JP7257742B2 - 洗浄装置、これを備えためっき装置、及び洗浄方法 - Google Patents

洗浄装置、これを備えためっき装置、及び洗浄方法 Download PDF

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Description

本発明は、洗浄装置、これを備えためっき装置、及び洗浄方法に関するものである。
従来、半導体ウェハやプリント基板等の基板の表面に配線やバンプ(突起状電極)等を形成したりすることが行われている。この配線及びバンプ等を形成する方法として、電解めっき法が知られている。
電解めっき法に用いるめっき装置では、一般的には300mmの直径を有するウェハ等の円形基板にめっき処理を行っている。しかしながら、近年では、このような円形基板に限らず、角形基板にめっきをすることが求められている。
めっきされた基板を洗浄後、めっき膜の膜厚を測定する洗浄装置が、特開2005-240108号公報に開示されている。円形基板や角形基板は、製品の種類によって大きさ又は剛性が様々である。剛性が小さい角形基板は湾曲することがある。特開2005-240108号公報に開示されている技術は、反りを有する基板に対応したものではなく、反りのため、めっき膜の膜厚を正確に測定できないという問題があった。
また、特開2005-240108号公報に開示されている技術は、めっき後にレジストの剥離を実施し、その後、めっき膜の膜厚を測定している。このため、測定した結果、めっき膜の膜厚が薄い、および/または膜厚が不均一のため、不合格となった場合、レジストを基板に再度塗布してめっきを再度行うか、当該基板を廃棄する必要があった。このため、コストがかさむという問題が生じていた。
特開2005-240108号公報
本発明の一形態は、このような問題点を解消すべくなされたもので、その目的は、反りの大きい基板であってもめっき膜の膜厚を測定できる洗浄装置を提供することである。
また、本発明の他の一形態の目的は、レジストの剥離が不要な、めっき膜の膜厚が測定できる洗浄装置を提供することである。
上記課題を解決するために、第1の形態では、めっき処理と洗浄処理が行われた被処理物を支持する支持部と、前記被処理物を介して前記支持部と対向可能な位置に設けられて、前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能な加圧部と、前記加圧部を前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する移動機構と、前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定する膜厚測定部とを有する、前記被処理物を洗浄する洗浄装置という構成を採っている。
本実施形態では、加圧部が被処理物を支持部に押圧することが可能なため、基板の反りを押さえて膜厚を測定できる。これにより、めっき膜の膜厚を正確に測定することが可能になる。本実施形態によれば、反りの大きい基板であってもめっき膜の膜厚を測定できる
洗浄装置を提供できる。
第2の形態では、前記支持部は、前記被処理物を搬送する搬送機構であることを特徴とする第1の形態記載の洗浄装置という構成を採っている。
第3の形態では、前記加圧部はローラを有し、前記ローラが前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能であることを特徴とする第1の形態、または第2の形態記載の洗浄装置という構成を採っている。
第4の形態では、前記ローラは、少なくとも4個であることを特徴とする第1の形態ないし第3の形態のいずれか1項に記載の洗浄装置という構成を採っている。
第5の形態では、前記膜厚測定部は前記測定時に移動して、前記被処理物の複数個所で前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定することを特徴とする第1の形態ないし第4の形態のいずれか1項に記載の洗浄装置という構成を採っている。
第6の形態では、前記膜厚測定部を複数有することを特徴とする第1の形態ないし第5の形態のいずれか1項に記載の洗浄装置という構成を採っている。
第7の形態では、前記膜厚測定部は、渦電流センサを有することを特徴とする第1の形態ないし第1の形態のいずれか1項に記載の洗浄装置という構成を採っている。
第8の形態では、前記被処理物はレジストを有し、前記膜厚測定部は、前記レジストを有する前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定することを特徴とする第1の形態ないし第7の形態のいずれか1項に記載の洗浄装置という構成を採っている。本実施形態では、レジストを有した状態でめっき膜の膜厚を測定するため、レジストの剥離が不要となる。本実施形態によれば、レジストの剥離が不要な、めっき膜の膜厚が測定できる洗浄装置を提供することができる。
測定した結果、めっき膜の膜厚が薄い、および/または膜厚が不均一のため、不合格となった場合、レジストを基板に再度塗布することなく再度めっきすることができる。また、不合格となった当該基板を廃棄することなく、再度めっきすることができる。このため、コストが低減する。
第9の形態では、第1の形態から第8の形態のいずれか1項に記載された洗浄装置を備えためっき装置という構成を採っている。
第10の形態では、めっき処理と洗浄処理が行われた被処理物を支持する支持部と、前記被処理物を介して前記支持部と対向可能な位置に設けられて、前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能な加圧部と、前記加圧部を前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する移動機構と、前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定する膜厚測定部とを有する、前記被処理物を洗浄する洗浄装置において前記被処理物を洗浄する方法であって、前記支持部に前記被処理物を搭載する工程と、前記加圧部を前記移動機構によって前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する工程と、前記被処理物が前記支持部に押圧された状態で、前記膜厚測定部を用いて前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定する工程と、を有する、洗浄方法という構成を採っている。
本実施形態に係る洗浄装置を備えためっき装置の全体配置図である。 洗浄装置の概略側断面図である。 加圧部が存在しないときに生じる問題を説明する図である。 本実施形態による加圧部と移動機構と膜厚測定部を示す正面図である。 本実施形態による加圧部と移動機構と膜厚測定部を示す正面図である。 ガイド部の概略側断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同一または相当する部材には同一符号を付して重複した説明を省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。図1は、本実施形態に係る洗浄装置を備えためっき装置の全体配置図である。図1に示すように、このめっき装置100は、基板ホルダに基板(被処理物の一例に相当する)をロードし、又は基板ホルダから基板をアンロードするロード/アンロード部110と、基板を処理する処理部120と、洗浄部50aとに大きく分けられる。処理部120は、さらに、基板の前処理及び後処理を行う前処理・後処理部120Aと、基板にめっき処理を行うめっき処理部120Bとを含む。なお、このめっき装置100で処理する基板は、角形基板、円形基板を含む。また、角形基板は、角形のプリント基板や、その他のめっき対象物を含む。
ロード/アンロード部110は、2台のカセットテーブル25と、基板脱着機構29とを有する。カセットテーブル25は、半導体ウェハやプリント基板等の基板を収納したカセット25aを搭載する。基板脱着機構29は、基板を図示しない基板ホルダに着脱するように構成される。また、基板脱着機構29の近傍(例えば下方)には基板ホルダを収容するためのストッカ30が設けられる。これらのユニット25,29,30の中央には、これらのユニット間で基板を搬送する搬送用ロボットからなる基板搬送装置27が配置されている。基板搬送装置27は、走行機構28により走行可能に構成される。
洗浄部50aは、めっき処理後の基板を洗浄して乾燥させる洗浄装置50を有する。基板搬送装置27は、めっき処理後の基板を洗浄装置50に搬送し、洗浄された基板を洗浄装置50から取り出すように構成される。洗浄装置50の詳細については、後述する図2と共に説明する。
前処理・後処理部120Aは、プリウェット槽32と、プリソーク槽33と、プリリンス槽34と、ブロー槽35と、リンス槽36と、を有する。プリウェット槽32では、基板が純水に浸漬される。プリソーク槽33では、基板の表面に形成したシード層等の導電層の表面の酸化膜がエッチング除去される。プリリンス槽34では、プリソーク後の基板が基板ホルダと共に洗浄液(純水等)で洗浄される。ブロー槽35では、洗浄後の基板の液切りが行われる。リンス槽36では、めっき後の基板が基板ホルダと共に洗浄液で洗浄される。プリウェット槽32、プリソーク槽33、プリリンス槽34、ブロー槽35、リンス槽36は、この順に配置されている。
めっき処理部120Bは、オーバーフロー槽38を備えた複数のめっき槽39を有する。各めっき槽39は、内部に一つの基板を収納し、内部に保持しためっき液中に基板を浸漬させて基板表面に銅めっき等のめっきを行う。ここで、めっき液の種類は、特に限られることはなく、用途に応じて様々なめっき液が用いられる。
めっき装置100は、これらの各機器の側方に位置して、これらの各機器の間で基板ホルダを基板とともに搬送する、例えばリニアモータ方式を採用した基板ホルダ搬送装置37を有する。この基板ホルダ搬送装置37は、基板脱着機構29、プリウェット槽32、プリソーク槽33、プリリンス槽34、ブロー槽35、リンス槽36、及びめっき槽39
との間で基板ホルダを搬送するように構成される。
次に、図1に示した洗浄装置50について詳細に説明する。図2は、洗浄装置50の概略側断面図である。洗浄装置50は、基板W1の入口51と、第1搬送経路52と、鉛直搬送経路53と、第2搬送経路54と、基板W1の出口55と、を有する。図示のように、第1搬送経路52と第2搬送経路54は、上下方向に並んで配置され、第1搬送経路52が第2搬送経路の下方に位置する。第1搬送経路52は、入口51と連通し、入口51から投入された基板W1が搬送される経路である。第2搬送経路54は、第1搬送経路52において基板W1が搬送される方向とは逆方向に基板W1が搬送される経路である。第2搬送経路54は、鉛直搬送経路53を介して第1搬送経路とつながり、且つ出口とも連通する。鉛直搬送経路53は、第1搬送経路52と第2搬送経路とを接続するように鉛直方向に延びた経路である。
入口51には、入口51を開閉するための入口シャッタ51aが設けられる。また、出口55には、出口55を開閉するための出口シャッタ55aが設けられる。洗浄装置50が、本実施形態のようにめっき装置100に搭載される場合や、例えばCMP装置等に搭載される場合、洗浄装置50内は、洗浄により発生したパーティクルが浮遊しているので、めっき装置100やCMP装置等の雰囲気に比べて清浄度が低くなり得る。洗浄装置50内を負圧に維持すれば、洗浄装置50内のパーティクルが洗浄装置50外部に流出することを抑制できるが、圧力調整装置の故障等により洗浄装置50内を負圧に維持できなくなることもあり得る。本実施形態では、洗浄装置50の内部と外部とを、入口シャッタ51a及び出口シャッタ55aで分離できるので、洗浄装置50内のパーティクルが外部に流出することをいっそう抑制することができる。
図示のように、第1搬送経路52には、基板W1を鉛直搬送経路53に向かって搬送する複数のローラ等を有する水平搬送機構56(搬送機構)が設けられる。水平搬送機構56は、基板W1の強度や材質等に応じて、基板W1の所定の場所にのみ接触するようにローラを配置して構成してもよい。例えば、基板W1の幅方向中央部と両エッジ部のみに水平搬送機構56のローラが接触するように、水平搬送機構56のローラを配置することができる。第1搬送経路52の入口51付近には、入口51から投入された基板W1の位置調整を行うアライメント機構が設けられ得る。これにより、入口51から投入された基板W1を、水平搬送機構56上の適切な位置に配置することができる。
また、第1搬送経路52には、基板W1を洗浄する洗浄ユニット57と、基板W1を乾燥する乾燥ユニット58と、が設けられる。一実施形態では、洗浄ユニット57は、第1洗浄ユニット57aと、第1洗浄ユニット57aの下流側に位置する第2洗浄ユニット57bとを有する。第1洗浄ユニット57aは、DIW(De-Ionized Water;洗浄液の一例に相当する)を、基板W1の両面又は片面に噴射して基板W1を洗浄する。第2洗浄ユニット57bは、DIWと気体を基板W1の両面又は片面に同時にジェット噴射して、基板W1表面のパーティクルを除去する。第2洗浄ユニット57bで噴射する気体としては、クリーンドライエアや窒素を用いることができる。第1洗浄ユニット57a及び第2洗浄ユニット57bは、液体又は気体を用いて基板W1を洗浄するいわゆる非接触式の洗浄ユニットである。乾燥ユニット58は、例えば、細長いスリットから圧縮気体を薄い層状に噴出するいわゆるエアナイフであり、基板W1の両面又は片面に付着した洗浄液を除去又は乾燥する。乾燥ユニット58は、気体を用いて基板W1を乾燥するいわゆる非接触式の乾燥ユニットである。
第1洗浄ユニット57a、第2洗浄ユニット57b、及び乾燥ユニット58は、それぞれ独立したチャンバによって囲まれており、それぞれのチャンバ間を連通する開口は、図示しないエアカーテン等によって雰囲気が分離される。第1洗浄ユニット57a及び第2
洗浄ユニット57bには、DIWをこれらのユニットに供給するためのDIW供給ライン59が接続される。また、第2洗浄ユニット57b及び乾燥ユニット58には、気体をこれらのユニットに供給するための気体供給ライン60が接続される。DIW供給ライン59には、DIW中のパーティクルを捕獲するためのフィルタ59aと、DIWの流量を測定する流量計59bが設けられる。気体供給ライン60には、気体中のパーティクルを捕獲するためのフィルタ60aが設けられる。
鉛直搬送経路53には、水平搬送機構56により搬送された基板W1を受け取り、基板W1を第1搬送経路52から第2搬送経路54に向かって鉛直方向に搬送する鉛直搬送機構61が設けられる。鉛直搬送機構61は、例えば、基板W1を支持する支持台と、支持台を昇降させる昇降機構とを有する。鉛直搬送機構61は、支持台から第2搬送経路54に設けられる図示しない水平搬送機構に基板W1を受け渡すためのローラ等の基板搬送機構を有してもよい。本実施形態のように第1搬送経路52と第2搬送経路54が上下方向に並んで配置された場合でも、鉛直搬送機構61により基板W1を第1搬送経路52から第2搬送経路54に搬送することができる。
第2搬送経路54には、鉛直搬送機構61が搬送した基板W1を出口55に向かって水平搬送するための図示しない水平搬送機構が設けられる。この水平搬送機構は、水平搬送機構56と同様にローラ等で構成されてもよいし、公知のロボットハンドで構成されてもよい。また、第2搬送経路54には、上方から下方に向けて気体を送出するFFU(Fun Filter Unit)等の送風ユニット62が設けられる。図示の例では、送風ユニット62は、第2搬送経路54の始点付近と終点付近にそれぞれ1つずつ設けられている。送風ユニット62から送出される気体として、例えばクリーンドライエアや窒素を用いることができる。第2搬送経路54の出口55付近には、出口55から取り出される基板W1の位置調整を行うアライメント機構が設けられ得る。これにより、基板W1を水平搬送機構上の適切な位置に配置することができ、図1に示した基板搬送装置27が基板W1をいっそう確実に保持して、出口55から取り出すことができる。
基板W1が出口55において、水平搬送機構上の適切な位置に配置されると、基板W1を水平搬送機構に押圧することが可能な加圧部が、水平搬送機構に向かって垂直方向下方に移動して、基板W1を水平搬送機構に押圧する。移動機構が加圧部を垂直方向下方に移動させる。基板W1は、加圧部によって水平搬送機構に押圧された状態で、膜厚測定部によってめっき膜の膜厚が測定される。測定後、基板搬送装置27により、洗浄装置50の外部に搬送される。加圧部と移動機構と膜厚測定部の詳細については、後述する。
測定した結果、めっき膜の膜厚が薄い、および/または膜厚が不均一のため、不合格となった場合、レジストを基板に再度塗布することなく再度めっきする。すなわち、不合格となった基板は、基板搬送装置27により入口51に送られて、再度めっきする。なお、不合格となった場合、再度めっきすることなく、基板W1を廃棄することとしてもよい。
以上で説明した洗浄装置50を使用して基板W1を洗浄するプロセスについて説明する。まず、図1に示しためっき装置100においてめっきされた基板W1を、基板搬送装置27が保持する。このとき、基板W1は、図1に示したブロー槽35で液切りされているが、その表面は濡れていても乾いていてもよい。洗浄装置50の入口シャッタ51aが開くと、基板搬送装置27は、入口51を介して洗浄装置50内に基板W1を投入する。基板W1が洗浄装置50に投入されると、入口シャッタ51aが閉じられる。
洗浄装置50の水平搬送機構56は、入口51から投入された基板W1を第1搬送経路52に沿って搬送する。基板W1は、第1搬送経路52を搬送される間に、第1洗浄ユニット57a及び第2洗浄ユニット57bによって非接触式で洗浄される。具体的には、ま
ず第1洗浄ユニット57aが、基板W1の表面にDIWを噴射して洗浄し、続いて第2洗浄ユニット57bが基板W1の表面に洗浄液及び気体を同時に噴射して洗浄する。その後、基板W1は乾燥ユニット58においてエアナイフにより洗浄液が除去され且つ乾燥される。
第1搬送経路52を通過した基板W1は、鉛直搬送機構61に受け取られる。鉛直搬送機構61は、第1搬送経路52から第2搬送経路54に向かって鉛直方向に基板W1を搬送する。第2搬送経路54に搬送された基板W1は、図示しない水平搬送機構によって、第2搬送経路54に沿って搬送される。送風ユニット62は、第2搬送経路54において上方から下方に向かって気体を送出する。これにより、洗浄装置50内のパーティクルを下方に押さえつけることができ、第2搬送経路54の雰囲気を清浄に保つことができる。
基板W1が出口55の付近まで搬送されると、出口シャッタ55aが開かれ、図1に示した基板搬送装置27が、出口55を介して基板W1を洗浄装置50の外に取り出す。基板搬送装置27は、洗浄装置50から取り出した基板W1を、図1に示したカセットテーブル25内のカセット25aに収納する。
次に、出口55におけるめっき膜の膜厚の詳細について図3~6により説明する。図4に示すように、洗浄装置50は、めっき処理と洗浄処理が行われた基板W1(被処理物)を支持する水平搬送機構102(支持部)と、基板W1を介して水平搬送機構102と対向可能な位置に設けられて、基板W1を水平搬送機構102に押圧することが可能な加圧部104と、加圧部104を水平搬送機構102に向かって移動させて、加圧部104によって基板W1を水平搬送機構102に押圧する移動機構106と、基板W1のめっき膜の膜厚を測定する膜厚測定部108とを有する。
以下では、加圧部104,移動機構106,膜厚測定部108は、出口55に配置される場合を説明するが、これらは、出口55以外に配置してもよい。例えば、洗浄装置50内の鉛直搬送経路53や,第2搬送経路54の任意の場所に設置することができる。鉛直搬送機構61の支持台上に基板W1があるときに、めっき膜の膜厚を測定してよい。また、洗浄装置50本体の外部で、めっき装置100の内部に加圧部104,移動機構106,膜厚測定部108を設置して、膜厚を測定してもよい。
最初に、加圧部104が存在しないときに生じる問題について、図3により説明する。めっき後に膜厚を測定するために、例えば図3に示すように、出口55内の水平搬送機構102上に、反りの大きい基板W1が設置されている。基板W1のめっき膜の膜厚を測定するときに、反りの大きい基板W1では、反りのサイズ112が数ミリメートル以上になる。めっき膜の膜厚測定では、膜厚測定器と基板W1との距離によって膜厚の測定値が変動し、反りのサイズ112が数ミリメートル以上になる場合、必要な精度を有する膜厚測定ができないという問題が従来あった。
図4は、本願発明の一実施形態による加圧部104と移動機構106と膜厚測定部108を示す正面図である。図5は、図4のAA方向から見た平面図である。本実施形態では、基板W1の支持部は、基板W1を搬送する水平搬送機構102であるが、支持部は、基板W1を支持するものであれば任意のものが可能である。例えば、固定された支持部でもよい。水平搬送機構102は、ローラ114と、ローラ114が取り付けられている回転軸116とを有する。回転軸116は、洗浄装置50のフレーム(図示しない)に軸受を介して取り付けられている。回転軸116は、図示しない駆動機構(例えば、モータ)により回転駆動される。ローラ114は、基板W1の裏面の接触可能な部分に接触している。本実施形態では、基板W1の裏面の側部と中央部が接触可能な部分である。
加圧部104は、基板W1を水平搬送機構102に押圧することが可能である。加圧部104は、基板W1の表面の接触可能な部分に接触している。本実施形態では、接触可能な部分は、図5に示すように基板W1の表面の十字形部分である。加圧部104の形状は、接触可能な部分に合わせて、十字形である。加圧部104の形状は十字形に限られない。加圧部104の形状は例えば、接触可能な部分と、膜厚測定が必要な部分と、反りの矯正に必要な押圧部分とを考慮して、選択することができる。加圧部104の形状は例えば、多角形、円形、楕円形とすることができる。
加圧部104を水平搬送機構102に向かって移動させる移動機構106は、シリンダ118と、センサ支持板122と、軸124と、ガイド部90とを有する。シリンダ118は出口55の上部フレーム128に、ボルト等により固定されている。シリンダ118は、空圧シリンダ、液圧シリンダ、電動式シリンダ等の任意の駆動方式が可能である。シリンダ118の軸124の先端に加圧部104が取り付けられている。軸124は、シリンダ118により上下方向に移動可能である。
軸124の中間部にセンサ支持板122が取り付けられている。センサ支持板122は、本実施形態では、基板W1とほぼ同じ大きさの四角形の平板である。センサ支持板122の形状は、四角形以外の円形、多角形、フレーム構造等が可能である。センサ支持板122の形状は、膜厚測定部108の配置、後述するガイド部90の配置、センサ支持板122自体に要求される強度、重量等から決定される。センサ支持板122に、センサ駆動部130を介して、膜厚測定部108が取り付けられる。
センサ駆動部130は、膜厚測定部108を測定時に移動させる。膜厚測定部108は移動して、基板W1の複数個所で基板W1のめっき膜の膜厚を測定する。センサ支持板122と加圧部104の材質は、金属、プラスチック等である。材質は、センサ支持板122と加圧部104に要求される強度、重量、清浄度、加工性等を考慮して決定される。
膜厚測定部108は、本実施形態では、図5に示すように、4個設けられている。膜厚測定部108は1個以上であればよい。また、膜厚測定部108は移動できなくてもよい。膜厚測定部108の個数、配置、及び移動させるかどうかは、必要な測定箇所の個数、測定頻度等を考慮して決められる。本実施形態では、図5に示すように、膜厚測定部108はセンサ駆動部130により、基板W1上を矢印132のように移動する。矢印132はY方向の移動を示す。
さらに、膜厚測定部108は水平搬送機構102により、基板W1上を矢印134のように移動することができる。矢印134はX方向の移動を示す。X方向は、水平搬送機構102により基板W1が搬送される方向である。Y方向は、X方向に略直交する方向である。Y方向は、X方向に略直交する方向に限られない。Y方向は、X方向と異なる方向であれば、基板W1の全体にわたって膜厚を測定することができる。
本実施形態では、X方向の移動と、Y方向の移動は、別々の駆動機構により行っているが、単一の駆動機構により、X方向の移動と、Y方向の移動を行ってもよい。また、本実施形態では、膜厚測定部108は、X方向の移動と、Y方向の移動のみを行っているが、これに限られるものではない。膜厚測定部108は、曲線上を移動してもよい。例えば、円形もしくは多角形の渦巻き状に移動してもよい。
センサ駆動部130は、空圧式、液圧式、電動式(例えばリニアモータ)の駆動部とすることができる。センサ駆動部130に要求される速度、位置精度、清浄度、電力消費量、強度、重量等から駆動方式を選択することができる。
センサ支持板122の、図5に示す4カ所にセンサ支持板122をガイドするためのガイド部90が設けられている。図5においては、ガイド部90は加圧部104に配置されているように見えるが、図5に示すガイド部90の位置は、センサ支持板122上の実際の位置を、加圧部104上に射影して示したものに過ぎない。
図6は、ガイド部90の概略側断面図である。ガイド部90は、軸92とスプライン94とを有する。軸92は、固定具96により上部128に固定されている。スプライン94を介して、センサ支持板122が軸92に配置されている。スプライン94はセンサ支持板122に固定されている。軸92とスプライン94が相対的に軸方向に、すなわち、上下方向に移動可能である。
スプライン94とは一般に、軸と、軸が通過する穴のはめ合い部分に歯を設けたものである。スプライン94は、ボールスプラインでもよい。ボールスプラインは以下の理由により使用される場合がある。軸が軸方向に移動する場合、軸方向の移動は面接触であり、滑り摩擦であるため摺動抵抗が大きい場合がある。その対策として、スプラインの歯に相当する部分にボール(鋼球)を配置し、転がり摩擦にして、摺動抵抗を大幅に低減したものをボールスプラインという。スプライン94は、スプラインでなくてもよい。単なる丸棒、角棒と、単なる丸穴、角穴等の組み合わせでもよい。ガイド部90の個数は、本実施形態では4個である。ガイド部90の個数、配置、サイズは、基板の種類やサイズ等による。
シリンダ118とガイド部90の配置については、図5に限定されるものではなく、例えば、センサ支持板122の4隅にシリンダ118を設け、センサ支持板122の中央部や周辺部にガイド部90を設けてもよい。また、センサ支持板122の4隅にガイド部90を設け、センサ支持板122の中央部や周辺部にシリンダ118を設けてもよい。さらに、シリンダ118とガイド部90は、全体として水平方向に移動可能なものでもよい。そのために、例えば、シリンダ118とガイド部90を水平方向に移動可能な部材に取り付け、この部材を水平方向に駆動する駆動部を設けてもよい。
図4,5の実施形態では、加圧部104は、板状をしているが、加圧部は板状に限られるものではなく、加圧部104は、ローラとローラ取付部とを有し、ローラが基板W1を水平搬送機構102に押圧することとしてもよい。ローラの個数は、反りが矯正できればよく、少なくとも4個あることが好ましい。ローラ取付部は、板もしくはフレームであり、移動機構106の軸124がローラ取付部に取り付けられる。この場合、移動機構106は、ローラ取付部とローラを介して、基板W1を加圧する。
膜厚測定部108は、例えば渦電流センサとすることができる。渦電流センサは、励磁コイルと検知コイルを有する。励磁コイルに高周波交流(2MHz~)を流し、交流磁界を発生させる。励磁コイルは、その近傍にある基板W1の導電性の金属表面に、交流磁界により渦電流を発生する。渦電流は交流磁界を打ち消す方向に流れる。渦電流によって発生した磁界を検知コイルによって検知する。検知コイルが検知した磁界の大きさは基板W1の膜厚に依存するので膜厚を検知することができる。渦電流センサは、磁界の大きさを、検知コイルを流れる電流または検知コイルのインピーダンスとして検知する。
膜厚測定部108は、渦電流センサ(すなわち、金属表面に誘起される渦電流の大きさを検知するセンサ)に限られるものではない。めっき膜の膜厚が測定できるものであれば任意の方式の膜厚測定器を利用することができる。例えば、膜厚測定部108として、電磁誘導式膜厚測定器(励磁コイルの先端に磁性体を近づけると、励磁コイルが磁性体をひきつけることに対する反作用(電磁誘導)がおきることを利用して、膜厚のわずかな変化に対応して、検知コイルの電圧が変化することを利用した膜厚測定器)や、電気抵抗式膜
厚測定器(4つの測定端子を金属表面に接触させて、外側2端子より電流を流しながら内側2端子間の電圧降下度合いを測定する膜厚測定器)や、磁気式膜厚測定器(ホール効果を利用した膜厚測定器)を用いることができる。
本実施形態では、基板W1はレジストを有し、膜厚測定部108は、レジストを有する基板W1のめっき膜の膜厚を測定する。しかし、基板W1はレジストを有しなくてもよい。基板W1がレジストを有する場合、膜厚を測定した結果、めっき膜の膜厚が薄い、および/または膜厚が不均一のため、不合格となった場合、レジストを基板に再度塗布することなく再度めっきすることができる。また、不合格となった当該基板を廃棄することなく、再度めっきすることができる。このため、コストが低減する。
図5においては、膜厚測定部108は4個であるが、膜厚測定部108aと膜厚測定部108bの2個の膜厚測定部108のみでもよい。この場合、水平搬送機構102により、基板W1がX方向に搬送されることを利用して、2個の膜厚測定部108aと膜厚測定部108bにより、基板W1の全体の膜厚を測定することができる。
図5に示すセンサ支持板122は無くてもよい。この場合、膜厚測定部108とセンサ駆動部130を、シリンダ118とは別箇のシリンダを介して上部フレーム128に直接取り付けることができる。シリンダ118とは別箇のシリンダは、膜厚測定部108とセンサ駆動部130を上下方向に移動させるためのものである。なお、膜厚測定部108を水平方向に移動させる必要がない場合は、センサ駆動部130は不要である。
基板W1を洗浄する洗浄装置50において基板W1を洗浄する洗浄方法は、以下のように行われる。入口51から基板W1を洗浄装置50に投入する。水平搬送機構56に基板W1が搭載された状態で、基板W1を処理エリア82に搬送する。処理エリア82で基板W1を洗浄および乾燥する。その後、第2搬送経路54の水平搬送機構102に基板W1を搭載して出口55まで搬送する。加圧部104を移動機構106によって水平搬送機構102に向かって移動させる。加圧部104によって基板W1を水平搬送機構102に押圧して、基板W1の反りを矯正する。基板W1が水平搬送機構102に押圧された状態で、膜厚測定部108を用いて基板W1のめっき膜の膜厚を測定する。測定後、基板W1を出口55から搬出する。
以上、本発明の実施形態の例について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明には、その均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
以上説明したように、本発明は以下の形態を有する。
形態1
めっき処理と洗浄処理が行われた被処理物を支持する支持部と、
前記被処理物を介して前記支持部と対向可能な位置に設けられて、前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能な加圧部と、
前記加圧部を前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する移動機構と、
前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定する膜厚測定部とを有する、前記被処理物を洗浄する洗浄装置。
形態2
前記支持部は、前記被処理物を搬送する搬送機構であることを特徴とする形態1記載の洗浄装置。
形態3
前記加圧部はローラを有し、前記ローラが前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能であることを特徴とする形態1または2記載の洗浄装置。
形態4
前記ローラは、少なくとも4個であることを特徴とする形態1ないし3のいずれか1項に記載の洗浄装置。
形態5
前記膜厚測定部は前記測定時に移動して、前記被処理物の複数個所で前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定することを特徴とする形態1ないし4のいずれか1項に記載の洗浄装置。
形態6
前記膜厚測定部を複数有することを特徴とする形態1ないし5のいずれか1項に記載の洗浄装置。
形態7
前記膜厚測定部は、渦電流センサを有することを特徴とする形態1ないし6のいずれか1項に記載の洗浄装置。
形態8
前記被処理物はレジストを有し、前記膜厚測定部は、前記レジストを有する前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定することを特徴とする形態1ないし7のいずれか1項に記載の洗浄装置。
形態9
形態1から8のいずれか1項に記載された洗浄装置を備えためっき装置。
形態10
めっき処理と洗浄処理が行われた被処理物を支持する支持部と、前記被処理物を介して前記支持部と対向可能な位置に設けられて、前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能な加圧部と、前記加圧部を前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する移動機構と、前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定す
る膜厚測定部とを有する、前記被処理物を洗浄する洗浄装置において前記被処理物を洗浄する方法であって、
前記支持部に前記被処理物を搭載する工程と、
前記加圧部を前記移動機構によって前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する工程と、
前記被処理物が前記支持部に押圧された状態で、前記膜厚測定部を用いて前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定する工程と、を有する、洗浄方法。
50…洗浄装置
55…出口
56…水平搬送機構
90…ガイド部
92…軸
94…スプライン
102…水平搬送機構
104…加圧部
106…移動機構
108…膜厚測定部
114…ローラ
118…シリンダ
122…センサ支持板
124…軸
130…センサ駆動部

Claims (9)

  1. めっき処理と洗浄処理が行われた被処理物を支持する支持部と、
    前記被処理物を介して前記支持部と対向可能な位置に設けられて、前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能な加圧部と、
    前記加圧部を前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する移動機構と、
    前記被処理物が前記支持部に押圧された状態で、前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定する膜厚測定部とを有し、
    前記移動機構は前記加圧部を上方向に移動可能であり、
    前記支持部は、前記被処理物を搬送する搬送機構である、前記被処理物を洗浄する洗浄装置。
  2. 前記加圧部はローラを有し、前記ローラが前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能であることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 前記ローラは、少なくとも4個であることを特徴とする請求項2記載の洗浄装置。
  4. 前記膜厚測定部は前記測定時に移動して、前記被処理物の複数個所で前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の洗浄装置。
  5. 前記膜厚測定部を複数有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の洗浄装置。
  6. 前記膜厚測定部は、渦電流センサを有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の洗浄装置。
  7. 前記被処理物はレジストを有し、前記膜厚測定部は、前記レジストを有する前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の洗浄装置。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載された洗浄装置を備えためっき装置。
  9. めっき処理と洗浄処理が行われた被処理物を支持する支持部と、前記被処理物を介して前記支持部と対向可能な位置に設けられて、前記被処理物を前記支持部に押圧することが可能な加圧部と、前記加圧部を前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する移動機構と、前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定する膜厚測定部とを有し、前記移動機構は前記加圧部を上方向に移動可能であり、前記支持部は、前記被処理物を搬送する搬送機構である、前記被処理物を洗浄する洗浄装置において前記被処理物を洗浄する方法であって、
    前記支持部に前記被処理物を搭載する工程と、
    前記加圧部を前記移動機構によって前記支持部に向かって移動させて、前記加圧部によって前記被処理物を前記支持部に押圧する工程と、
    前記被処理物が前記支持部に押圧された状態で、前記膜厚測定部を用いて前記被処理物のめっき膜の膜厚を測定する工程と、を有する、洗浄方法。
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