JP5529011B2 - ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5529011B2
JP5529011B2 JP2010509134A JP2010509134A JP5529011B2 JP 5529011 B2 JP5529011 B2 JP 5529011B2 JP 2010509134 A JP2010509134 A JP 2010509134A JP 2010509134 A JP2010509134 A JP 2010509134A JP 5529011 B2 JP5529011 B2 JP 5529011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass substrate
molding
glass
information recording
molding surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010509134A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009131005A1 (ja
Inventor
秀樹 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2010509134A priority Critical patent/JP5529011B2/ja
Publication of JPWO2009131005A1 publication Critical patent/JPWO2009131005A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5529011B2 publication Critical patent/JP5529011B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/8404Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers manufacturing base layers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/082Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses having profiled, patterned or microstructured surfaces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/088Flat discs
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/05Press-mould die materials
    • C03B2215/06Metals or alloys

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方に関する。
磁気、光、光磁気等の性質を利用した記録層を有する情報記録媒体のなかで、代表的なものとして磁気ディスクがある。磁気ディスク用基板として、従来アルミニウム基板が広く用いられていた。しかし、近年、記録密度向上のための磁気ヘッド浮上量の低減の要請に伴い、アルミニウム基板よりも表面の平滑性に優れ、しかも表面欠陥が少ないことから磁気ヘッド浮上量の低減を図ることができるガラス基板を磁気ディスク用基板として用いる割合が増えてきている。また、ガラス基板の製造コストを低減するために基板の厚みを薄くすることが要望されてきている。
このような磁気ディスク等の情報記録媒体用ガラス基板は、ブランク材と呼ばれるガラス基板に研磨加工等を施すことによって製造される。ガラス基板(ブランク材)は、プレス成形によって製造する方法や、フロート法等によって作製された板ガラスを切断して製造する方法等が知られている。これらの方法うち、溶融ガラスを直接プレス成形することによってガラス基板を製造する方法は、特に高い生産性が期待できることから注目されている。
しかし、溶融ガラスをプレス成形してガラス基板を製造する方法においては、プレス成形後、金型の成形面からガラス基板を剥離するときに割れるという問題があった。特にガラス基板の厚さが薄くなると割れやすくなり、生産性が低下するという問題が生じる。
このような問題に対して、特許文献1においては、プレス成形後の型開き工程において、上型に設けられた貫通口から気体を供給することで離型性を良くする方法が提案されている。
特開2002−187727号公報
しかしながら、本発明者らによる実験によれば、特許文献1の記載に従った方法では、特にガラス基板の厚みが薄くなると、気体による冷却によって局部的に過度に冷やされ、強い歪が残留して成形時に割れやすくなるという問題は解決できなかった。また、貫通穴にガラスが噛み込んでしまい、反って離型性を損なうこともあった。
本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、溶融ガラスをプレス成形してガラス基板を製造する方法において、ガラス基板を金型から離型するときにガラス基板の厚みが薄くなっても割れが発生しないガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.
上型及び下型を有し、溶融ガラスをプレス成形し情報記録媒体用ガラス基板を製造するガラス基板成形用金型において、
前記下型が、複数の溝又は窪みが略均等に形成されている成形面を有し
前記溝又は窪みの深さは、0.02mm以上0.3mm以下であることを特徴とするガラス基板成形用金型。
2.
前記複数の溝又は窪みは、前記成形面の中心を同心とする複数の円を有するパターン、前記成形面の中心を起点とする放射形状を有するパターン及び複数の正6角形を有するパターンのうちの少なくとも1つのパターンが形成されていることを特徴とする1に記載のガラス基板成形用金型。
3.
前記複数の溝又は窪みは、前記成形面の中心を同心とする複数の円を有するパターンに形成されていることを特徴とする1に記載のガラス基板成形用金型。
4.
前記複数の溝又は窪みは、前記成形面の中心を起点とする放射形状を有するパターンに形成されていることを特徴とする1に記載のガラス基板成形用金型。
5.
前記複数の溝又は窪みは、複数の正6角形を有するパターンに形成されていることを特徴とする1に記載のガラス基板成形用金型。
6.
前記複数の溝又は窪みは、前記成形面の中心に対して回転対称であるパターンに形成されていることを特徴とする1から5の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。
7.
前記溝又は窪みの断面形状は、角形状、逆台形状、V形状、R形状、多角形状の何れかの形状であることを特徴とする1から6の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。

前記溝又は窪みの幅は、0.2mm以上5mm以下であることを特徴とする1からの何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。

前記成形面が前記溶融ガラスと接触する面における前記複数の溝又は窪みが占める面積は、前記成形面が前記溶融ガラスと接触する面の1%以上30%以下であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。
10
前記上型が、複数の溝又は窪みが略均等に形成されている成形面を有することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。
11.
1から10の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型を用いてガラス基板を製造するガラス基板の製造方法であって、
前記ガラス基板成形用金型の下型の成形面に溶融ガラスを供給する溶融ガラス供給工程と、
前記下型の成形面に供給された前記溶融ガラスを、前記ガラス基板成形用金型の上型の成形面で加圧しながら冷却してガラス基板を得る加圧工程と、
を有することを特徴とするガラス基板の製造方法。
12.
前記ガラス基板は、情報記録媒体用ガラス基板を製造するためのガラス基板であることを特徴とする11に記載のガラス基板の製造方法。
13.
12に記載のガラス基板の製造方法により製造されたガラス基板を研磨し、情報記録媒体用ガラス基板を製造することを特徴とする情報記録媒体用ガラス基板の製造方法。
14.
13に記載の情報記録媒体用ガラス基板の製造方法により製造された情報記録媒体用ガラス基板に記録層を形成し、情報記録媒体を製造することを特徴とする情報記録媒体の製造方法。
本発明によれば、ガラス基板の厚みが薄くなってもガラス基板を金型から離型するときに、割れが発生しないガラス基板成形用金型を提供することができる。よって、該金型を用いた生産性の高いガラス基板の製造方法、該製造方法で製造したガラス基板を用いた情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法を提供することができる。
本発明のガラス基板成形用金型の例を示す図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型の溝からなるパターンを示す模式図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型の溝からなるパターンを示す模式図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型の溝からなるパターンを示す模式図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型の溝からなるパターンを示す模式図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型の溝からなるパターンを示す模式図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型の溝からなるパターンを示す模式図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型の溝の断面形状を示す模式図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型に溶融ガラスを供給する溶融ガラス供給工程を説明するための模式図である。 本発明のガラス基板成形用金型により溶融ガラスを加圧する加圧工程を示す模式図である。 本発明の情報記録媒体用ガラス基板の製造方法によって製造した情報記録媒体用ガラス基板の1例を示す図である。 本発明のガラス基板成形用金型の下型の溝からなるパターンを示す模式図である。 本発明の情報記録媒体の1例の断面を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(ガラス基板成形用金型)
本発明のガラス基板成形用金型は、下型が、複数の溝又は窪みが略均等に形成された成形面を有し、上型及び前記下型を用いて溶融ガラスをプレス成形してガラス基板を製造するものである。また、より好ましくは、上型も複数の溝又は窪みが略均等に形成された成形面を有することが好ましい。この略均等に形成された複数の溝又は窪みを金型の成形面に形成することにより、上型及び下型を用いて溶融ガラスをプレス成形した後、金型から成形されたガラス基板を離型させるときに、金型とガラスの接着性が弱まり、即ち、離型性が向上し、割れが発生しない。これは、複数の溝又は窪みの部分には成形時に溶融ガラスが完全に入らず、空気(気体)層が金型と溶融ガラスの間に介在し、部分的に断熱層として作用するため、金型表面の焼き付きによる離型不良を防ぐことができると共に、金型とガラスとの接触部分が少なくなり、離型性を高める作用をしていると考えられる。ここで略均等とは、成形面の中心を通る直線で成形面を4等分したときに、各4等分に分割された成形面にある溝又は窪みの面積のバラツキが±10%以内であることをいう。
また、略均等に形成された複数の溝又は窪みは、成形面の中心を同心とする複数の円を有するパターン、成形面の中心を起点とする放射形状を有するパターン及び複数の正6角形を有するパターンのうちの少なくとも1つのパターンが形成されていることが好ましい。
また、この略均等に形成された複数の溝又は窪みは、成形面の中心に対して回転対称であるパターンに形成されていることが好ましい。
このように複数の溝又は窪みが形成するパターンとして、成形面の中心を同心とする複数の円からなる形状や、成形面の中心を起点とする放射状の形状、正6角形からなる形状のうち少なくとも1つの形状を有すること、また、成形面の中心に対して回転対称である形状を有することにより、ガラス基板の成形時に均等な成形応力を発生させる為、金型からガラス基板を離型させる工程での割れを大幅に抑制する効果を持つ。
溝又は窪みの断面形状としては、角形状、逆台形状、V形状、R形状、多角形状の何れかの形状であることが好ましい。このような断面形状にすることで、上型と下型からガラス基板を離型するときに、より離型しやすくなり、更に割れの発生を抑えることができる。
また、溝又は窪みの深さは、0.02mm以上0.3mm以下であることが好ましい。0.02mm未満であると、溝又は窪みを形成したことによる離型性向上の効果が小さい。また、0.3mmを越えると溝又は窪みの部分に入る溶融ガラスの量が多くなってしまい、溝又は窪みの部分が過度に加熱され、断熱層による効果が不十分となって、溶融ガラスと溝又は窪みとの接着力が強くなるため離型性が低下し好ましくない。
また、溝又は窪みの幅は、0.2mm以上5mm以下であることが好ましい。0.2mm未満であっても、また5mmを越えても、ガラス基板の離型性が悪くなり、好ましくない。
また、成形面のうち溶融ガラスと接触する面において、該面の複数の溝又は窪みが占める面積は、成形面のうち溶融ガラスと接触する面の1%以上30%以下であることが好ましい。この時の複数の溝又は窪みの面積とは、成形面と同一の平面内における複数の溝又は窪みの占める面積である。この面積が1%未満又は30%越えであるとガラス基板の離型性が悪くなり、好ましくない。
また、本発明に用いる溶融ガラスは、下型に供給される温度が1000〜1400℃であって、その時の溶融ガラスの粘性係数η(Pa・s)は、0.5≦logη≦4.0が好ましく、より好ましくは、下型に供給される温度が1100〜1300℃であって、その時の溶融ガラスの粘性係数ηは、1.8≦logη≦3.5がより好ましい。
図1は、本発明のガラス基板成形用金型の第1の実施形態の模式図である。ガラス基板成形用金型10は、溶融ガラスが供給され、供給された該溶融ガラスを加圧するための第1の成形面13を備える下型11と、下型11の第1の成形面13との間で溶融ガラスを加圧するための第2の成形面14を備える上型12とを有している。
本発明の第1の実施形態のガラス基板成形用金型10は、上型12及び下型11の両成形面13、14に、同じ形状の、溝からなるパターンを有している。
図2(a)は下型11を上方からみた平面図、図2(b)は、図2(a)におけるA−Aの断面図である。下型11の第1の成形面13は、断面が四角状の角溝20が、中心Pから放射状に8本形成され、溝と溝との間の角度θがそれぞれ45度となるパターンを有している。このパターンは、成形面11の中心に対して対称性を有している。
パターンとしては、図2(a)の他に、図3の成形面の中心Pを同心とする溝間隔Lの複数の円を有するパターンや、図4の中心からの放射状の直線と同心円とからなるパターン、図5の複数の正6角形からなる形状を有するパターン、図6の複数の三角形を組み合わせたパターン、図7の中心から伸びる複数の曲線が成形面の中心に対して対称性を有するように配置されたパターンなどを用いることができる。パターンは、これらに限らず、成形面の中心に対して対称性を有するパターンであれば、好ましく用いることができる。
また、溝の断面形状としては、図2(b)の角溝の他に、図8の(a)逆台形溝や(b)V溝、(c)R溝、(d)多角形溝などの形状のものを好ましく用いることができる。
次にこのガラス基板成形用金型を用いてガラス基板を製造する方法について説明する。
(ガラス基板の製造方法)
本発明におけるガラス基板の製造方法は、溶融ガラスをプレス成形してガラス基板を製造する方法であり、下型11に形成された第1の成形面13に溶融ガラスを供給する溶融ガラス供給工程と、第1の成形面13、及び上型12に形成された第2の成形面14で、第1の成形面13に供給された溶融ガラスを加圧しながら冷却してガラス基板を得る加圧工程とを有している。金型は、前述した本発明のガラス基板成形用金型10を使用する。
(溶融ガラス供給工程)
溶融ガラス供給工程は、下型に形成された第1の成形面に溶融ガラスを供給する工程である。図9は、溶融ガラス供給工程における下型11と溶融ガラス23等を示す模式図である。先ず、流出ノズル21から溶融ガラス23を流出して下型11に供給する(図9(a))。その後、溶融ガラスが所定量に達するとブレード22によって溶融ガラス23を切断し、溶融ガラス23を分離する(図9(b))。溶融ガラス供給工程において供給された溶融ガラス23は第1の成形面13の中心部と接触し、主にそこからの放熱によって冷却が始まる。
下型11は予め所定温度に加熱しておく。下型11の温度に特に制限はなく、ガラスの種類やガラス基板のサイズ等によって適宜決定すればよい。下型11の温度が低すぎるとガラス基板の平面度が悪化したり、転写面へのしわの発生、熱衝撃による破損等の問題が起こる。逆に、必要以上に温度を高くしすぎると、ガラスとの融着が発生したり、金型の劣化が著しくなることから好ましくない。通常は、成形するガラスのTg(ガラス転移点)−200℃からTg+100℃程度の温度範囲とすることが好ましい。
下型11の加熱手段にも特に制限はなく、公知の加熱手段の中から適宜選択して用いることができる。例えば、下型11の内部に埋め込んで使用するカートリッジヒーターや、下型11の外側に接触させて使用するシート状のヒーターなどを用いることができる。また、赤外線加熱装置や、高周波誘導加熱装置を用いて加熱することもできる。
(加圧工程)
加圧工程は、第1の成形面13、及び上型12に形成された第2の成形面14で、第1の成形面13に供給された溶融ガラスを加圧しながら冷却してガラス基板24を得る工程である。
図10は、加圧工程におけるガラス基板成形用金型10とガラス基板24を示す模式図である。溶融ガラス供給工程において溶融ガラス23が供給された下型11は、上型12と対向する位置まで水平移動する。その後、下型11の第1の成形面13と、上型12の第2の成形面14とで溶融ガラスを加圧する。溶融ガラスは、加圧によって広がって第1の成形面13の周辺部にも接触する。溶融ガラスは第1の成形面13及び第2の成形面14との接触面から放熱することによって冷却・固化し、ガラス基板24となる。
なお、上型12は、下型11と同様に所定温度に加熱されている。加熱温度や加熱手段については上述の下型11の場合と同様である。加熱温度は下型11と同じであっても良いし異なっていても良い。
下型11と上型12に荷重を負荷して溶融ガラスを加圧するための加圧手段は、公知の加圧手段を適宜選択して用いることができる。例えば、エアシリンダ、油圧シリンダ、サーボモータを用いた電動シリンダ等が挙げられる。
次に上型12をガラス基板24から離間させ、吸着部材等で下型11からガラス基板を取り出す。
上述のように、本発明のガラス基板の製造方法においては、第1の成形面13に図2(a)に示すように、溝状のパターンが形成されている。よって、下型11からガラス基板24を離型させるのが容易となり、割れやキズの発生を抑制することができる。また、ガラス基板24の厚みが薄くなると上型の離型時にも割れやすくなる傾向がある。本発明の実施形態においては、上型12の第2の成形面14にも同様に溝状のパターンが形成されているので、上型12を離間させるときにも、割れやキズの発生を抑制することができ、好ましい。
(情報記録媒体用ガラス基板の製造方法)
上述の製造方法によって製造されたガラス基板(ブランク材)に、少なくとも研磨工程を加えることにより情報記録媒体用ガラス基板を製造することができる。図11は、本発明の情報記録媒体用ガラス基板の製造方法によって製造した情報記録媒体用ガラス基板の1例を示す図である。図11(a)は斜視図、図11(b)は断面図である。情報記録媒体用ガラス基板30は中心穴33が形成された円板状のガラス基板であって、主表面31、外周端面34、内周端面35を有している。外周端面34と内周端面35には、それぞれ面取り部36、37が形成されている。
研磨工程は、製造されたガラス基板(ブランク材)の主表面を研磨する工程であり、最終的に情報記録媒体用ガラス基板として要求される平滑性に仕上げる工程である。研磨の方法は、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法として用いられる公知の方法をそのまま用いることができる。例えば、対向配置した2つの回転可能な定盤の対向する面にパッドを貼り付け、2つのパッド間にガラス基板を配置し、ガラス基板表面にパッドを接触させながら回転させると同時に、ガラス基板表面に研磨剤を供給する方法で行うことができる。また、研磨剤の粒度やパッドの種類を変えて、粗研磨工程、精密研磨工程といったように複数の工程に分けて研磨を行うことも好ましい。
研磨剤としては、例えば、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化マンガン、コロイダルシリカ、ダイヤモンドなどが挙げられる。この中でも、ガラスとの反応性が高く、短時間で平滑な研磨面が得られる酸化セリウムを用いることが好ましい。
パッドは硬質パッドと軟質パッドとに分けられるが、必要に応じて適宜選択して用いることができる。硬質パッドとしては、硬質ベロア、ウレタン発泡、ピッチ含有スウェード等を素材とするパッドが挙げられ、軟質パッドとしては、スウェードやベロア等を素材とするパッドが挙げられる。
また、本発明の情報記録媒体用ガラス基板の製造方法においては、ガラス基板(ブランク材)の主表面を研磨する研磨工程の他、内外周加工工程やラッピング工程を行うことが好ましい。内外周加工工程は、中心孔の穿孔加工、外周端面や内周端面の形状や寸法精度確保のための研削加工、内外周端面の研磨加工等を行う工程であり、ラッピング工程は、記録層が形成される面の平面度、厚み、平行度等を満足させるため、研磨工程の前にラッピング加工を行う工程である。更に、ガラス基板の材料として化学強化ガラスや結晶化ガラスを用いる場合には、加熱された化学強化処理液にガラス基板を浸漬してイオン交換を行う化学強化工程や、熱処理によって結晶化を行う結晶化工程等を必要に応じて適宜行うことができる。これらの内外周加工工程、ラッピング工程、化学強化工程、結晶化工程等の各工程は、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法として通常用いられている方法により行うことができる。
なお、本発明の情報記録媒体用ガラス基板の製造方法においては、上記以外の種々の工程を有していても良い。例えば、ガラス基板の内部歪みを緩和するための熱処理を行うアニール工程、ガラス基板の強度の信頼性確認のためのヒートショック工程、ガラス基板の表面に残った研磨剤や化学強化処理液等の異物を除去する洗浄工程、種々の検査・評価工程等を有していても良い。
ガラス基板の材料に特に制限はなく、情報記録媒体用ガラス基板の材料として用いられる材料を適宜選択して用いることができる。中でも、化学強化ガラスや結晶化ガラスは、耐衝撃性や耐振動性に優れるため好ましい。化学強化が可能なガラス材料としては、例えば、SiO、NaO、CaOを主成分としたソーダライムガラス;SiO、Al、RO(R=K、Na、Li)を主成分としたアルミノシリケートガラス;ボロシリケートガラス;LiO−SiO系ガラス;LiO−Al−SiO系ガラス;R’O−Al−SiO系ガラス(R’=Mg、Ca、Sr、Ba)などが挙げられる。
ガラス基板の大きさにも特に制限はない。例えば、外径が2.5インチ、1.8インチ、1インチ、0.8インチ等種々の大きさのガラス基板を用いることができる。また、ガラス基板の厚みにも制限はない。例えば、1mm、0.64mm、0.4mm等種々の厚みのガラス基板を用いることができる。
(情報記録媒体の製造方法)
本発明の情報記録媒体用ガラス基板に、少なくとも記録層を形成することで情報記録媒体を製造することができる。図13に情報記録媒体用ガラス基板30の主表面31に記録層51を形成した情報記録媒体50の断面図を示す。記録層51は特に限定されず、磁気、光、光磁気等の性質を利用した種々の記録層を用いることができるが、特に磁性層を記録層として用いた情報記録媒体(磁気ディスク)の製造に好適である。
磁性層に用いる磁性材料としては、特に制限はなく公知の材料を適宜選択して用いることができる。例えば、Coを主成分とするCoPt、CoCr、CoNi、CoNiCr、CoCrTa、CoPtCr、CoNiPt、CoNiCrPt、CoNiCrTa、CoCrPtTa、CoCrPtSiOなどが挙げられる。また、磁性層を非磁性膜(例えば、Cr、CrMo、CrVなど)で分割してノイズの低減を図った多層構成としてもよい。
磁性層として、上記のCo系材料の他、フェライト系や鉄−希土類系の材料や、SiO、BNなどからなる非磁性膜中にFe、Co、CoFe、CoNiPt等の磁性粒子が分散された構造のグラニュラーなどを用いることもできる。磁性層は、面内型、垂直型の何れであっても良い。
磁性膜の形成方法としては、公知の方法を用いることができる。例えば、スパッタリング法、無電解メッキ法、スピンコート法などが挙げられる。
磁気ディスクには、更に必要により下地層、保護層、潤滑層等を設けても良い。これらの層はいずれも公知の材料を適宜選択して用いることができる。下地層の材料としては、例えば、Cr、Mo、Ta、Ti、W、V、B、Al、Niなどが挙げられる。保護層の材料としては、例えば、Cr、Cr合金、C、ZrO、SiOなどが挙げられる。また、潤滑層としては、例えば、パーフロロポリエーテル(PFPE)等からなる液体潤滑剤を塗布し、必要に応じ加熱処理を行ったものなどが挙げられる。
(実施例1〜22)
ガラス基板成形用金型のタイプ1の実施例1〜13として、上型及び下型の成形面に、図2に示すような成形面の中心を起点とする複数の放射状の溝を有するものを用いた。実施例1〜13の金型における各溝と溝との間の角度θ、溝の幅H、溝の深さd、溝の断面形状、成形面のうち溶融ガラスと接触する面における溝が占有する面積の比率である面積率Sを表1に示す。
また、ガラス基板成形用金型のタイプ2の実施例14〜16として、上型及び下型の成形面に、図3に示すような成形面の中心を同心とする複数の円形状を描く溝を有するものを用いた。実施例14〜16の金型における、中心Pと最も内側の溝の中心との間隔及び各隣り合う溝同士の間隔L、溝の幅H、溝の深さd、溝の断面形状、成形面のうち溶融ガラスと接触する面における溝が占有する面積の比率である面積率Sを表2に示す。
また、ガラス基板成形用金型のタイプ3の実施例17〜22として、上型及び下型の成形面に、図12に示すような円形の窪み20が成形面の中心に対して対照的に配置されたパターンのものを用いた。実施例14〜16の金型における、円形の窪み20の直径d1、成形面の中心からの距離L1、隣り合う円形の窪みとの角度θ1、窪み20の深さd2、成形面のうち溶融ガラスと接触する面における窪みが占有する面積の比率である面積率Sを表3に示す。なお、円形の窪みの断面形状は、角溝の形状とした。
上型及び下型の材質はSUS310Sを用い、上型及び下型ともに同じ溝又は窪みのパターンを有する成形面とした。
下型と上型を共に400℃に加熱し、溶融ガラスを下型の第1の成形面に供給した後、上型の第2の成形面との間でプレス成形を行った。ガラス材料はボロシリケートガラスを用いた。上下の金型で5秒間加圧した後、上型を離間させ、ガラス基板を取り出した。ガラス基板の外径は約70mm、ガラス基板の厚みは約1mmであった。
(実施例23)
実施例23においては、実施例3における上型の成形面の溝を形成しなかった他は実施例3と同様にガラス基板を製造した。
(実施例24)
実施例24においては、実施例8における上型の成形面の溝を形成しなかった他は実施例8と同様にガラス基板を製造した。
(実施例25)
実施例25においては、実施例12における上型の成形面の溝を形成しなかった他は実施例12と同様にガラス基板を製造した。
(比較例1)
比較例1においては、実施例1における下型の成形面の溝を形成しなかった他は実施例1と同様にガラス基板を製造した。
(比較例2)
比較例2として、実施例1における上型及び下型の成形面の溝を形成しなかった他は実施例1と同様にガラス基板を製造した。
(比較例3)
比較例3として、実施例17のように円形の窪みを複数、成形面の中心に対して対照的に配置せずに、中心位置に直径1.5mm、深さ0.1mmの窪み1つを形成し、上型の成形面には溝を形成しなかった他は、実施例17と同様にガラス基板を製造した。
(評価)
上型を離間させたときのガラス基板との離型性、下型から取り出すときのガラス基板の離型性の評価を取り出した後のガラス基板に発生する割れ、欠け、クラック等の成形欠陥の有無で行った。ガラス基板100枚を製造し、成形欠陥の全く発生しなかったものを◎、1カ所の成形欠陥の発生したものを○、成形欠陥が2カ所以上発生したものを×とした。評価結果を表1〜表3に示す。
表1〜表3の実施例1〜25及び比較例1〜3の結果から、ガラス基板成形用金型の下型の成形面に複数の溝又は窪みを有することにより、プレス成形後のガラス基板の剥離性が向上し、剥離時の割れやキズの発生を抑制できることが分かる。また、実施例3、8、11と実施例23、24、25とを比較すると、上型の成形面も複数の溝又は窪みを有することが好ましいことがわかる。また、実施例1〜実施例5を比較すると、溝又は窪みの深さは、0.02mm以上0.3mm以下であることが好ましいといえる。更に、実施例6〜実施例10を比較すると、溝又は窪みの幅は、0.2mm以上5mm以下であることが好ましいといえる。また、実施例11〜16の結果から溝の断面形状として角形状、逆台形状、V形状、R形状、多角形状の何れであっても好ましい結果であった。また、実施例17〜22の結果から成形面のうち溶融ガラスと接触する面における複数の溝又は窪みの占有する面積率Sは、1%〜30%がより好ましいことがわかる。
10 ガラス基板成形用金型
11 下型
12 上型
13 第1の成形面
14 第2の成形面
20 溝
23 溶融ガラス
24 ガラス基板
30 情報記録媒体用ガラス基板
50 情報記録媒体

Claims (14)

  1. 上型及び下型を有し、溶融ガラスをプレス成形し情報記録媒体用ガラス基板を製造するガラス基板成形用金型において、
    前記下型が、複数の溝又は窪みが略均等に形成されている成形面を有し、
    前記溝又は窪みの深さは、0.02mm以上0.3mm以下であることを特徴とするガラス基板成形用金型。
  2. 前記複数の溝又は窪みは、前記成形面の中心を同心とする複数の円を有するパターン、前記成形面の中心を起点する放射形状を有するパターン及び複数の正6角形を有するパターンのうちの少なくとも1つのパターンが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板成形用金型。
  3. 前記複数の溝又は窪みは、前記成形面の中心を同心とする複数の円を有するパターンに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板成形用金型。
  4. 前記複数の溝又は窪みは、前記成形面の中心を起点とする放射形状を有するパターンに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板成形用金型。
  5. 前記複数の溝又は窪みは、複数の正6角形を有するパターンに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板成形用金型。
  6. 前記複数の溝又は窪みは、前記成形面の中心に対して回転対称であるパターンに形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。
  7. 前記複数の溝又は窪みの断面形状は、角形状、逆台形状、V形状、R形状、多角形状の何れかの形状であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。
  8. 前記溝又は窪みの幅は、0.2mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。
  9. 前記成形面のうち前記溶融ガラスと接触する面における前記複数の溝又は窪みが占める面積は、前記成形面のうち前記溶融ガラスと接触する面の1%以上30%以下であることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。
  10. 前記上型が、複数の溝又は窪みが略均等に形成されている成形面を有することを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型。
  11. 請求項1から10の何れか1項に記載のガラス基板成形用金型を用いてガラス基板を製造するガラス基板の製造方法であって、
    前記ガラス基板成形用金型の下型の成形面に溶融ガラスを供給する溶融ガラス供給工程と、
    前記下型の成形面に供給された前記溶融ガラスを、前記ガラス基板成形用金型の上型の成形面で加圧しながら冷却してガラス基板を得る加圧工程と、
    を有することを特徴とするガラス基板の製造方法。
  12. 前記ガラス基板は、情報記録媒体用ガラス基板を製造するためのガラス基板であることを特徴とする請求項11に記載のガラス基板の製造方法。
  13. 請求項12に記載のガラス基板の製造方法により製造されたガラス基板を研磨し、情報記録媒体用ガラス基板を製造することを特徴とする情報記録媒体用ガラス基板の製造方法。
  14. 請求項13に記載の情報記録媒体用ガラス基板の製造方法により製造された情報記録媒体用ガラス基板に記録層を形成し、情報記録媒体を製造することを特徴とする情報記録媒体の製造方法。
JP2010509134A 2008-04-21 2009-04-08 ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法 Expired - Fee Related JP5529011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010509134A JP5529011B2 (ja) 2008-04-21 2009-04-08 ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008110034 2008-04-21
JP2008110034 2008-04-21
PCT/JP2009/057189 WO2009131005A1 (ja) 2008-04-21 2009-04-08 ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板及び情報記録媒体
JP2010509134A JP5529011B2 (ja) 2008-04-21 2009-04-08 ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009131005A1 JPWO2009131005A1 (ja) 2011-08-18
JP5529011B2 true JP5529011B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=41216742

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008120254A Pending JP2009280410A (ja) 2008-04-21 2008-05-02 ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板及び情報記録媒体
JP2010509134A Expired - Fee Related JP5529011B2 (ja) 2008-04-21 2009-04-08 ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008120254A Pending JP2009280410A (ja) 2008-04-21 2008-05-02 ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板及び情報記録媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20110039126A1 (ja)
JP (2) JP2009280410A (ja)
WO (1) WO2009131005A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9103358B2 (en) * 2010-03-16 2015-08-11 Eaton Corporation Corrosion-resistant position measurement system and method of forming same
JP5335983B2 (ja) 2011-10-05 2013-11-06 Hoya株式会社 磁気ディスク用ガラス基板および磁気記録媒体
WO2015118663A1 (ja) * 2014-02-07 2015-08-13 コニカミノルタ株式会社 ガラス成形品の製造方法および製造装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09245345A (ja) * 1996-03-07 1997-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ディスクの製造方法および磁気ディスク
JP2002220237A (ja) * 2001-01-23 2002-08-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガラス成形方法
JP2006315872A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Konica Minolta Opto Inc ガラスブランクスの製造方法及びガラス基板の製造方法
JP2007018649A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録媒体用基板の製造方法
JP2007153677A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Fujinon Corp 光学ガラス素子成形用型および光学ガラス素子の成形方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3231165B2 (ja) * 1993-11-15 2001-11-19 キヤノン株式会社 光学素子成形用型及びその製造方法
JP3714501B2 (ja) * 1997-01-08 2005-11-09 Hoya株式会社 肉薄板状ガラス及びその製造方法
JP4125889B2 (ja) * 2000-12-04 2008-07-30 日本板硝子株式会社 光学素子、成形型及びそれらの製造方法
JP2003026431A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基板成形用金型およびこれを用いた基板の製造方法
WO2004037943A1 (en) * 2002-10-25 2004-05-06 Showa Denko K.K. Polishing slurry and polished substrate
US7395679B2 (en) * 2004-03-19 2008-07-08 Konica Minolta Opto, Inc. Method of manufacturing glass substrate for information recording medium
JP4525677B2 (ja) * 2004-03-31 2010-08-18 コニカミノルタオプト株式会社 光学素子成形用金型の製造方法
JP2005332537A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録媒体用基板、モールドおよび情報記録媒体
JP2006015523A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Konica Minolta Holdings Inc 成形方法及び成形装置
JP4600659B2 (ja) * 2005-01-21 2010-12-15 東洋製罐株式会社 溶融樹脂の供給方法及びその装置、並びに供給された溶融樹脂による成形品の製造方法
RU2416576C2 (ru) * 2005-11-30 2011-04-20 Хойа Корпорейшн Способ производства формованного изделия, покрывающий элемент и формовочное устройство, содержащее таковой
JP4833892B2 (ja) * 2006-04-10 2011-12-07 株式会社オハラ ガラス成形装置およびガラス成形方法
JP4951166B2 (ja) * 2007-02-23 2012-06-13 Hoya株式会社 レンズブランク及びレンズの製造方法
EP1964817B1 (en) * 2007-02-28 2010-08-11 Corning Incorporated Method for making microfluidic devices
JP5472095B2 (ja) * 2008-04-03 2014-04-16 コニカミノルタ株式会社 下型、下型の製造方法、ガラスゴブの製造方法、及びガラス成形体の製造方法
WO2009155098A2 (en) * 2008-05-30 2009-12-23 The Penn State Research Foundation Flat transformational electromagnetic lenses

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09245345A (ja) * 1996-03-07 1997-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ディスクの製造方法および磁気ディスク
JP2002220237A (ja) * 2001-01-23 2002-08-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガラス成形方法
JP2006315872A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Konica Minolta Opto Inc ガラスブランクスの製造方法及びガラス基板の製造方法
JP2007018649A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録媒体用基板の製造方法
JP2007153677A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Fujinon Corp 光学ガラス素子成形用型および光学ガラス素子の成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009131005A1 (ja) 2009-10-29
US20110039126A1 (en) 2011-02-17
JP2009280410A (ja) 2009-12-03
JPWO2009131005A1 (ja) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4285589B2 (ja) ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
JP4670957B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体
JP4998095B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板及び磁気記録媒体
JP5321594B2 (ja) ガラス基板の製造方法、および磁気記録媒体の製造方法
JP2008174401A (ja) ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
JPWO2008062657A1 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板及び情報記録媒体
JP2008174402A (ja) ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
JP5577290B2 (ja) 磁気情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2008287779A (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板及び磁気記録媒体
JP5529011B2 (ja) ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
WO2010041537A1 (ja) ガラス基板の製造方法、および磁気記録媒体の製造方法
WO2010041536A1 (ja) ガラス基板の製造方法、および磁気記録媒体の製造方法
JP5071229B2 (ja) ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体の製造方法
JP2009292689A (ja) ガラス基板ブランクス、ガラス基板ブランクスの製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板及び情報記録媒体
JP2008208012A (ja) ガラス成形体、ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
WO2011021478A1 (ja) ガラス基板の製造方法、ガラス基板、磁気記録媒体の製造方法および磁気記録媒体
WO2013001722A1 (ja) Hdd用ガラス基板の製造方法
JP4946510B2 (ja) ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
JP2008130180A (ja) 情報記録媒体用ガラス基板、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体
JP2009292690A (ja) ガラス基板ブランクス、ガラス基板ブランクスの製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板及び情報記録媒体
JP5177328B2 (ja) 磁気情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2012203960A (ja) 磁気情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP5316044B2 (ja) ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
JP2008174400A (ja) ガラス基板成形用金型、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
JP2008130179A (ja) 情報記録媒体用ガラス基板、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111011

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120214

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131227

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140114

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20140124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5529011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees