JP5541158B2 - 非対称アジン化合物およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶化合物の製造中間体等として有用な非対称アジン化合物及びその製造方法に関する。
従来、液晶性化合物として、下記式(A)
Figure 0005541158
(式中、Rはアルキル基を表し、Rはアルキル基、シアノ基、フッ素原子、トリフルオロメトキシ基等を表す。)で表される非対称アジン化合物が知られている。
上記に代表される非対称アジン化合物は液晶相を示す温度範囲が広く、化学的に比較的安定で安価に製造できる等の特性を有する優れた液晶材料である。
かかる非対称アジン化合物を製造する方法としては、例えば、(i)第1のアルデヒド化合物とヒドラジンとを反応させてヒドラゾンを調製し、得られたヒドラゾンを第2のアルデヒド化合物と反応させる方法(特許文献1)、(ii)アルコール溶媒中、式(B)
Figure 0005541158
(式中、Rは前記と同じ意味を表す。)で表されるアルデヒドを大過剰のヒドラジンと反応させて、式(C)
Figure 0005541158
(式中、Rは前記と同じ意味を表す。)で表されるヒドラゾン化合物を含む反応液を得、得られた反応液から式(C)で表されるヒドラゾン化合物を単離した後、このものと、式(D)
Figure 0005541158
(式中、Rは前記と同じ意味を表す。)で表されるアルデヒドを反応させることにより、目的とする式(A)で表される非対称アジン化合物を得る方法(特許文献2)が知られている。
しかしながら、分子内に水酸基やカルボキシ基等極性基を有する非対称アジン化合物を製造する場合においては、中間体であるヒドラゾン化合物の水溶性が高いため、該ヒドラゾン化合物を反応系から単離することが困難となり、特許文献1、2に記載された方法をそのまま適用することは困難であった。
また、特許文献2には、特許文献1に記載された製造方法における問題点についても言及がなされている。そこでは、特許文献1に記載された製造方法の問題点として、不均化反応が生じることにより、目的物が収率よく得られないことが指摘されている。
この不均化反応は酸によって促進されることが知られており、分子内に水酸基やカルボキシ基等の極性基が存在する場合においては、よりいっそう不均化反応が進行し易くなるため、分子内に水酸基やカルボキシル基等の極性基を有する非対称アジン化合物を収率よく製造することが困難となる。
この問題を解決すべく、極性基を適当な保護基で保護したアルデヒド化合物を使用することも考えられるが、反応選択性を向上させることはできるものの、高価な保護基を使用するため、製造コストの面からは工業的に有利な製造方法とはいえなかった。
特開昭54−87688号公報 特開平10−59919号公報
本発明は、上述した従来技術に鑑みてなされたものであり、分子内に水酸基やカルボキシ基等の極性基を有する非対称アジン化合物を工業的に有利に製造する方法、及び、この製造方法により得られる新規非対称アジン化合物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、驚くべきことに、アルコール中、4位に水酸基又はカルボキシル基の如き酸性基を有するベンズアルデヒドとヒドラジンとを1:1のモル比で反応させて、ヒドラゾン化合物を析出させ、析出させたヒドラゾン化合物を含む反応液を得たのち、該反応液からヒドラゾン化合物を単離することなく、4−ヒドロキシベンズアルデヒドを反応液に添加して、前記ヒドラゾン化合物と反応させる方法によると、高選択的かつ高収率で目的物とする非対称アジン化合物を製造できることを見出した。また、反応の進行とともに目的物である非対称アジン化合物が反応系外に優先して析出してくるため、極めて簡便なろ過操作だけで高純度な非対称アジン化合物を単離することができることを見出し、これらの知見により本発明を完成するに至った。
かくして本発明の第1によれば、下記(1)〜(3)の非対称アジン化合物が提供される。
(1)一般式(I)
Figure 0005541158
〔式中、R、Rはそれぞれ独立して、水酸基又はカルボキシ基を表す。
〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、−C(=O)−OR、−O−C(=O)−OR、−NR−C(=O)−R、−C(=O)−N(R)(R)、又は−O−C(=O)−N(R)(R)を表す。ここで、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。R、R及び/又はRがアルキル基である場合、当該アルキル基には、−O−、−S−、−O−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−O−、−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−、−NR−、又は−C(=O)−が介在していてもよい(ただし、−O−及び−S−がそれぞれ2以上隣接して介在する場合を除く。)。ここで、Rは水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
ただし、下記式(IX)
Figure 0005541158
(式中、R、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)で表される基と、式(X)
Figure 0005541158
(式中、R、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)で表される基は同一ではない。〕で表される非対称アジン化合物。
(2)一般式(II)
Figure 0005541158
〔式中、X〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、−C(=O)−OR、−O−C(=O)−OR、−NR−C(=O)−R、−C(=O)−N(R)(R)、又は−O−C(=O)−N(R)(R)を表す。ここで、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。R、R及び/又はRがアルキル基である場合、当該アルキル基には、−O−、−S−、−O−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−O−、−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−、−NR−、又は−C(=O)−が介在していてもよい(ただし、−O−及び−S−がそれぞれ2以上隣接して介在する場合を除く。)。ここで、Rは水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
ただし、下記式(IX)
Figure 0005541158
(式中、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)で表される基と、式(X)
Figure 0005541158
(式中、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)で表される基は同一ではない。〕で表される非対称アジン化合物。
(3)一般式(II)
Figure 0005541158
〔式中、X〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、又は−C(=O)−ORを表す。ここで、Rは水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。
ただし、下記式(IX)
Figure 0005541158
(式中、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)で表される基と、式(X)
Figure 0005541158
(式中、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)で表される基は同一ではない。〕で表される非対称アジン化合物。
本発明の第2によれば、下記(4)〜(6)の本発明の非対称アジン化合物の製造方法が提供される。
(4)アルコール溶媒中、一般式(III)
Figure 0005541158
〔式中、Rは、水酸基又はカルボキシル基を表す。
〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、−C(=O)−OR、−O−C(=O)−OR、−NR−C(=O)−R、−C(=O)−N(R)(R)、又は−O−C(=O)−N(R)(R)を表す。ここで、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。R、R及び/又はRがアルキル基である場合、当該アルキル基には、−O−、−S−、−O−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−O−、−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−、−NR−、又は−C(=O)−が介在していてもよい(ただし、−O−及び−S−がそれぞれ2以上隣接して介在する場合を除く。)。ここで、Rは水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。〕
で表される化合物と、ヒドラジンとを、
(一般式(III)で表される化合物):(ヒドラジン)のモル比で、2:1〜1:2の割合で反応させて、一般式(IV)
Figure 0005541158
(式中、R、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)で表される化合物を含む反応液を得、次いで、得られた反応液に、一般式(V)
Figure 0005541158
〔式中、Rは水酸基又はカルボキシル基を表す。
〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、−C(=O)−OR、−O−C(=O)−OR、−NR−C(=O)−R、−C(=O)−N(R)(R)、又は−O−C(=O)−N(R)(R)を表す。ここで、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。R、R及び/又はRがアルキル基である場合、当該アルキル基には、−O−、−S−、−O−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−O−、−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−、−NR−、又は−C(=O)−が介在していてもよい(ただし、−O−及び−S−がそれぞれ2以上隣接して介在する場合を除く。)。ここで、Rは水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
ただし、前記一般式(III)で表される化合物と一般式(V)で表される化合物は同一ではない。〕
で表される化合物を、
(一般式(V)で表される化合物):(一般式(IV)で表される化合物)のモル比で、2:1〜1:2の割合量添加し、反応させることを特徴とする、前記(1)に記載の非対称アジン化合物の製造方法。
(5)アルコール溶媒中、一般式(VI)
Figure 0005541158
〔式中、X〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、−C(=O)−OR、−O−C(=O)−OR、−NR−C(=O)−R、−C(=O)−N(R)(R)、又は−O−C(=O)−N(R)(R)を表す。ここで、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。R、R及び/又はRがアルキル基である場合、当該アルキル基には、−O−、−S−、−O−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−O−、−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−、−NR−、又は−C(=O)−が介在していてもよい(ただし、−O−及び−S−がそれぞれ2以上隣接して介在する場合を除く。)。ここで、Rは水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。〕で表される化合物とヒドラジンとを、(一般式(VI)で表される化合物):(ヒドラジン)のモル比で、2:1〜1:2の割合で反応させて、一般式(VII)
Figure 0005541158
(式中、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)
で表されるヒドラゾン化合物を含む反応液を得、次いで、得られた反応液に、一般式(VIII)
Figure 0005541158
〔式中、X〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、−C(=O)−OR、−O−C(=O)−OR、−NR−C(=O)−R、−C(=O)−N(R)(R)、又は−O−C(=O)−N(R)(R)を表す。ここで、R、R、Rはそれぞれ独立して、水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。R、R及び/又はRがアルキル基である場合、当該アルキル基には、−O−、−S−、−O−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−O−、−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−、−NR−、又は−C(=O)−が介在していてもよい(ただし、−O−及び−S−がそれぞれ2以上隣接して介在する場合を除く。)。ここで、Rは水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。ただし、前記一般式(VI)で表される化合物と一般式(VIII)で表される化合物は同一ではない。〕で表される化合物を、(一般式(VIII)で表される化合物):(一般式(VII)で表される化合物)のモル比で、2:1〜1:2の割合量添加し、反応させることを特徴とする、前記(2)に記載の非対称アジン化合物の製造方法。
(6)前記アルコールとして、炭素数1〜10のアルコールを用いることを特徴とする(4)又は(5)に記載の製造方法。
本発明によれば、分子内に水酸基やカルボキシ基等極性基を有する新規非対称アジン化合物を工業的に有利に製造する方法、及びこの製造方法により得られる新規非対称アジン化合物が提供される。
以下、本発明を詳細に説明する。
1)非対称アジン化合物
本発明の第1は、前記一般式(I)で表される非対称アジン化合物である。
式(I)中、R、Rはそれぞれ独立して、水酸基又はカルボキシ基を表し、ともに水酸基であるのが好ましい。
〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、−C(=O)−OR、−O−C(=O)−OR、−NR−C(=O)−R、−C(=O)−N(R)(R)、又は−O−C(=O)−N(R)(R)を表す。
〜Xのハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等が挙げられる。
〜Xの置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基等が挙げられる。
〜Xの置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基の置換基としては、フッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基;フェニル基、4−メチルフェニル基等の置換基を有していてもよいフェニル基;等が挙げられる。
〜Rはそれぞれ独立して、水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。
〜Rの置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基の、炭素数1〜10のアルキル基及びその置換基としては、前記X〜Xの置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基の、炭素数1〜10のアルキル基及びその置換基の具体例として列記したものと同様のものが挙げられる。
また、R、R及び/又はRがアルキル基である場合、該アルキル基には、−O−、−S−、−O−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−O−、−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−、−NR−、又は−C(=O)−が介在していてもよい(ただし、−O−及び−S−がそれぞれ2以上隣接して介在する場合を除く。)。
ここで、Rは、水素原子;又は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基;を表す。
ただし、式(I)中、前記式(IX)で表される基と、式(X)で表される基は同一ではない。
本発明においては、前記一般式(I)で表される非対称アジン化合物は、前記一般式(II)で表される非対称アジン化合物であることが好ましい。
前記一般式(II)中、X〜Xは前記と同じ意味を表す。X〜Xはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基、シアノ基、ニトロ基、−OR、−O−C(=O)−R、又は−C(=O)−ORのいずれかであることが好ましい。ここで、Rは前記と同じ意味を表す。
本発明において、前記一般式(I)で表される非対称アジン化合物の好ましい具体例としては、下記のものが挙げられる。
Figure 0005541158
Figure 0005541158
2)非対称アジン化合物の製造方法
本発明の第2は、アルコール溶媒中、前記一般式(III)で表される化合物(以下、「アルデヒド化合物(III)」ということがある。)とヒドラジンとを、(アルデヒド化合物(III)):(ヒドラジン)のモル比で、2:1〜1:2の割合で反応させて、前記一般式(IV)で表されるヒドラゾン化合物(以下、「ヒドラゾン化合物(IV)」ということがある。)を含む反応液を得、次いで、得られた反応液に、前記一般式(V)で表されるアルデヒド化合物(以下、「アルデヒド化合物(V)」ということがある。)を、(化合物(V)):(ヒドラゾン化合物(IV))のモル比で、2:1〜1:2の割合量添加し、反応させることを特徴とする、本発明の非対称アジン化合物の製造方法である。
本発明の製造方法の概要を下記反応式で示す。
Figure 0005541158
(式中、R、R、X〜Xは前記と同じ意味を表す。また、アルデヒド化合物(III)とアルデヒド化合物(V)とは同一ではない。)
すなわち、上記反応式に示すように、本発明の製造方法は、(第1工程)アルコール溶媒中、アルデヒド化合物(III)とヒドラジンを、(アルデヒド化合物(III):ヒドラジン)のモル比で、2:1〜1:2、好ましくは1.5:1〜1:1.5、特に好ましくは略1:1で反応させて、対応するヒドラゾン化合物(IV)を析出させて、該ヒドラゾン化合物(IV)を含む反応液を得たのち、(第2工程)該反応液からヒドラゾン化合物(IV)を単離することなく、アルデヒド化合物(V)を、(アルデヒド化合物(V):ヒドラゾン化合物(IV))のモル比で、2:1〜1:2、好ましくは1.5:1〜1:1.5、特に好ましくは略1:1の割合量で反応液に添加して、前記ヒドラゾン化合物(IV)と反応させることにより、高選択的かつ高収率で目的物とする非対称アジン化合物(I)を製造する方法である。
この方法によれば、高い反応選択性で、かつ収率よく目的とする非対称アジン化合物(I)を得ることができる。またこの場合、第2工程で得られた反応液には、目的とする非対称アジン化合物(I)のほかに、2分子のアルデヒド化合物(III)がヒドラジンと反応して生成したアジン化合物(XI)、及び2分子のアルデヒド化合物(V)がヒドラゾン化合物(IV)の不均化反応により生じるヒドラジンと反応して生成したアジン化合物(XII)も含まれているが、後述するように、反応の進行とともに目的物である非対称アジン化合物(I)が反応系外に優先して析出してくるため、極めて簡便なろ過操作を行うだけで、高純度な非対称アジン化合物(I)を単離することができ、操作性に優れている。
本発明において、ヒドラジンとしては、通常1水和物のものを用いる。ヒドラジンは、市販品をそのまま使用することができる。
本発明に用いるアルコールとしては、特に限定されないが、より高選択的かつ高収率で目的物を得る観点から、炭素数1〜10のアルコールを用いることが好ましい。
かかるアルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルルコール、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアルコール、n−ペンチルアルコール、アミルアルコール等が挙げられる。
アルコールの使用量は、特に限定されず、用いるアルデヒド化合物及びアルコールの種類や反応規模等を考慮して適宜定めることができるが、ヒドラジン(ヒドラジン1水和物)1gに対し、通常1〜100gである。
本発明に用いるアルコールには、ヒドラジン、アルデヒド化合物及びヒドラゾン化合物の溶解性を考慮して、水を併用することもでき、反応収率を向上させる目的で、トリエチルアミン等のアミン化合物を添加することもできる。
また、第2工程では、テトラヒドロフラン等の、析出したヒドラゾン化合物(IV)が溶解する溶媒を使用することもできる。
本発明に用いるアルデヒド化合物の多くは公知物質であり、公知の方法で製造し、入手することができる。また、市販品をそのままで、あるいは所望により精製して用いることもできる。
本発明においては、2種類のアルデヒド化合物を用いるが、これらのうち、どちらのアルデヒド化合物を先に使用するかは特に制限されない。通常、相対的にヒドラジンに対する反応性が低いものを先にヒドラジンと反応させるのが、高選択的かつ高収率で目的とする非対称アジン化合物(I)を製造する観点、及び製造コストの面から好ましい。
第1工程及び第2工程での反応においては、ともに反応温度は0℃から用いる溶媒の沸点までの温度範囲、好ましくは10〜60℃である。反応時間は反応規模にも依存するが、通常1分から数時間である。
反応終了後は、有機合成化学における通常の分離・精製手段を用いることにより、目的物を単離することができる。
本発明においては、反応の進行とともに目的物である非対称アジン化合物(I)が反応系外に優先して析出してくるため、極めて簡便なろ過操作を行うだけで、高純度な非対称アジン化合物(I)を単離することができる。
目的物の構造は、NMRスペクトル、IRスペクトル、マススペクトルの測定、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー等の公知の分析手段によって、同定、確認することができる。
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜3、比較例1〜4)
1−(3−メトキシカルボニル−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジンの合成
Figure 0005541158
上記反応式に示す反応を、次のようにして行った。
ヒドラジン1水和物0.5g(10mmol)を、第1表に示す溶媒20gに溶解させ、その溶液を所定温度(α)に加熱した。この溶液中に、3−メトキシカルボニル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド(VI−1)を1.8g(10mmol)添加し、前記温度(α)を保った状態で、2時間撹拌した。その後、4−ヒドロキシベンズアルデヒド(VIII−1)1.22g(10mmol)を添加して、同温度で2時間撹拌した。その後、反応混合物を20℃まで冷却し、結晶を充分析出させた後、析出物をろ取して、淡黄色固体を得た。この淡黄色固体の組成を高速液体クロマトグラフィーで分析した。
用いた溶媒の種類、反応温度、析出物〔化合物(I−1)、化合物(XI−1)、化合物(XII−1)の混合物〕の収量、析出物の高速液体クロマトグラフィーによる分析結果〔析出物に含まれる、化合物(I−1)、化合物(XI−1)、化合物(XII−1)のモル比〕を第1表にまとめた。
高速液体クロマトグラフィーの条件
高速クロマトグラフィーは以下の条件で測定した。
装置;アジレント社製1100シリーズ
溶離液;アセトニトリル:THF:水(バッファー:KHPO 20mM)=65:15:20(容積比)
カラム;アジレント社製 ZORBAX Eclipse XDB−C18(4.6mmφ×250mm長)
温度;40℃
流速;1ml/分
検出UV;254nm
第1表中、略記号は次の意味を表す。
i−PrOH:イソプロピルアルコール
MeOH:メタノール
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド
THF:テトラヒドロフラン
Figure 0005541158
第1表より、反応溶媒としてアルコールを使用して反応を行った場合には、反応溶媒として、アミド系溶媒であるDMFを用いた場合(比較例1、2)や、エーテル系溶媒であるTHFを用いた場合(比較例3)、アセトニトリル(CHCN)を用いた場合(比較例4)に比して、高い反応選択性かつ高収率で、目的とする1−(3−メトキシカルボニル−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジン(非対称アジン化合物)を得られることがわかる。
(比較例5) 1−(3−メトキシカルボニル−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジンの合成
特許文献2に記載の実施例1に従い、アルデヒドとして、3−メトキシカルボニル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド及び4−ヒドロキシベンズアルデヒドを用いて、1−(3−メトキシカルボニル−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジンの合成を試みたところ、ジクロロメタン層には何も抽出されなかった。その結果、目的物(非対称アジン化合物)も全く得られなかった。
本発明の非対称アジン化合物は高い光学異方性(Δn)を有する液晶化合物の中間体として有用である。特に、本発明の非対称アジン化合物は、PCT/JP2008/57896(WO2008/133290号パンフレット)において開示されている新規重合性液晶化合物の製造中間体として有用である。

Claims (5)

  1. アルコール溶媒中、一般式(VI)
    Figure 0005541158
    〔式中、X は、−C(=O)−OR (R は水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。)を表し、X 〜X は水素原子を表す。〕
    で表される化合物とヒドラジンとを、
    (一般式(VI)で表される化合物):(ヒドラジン)のモル比で、2:1〜1:2の割合で反応させて、一般式(VII)
    Figure 0005541158
    (式中、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)
    で表されるヒドラゾン化合物を含む反応液を得、次いで、得られた反応液に、一般式(VIII)
    Figure 0005541158
    (式中、X〜Xは水素原子を表す。
    で表される化合物を、
    (一般式(VIII)で表される化合物):(一般式(VII)で表される化合物)のモル比で、2:1〜1:2の割合量添加し、反応させることを特徴とする、一般式(II)
    Figure 0005541158
    (式中、X〜Xは前記と同じ意味を表す。)
    で示される非対称アジン化合物の製造方法。
  2. 前記Xが、−C(=O)−OCHであ請求項1に記載の非対称アジン化合物の製造方法。
  3. 前記アルコールとして、炭素数1〜10のアルコールを用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 一般式(II−1)
    Figure 0005541158
    (式中、Xは、−C(=O)−ORを表す。ここで、Rは水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基を表す。X〜Xは水素原子を表す。)
    で示される非対称アジン化合物。
  5. 前記Xが−C(=O)−OCHである請求項に記載の非対称アジン化合物。
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