JP6157694B1 - 洗浄装置、これを備えためっき装置、及び洗浄方法 - Google Patents

洗浄装置、これを備えためっき装置、及び洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板表面のレジストパターンや配線等に与える影響を低減しつつ基板を洗浄する。【解決手段】洗浄装置が提供される。この洗浄装置は、被処理物の入口と、被処理物の出口と、入口から投入された被処理物が搬送される第1搬送経路と、第1搬送経路において被処理物が搬送される方向とは逆方向に被処理物が搬送され、第1搬送経路及び出口につながる第2搬送経路と、第1搬送経路に配置され、被処理物を非接触式で洗浄する洗浄ユニットと、第1搬送経路に配置され、被処理物を非接触式で乾燥する乾燥ユニットと、第2搬送経路に配置され、上方から下方に向けて気体を送出する送風ユニットと、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、洗浄装置、これを備えためっき装置、及び洗浄方法
に関する。
従来、半導体ウェハやプリント基板等の基板の表面に配線やバンプ(突起状電極)等を形成したりすることが行われている。この配線及びバンプ等を形成する方法として、電解めっき法が知られている。
電解めっき法に用いるめっき装置では、一般的には300mmの直径を有するウェハ等の円形基板にめっき処理を行っている。しかしながら、近年では、このような円形基板に限らず、角形基板にめっきをすることが求められている。めっき装置で円形基板にめっきをした場合、従来では、めっきした円形基板はSRD(Spin Rinse Dryer)で洗浄及び乾燥されていた。SRDは、基板を回転させながら洗浄及び乾燥を行う。
しかしながら、角形基板は、製品の種類によって大きさ又は剛性が様々である。一般的なSRDは、所定サイズの基板を洗浄できるように構成されているので、大きな角形基板を洗浄及び乾燥することができないことがある。また、剛性が小さい角形基板は湾曲したりすることがあるので、この場合もSRDで適切に洗浄及び乾燥することが困難である。同様に、大きな円形基板も同様に、SRDで洗浄及び乾燥することができない場合がある。
従来、角形の基板等を洗浄及び乾燥する装置として、ロール型のスポンジを基板表面に当てて洗浄する洗浄装置(例えば、特許文献1参照)や、基板表面に洗浄液を噴射してその洗浄液をスポンジロールで吸水する洗浄装置(例えば、特許文献2参照)等が知られている。
特開2010−64196号公報 特開2008−110471号公報
めっき処理した角形基板の表面には、配線とレジストパターンが形成されている。このため、特許文献1及び特許文献2に開示された洗浄装置を用いて基板表面にスポンジを物理的に直接接触させて洗浄した場合、レジストパターンが剥離してパーティクルとなって角形基板に付着したり、配線パターンが崩壊したりする虞がある。円形基板であっても同様に、特許文献1及び特許文献2に開示された洗浄装置では、同様の問題が生じ得る。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものである。その目的は、基板表面のレジストパターンや配線等に与える影響を低減しつつ基板を洗浄することである。
本発明の一形態によれば、洗浄装置が提供される。この洗浄装置は、被処理物の入口と、前記被処理物の出口と、前記入口から投入された前記被処理物が搬送される第1搬送経路と、前記第1搬送経路において前記被処理物が搬送される方向とは逆方向に前記被処理
物が搬送され、前記第1搬送経路及び前記出口につながる第2搬送経路と、前記第1搬送経路に配置され、前記被処理物を非接触式で洗浄する洗浄ユニットと、前記第1搬送経路に配置され、前記被処理物を非接触式で乾燥する乾燥ユニットと、前記第2搬送経路に配置され、上方から下方に向けて気体を送出する送風ユニットと、を有する。
本発明の一形態によれば、被処理物の入口と、前記被処理物の出口と、前記入口から投入された前記被処理物が搬送される第1搬送経路と、前記第1搬送経路において前記被処理物が搬送される方向とは逆方向に前記被処理物が搬送され、前記第1搬送経路及び前記出口につながる第2搬送経路と、を備えた洗浄装置において前記被処理物を洗浄する方法が提供される。この洗浄方法は、前記入口から前記被処理物を前記洗浄装置に投入する工程と、前記被処理物を前記第1搬送経路に沿って搬送する工程と、前記第1搬送経路において前記被処理物を非接触式で洗浄する洗浄工程と、前記第1搬送経路において前記被処理物を非接触式で乾燥する乾燥工程と、前記被処理物を前記第2搬送経路に沿って搬送する工程と、前記第2搬送経路において、上方から下方に向けて気体を送出する送風工程と、前記被処理物を前記出口から取り出す工程と、を有する。
本実施形態に係る洗浄装置を備えためっき装置の全体配置図である。 洗浄装置の概略側断面図である。 本実施形態に係る洗浄装置を備えた他のめっき装置の全体配置図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一の又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。図1は、本実施形態に係る洗浄装置を備えためっき装置の全体配置図である。図1に示すように、このめっき装置100は、基板ホルダに基板(被処理物の一例に相当する)をロードし、又は基板ホルダから基板をアンロードするロード/アンロード部110と、基板を処理する処理部120と、洗浄部50aとに大きく分けられる。処理部120は、さらに、基板の前処理及び後処理を行う前処理・後処理部120Aと、基板にめっき処理を行うめっき処理部120Bとを含む。なお、このめっき装置100で処理する基板は、角形基板、円形基板を含む。また、角形基板は、角形のプリント基板や、その他のめっき対象物を含む。
ロード/アンロード部110は、2台のカセットテーブル25と、基板脱着機構29とを有する。カセットテーブル25は、半導体ウェハやプリント基板等の基板を収納したカセット25aを搭載する。基板脱着機構29は、基板を図示しない基板ホルダに着脱するように構成される。また、基板脱着機構29の近傍(例えば下方)には基板ホルダを収容するためのストッカ30が設けられる。これらのユニット25,29,30の中央には、これらのユニット間で基板を搬送する搬送用ロボットからなる基板搬送装置27が配置されている。基板搬送装置27は、走行機構28により走行可能に構成される。
洗浄部50aは、めっき処理後の基板を洗浄して乾燥させる洗浄装置50を有する。基板搬送装置27は、めっき処理後の基板を洗浄装置50に搬送し、洗浄された基板を洗浄装置50から取り出すように構成される。洗浄装置50の詳細については、後述する図2と共に説明する。
前処理・後処理部120Aは、プリウェット槽32と、プリソーク槽33と、プリリンス槽34と、ブロー槽35と、リンス槽36と、を有する。プリウェット槽32では、基板が純水に浸漬される。プリソーク槽33では、基板の表面に形成したシード層等の導電層の表面の酸化膜がエッチング除去される。プリリンス槽34では、プリソーク後の基板
が基板ホルダと共に洗浄液(純水等)で洗浄される。ブロー槽35では、洗浄後の基板の液切りが行われる。リンス槽36では、めっき後の基板が基板ホルダと共に洗浄液で洗浄される。プリウェット槽32、プリソーク槽33、プリリンス槽34、ブロー槽35、リンス槽36は、この順に配置されている。
めっき処理部120Bは、オーバーフロー槽38を備えた複数のめっき槽39を有する。各めっき槽39は、内部に一つの基板を収納し、内部に保持しためっき液中に基板を浸漬させて基板表面に銅めっき等のめっきを行う。ここで、めっき液の種類は、特に限られることはなく、用途に応じて様々なめっき液が用いられる。
めっき装置100は、これらの各機器の側方に位置して、これらの各機器の間で基板ホルダを基板とともに搬送する、例えばリニアモータ方式を採用した基板ホルダ搬送装置37を有する。この基板ホルダ搬送装置37は、基板脱着機構29、プリウェット槽32、プリソーク槽33、プリリンス槽34、ブロー槽35、リンス槽36、及びめっき槽39との間で基板ホルダを搬送するように構成される。
次に、図1に示した洗浄装置50について詳細に説明する。図2は、洗浄装置50の概略側断面図である。洗浄装置50は、基板W1の入口51と、第1搬送経路52と、鉛直搬送経路53と、第2搬送経路54と、基板W1の出口55と、を有する。図示のように、第1搬送経路52と第2搬送経路54は、上下方向に並んで配置され、第1搬送経路52が第2搬送経路の下方に位置する。第1搬送経路52は、入口51と連通し、入口51から投入された基板W1が搬送される経路である。第2搬送経路54は、第1搬送経路52において基板W1が搬送される方向とは逆方向に基板W1が搬送される経路である。第2搬送経路54は、鉛直搬送経路53を介して第1搬送経路とつながり、且つ出口とも連通する。鉛直搬送経路53は、第1搬送経路52と第2搬送経路とを接続するように鉛直方向に延びた経路である。
入口51には、入口51を開閉するための入口シャッタ51aが設けられる。また、出口55には、出口55を開閉するための出口シャッタ55aが設けられる。洗浄装置50が、本実施形態のようにめっき装置100に搭載される場合や、例えばCMP装置等に搭載される場合、洗浄装置50内は、洗浄により発生したパーティクルが浮遊しているので、めっき装置100やCMP装置等の雰囲気に比べて清浄度が低くなり得る。洗浄装置50内を負圧に維持すれば、洗浄装置50内のパーティクルが洗浄装置50外部に流出することを抑制できるが、圧力調整装置の故障等により洗浄装置50内を負圧に維持できなくなることもあり得る。本実施形態では、洗浄装置50の内部と外部とを、入口シャッタ51a及び出口シャッタ55aで分離できるので、洗浄装置50内のパーティクルが外部に流出することをいっそう抑制することができる。
図示のように、第1搬送経路52には、基板W1を鉛直搬送経路53に向かって搬送する複数のローラ等を有する水平搬送機構56が設けられる。水平搬送機構56は、基板W1の強度や材質等に応じて、基板W1の所定の場所にのみ接触するようにローラを配置して構成してもよい。例えば、基板W1の幅方向中央部と両エッジ部のみに水平搬送機構56のローラが接触するように、水平搬送機構56のローラを配置することができる。第1搬送経路52の入口51付近には、入口51から投入された基板W1の位置調整を行うアライメント機構が設けられ得る。これにより、入口51から投入された基板W1を、水平搬送機構56上の適切な位置に配置することができる。
また、第1搬送経路52には、基板W1を洗浄する洗浄ユニット57と、基板W1を乾燥する乾燥ユニット58と、が設けられる。一実施形態では、洗浄ユニット57は、第1洗浄ユニット57aと、第1洗浄ユニット57aの下流側に位置する第2洗浄ユニット5
7bとを有する。第1洗浄ユニット57aは、DIW(De−Ionized Water;洗浄液の一例に相当する)を、基板W1の両面又は片面に噴射して基板W1を洗浄する。第2洗浄ユニット57bは、DIWと気体を基板W1の両面又は片面に同時にジェット噴射して、基板W1表面のパーティクルを除去する。第2洗浄ユニット57bで噴射する気体としては、クリーンドライエアや窒素を用いることができる。第1洗浄ユニット57a及び第2洗浄ユニット57bは、液体又は気体を用いて基板W1を洗浄するいわゆる非接触式の洗浄ユニットである。乾燥ユニット58は、例えば、細長いスリットから圧縮気体を薄い層状に噴出するいわゆるエアナイフであり、基板W1の両面又は片面に付着した洗浄液を除去又は乾燥する。乾燥ユニット58は、気体を用いて基板W1を乾燥するいわゆる非接触式の乾燥ユニットである。
第1洗浄ユニット57a、第2洗浄ユニット57b、及び乾燥ユニット58は、それぞれ独立したチャンバによって囲まれており、それぞれのチャンバ間を連通する開口は、図示しないエアカーテン等によって雰囲気が分離される。第1洗浄ユニット57a及び第2洗浄ユニット57bには、DIWをこれらのユニットに供給するためのDIW供給ライン59が接続される。また、第2洗浄ユニット57b及び乾燥ユニット58には、気体をこれらのユニットに供給するための気体供給ライン60が接続される。DIW供給ライン59には、DIW中のパーティクルを捕獲するためのフィルタ59aと、DIWの流量を測定する流量計59bが設けられる。気体供給ライン60には、気体中のパーティクルを捕獲するためのフィルタ60aが設けられる。
鉛直搬送経路53には、水平搬送機構56により搬送された基板W1を受け取り、基板W1を第1搬送経路52から第2搬送経路54に向かって鉛直方向に搬送する鉛直搬送機構61が設けられる。鉛直搬送機構61は、例えば、基板W1を支持する支持台と、支持台を昇降させる昇降機構とを有する。鉛直搬送機構61は、支持台から第2搬送経路54に設けられる図示しない水平搬送機構に基板W1を受け渡すためのローラ等の基板搬送機構を有してもよい。本実施形態のように第1搬送経路52と第2搬送経路54が上下方向に並んで配置された場合でも、鉛直搬送機構61により基板W1を第1搬送経路52から第2搬送経路54に搬送することができる。
第2搬送経路54には、鉛直搬送機構61が搬送した基板W1を出口55に向かって水平搬送するための図示しない水平搬送機構が設けられる。この水平搬送機構は、水平搬送機構56と同様にローラ等で構成されてもよいし、公知のロボットハンドで構成されてもよい。また、第2搬送経路54には、上方から下方に向けて気体を送出するFFU(Fun Filter Unit)等の送風ユニット62が設けられる。図示の例では、送風ユニット62は、第2搬送経路54の始点付近と終点付近にそれぞれ1つずつ設けられている。送風ユニット62から送出される気体として、例えばクリーンドライエアや窒素を用いることができる。第2搬送経路54の出口55付近には、出口55から取り出される基板W1の位置調整を行うアライメント機構が設けられ得る。これにより、基板W1を水平搬送機構56上の適切な位置に配置することができ、図1に示した基板搬送装置27が基板W1をいっそう確実に保持して、出口55から取り出すことができる。
以上で説明した洗浄装置50を使用して基板W1を洗浄するプロセスについて説明する。まず、図1に示しためっき装置100においてめっきされた基板W1を、基板搬送装置27が保持する。このとき、基板W1は、図1に示したブロー槽35で液切りされているが、その表面はわずかに濡れている。洗浄装置50の入口シャッタ51aが開くと、基板搬送装置27は、入口51を介して洗浄装置50内に基板W1を投入する。基板W1が洗浄装置50に投入されると、入口シャッタ51aが閉じられる。洗浄装置50の水平搬送機構56は、入口51から投入された基板W1を第1搬送経路52に沿って搬送する。基板W1は、第1搬送経路52を搬送される間に、第1洗浄ユニット57a及び第2洗浄ユ
ニット57bによって非接触式で洗浄される。具体的には、まず第1洗浄ユニット57aが、基板W1の表面にDIWを噴射して洗浄し、続いて第2洗浄ユニット57bが基板W1の表面に洗浄液及び気体を同時に噴射して洗浄する。その後、基板W1は乾燥ユニット58においてエアナイフにより洗浄液が除去され且つ乾燥される。
第1搬送経路52を通過した基板W1は、鉛直搬送機構61に受け取られる。鉛直搬送機構61は、第1搬送経路52から第2搬送経路54に向かって鉛直方向に基板W1を搬送する。第2搬送経路54に搬送された基板W1は、図示しない水平搬送機構によって、第2搬送経路54に沿って搬送される。送風ユニット62は、第2搬送経路54において上方から下方に向かって気体を送出する。これにより、洗浄装置50内のパーティクルを下方に押さえつけることができ、第2搬送経路54の雰囲気を清浄に保つことができる。
基板W1が出口55の付近まで搬送されると、出口シャッタ55aが開かれ、図1に示した基板搬送装置27が、出口55を介して基板W1を洗浄装置50の外に取り出す。基板搬送装置27は、洗浄装置50から取り出した基板W1を、図1に示したカセットテーブル25内のカセット25aに収納する。
なお、洗浄装置50は、第2搬送経路54を搬送される基板W1を洗浄装置50の外に出す前に、第2搬送経路54に一時的に保管することもできる。即ち、第2搬送経路54は、基板W1を一時的に保管するストッカとしても機能する。具体的には、例えば、第2搬送経路54の図示しない水平搬送機構が基板W1の搬送を停止することで、基板W1を第2搬送経路54に一時的に保管することができる。第2搬送経路54は第1搬送経路52よりも上方に位置し、且つ送風ユニット62によってパーティクルが下方(第1搬送経路52側)に押さえつけられるので、第2搬送経路54は、第1搬送経路52よりも清浄な雰囲気を有する。したがって、基板W1を比較的正常な雰囲気で一時的に保管することができ、図1に示しためっき装置100のスループットを優先して基板W1へのめっきを行っても、任意の適切なタイミングで基板W1を洗浄装置50から取り出すことができる。
以上で説明したように、本実施形態に係る洗浄装置によれば、基板W1が非接触式で洗浄され且つ非接触式で乾燥されるので、基板W1の表面のレジストパターンや配線等に与える影響を低減することができる。ここで、「非接触式」とは、スポンジロール等の固体が基板W1に接触しない方式をいう。また、第1搬送経路52と第2搬送経路54において逆方向に基板W1が搬送されるので、第1搬送経路52と第2搬送経路54とによって往復経路が形成され、洗浄装置50全体の長さを低減しつつ、十分な経路長を確保することができる。また、第1搬送経路52と第2搬送経路54とによって往復経路が形成されるので、入口51と出口55とを近接して配置することができる。これにより、1台の基板搬送装置27が大きな移動をすることなく、入口51への基板W1の投入、出口55からの基板W1の取り出しを行うことができる。
また、本実施形態によれば、基板W1は、入口51とつながる第1搬送経路52において洗浄及び乾燥され、その後、第2搬送経路54を通じて出口55に搬送される。仮に、入口51につながる第1搬送経路52ではなく、出口55につながる第2搬送経路54に洗浄ユニット57及び乾燥ユニット58を設けて、基板W1を洗浄及び乾燥した場合、第1搬送経路52を通過した後に第2搬送経路54で洗浄及び乾燥されるので、基板W1が第2搬送経路54において洗浄及び乾燥されるまでに時間を要する。この場合、基板W1が洗浄及び乾燥されるまでに、基板W1表面に付着しためっき液等の処理液が自然乾燥し、処理液に含まれるパーティクルが基板W1表面に付着して除去し難くなる。これに対して、本実施形態によれば、入口51から投入された基板W1を第1搬送経路52において直ちに洗浄及び乾燥することができるので、基板W1表面の処理液が自然乾燥する前に洗
浄及び乾燥することができる。ひいては、基板W1表面にパーティクルが付着して除去し難くなることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、第1搬送経路52と第2搬送経路54が、上下方向に並んで配置されるので、第1搬送経路52と第2搬送経路54の配置に要する洗浄装置50のフットプリントを低減することができる。また、第1搬送経路52が、第2搬送経路54の下方に位置するので、洗浄により生じたパーティクルを下方の第1搬送経路52に滞留させ、第1搬送経路52よりもクリーンな雰囲気を有する第2搬送経路54で基板W1を搬送することができる。ひいては、洗浄及び乾燥された基板W1が、空気中のパーティクルと接触することを抑制することができる。なお、これに限らず、洗浄ユニット57及び乾燥ユニット58が配置された第1搬送経路52が、第2搬送経路54の上方に位置するように配置してもよい。また、洗浄装置50の設置面積に厳しい制限が無ければ、第1搬送経路52と第2搬送経路54を横方向に並列に配置してもよい。この場合、鉛直搬送経路53に代えて、第1搬送経路52と第2搬送経路54とを接続する水平方向の搬送経路が設けられ、経路全体が略U字形になる。
本実施形態では、洗浄ユニット57が第1洗浄ユニット57a及び第2洗浄ユニット57bを有するものとして説明したが、これに限らず、第1洗浄ユニット57a及び第2洗浄ユニット57bのいずれか一方のみを有してもよい。例えば、本実施形態のようにめっき装置100でめっきされた基板W1は、基板W1に付着するパーティクルが、基板研磨装置で処理された基板に比べて少ないので、このような場合は第1洗浄ユニット57aを省略してもよい。また、本実施形態の洗浄装置50は、めっき装置100に設けられているが、これに限らず、基板研磨装置等のその他の基板処理装置に設けられてもよい。したがって、洗浄装置50が洗浄する被処理物は、円形基板及び角形基板に加えて他の任意の対象物を含む。また、めっき装置100は、基板ホルダを使用して基板W1にめっきをするものとして説明されているが、本実施形態に係る洗浄装置50は、基板ホルダを使用せずに基板にめっきを行うめっき装置にも備え付けることができる。
次に、本実施形態に係る洗浄装置を備えた他のめっき装置の例について説明する。図3は、本実施形態に係る洗浄装置を備えた他のめっき装置の全体配置図である。めっき装置200は、図3に示すように、基板ホルダに基板をロードするロード部210と、基板を処理する処理部220と、基板ホルダから基板をアンロードするアンロード部230と、洗浄部50aとに大きく分けられる。処理部220は、さらに、基板の前処理を行う前処理部220Aと、基板にめっき処理を行うめっき処理部220Bと、基板の後処理を行う後処理部220Cと、を含む。なお、このめっき装置200で処理する基板は、図1に示しためっき装置100と同様に、角形基板、円形基板を含む。また、角形基板は、角形のプリント基板や、その他のめっき対象物を含む。
ロード部210には、2台のカセットテーブル25と、基板脱着機構29aと、ストッカ30と、基板搬送装置27aと、基板搬送装置27aの走行機構28aと、が配置されている。ロード部210の基板脱着機構29aは、基板を図示しない基板ホルダに保持させる。
ロード部210の後段側には、前処理部220Aが配置される。前処理部220Aは、プリウェット槽32と、プリソーク槽33と、プリリンス槽34とを有する。プリウェット槽32、プリソーク槽33、プリリンス槽34は、この順に配置されている。
前処理部220Aの後段側には、めっき処理部220Bが配置される。めっき処理部220Bは、オーバーフロー槽38を備えた複数のめっき槽39を有する。めっき処理部220Bの後段側には、後処理部220Cが配置される。後処理部220Cは、リンス槽3
6と、ブロー槽35と、を有する。リンス槽36、ブロー槽35は、後段側に向かってこの順に配置されている。
後処理部220Cの後段側には、アンロード部230が配置される。アンロード部230には、2台のカセットテーブル25と、基板脱着機構29bと、基板搬送装置27bと、基板搬送装置27bの走行機構28bと、が配置されている。洗浄部50aは、図2に示した洗浄装置50を有する。基板搬送装置27bは、めっき処理後の基板を洗浄装置50に搬送し、洗浄装置50から取り出すように構成される。
めっき装置200は、これらの各機器の側方に位置して、これらの各機器の間で基板ホルダを基板とともに搬送する基板ホルダ搬送装置37a,37bを有する。基板ホルダ搬送装置37a,37bは、基板脱着機構29a,29b、プリウェット槽32、プリソーク槽33、プリリンス槽34、ブロー槽35、リンス槽36、及びめっき槽39との間で基板ホルダを搬送するように構成される。図3に示すように2つの基板ホルダ搬送装置37a,37bを設けた場合は、めっき処理前の基板を保持した基板ホルダのみを一方の基板ホルダ搬送装置が搬送し、めっき処理後の基板を保持した基板ホルダのみを他方の基板ホルダ搬送装置が搬送するようにすることで、基板ホルダの受け渡しの待機時間が発生することを抑制している。なお、基板ホルダ搬送装置37a,37bは、いずれか一方のみめっき装置200に設けられてもよい。この場合は、めっき装置のフットプリントを削減することができる。
以上で説明したように、本実施形態に係る洗浄装置50は、図3に示すようなロード部210とアンロード部230が離間して配置されるめっき装置200にも備え付けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲及び明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、又は省略が可能である。
以下に本明細書が開示する態様のいくつかを記載しておく。
第1態様によれば、洗浄装置が提供される。この洗浄装置は、被処理物の入口と、前記被処理物の出口と、前記入口から投入された前記被処理物が搬送される第1搬送経路と、前記第1搬送経路において前記被処理物が搬送される方向とは逆方向に前記被処理物が搬送され、前記第1搬送経路及び前記出口につながる第2搬送経路と、前記第1搬送経路に配置され、前記被処理物を非接触式で洗浄する洗浄ユニットと、前記第1搬送経路に配置され、前記被処理物を非接触式で乾燥する乾燥ユニットと、前記第2搬送経路に配置され、上方から下方に向けて気体を送出する送風ユニットと、を有する。
第1態様によれば、被処理物は非接触式で洗浄され且つ非接触式で乾燥されるので、被処理物の表面のレジストパターンや配線等に与える影響を低減することができる。ここで、「非接触式」とは、スポンジロール等の固体が被処理物に接触しない方式をいう。また、第1搬送経路と第2搬送経路において逆方向に被処理物が搬送されるので、第1搬送経路と第2搬送経路とによって往復経路が形成され、洗浄装置全体の長さを低減しつつ、十分な経路長を確保することができる。また、第1搬送経路と第2搬送経路とによって往復経路が形成されるので、入口と出口とを近接して配置することができる。これにより、1台の被処理物搬送装置が大きな移動をすることなく、入口への被処理物の投入、出口から
の被処理物の取り出しを行うことができる。
また、第1態様によれば、被処理物は、入口とつながる第1搬送経路において洗浄及び乾燥され、その後第2搬送経路を通じて出口に搬送され得る。例えば、入口につながる第1搬送経路ではなく、出口につながる第2搬送経路において被処理物を洗浄及び乾燥する場合、第1搬送経路を通過した後に第2搬送経路で洗浄及び乾燥されるので、被処理物が第2搬送経路において洗浄及び乾燥されるまでに時間を要する。この場合、被処理物が洗浄及び乾燥されるまでに、被処理物表面に付着した、例えばめっき液等の処理液が自然乾燥し、被処理液表面のパーティクルが除去し難くなる。これに対して、この一形態によれば、入口から投入された被処理物を第1搬送経路において直ちに洗浄及び乾燥することができるので、被処理物表面の処理液が自然乾燥する前に洗浄及び乾燥することができる。ひいては、被処理物表面にパーティクルが付着して除去し難くなることを防止することができる。
第2態様によれば、第1態様の洗浄装置において、前記第1搬送経路と前記第2搬送経路は、上下方向に並んで配置される。
第2態様によれば、第1搬送経路と第2搬送経路に要する洗浄装置のフットプリントを低減することができる。
第3態様によれば、第2態様の洗浄装置において、前記第1搬送経路は、前記第2搬送経路の下方に位置する。
第3態様によれば、洗浄により生じたパーティクルを下方の第1搬送経路に滞留させ、第1搬送経路よりもクリーンな雰囲気を有する第2搬送経路で被処理物を搬送することができる。ひいては、洗浄及び乾燥された被処理物が、空気中のパーティクルと接触することを抑制することができる。
第4態様によれば、第1から第3態様のいずれかの洗浄装置において、前記第2搬送経路は、前記被処理物を一時的に保管するストッカとして機能する。
第4態様によれば、第1搬送経路よりも清浄な雰囲気を有する第2搬送経路において、被処理物を一時的に保管することができる。これにより、洗浄装置に投入される被処理物が、例えば事前にめっきされる場合等には、そのめっき処理のスループットを優先して被処理物へのめっきを行い、任意の適切なタイミングで被処理物を洗浄装置から取り出すことができる。
第5態様によれば、第1から第4態様のいずれかの洗浄装置において、洗浄装置は、前記第1搬送経路と前記第2搬送経路とを接続する鉛直搬送経路と、前記鉛直搬送経路において、前記第1搬送経路から前記第2搬送経路に向かって鉛直方向に前記被処理物を搬送する鉛直搬送機構を有する。
第5態様によれば、第1搬送経路と第2搬送経路が上下方向に並んで配置された場合でも、鉛直搬送機構により被処理物を第1搬送経路から第2搬送経路に搬送することができる。
第6態様によれば、第1から第5態様のいずれかの洗浄装置において、洗浄装置は、前記入口を開閉する入口シャッタと、前記出口を開閉する出口シャッタと、さらに有する。
洗浄装置が、例えばめっき装置やCMP装置等に搭載される場合、洗浄装置内は、洗浄
したパーティクルが浮遊しているので、めっき装置やCMP装置等の雰囲気に比べて清浄度が低くなり得る。洗浄装置内を負圧に維持すれば、洗浄装置内のパーティクルが洗浄装置外部に流出することを抑制できるが、圧力調整装置の故障等により洗浄装置内を負圧に維持できなくなることもあり得る。第6態様によれば、洗浄装置の内部と外部とを、入口シャッタ及び出口シャッタで分離できるので、洗浄装置内のパーティクルが外部に流出することをいっそう抑制することができる。
第7態様によれば、第1から第6態様のいずれかの洗浄装置において、前記洗浄ユニットは、前記被処理物に洗浄液を噴射するように構成された第1洗浄ユニットと、前記被処理物に洗浄液及び気体を同時に噴射するように第2洗浄ユニットと、を有する。
第7態様によれば、第1洗浄ユニットにより、被処理物表面に付着しためっき液等を洗い流すことができ、第2洗浄ユニットにより、被処理物表面に付着したパーティクルを除去することができる。
第8態様によれば、第1から第7態様のいずれかの洗浄装置を備えためっき装置が提供される。このめっき装置は、処理部と、基板搬送部と、を備え、前記基板搬送部は、前記処理部でめっき処理された前記被処理物を前記洗浄装置の入口に投入し、前記洗浄装置で処理された前記被処理物を前記出口から取り出すように構成される。
第9態様によれば、被処理物の入口と、前記被処理物の出口と、前記入口から投入された前記被処理物が搬送される第1搬送経路と、前記第1搬送経路において前記被処理物が搬送される方向とは逆方向に前記被処理物が搬送され、前記第1搬送経路及び前記出口につながる第2搬送経路と、を備えた洗浄装置において前記被処理物を洗浄する方法が提供される。この洗浄方法は、前記入口から前記被処理物を前記洗浄装置に投入する工程と、前記被処理物を前記第1搬送経路に沿って搬送する工程と、前記第1搬送経路において前記被処理物を非接触式で洗浄する洗浄工程と、前記第1搬送経路において前記被処理物を非接触式で乾燥する乾燥工程と、前記被処理物を前記第2搬送経路に沿って搬送する工程と、前記第2搬送経路において、上方から下方に向けて気体を送出する送風工程と、
前記被処理物を前記出口から取り出す工程と、を有する。
第9態様によれば、被処理物は非接触式で洗浄され且つ非接触式で乾燥されるので、被処理物の表面のレジストパターンや配線等に与える影響を低減することができる。ここで、「非接触式」とは、スポンジロール等の固体が被処理物に接触しない方式をいう。また、第1搬送経路と第2搬送経路において逆方向に被処理物が搬送されるので、第1搬送経路と第2搬送経路とによって往復経路が形成され、洗浄装置全体の長さを低減しつつ、十分な経路長を確保することができる。また、第1搬送経路と第2搬送経路とによって往復経路が形成されるので、入口と出口とを近接して配置することができる。これにより、1台の被処理物搬送装置が大きな移動をすることなく、入口への被処理物の投入、出口からの被処理物の取り出しを行うことができる。
また、第9態様によれば、被処理物は、入口とつながる第1搬送経路において洗浄及び乾燥され、その後第2搬送経路を通じて出口に搬送され得る。例えば、入口につながる第1搬送経路ではなく、出口につながる第2搬送経路において被処理物を洗浄及び乾燥する場合、第1搬送経路を通過した後に第2搬送経路で洗浄及び乾燥されるので、被処理物が第2搬送経路において洗浄及び乾燥されるまでに時間を要する。この場合、被処理物が洗浄及び乾燥されるまでに、被処理物表面に付着した、例えばめっき液等の処理液が自然乾燥し、被処理液表面のパーティクルが除去し難くなる。これに対して、この一形態によれば、入口から投入された被処理物を第1搬送経路において直ちに洗浄及び乾燥することができるので、被処理物表面の処理液が自然乾燥する前に洗浄及び乾燥することができる。
ひいては、被処理物表面にパーティクルが付着して除去し難くなることを防止することができる。
第10態様によれば、第9態様の洗浄方法において、前記第1搬送経路と前記第2搬送経路は、上下方向に並んで配置される。
第10態様によれば、第1搬送経路と第2搬送経路に要する洗浄装置のフットプリントを低減することができる。
第11態様によれば、第10態様の洗浄方法において、前記第1搬送経路は、前記第2搬送経路の下方に位置する。
第11態様によれば、洗浄により生じたパーティクルを下方の第1搬送経路に滞留させ、第1搬送経路よりもクリーンな雰囲気を有する第2搬送経路で被処理物を搬送することができる。ひいては、洗浄及び乾燥された被処理物が、空気中のパーティクルと接触することを抑制することができる。
第12態様によれば、第9から第11態様のいずれかの洗浄方法において、洗浄方法は、前記第2搬送経路に前記被処理物を一時的に保管する工程をさらに有する。
第12態様によれば、第1搬送経路よりも清浄な雰囲気を有する第2搬送経路において、被処理物を一時的に保管することができる。これにより、洗浄装置に投入される被処理物が、例えば事前にめっきされる場合等には、そのめっき処理のスループットを優先して被処理物へのめっきを行い、任意の適切なタイミングで被処理物を洗浄装置から取り出すことができる。
第13態様によれば、第9から第12態様のいずれかの洗浄方法において、洗浄方法は、前記第1搬送経路から前記第2搬送経路に向かって鉛直方向に前記被処理物を搬送する工程をさらに有する。
第13態様によれば、第1搬送経路と第2搬送経路が上下方向に並んで配置された場合でも、被処理物を第1搬送経路から第2搬送経路に搬送することができる。
第14態様によれば、第9から第13態様のいずれかの洗浄方法において、前記洗浄工程は、前記被処理物に洗浄液を噴射する第1洗浄工程と、前記被処理物に洗浄液及び気体を同時に噴射する第2洗浄工程と、を有する。
第14態様によれば、第1洗浄工程において、被処理物表面に付着しためっき液等を洗い流すことができ、第2洗浄工程において、被処理物表面に付着したパーティクルを除去することができる。
27,27a,27b…基板搬送装置
50…洗浄装置
51…入口
51a…入口シャッタ
52…第1搬送経路
53…鉛直搬送経路
54…第2搬送経路
55…出口
55a…出口シャッタ
57,57a,57b…洗浄ユニット
58…乾燥ユニット
61…鉛直搬送機構
62…送風ユニット

Claims (10)

  1. 洗浄装置であって、
    被処理物の入口と、
    前記被処理物の出口と、
    前記入口から投入された前記被処理物が搬送される第1搬送経路と、
    前記第1搬送経路において前記被処理物が搬送される方向とは逆方向に前記被処理物が搬送され、前記第1搬送経路及び前記出口につながる第2搬送経路と、
    前記第1搬送経路に配置され、前記被処理物を非接触式で洗浄する洗浄ユニットと、
    前記第1搬送経路に配置され、前記被処理物を非接触式で乾燥する乾燥ユニットと、を有し、
    前記第1搬送経路と前記第2搬送経路は、上下方向に並んで配置され、
    前記第2搬送経路は、前記第1搬送経路の上方に位置し、終点において前記出口とつながり、
    前記第2搬送経路は、前記被処理物を一時的に保管するストッカとして機能する、洗浄装置。
  2. 請求項1に記載された洗浄装置において、
    前記第2搬送経路に配置され、上方から下方に向けて気体を送出する送風ユニットをさらに有する、洗浄装置。
  3. 請求項1又は2に記載された洗浄装置において、
    前記第1搬送経路と前記第2搬送経路とを接続する鉛直搬送経路と、
    前記鉛直搬送経路において、前記第1搬送経路から前記第2搬送経路に向かって鉛直方向に前記被処理物を搬送する鉛直搬送機構を有する、洗浄装置。
  4. 請求項1に記載された洗浄装置において、
    前記入口を開閉する入口シャッタと、
    前記出口を開閉する出口シャッタと、さらに有する、洗浄装置。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載された洗浄装置において、
    前記洗浄ユニットは、
    前記被処理物に洗浄液を噴射するように構成された第1洗浄ユニットと、
    前記被処理物に洗浄液及び気体を同時に噴射するように構成された第2洗浄ユニットと、を有する、洗浄装置。
  6. 洗浄装置であって、
    被処理物の入口と、
    前記被処理物の出口と、
    前記入口から投入された前記被処理物が搬送される第1搬送経路と、
    前記第1搬送経路において前記被処理物が搬送される方向とは逆方向に前記被処理物が搬送され、前記第1搬送経路及び前記出口につながる第2搬送経路と、
    前記第1搬送経路に配置され、前記被処理物を非接触式で洗浄する洗浄ユニットと、
    前記第1搬送経路に配置され、前記被処理物を非接触式で乾燥する乾燥ユニットと、を有し、
    前記洗浄装置は、さらに、
    前記出口を開閉する出口シャッタと、
    前記第2搬送経路の終点に配置され、上方から下方に向けて気体を送出する送風ユニットと、を有し、
    前記第2搬送経路は、前記被処理物を一時的に保管するストッカとして機能する、洗浄装置。
  7. 請求項に記載された洗浄装置において、
    前記第1搬送経路と前記第2搬送経路とを接続する鉛直搬送経路と、
    前記鉛直搬送経路において、前記第1搬送経路から前記第2搬送経路に向かって鉛直方向に前記被処理物を搬送する鉛直搬送機構を有する、洗浄装置。
  8. 請求項6又は7に記載された洗浄装置において、
    前記入口を開閉する入口シャッタをさらに有する、洗浄装置。
  9. 請求項6から8のいずれか一項に記載された洗浄装置において、
    前記洗浄ユニットは、
    前記被処理物に洗浄液を噴射するように構成された第1洗浄ユニットと、
    前記被処理物に洗浄液及び気体を同時に噴射するように構成された第2洗浄ユニットと、を有する、洗浄装置。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載された洗浄装置を備えためっき装置であって、
    処理部と、
    基板搬送部と、を備え、
    前記基板搬送部は、前記処理部でめっき処理された前記被処理物を前記洗浄装置の入口に投入し、前記洗浄装置で処理された前記被処理物を前記出口から取り出すように構成される、めっき装置。
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