第1駆動ローラ
5:第2水平移動部
51:第2駆動ローラ
6:方向転換部
61:第3駆動ローラ
62:第4駆動ローラ
7:第1湿式処理モジュール
7’:第2湿式処理モジュール
70:制御部
711:第1保存槽
712:第2保存槽
713:第3保存層
714:空気タンク
715:第1開閉バルブ
716:第2開閉バルブ
717:第3開閉バルブ
718:第4開閉バルブ
72:噴射モジュール
72a:液噴射モジュール
72b:空気噴射モジュール
721:第1液噴射モジュール
722:第2液噴射モジュール
723:液噴射用ホール
724:液供給用パイプ
725:空気噴射用ホール
726:空気噴射用パイプ
727:結合ブラケット
73:噴霧ノズル
73a:第1噴霧ノズル
73b:第2噴霧ノズル
73c:第3噴霧ノズル
731:第1供給管
732:第2供給管
733:第1ブロック
734:第2ブロック
735:第3供給管
736:第4供給管
737:ノズル
8:乾式処理モジュール
9:傾斜駆動部
90:フレーム
90a:第1フレーム
90b:第2フレーム
90c:第3フレーム
90d:第4フレーム
91:駆動ロール
92:支持棒
93:支持ローラ
94:昇降部
94a:第1昇降部
94b:第2昇降部
P1:第1位置
P2:第2位置

Claims (9)

  1. 地面に対して水平方向に延び、両端に第1端部及び第2端部をそれぞれ含む第1処理室と、
    地面に対して水平方向に延び、前記第1処理室と並行に配置され、両端に第3端部及び第4端部をそれぞれ含む第2処理室と、
    両端に互いに対向した第5端部及び第6端部をそれぞれ含み、前記第5端部は、前記第2端部及び前記第4端部と一体化され、前記第1処理室及び前記第2処理室とそれぞれ連通された第3処理室と、
    前記第1処理室に設置され、地面に平行な第1方向に前記第1端部から前記第2端部まで基板を移送する第1水平移動部と、
    前記第2処理室に設置され、地面に平行で前記第1方向の反対方向である第2方向に前記基板を移送する第2水平移動部と、
    前記第3処理室に設置され、複数の駆動ローラと該複数の駆動ローラを垂直移動する垂直移動部とを含み、前記基板の移送方向を、前記第1方向から前記第2方向に、又は前記第2方向から前記第1方向に転換させ、前記基板を垂直移動させる方向転換部と、
    前記第3処理室に設置され、前記基板の表面に、少なくとも1種の処理液を噴射する第1湿式処理モジュールと、
    を備え
    前記第1湿式処理モジュールは、液噴射モジュールと、該液噴射モジュールを挟むように前記液噴射モジュールと一体に結合された一対の空気噴射モジュールとを含み、前記液噴射モジュールは、前記処理液を前記基板の前記表面に向けて噴射するように設置され、前記一対の空気噴射モジュールは、前記基板の前記表面に向けて液切り空気を噴射するように設置されることを特徴とする基板表面処理システム。
  2. 前記第1湿式処理モジュールは、前記第3処理室の前記第5端部のうち、前記第2端部と一体化された部分に隣接して配置されることを特徴とする請求項1に記載の基板表面処理システム。
  3. 前記第1湿式処理モジュールは、前記第3処理室の前記第5端部のうち、前記第4端部と一体化結合された部分に隣接して配置されることを特徴とする請求項1に記載の基板表面処理システム。
  4. 前記第1湿式処理モジュールは、前記第3処理室の前記第2端部に隣接した部分に配置されることを特徴とする請求項1に記載の基板表面処理システム。
  5. 前記第1湿式処理モジュールは、前記第3処理室の前記第4端部に隣接した部分に配置されることを特徴とする請求項1に記載の基板表面処理システム。
  6. 前記第2処理室は、前記第1処理室の下部に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の基板表面処理システム。
  7. 前記第1処理室は、前記第2処理室の下部に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の基板表面処理システム。
  8. 前記第1処理室乃至前記第3処理室のうち少なくとも一つに配置され、前記基板を地面に対して傾くように傾斜させる傾斜駆動部をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の基板表面処理システム。
  9. 前記第1湿式処理モジュールは、複数の噴霧ノズルを具備した液噴射モジュールを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の基板表面処理システム。
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