JP5532446B2 - 楽音発生装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ドローバー方式の電気オルガンの発音メカニズムをシミュレートする楽音発生装置およびプログラムに関する。
ドローバー方式の電気オルガン(以下、ドローバーオルガンと略称)では、フィートの異なる9種類(「16’(’はフィートの省略記号)」、「5
1/3’」、「8’」、「4’」、「2 2/3’」、「2’」、「1 3/5’」、「1 1/3’」、「1’」)のドローバーの操作に応じてピッチの異なる9種類の正弦波を任意に組み合わせて合成することで所望の音色の楽音を形成する。
なお、ドローバーの「16’」を基音とした場合、「5 1/3’」は基音の1oct+5th上の音、「8’」は基音の1oct上の音(2倍音)、「4’」は基音の2oct上の音(4倍音)、「2
2/3’」は基音の2oct+5th上の音、「2’」は基音の3oct上の音(8倍音)、「1 3/5’」は基音に対し3oct+3rd上の音、「1 1/3’」は基音に対し3oct+5th上の音、「1’」は基音の4oct上の音(16倍音)となる。
近年では、波形データ読み出し方式の音源を用いた正弦波加算合成アルゴリズムに従ってドローバーオルガンのような音色の楽音を発生する電子楽器も知られており、この種の技術については例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−259157号公報
ところで、ドローバーオルガンでは、鍵盤の各鍵にフィート毎の発音・消音を制御するスイッチを配設し、押離鍵操作に応じてオンオフされるフィート毎のスイッチの挙動によって所謂ドローバー音と呼ばれる独特の演奏音を形成しているが、上記特許文献1に開示の技術では、ドローバー操作に応じて生成される基音および複数次の倍音を単に正弦波合成するだけである為、実際のドローバーオルガンの発音メカニズムに即した独特のドローバー音を生成することが出来ない、という問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、実際のドローバーオルガンの発音メカニズムに即した独特のドローバー音を生成することができる楽音発生装置およびプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の楽音発生装置は、押離鍵操作に応じて押鍵速度および離鍵速度を取得する取得手段と、楽音の基音と複数の倍音夫々を発音させる複数の発音手段と、前記押鍵操作に応じて押鍵クリック音を発音する押鍵クリック音発音手段と、前記離鍵操作に応じて離鍵クリック音を発音する離鍵クリック音発音手段と、前記取得手段により取得された押鍵速度に応じて、前記複数の発音手段にて発音される基音および複数の倍音夫々の発音タイミングをばらつかせる発音タイミング変更手段と、前記取得手段により取得された押鍵速度に応じて、前記押鍵クリック音発音手段にて発音される押鍵クリック音の波形種および音量の少なくともひとつをランダムに変化させる押鍵クリック音変更手段と、前記発音タイミング変更手段によりばらつかせた発音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して基音および複数の倍音の発音を指示する発音指示手段と、前記取得手段により取得された離鍵速度に応じて、前記複数の発音手段により発音されている基音および複数の倍音夫々の消音タイミングをばらつかせる消音タイミング変更手段と、前記取得手段により取得された離鍵速度に応じて、前記離鍵クリック音発音手段にて発音される離鍵クリック音の波形種および音量の少なくともひとつをランダムに変化させる離鍵クリック音変更手段と、前記消音タイミング変更手段によりばらつかせた消音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して、基音および複数の倍音の消音を指示する消音指示手段と、を具備することを特徴とする。
本発明では、実際のドローバーオルガンの発音メカニズムに即した独特のドローバー音を生成することが出来る。
実施の一形態による楽音発生装置100の全体構成を示すブロック図である。 ドローバー11の構成を示すブロック図である。 音源15の構成を示すブロック図である。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 押鍵処理の動作を示すフローチャートである。 WAIT処理の動作を示すフローチャートである。 離鍵処理の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.発明の概要
ドローバーオルガンでは、鍵盤の各鍵にフィート毎の発音・消音を制御するスイッチを備える。フィート毎のスイッチは、押鍵に応じて全てが同時にオンされるものではなく、オンされるタイミングがばらつく。言い換えれば、加算合成される基音および各倍音成分の発生タイミングが不揃いになる結果、発音当初の微妙な音色の変化が生じる。押鍵時に生じる音色変化は押鍵ベロシティ(押鍵速度)に依存する。つまり押鍵速度が速ければ基音および各倍音成分の発生タイミングのばらつきは減って音色変化が小さくなり、一方、押鍵速度が遅ければ基音および各倍音成分の発生タイミングのばらつきは増えて音色変化が大きくなる。
このような音色変化は離鍵時においても同様に存在する。つまり、離鍵に応じてフィート毎のスイッチがオフされるタイミングがばらつくことで加算合成される基音および各倍音成分の停止タイミングが不揃いになり、これが消音当初の微妙な音色の変化を招致する。この音色変化は離鍵ベロシティ(離鍵速度)に応じて異なる。すなわち素早く離鍵すれば各倍音成分の停止タイミングのばらつきは減って音色変化が小さくなり、逆にゆっくり離鍵すれば各倍音成分の発生タイミングのばらつきは増えて音色変化が大きくなる。
また、実際のドローバーオルガンでは、鍵盤の各鍵に設けられるフィート毎のスイッチが多列接点を構成している為、押鍵時に各フィート毎のスイッチがオンされる順番と、離鍵時に各フィート毎のスイッチがオフされる順番とは異なる。この為、押鍵時と離鍵時とでは音色変化が相違する。加えて、押離鍵操作に応じてフィート毎のスイッチがオンオフされることでチャタリングノイズが生じ、これがクリック音(キークリック)として発生楽音に混合される。本発明では、以上に述べた一連の知見に基づくドローバーオルガンの発音メカニズムをCPU動作(後述の押鍵処理および離鍵処理)でシミュレートすることにより実際のドローバーオルガンの発音メカニズムに即した独特のドローバー音を生成可能にする。
B.構成
次に、図1〜図3を参照して本発明の実施の一形態による楽音発生装置100の構成を説明する。図1は、楽音発生装置100の全体構成を示すブロック図、図2はドローバー11の構成を示すブロック図、図3は音源15の構成を示すブロック図である。先ず図1において、鍵盤10は、演奏操作(押離鍵操作)に応じたキーオン/キーオフイベント、鍵番号およびベロシティ(押鍵ベロシティ又は離鍵ベロシティ)を含む演奏情報を発生する。
ドローバー11は、図2に図示する一例ように、基音および各倍音成分毎の音量を調整するスライドボリューム11a−1〜11a−9と、これらスライドボリューム11a−1〜11a−9によってそれぞれレベル制御された音量信号を入力チャンネルch1〜ch9に取り込み、CPU12の制御の下に、各入力チャンネルch1〜ch9に供給される音量信号をA/D変換してドローバー出力Ddr(ch1)〜Ddr(ch9)として出力するA/D変換器11bとから構成される。ドローバー出力Ddr(ch1)〜Ddr(ch9)は、CPU12の制御の下に、RAM14のワークエリアに一時記憶される。
なお、スライドボリューム11a−1〜11a−9には、基音の「16’(’はフィートの省略記号)」、基音の1oct+5th上の「5
1/3’」、基音の1oct上(2倍音)の「8’」、基音の2oct上(4倍音)の「4’」、基音の2oct+5th上の「2 2/3’」、基音の3oct上(8倍音)の「2’」、基音の3oct+3rd上の「1
3/5’」、基音の3oct+5th上の「1 1/3’」および基音の4oct上(16倍音)の「1’」がそれぞれアサインされる。
CPU12は、ROM13に記憶される各種プログラムを実行し、鍵盤10の押離鍵操作(演奏操作)に応じて発生する演奏情報に基づき音源15を制御して楽音形成する。本発明の要旨に係わるCPU12の特徴的な処理動作については追って述べる。ROM13には、CPU12にロードされる各種プログラムが記憶される。各種プログラムとは、後述するメインルーチン、押鍵処理および離鍵処理を含む。RAM14は、ワークエリアおよびデータエリアを備える。
RAM14のワークエリアには、CPU12の処理に用いられる各種レジスタ・フラグデータが一時記憶される。具体的には、CPU12の制御の下に、ドローバー11が発生するドローバー出力Ddr(ch1)〜Ddr(ch9)を一時記憶する。RAM14のデータエリアには、例えば各種ベロシティに対応付けられた複数種のクリック音量Cvが記憶される。これら複数種のクリック音量Cvの内、押鍵時(又は離鍵時)のベロシティVELに対応するクリック音量CvがCPU12により読み出される。
音源15は、図3に図示するように、発振器15a−1〜15a−10、係数乗算器15b−1〜15b−10、加算器15cおよびロータリーエフェクタ15dから構成される。音源15では、これら構成要素を時分割動作させることでポリフォニック発音を可能にする。発振器15a−1〜15a−9には、それぞれドローバー11の各フィートに対応した基音および複数の倍音の正弦波形データを記憶しておき、押鍵された鍵の鍵番号(音高)に応じた読み出し速度で読み出す公知の波形データ読み出し方式で構成される。なお、発振器15a−1〜15a−9に各々記憶される基音および複数の倍音の正弦波形データは、実際のドローバーオルガンの音に似せる為に若干歪ませている。
発振器15a−10は、押離鍵操作で生じるチャタリングノイズに相当するクリック波形データを発生する。具体的には、各種ベロシティに対応付けられた複数種のクリック波形データを記憶しておき、その中から押鍵時(又は離鍵時)のベロシティに応じてCPU12が選択する波形種のクリック波形データを再生出力する。なお、こうした波形データ読み出し方式の他、雑音波形やパルス波形をフィルタリングしてクリック波形データを生成する方式を用いることも可能である。
係数乗算器15b−1〜15b−9は、発振器15a−1〜15a−9から出力される正弦波データに、それぞれ対応するドローバー出力Ddr(ch1)〜Ddr(ch9)を乗算してレベル制御された基音および複数の倍音の正弦波データを各々出力する。乗算係数となるドローバー出力Ddr(ch1)〜Ddr(ch9)は、CPU12によってRAM14のワークエリアから読み出される。係数乗算器15b−10は、発振器15a−10の出力にクリック音量Cvを乗算してレベル制御されたクリック波形データを出力する。乗算係数となるクリック音量Cvは、押鍵時(又は離鍵時)のベロシティに応じてCPU12がRAM14のデータエリアから選択して読み出すようになっている。
加算器15cは、係数乗算器15b−1〜15b−9から出力される基音および複数の倍音の正弦波データを加算合成すると共に、係数乗算器15b−10から出力されるレベル制御されたクリック波形データを加算し、これによりクリック音が混合された正弦波合成波形データを発生する。ロータリーエフェクタ15dは、実際のドローバーオルガンの音に似せるロータリー効果、すなわち回転するローターとホーンの2つのスピーカが生み出す独特のモジュレーション効果を、クリック音が混合された正弦波合成波形データに付加して楽音波形データwaveを発生する。サウンドシステム16は、音源16から出力される楽音波形データwaveをアナログ信号形式に変換した後、不要ノイズ除去やレベル増幅を施してからスピーカから発音させる。
B.動作
次に、図4〜図7参照して、上記構成による実施形態の動作について説明する。以下では、CPU12が実行するメインルーチン、押鍵処理および離鍵処理の各動作について述べる。
(1)メインルーチンの動作
楽音発生装置100がパワーオンされると、CPU12は図4に図示するステップSA1に進み、装置各部を初期化するイニシャライズを実行した後、ステップSA2に進む。ステップSA2では、スライドボリューム11a−1〜11a−9の操作に応じて生成されるドローバー出力Ddr(ch1)〜Ddr(ch9)をRAM14のデータエリアにストアするドローバ処理を実行する。
次いで、ステップSA3では、押鍵処理を実行する。後述するように、押鍵処理では、各フィートに対応した基音および各倍音成分の発生タイミングを、押鍵速度に応じて変化する待ち時間TIMEに従ってばらつかせ、加算合成すべき基音および各倍音成分の正弦波データを不揃いにする。この結果、押鍵速度が速ければ基音および各倍音成分の発生タイミングのばらつきは減って音色変化が小さくなり、一方、押鍵速度が遅ければ基音および各倍音成分の発生タイミングのばらつきは増えて音色変化が大きくなるという実際のドローバーオルガンにおける発音当初の微妙な音色変化をシミュレートする。さらに、押鍵ベロシティVELに対応した波形種および音量のクリック音を生成し、発音時の微妙な音色変化を有するドローバー音に混合する。
続いて、ステップSA4では、離鍵処理を実行する。後述するように、離鍵処理では、各フィートに対応した基音および倍音成分の停止タイミングを、離鍵速度に応じて変化する待ち時間TIME1に従ってばらつかせ、消音すべき基音および各倍音成分の正弦波データを不揃いにする。この結果、離鍵速度が速ければ各倍音成分の停止タイミングのばらつきは減って音色変化が小さくなり、一方、離鍵速度が遅ければ各倍音成分の停止タイミングのばらつきは増えて音色変化が大きくなるという実際のドローバーオルガンにおける消音当初の微妙な音色変化をシミュレートする。さらに、離鍵ベロシティVEL1に対応した波形種および音量のクリック音を生成し、消音時の微妙な音色変化を有するドローバー音に混合する。
そして、ステップSA4の離鍵処理が完了すると、上記ステップSA2に処理を戻し、以後、パワーオフされるまでの間、上述のステップSA2〜SA4を繰り返して実際のドローバーオルガンの発音メカニズムに即した独特のドローバーサウンドを生成する。
(2)押鍵処理の動作
次に、図5〜図6を参照して押鍵処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA3(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU12は図5に図示するステップSB1に進み、キーオンイベントの有無、すなわち鍵盤10のいずれかの鍵が押鍵されたか否かを判断する。押鍵された鍵が無ければ判断結果は「NO」となり、本処理を終えるが、押鍵された鍵が有ると、判断結果は「YES」になり、ステップSB2に進み、押鍵操作に応じて鍵盤10から出力される演奏情報中のベロシティをレジスタVELにストアする。以下、レジスタVELの内容を押鍵ベロシティVELと称す。
続いて、ステップSB3では、押鍵ベロシティVELに応じた種類のクリック波形データを再生するよう音源15の発振器15a−10に指示すると共に、押鍵ベロシティVELに応じてRAM14のデータエリアから読み出したクリック音量Cvを乗算係数として係数乗算器15b−10に供給する。これにより、押鍵ベロシティVELに対応した種類および音量のクリック音が生成される。
そして、ステップSB4に進むと、1フィートに対応した倍音成分(16倍音)の正弦波形データの発音を音源15に指示する。これにより、押鍵された鍵の鍵番号(音高)に応じた読み出し速度で発振器15a−9から読み出される正弦波形データに、ドローバー出力Ddr(ch9)を乗算した1フィートに対応した倍音成分(16倍音)の正弦波データが生成される。
次いで、ステップSB5を介して図6に図示するWAIT処理を実行する。WAIT処理が実行されると、CPU12はステップSC1に進み、押鍵ベロシティVELの逆数を待ち時間TIME(単位:msec)として算出し、続くステップSC2では、算出した待ち時間TIMEが経過するまで待機する。従って、素早い押鍵であれば待ち時間TIMEは短く、ゆっくりとした押鍵ならば待ち時間TIMEが長くなる。
そして、待ち時間TIMEが経過すると、ステップSB6に進み、1 1/3フィートに対応した倍音成分の正弦波形データの発音を音源15に指示する。これにより、押鍵された鍵の鍵番号(音高)に応じた読み出し速度で発振器15a−8から読み出される正弦波形データに、ドローバー出力Ddr(ch8)を乗算した1 1/3フィートに対応した倍音成分の正弦波データが生成される。この後、ステップSB7のWAIT処理を実行し、押鍵ベロシティVELの逆数から算出される待ち時間TIMEが経過するまで待機する。
以後、上記と同様に、ステップSB8〜SB9では、ドローバー出力Ddr(ch7)に応じてレベル制御された1 3/5フィートに対応した倍音成分の正弦波データを生成した後、押鍵ベロシティVELの逆数から算出される待ち時間TIMEが経過するまで待機し、ステップSB10〜SB11では、ドローバー出力Ddr(ch6)に応じてレベル制御された2フィートに対応した倍音成分(8倍音)の正弦波データを生成した後、押鍵ベロシティVELの逆数から算出される待ち時間TIMEが経過するまで待機する。
続いて、ステップSB12〜SB13では、ドローバー出力Ddr(ch5)に応じてレベル制御された2 2/3フィートに対応した倍音成分の正弦波データを生成した後、押鍵ベロシティVELの逆数から算出される待ち時間TIMEが経過するまで待機する。続いて、ステップSB14〜SB15では、ドローバー出力Ddr(ch4)を乗算してレベル制御された4フィートに対応した倍音成分(4倍音)の正弦波データを生成した後、押鍵ベロシティVELの逆数から算出される待ち時間TIMEが経過するまで待機する。
そして、ステップSB16〜SB17では、ドローバー出力Ddr(ch3)に応じてレベル制御された8フィートに対応した倍音成分(2倍音)の正弦波データを生成した後、押鍵ベロシティVELの逆数から算出される待ち時間TIMEが経過するまで待機する。次いで、ステップSB18〜SB19では、ドローバー出力Ddr(ch2)に応じてレベル制御された5 1/3フィートに対応した倍音成分の正弦波データを生成した後、押鍵ベロシティVELの逆数から算出される待ち時間TIMEが経過するまで待機する。そして、ステップSB20に進み、ドローバー出力Ddr(ch1)に応じてレベル制御された16フィートに対応した基音の正弦波データを生成して本処理を終える。
このように、押鍵処理では、各フィートに対応した基音および各倍音成分の発生タイミングを、押鍵速度に応じて変化する待ち時間TIMEに従ってばらつかせ、加算合成すべき基音および各倍音成分の正弦波データが不揃いなる為、押鍵速度が速ければ基音および各倍音成分の発生タイミングのばらつきは減って音色変化が小さくなり、一方、押鍵速度が遅ければ基音および各倍音成分の発生タイミングのばらつきは増えて音色変化が大きくなるという実際のドローバーオルガンにおける発音当初の微妙な音色変化をシミュレートすることができる。さらに、押鍵ベロシティVELに対応した波形種および音量のクリック音を生成し、発音当初の微妙な音色変化を有するドローバー音に混合するので、より一層実際のドローバーオルガンに近い演奏表現力を具現し得るようになる。
(3)離鍵処理の動作
次に、図7を参照して離鍵処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA4(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU12は図7に図示するステップSD1に進み、キーオフイベントの有無、すなわち鍵盤10のいずれかの鍵が離鍵されたか否かを判断する。離鍵された鍵が無ければ判断結果は「NO」となり、本処理を終えるが、離鍵された鍵が有ると、判断結果は「YES」になり、ステップSD2に進み、離鍵操作に応じて鍵盤10から出力される演奏情報中のベロシティをレジスタVEL1にストアする。以下、レジスタVEL1の内容を離鍵ベロシティVEL1と称す。
続いて、ステップSD3では、離鍵ベロシティVEL1に応じた種類のクリック波形データを再生するよう音源15の発振器15a−10に指示すると共に、離鍵ベロシティVEL1に応じてRAM14のデータエリアから読み出したクリック音量Cvを乗算係数として係数乗算器15b−10に供給する。これにより、離鍵ベロシティVEL1に対応した種類および音量のクリック音が生成される。
そして、ステップSD4に進むと、16フィートに対応した基音の正弦波形データの消音を音源15に指示して発振器15a−1の波形出力を停止させる。 次いで、ステップSD5を介して図6に図示するWAIT処理を実行する。WAIT処理が実行されると、CPU12はステップSC1に進み、押鍵ベロシティVEL1の逆数を待ち時間TIME1(単位:msec)として算出し、続くステップSC2では、算出した待ち時間TIME1が経過するまで待機する。従って、素早い離鍵であれば待ち時間TIME1は短く、ゆっくりとした離鍵ならば待ち時間TIME1が長くなる。
そして、待ち時間TIME1が経過すると、ステップSD6に進み、5 1/3フィートに対応した倍音成分の正弦波形データの発音を音源15に指示して発振器15a−2の波形出力を停止させ、続くステップSD7では、WAIT処理を実行し、離鍵ベロシティVEL1の逆数から算出される待ち時間TIME1が経過するまで待機する。
以後、上記と同様に、ステップSD8〜SD9では、8フィートに対応した2倍音の正弦波データの波形出力を停止させ、離鍵ベロシティVEL1の逆数から算出される待ち時間TIME1が経過するまで待機する。続いて、ステップSD10〜SD11では、4フィートに対応した4倍音の正弦波データの波形出力を停止させ、離鍵ベロシティVEL1の逆数から算出される待ち時間TIME1が経過するまで待機する。次いで、ステップSD12〜SD13では、2 2/3フィートに対応した倍音成分の正弦波データの波形出力を停止させ、離鍵ベロシティVEL1の逆数から算出される待ち時間TIME1が経過するまで待機する。
そして、ステップSD14〜SD15では、2フィートに対応した8倍音の正弦波データの波形出力を停止させ、離鍵ベロシティVEL1の逆数から算出される待ち時間TIME1が経過するまで待機する。続いて、ステップSD16〜SD17では、1 3/5フィートに対応した倍音成分の正弦波データの波形出力を停止させ、離鍵ベロシティVEL1の逆数から算出される待ち時間TIME1が経過するまで待機する。次いで、ステップSD18〜SD19では、1 1/3フィートに対応した倍音成分の正弦波データの波形出力を停止させ、離鍵ベロシティVEL1の逆数から算出される待ち時間TIME1が経過するまで待機する。そして、ステップSD20に進み、1フィートに対応した16倍音の正弦波データの波形出力を停止させて本処理を終える。
このように、離鍵処理では、各フィートに対応した基音および各倍音成分の停止タイミングを、離鍵速度に応じて変化する待ち時間TIME1に従ってばらつかせ、消音すべき基音および各倍音成分の正弦波データが不揃いなる為、離鍵速度が速ければ基音および各倍音成分の停止タイミングのばらつきは減って音色変化が小さくなり、一方、離鍵速度が遅ければ基音および各倍音成分の停止タイミングのばらつきは増えて音色変化が大きくなるという実際のドローバーオルガンにおける消音当初の微妙な音色変化をシミュレートする。さらに、離鍵ベロシティVEL1に対応した波形種および音量のクリック音を生成し、消音当初の微妙な音色変化を有するドローバー音に混合するので、より一層実際のドローバーオルガンに近い演奏表現力を具現し得るようになる。
以上のように、本実施形態では、押鍵操作に応じた押鍵速度を検出し、検出した押鍵速度に対応した波形種および音量のクリック音を発生させると共に、各フィートに対応した基音および各倍音成分の発生タイミングを、押鍵速度に応じて変化する待ち時間TIMEに従ってばらつかせ、加算合成すべき基音および各倍音成分の正弦波データを不揃いにし、一方、離鍵操作に応じた離鍵速度を検出し、検出した離鍵速度に対応した波形種および音量のクリック音を発生させると共に、各フィートに対応した基音および倍音成分の停止タイミングを、離鍵速度に応じて変化する待ち時間TIME1に従ってばらつかせ、消音すべき基音および各倍音成分の正弦波データを不揃いにするので、発音当初(又は消音当初)の微妙な音色変化を有するドローバー音にクリック音が混合されて実際のドローバーオルガンと同等の演奏表現力の有るドローバー音が発音される。すなわち、実際のドローバーオルガンの発音メカニズムに即した独特のドローバー音を生成することが出来る。
なお、上述した実施形態では、各フィートに対応した基音および各倍音成分の発生タイミング(又は停止タイミング)を、押鍵速度の逆数1/VEL(又は1/VEL1)として算出される一定の待ち時間TIMEに従って順番にばらつかせるようにしたが、これに限らず、ランダムに変化する待ち時間が経過する毎に、基音および複数の倍音の発生をランダムに指定してそれらの発生タイミングをばらつかせることも可能であり、こうすることで押離鍵操作する毎に生じる押鍵時(又は離鍵時)の微妙な音色変化を、押離鍵操作の都度、異ならせることが可能になる。
また、本実施形態では、押鍵速度(又は離鍵速度)に対応した波形種および音量のクリック音を発生させるようにしたが、これに替えて、押鍵速度(又は離鍵速度)に応じてランダムにクリック音の波形種および音量を異ならせる態様としても構わない。このようにすれば、より一層ドローバー音らしさを醸し出すことが可能になる。
以上、本発明の実施の一形態について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下では、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された各発明について付記する。
(付記)
[請求項1]
押離鍵操作に応じて押鍵速度および離鍵速度を取得する取得手段と、
楽音の基音と複数の倍音夫々を発音させる複数の発音手段と、
前記取得手段により取得された押鍵速度に応じて、前記複数の発音手段にて発音される基音および複数の倍音夫々の発音タイミングをばらつかせる発音タイミング変更手段と、
前記発音タイミング変更手段によりばらつかせた発音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して基音および複数の倍音の発音を指示する発音指示手段と、
前記取得手段により取得された離鍵速度に応じて、前記複数の発音手段により発音されている基音および複数の倍音夫々の消音タイミングをばらつかせる消音タイミング変更手段と、
前記消音タイミング変更手段によりばらつかせた消音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して、基音および複数の倍音の消音を指示する消音指示手段と、
を具備することを特徴とする楽音発生装置。
[請求項2]
前記発音タイミング変更手段は、前記押鍵速度に応じた第1の待機時間を発生する第1の待機時間発生手段を備え、当該第1の待機時間が経過する毎に、前記基音および複数の倍音夫々の発音を順番に指示することにより、それらの発音タイミングをばらつかせることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
[請求項3]
前記第1の待機時間発生手段は、前記押鍵速度の逆数から第1の待機時間を算出することを特徴とする請求項2記載の楽音発生装置。
[請求項4]
前記消音タイミング変更手段は、前記離鍵速度に応じた第2の待機時間を発生する第2の待機時間発生手段を備え、当該第2の待機時間が経過する毎に、発音している前記基音および複数の倍音夫々の消音を順番に指示することにより、それらの消音タイミングをばらつかせることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
[請求項5]
前記第2の待機時間発生手段は、前記離鍵速度の逆数から第2の待機時間を算出することを特徴とする請求項4記載の楽音発生装置。
[請求項6]
前記発音タイミング変更手段が前記基音および複数の倍音夫々の発音タイミングをばらつかせる順序と、前記消音タイミング変更手段が前記基音および複数の倍音夫々の消音タイミングをばらつかせる順序とを異ならせることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
[請求項7]
前記発音タイミング変更手段は、前記基音および複数の倍音夫々の発音をランダムに指定することにより、それらの発生タイミングをばらつかせることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
[請求項8]
前記楽音発生装置はさらに、前記押鍵操作に応じて押鍵クリック音を発音する押鍵クリック音発音手段を有することを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
[請求項9]
前記押鍵クリック音は、前記押鍵速度に応じて波形種および音量の少なくともひとつがランダムに変化することを特徴とする請求項8記載の楽音発生装置。
[請求項10]
前記楽音発生装置はさらに、前記離鍵操作に応じて離鍵クリック音を発音する離鍵クリック音発音手段を有することを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
[請求項11]
前記離鍵クリック音は、前記離鍵速度に応じて波形種および音量の少なくともひとつがランダムに変化することを特徴とする請求項10記載の楽音発生装置。
[請求項12]
押離鍵操作に応じて押鍵速度および離鍵速度を取得する取得手段と、楽音の基音と複数の倍音夫々を発音させる複数の発音手段と、を有するコンピュータに、
前記取得手段により取得された押鍵速度に応じて、前記複数の発音手段にて発音される基音および複数の倍音夫々の発音タイミングをばらつかせる発音タイミング変更ステップと、
前記発音タイミング変更ステップによりばらつかせた発音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して基音および複数の倍音の発音を指示する発音指示ステップと、
前記取得手段により取得された離鍵速度に応じて、前記複数の発音手段により発音されている基音および複数の倍音夫々の消音タイミングをばらつかせる消音タイミング変更ステップと、
前記消音タイミング変更ステップによりばらつかせた消音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して、基音および複数の倍音の消音を指示する消音指示ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
10 鍵盤
11 ドローバー
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 音源
16 サウンドシステム
100 楽音発生装置

Claims (8)

  1. 押離鍵操作に応じて押鍵速度および離鍵速度を取得する取得手段と、
    楽音の基音と複数の倍音夫々を発音させる複数の発音手段と、
    前記押鍵操作に応じて押鍵クリック音を発音する押鍵クリック音発音手段と、
    前記離鍵操作に応じて離鍵クリック音を発音する離鍵クリック音発音手段と、
    前記取得手段により取得された押鍵速度に応じて、前記複数の発音手段にて発音される基音および複数の倍音夫々の発音タイミングをばらつかせる発音タイミング変更手段と、
    前記取得手段により取得された押鍵速度に応じて、前記押鍵クリック音発音手段にて発音される押鍵クリック音の波形種および音量の少なくともひとつをランダムに変化させる押鍵クリック音変更手段と、
    前記発音タイミング変更手段によりばらつかせた発音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して基音および複数の倍音の発音を指示する発音指示手段と、
    前記取得手段により取得された離鍵速度に応じて、前記複数の発音手段により発音されている基音および複数の倍音夫々の消音タイミングをばらつかせる消音タイミング変更手段と、
    前記取得手段により取得された離鍵速度に応じて、前記離鍵クリック音発音手段にて発音される離鍵クリック音の波形種および音量の少なくともひとつをランダムに変化させる離鍵クリック音変更手段と、
    前記消音タイミング変更手段によりばらつかせた消音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して、基音および複数の倍音の消音を指示する消音指示手段と、
    を具備することを特徴とする楽音発生装置。
  2. 前記発音タイミング変更手段は、前記押鍵速度に応じた第1の待機時間を発生する第1の待機時間発生手段を備え、当該第1の待機時間が経過する毎に、前記基音および複数の倍音夫々の発音を順番に指示することにより、それらの発音タイミングをばらつかせることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
  3. 前記第1の待機時間発生手段は、前記押鍵速度の逆数から第1の待機時間を算出することを特徴とする請求項2記載の楽音発生装置。
  4. 前記消音タイミング変更手段は、前記離鍵速度に応じた第2の待機時間を発生する第2の待機時間発生手段を備え、当該第2の待機時間が経過する毎に、発音している前記基音および複数の倍音夫々の消音を順番に指示することにより、それらの消音タイミングをばらつかせることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
  5. 前記第2の待機時間発生手段は、前記離鍵速度の逆数から第2の待機時間を算出することを特徴とする請求項4記載の楽音発生装置。
  6. 前記発音タイミング変更手段が前記基音および複数の倍音夫々の発音タイミングをばらつかせる順序と、前記消音タイミング変更手段が前記基音および複数の倍音夫々の消音タイミングをばらつかせる順序とを異ならせることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
  7. 前記発音タイミング変更手段は、前記基音および複数の倍音夫々の発音をランダムに指定することにより、それらの発生タイミングをばらつかせることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
  8. 押離鍵操作に応じて押鍵速度および離鍵速度を取得する取得手段と、楽音の基音と複数の倍音夫々を発音させる複数の発音手段と、前記押鍵操作に応じて押鍵クリック音を発音する押鍵クリック音発音手段と、前記離鍵操作に応じて離鍵クリック音を発音する離鍵クリック音発音手段と、を有するコンピュータに、
    前記取得手段により取得された押鍵速度に応じて、前記複数の発音手段にて発音される基音および複数の倍音夫々の発音タイミングをばらつかせる発音タイミング変更ステップと、
    前記取得手段により取得された押鍵速度に応じて、前記押鍵クリック音発音手段にて発音される押鍵クリック音の波形種および音量の少なくともひとつをランダムに変化させる押鍵クリック音変更ステップと、
    前記発音タイミング変更ステップによりばらつかせた発音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して基音および複数の倍音の発音を指示する発音指示ステップと、
    前記取得手段により取得された離鍵速度に応じて、前記複数の発音手段により発音されている基音および複数の倍音夫々の消音タイミングをばらつかせる消音タイミング変更ステップと、
    前記取得手段により取得された離鍵速度に応じて、前記離鍵クリック音発音手段にて発音される離鍵クリック音の波形種および音量の少なくともひとつをランダムに変化させる離鍵クリック音変更ステップと、
    前記消音タイミング変更ステップによりばらつかせた消音タイミング夫々に基づき、前記複数の発音手段に対して、基音および複数の倍音の消音を指示する消音指示ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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