JP5820674B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、用紙にトナー像を定着させる定着装置と、この定着装置によってトナー像が定着された用紙を排紙トレイに排出する排紙ユニットと、を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置には、トナー像を加熱及び加圧して用紙に定着させる定着装置と、この定着装置によってトナー像が定着された用紙を排紙トレイに排出する排紙ユニットと、が設けられている。
特に、近年では、排紙トレイを複数備えた画像形成装置が広く用いられている。例えば、定着装置よりも上方に配置され、第1の排紙トレイへと用紙を排出する第1の排紙ユニットと、定着装置と第1の排紙ユニットの間に設けられる第1の搬送路と、第1の排紙ユニットよりも上方に配置され、第2の排紙トレイへと用紙を排出する第2の排紙ユニットと、定着装置と第2の排紙ユニットの間に設けられる第2の搬送路と、定着装置と第1の搬送路と第2の搬送路の間に設けられ、第1の搬送路と第2の搬送路に用紙の搬送先を切り替える切り替えガイドと、を備えた画像形成装置が周知である。このような画像形成装置においては、例えば、第1の排紙トレイに用紙を排出する場合には、切り替えガイドによって第1の搬送路を開放するとともに第2の搬送路を閉鎖し、第2の排紙トレイに用紙を排出する場合や両面印刷を行う場合には、切り替えガイドによって第1の搬送路を閉鎖するとともに第2の搬送路を開放するように構成されている。
このような構成の画像形成装置においては、定着装置によって用紙にトナー像を定着させる際に、用紙に含まれていた水分が水蒸気となって放出される。この水蒸気が定着装置よりも上方に配置される部材の表面に付着すると、水蒸気が水滴となって溜まることで結露が発生し、両面印刷時の転写不良等の不具合を引き起こす虞がある。
このような不具合を解消するために、定着装置で発生した水蒸気を逃がすための穴を排紙ユニットの周辺に設ける構成が知られている。しかしながら、MFP(複合機)のように排紙ユニットの上方が装置本体で塞がれる構造の場合、たとえ排紙ユニットに穴を設けても、水蒸気の流動性が悪く、定着装置で発生した水蒸気を外部に十分に排出することができない。そのため、用紙が水滴を吸収してしまう問題が依然として発生する。
そこで、従来は、排気用のダクトを装置内部に形成し、ファンを用いて強制的に排気を行うことで対策することが多かった。また、特許文献1には、定着装置のヒーターを制御することで、結露の対策を行う技術が開示されている。
特開2004−20591号公報
しかしながら、上記したファンを用いる構成では、ファンが追加されることにより通紙時の騒音が上昇してしまうため、低騒音化を目指すことが困難になる。また、ファンやダクトの設置スペースを確保しなければならず、省スペース化が困難になるとともに、製造コストの上昇を招く虞が有る。
また、前記のように第1の搬送路と第2の搬送路の開閉を切り替えガイドによって行う構成の場合、第1の搬送路の周辺に配置される部材は、定着装置に比較的近い位置にあるため比較的すぐに暖まるが、第2の搬送路の周辺に配置される部材は暖まりにくい。これは、第1の搬送路と第2の搬送路の間が切り替えガイドや搬送ガイドによって塞がれていることが多く、これらの部材によって定着装置で発生する熱の伝達が遮断されるためである。このような構成について、特許文献1のように定着装置のヒーターによって第2の搬送路の周辺の部材まで暖めようとすれば、長時間のヒーター制御が必要となり、現実的な対策とは言えない。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、ファンやダクトを形成せず、且つ、長時間のヒーター制御を行うことなく第2の搬送路の周辺に配置される部材で結露が発生するのを防止することで、低騒音化、省スペース化及び製造コストの削減を図ることを目的とする。
本発明の画像形成装置は、用紙にトナー像を定着させる定着装置と、該定着装置よりも上方に配置される第1の排紙ユニットと、前記定着装置と前記第1の排紙ユニットの間に設けられる第1の搬送路と、前記第1の排紙ユニットよりも上方に配置される第2の排紙ユニットと、前記定着装置と前記第2の排紙ユニットの間に設けられる第2の搬送路と、前記定着装置と前記第1の搬送路と前記第2の搬送路の間に設けられ、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路に用紙の搬送先を切り替える切り替えガイドと、を備え、該切り替えガイドは、画像形成動作の待機状態において前記第2の搬送路を開放するように制御されることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、画像形成動作の待機状態において、定着装置で発生する熱を第2の搬送路の周辺に効率良く伝達することができ、第2の搬送路の周辺に配置される部材を迅速に暖めることが可能となる。これに伴って、ファンやダクトを形成しなくても第2の搬送路の周辺に配置される部材で結露が発生するのを防止することが可能となり、低騒音化、省スペース化及び製造コストの削減を図ることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、前記切り替えガイドは、用紙の搬送先を前記第1の搬送路から前記第2の搬送路に切り替える際、前記第1の搬送路に搬送された用紙が前記第1の排紙ユニットを通過するまでは、前記第2の搬送路を閉鎖した状態を維持するように制御されても良い。
このように、用紙が第1の排紙ユニットを通過するまで第2の搬送路を閉鎖することで、第1の排紙ユニットを用紙が通過する際に発生する水蒸気の大半を切り替えガイドよりも下方に閉じ込めて、第2の搬送路の周辺に水蒸気が流入するのを抑制することが可能となる。これに伴って、第2の搬送路の周辺に配置される部材を一層迅速に暖めて、結露の防止効果を高めることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、前記定着装置は、誘導加熱方式の定着装置であっても良い。
このような誘導加熱方式の定着装置では、画像形成動作の待機状態において保温状態が必然的に維持されるため、ヒーター制御を行って定着装置の保温状態を維持する必要がない。そのため、長時間のヒーター制御を回避しつつ、結露の発生を抑制することができる。
本発明は、ファンやダクトを形成せず、且つ、長時間のヒーター制御を行うことなく第2の搬送路の周辺の部材で結露が発生するのを防止することで、低騒音化、省スペース化及び製造コストの削減を図ることを可能とする。
本発明の一実施形態に係る複合機の構成の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る複合機において、切り替えガイドが第1の姿勢を取っている状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機において、切り替えガイドが第2の姿勢を取っている状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機の構成を示すブロック図である。
まず、図1を用いて画像形成装置としての複合機1の全体の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る複合機の構成の概略を示す模式図である。
複合機1は、箱型形状の複合機本体2を備えており、複合機本体2の下部には用紙(図示せず)を収納した給紙カセット3が設けられ、複合機本体2の上部には第1の排紙トレイ4が設けられ、第1の排紙トレイ4の上方には第2の排紙トレイ5が設けられている。
複合機本体2の内部には、像担持体としての中間転写ベルト6が複数のローラー間に架設され、中間転写ベルト6の下方には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器7が配置され、中間転写ベルト6の下部に沿って4個の画像形成部8がトナーの色(例えば、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色)ごとに設けられている。
各画像形成部8には、感光体ドラム9が回転可能に設けられており、感光体ドラム9の周囲には、帯電器10と、現像器11と、一次転写部12と、クリーニング装置13と、除電器14とが、一次転写のプロセス順に配置されている。
現像器11の下部には一対の攪拌ローラー15が設けられ、攪拌ローラー15の斜め上方には磁気ローラー16が設けられ、磁気ローラー16の斜め上方には現像ローラー17が設けられている。現像器11の上方には、各画像形成部8と対応する4個のトナーコンテナ18が、トナーの色ごとに設けられている。
複合機本体2の一側(図面上右側)には、搬送経路19の一部を成す主経路20が設けられている。主経路20の上流端には給紙部21が設けられ、主経路20の中流部には中間転写ベルト6の一端(図面上右端)に二次転写部22が設けられ、主経路20の下流部には定着装置23が設けられている。定着装置23の詳細については後述する。
主経路20は、定着装置23よりも下流側の部分において上下に分岐している。下側の分岐路である第1の搬送路24の下流端部には第1の排紙ユニット25が第1の排紙トレイ4の上方一側(図面上、上方右側)に設けられ、上側の分岐路である第2の搬送路26の下流端部には第2の排紙ユニット27が第2の排紙トレイ5の上方一側(図面上、上方右側)に設けられている。つまり、第1の搬送路24は定着装置23と第1の排紙ユニット25の間に設けられ、第2の搬送路26は定着装置23と第2の排紙ユニット27の間に設けられている。第1の排紙ユニット25及び第2の排紙ユニット27の詳細については後述する。
第2の排紙ユニット27は、主経路20の二次転写部22よりも上流側の部分と、主経路20の一側(図面上右側)に設けられた両面印刷用の反転経路28を介して接続されている。本実施形態では、主経路20と、各搬送路24、26と、反転経路28とによって、搬送経路19が構成されている。反転経路28の上流端には、搬送ユニット29が設けられている。搬送ユニット29の詳細については後述する。
第1の搬送路24と第2の搬送路26の分岐点には、切り替えガイド39が設けられている。切り替えガイド39の詳細については後述する。
次に、このような構成を備えた複合機1の画像形成動作について説明する。複合機1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置23の温度設定等の初期設定が実行される。そして、複合機1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器10によって感光体ドラム9の表面が帯電された後、露光器7からのレーザー光(矢印P参照)により感光体ドラム9に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム9の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器11がトナーにより対応する色のトナー像に現像する。このトナー像は、一次転写部12において中間転写ベルト6の表面に一次転写される。以上の動作を各画像形成部8が順次繰り返すことによって、中間転写ベルト6上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、感光体ドラム9上に残留したトナー及び電荷は、クリーニング装置13及び除電器14によって除去される。
一方、給紙部21によって給紙カセット3又は手指しトレイ(図示せず)から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて二次転写部22へと搬送され、二次転写部22において、中間転写ベルト6上のフルカラーのトナー像が用紙に二次転写される。トナー像を二次転写された用紙は、主経路20を下流側へと搬送されて定着装置23に進入し、この定着装置23において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、第1の搬送路24又は第2の搬送路26のいずれかに進入する。第1の搬送路24に進入した用紙は、第1の排紙ユニット25によって第1の排紙トレイ4上に排出される。第2の搬送路26に進入した用紙は、第2の排紙ユニット27によって第2の排紙トレイ5上に排出されるか、又は、両面印刷のために反転経路28へと搬送される。
次に、主に図2、図3を用いて、定着装置23と、各排紙ユニット25、27と、搬送ユニット29と、切り替えガイド39と、について詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る複合機において、切り替えガイドが第1の姿勢を取っている状態を示す断面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る複合機において、切り替えガイドが第2の姿勢を取っている状態を示す断面図である。以下、説明の便宜上、図2及び図3における手前側を各部材の正面側(前側)として説明する。
定着装置23は加熱ローラー30と、加熱ローラー30の右方に設けられる加圧ローラー31と、加熱ローラー30の左方に設けられるIH定着ユニット32と、を備えている。つまり、定着装置23は、誘導加熱式(IH式)の定着装置である。
加熱ローラー30は、例えば、ローラー本体と、このローラー本体に周設されるベルト体と、により構成されている。ローラー本体は、例えば、アルミニウムや鉄等の金属から成る円筒状の芯材と、この芯材に周設されるシリコンゴム等から成る弾性層と、この弾性層を被覆するPFA等のフッ素樹脂からなる離型層と、を備えている。ベルト体は、例えば、Ni等の強磁性材料で形成される基材と、この基材に周設されるシリコンゴム等から成る弾性層と、この弾性層を被覆するPFA等のフッ素樹脂からなる離型層と、を備えている。
加圧ローラー31は、例えば、アルミニウムや鉄等の金属から成る円筒状の芯材と、この芯材に周設されるシリコンゴム等から成る弾性層と、この弾性層を被覆するPFA等のフッ素樹脂からなる離型層と、を備えている。加圧ローラー31は、付勢手段(図示せず)の付勢力によって加熱ローラー30に圧接しており、加熱ローラー30と加圧ローラー31の間には定着ニップ33が形成され、加圧ローラー31が加熱ローラー30の回転に従動して回転するように構成されている。そして、主経路20に沿って搬送されてきた用紙を、定着ニップ33において加熱及び加圧することで、用紙上にトナー像を定着させるように構成されている。加圧ローラー31の右側には、サーミスタによって構成される温度センサー50が設けられており、この温度センサー50によって加圧ローラー31の温度を検知できるようになっている。
IH定着ユニット32は、ケース部材34と、ケース部材34内に収納され、加熱ローラー30の外周に沿って円弧状に設けられる誘導加熱コイル35と、ケース部材34内に収納され、誘導加熱コイル35の外周に沿って設けられるアーチコア36と、を備えている。なお、IH定着ユニット32は、アーチコア36の中央に設けられるセンターコアや、アーチコア36の両側に設けられるサイドコア等を備えていても良い。アーチコア36等のコアは、例えば、フェライトによって構成される。
第1の排紙ユニット25は、定着装置23の斜め上方(本実施形態では左上方)に配置されている。第1の排紙ユニット25は、第1駆動ローラー37と、この第1駆動ローラー37の上方に配置される第1従動ローラー38と、を備えている。
第1駆動ローラー37は、駆動源(図示せず)と複数のギア(図示せず)を介して接続されており、駆動源からの駆動力によって回転するように構成されている。第1従動ローラー38は第1駆動ローラー37に圧接しており、第1駆動ローラー37の回転に従動して回転するように構成されている。そして、第1駆動ローラー37及び第1従動ローラー38を回転させることで、第1の搬送路24に搬送されてきた用紙を、第1の排紙トレイ4へと排出できるように構成されている。
第2の排紙ユニット27は、定着装置23のほぼ上方(正確には、定着装置23の上方よりもわずかに左に寄った位置)に設けられている。第2の排紙ユニット27は、第1の排紙ユニット25よりも上方に配置されており、第1の排紙ユニット25よりも定着装置23から離間している。第2の排紙ユニット27は、第2駆動ローラー40と、第2駆動ローラー40の上方に配置される第2従動ローラー41と、を備えている。
第2駆動ローラー40は、駆動源(図示せず)と複数のギア(図示せず)を介して接続されており、駆動源からの駆動力によって回転するように構成されている。第2従動ローラー41は、第2駆動ローラー40に圧接しており、第2駆動ローラー40の回転に従動して回転するように構成されている。そして、第2駆動ローラー40及び第2従動ローラー41を一方向に回転させることで、第2の搬送路26に搬送されてきた用紙を、第2の排紙トレイ5へと排出できるように構成されている。一方で、第2駆動ローラー40及び第2従動ローラー41を上記した一方向とは逆方向に回転させることで、第2の搬送路26に搬送されてきた用紙を、反転経路28へとスイッチバックできるように構成されている。
第2の排紙ユニット27の上部は排出ユニット42によって覆われている。排出ユニット42の右側部には、多数のスリット状の長穴(図示せず)が穿設され、各長穴の形成間隔ごとにリブ44が突設されている。各リブ44は、左右方向に長い形状を成しており、第2の搬送路26を搬送されてきた用紙や第2の搬送路26から反転経路28にスイッチバックされる用紙が、各長穴に詰まるのを防止している。
搬送ユニット29は、定着装置23の上方に配置されている。搬送ユニット29と定着装置23の間には、搬送ガイド52が設けられている。搬送ユニット29は、第3駆動ローラー45と、この第3駆動ローラー45の左斜め下方に配置される第3従動ローラー46と、を備えている。
第3駆動ローラー45は、搬送ユニット29の下方に設けられた駆動源(図示せず)とベルト機構(図示せず)を介して接続されており、駆動源からの駆動力によって回転するように構成されている。第3従動ローラー46は、第3駆動ローラー45に圧接しており、第3駆動ローラー45の回転に従動して回転するようになっている。そして、第3駆動ローラー45及び第3従動ローラー46を回転させることで、反転経路28の上流端へと搬送されてきた用紙を、反転経路28の下流側へと搬送できるようになっている。
なお、反転経路28には、搬送ユニット29の下方に、搬送ユニット47〜49(図1参照)が設けられている。搬送ユニット47〜49の構成は、搬送ユニット29と同様であるため、説明を省略する。
切り替えガイド39は、定着装置23と第1の搬送路24と第2の搬送路26の間に設けられている。切り替えガイド39は、支点部51を中心に揺動可能となるように複合機本体2内に支持されている。切り替えガイド39は、第1の搬送路24を開放して第2の搬送路26を閉鎖する第1の姿勢(図2参照)と第1の搬送路24を閉鎖して第2の搬送路26を開放する第2の姿勢(図3参照)とを選択することで、第1の搬送路24と第2の搬送路26に用紙の搬送先を切り替えられるように構成されている。
次に、主に図4を用いて、複合機1の制御システムについて説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る複合機の構成を示すブロック図である。
複合機1には、制御部(CPU)53が設けられている。制御部53は、ROM、RAM等の記憶装置で構成される記憶部54と接続されており、記憶部54に格納された制御プログラムや制御用データに基づいて、制御部53が複合機1の各部の制御を行うように構成されている。記憶部54には、例えば、複合機1がウォームアップ状態から画像形成動作の待機状態へと移行する時の加圧ローラー31の温度の基準値や、複合機1が画像形成状態から画像形成動作の待機状態へと移行する際の基準時間が記憶されている。
制御部53は、複合機本体2に設けられた操作表示部55と接続されている。操作表示部55には、例えば、スタートキー、ストップ/クリアキー、電源キー、テンキー、タッチパネル等の操作キーが設けられ、ユーザーが各操作キーを操作すると、その操作指示が制御部53に出力されるように構成されている。また、制御部53から出力される信号に基づいて、エラーメッセージ等の各種情報が操作表示部55に表示されるように構成されている。
制御部53は、温度センサー50と接続されており、温度センサー50が加圧ローラー31の温度を検知すると、温度センサー50からの温度検知信号が制御部53に出力されるように構成されている。制御部53は、受信部56と接続されている。受信部56は、コンピューター(図示せず)等から画像データを受信できるように構成されている。
制御部53は、コイル駆動部57を介して誘導加熱コイル35と接続されている。そして、制御部53からの駆動指令信号に基づいて、コイル駆動部57から誘導加熱コイル35に高周波電流が流されることで誘導加熱コイル35に高周波磁界が発生するとともに、この高周波磁界によって加熱ローラー30に渦電流が発生して、加熱ローラー30が加熱されるように構成されている。
制御部53は、例えばソレノイドによって構成されるガイド駆動部59を介して切り替えガイド39と接続されている。そして、制御部53からの駆動指令信号に基づいて、ガイド駆動部59が切り替えガイド39の姿勢を第1の姿勢から第2の姿勢へ切り替えたり第2の姿勢から第1の姿勢へ切り替えたりできるように構成されている。
制御部53は、駆動モーター60を介して加熱ローラー30と接続されており、制御部53からの駆動指令信号に基づいて、駆動モーター60が加熱ローラー30を回転させるように構成されている。
上記の如く構成されたものにおいて、切り替えガイド39の制御の一例を以下に説明する。
複合機1の電源がOFFになっているか又は複合機1がスリープ状態である場合には、制御部53からコイル駆動部57に駆動指令信号が送信されておらず、誘導加熱コイル35によって加熱ローラー30が加熱されていない。また、制御部53から駆動モーター60に対して駆動指令信号が出力されておらず、加熱ローラー30及び加圧ローラー31の回転は停止している。この時、切り替えガイド39は、第1の姿勢を取っていても良いし、第2の姿勢を取っていても良い。
この状態から、複合機1の電源が投入されるか又は複合機1がスリープ状態から復帰すると、制御部53は、駆動モーター60によって加熱ローラー30を回転させながら誘導加熱コイル35によって加熱ローラー30を所定温度まで加熱することで、ウォームアップ処理を行う。この時、切り替えガイド39は、第1の姿勢を取っていても良いし、第2の姿勢を取っていても良い。
ウォームアップ処理が完了すると、温度センサー50によって検知される加圧ローラー31の温度が、記憶部54に記憶された基準値以上となり、定着装置23が保温状態となる。これに伴って、複合機1が画像形成動作の待機状態(以下、単に「待機状態」という。)へと移行する。このように複合機1が待機状態へと移行すると、制御部53は、切り替えガイド39が第1の姿勢を取っている場合には、ガイド駆動部59に駆動指令信号を送信して切り替えガイド39を第2の姿勢に移行させ、切り替えガイド39が第2の姿勢を取っている場合には、この姿勢を維持させる(つまり、ガイド駆動部59に駆動指令信号を送信しない)。なお、複合機1が待機状態である限り、加熱ローラー30の回転と加熱が継続され、定着装置23は保温状態となっている。また、切り替えガイド39の姿勢も、第2の姿勢のまま維持される。
この待機状態において、外部のコンピューター等からの画像データを受信部56が受信すると、複合機1が待機状態から画像形成状態に移行し、制御部53の制御の下で画像形成動作が行われる。この画像形成状態においては、切り替えガイド39の姿勢が随時切り替えられる。つまり、第1の排紙ユニット25から第1の排紙トレイ4へと用紙を排出する場合には、図2に示されるように、切り替えガイド39が第1の姿勢を取ることで、第1の搬送路24が開放される。なお、用紙の搬送先を第1の搬送路24から第2の搬送路26に切り替える際、第1の搬送路24に搬送された用紙が第1の排紙ユニット25を通過するまでは、第2の搬送路26を閉鎖した状態を維持するように制御部53が制御を行う。
一方で、第2の排紙ユニット27から第2の排紙トレイ5へと用紙を排出する場合及び用紙に両面印刷を行う場合には、図3に示されるように、切り替えガイド39が第2の姿勢を取ることで、第2の搬送路26が開放される。なお、一般的には、第2の排紙トレイ5へと用紙を排出する場合や用紙に両面印刷を行う場合よりも、第1の排紙トレイ4へと用紙を排出する場合の方が多いため、切り替えガイド39は第2の姿勢よりも第1の姿勢を取っている時間の方が長くなる。
この画像形成状態において、受信部56が印刷データを受信してから所定の時間を経過しても次の印刷データを受信部56が受信しない場合には、複合機1が待機状態へと移行する。この待機状態において、更に所定の時間を経過しても次の印刷データを受信部56が受信しない場合には、複合機1がスリープ状態へと移行する。
本実施形態では前述のように、定着装置23として誘導加熱式の定着装置23を用いている。例えばハロゲンヒーター等を加熱源とする定着装置では、印刷データを受信してから定着装置の加熱が開始されるが、本実施形態で用いられている誘導加熱式の定着装置23では、待機状態においても定着装置23が保温状態になっており、放熱している。この熱によって、第1の搬送路24の周辺に配置される部材(例えば、定着装置23や第1の排紙ユニット25)は暖められるが、第2の搬送路26の周辺に配置される部材(例えば、第2の排紙ユニット27や搬送ユニット29)には熱が伝わりにくい。これは、搬送ガイド52や切り替えガイド39によって熱の伝達が遮断されてしまうからである。
そこで、本実施形態では、待機状態において定着装置23を保温状態とすると共に、切り替えガイド39が第2の姿勢を取るようになっている。このような構成を採用することで、待機状態において定着装置23で発生する熱を第2の搬送路26の周辺に効率良く伝達することができ、第2の搬送路26の周辺に配置される部材を迅速に暖めることが可能となる。これに伴って、ファンやダクトを形成しなくても第2の搬送路26の周辺に配置される部材で結露が発生するのを防止することが可能となり、低騒音化、省スペース化及び製造コストの削減を図ることが可能となる。
つまり、待機状態において、通常使用時における使用頻度の高い第1の姿勢ではなく、あえて使用頻度の低い第2の姿勢を切り替えガイド39に取らせるように制御を行うことで、第2の搬送路26の周辺に配置される部材で結露が発生するのを防止することが可能となっている。
また、本実施形態では、第1の排紙ユニット25を用紙が通過するまでは切り替えガイド39が第1の姿勢を取るように制御部53によって制御されており、第1の排紙ユニット25を用紙が通過する際に第2の搬送路26を閉鎖することが可能となる。これに伴って、第1の排紙ユニット25を用紙が通過する際に発生する水蒸気の大半を切り替えガイド39よりも下方に閉じ込めて、第2の搬送路26の周辺に水蒸気が流入するのを抑制することが可能となる。これに伴って、第2の搬送路26の周辺に配置される部材を一層迅速に暖めて、結露の防止効果を高めることが可能となる。以上のように、本実施形態では、切り替えガイド39を、用紙の搬送先の切り替えだけに使用するのではなく、熱や水蒸気の経路の操作にも利用している。
なお、第1の排紙ユニット25は、IH定着ユニット32の近傍に配置されており、非常に高温化するため、上記のように水蒸気の大半を切り替えガイド39よりも下方に閉じ込めても、結露は発生しにくい。
また、本実施形態における定着装置23は、IH定着ユニット32を備えた誘導加熱方式の定着装置23である。このような誘導加熱方式の定着装置23では、待機状態において保温状態が必然的に維持されるため、ヒーター制御を行って定着装置23の保温状態を維持する必要がない。そのため、長時間のヒーター制御を回避しつつ、結露の発生を防止することが可能となる。
本実施形態では、ウォームアップ状態から待機状態への移行を温度センサー50によって検知される加圧ローラー31の温度に基づいて行い、画像形成状態から待機状態への移行を受信部56が印刷データを受信してから次の受信までの時間に基づいて行う場合について説明したが、これは制御の一例に過ぎない。例えば、他の異なる実施形態では、ウォームアップ状態から待機状態への移行と画像形成状態から待機状態への移行の両方を、温度センサー50によって検知される加圧ローラー31の温度のみに基づいて行ったり、受信部56が印刷データを受信してから次の受信までの時間のみに基づいて行ったりしても良い。また、例えば、制御部53から「待機状態」を表す信号を出力できるのであれば、その信号を利用するなど、その他の制御方法を用いても良い。
本実施形態では、温度センサー50によって加圧ローラー31の温度を検知する場合について説明したが、他の異なる実施形態では温度センサー50によって加熱ローラー30の温度を検知する構成としても良い。
本実施形態では、サーミスタによって温度センサー50を構成する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、赤外線センサー等の他の異なるセンサーを用いても良い。
本実施形態では、加熱ローラー30を加熱する手段としてIH定着ユニット32を用いたが、他の異なる実施形態では、例えばハロゲンヒーター等の他の加熱手段を用いて加熱ローラー30等の被加熱部材を加熱しても良い。
本実施形態では、複合機1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、カラープリンター、モノクロプリンター、複写機、ファクシミリ等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
1 複合機(画像形成装置)
23 定着装置
24 第1の搬送路
25 第1の排紙ユニット
26 第2の搬送路
27 第2の排紙ユニット
39 切り替えガイド
50 温度センサー
56 受信部

Claims (3)

  1. 用紙にトナー像を定着させる定着装置と、
    該定着装置よりも上方に配置される第1の排紙ユニットと、
    該第1の排紙ユニットから用紙が排出される第1の排紙トレイと、
    前記定着装置と前記第1の排紙ユニットの間に設けられる第1の搬送路と、
    前記第1の排紙ユニットよりも上方に配置される第2の排紙ユニットと、
    該第2の排紙ユニットから用紙が排出される第2の排紙トレイと、
    前記定着装置と前記第2の排紙ユニットの間に設けられる第2の搬送路と、
    前記定着装置と前記第1の搬送路と前記第2の搬送路の間に設けられ、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路に用紙の搬送先を切り替える切り替えガイドと、
    前記第2の搬送路に沿って設けられる搬送ガイドと、を備え、
    前記切り替えガイドは、前記第1の搬送路を開放して前記第2の搬送路を閉鎖する第1の姿勢と、前記第1の搬送路を閉鎖して前記第2の搬送路を開放する第2の姿勢と、を選択可能に設けられ、
    前記搬送ガイドには、前記切り替えガイドと対向する面に段差が設けられ、前記切り替えガイドが前記第1の姿勢を取っている状態において、前記切り替えガイドの先端部が前記段差の直上に位置し、
    前記第1の排紙ユニットを用紙が通過している状態において、前記切り替えガイドが前記第1の姿勢を取るように制御され、
    画像形成動作の待機状態において、前記切り替えガイドが前記第2の姿勢を取るように制御され、
    前記待機状態において前記定着装置が保温状態であり、
    電源OFF時、スリープ時及びウォームアップ処理時には、前記切り替えガイドが前記第1の姿勢又は前記第2の姿勢を取り、前記ウォームアップ処理が完了して前記待機状態へと移行すると、前記切り替えガイドが前記第1の姿勢を取っている場合には前記切り替えガイドが前記第2の姿勢に移行し、前記切り替えガイドが前記第2の姿勢を取っている場合にはこの姿勢が維持されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記切り替えガイドは、用紙の搬送先を前記第1の搬送路から前記第2の搬送路に切り替える際、前記第1の搬送路に搬送された用紙が前記第1の排紙ユニットを通過するまでは、前記第2の搬送路を閉鎖した状態を維持するように制御されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着装置は、誘導加熱方式の定着装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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