JP5511440B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体と像担持体に形成された潜像を現像する現像手段とを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置として、画像形成のための感光ドラムが複数設置されており、複数の感光ドラムに対向して配置された中間転写ベルト、又は搬送される転写材に、感光ドラム上に形成された画像を順次転写するインライン方式が用いられているものがあった。このような画像形成装置に使用される現像方式は、現像剤担持体としての現像ローラを感光ドラムに対して回転接触させた状態で現像を行う接触現像方式が知られている。
接触現像方式を用いて現像を行う際は、現像ローラと感光ドラムが接触した状態での回転駆動を行う為、現像ローラと感光ドラムとの間の摩擦により感光ドラムと現像ローラの夫々が磨耗する。その為、必要以上に当接状態を続けると、感光ドラムと現像ローラの寿命到達を早めてしまっていた。そこで、特許文献1のように、現像ローラと感光ドラムを当接及び離間可能にする構成が提案されている。
特開2006−292868
しかしながら、感光ドラムと現像ローラとの現像当接及び離間の動作や構成は、部材の取り付け誤差や駆動源であるモータの制御タイミング等によるばらつき要素を含んでいる。そこで、従来の技術では、このようなばらつき要素を考慮して、画像形成を行うための当接期間の前後に、所定量のマージンを設けることにより、画像形成を行う期間では確実に現像ローラを感光ドラムに当接させるような制御を行っていた。
そのため、マージンを確保した分だけ画像形成を行わない期間でも現像ローラが感光ドラムに当接している状態が発生するため、現像ローラと感光ドラムの寿命を短縮してしまうという課題があった。
本出願に係る発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、感光ドラムと現像ローラが当接することによって生じる、夫々の寿命の低下を低減させることを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の像担持体と、第2の像担持体と、潜像が形成された前記第1の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第1の現像手段と、潜像が形成された前記第2の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第2の現像手段とを有し、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段とを当接及び離間する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段とを当接及び離間することが可能な画像形成装置であって、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が離間している状態から切り替えを開始し、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が当接している状態になるまでの第1の当接検知時間と、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が離間している状態から切り替えを開始し、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が当接している状態になるまでの第2の当接検知時間を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された第1の当接検知時間に応じて、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整する制御手段と、を備え、前記検知手段は、転写体の上に形成されたトナーパターンを検知することで、前記第1の当接検知時間及び前記第2の当接検知時間を検知し、前記制御手段は、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整した後、前記第1の当接検知時間と前記検知手段により検知された前記第2の当接検知時間とに応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接タイミング及び接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整することを特徴とする。
本発明の構成によれば、感光ドラム及び現像ローラが当接することによって生じる、夫々の寿命の低下を低減させることができる。
画像形成装置の概略図 画像形成装置の構成を示す図 現像ローラ3と感光ドラム1の当接と離間を切り替える機構図 カムギア34の構成図 現像ローラ3と感光ドラム1の当接離間の状態を示すカム線図 当接のタイミングを検知するタイミングチャート 離間のタイミングを検知するタイミングチャート トナーパターンと色ずれ検知センサ27を示した図 当接及び離間のタイミングを検出する制御プログラムのフローチャート 当接のタイミングを検出する方法を示したタイミングチャート 各ステーションの当接時間と当接離間モータ31の駆動速度を表した図 各ステーションにおける当接離間モータ31の駆動速度の設定方法を示した図 当接離間モータ31の駆動周波数と当接時間の補正量の関係を示した図 離間のタイミングを検出する方法を示したタイミングチャート 各ステーションの離間時間と当接離間モータ31の駆動速度を表した図 各ステーションにおける当接離間モータ31の駆動速度の設定方法を示した図 離間のタイミングに応じて離間時間の補正を行った後の当接離間モータ31の駆動周波数を表すグラフ 各ステーションの当接時間と当接離間モータ31の駆動速度を表した図 各ステーションの当接時間と当接離間モータ31の駆動速度の制御との関係を示したフローチャート 当接離間モータ31の駆動周波数と当接時間の補正量の関係を示した図 現像離間モータ31の駆動周波数テーブルを示した図 当接時間の検知から当接離間モータ31の駆動周波数を決定を示すフローチャート 各ステーションに適した離間時間を実現するために当接離間モータ31を制御する方法を示した図 各ステーションの離間時間と当接離間モータ31の駆動速度を表した図 各ステーションの離間時間と当接離間モータ31の駆動速度の制御との関係を示したフローチャート 当接離間モータ31の駆動周波数と離間時間の補正量の関係を示した図 各ステーションにおける当接離間モータ31の駆動速度の設定方法を示した図
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
図1に本実施形態における、中間転写体である中間転写ベルトを用いたカラー画像形成装置を示す。図中のプロセスカートリッジP(PY、PM、PC、PK)は、画像形成装置に対して着脱可能となっている。これら複数のプロセスカートリッジPY、PM、PC、PKは同一構造であり、夫々トナー容器23Y、23M、23C、23Kを有する。さらに、像担持体である感光ドラム1Y、1M、1C、1Kと、帯電ローラ2Y、2M、2C、2K、現像ローラ3Y、3M、3C、3Kを有する。さらに、ドラムクリーニングブレード4Y、4M、4C、4Kと、廃トナー容器24Y、24M、24C、24Kを有する。夫々のトナー容器23Y、23M、23C、23Kの中には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーが収容されている。
感光ドラム1Y、1M、1C、1Kは、帯電ローラ2Y、2M、2C、2Kによって所定の負極性の電位に帯電された後、レーザユニット7Y、7M、7C、7Kによって夫々静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ローラ3Y、3M、3C、3Kによって反転現像されて負極性のトナーが付着され、各感光ドラム上にY、M、C、Kのトナー像が形成される。
中間転写ベルトユニットは、中間転写ベルト8、駆動ローラ9、従動ローラ10から構成されている。また、各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kに対向して、中間転写ベルト8の内側に一次転写ローラ6Y、6M、6C、6Kが配設されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する。また、27は光学センサである色ずれ検知センサであり、中間転写ベルト8上に形成された色ずれ検知用のトナーパターンを検出するもので、駆動ローラ9の近傍に設置されている。
色ずれ検知センサ27は、LED等の赤外発光素子、フォトダイオード等の受光素子、受光データを処理するIC等と、これらを収容するホルダーで構成される。トナーパターンの検出原理としては、発光素子によって発光した赤外光がトナーパターンによって反射され、その反射光の強度を受光素子で検出することによって各色のトナーパターンの有無を検出する。反射光は、正反射光を検出する構成でも、乱反射光を検出する構成でも良い。
感光ドラム1Y、1M、1C、1K上に形成されたトナー像は、各感光ドラムが矢印方向に回転し、中間転写ベルト8が矢印A方向に回転し、一次転写ローラ6Y、6M、6C、6Kに正極性のバイアスを印加することにより、感光ドラム1Yのトナー像から順次、中間転写ベルト8上に一次転写される。そして、Y、M、C、Kの4色のトナー像が重畳された画像が二次転写ローラ11まで搬送される。
給搬送装置12は、転写材Tを収納する給紙カセット13内から転写材Tを給紙する給紙ローラ14と、給紙された転写材Tを搬送する搬送ローラ対15とを有している。そして、給搬送装置12から搬送された転写材Tはレジストローラ対16によって二次転写ローラ11に搬送される。二次転写ローラ11に正極性のバイアスを印加することにより、搬送された転写材Tに中間転写ベルト8上に形成された画像を二次転写する。画像を二次転写された転写材Tは、定着装置17に搬送され、定着フィルム18と加圧ローラ19とによって加熱、加圧されて定着される。定着された転写材Tは排紙ローラ対20によって排出される。
一方、一次転写後に感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面に残ったトナーは、クリーニングブレード4Y、4M、4C、4Kによって除去される。また、転写材Tへの二次転写後に中間転写ベルト8上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニングブレード21によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー回収容器22へと回収される。
また、図1における25は、画像形成装置の制御を行うための電気回路が搭載された制御基板であり、制御基板25にはCPU26が搭載されている。CPU26は転写材Tの搬送に係る、例えば不図示のモータ等の駆動源や、プロセスカートリッジPY、PM、PC、PKに係る、例えば不図示のモータ等の駆動源の制御、画像形成に関する制御、故障検知に関する制御等、画像形成装置の動作を一括して制御している。制御基板25には、後述する当接離間モータ31等の駆動を制御するモータドライブICが備えられている。CPU26はモータドライブICへパルス信号(本実施形態では、励磁方式を2相励磁としている)を送信することにより、当接離間モータ31の励磁切り替えを行う。パルス信号を受信したモータドライブICは、パルス信号に対応して当接離間モータ31のコイルに流れる電流の方向を制御しており、その際に当接離間モータ31内の界磁極が反転してロータマグネットが回転する仕組みになっている。なお、当接離間モータ31の回転速度は、CPU26から送られるパルス信号の周波数(以下、駆動周波数と定義する)に依存しており、駆動周波数が高い程、当接離間モータ31内における界磁極の反転周期が短くなり当接離間モータ31の回転速度も速くなる。
図2は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。CPU26の内部には、トナーパターンの形成を行うパターン形成制御部55と、トナーパターン検知結果に基づき現像ローラ3の当接離間を制御する当接及び離間タイミング制御部59がある。
パターン形成制御部55として、露光制御部51はレーザユニット7内の不図示であるポリゴンミラーを回転駆動するスキャナ駆動部60とレーザを発光させるレーザ発光部61を制御している。また、レーザユニット7は、ポリゴンミラーにより反射されたレーザ光を検出する同期センサ62を備えており、同期センサ62の検知信号は、パターン形成制御部55内の露光タイミング制御部52に送られる。露光タイミング制御部52では、入力された同期センサ62の検知信号を基準としたタイミングを生成し、露光制御部51は生成したタイミングに基づきレーザ発光部61を駆動する。レーザ発光部61からのレーザにより感光ドラム1上に静電潜像が形成され、形成された静電潜像を現像ローラ3により現像することでトナーパターンを形成している。同期センサ62を基準にレーザ発光のタイミングを調整することで、後述する図8に示すような、色ずれ検知センサ27に検知される範囲にトナーパターンを形成することが可能となる。
高圧制御部53は、画像形成に必要な電圧を生成する帯電バイアス生成部63、現像バイアス生成部64、転写バイアス生成部65を制御する。駆動制御部54は、画像形成時の駆動制御として、感光ドラム駆動部66、中間転写ベルト駆動部67、一次転写機構駆動部68を制御している。
当接離間タイミング制御部59として、当接離間制御部56は当接離間モータ31を駆動するためパルス生成部69を制御し、パルス生成部69で生成したパルス信号はモータ駆動部(モータドライブIC)36へ送られる。また、後述する位置検知センサであるフォトインタラプタ42の信号は、駆動タイミング制御部57に送られ、当接離間制御に用いられる。パターン検知部58は、色ずれ検知センサ27からのトナーパターンの確認結果が送られ、検知結果を画像形成時の当接離間制御に反映する。
図3を用いて、現像ローラ3と感光ドラム1の当接と離間を切り替える機構について説明する。現像ローラ3と感光ドラム1の当接と離間を切り替えるための駆動源である当接離間モータ31はステッピングモータを使用しており、ピニオンギアを介して駆動切り替えシャフト32と接続されている。なお、本実施形態では当接離間モータ31の一例としてステッピングモータを挙げているが、それに限るものではなく、同様の駆動源として使用可能なDCブラシモータやDCブラシレスモータ等を用いてもよい。駆動切り替えシャフト32には各色のカムギア34を駆動するためのウォームギア33が設けられており、駆動切り替えシャフト32が回転する。すると、カムギア34のカム35の位相が変化し、プロセスカートリッジPの側面を押圧又は押圧を解除することで、ひとつの当接離間モータ31によって感光ドラム1と現像ローラ3の当接と離間を切り替えることができる。
図3(a)は、カム35(35Y、35M、35C、35K)が最大半径でプロセスカートリッジP(PY、PM、PC、PK)の側面を押圧し、全ての現像ローラ3(3Y、3M、3C、3K)と全ての感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)とが離間する待機状態(全離間状態)である。図3(b)は、すべてのカム35(35Y、35M、35C、35K)がプロセスカートリッジP(PY、PM、PC、PK)の側面の押圧を解除し、全ての現像ローラ3(3Y、3M、3C、3K)と全ての感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)とが当接するフルカラーでの当接状態である。図3(c)は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色のカム35(35Y、35M、35C)が最大半径でイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色のプロセスカートリッジPの(PY、PM、PC)の側面を押圧している。そして、ブラック(K)のカム35KのみプロセスカートリッジPKの側面の押圧を解除し、ブラックの現像ローラ3Kのみが感光ドラム1Kと当接するモノカラーでの当接状態である。
次に図3(a)の待機状態から図3(b)のフルカラーでの当接状態への状態変化と、図3(a)の待機状態から図3(c)のモノカラーでの当接状態への状態変化について説明する。図3(a)の待機状態において、当接離間モータ31を正回転させると、カム35Y、35M、35C、35Kは夫々時計回りの方向に回転する。カム35Y、35M、35C、35Kは、カム35Yを基準に、カム35M、カム35C、カム35Kの順番で反時計回りの方向に位相がずれている。
この位相のずれにより、カム35Y、35M、35C、35Kは夫々時計回りの方向に回転すると、まずカム35YがプロセスカートリッジPYの側面の押圧を解除する。続いて、位相のズレにしたがって、カム35M、カム35C、カム35Kの順番でプロセスカートリッジの側面の押圧を解除する。これにより、図3(a)の待機状態から当接離間モータ31を正回転させることにより、Y→M→C→Kの順番で現像ローラ3と感光ドラム1が当接し、図3(b)のフルカラーでの当接状態へと移行する。フルカラーでの当接状態から待機状態へと状態変化するときは、さらに当接離間モータ31を正回転させることにより、Y→M→C→Kの順番で現像ローラ3と感光ドラム1が離間する。
図3(a)の待機状態において、当接離間モータ31を逆回転させると、カム35Y、35M、35C、35Kは夫々反時計回りの方向に回転する。当接離間モータ31を逆回転させると、まずカム35KがプロセスカートリッジPKの側面の押圧を解除する。この状態で当接離間モータ31の駆動を停止することにより、図3(c)のモノカラーでの当接状態となる。モノカラーでの当接状態から待機状態へと状態変化するときは、当接離間モータ31を正回転させることにより、再びカム35KがプロセスカートリッジPKの側面の押圧し、待機状態となる。このように当接離間モータ31の回転駆動の向きと回転量を制御することによって、この図3(a)乃至(c)の3つの状態として、現像ローラ3と感光ドラム1の当接及び離間状態を制御できる。
なお、このような制御を行うことが可能であるのは、図4に示すようにY(イエロー)のカムギア34Yに部分的にリブ41が設けられているからである。カムギア34Yの回転によりリブ41も回転し、フォトインタラプタ42を遮光する構成となっている。これにより、フォトインタラプタ42の出力信号に基づきカムギア34と共に回転するカム35Yの位相を検出することができる。フォトインタラプタ42が遮光される位置を基準位置とし、その位置から当接離間モータ31の駆動ステップ数を管理することによって、カム35の位相(待機状態、フルカラーでの当接状態、モノカラーでの当接状態)を制御している。なお、カムギア34Yとカム35は軸40によって同一軸上に取り付けられている。
カムギア34の位相変化と制御可能な3つの状態の関係を図5のカム線図に示す。図5のカム線図に示すように、カム35Y、35M、35C、35Kの位相をずらして駆動を制御することで、当接離間状態の切り替えが可能となる。なお、図5に示すカム線図は、設計中心値を示したものであり、図3に示す構成部品の寸法ばらつき等によって、カム線図にもばらつきが発生する。
現像ローラ3の当接離間は、通常の印字動作を行う場合、画像形成を開始するタイミングに合わせて待機状態からフルカラーでの当接状態、又は待機状態からモノカラーでの当接状態へ切り替えられる。
まず、フルカラープリントを行う場合の当接離間状態の切り替えについて説明する。なお、以降は現像ローラ3と感光ドラム1から成る構成を画像形成ステーションと定義し、イエローのトナーで画像形成を行う画像形成ステーションを画像形成ステーション1(1stとも表記する)と定義する。同様に、マゼンタのトナーで画像形成を行う画像形成ステーションを画像形成ステーション2(2st)、シアンのトナーで画像形成を行う画像形成ステーションを画像形成ステーション3(3st)、ブラックのトナーで画像形成を行う画像形成ステーションを画像形成ステーション4(4st)とする。
フルカラープリントを行う場合は、画像形成を開始するタイミングに合わせて当接離間モータ31を所定ステップだけ正回転させる。当接離間モータ31を正回転で駆動を開始すると、各画像形成ステーションの現像ローラ3と感光ドラム1は、当接及び離間のどちらの状態もあり得る不定期間を経由して、図3で説明したように、画像形成ステーション1(イエロー)⇒画像形成ステーション2(マゼンタ)⇒画像形成ステーション3(シアン)⇒画像形成ステーション4(ブラック)の順に当接する。そして、当接が完了した画像形成ステーションから画像形成を開始する。当接離間モータ31の駆動ステップ数は、全ての画像形成ステーションの当接が完了すると停止するような駆動ステップ数とする。画像形成が終了すると、再び当接離間モータ31を所定ステップだけ正回転駆動する。当接離間モータ31を正回転で駆動を開始すると、現像ローラ3と感光ドラム1は、不定期間を経由して画像形成ステーション1(イエロー)⇒画像形成ステーション2(マゼンタ)⇒画像形成ステーション3(シアン)⇒画像形成ステーション4(ブラック)の順に離間し、印字を終了する。当接離間モータ31の駆動ステップ数は、全ての画像形成ステーションの離間が完了すると停止するような駆動ステップ数とする。
次に、モノカラープリントを行う場合の当接離間状態の切り替え制御について説明する。モノカラープリントを行う場合は、画像形成を開始するタイミングに合わせて当接離間モータ31を所定の駆動ステップ数だけ逆回転で駆動する。当接離間モータ31を逆回転で駆動を開始すると、不定期間を経由して先の図3で説明したように画像形成ステーション4(ブラック)のみ現像ローラ3Kを感光ドラム1Kに当接し、画像形成ステーション4(ブラック)の画像形成を開始する。当接離間モータ31の駆動ステップ数は、画像形成ステーション4(ブラック)のみ当接が完了すると停止するような駆動ステップ数とする。画像形成が終了すると、当接離間モータ31を所定の駆動ステップ数だけ正回転で駆動する。当接離間モータ31を正回転で駆動を開始すると、ステーション4(ブラック)の現像ローラ3Kと感光ドラム1Kは、離間して印字を終了する。当接離間モータ31の駆動ステップ数は、全ての画像形成ステーションの離間が完了すると停止するような駆動ステップ数とする。
図6の当接のタイミングを検知するタイミングチャートを用いて、当接マージンの検知方法について説明する。一例としてイエロー(Y)の画像形成ステーションにおける当接マージンの検知方法について説明する。その他の画像形成ステーションについても、同じ検知方法で検知可能なため説明は省略する。ここで、当接マージンとは、当接開始のタイミングと、不定期間において現像ローラ3と感光ドラム1が当接し、トナーパターンの形成が開始されたタイミングとの差とする。また、図中の不定期間とは、先にも述べたように当接状態と離間状態の閾値が存在する期間である。
<1>で、画像形成ステーションが離間状態から当接状態になるために当接離間モータ31の駆動を開始する。<2>で、イエロー(Y)の画像形成ステーション1の当接離間状態が不定期間に変化する前に、レーザユニット7Yからの露光により感光ドラム1の表面上にイエロー(Y)のトナーパターンの静電潜像の形成を開始する。静電潜像の形成は、当接状態となるまで継続する。<3>で、当接離間状態が不定期間となる。<4>で、当接離間モータ31の駆動により、現像ローラ3が感光ドラム1に当接すると感光ドラム1上にトナーパターンが形成される。形成されたトナーパターンは、中間転写ベルト8に転写される。
<5>で、色ずれ検知センサ27により、中間転写ベルト8上のトナーパターンの検知が開始される。<6>で、現像ローラ3と感光ドラム1の当接が完了したため、トナーパターンの形成を終了する。<7>で、色ずれ検知センサ27により、中間転写ベルト8上のトナーパターンが検知される。<8>で、トナーパターンの検知を終了する。
このように当接マージンは、中間転写ベルト8上に転写されたトナーパターンを色ずれ検知センサ27で検知することで測定でき、色ずれ検知センサ27でトナーパターンを検知した<7>から検知を終了する<8>までの時間が、当接マージンとなる。
図7の離間のタイミングを検知するタイミングチャートを用いて、離間マージンの検知方法について説明する。当接の場合と同様に、一例としてイエロー(Y)の画像形成ステーションにおける離間マージンの検知方法について説明する。その他の画像形成ステーションについても、同じ検知方法で検知可能なため説明は省略する。ここで、離間マージンとは、離間開始のタイミングから不定期間において現像ローラ3と感光ドラム1が離間し、トナーパターンの形成が終了したタイミングとの差とする。
<1>で、画像形成ステーションが当接状態から離間状態になるために当接離間モータ31の駆動を開始する。<2>で、トナーパターンの形成を開始する。<3>で、現像ローラ3と感光ドラム1の状態が不定期間となる。<4>で、現像ローラ3と感光ドラム1は離間され、感光ドラム1上への現像を終了する。感光ドラム1上に形成されたトナーパターンは、中間転写ベルト8上に転写される。
<5>で、色ずれ検知センサ27により、中間転写ベルト8上のトナーパターンの検知が開始される。<6>で、現像ローラ3と感光ドラム1の離間が完了したため、感光ドラム1上への静電潜像の形成を終了する。<7>で、中間転写ベルト8上に形成されたトナーパターンが検知できなくなる。<8>で、トナーパターンの検知を終了する。
このように離間マージンは、中間転写ベルト8上に転写されたトナーパターンを色ずれ検知センサ27で検知することで測定でき、色ずれ検知センサ27でトナーパターンを検知した<5>からトナーパターンが検知されなくなる<7>までの時間が、離間マージンとなる。
図8は、中間転写ベルト8上にY(イエロー)のトナーパターンを形成している様子を示している。図8(a)におけるトナーパターンは、色ずれ検知センサ27の検知領域(光学的な検出エリア)よりも幅の広いパターンとしている。中間転写ベルト8上のトナーパターンが色ずれ検知センサ27の検知位置を通過すると、色ずれ検知センサ27の受信信号は図8(b)のように変化し、色ずれ検知センサ27内のICで2値化されてCPU26に送られている。これにより、中間転写ベルト8上に形成されたトナーパターンを検知することが可能となる。なお、ここでは中間転写ベルト8を例に説明を行ったが、トナーパターンを形成するのは中間転写ベルト8に限られたものではなく、例えば記録媒体搬送ベルト上などに形成しても同様の検知を行うことが可能である。
次に、当接及び離間のタイミングを検出する検知方法、及び検知結果に応じた当接及び離間のタイミングを制御する方法について説明する。図9は、当接及び離間のタイミングを検出する制御プログラムのフローチャートである。
ステップS1において、プロセスカートリッジが交換されたかを検知する。プロセスカートリッジが交換されていない場合は、処理を終了する。プロセスカートリッジが交換された場合は、まず現像当接のタイミングを検出するために、ステップS2において、当接離間モータ31等の駆動源の駆動を開始する。ステップS3において、当接離間の検知に用いるトナーパターンを形成する。
ステップS4において、現像ローラ3と感光ドラム1との当接動作を開始する。ステップS5において、中間転写ベルト8上に形成されたトナーパターンを色ずれ検知センサ27で検出する。ステップS6において、現像ローラ3と感光ドラム1が当接した状態で、駆動源の駆動を停止する。ステップS7において、現像ローラ3と感光ドラム1の当接を開始してから、色ずれ検知センサ27によりトナーパターンが検知されるまでの時間である当接マージンを算出し、メモリに記憶する。
次に、離間のタイミングを検知するために、ステップS8において、現像ローラ3と感光ドラム1が当接している状態から、当接離間モータ31等の駆動源の駆動を開始する。ステップS9において、色ずれ検知センサ27で、現像ローラ3が離間されたことにより中間転写ベルト8上にトナーパターンが形成されなくなったタイミングを検出する。ステップS10において、現像ローラ3と感光ドラム1が離間した状態で、駆動源の駆動を停止する。ステップS11において、現像ローラ3と感光ドラム1の離間を開始してから、色ずれ検知センサ27によりトナーパターンが検知されなくなるまでの時間である離間マージンを算出し、メモリに記憶する。
ステップS12において、各ステーションにおいて当接離間のタイミングの検知を行ったか判断する。検知の終わっていないステーションがある場合は、ステップS3に戻り、当接離間のタイミングの検知を行う。全ステーションの当接離間のタイミングの検知が終わった場合には、ステップS13において、メモリに記憶した当接離間のマージンの検知結果に応じて、各ステーションにおいて現像ローラ3と感光ドラム1が当接する時間を最適化するために当接離間モータ31の駆動速度を制御する。なお、具体的に検知結果からどのように現像離間モータの駆動速度を決定するかについては、後に詳しく説明する。
次に、現像当接のタイミングを検出する方法に関して、図10のタイミングチャートを用いて説明する。81で、当接離間モータ31の駆動を開始させる信号が出されると、感光ドラム1上にトナーパターンの静電潜像の形成を開始する。82で、当接離間モータ31の駆動によって、現像ローラ3が感光ドラム1に当接すると、感光ドラム1上のトナーパターンの静電潜像がトナー像として可視化される。可視化されたトナーパターンは中間転写ベルト8上に転写され、83で、色ずれ検知センサ27により検出される。
81で、当接離間モータ31の駆動を開始してから、83で、色ずれ検知センサ27によりトナーパターンが検知されるまでの時間を検出時間1であり、先の当接マージンである。この検出時間1に応じて、当接離間モータ31の駆動速度の制御を行う。なお、具体的に検出時間1からどのように当接離間モータ31の駆動速度の制御を行うかについては、後述する。
83で色ずれ検知センサ27によりトナーパターンが検知されてから、84でトナーパターンが検知されなくなるまでの時間を検出時間2とする。この検出時間2が中間転写ベルト8上に画像が形成される時間であり、検出時間2の間は、現像ローラ3と感光ドラム1が当接しており、画像形成を保証する画像保証領域となる。
図11で当接離間モータ31の駆動が開始されてから現像ローラ3と感光ドラム1が当接するまでの時間である当接時間を検知した結果を用いて、各ステーションに適した当接時間を実現するために当接離間モータ31を制御する方法について説明する。図11(a)の破線が、当接離間モータ31を一定速度で駆動させ、当接のタイミングを検出したときの現像ローラ3と感光ドラム1との当接時間を表したグラフである。画像形成装置とプロセスカートリッジにおける取り付け精度のばらつきや、当接離間モータ31の制御ばらつき等の影響により、各ステーションにおいて当接時間にばらつきが出ている。画像保証領域の前に現像ローラ3と感光ドラム1とが当接してしまうと、摩擦等により寿命を短縮してしまうため、各ステーションでのばらつきをなくすように当接離間モータ31の駆動速度の制御を行う。なお、ここで画像保証領域の前に、当接保証時間(X)を設けているのは、当接離間モータ31の制御ばらつきを鑑みたものである。よって、画像保証領域から一定の当接保証時間(X)を確保しておく必要があるが、当接離間モータ31の制御ばらつきの影響がない場合は、当接保証時間(X)を取らなくても良い。また、当接保証時間(X)の長さは、当接離間モータ31の制御ばらつきに応じて、適宜設定可能である。
図11(a)の破線のように当接時間が検出された場合、1stの当接時間は画像保証領域から当接保証時間(X)を確保した時間より長く当接しているため、図11(b)Iのように当接離間モータ31の駆動速度を当接開始から1st当接完了までの間、設定速度より減速させる。2stの当接時間は、1stの当接時間より長いため、IIのように当接離間モータ31の速度を1st当接完了から2st当接完了までの間、設定速度より減速させる。3stの当接時間は、2stの当接時間より短いため、IIIのように当接離間モータ31の速度を2st当接完了から3st当接完了までの間、設定速度より増速させる。4stの当接時間は、3stの当接時間より長いため、IVのように当接離間モータ31の速度を3st当接完了から4st当接完了までの間、設定速度より減速させる。なお、このように、各ステーションにおいて、当接離間モータ31を加減速制御しているのは、当接離間モータ31が一つの駆動源ですべてのステーションの駆動を制御しているからである。
図12を用いて各ステーションにおける当接離間モータ31の駆動速度の設定方法を説明する。ここでは、当接のタイミングを検出する際の当接離間モータ31の駆動周波数が1200[pulse/sec(以下、ppsとする)]であり、当接保証時間(X)を50[msec]に補正するものとする。また、各ステーションの当接時間をTy1、Tm1、Tc1、Tk1とする。各ステーションの当接時間は、
Ty1:80[msec]
Tm1:150[msec]
Tc1:80[msec]
Tk1:200[msec]
である。ここで、当接保証時間(X)を50[msec]に設定しているため、実際の当接時間の補正量Ty2、Tm2、Tc2、Tk2は、
Ty2:30[msec]
Tm2:100[msec]
Tc2:30[msec]
Tk2:150[msec]
となる。また、当接離間モータ31は、ひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、各ステーションにおける補正結果は、上流にあるステーションの補正量が加算され、以下のような関係となる。
1stのトータル補正量:Ty2
2stのトータル補正量:Ty2+Tm2
3stのトータル補正量:Ty2+Tm2+Tc2
4stのトータル補正量:Ty2+Tm2+Tc2+Tk2
このような関係と図12(a)〜(d)のグラフとを用いて、どのように当接時間を制御するかについて説明する。まず、図12(a)により1stの当接時間を補正する。1stは、当接保証時間(X)より30[msec]多く当接しているため、当接離間モータ31を減速制御することにより、1stの当接時間を当接保証時間(X)とする。当接離間モータ31はひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、1stの当接時間が30[msec]補正されたことにより、2st〜4stの当接時間も30[msec]補正される。
図12(b)により、2stの当接時間を補正する。2stは、1stが補正されたことにより、当接保証時間(X)より70[msec]多く当接しているため、当接離間モータ31を減速制御することにより、2stの当接時間を当接保証時間(X)とする。当接離間モータ31はひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、2stの当接時間が70[msec]補正されたことにより、3st、4stの当接時間も70[msec]補正される。
図12(c)により、3stの当接時間を補正する。3stは1st及び2stが補正されたことにより、当接保証時間(X)より−70[msec]少なく当接することになる。当接時間が少ないと、画像保証領域で画像形成ができなくなってしまう可能性があるため、当接離間モータ31を加速制御することにより、3stの当接時間を当接保証時間(X)とする。当接離間モータ31はひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、3stの当接時間が−70[msec]補正されたことにより、4stの当接時間も−70[msec]補正される。
図12(d)により、4stの当接時間を補正する。4stは1st及び2st及び3stが補正されたことにより、当接保証時間(X)より120[msec]多く当接しているため、当接離間モータ31を減速制御することにより、4stの当接時間を当接保証時間(X)とする。
図13は、当接離間モータ31の駆動周波数と当接時間の補正量の関係を示したものである。本実施形態の構成では、当接離間モータ31を起動してから1stの画像形成が行われるまでの時間差(約1350[msec])に対して、1st、2st、3st、4st間の画像形成が行われるまでの時間差(約400[msec])が小さくなっているため、当接離間モータ31の駆動周波数と当接時間の補正量の関係が異なる。図13(a)は,当接離間モータ31の駆動周波数と当接時間の補正量の関係を示したものであり、同じ駆動周波数で補正した場合、1stに対して、2st、3st、4stの補正量が少なくなっている。先の図12と図13(a)によって、図13(b)の当接離間モータ31の駆動周波数の決定方法を説明する。1stの当接時間の補正量は30[msec]であるので、1stの駆動周波数を求める式、
y=−1.1365 * x + 1195.6 (1)
に、x=30を代入して、1stの駆動周波数1160[pps](近似値)を求めることができる。
2st、3st、4stの駆動周波数を求めるには、2st、3st、4stの駆動周波数を求める式、
y=−3 * x + 1200 (2)
のxに夫々の画像形成ステーションの補正量を代入することで、求めることができる。2stの当接時間の補正量は70[msec]であるので、2stの駆動周波数は990[pps]となる。3stの当接時間の補正量は−70[msec]であるので、3stの駆動周波数は1410[pps]となる。4stの当接時間の補正量は120[msec]であるので、4stの駆動周波数は840[pps]となる。
このように、各ステーションにおいて、当接離間モータ31の駆動速度を加減速制御することによって、当接時間を制御することが可能となる。これにより、現像ローラ3と感光ドラム1との不要な当接時間を短くすることができるので、現像ローラ3と感光ドラム1の寿命の低下を軽減できる。
次に、離間のタイミングを検出する方法に関して、図13を用いて説明する。なお、離間のタイミングの検知は、当接のタイミングを検出した後に行うので、現像ローラ3と感光ドラム1が当接した状態で開始される。
121で、当接離間モータ31の駆動を開始させる信号が出されると、感光ドラム1上へのトナーパターンの形成を開始し、現像ローラ3の離間を開始する。122で、感光ドラム1上に形成されたトナーパターンが中間転写ベルト8上に転写され、色ずれ検知センサ27により検出される。123で、現像ローラ3と感光ドラム1が離間されトナーパターンの可視化が終了し、色ずれ検知センサ27による中間転写ベルト8上のトナーパターンの検知が終了する。124で、現像ローラ3の離間が完了すると、トナーパターンの静電潜像の形成を終了する。静電潜像の形成は、図中のB区間で行われる。
121で、当接離間モータ31の駆動が開始してから、123で、色ずれ検知センサ27によりトナーパターンが検出されなくなるまでの時間を検出時間3とする。この検出時間3に応じて、当接離間モータ31の駆動速度の制御を行う。なお、具体的に検出時間3からどのように当接離間モータ31の駆動速度の制御を行うかについては、後述する。
122で色ずれ検知センサ27によりトナーパターンが検知されてから、123でトナーパターンが検知されなくなるまでの時間を検出時間4とする。この検出時間4が中間転写ベルト8上に画像が形成される時間であり、検出時間4の間は、現像ローラ3と感光ドラム1が当接しており、画像形成を保証する画像保証領域となる。
図15で当接離間モータ31の駆動が開始されてから現像ローラ3と感光ドラム1が離間するまでの時間である離間時間を検知した結果を用いて、各ステーションに適した離間時間を実現するために当接離間モータ31を制御する方法について説明する。図15(a)の破線が、当接離間モータ31を一定速度で駆動させ、現像離間のタイミングを検出したときの、現像ローラ3と感光ドラム1との離間時間を表したグラフである。画像形成装置とプロセスカートリッジにおける取り付け精度のばらつきや、当接離間モータ31の制御ばらつき等の影響により、各ステーションにおいて離間時間にばらつきが出ている。画像保証領域の後も、現像ローラ3と感光ドラム1とが当接していると、摩擦等により寿命を短縮してしまうため、各ステーションでのばらつきをなくすように当接離間モータ31の駆動速度の制御を行う。なお、ここで画像保証領域の前に、離間保証時間(Y)を設けているのは、先の現像当接の場合と同様に当接離間モータ31の制御ばらつきを鑑みたものである。よって、画像保証領域から一定の離間保証時間(Y)を確保しておく必要があるが、当接離間モータ31の制御ばらつきの影響がない場合は、離間保証時間(Y)を取らなくても良い。また、離間保証時間(Y)の長さは、当接離間モータ31の制御ばらつきに応じて、適宜設定可能である。
図15(a)の破線のように離間時間が検出された場合、1stの離間時間は画像保証領域から離間保証時間(Y)を確保した時間より長く当接しているため、図15(b)Vのように当接離間モータ31の駆動速度を離間開始から1st離間完了までの間、設定速度より加速させる。2stの離間時間は、1stの離間時間より短いため、VIのように当接離間モータ31の速度を1st離間完了から2st離間完了までの間、設定速度より減速させる。3stの離間時間は、2stの離間時間より長いため、VIIのように当接離間モータ31の速度を2st離間完了から3st離間完了までの間、設定速度より増速させる。4stの離間時間は、3stの離間時間より短いため、VIIIのように当接離間モータ31の速度を3st離間完了から4st離間完了までの間、設定速度より減速させる。なお、このように、各ステーションにおいて、当接離間モータ31を加減速制御しているのは、当接離間モータ31が一つの駆動源ですべてのステーションの駆動を制御しているからである。
図16を用いて各ステーションにおける当接離間モータ31の駆動速度の設定方法を説明する。ここでは、離間のタイミングを検出する際の当接離間モータ31の駆動周波数を、先の当接のタイミングを検出した際と同様に1200[pps]とし、離間保証時間(Y)を50[msec]に補正するものとする。また、各ステーションの離間時間のマージンをTy3、Tm3、Tc3、Tk3とする。各ステーションの離間時間は、
Ty3:150[msec]
Tm3:110[msec]
Tc3:170[msec]
Tk3:70[msec]
である。ここで、離間保証時間(Y)を50[msec]に設定しているため、実際の離間時間の補正量Ty4、Tm4、Tc4、Tk4は、
Ty4:100[msec]
Tm4:60[msec]
Tc4:120[msec]
Tk4:20[msec]
となる。また、当接離間モータ31は、ひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、各ステーションにおける補正結果量は、上流にあるステーションの補正量が加算され、以下のような関係となる。
1stのトータル補正量:Ty4
2stのトータル補正量:Ty4+Tm4
3stのトータル補正量:Ty4+Tm4+Tc4
4stのトータル補正量:Ty4+Tm4+Tc4+Tk4
このような関係と図16(a)〜(d)のグラフとを用いて、どのように離間時間を制御するかについて説明する。まず、図16(a)により1stの離間時間を補正する。1stは、離間保証時間(Y)より100[msec]多く当接しているため、当接離間モータ31を加速制御することにより、1stの離間時間を離間保証時間(Y)とする。当接離間モータ31はひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、1stの離間時間が100[msec]補正されたことにより、2st〜4stの離間時間も100[msec]補正される。
図16(b)により、2stの離間時間を補正する。2stは、1stが補正されたことにより、離間保証時間(Y)より−40[msec]少なく当接することになる。離間時間が少ないと、画像保証領域で画像形成ができなくなってしまう可能性があるため、離間時間が当接離間モータ31を減速制御することにより、2stの離間時間を離間保証時間(Y)とする。当接離間モータ31はひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、2stの離間時間が−40[msec]補正されたことにより、3st、4stの離間時間も−40[msec]補正される。
図16(c)により、3stの離間時間を補正する。3stは1st及び2stが補正されたことにより、離間保証時間(Y)より60[msec]多く当接しているため、当接離間モータ31を加速制御することにより、3stの離間時間を離間保証時間(Y)とする。当接離間モータ31はひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、3stの離間時間が60[msec]補正されたことにより、4stの離間時間も60[msec]補正される。
図16(d)により、4stの離間時間を補正する。4stは1st及び2st及び3stが補正されたことにより、離間保証時間(Y)より−100[msec]少なく当接することになる。離間時間が少ないと、画像保証領域で画像形成ができなくなってしまう可能性があるため、当接離間モータ31を減速制御することにより、4stの離間時間を離間保証時間(Y)とする。
図17は、離間のタイミングに応じて離間時間の補正を行った後の当接離間モータ31の駆動周波数を表すグラフである。先の現像当接のタイミングと同様に、当接離間モータ31を起動してから1stの画像形成が行われるまでの時間差(約1350[msec])に対して、1st、2st、3st、4st間の画像形成が行われるまでの時間差(約400[msec])が小さくなっている。先の図13(a)と図16によって、図17の当接離間モータ31の駆動周波数の決定方法を説明する。1stの離間時間の補正量は100[msec]であるので、先の式(1)にx=−100を代入して、1stの駆動周波数1310[pps](近似値)を求めることができる。
2st、3st、4stの駆動周波数を求めるには、2st、3st、4stの駆動周波数を求める先の式(2)のxに夫々の画像形成ステーションの補正量を代入することで、求めることができる。2stの離間時間の補正量は−40[msec]であるので、2stの駆動周波数は1080[pps]となる。3stの離間時間の補正量は60[msec]であるので、3stの駆動周波数は1380[pps]となる。4stの離間時間の補正量は−100[msec]であるので、4stの駆動周波数は900[pps]となる。
なお、本実施形態においては、一例として感光ドラム1と現像ローラ3の当接時間を画像保証領域に合わせる制御について説明した。しかし、当接時間の制御は画像保証領域に限定されるものではない。例えば、コントローラ等から各色の画像サイズを受信している場合は、各色の中間転写ベルト8の回転方向の画像サイズに応じて夫々当接時間を最適に制御することも可能である。夫々の色毎に中間転写ベルト8の回転方向の画像サイズに合わせて当接時間を制御することにより、さらに感光ドラム1と現像ローラ3の磨耗を軽減することができる。また、当接時間と同様に離間時間も画像サイズに合わせて制御することができる。
このように、各ステーションにおいて、当接離間モータ31の駆動速度を加減速制御することによって、離間時間を制御することが可能となる。これにより、現像ローラ3と感光ドラム1との不要な当接時間を短くすることができるため、現像ローラ3と感光ドラム1の寿命の低下を軽減できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、当接及び離間のタイミングの検知結果に応じて、当接離間モータ31の駆動速度を加減速制御する方法を説明した。本実施形態においては、当接及び離間のタイミングの検知を行ったのち、当接離間モータ31の駆動速度を減速制御することにより、当接時間及び離間時間を制御する方法について説明する。第1の実施形態では、当接離間モータ31の駆動速度を高速化することを一例として説明した。つまり、第1の実施形態の当接離間モータ31は、コストの高いモータを用いる必要があった。しかしながら、モータの特性として、高速駆動するにつれて出力トルクが低下してしまうので、モータ自体に要求されるスペック(高速時の出力トルクを保証する仕様)も高くなる。そこで、本実施形態では、当接離間モータ31のスペックをアップすることなく、最適化を行う一例として、低コストのモータを用いて当接離間の動作を調整する方法について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、ここでの説明は省略する。
図18で当接時間を検知した結果を用いて、各ステーションに適した当接時間を実現するために当接離間モータ31を制御する方法について説明する。図18(a)の破線が、当接離間モータ31の仕様上の上限速度で駆動させ、当接のタイミングを検出したときの現像ローラ3と感光ドラム1との当接時間を表したグラフである。なお、検知時の当接離間モータ31の駆動周波数は、1200[pps]であり、駆動可能な最大駆動周波数も1200[pps]である。つまり、当接離間モータ31の駆動周波数を最大1200[pps]までの駆動速度内で、当接保証時間(X)を適切に制御する。また、当接保証時間(X)は、第1の実施形態と同じく50[msec]とする。しかし、当接離間モータ31の制御ばらつきの影響がない場合は、当接保証時間(X)を取らなくても良い。また、当接保証時間(X)の長さは、当接離間モータ31の制御ばらつきに応じて、適宜設定可能である。
図18(a)の破線のように当接時間が検出された場合、1stの当接時間は画像保証領域から当接保証時間(X)を確保した時間より長く当接しているため、図18(b)Iのように当接離間モータ31の駆動速度を当接開始から1st当接完了までの間、設定速度より減速させる。2stの当接時間は、1stの当接時間より長いため、IIのように当接離間モータ31の速度を1st当接完了から2st当接完了までの間、設定速度より減速させる。このとき、2stの当接時間は当接保証時間(X)より長くなってしまっている。これは、当接離間モータ31が設定速度以上には加速できないためで、2stを当接保証時間(X)の長さで当接するように当接離間モータ31を減速してしまうと、3st、4stが影響を受けて当接保証時間(X)を確保できないからである。具体的な数値を用いた説明は後述する。
3stの当接時間は、2stの当接時間より短いため、IIIのように当接離間モータ31の速度を2st当接完了から3st当接完了までの間、増速させる。ただし、増速は設定速度までである。4stの当接時間は、3stの当接時間より長いため、IVのように当接離間モータ31の速度を3st当接完了から4st当接完了までの間、設定速度より減速させる。なお、このように、各ステーションにおいて、当接離間モータ31を加減速制御しているのは、当接離間モータ31が一つの駆動源ですべてのステーションの駆動を制御しているからである。
図18(a)を用いて、各ステーションにおける当接離間モータ31の駆動速度の設定方法を説明する。各ステーションの当接時間をTy1、Tm1、Tc1、Tk1とする。各ステーションの当接時間は、
Ty1:130[msec]
Tm1:210[msec]
Tc1:170[msec]
Tk1:250[msec]
である。ここで、当接保証時間(X)を50[msec]に設定しているため、実際の当接時間の補正量Ty2、Tm2、Tc2、Tk2は、
Ty2:80[msec]
Tm2:160[msec]
Tc2:170[msec]
Tk2:180[msec]
となる。また、当接離間モータ31は、ひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、各画像形成ステーションにおける補正結果は、上流にある画像形成ステーションの補正量が加算され、以下のような関係となる。
Yのトータル補正量:Ty2
Mのトータル補正量:Ty2+Tm2
Cのトータル補正量:Ty2+Tm2+Tc2
Kのトータル補正量:Ty2+Tm2+Tc2+Tk2
このような関係と図18(a)とを用いて、どのように当接時間を制御するかについて説明する。まず、1stの当接時間を補正する。1stは、当接保証時間(X)より80[msec]多く当接しているため、当接離間モータ31を減速制御することにより、1stの当接時間を当接保証時間(X)とする。当接離間モータ31はひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、1stの当接時間が80[msec]補正されたことにより、2st〜4stの当接時間も80[msec]補正される。
次に、2stの当接時間を補正する。2stは、1stが補正されたことにより、当接保証時間(X)より80[msec]多く当接しているため、当接離間モータ31を減速制御することにより、2stの当接時間を当接保証時間(X)より40[msec]多く当接するように制御する。ここで、当接保証時間(X)より多く当接時間を設けているのは、当接離間モータ31はひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、2stで当接保証時間(X)まで当接時間の補正をしてしまうと、2stより下流側にある3st、4stが適切に補正できなくなってしまうからである。そのため、後のステーションのうち、最も当接時間が短いステーションの当接時間が決められた所定値である当接保証時間(X)を下回らないように制御を行う。ここでは、次の3stが当接保証時間(X)と等しくなる様に2stの当接時間が40[msec]補正されたことにより、3st、4stの当接時間も40[msec]補正される。
次に、3stの当接時間を補正する。3stは1st及び2stが補正されたことにより、当接保証時間(X)だけ当接することになる。よって、ここでは、当接離間モータ31を設定速度で駆動し、当接時間の補正は行わない。
次に、4stの当接時間を補正する。4stは1st及び2st及び3stが補正されたことにより、当接保証時間(X)より80[msec]多く当接しているため、当接離間モータ31を減速制御することにより、4stの当接時間を当接保証時間(X)とする。
このように、当接離間モータ31の仕様上の上限速度が決まっており、設定速度以上に加速制御できないときは、各ステーションの当接時間を比較し、当接時間が設定保証時間(X)より少なくならない範囲内で適切な制御を行う。各ステーションの当接時間と当接離間モータ31の駆動速度の制御との関係を示したフローチャートを図19に示す。
S1101において、CPU26はTk1が最小であるかを判断する。Tk1が最小である場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Tk1、Tm2=0、Tc2=0、Tk2=0と設定する。Tk1が最小でない場合は、S1102に進む。S1102において、CPU26はTc1が最小であるかを判断する。Tc1が最小である場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Tc1、Tm2=0、Tc2=0、Tk2=Tk1−Tc1と設定する。Tc1が最小でない場合は、S1103に進む。
S1103において、CPU206はTm1が最小であるかを判断する。Tm1が最小である場合はS1104へ進み、Tm1が最小でない場合はS1105に進む。S1104において、CPU206はTc1よりTk1の方が大きいかを判断する。Tk1の方が大きい場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Tm1、Tm2=0、Tc2=Tc1−Tm1、Tk2=Tk1−Tc1と設定する。Tk1の方が大きくない場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Tm1、Tm2=0、Tc2=Tk1−Tm1、Tk2=0と設定する。
S1105において、CPU26はTm1よりTc1の方が大きいかを判断する。Tc1の方が大きい場合はS1106に進む。Tc1の方が大きくない場合は、S1108に進む。S1106において、CPU26はTc1よりTk1の方が大きいかを判断する。Tk1の方が大きい場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Ty1、Tm2=Tm1−Ty1、Tc2=Tc1−Tm1、Tk2=Tk1−Tc1と設定する。Tk1の方が大きくない場合はS1107に進む。S1107において、CPU26はTm1よりTk1の方が大きいかを判断する。Tk1の方が大きい場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Ty1、Tm2=Tm1−Ty1、Tc2=Tk1−Tm1、Tk2=0と設定する。Tk1の方が大きくない場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Ty1、Tm2=Tk1−Ty1、Tc2=0、Tk2=0と設定する。
S1108において、CPU26はTc1よりTk1の方が大きいかを判断する。Tk1の方が大きい場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Ty1、Tm2=Tc1−Ty1、Tc2=0、Tk2=Tk1−Tc1と設定する。Tk1の方が大きくない場合は、画像形成ステーションの補正量をTy2=Ty1、Tm2=Tk1−Ty1、Tc2=0、Tk2=0と設定する。
図20(a)は、当接離間モータ31の駆動周波数と当接時間の補正量の関係を示したものである。先の第1の実施形態と同様に、当接離間モータ31を起動してから1stの画像形成が行われるまでの時間差(約1350[msec])に対して、1st、2st、3st、4st間の画像形成が行われるまでの時間差(約400[msec])が小さくなっているため、当接離間モータ31の駆動周波数と当接時間の補正量の関係が異なる。図20(a)は、当接離間モータ31の駆動周波数と当接時間の補正量の関係を示したものであり、同じ駆動周波数で補正した場合、1stに対して、2st、3st、4stの補正量が少なくなっている。先の図18と図20(a)によって、図20(b)の当接離間モータ31の駆動周波数の決定方法を説明する。1stの当接時間の補正量は80[msec]であるので、先の第1の実施形態で示した1stの駆動周波数を求める式(1)に、x=80を代入して、1stの駆動周波数1105[pps](近似値)を求めることができる。
2st、3st、4stの駆動周波数を求めるには、先の第1の実施形態で示した2st、3st、4stの駆動周波数を求める式(2)のxに、夫々の画像形成ステーションの補正量を代入することで、求めることができる。2stの当接時間の補正量は40[msec]であるので、2stの駆動周波数は1080[pps]となる。3stの当接時間の補正量は0[msec]であるので、3stの駆動周波数は1200[pps]となる。4stの当接時間の補正量は80[msec]であるので、4stの駆動周波数は960[pps]となる。
ここで、本実施例における当接離間モータの駆動は、図21に示した駆動周波数テーブル(2相励磁方式)を基に制御されている。つまり、停止した状態にあるモータを1200[pps]まで立ち上げる場合、図21に示した駆動周波数テーブルのステップ0〜ステップ60に記載してある励磁時間で励磁を順次切り替えている。また、速度変更時も変更前のステップから変更後のステップまで1ステップずつ駆動周波数を変化させている。図21における駆動周波数テーブルは、負荷側トルク(回転に必要なトルク+加速トルク)がモータのトルク性能を上回らないように加速トルクを考慮して決められており、駆動可能な最大駆動周波数(1200[pps])以下であれば、速度変更してもトルク的な問題はない。
本実施形態に関連する画像形成装置の動作として、当接時間の検知から当接離間モータ31の駆動周波数プロファイルの決定までの流れを図22のフローチャートを用いて説明する。
現像ローラ3と感光ドラム1との当接時間は、画像形成装置とプロセスカートリッジの組合せで変化する為、ステップS2001において、プロセスカートリッジが変更されたか否かを確認する。プロセスカートリッジが変更されていない場合は、処理を終了する。プロセスカートリッジが変更されている場合、ステップS2002において、該当する画像形成ステーションの当接時間の補正量を初期化する。ステップS2003において、変更のあった画像形成ステーションにおける当接時間の検知を行う。検知時の当接離間モータ31の駆動周波数は、先にも説明したように、最大駆動速度である1200[pps]とする。
ステップS2004にて、当接時間の検知を行った画像形成ステーションのプロセスカートリッジの変更あり情報をクリアする。ステップS2005で、プロセスカートリッジが変更されている画像形成ステーションが他にもあるか確認する。ある場合には、ステップS2002に進み、ない場合はステップS2006において、当接離間モータ31の駆動速度(駆動周波数)プロファイルを決定して終了する。
このように、当接離間モータ31の駆動速度の限界速度で当接時間の検知を行った際は、各ステーションの当接時間を比較し、当接離間モータ31を減速制御することによって、当接保証時間を駆動速度内での適切な時間に制御することができる。これにより、当接離間モータ31として高速仕様のモータを用いることなく、当接時間の最適化を行うことができ、無駄な当接時間を少なくすることができるので、コストやスペックを上げることなく現像ローラ3及び感光ドラム1の寿命の短縮を軽減できる。
次に、図23及び図24を用いて離間時間を検知した結果を用いて、各ステーションに適した離間時間を実現するために当接離間モータ31を制御する方法について説明する。図23の破線が、当接離間モータ31を一定速度で駆動させ、離間のタイミングを検出したときの現像ローラ3と感光ドラム1との離間時間を表したグラフである。先に説明した当接時間を検知するときと同様に、離間時間を検知する際の当接離間モータ31の駆動周波数は、1200[pps]であり、駆動可能な最大駆動周波数も1200[pps]である。つまり、当接離間モータ31の最大周波数を最大1200[pps]までの駆動速度内で、離間保証時間(Y)を適切に制御する。また、離間保証時間(Y)は、第1の実施形態と同じく50[msec]とする。しかし、当接離間モータ31の制御ばらつきの影響がない場合は、離間保証時間(Y)を取らなくても良い。また、離間保証時間(Y)の長さは、当接離間モータ31の制御ばらつきに応じて、適宜設定可能である。
このように、当接離間モータ31の最大速度を離間時間の検知を行う時の設定速度以上に加速できないため、加速制御によって離間時間を適切にすることはできない。そこで、当接離間モータ31を最大駆動周波数以下の範囲内で駆動させて、離間時間を適切に制御するために、図23のようにまず当接離間モータ31の駆動の開始タイミングを1stの離間時間が適切になるように早める。駆動のタイミングを早めることにより、当接離間モータ31を減速制御することで離間時間を適切に制御できる状態を作り出すことができる。
図24(a)の破線は、当接離間モータ31の駆動タイミングを早めたときの離間時間を示す。1stの離間時間が、離間保証時間(Y)を確保した時間になるように当接離間モータ31の駆動タイミングを早めているため、図24(b)Vのように当接離間モータ31の駆動速度を設定速度とする。2stの離間時間は、1stの離間時間より長いため加速制御して離間時間を適切にしたいが、設定速度以上に加速制御は行えないので、VIのように当接離間モータ31の速度を設定速度とする。3stの離間時間は、2stの離間時間より短いため、VIIのように当接離間モータ31の速度を2st離間完了から3st離間完了までの間、設定速度より減速させる。4stの離間時間は、3stの離間時間より短いため、VIIIのように当接離間モータ31の速度を3st離間完了から4st離間完了までの間、設定速度より減速させる。なお、このように、各ステーションにおいて、当接離間モータ31を加減速制御しているのは、当接離間モータ31が一つの駆動源ですべてのステーションの駆動を制御しているからである。
図23及び図24(a)を用いて、各ステーションにおける当接離間モータ31の駆動速度の設定方法を説明する。各ステーションの離間時間をTy3、Tm3、Tc3、Tk3とする。各ステーションの離間時間は、
Ty3:180[msec]
Tm3:210[msec]
Tc3:150[msec]
Tk3:100[msec]
である。ここで、離間保証時間(Y)を50[msec]に設定しているため、当接離間モータ31の駆動の開始タイミングを130[msec]早くする。離間保証時間(Y)を0[msec]として考えると、これにより、補正後の各ステーションの当接時間Ty4、Tm4、Tc4、Tk4は、
Ty4:0[msec]
Tm4:30[msec]
Tc4:−30[msec]
Tk4:−80[msec]
となる。また、当接離間モータ31は、ひとつの駆動源ですべてのステーションを駆動しているため、各画像形成ステーションにおける補正結果は、上流にある画像形成ステーションの補正量が加算され、以下のような関係となる。
Yのトータル補正量:Ty3−離間保証期間(Y)
Mのトータル補正量:Ty3−Tm5
Cのトータル補正量:Ty3−Tm5−Tc5
Kのトータル補正量:Ty3−Tm5−Tc5−Tk5
ここで、Tm5、Tc5、Tk5は各ステーションの当接時間Tm4、Tc4、Tk4から求められる各ステーションの離間時間の補正量であり、Tm5、Tc5、Tk5の算出方法は図25のフローチャートを用いて説明する。
このような関係と図24(a)とを用いて、どのように離間時間を制御するかについて説明する。まず、1stの離間時間を補正する。1stは、先の当接離間モータ31の駆動のタイミングを早めたことで、離間保証時間(Y)である50[msec]当接しているため、当接離間モータ31を設定速度で駆動し、離間時間の補正は行わない。
次に、2stの離間時間を補正する。2stは、離間保証時間(Y)より30[msec]多く当接している。しかし、当接離間モータ31を加速制御することにより、2stの離間時間を離間保証時間(Y)とすることはできないため、当接離間モータ31を設定速度で駆動し、離間時間の補正は行わない。
次に、3stの離間時間を補正する。離間保証時間(Y)より−30[msec]少なく当接しているため、当接離間モータ31を減速制御することにより、3stの離間時間を離間保証時間(Y)とする。
次に、4stの離間時間を補正する。4stは3stが補正されたことにより、離間保証時間(X)より−50[msec]少なく当接しているため、当接離間モータ31を減速制御することにより、4stの離間時間を離間保証時間(Y)とする。
このように、当接離間モータ31の駆動速度の限界速度が決まっており、設定速度以上に加速制御できないときは、各ステーションの離間時間を比較し、離間時間が離間保証時間(Y)より少なくならない範囲内で適切な制御を行う。各ステーションの離間時間と当接離間モータ31の駆動速度の制御との関係を示したフローチャートを図25に示す。
S1801において、CPU26はTm4が0より小さいかを判断する。Tm4が0より小さい場合はS1802に進む。Tm4が0より小さくない場合はS1805に進む。S1802において、CPU26はTc4がTm4より小さいかを判断する。Tc4がTm4より小さい場合はS1803に進む。Tc4がTm4より小さくない場合はS1804に進む。S1803において、CPU26はTk4がTc4より小さいかを判断する。Tk4がTc4より小さい場合は、各ステーションの離間時間の補正量をTm5=−Tm4、Tc5=−(Tc4−Tm4)、Tk5=−(Tk4−Tc4)と設定する。Tk4がTc4より小さくない場合は、各ステーションの離間時間の補正量をTm5=−Tm4、Tc5=−(Tc4−Tm4)、Tk5=0と設定する。S1804において、CPU26はTk4がTm4より小さいかを判断する。Tk4がTm4より小さい場合は各ステーションの離間時間の補正量をTm5=−Tm4、Tc5=0、Tk5=−(Tk4−Tm4)と設定する。Tk4がTm4より小さくない場合は各ステーションの離間時間の補正量をTm5=−Tm4、Tc5=0、Tk5=0と設定する。
S1805において、CPU26はTc4が0より小さいかを判断する。Tc4が0より小さい場合はS1806に進む。Tc4が0より小さくない場合はS1807に進む。S1806において、CPU26はTk4がTc4より小さいかを判断する。Tk4の方が小さい場合は各ステーションの離間時間の補正量をTm5=0、Tc5=−Tc4、Tk5=−(Tk4−Tc4)と設定する。Tk4の方が小さくない場合は各ステーションの離間時間の補正量をTm5=0、Tc5=−Tc4、Tk5=0と設定する。S1807において、CPU26はTk4が0より小さいかを判断する。Tk4が0より小さい場合は各ステーションの離間時間の補正量をTm5=0、Tc5=0、Tk5=−Tk4と設定する。Tk4が0より小さくない場合は各ステーションの離間時間の補正量をTm5=0、Tc5=0、Tk5=0と設定する。
図26(a)は、当接離間モータ31の駆動周波数と離間時間の補正量の関係を示したものである。先の第1の実施形態と同様に、当接離間モータ31を起動してから1stの画像形成が行われるまでの時間差(約1350[msec])に対して、1st、2st、3st、4st間の画像形成が行われるまでの時間差(約400[msec])が小さくなっているため、当接離間モータ31の駆動周波数と離間時間の補正量の関係が異なる。図26(a)は、当接離間モータ31の駆動周波数と離間時間の補正量の関係を示したものであり、同じ駆動周波数で補正した場合、1stに対して、2st、3st、4stの補正量が少なくなっている。先の図24と図26(a)によって、図26(b)の当接離間モータ31の駆動周波数の決定方法を説明する。1stの離間時間の補正量は0[msec]であるので、1stの駆動周波数は1200[pps]となる。
2st、3st、4stの駆動周波数を求めるには、2st、3st、4stの駆動周波数を求める先の式(2)のxに夫々の画像形成ステーションの補正量を代入することで、求めることができる。2stの離間時間の補正量は0[msec]であるので、2stの駆動周波数は1200[pps]となる。3stの離間時間の補正量は−30[msec]であるので、3stの駆動周波数は1110[pps]となる。4stの離間時間の補正量は−50[msec]であるので、4stの駆動周波数は1050[pps]となる。
このように、当接離間モータ31の仕様上の上限速度で離間時間の検知を行った際は、各ステーションの離間時間を比較し、当接離間モータ31の駆動タイミングを変更して減速制御することによって、離間保証時間を駆動速度内での適切な時間に制御することができる。これにより、当接離間モータ31を高速仕様に変更することなく、離間時間の最適化を行うことができ、無駄な離間時間を少なくすることができるので、コストやスペックを上げることなく現像ローラ3及び感光ドラム1の寿命の低下を軽減できる。
なお、本実施形態では当接時間の検知における当接離間モータ31の駆動速度が限界速度であるとして説明を行ったが、例えば当接離間モータ31を最大1300[pps]までの駆動できるとすると、図27のような補正方法を行うことができる。図19の補正方法との違いは、当接離間モータ31が加速制御できるため、2stの当接時間を目標値に近づけることができている。このように、当接時間及び離間時間の補正は、各カートリッジの当接時間と、当接離間モータ31とを鑑みて最適な制御を行うことが可能となっている。また、これまでは当接時間と離間時間を夫々検知して補正する方法について説明したが、当接時間及び離間時間の両方を補正する場合は、当接時間及び離間時間を一連の検知シーケンスとすることも可能である。
P プロセスカートリッジ
1 感光ドラム
3 現像ローラ
8 中間転写ベルト
27 色ずれ検知センサ
31 当接離間モータ

Claims (22)

  1. 第1の像担持体と、
    第2の像担持体と、
    潜像が形成された前記第1の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第1の現像手段と、
    潜像が形成された前記第2の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第2の現像手段とを有し、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段とを当接及び離間する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段とを当接及び離間することが可能な画像形成装置であって、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が離間している状態から切り替えを開始し、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が当接している状態になるまでの第1の当接検知時間と、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が離間している状態から切り替えを開始し、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が当接している状態になるまでの第2の当接検知時間を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された第1の当接検知時間に応じて、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整する制御手段と、を備え、
    前記検知手段は、転写体の上に形成されたトナーパターンを検知することで、前記第1の当接検知時間及び前記第2の当接検知時間を検知し、
    前記制御手段は、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整した後、前記第1の当接検知時間と前記検知手段により検知された前記第2の当接検知時間とに応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接タイミング及び接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の像担持体と前記第1の現像手段を当接及び離間させる、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接及び離間させるための駆動手段を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された当接検知時間に応じて前記駆動手段の速度を加減速することによって当接タイミング及び接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動手段は、ひとつの駆動源であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記検知手段により前記第1の当接検知時間と前記第2の当接検知時間を検知するために、前記駆動手段を上限速度で駆動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記駆動手段の上限速度を超えない速度で、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び接速度調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接タイミング及び接速度調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整することを特徴する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が所定のタイミングより早く当接しないように、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 第1の像担持体と、
    第2の像担持体と、
    潜像が形成された前記第1の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第1の現像手段と、
    潜像が形成された前記第2の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第2の現像手段と、を有し、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段とを当接及び離間する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段とを当接及び離間することが可能な画像形成装置であって、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が離間している状態から切り替えを開始し、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が当接している状態になるまでの第1の当接検知時間と、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が離間している状態から切り替えを開始し、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が当接している状態になるまでの第2の当接検知時間を検知する検知手段と、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段を当接及び離間させる、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接及び離間させるための駆動手段と、
    前記検知手段により検知された第1の当接検知時間に応じて、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記第1の当接検知時間と前記第2の当接検知時間を検知するために、前記駆動手段を上限速度で駆動させ、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整した後、前記第1の当接検知時間と前記検知手段により検知された前記第2の当接検知時間とに応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記駆動手段の上限速度を超えない速度で、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び当接速度の調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方の調整を行う、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接タイミング及び当接速度の調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方の調整を行うことを特徴する請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が所定のタイミングより早く当接しないように、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び当接速度の調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方の調整を行うことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 第1の像担持体と、
    第2の像担持体と、
    潜像が形成された前記第1の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第1の現像手段と、
    潜像が形成された前記第2の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第2の現像手段と、を有し、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段とを当接及び離間する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段とを当接及び離間することが可能な画像形成装置であって、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が離間している状態から切り替えを開始し、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が当接している状態になるまでの第1の当接検知時間と、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が離間している状態から切り替えを開始し、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が当接している状態になるまでの第2の当接検知時間を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された第1の当接検知時間に応じて、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整した後、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接を調整した結果と前記検知手段により検知された前記第2の当接検知時間とに応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の当接を調整した結果に基づき、前記第2の当接検知時間を補正した補正時間に応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接タイミング及び当接速度を調整、又は当接タイミング及び当接速度のいずれか一方を調整することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 第1の像担持体と、
    第2の像担持体と、
    潜像が形成された前記第1の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第1の現像手段と、
    潜像が形成された前記第2の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第2の現像手段とを有し、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段とを当接及び離間する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段とを当接及び離間することが可能な画像形成装置であって、
    記第1の像担持体と前記第1の現像手段が当接している状態から切り替えを開始し、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が離間している状態になるまでの第1の離間検知時間と、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が当接している状態から切り替えを開始し、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が離間している状態になるまでの第2の離間検知時間を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された第1の離間検知時間に応じて、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び離間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整する制御手段と、を備え、
    前記検知手段は、転写体の上に形成されたトナーパターンを検知することで、前記第1の離間検知時間と前記第2の離間検知時間を検知し、
    前記制御手段は、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整した後、前記第1の離間検知時間と前記検知手段により検知された前記第2の離間検知時間とに応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の離間タイミング及び間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記第1の像担持体と前記第1の現像手段を当接及び離間させる、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接及び離間させるための駆動手段を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された離間検知時間に応じて前記駆動手段の速度を加減速することによって離間タイミング及び間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記駆動手段は、ひとつの駆動源であることを特徴とする請求項12又は13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記制御手段は、前記検知手段により前記第1の離間検知時間と前記第2の離間検知時間を検知するために、前記駆動手段を上限速度で駆動させることを特徴とする請求項12乃至1のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記制御手段は、前記駆動手段の上限速度を超えない速度で、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び間速度調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の離間タイミング及び間速度調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴する請求項1に記載の画像形成装置。
  17. 前記制御手段は、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が所定のタイミングより早く離間しないように、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  18. 第1の像担持体と、
    第2の像担持体と、
    潜像が形成された前記第1の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第1の現像手段と、
    潜像が形成された前記第2の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第2の現像手段とを有し、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段とを当接及び離間する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段とを当接及び離間することが可能な画像形成装置であって、
    記第1の像担持体と前記第1の現像手段が当接している状態から切り替えを開始し、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が離間している状態になるまでの第1の離間検知時間と、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が当接している状態から切り替えを開始し、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が離間している状態になるまでの第2の離間検知時間を検知する検知手段と、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段を当接及び離間させる、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の当接及び離間させるための駆動手段と、
    前記検知手段により検知された第1の離間検知時間に応じて、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び離間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記第1の離間検知時間と前記第2の離間検知時間を検知するために、前記駆動手段を上限速度で駆動させ、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整した後、前記第1の離間検知時間と前記検知手段により検知された前記第2の離間検知時間とに応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の離間タイミング及び間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴とする画像形成装置。
  19. 前記制御手段は、前記駆動手段の上限速度を超えない速度で、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び間速度調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の離間タイミング及び間速度調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴する請求項1に記載の画像形成装置。
  20. 前記制御手段は、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が所定のタイミングより早く離間しないように、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  21. 第1の像担持体と、
    第2の像担持体と、
    潜像が形成された前記第1の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第1の現像手段と、
    潜像が形成された前記第2の像担持体に当接し、前記潜像を現像する第2の現像手段と、を有し、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段とを当接及び離間する、及び前記第2の像担持体と前記第2の現像手段とを当接及び離間することが可能な画像形成装置であって、
    前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が当接している状態から切り替えを開始し、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段が離間している状態になるまでの第1の離間検知時間と、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が当接している状態から切り替えを開始し、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段が離間している状態になるまでの第2の離間検知時間を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された第1の離間検知時間に応じて、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び離間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間タイミング及び離間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整した後、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間を調整した結果と前記検知手段により検知された前記第2の離間検知時間とに応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の離間タイミング及び離間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴とする画像形成装置。
  22. 前記制御手段は、前記第1の像担持体と前記第1の現像手段の離間を調整した結果に基づき、前記第2の離間検知時間を補正した補正時間に応じて、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の離間タイミング及び離間速度を調整、又は離間タイミング及び離間速度のいずれか一方を調整することを特徴とする請求項21に記載の画像形成装置。
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