JP5494707B2 - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置およびその制御方法に関し、特に、トナー像を記録媒体に定着させる定着器を含む画像形成装置およびその制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、従来から、装置内で発生するオゾンやトナー粉塵などの装置外への流出を回避するための技術が、種々検討されている。
また、近年では、このような画像形成装置において、オゾンやトナー粉塵だけでなく、粒径100nm以下の超微粒子(以下、適宜「UFP」(Ultra Fine Particle)ともいう)が発生していることが発見されている。そして、このようなUFPの装置外への流出を抑制する技術が、たとえば特許文献1(特開2010−002803号公報)において提案されている。当該文献では、画像形成装置において、静電的な作用によって粉塵を回収する手段およびサイクロンによって粉塵を吸引する手段を採用することが、提案されている。
特開2010−002803号公報
しかしながら、上記したような従来の技術では、上記したような回収手段や吸引手段を設けることによって、装置構成が複雑になり、また、大型化してしまうという問題があった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、装置構成の複雑化および大型化を回避しつつ、粉塵の装置外への放出を抑制することができる画像形成装置およびその制御方法を提供することである。
本発明に従った画像形成装置は、筺体に外郭を覆われ、記録媒体に画像を形成するための画像形成部を備えた画像形成装置であって、画像形成部は、記録媒体に形成した画像を定着させるための定着器を含み、筺体は、開口を有し、定着器は、加熱定着部材を有し、画像形成装置は、開口の開口率を制御するための開閉制御手段と、加熱定着部材表面または当該加熱定着部材近傍の温度を検出するための第1の検出手段とをさらに備え、開閉制御手段は、画像形成部による画像形成動作中に、開口を介して筺体外へ気流に交じった物質を放出しないように、第1の検出手段が検出する温度に基づいて開口の開口率を制御する。
好ましくは、開閉制御手段は、第1の検出手段の検出温度が第1の設定値を上回った場合に、第1の設定値以下の場合よりも開口の開口率を減少させ、第1の検出手段の検出温度が第1の設定値を上回ることにより開口の開口率を減少させた後、第1の検出手段の検出温度が第1の設定値以下の値である第2の設定値以下となったときには、開口の開口率の減少を解消する。
好ましくは、開閉制御手段は、第1の検出手段の検出温度が第1の設定値を上回った場合であっても、特定の条件が成立した場合には、開口の開口率を減少させない。
好ましくは、開口近傍の温度を検出するための第2の検出手段をさらに備え、特定の条件は、第2の検出手段の検出温度が特定の温度を超えることである。
好ましくは、特定の条件は、画像形成部が画像を形成した記録媒体の数に基づいて設定される。
好ましくは、特定の条件は、開閉制御手段が開口の開口率の減少を継続した時間に基づいて設定される。
好ましくは、開閉制御手段は、開口を閉鎖することにより、開口の開口率を減少させる。
好ましくは、開口の開口率を変化させるための部材をさらに備え、開閉制御手段は、部材を変位させることによって、開口の開口率を制御し、部材は、金属を含む。
本発明に従った画像形成装置の制御方法は、筺体に外郭を覆われ、記録媒体に画像を形成するための画像形成部を備えた画像形成装置の制御方法であって、画像形成部は、記録媒体に形成した画像を定着させるための定着器を含み、筺体は、開口を有し、定着器は、加熱定着部材を有し、制御方法は、画像形成部による画像形成動作中に、加熱定着部材表面または当該加熱定着部材近傍の温度を検出するステップと、加熱定着部材表面または当該加熱定着部材近傍の温度に基づいて、開口を介して筺体外へ気流に交じった物質を放出しないように開口の開口率を制御するステップとを備える。
本発明によれば、画像形成装置において、装置構成の複雑化および大型化を回避しつつ、装置外への粉塵の放出を抑制することができる。
本発明の画像形成装置の一実施の形態であるモノクロプリンターの内部構造を模式的に示す図である。 図1のプリンターのハードウェア構成を示す図である。 ルーバーの開閉状態の一例を模式的に示す図である。 図3に示された状態から、排風口の開口率が低下された状態の一例を模式的に示す図である。 図1のプリンターにおける画像形成動作中に実行される処理のフローチャートである。 図1のプリンターにおけるルーバーの開閉制御の効果を説明するための図である。 図1のプリンターの変形例において設けられるファンによる筺体の冷却態様を説明するための図である。 図1のプリンターの変形例のハードウェア構成を示す図である。 図1のプリンターの変形例におけるルーバーの開閉制御のフローチャートである。 図1のプリンターの変形例におけるルーバーの開閉制御のフローチャートである。 図1のプリンターの変形例におけるルーバーの開閉制御のフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<画像形成装置の概略構成>
図1は、本発明の画像形成装置の一実施の形態であるモノクロプリンター(以下、単に「プリンター」という)の内部構造を模式的に示す図である。
プリンター10は、その外郭を筺体10Aに覆われている。筺体10Aの内部には、帯電装置11と、現像装置12と、転写装置13と、感光体14と、定着装置30とが備えられる。図1において、矢印A2は、プリンター10において画像を形成される用紙(記録媒体の一例)の搬送経路を示している。
プリンター10では、感光体14の表面において、帯電装置11が静電潜像を形成する。感光体14は、図示せぬ回転機構(後述する画像形成部110に含まれる)により、矢印A11方向に回転される。現像装置12は、静電潜像を形成された感光体14表面にトナーを供給することにより、感光体14表面にトナー像を形成する。用紙が感光体14と転写装置13の間を通過することにより、感光体14表面のトナー像が用紙上に転写される。これにより、用紙上に画像が形成される。定着装置30は、当該定着装置30に搬送されてきた用紙を加熱することにより、用紙上に形成された画像を定着させる。
定着装置30は、定着ローラー31と、定着ローラー31近傍に配置され定着ローラー31近傍の温度を検出するための温度センサー32とを含む。定着ローラー31は、図示せぬヒーター(後述する画像形成部110に含まれる)によって、加熱される。
筺体10Aには、排風口20が形成されている。排風口20近傍(図1において波線の楕円Rで示された部分)には、フィルターとルーバー(後述するフィルター22とルーバー21)が設けられている。筺体10A内部では、図示しないファン(後述するファン160)から送風されることにより、筺体10A内の空気が、当該フィルターとルーバーを介して、筺体10A外へ排出される。矢印A1は、排出される空気の流れを示している。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図2は、図1のプリンター10のハードウェア構成を示す図である。
図2を参照して、プリンター10は、装置全体の制御を行なうCPU(Central Processing Unit)101と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)103と、プログラムや定数などを記憶するROM(Read Only Memory)105と、画像データなどを記憶するための記憶部107と、ユーザーからの操作を受付ける操作パネル130と、用紙に対して画像データのプリントを行なう画像形成部110と、プリンター10内で用紙を矢印A2に従って搬送するためのモーター等を含む搬送部120と、プリンター10内での構成要素同士の通信およびプリンター10に対して外部に存在する機器との通信を制御する通信部140とを備えている。
操作パネル130は、ユーザーに対してプリンター10の状態やコマンドの選択肢を表示するための表示画面131と、数値等を入力するための入力キー132とを備えている。表示画面131と入力キー132は、液晶ディスプレイとその上に載置されるタッチパネルとで構成することも可能である。
また、プリンター10は、上記した温度センサー32と、温度センサー29と、ルーバー用モーター150と、ファン160とを備える。温度センサー29は、図3等を参照して後述するように、排風口20近傍に設けられたルーバーの温度を検出する。ルーバー用モーター150は、当該ルーバーの開口率を変更するためのモーターである。ファン160は、上記したように、筺体10A内の空気を外部へ排出するためのファンである。
CPU101は、プリンター10における画像形成動作中に、温度センサー32等の検出温度に基づいて、ルーバー用モーター150の駆動を制御する。これにより、上記ルーバーの開口率が、温度センサー32等の検出温度に基づいて制御される。プリンター10では、ルーバーの開口率が制御されることにより、排風口20の開口率が制御される。
なお、本実施の形態において、画像形成動作中とは、プリンター10に電源が投入され、プリンター10が画像形成のために動作している状態をいう。つまり、画像形成動作中とは、プリンター10において筺体10内に搬送されてきた用紙に画像を形成している期間だけでなく、プリンター10のスリープ状態からの復帰時や電源投入直後におけるウォームアップ期間、画像形成動作が終了してスリープ状態へと移行するまでの期間なども含む。
<ルーバーの開閉>
上記したように、プリンター10では、排風口20近傍に設けられたルーバーの開閉が、定着ローラー31の近傍温度等に基づいて制御される。ここで、ルーバーの動作について説明する。
図3は、排風口20(ルーバー)の開閉状態の一例を模式的に示す図である。図4は、図3に示された状態から、排風口20(ルーバー)の開口率が低下された状態の一例を模式的に示す図である。なお、図3および図4は、図1の楕円Rおよびその近傍の部分の拡大図に相当する。
まず図3を参照して、排風口20には、1枚以上の羽根を含むルーバー21が設けられている。ルーバー21の羽根の一部には、温度センサー29が設置されている。図3において、矢印A3は、筺体10A(図1参照)の内部から外部へと送られる空気の流れを示している。当該流れのルーバー21より上流側には、フィルター22が設けられている。フィルター22は、定着装置30の雰囲気温度が比較的高温になるため、そこから流れてくる比較的高温の空気によって溶解等のダメージを受けない素材によって構成される。矢印A3で示された空気は、フィルター22を通過し、ルーバー21が設けられた領域を通過して、筺体10A外へと送られる。
図4では、図3に示された状態からルーバー21の各羽根が回転移動されることによって、排風口20をふさいでいる。これにより、矢印A4に示されるようにファン160によって空気が送られても、当該空気の筺体10A外への経路はルーバー21によって遮断(もしくは、阻害)される。
プリンター10では、画像形成動作中、ルーバー21は、基本的には、図3に示された状態とされる。そして、定着ローラー31が高温となると、図4に示されたように、ルーバー21が閉じられることによって、排風口20の開口率を低下させる。これにより、オゾン、トナー粉塵等のほか、高温時に筺体10A内で発生すると考えられるUFP等が、筺体10A外に排出されることを回避し、また、UFP同士の筺体10A内での凝縮や筺体10A内壁への付着を促進しようとしている。
なお、上記のように、定着ローラー31が高温になったことを条件として排風口20の開口率が低下された場合、筺体10A内の温度が上昇する事態が想定される。そこで、プリンター10では、排風口20の開口率が低い状態であってもより効率よく筺体10A内部の熱を外部に逃がすことができるように、ルーバー21は、鉄、銅、アルミニウム等の金属やその合金などの、熱伝導率の高い材料によって構成されることが好ましい。
<ルーバーの開閉制御>
図5は、プリンター10における画像形成動作中に、CPU101によって実行される、ルーバー21の開閉制御のフローチャートである。
図5を参照して、プリンター10において電源が投入されると、CPU101は、ステップS10で、ルーバー21を図3に示されたような状態とするようにルーバー用モーター150を駆動させて、ステップS20へ処理を進める。
ステップS20では、CPU101は、温度センサー32の検出温度に基づいて導出される定着ローラー31の表面温度(以下、単に「定着ローラー31の表面温度」という)170℃を超えたか否かを判断し、超えたと判断するとステップS30へ処理を進め、170℃以下であると判断するとステップS40へ処理を進める。なお、本実施の形態では、定着ローラー31の表面温度は、たとえば、温度センサー32により定着ローラ31近傍の温度を検出し、当該検出された温度と補正係数との積を算出することにより、導出される。なお、定着ローラー31の表面温度は、たとえば非接触で、定着ローラー31の表面の温度を検出することにより取得される場合もある。
ステップS40では、CPU101は、ルーバー21を図3に示されたような状態とするようにルーバー用モーター150を駆動させて、ステップS20へ処理を戻す。なお、ステップS40では、CPU101は、その時点でのルーバー21の状態をチェックする。そして、ルーバー21が既に図3に示されたような状態とされていれば、そのままステップS20へ処理を戻す。
一方、ステップS30では、CPU101は、ルーバー21を図4に示されたような状態とするようにルーバー用モーター150を駆動させて、ステップS20へ処理を戻す。なお、ステップS30では、CPU101は、その時点でのルーバー21の状態をチェックする。そして、ルーバー21が既に図4に示されたような状態とされていれば、そのままステップS20へ処理を戻す。
以上説明した本実施の形態では、定着ローラー31の表面温度が、170℃以下であれば、ルーバー21は図3に示された状態とされる。一方、当該表面温度が170℃を超えると、ルーバー21は図4に示された状態、つまり、当該表面温度が170℃以下の場合よりも排風口20の開口率を低くする状態にされる。
<制御結果の一例>
図6は、プリンター10におけるルーバー21の開閉制御の効果を説明するための図である。図6の(A)は、定着ローラー31の温度の時間変化を示している。図6の(B)は、筺体10A外でのUFP濃度の時間変化を示している。なお、いずれにおいても、横軸は、プリンター10に電源が投入されてからの経過時間を示している。
図6の(A)では、プリンター10において、電源投入後、ウォームアップ動作が実行される(図6の(A)中の「WU」)。この期間中、定着ローラー31が加熱されるため、定着ローラー31の表面温度も上昇する。
ウォームアップ動作開始時には、ルーバー21は図3に示される状態とされている。
そして、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えると、ルーバー21が図3に示された状態から閉じられて、図4に示される状態とされている。この間に、プリンター10は、待機状態へと移行している。そして、定着ローラー31の表面温度が170℃以下となると、ルーバー21は再び開かれて、図3に示された状態とされている。
プリンター10において画像形成動作が実行され(図6の(A)中の「プリント」)、その後、プリント動作が終了した後、図6の(A)では、再度定着ローラー31の表面温度が170℃を超えている。これに応じて、ルーバー21は閉じられている。
その後、定着ローラー31の表面温度が170℃以下になると、再度、ルーバー21は開かれる。
図6の(B)において、実線は、プリンター10において、図5のルーバー21の開閉制御が行われた場合のUFPの検出量を示している。一方、一点鎖線は、プリンター10において、定着ローラー31の表面温度に関わらずルーバー21が開状態(図3参照)にされた場合のUFPの検出量を示している。
図6の(B)において、一点鎖線で示されたUFPの検出濃度は、図6の(A)の温度変化とほぼ同様の態様で変化している。つまり、定着ローラー31の表面温度が上昇するに従って、UFPの検出濃度が高くなっている。特に、プリンター10のウォームアップ完了後(の待機時)や画像形成動作終了後には、一時的にオーバーシュート(急激上昇)が見られている。
一方、図6の(B)において実線で示されるように、本実施の形態におけるルーバー21の開閉制御が行われると、プリンター10のウォームアップ完了後(の待機時)や画像形成動作終了後に見られたオーバーシュートが解消されている。具体的には、UFP濃度は、ルーバー21が開かれているときには定着ローラー31の表面温度の挙動に従って上昇を見せたが、ルーバー21が閉じられると、その上昇が停止している。
以上の次第で、本実施の形態において定着ローラー31の表面温度に従ってルーバー21の開閉が制御されることにより、UFP濃度のオーバーシュートを回避することができた。
また、このようなルーバー21の開閉制御により、プリンター10では、トナーやオゾンの筺体10A内での濃度の上昇が予想されるときに筺体10A外への排出を抑えることにより、それらを筺体10Aの底面や内壁にさせることができる。これにより、結果として筺体10A外へのこれらの排出量を低減させることができる。
<変形例(1)>
図5を参照して説明したルーバー21の開閉制御では、定着ローラー31の表面温度が、170℃を超えるとルーバー21が閉じられ、170℃以下になるとルーバー21が開かれる。この場合、170℃近傍で定着ローラー31の表面温度が小刻みに変動した場合、ルーバー21の開閉状態が頻繁に切り替えられる事態が想定される。
このような事態を回避するために、ルーバー21の開閉制御において、定着ローラー31の表面温度が、第1の温度を超えるとルーバー21が閉じられ、第1の温度よりも低い第2の温度以下になるとルーバー21が開かれるように、ルーバー21の開閉状態が切り替えられてもよい。
また、このように第1の温度と第2の温度を採用したルーバー21の開閉制御は、温度センサー32の検出温度の変化とUFPの筺体10A外での検出量の時間的なずれにも対応することができる。
なお、定着ローラー31の開状態から閉状態への切り替えと閉状態から開状態への切り替えが同じ温度で行なわれる場合、上記したような開閉状態の頻繁な切り替えを回避するために、温度センサー32による温度検出に対して時間差を設けて定着ローラー31の開閉の切り替え動作が行なわれるようにしても良い。
<変形例(2)>
プリンター10では、定着ローラー31の温度が高くなると、排風口20が閉じられる。このような制御による筺体10A内の温度上昇を抑えるために、プリンター10では、別途ファンを設けられてもよい。
図7は、別途設けられるファンによる筺体10Aの冷却態様を説明するための図である。図8は、本変形例におけるプリンター10のハードウェア構成を示す図である。
図7を参照して、本変形例では、別途設けられた外部ファン23が、排風口20に設けられたルーバー21を筺体10Aの外側から冷却している。ルーバー21が、上記したように熱伝導率の高い素材によって構成された場合、本変形例のプリンター10の筺体10A内部は、ルーバー21が閉じられた状態であっても、外部ファン23によって効率よく冷却される。
また、このような冷却により、筺体10A内において、UFP同士の凝縮や、UFPの筺体10Aの内壁への付着を促進することができる。
図8を参照して、外部ファン23は、CPU101によって、その動作を制御される。CPU101は、たとえば、プリンター10が画像形成動作中であって、図5のステップS30においてルーバー21を閉じている期間中に、外部ファン23を回転させる。
<変形例(3)>
本変形例では、ルーバー21の開閉制御において、特定の条件が成立した場合に、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。なお、本変形例における特定の条件とは、排風口20近傍の温度(以下、筺体10Aにおける開口近傍温度ともいう)が特定の温度を超えることである。
つまり、本変形例では、排風口20近傍の温度(以下、筺体10Aにおける開口近傍温度ともいう)が特定の温度を超えている場合には、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。
図9は、本変形例におけるルーバー21の開閉制御のフローチャートである。
図9を参照して、本変形例の開閉処理では、CPU101は、ステップS20において定着ローラー31の表面温度が170℃を超えたと判断すると、ステップS21へ処理を進める。
ステップS21では、CPU101は、開口近傍温度が80℃を超えたか否かを判断する。具体的には、ステップS21において、CPU101は、温度センサー29(図3参照)の検出温度が80℃を超えたか否かを判断する。そして、CPU101は、温度センサー29の検出温度が80℃を超えたと判断するとステップS40へ処理を進め、80℃以下であると判断するとステップS30へ処理を進める。
そして、CPU10は、ステップS30ではルーバー21を閉じ、ステップS40ではルーバー21を開く。
これにより、本変形例では、温度センサー29の検出温度が80℃を超えた場合には、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。
<変形例(4)>
本変形例では、ルーバー21の開閉制御において、特定の条件が成立した場合に、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。なお、本変形例における特定の条件とは、プリンター10において連続して画像形成(印刷)される記録媒体(用紙)の数が特定の数を上回ることである。
つまり、本変形例では、プリンター10において連続して画像形成(印刷)される記録媒体(用紙)の数が特定の数を上回った場合には、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。
図10は、本変形例におけるルーバー21の開閉制御のフローチャートである。
図10を参照して、本変形例の開閉処理では、CPU101は、ステップS20において定着ローラー31の表面温度が170℃を超えたと判断すると、ステップS22へ処理を進める。
ステップS22では、CPU101は、プリンター10において連続して印刷される用紙の数が200枚を超えたか否かを判断する。CPU101は、たとえば、画像形成部110から、当該画像形成部110においてカウントされる連続して印刷された用紙の枚数を取得することにより、ステップS22における判断を実現する。そして、CPU101は、連続印刷枚数が200枚を超えたと判断するとステップS40へ処理を進め、200枚以下であると判断するとステップS30へ処理を進める。
そして、CPU10は、ステップS30ではルーバー21を閉じ、ステップS40ではルーバー21を開く。
これにより、本変形例では、連続印刷枚数が200枚を超えた場合には、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。なお、「連続」とは、たとえば、プリンター10において前の用紙への印刷動作から一定の時間が経過する前に次の用紙への印刷動作が開始されることをいう。
<変形例(5)>
本変形例では、ルーバー21の開閉制御において、特定の条件が成立した場合に、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。なお、本変形例における特定の条件とは、上記表面温度が170℃を超えたことによってルーバー21が閉じられた状態が所定の時間以上継続したことである。
つまり、本変形例では、プリンター10において、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えたことによってルーバー21が閉じられた場合、そのような状態が所定の時間以上継続したときには、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。
図11は、本変形例におけるルーバー21の開閉制御のフローチャートである。
図11を参照して、本変形例の開閉処理では、CPU101は、ステップS20において定着ローラー31の表面温度が170℃を超えたと判断すると、ステップS23へ処理を進める。
ステップS23では、CPU101は、プリンター10において、ルーバー21がステップS30で閉じられた状態が継続している時間(以下、「継続時間」)が3分を超えたか否かを判断する。そして、CPU101は、継続時間が3分を超えたと判断するとステップS40へ処理を進め、3分以下であると判断するとステップS30へ処理を進める。
そして、CPU10は、ステップS30ではルーバー21を閉じ、ステップS40ではルーバー21を開く。
これにより、本変形例では、上記の「継続時間」が3分を超えた場合には、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えていても、ルーバー21が開かれる。
<その他の変形例等>
以上説明した本実施の形態およびその変形例によれば、定着ローラー31の表面温度に基づいて、ルーバー21の開閉が制御される。これにより、プリンター10において、当該装置の構成の複雑化および大型化を必要とすることなく、UFP、オゾン、トナーなどの粉塵が筺体10A内の気流に乗って筺体10A外へ放出されることを抑制することができる。
なお、本実施の形態およびその変形例において、図4に示された、ルーバー21の閉状態は、少なくとも図3に示された開状態よりも、排風口20の開口率が低い状態であればよい。ここで、開口率とは、排風口20が空気を通す度合いであり、開口率が高いほど、空気は排風口20を通りやすい。
プリンター10では、定着ローラー31の表面温度が170℃を超えると、ルーバー21は、排風口20の開口率が比較的低くなるように、変位される。この場合、筺体10Aの内部から外部に空気等が流出することをより確実に回避するために、開口率がゼロになるように、つまり、排風口20を閉鎖する回転位置までルーバー21が変位されることが好ましい。
また、以上説明した本実施の形態およびその変形例において、ステップS30の処理によってルーバー21が閉じられている期間は、ファン160の運転も停止されることが好ましい。
以上説明した本実施の形態およびその変形例では、画像形成装置の一例としてモノクロプリンターが例示されたが、画像形成装置は、定着器を備えているものであれば、他のタイプの装置であってもよい。
例えば、画像形成装置は、感光体14の回転軸の周囲に互いに色の異なる4つの現像装置が配置され、これらを順次静電潜像担持体に対向させてフルカラー画像を作成する、4サイクル方式の画像形成装置であってもよい。
また、画像形成装置は、ファクシミリ機能やスキャン機能をさらに備える、複合機であってもよい。
今回開示された実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
また、実施の形態およびその変形例として示された技術は、単独でも、可能な限り組み合わされても、実施されることが意図される。
10 プリンター、10A 筺体、11 帯電装置、12 現像装置、13 転写装置、14 感光体、20 排風口、21 ルーバー、22 フィルター、23 外部ファン、29,32 温度センサー、30 定着装置、31 定着ローラー、101 CPU、110 画像形成部、150 ルーバー用モーター。

Claims (9)

  1. 筺体に外郭を覆われ、記録媒体に画像を形成するための画像形成部を備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成部は、記録媒体に形成した画像を定着させるための定着器を含み、
    前記筺体は、開口を有し、
    前記定着器は、加熱定着部材を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記開口の開口率を制御するための開閉制御手段と、
    前記加熱定着部材表面または当該加熱定着部材近傍の温度を検出するための第1の検出手段とをさらに備え、
    前記開閉制御手段は、前記画像形成部による画像形成動作中に、前記開口を介して前記筺体外へ気流に交じった物質を放出しないように、前記第1の検出手段が検出する温度に基づいて前記開口の開口率を制御する、画像形成装置。
  2. 前記開閉制御手段は、
    前記第1の検出手段の検出温度が第1の設定値を上回った場合に、前記第1の設定値以下の場合よりも前記開口の開口率を減少させ、
    前記第1の検出手段の検出温度が前記第1の設定値を上回ることにより前記開口の開口率を減少させた後、前記第1の検出手段の検出温度が前記第1の設定値以下の値である第2の設定値以下となったときには、前記開口の開口率の減少を解消する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記開閉制御手段は、前記第1の検出手段の検出温度が前記第1の設定値を上回った場合であっても、特定の条件が成立した場合には、前記開口の開口率を減少させない、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記開口近傍の温度を検出するための第2の検出手段をさらに備え、
    前記特定の条件は、前記第2の検出手段の検出温度が特定の温度を超えることである、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記特定の条件は、前記画像形成部が画像を形成した記録媒体の数に基づいて設定される、請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記特定の条件は、前記開閉制御手段が前記開口の開口率の減少を継続した時間に基づいて設定される、請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記開閉制御手段は、前記開口を閉鎖することにより、前記開口の開口率を減少させる、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記開口の開口率を変化させるための部材をさらに備え、
    前記開閉制御手段は、前記部材を変位させることによって、前記開口の開口率を制御し、
    前記部材は、金属を含む、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 筺体に外郭を覆われ、記録媒体に画像を形成するための画像形成部を備えた画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成部は、記録媒体に形成した画像を定着させるための定着器を含み、
    前記筺体は、開口を有し、
    前記定着器は、加熱定着部材を有し、
    前記制御方法は、
    前記画像形成部による画像形成動作中に、前記加熱定着部材表面または当該加熱定着部材近傍の温度を検出するステップと、
    前記加熱定着部材表面または当該加熱定着部材近傍の温度に基づいて、前記開口を介して前記筺体外へ気流に交じった物質を放出しないように前記開口の開口率を制御するステップとを備える、画像形成装置の制御方法。
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