JPH10143054A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH10143054A
JPH10143054A JP8303265A JP30326596A JPH10143054A JP H10143054 A JPH10143054 A JP H10143054A JP 8303265 A JP8303265 A JP 8303265A JP 30326596 A JP30326596 A JP 30326596A JP H10143054 A JPH10143054 A JP H10143054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
housing
fan
image forming
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8303265A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Harada
明 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8303265A priority Critical patent/JPH10143054A/ja
Publication of JPH10143054A publication Critical patent/JPH10143054A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置における確実な装置内冷却、騒
音防止と、省電力化の達成を図るものである。 【解決手段】 画像形成装置5は、複数の開口部31,
33と各開口を開閉する開閉手段(シャッター)32,
34を備えたハウジング30と、装置の稼働時、ハウジ
ング内部の空気を強制的に機外に放出し、装置待機時に
は作動しないファン40を有している。ハウジング30
の開閉手段32,34は装置の待機時、開口部31,0
33を開状態とし、装置の稼働時、開口部31,33を
閉塞する。ファン40はハウジング内の空気を装置下部
から放出するよう構成されている。画像形成装置5は待
機中にはハウジング30の開口部31,33から、自然
対流による機内冷却を行なうことで、強制的な冷却ファ
ンの作動を停止し低騒音化、および省電力化を図り、稼
働時はファン40による強制排気をするとともに、開口
部31,33をシャッター32,34で閉塞して騒音を
遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】複写機、プリンター等の画像
形成装置における装置内部の冷却に関する。
【0002】
【従来の技術】この種冷却装置として、装置内部に設け
た空気冷却手段の風の風路を記録動作時と待機時で切り
換える構成により、装置の大型化と騒音問題を解決した
装置が特開平5−188488号公報に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、開示されてい
る装置によると、送風手段(FAN)は待機時,非記録
時においても作動しているので、装置の低騒音化、およ
び省電力化ができなかった。そこで、この発明は画像形
成装置における確実な騒音防止と、省電力化の達成を図
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、複数の開口部と各開口を開閉する開閉手段を備えた
ハウジングと、装置の稼働時、ハウジング内部の空気を
強制的に機外に放出し、装置待機時には作動しないファ
ンを有し、ハウジングの開閉手段は装置の待機時、開口
部を開状態とし、装置の稼働時、開口部を閉塞するよう
構成されている。また、ファンはハウジング内の空気を
装置下部から放出するよう構成されている。この構成に
より、画像形成装置は待機中にはハウジングの開口部か
ら、自然対流による機内冷却を行なうことで、強制的な
冷却ファンの作動を停止し低騒音化、および省電力化を
図る。一方稼動中は自然対流用のハウジングの開口部を
閉じ、冷却ファンを駆動することで、機内冷却を強制的
に行ない、かつ、開閉手段の閉塞による遮音が実行さ
れ、低騒音化が図れる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1、図2は複写機、プリンター
等の画像形成装置の概略機構説明図である。画像形成装
置5はモータを含む画像形成部10、および形成された
画像を熱定着する定着部20をハウジング30内に配設
している。モータを含む画像形成部10には電子写真プ
ロセスに従って、感光体ドラム、帯電装置、現像装置、
転写装置、クリーニング装置等が画像形成プロセス順に
配設されている。定着部20は記録用紙上の未定着トナ
ーを定着するためのハロゲンヒータ等、熱定着手段が配
設されている。
【0006】また、定着部20に近接した位置に、ハウ
ジング30内の空気を排出する冷却ファン40が配置さ
れている。冷却ファン40の排気、吸気用開口は装置5
の下部に設け、使用者に直接排気風が当たらないように
構成している。ハウジング30の冷却ファン40の設置
壁以外の定着部20に対応する位置に開口部を複数個所
設ける。この図では、第1の開口部31、第2の開口部
33の2ヵ所を設けている。
【0007】第1の開口部31と第2の開口部33は空
気の通路となる。第1の開口部31が吸気開口部となっ
たときは第2の開口部33は排気開口部となる。各開口
部31,33にはシャッター32,34を配置する。シ
ャッター32,34は移動自在に設置されて各開口を開
閉する。
【0008】このように構成される画像形成装置5は、
待機中はシャッター32,34は開口部31,33を開
口した状態とし、画像形成時は開口部31,33はシャ
ッター32,34により閉塞された状態にある。
【0009】ここで、画像形成装置の稼働時と待機時に
よる装置内温度の調整を説明する、 (1) 待機時……開口部は開放 画像形成装置5の画像形成に携わる各部材は稼働せず、
発熱源となる定着部20も余熱状態となっている。この
状態においては装置内の温度の上昇はあまりないので、
ファンによる強制的な空気の対流は実行させない。そし
て、開口部31,33を開口することにより、内部の温
まった空気は開口部から外部に流出し、他の開口部から
外部の空気が流入して、自然対流が行われる。このと
き、装置内の作動音はないので、開口部からの音の放出
はない。
【0010】(2) 画像形成装置稼働時……開放部は
閉塞 画像形成装置5は画像形成時、モータが作動し定着用の
熱源も稼働して室内の温度は昇温する。このため、ファ
ン40を稼働させて強制的に室内の空気を室外に排出す
る。また、装置内部の各部材が発生する稼働音は大きい
が、開口部31,33はシャッター32,34で閉塞さ
れているので、室内の音は遮断され、装置外に漏れるこ
とがない。
【0011】以上の構成、作用、およびその効果を下記
の表1に示す。
【表1】
【0012】以上説明したように、画像形成装置5は待
機中、ハウジング30(外郭カバー)に複数設けた開口
部(ルーバー)31,33による矢印aで示す自然対流
冷却を行ない、稼動中はハウジング30の開口部31,
33を閉め、ファン(FAN)40による矢印bで示す
強制的な対流空冷に切り換える。ここで、ファン40の
排気は下方排気となっている。待機中は機内温昇の度合
が小さいので、ファン40等による強制例冷却を行なわ
なくても自然対流用の開口部31,33を設ける(複数
個所)ことにより機内冷却をすることが可能で、ファン
40の稼働騒音の発生なしに機内冷却ができる。さら
に、この時機内での稼動部材も少なく音源が無い状態な
ので、ハウジング30に開口を多数設けても機内騒音の
機外漏れによる騒音問題は発生しない。このように、低
騒音化と省電力化が図れる。
【0013】一方、稼動中は機内温昇の度合いも大きく
なり、ハウジング30の開口による自然対流冷却だけで
は対応できないので、ファン等による強制冷却が必要と
なる。このとき、ファン40等による強制冷却を行え
ば、逆にハウジング30の開口部からの自然対流冷却は
とくに必要無くなり、従ってハウジング開口部31,3
3を閉じることが可能となる。さらに、ハウジング30
の開口部31,33を閉じることによって、矢印cで示
す部材が発生させる稼動音(FAN騒音含む全ての騒
音)の遮音が可能で、シャッター32,34による遮音
効果を期待することができる。一般的にファン40の稼
働による音量と装置の稼働音量の関係は、騒音量<稼動
音量 であるから、稼動中にファン40を駆動させて
も、問題にならない。
【0014】次に、シャッターの開閉機構の実施例を説
明する。 (実施例1)図3により、開口部310に配設されるシ
ャッター320の第1の実施例の構成を説明する。シャ
ッター320はモータ50に噛みあう溝325を有す
る。モータ50は電源に連結され、可逆回転自在となっ
ている。シャッター320は通常は開口部310を開放
させる位置にある。
【0015】装置がONされて稼働開始と同時にモータ
50が回転する。モータ50の回転によりシャッター3
20は開口部310を閉塞する方向に移動し開口部31
0を閉じて停止する。また、装置がOFFとなると、モ
ータ50は逆回転し、シャッター320を開口部310
が開放される方向に移動させる。このように、この実施
例においては装置のON,OFFにあわせてモータ50
が正逆回転し、シャッター320を移動させる。
【0016】(実施例2)この実施例は複数個所に設け
た開口部を同時に開閉させる構成となっている。ハウジ
ング350には複数の開口部315が併設されている。
この図に示す実施例では3つの開口部315a、315
b、315cが設けられている。各開口部315には各
開口部に対応する位置にシャッター325a、325
b、325cが配設される。シャッター325は一端を
軸340に軸支され回動可能となっている。シャッター
325の他端は針金、ワイヤー60に連結されている。
ワイヤー60は一定角度正逆回転するサーボモータ70
に連絡して、サーボモータ70の回転によりワイヤー6
0は矢印XY方向に移動する。
【0017】サーボモータ70が一定角度反時計方向に
回るワイヤー60は矢印Y方向に移動すると同時に、各
シャッター325は軸340を回動中心として回動し、
開口部315を閉塞する。サーボモータ70が時計方向
に一定角度回転すると、ワイヤー60が矢印X方向にひ
かれ、シャッター325が回転し開口部315を開放す
る。サーボモータ70の回転を装置のON、OFFにあ
わせて作動させることにより開口部315の開閉がなさ
れる。
【0018】このようにして、この実施例においては開
口部が複数個所設けられていたとしてもシャッターは装
置のON,OFFにあわせて各開口部の開閉を同時に実
行する。
【0019】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は画像形成を実行
しない待機時においては、ファン(FAN)を駆動回転
させることなしに装置内冷却ができるため、待機時の低
騒音化と省電力化を同時に実現できる。画像形成稼動時
はハウジング(カバー)の開口部を閉じ、ファンを作動
させる強制的な冷却に切り換えることで、シャッターに
よる遮温効果による稼動時の低騒音化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置の開口部を開放した場合の平面
説明図。
【図2】 画像形成装置の開口部を閉塞した場合の平面
説明図。
【図3】 シャッターの移動機構説明図。
【図4】 複数のシャッターの移動機構説明図。
【符号の説明】 5 画像形成装置、 10 画像形成部、 20 定着
部、 30 ハウジング、 31,33 開口部、 3
2,34 シャッター、 40 冷却ファン、 50
モータ、 60 ワイヤー、 70 サーボモータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、ハウジング内に収容さ
    れ、電子写真プロセスを実行する画像形成部材と、ハウ
    ジング内部の空気を強制的に機外に放出するファンを備
    えた画像形成装置において、 ハウジングは複数の開口部と、各開口部を開閉する開閉
    手段を備え、 開閉手段は装置の待機時、開口部を開状態とし、装置の
    稼働時、開口部を閉塞するよう構成されてなる画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 ファンは装置待機時は作動しないよう構
    成されてなる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ファンはハウジング内の空気を装置下部
    から放出するよう構成されてなる請求項1記載の画像形
    成装置。
JP8303265A 1996-11-14 1996-11-14 画像形成装置 Pending JPH10143054A (ja)

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JP8303265A JPH10143054A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 画像形成装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151885A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Canon Inc 画像形成装置
JP2008151886A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Canon Inc 画像形成装置
JP2010188676A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Ricoh Co Ltd プリンタ
JP2013195662A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Konica Minolta Inc 画像形成装置およびその制御方法

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