JP2014044238A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置100の冷間時の起動直後に定着部5にて発生するUFPを、生産性や画質を低下させることなくプリンタ本体からの排出を抑えるとともに、騒音や消費電力の増加を抑える。
【解決手段】朝一など定着部5が冷間時には、定着排気ファン90を通常時より高速に駆動して、大量に発生するUFPを機内に拡散させずに確実にフィルター91を介して機外へ排気させることにより、生産性や画質を低下させることなく画像形成装置本体101からのUFPの排出量を低減させる。また、連続プリントを行うとUFPの発生量は低減していく為、所定時間動作後はファン90を通常と同じ速度に戻すことにより、騒音や消費電力の増加を抑える。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録材にトナー像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、例えば、電子写真画像形成プロセス、静電記録画像形成プロセス、磁気記録画像形成プロセスなど適宜の画像形成原理・方式の画像形成プロセスを用いて記録材に転写方式あるいは直接方式で顕画剤による画像を形成する装置である。例えば、複写機、プリンタ(レーザービームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ、それらの複合機能機、ワードプロセッサ、画像表示装置(電子黒板装置、電子白板装置、デスプレイ装置など)が含まれる。
記録材は、画像形成装置によってトナー(現像剤)による画像が形成されるものであって、例えば、普通紙、厚紙、封筒、葉書、シール、トランスペアレンシィー用紙、感光紙、エレクトロファックス紙、静電記録紙等が含まれる。
以下、電子写真方式の画像形成装置を例にして説明する。従来、電子写真方式の画像形成装置では、画像形成動作時において記録材上に形成された未定着トナー画像を加熱して固着画像として定着する。プリント動作中は、定着手段である定着装置の定着部材は150〜200℃程度の高温を維持するように温度制御されている。
このように高温状態に維持される定着装置において、0.1μm以下のオーダーの超微粒子(Ultra Fine Particle(UFP):数nm〜数百nmの粒子)が、発生し得ることが知られている。これは、定着部材からのトナーの離型性を向上させる為にトナー粒子に含有される離型剤(ワックス)が原因と考えられている。つまり、トナー像を加熱定着する際に、ワックスが気化してミスト状(蒸気状)となったものがUFPであると考えられている。
また、近年では、省エネルギー化を図るべく、待機時はスリープ状態に移行して定着装置の加熱機構を停止させている。つまり、画像形成が必要な時だけ定着装置を稼働させるような構成が採用されている。そのため、短時間(数十秒)で定着処理が可能な状態にまで立ち上げることが可能なクイックスタート性を満足させることができるオンデマンド定着装置が採用されている。
このようなオンデマンド定着装置では、主電源の投入直後のような、定着装置の近傍の雰囲気が冷間状態(室温近傍)にあるときに画像形成ジョブを実行した場合、UFPの発生量が比較的多く発生する。その後、定着装置の近傍の雰囲気温度が上昇するに連れてUFPの発生量が減少していく傾向があることを本発明者は見出した。
なお、UFPではないが、特許文献1には、定着時に用紙から発生するVOC(揮発性有機化合物)が機外へ漏出しないようにすることが提案されている。これは、通常よりVOC発生量が多い傾向となる用紙を用いる場合には排気ファンの回転数を低下させ、フィルターでのVOC捕集効率を上げるものである。この排気ファンは、画像形成装置内の排熱を行うため(画像形成手段の過度の温度上昇を防止するため)の機構でもある。
特開2010−117421号公報
しかしながら、前記のように、UFPの発生は、トナーに含有される離型剤が原因とされている為、特許文献1のような対策を施しても不十分である。
つまり、主電源投入直後のような定着装置の近傍の雰囲気が冷間状態の際に画像形成を行う場合、画像形成装置内の排熱がさほど必要な状態ではない。そのため、特許文献1のように排気ファンの回転数を低下させてしまうと、排気しきれずにUFPが画像形成装置内に充満してしまう恐れがある。その結果、画像形成装置内に充満したUFPが、その後、適正な排気経路からではなく、他の排気経路や装置の隙間などから意図せずに機外へ漏れ出てしまう恐れがある。
なお、このような問題に対して、定着装置のウォームアップ時間を余計に延長させる(例えば5〜6分程度)ことにより、UFPの発生量が少なくなるレベルまで定着装置の近傍の雰囲気温度を予め上昇させておくといった対応策も考えられる。しかしながら、現実的な対応策とは言い難い。なぜなら、省エネルギー化に求められるクイックスタート性を満足させることができなくなり、ユーザーの利便性を損なってしまうからである。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされたものである。その目的とするところは、画像形成装置からのUFPの排出量を低減させることが可能な画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための第1の発明は、離型剤を含有したトナーを用いて記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により記録材に形成されたトナー像を熱定着する定着手段と、前記定着手段の近傍のエアーを排気経路を通して機外へ排出させるファンと、前記排気経路の中に配置され微小粒子を捕集するフィルター手段と、前記定着手段の稼働に伴い上昇する前記画像形成手段の近傍の温度に対応する情報に応じて前記ファンの駆動速度を設定範囲内において可変に制御する第1の制御モードと、前記画像形成手段の近傍の温度に対応する情報に関わらず前記ファンの駆動速度を前記設定範囲の上限速度となるように制御する第2の制御モードと、を実行可能な制御手段と、を有することを特徴とするものである。
第2の発明は、離型剤を含有したトナーを用いて記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により記録材に形成されたトナー像を熱定着する定着手段と、前記定着手段の近傍のエアーを排気経路を通して機外へ排出させるファンと、前記排気経路の中に配置され微小粒子を捕集するフィルター手段と、最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間が所定時間を越えているときに所定枚数の記録材に対して画像形成を行う場合、前記経過時間が所定時間以内のときに所定枚数の記録材に対して画像形成を行う場合よりも前記ファンの駆動速度が速くなるように、前記ファンを制御する制御手段と、を有することを特徴とするものである。
第3の発明は、離型剤を含有したトナーを用いて記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により記録材に形成されたトナー像を熱定着する定着手段と、前記定着手段の近傍のエアーを排気経路を通して機外へ排出させるファンと、前記排気経路の中に配置され微小粒子を捕集するフィルター手段と、前記定着手段の記録材入口近傍の温度を検知する温度検知手段と、所定枚数の記録材への画像形成ジョブを実行するとき前記ファンを稼動させるとともに、前記画像形成ジョブを開始する際の前記温度検知手段の検知温度が所定温度以下の場合の前記ファンの駆動速度が前記検知温度が所定温度よりも高い場合に比べて速くなるように前記ファンを制御する制御手段と、を有することを特徴とするものである。
第1の発明によれば、トナーに含有される離型剤に起因するUFPが画像形成装置から排出されてしまう量を低減させることができる。さらに、第1の制御モードでは画像形成手段の近傍の温度が過渡に上昇してしまうのを抑制するとともに、第2の制御モードではトナーに含有される離型剤に起因するUFPが画像形成装置から排出されてしまう量を低減させることができる。
第2の発明によれば、トナーに含有される離型剤に起因するUFPが画像形成装置から排出されてしまう量を低減させることができる。さらに、最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間が所定時間以内のときに所定枚数の記録材に対して画像形成を行う場合、ファンの駆動速度を速くすることによる騒音を可及的に小さくすることが可能となる。また、このとき、ファンの駆動に要する電力を可及的に少なくすることが可能となる。
第3の発明によれば、トナーに含有される離型剤に起因するUFPが画像形成装置から排出されてしまう量を低減させることができる。さらに、定着手段の記録材入口近傍の温度が所定温度よりも高い場合に画像形成ジョブを実行する場合、ファンの駆動速度を速くすることによる騒音を可及的に小さくすることが可能となる。また、このとき、ファンの駆動に要する電力を可及的に少なくすることが可能となる。
実施例1における画像形成装置の縦断正面模式図である。 (a)は同装置を正面側から見た外観斜視図であり、一部を切り欠いて内部にある定着装置と排気手段の部分を見せている。(b)は同装置の背面側から見た外観斜視図であり、一部を切り欠いて内部にある定着装置と排気手段の部分を見せている。 制御系統のブロック図である。 (a)は定着装置と排気手段の部分の一部切り欠き斜視図、(b)は同部分の見る角度を変えた一部切り欠き斜視図である。 定着装置と排気手段の部分の一部切り欠き拡大正面図である。 UFP発生量の時間変化を示すグラフである。 現像装置温度の変化とファン駆動Dutyの関係を示す図である。 実施例1における制御フローチャートである。 実施例2における制御フローチャートである。 実施例3における定着装置及び排気ダクト近傍の横断正面図である。 実施例3における制御フローチャートである。 図1の画像形成装置の変形例の構成図である。
以下に、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
<画像形成部>
図1は本実施例における画像形成装置100の縦断正面模式図である。図2の(a)は同装置100を正面側から見た外観斜視図であり、一部を切り欠いて内部にある定着装置(定着手段)5と排気手段9の部分を見せている。図2の(b)は同装置100の背面側から見た外観斜視図であり、一部を切り欠いて内部にある定着装置5と排気手段9の部分を見せている。
本実施例の画像形成装置100に関して、正面側(前側)とは、記録材Sを積載して収納する給送カセット61を画像形成装置本体101の内側から外側へ引き出す側である。背面側(後側)とは正面側とは反対側である。上下とは重力方向において上または下である。前後方向とは、画像形成装置100を後側から前側に向かう方向(前方向)と、その逆の方向(後方向)である。左右とは画像形成装置100を正面側から見て左または右である。左右方向とは、右から左に向かう方向(左方向)と、その逆の方向(右方向)である。
本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置である。近年は多種多様な記録材への適応性やプリント生産性に優れるという利点から、4色の画像形成部を中間転写ベルト上に並べて配置した、中間転写タンデム方式が主流となっており、本実施例の画像形成装置100も中間転写タンデム方式を採用している。
この画像形成装置100は、大別して、画像形成装置本体101と、その上部の正側に配設された操作パネル部102と、操作パネル部102よりも後側に配設されたイメージリーダー部103と、その上に配設された自動原稿搬送装置104と、を有する。
操作パネル部102の上面側には、メイン電源スイッチ、情報表示パネル、各種情報の入力用キーやボタン等操作手段が配設されている。操作パネル部102の内部には制御部(制御基板:CPU)200(図3)が配設されている。制御部(制御手段)200は画像形成装置100を所定の制御プログラムや参照テーブルに従って統括的に制御する。
イメージリーダー部103は原稿台ガラス103a上に画像面下向きで載置された原稿の画像を色分解光電読み取りユニット103bで読み取り、制御部200の画像処理部に入力する。自動原稿搬送装置104は原稿を原稿台ガラス103a上に自動的に搬送するRDF装置あるいはADF装置である。
画像形成装置本体101の内部には、図1において左から右に水平に順に第1から第4の4つの画像形成部Y、M、C、Kが配列されている。各画像形成部Y、M、C、Kは、何れも、像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(以下、ドラムと記す)11、帯電装置12、露光装置13、現像装置14、一次転写装置35、感光体クリーナ15等から構成されている電子写真プロセス機構である。ドラム11は矢印の反時計方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。現像装置(現像手段)14はドラム1に形成された静電像をトナーで現像する。
第1の画像形成部Mは現像装置14に現像剤としてイエロー(Y)色のトナーが収容されていて、ドラム11にY色トナー像を形成する。第2の画像形成部Mは現像装置14に現像剤としてマゼンタ(M)色のトナーが収容されていて、ドラム11にM色トナー像を形成する。第3の画像形成部Cは現像装置14に現像剤としてシアン(C)色のトナーが収容されていて、ドラム11にC色トナー像を形成する。第4の画像形成部Kは現像装置14に現像剤としてブラック(K)色のトナーが収容されていて、ドラム11にK色成分のトナー像を形成する。各色トナーは離型剤としてワックスを含有(内包)している。
上記4つの画像形成部Y、M、C、Kの下側には中間転写ベルトユニット30が配設されている。ユニット30は中間転写ベルトとして循環移動可能な可撓性を有するエンドレスベルト31を有する。ベルト31は、左側の駆動ローラ33と、右側のステアリングローラ34と、その両ローラ33と34の間で該両ローラよりも下位に配設された二次転写内ローラ32と、の3本のローラ間に張架されている。
ベルト31は駆動ローラ33により各画像形成部Y、M、C、Kにおけるドラム11の回転方向に対して順方向の矢印Bの時計方向にドラム11の周速度にほぼ対応した速度で循環移動される。ステアリングローラ34はこの循環移動されるベルト31のスラスト位置を調整する機能を有している。
各画像形成部Y、M、C、Kにおける一次転写装置35は本実施例においてはそれぞれ導電性ローラ(一次転写ローラ)であり、ベルト31の内側に配設されている。各一次転写ローラ35は、ローラ33とローラ34との間の上行側のベルト部分を介してそれぞれ対応する画像形成部のドラム11の下面に圧接されている。各ドラム11とベルト31との当接部が一次転写部(ニップ部)T1である。ローラ32、34、35は駆動ローラ33により循環移動されるベルト31の移動に従動して回転する。
二次転写内ローラ32にはベルト31を介して二次転写外ローラ41が圧接している。ベルト31と二次転写外ローラ41との当接部が二次転写部(ニップ部)T2である。二次転写外ローラ41は矢印の反時計方向にベルト31とほぼ同じ周速度で回転駆動される。二次転写外ローラ41は二次転写内ローラ32に対して着脱可能に支持されている。
ユニット30よりも下方には記録材収納庫としての引き出し式の給紙カセット61が配設されている。給紙カセット61には記録材Sが積載して収納されている。給紙カセット61はフロントローディング方式であり、画像形成装置本体101の内部から手前側に引き出して記録材Sの補充作業をすることができる。逆に、画像形成装置本体101の内部に十分に押し込んで格納状態にすることができる。給紙カセット61が格納されており記録材が存在している状態において画像形成装置100は画像形成動作が可能となる。
また、画像形成装置本体101の右側面側には別の記録材収納庫としての手差し給紙台(マルチパーパストレイ)65が配設されている。この給紙台65は不使用時は図2の(a)のように画像形成装置本体101の右側面に対して閉じ込んだ格納状態にすることができる。使用時には図1のように外側に倒し開いた傾斜姿勢状態に転換し、その上に記録材Sが積載される。
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。画像形成装置100は使用者(ユーザー)によりメイン電源スイッチSW(図3)がON(主電源が投入)されることでメインモータ(駆動手段)Mが起動されて所定の初期動作を経てスタンバイ状態となる。使用者はこの状態において、原稿台ガラス103a上に原稿を載置して、あるいは自動原稿搬送装置104に原稿をセットする。そして、操作パネル部102で所要の画像形成実行条件を設定して複写ボタンを押す。
制御部200はその複写ボタン信号に基づいてメインモータMを再起動して画像形成シーケンス制御をスタートさせる。イメージリーダー部103は原稿台ガラス103a上に載置された原稿の画像を色分解光電読み取りユニット103bで読み取り、制御部200の画像処理部に入力する。各画像形成部Y、M、C、Kのドラム11が回転駆動される。ベルト31も回転駆動される。露光装置13も駆動される。この駆動に同期して、各画像形成部Y、M、C、Kにおいてそれぞれ所定の制御タイミングで帯電装置12がドラム11の表面を所定の極性,電位に一様に帯電する。
本実施例では、露光装置13はレーザースキャナであり、イメージリーダー部103で色分解光電読み取りされた原稿画像情報(電気的画像データ:画像情報の信号)に対応して変調された出力レーザー光Lによりドラム11の帯電処理面を走査露光する。これにより、ドラム11の表面に走査露光パターンに対応した静電像(静電潜像)が形成される。これにより、各画像形成部Y、M、C、Kの各ドラム11の表面に対応色の画像情報に応じた静電像が所定の制御タイミングをもって形成される。
その静電像が現像装置(現像手段)14によりトナー像として現像される。本実施例では、露光したドラム面の明部電位に離型剤(ワックス)を含有(内包)したトナーを付着させる反転現像方式を用いている。
上記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1の画像形成部Yのドラム11にはフルカラー画像のY色成分に対応するY色トナー像が形成される。そのトナー像が一次転写部T1においてベルト31上に一次転写される。第2の画像形成部Mのドラム11にはフルカラー画像のM色成分に対応するM色トナー像が形成される。そのトナー像が一次転写部T1において、ベルト31上にすでに転写されているY色トナー像に所定に重ね合わされて一次転写される。
また、第3の画像形成部Cのドラム11にはフルカラー画像のC色成分に対応するC色トナー像が形成される。そのトナー像が一次転写部T1において、ベルト31上にすでに転写されているY色+M色のトナー像に所定に重ね合わされて一次転写される。第4の画像形成部Kのドラム11にはフルカラー画像のK色成分に対応するK色トナー像が形成される。そのトナー像が一次転写部T1において、ベルト31上にすでに転写されているY色+M色+C色のトナー像に所定に重ね合わされて一次転写される。
各画像形成部Y、M、C、Kにおいて、ドラム11からベルト31へのトナー像の一次転写は、ローラ35に対して一次転写電圧が印加されることでなされる。即ち、ローラ35に対して一次転写電源部(不図示)からトナーの正規帯電極性とは逆極性で所定電位の一次転写電圧が印加される。この印加電圧による電界と一次転写部T1のニップ圧力によりなされる。
かくして、ベルト31上にY色+M色+C色+K色の4色フルカラーの未定着トナー像が合成形成される。即ち、各画像形成装置Y、M、C、Kにより並列処理される各色の画像形成プロセスは、ベルト31上に一次転写された上流色のトナー像上に重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像がベルト31上に形成される。各画像形成部Y、M、C、Kにおいて、ベルト31に対するトナー像の一次転写後のドラム11面に残留したトナーは感光体クリーナ15により除去される。
一方、所定の制御タイミングで給紙ローラ61aが駆動されることで、給紙カセット61から記録材Sが一枚分離給送され、搬送パスaを通ってレジストローラ対76に搬送される。あるいは、所定の制御タイミングで給紙ローラ65aが駆動されることで、手差し給紙台65から記録材Sが一枚分離給送され、搬送パスbを通ってレジストローラ対76に搬送される。
レジストローラ対76は給紙カセット61または手差し給紙台65から搬送されてくる記録材Sの先端をその時点では回転を停止しているローラ対のニップ部で受け止めることにより記録材Sにループを作成する。これにより記録材Sの先端をニップ部に倣わせて斜行を修正する機能を有する。また、記録材Sへの画像形成のタイミング、即ち、ベルト31上に担持されたトナー像に合わせて、所定のタイミングに記録材Sを二次転写部T2へ搬送する機能を有している。
レジストローラ対76は記録材Sの斜行修正を行った後に所定のタイミングにて回転駆動されて記録材Sを、搬送パスcを通して二次転写部T2へ送り出す。即ち、記録材Sは、ベルト31上に形成されたトナー像の先端部が二次転写部T2に到達するタイミングで記録材Sの先端部も二次転写部T2に到達するように同期取りされてレジストローラ対76から送り出される。ベルト31上のトナー像は二次転写部T2を挟持搬送されていく記録材Sの面に順次に一括して二次転写される。
この二次転写は二次転写外ローラ41に対して二次転写電源部(不図示)からトナーの正規帯電極性とは逆極性で所定電位の二次転写電圧が印加される。この印加電圧による電界と二次転写部T2のニップ圧力によりなされる。
本実施例においては上記した画像形成機構部が離型剤を含有したトナーを用いて記録材Sにトナー像を形成する画像形成手段である。二次転写部T2を通った記録材Sはベルト31の面から分離されて、記録材Sは吸着搬送装置42により定着装置(記録材上のトナー像を加熱する画像加熱部)5へと搬送される。吸着搬送装置42はファン等によって記録材Sをエアー吸着して搬送する。記録材分離後のベルト表面は引き続くベルト31の移動によりベルトクリーナ43に至りベルト表面から除去される。
定着装置5が上記の画像形成手段により記録材Sに形成されたトナーを熱定着する定着手段である。定着装置5は、対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力(ニップ部圧)と、一般的にはヒーター等の熱源(加熱手段)による加熱効果を加えて記録材S上にトナー像を溶融固着させる。このようにして得られた定着画像を有する記録材Sは、片面画像形成モードの場合には、搬送パスdを通して排紙口67から機外の排紙トレイ66上に排出される。
両面画像形成モードの場合には定着装置5を出た第1面画像形成済みの記録材Sはフラグ82により進路が反転誘導パスeの側に変更され、スイッチバックパスfへと引き込まれる。そして、所定に引き込まれると、反転Bローラ対79の回転方向が逆転(スイッチバック動作)されて、記録材Sは後端側が先となって両面搬送パスgへと搬送される。
両面搬送パスgへと搬送された記録材Sは、その後、給紙カセット61や手差し給紙台65より搬送されてくる後続ジョブの記録材Sとのタイミングを合わせて搬送バスaに再合流し、前記レジストローラ対76を経て二次転写部T2へ再導入される。そして、その記録材Sの第2面に対するトナー像の二次転写がなされる。二次転写部T2を出た記録材Sは吸着搬送装置42により定着装置5に再導入され、搬送パスd、排紙口67の経路を通って両面画像形成物として排紙トレイ66上に排出される。
また、片面あるいは両面画像形成モードにおいて記録材Sを排紙トレイ66上に反転排紙させるモードが選定されている場合には、定着装置5を出た片面又は両面画像形成済みの記録材Sはフラグ82により進路が反転誘導パスeの側に変更される。そして、スイッチバックパスfへと引き込まれる。所定に引き込まれると、反転Aローラ対78と反転Bローラ対79の回転方向が逆転(スイッチバック動作)されて、記録材Sは後端側が先となって搬送パスhへと搬送され、排紙口67から排紙トレイ66上に排出される。
上記のような画像形成動作が所定の一枚あるいは複数枚の記録材Sについて実行された後、画像形成装置の画像形成終了となる。定着装置5は画像形成装置の画像形成終了に伴い加熱手段への通電が停止される待機モードへ移行する。
図1・図2において、105は画像形成装置本体101の底面板、106はこの底面板105の四隅部に配設されたキャスターである。Fは画像形成装置100を設置した床面である。
<UFP対策:定着排気ファンの制御>
画像形成装置本体101内には、図1、図2のように、定着装置5の近傍のエアーを吸引し機外に排気する排気手段9が配設されている。図4の(a)は定着装置5と排気手段9の部分の一部切り欠き斜視図、(b)は同部分の見る角度を変えた一部切り欠き斜視図である。図5は定着装置5と排気手段9の部分の一部切り欠き拡大正面図である。
定着装置5は画像形成装置100の前後方向を長手とする装置であり、互いに圧接して定着ニップ部を形成している上側の定着回転体(定着加熱部材)51と下側の加圧回転体(定着加圧部材)52を有する。また、定着回転体51と下側の加圧回転体52を内包している上側フレーム53と下側フレーム54を有する。上下のフレーム53・54間の記録材入口側には記録材導入ガイド部材55が配設されている。また、上下のフレーム53・54間の記録材出口側には記録材排出ガイド部材56と記録材排出ローラ57が配設されている。
定着回転体51と加圧回転体52は記録材搬送方向に所定の周速度で回転駆動される。定着回転体51は加熱源(加熱手段)への通電により所定の定着温度に立ち上げられて温調維持される。この状態において画像形成部側から未定着トナー像Tを担持した記録材Sが吸着搬送装置42で定着装置5に搬送されて上下のフレーム53・54間の記録材入口から定着装置5に導入される。そして、ガイド部材55に案内されて定着回転体51と加圧回転体52と圧接部である定着ニップ部に進入して挟持搬送される。これにより、未定着トナー像Tが記録材面に固着像として熱圧定着される。
定着ニップ部を出た記録材は定着回転体51から分離されてガイド部材56と排出ローラ57を通って上下のフレーム53・54間の記録材出口から定着装置5の外に送り出される。
定着装置5の近傍のエアーを吸引し機外に排気する排気手段9は、定着装置5の上側フレーム53の記録材入口側(定着ニップ部の記録材搬送方向上流側)において定着装置5の長手に沿って配設された前後方向ダクト部92を有する。また、このダクト部92の後端側において連設させた下向ダクト部93を有する。前後方向ダクト部92と下向ダクト部93は連通させてある。
前後方向ダクト部92の下面側には長手に沿って複数の吸気開口部92aを具備させてある。下向ダクト部93の下端部は画像形成装置本体101の底面板105まで延長させて、下端部の開口部93aを底面板105に設けた排気開口部107に臨ませてある。また、下向ダクト部93の内部の途中部分には定着排気ファン90が配設されている。また、下向ダクト部93の内部のファン90よりも開口部93a側にはフィルター91が配設されている。フィルター91は上記排気手段9の排気経路の中に配設されていて排気中の微小粒子を捕集するフィルター手段である。
ファン90が駆動されることで、定着装置5の記録材入口側近傍部のエアーが吸気開口部92aから前後方向ダクト部92に吸い込まれて下向ダクト部93に入る。そして、下向ダクト部93内のファン90、フィルター91を通って開口部93a、107から機外(底面板105と床面Fの空間部)に排気されるエアフローが形成される。図4と図5において、黒矢印は記録材Sの搬送方向を示す。白矢印は定着装置周りの排気エアフローの流れ方向を、点線矢印はダクト内のエアフローの流れ方向を示す。
このように、排気手段9は定着装置5の近傍のエアーを排気経路92・93を通して機外に排出させるファン90と、排気経路92・93の中に配置され微小粒子を捕集するフィルター手段91を有する。即ち、排気手段9は、定着処理時に定着装置5の近傍にて発生するUFPをフィルター91にて回収するのと同時に定着装置5から発生する熱により画像形成部(特に温度影響が大きい現像装置)の温度上昇を防ぐ排熱をするものである。定着装置5の定着ニップ上流側の暖気が吸引され、フィルター91を介してUFPを回収した後、機外へ排気される。
UFPとは、前述したように、0.1μm以下のオーダーの超微粒子のことである、このUFPは、本発明者の検討によれば、トナー粒子に含有される離型剤(ワックス)が定着処理時に気化してミスト状(蒸気)となったものと考えられる。
従来、オフィスや軽印刷などの大量部数のプリントおよびその生産性や画像品位を優先する画像形成装置においては、短時間でトナーを記録紙上に定着させる為に非常に多くの熱量を必要とする。朝一番に画像形成装置100の主電源をONした時のように、定着装置5および画像形成装置本体101が冷えきった状態から起動する場合、定着装置5が所定の温度に達するまでウォームアップさせる必要がある。そのため、プリントを開始できる状態(スタンバイ状態)になるまでに約6分程度かかるのが通常であった。
しかし昨今においては定着装置5はヒーター(加熱手段)にIH(電磁誘導加熱)方式を用いて、熱効率がよく立ち上がりが速い。このような定着装置を用いることで、ウォームアップが速くなり、主電源ONからスタンバイ状態となるまでに約30秒程度しか必要としない高速な画像形成装置が開発されている。
その為、画像形成装置100が冷間状態である朝一の起動時には、当然、画像形成装置内部の定着装置5およびも機内近傍部も冷えている。従って、主電源ON直後の最初のプリント動作時(画像形成動作時)には、定着回転体51をプリント動作時の所定温度まで最短時間で温める為に定着装置5のヒーターは最大出力で加熱を行う。この場合において、定着装置5のまわりでトナー像を加熱定着する時にトナーに含有される離型剤が蒸発して発生する超微粒子(UFP)の発生量は、プリント動作を行い定着装置5及びその近傍も機内が昇温した状態よりも増加する。
図6に、画像形成装置100が冷間状態の起動直後の連続プリント動作でのUFP発生量の時間変化のグラフを示す。このグラフよりプリント開始初期が一番UFPの発生量が多いことがわかる。そして、プリント動作を継続していくうちにUFP発生量が減少していくことがわかる。
一方で、定着排気のもう一つの目的である排熱に関しては、図7の(a)に示す、プリント動作時の現像装置温度センサ(温度検知手段)38(図1)の出力変化を示すものである。このセンサ38は現像装置14の近傍に配置されている。画像品質を維持する為に、現像装置温度を所定温度以下に保つ必要がある。その為、図7の(b)に示すように、現像装置温度の上昇に伴い、定着排気ファン90の駆動Dutyを段階的にあげていくファン制御が通常行われる。図7の(b)に示す制御では、以下の仕様となっている。
スタンバイ状態 駆動Duty:20%
現像装置温度(〜TA1) 駆動Duty:45%
現像装置温度(TA1〜TA2) 駆動Duty:70%
現像装置温度(TA2〜) 駆動Duty:100%(最大)
しかし、前述したとおり、UFPの発生量としては画像形成装置100の冷間時の起動直後のプリント開始時点が最も発生量が多い為、上記の排熱制御ではファン駆動Dutyがプリント動作中では最も低い回転状態である。その為、場合によっては通常時より大量に発生するUFPをダクト92・93に引き込むエアフローですべて回収しきれず、画像形成装置本体101内に充満してUFPがフィルター91を介さずに機外に漏出してしまうことがある。
そこで、本実施例では図7の(c)に示すようなファン制御を行う。図3の制御ブロック図と図8の制御フローチャートによりその制御の詳細を示す。
図3の制御ブロック図において、201はプリント枚数値を記憶するメモリ(記憶手段)である。202は最終プリント日時(最後の画像形成ジョブが終了した日時)を記憶するメモリ(記憶手段)である。203は連続画像形成枚数を計数するカウンタ(計数手段)である。204は最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間を計測するタイマ(計測手段)である。
画像形成装置100は使用者によりメイン電源スイッチSW(図3:)がON(S101:電源ON(主電源が投入))されることでメインモータMが起動されて所定の初期動作を経てスタンバイ(待機)状態となる。
使用者はこの状態において、原稿台ガラス103a上に原稿を載置して、あるいは自動原稿搬送装置104に原稿をセットする。操作パネル部102で所要の画像形成実行条件を設定して複写ボタンを押す。制御部200はその複写ボタン信号に基づいてメインモータMを再起動して画像形成シーケンス制御をスタートさせる(S102:プリントスタート(PRINNTSTART))。
制御部(制御手段)200はメモリ(記憶手段)201に格納された、直近の電源ONからのプリント枚数のカウントを参照して所定の枚数(定着装置5が温まり、UFPの発生量が通常プリント時と同等となる枚数)に達しているか否かを判断する。達していない場合は画像形成装置100が冷間時と判定する。そして、UFPの発生量が多い場合の対応として、定着排気ファン90の駆動Dutyを100%(最大の駆動速度)に設定して駆動する(S110)。
制御部200はこの定着排気ファン90の最大駆動状態においてプリント動作を実行する。そして、そのプリントが最終頁かどうか判定する(S106)。まだ最終頁でなければ、ステップS103に戻りプリント枚数カウントのチェックを行う。
ここでもし、所定の枚数を超えた場合には制御部200は定着装置5が十分温まりUFPの発生量が通常状態と判定し、現像装置検知センサ38の出力に応じた定着排気ファン90の駆動Dutyを決定し、プリント動作を継続する(S105)。そして、ステップS106で最終頁と判定されると、プリント終了となる(S107:プリントエンド(PRINTEND))。
これにより、図7の(c)に示すようなファン駆動Dutyとなり、プリントスタートから所定枚数をプリントするまでの間、ファン駆動Dutyが100%となり、この間に大量に発生するUFPを確実にフィルター91で回収することができる。
本実施例1におけるファン90の制御は、定着手段5の稼働に伴い上昇する画像形成手段の近傍の温度に対応する情報に応じてファン90の駆動速度を設定範囲内において可変に制御する第1の制御モードを有している。また、画像形成手段の近傍の温度に対応する情報に関わらずファン90の駆動速度を前記設定範囲の上限速度となるように制御する第2の制御モード温度によらずファン90を全速駆動する制御モードを有している。制御部200はこの第1の制御モードと第2の制御モードとを実行可能な制御手段である。
主電源SWが投入されてから最初の画像形成ジョブを実行する場合、制御手段200は第2の制御モードを実行する。即ち、朝一ジョブはファン90を全速駆動させる。
最初の画像形成ジョブが複数の記録材へ連続して画像形成を行うジョブの場合、制御手段200は、所定枚数の記録材への画像形成が終了するまでの間は第2の制御モードを実行する。残りの記録材への画像形成を行う間は第1の制御モードを実行する。即ち、朝一ジョブの所定枚数までファン90を全速駆動させる。
最初の画像形成ジョブが複数の記録材へ連続して画像形成を行うジョブの場合、制御手段200は、所定時間が経過するまでの間は第2の制御モードを実行し、残りの時間の間は第1の制御モードを実行する。即ち、朝一ジョブの所定時間経過するまでファン90を全速駆動させる。
最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間が所定時間を超えているときに次の画像形成ジョブを実行する場合、制御手段200は第2の制御モードを実行する。即ち、長時間待機後のジョブはファン90を全速駆動させる。
次の画像形成ジョブが複数の記録材へ連続して画像形成を行うジョブの場合、制御手段200は、所定枚数の記録材への画像形成が終了するまでの間は第2の制御モードを実行し、残りの記録材への画像形成を行う間は第1の制御モードを実行する。即ち、長時間待機後のジョブの所定枚数までファン90を全速駆動させる。
次の画像形成ジョブが複数の記録材へ連続して画像形成を行うジョブの場合、制御手段200は、所定時間が経過するまでの間は第2の制御モードを実行し、残りの時間の間は第1の制御モードを実行する。即ち、長時間待機後のジョブの所定時間経過するまでファン90を全速駆動させる。
画像形成手段の近傍の温度を検知する温度検知手段38を有し、制御手段200は第1の制御モードにおいて温度検知手段38の出力に応じてファン90の駆動速度を設定範囲内において可変に制御する。即ち、通常モードでは、温度に応じてファン制御する。温度検知手段38は現像手段の近傍に配置されている。現像器温度がファン制御のトリガーとなる。
画像形成手段の近傍の温度に対応する情報として連続画像形成枚数を計数する計数手段203を有し、制御手段200は第1の制御モードにおいて計数手段203の出力に応じてファン90の駆動速度を設定範囲内において可変に制御する。即ち、通常モードでは、ジョブ枚数に応じてファン制御する。
画像形成手段の近傍の温度に対応する情報として連続画像形成を実行している時間を計測する計測手段204を有し、制御手段200は第1の制御モードにおいて計測手段204の出力に応じてファン90の駆動速度を設定範囲内において可変に制御する。即ち、通常モードでは、ジョブ時間に応じてファン制御する。
上記のような本実施例1によれば、トナーに含有される離型剤に起因するUFPが画像形成装置から排出されてしまう量を低減させることができる。さらに、第1の制御モードでは画像形成手段の近傍の温度が過渡に上昇してしまうのを抑制するとともに、第2の制御モードではトナーに含有される離型剤に起因するUFPが画像形成装置から排出されてしまう量を低減させることができる。
[実施例2]
本実施例2においては、実施例1の制御ブロック図(図3)において、最後にプリントを行った日時を格納するメモリ(記憶手段)202が追加されている。図9は本実施例2における制御のフローチャートである。
図9においてステップS201、S202は実施例1の図8のフローチャートにおけるステップS101、S102と同様である。制御部200はステップS203においてメモリ202(図3)に格納された、一番最後にプリント(画像形成ジョブ)を行った日時を参照する。そして、その参照日時から現在の日時が所定時間(定着装置5および画像形成装置本体101の内部が冷間状態となる時間)以上経過している否かを判断する(S203)。
所定時間以上経過している場合は、画像形成装置100が冷間時と判定し、UFPの発生量が多い場合の対応として、定着排気ファン90の駆動Dutyを100%(最大の駆動速度)に設定して駆動する。制御部200はこの定着排気ファン90の最大駆動状態においてプリント動作を実行する(S211)。
そして、プリント枚数のカウントを参照して所定の枚数(定着装置5が温まり、UFPの発生量が通常プリント時と同等となる枚数)に達していない場合(S212のNO)は最終頁かどうか判定する(S213)。まだ最終頁でなければ、ステップS210に戻り、ステップS212でのプリント枚数カウントのチェックが所定の枚数以上になるまでS210〜S213)のシーケンスが繰り返される。
ステップS212で所定の枚数以上がカウントされないままS213で最終頁であることが判断された場合には、最終プリントの日時をメモリ205に格納し(S207)、プリント終了となる(S208:プリントエンド(PRINNTEND))。
ステップS203において所定時間以上経過していないと判断されていない場合、およびステップS212においてプリント枚数のカウントが所定の枚数以上になった場合には、ステップS204に移行する。即ち、制御部200は定着装置5が十分温まりUFPの発生量が通常状態と判定し、現像装置検知センサ38の出力に応じた定着排気ファン90の駆動Dutyを決定し、プリント動作を継続する(S205)。そして、ステップS206で最終頁と判定されると、最終プリントの日時をメモリ205に格納し(S207)、プリント終了となる(S208:プリントエンド)。
本実施例2におけるファン90の制御は、最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間が所定時間を越えているときに所定枚数の記録材に対して画像形成を行う場合、制御手段200は次のようにファン制御する。即ち、経過時間が所定時間以内のときに所定枚数の記録材に対して画像形成を行う場合よりもファンの駆動速度が速くなるように、ファン90を制御する。
最後の画像形成ジョブが終了した日時を記憶する記憶手段202を有し、制御手段200は記憶手段202に記憶された日時に応じて前記経過時間を算出するとともにこの算出された時間に応じてファン90を制御する。
最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間を計測する計測手段204を有し、制御手段200は計測手段204により計測された時間に応じてファン90を制御する。
直前の最終プリント日時をメモリ202に格納している為、短い間隔でOFF/ONが繰り返された場合には、定着装置5および画像形成装置本体の内部がまだ十分には冷間状態となっていない。その為、定着排気ファン駆動Dutyを上げる必要が無く、無駄な電力消費やファン排気音の上昇を抑えることができる。
上記のような本実施例2によれば、トナーに含有される離型剤に起因するUFPが画像形成装置から排出されてしまう量を低減させることができる。さらに、最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間が所定時間以内のときに所定枚数の記録材に対して画像形成を行う場合、ファンの駆動速度を速くすることによる騒音を可及的に小さくすることが可能となる。また、このとき、ファンの駆動に要する電力を可及的に少なくすることが可能となる。
[実施例3]
本実施例3においては、実施例1の制御ブロック図(図3)において、画像加熱部である定着装置5の記録材進入側近傍の温度を検知する温度検出手段(定着装置温度センサ)STHが追加されている。図10は定着装置5及び排気ダクト近傍の横断正面図、図11は本実施例3における制御のフローチャートである。
本実施例3では、図10に示すように、定着装置5の定着ニップ近傍の雰囲気温度を検知可能な温度センサSTHが設けられている。制御部200はこの温度センサSTHにより定着装置5が冷間状態かどうかを直接に判定できる。
図11においてステップS301、S302は実施例1の図8のフローチャートにおけるステップS101、S102と同様である。制御部200はステップS303において、温度センサSTHの出力(検知温度に関する出力)より、定着装置5が冷間状態かどうかを判断する。即ち、温度センサSTHの出力が所定の温度以下である場合はUFPの発生量が多いと判定し、定着排気ファン90の駆動Dutyを100%(最大の駆動速度)に設定して駆動する(S310)。
制御部200はこの定着排気ファン90の最大駆動状態においてプリント動作を実行する(S305)。そして、そのプリントが最終頁かどうか判定する(S306)。まだ最終頁でなければ、ステップS303に戻り温度センサSTHの出力のチェックを行う。
ここでもし、温度センサSTHの出力が所定温度を超えた場合には制御部200は定着装置5が十分温まりUFPの発生量が通常状態と判定する。そして、現像装置検知センサ38の出力に応じた定着排気ファン90の駆動Dutyを決定し、プリント動作を継続する(S305)。ステップS306で最終頁と判定されると、プリント終了となる(S307:プリントエンド(PRINTEND))。
本実施例3におけるファン90の制御は、定着手段5の記録材入口近傍の温度を検知する温度検知手段STHを有し、制御手段200は次のように制御する。即ち、所定枚数の記録材への画像形成ジョブを実行するときファン90を稼動させる。それとともに、画像形成ジョブを開始する際の温度検知手段STHの検知温度が所定温度以下の場合のファン90の駆動速度が検知温度が所定温度よりも高い場合に比べて速くなるようにファン90を制御する。
制御手段200は、画像形成ジョブの実行命令を受けたときに温度検知手段STHにより検知された温度に基づいて、ファン90を制御する。
制御手段200は、画像形成ジョブを実行すべく定着手段5を稼動させるときに温度検知手段STHにより検知された温度に基づいて、ファン90を制御する。
これにより、直前の最終プリントからの経過時間や、プリント枚数のカウントから、定着装置5の状況を予測する必要が無く、本当に必要な時に必要な駆動Dutyでファン動作させることができる。
本実施例3によれば、トナーに含有される離型剤に起因するUFPが画像形成装置から排出されてしまう量を低減させることができる。さらに、定着手段の記録材入口近傍の温度が所定温度よりも高い場合に画像形成ジョブを実行する場合、ファンの駆動速度を速くすることによる騒音を可及的に小さくすることが可能となる。また、このとき、ファンの駆動に要する電力を可及的に少なくすることが可能となる。
[その他の事項]
1)図12は、図1の画像形成装置100において、記録材収納庫としての引き出し式の給紙カセット61〜64を上下に4段配設した形態の画像形成装置である。その他の装置構成は図1の画像形成装置と同様である。
2)記録材にトナー像を形成する画像形成部は、電子写真画像形成プロセス機構に限られない。その他、静電記録画像形成プロセス、磁気記録画像形成プロセスなど適宜の画像形成原理・方式の画像形成プロセスを用いて記録材に転写方式あるいは直接方式でトナーによる画像を形成する画像形成プロセス機構とすることができる。
3)記録材上のトナー像を加熱する画像加熱部としては、記録材に形成された未定着トナー像を固着画像として定着あるいは仮定着する定着部に限られない。記録材に定着あるいは仮定着されているトナー像を再加熱することで画像の光沢度を向上させる光沢度付与部(表面性改質部)であってもよい。
100・・画像形成装置、Y・M・C・K・・画像形成部、S・・記録材、5・・画像加熱部(定着装置)、9・・排気手段、90・・排気ファン、91・・フィルター手段、92・93・・ダクト部、200・・制御部

Claims (20)

  1. 離型剤を含有したトナーを用いて記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により記録材に形成されたトナー像を熱定着する定着手段と、
    前記定着手段の近傍のエアーを排気経路を通して機外へ排出させるファンと、
    前記排気経路の中に配置され微小粒子を捕集するフィルター手段と、
    前記定着手段の稼働に伴い上昇する前記画像形成手段の近傍の温度に対応する情報に応じて前記ファンの駆動速度を設定範囲内において可変に制御する第1の制御モードと、前記画像形成手段の近傍の温度に対応する情報に関わらず前記ファンの駆動速度を前記設定範囲の上限速度となるように制御する第2の制御モードと、を実行可能な制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 主電源が投入されてから最初の画像形成ジョブを実行する場合、前記制御手段は前記第2の制御モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記最初の画像形成ジョブが複数の記録材へ連続して画像形成を行うジョブの場合、前記制御手段は、所定枚数の記録材への画像形成が終了するまでの間は前記第2の制御モードを実行し、残りの記録材への画像形成を行う間は前記第1の制御モードを実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記最初の画像形成ジョブが複数の記録材へ連続して画像形成を行うジョブの場合、前記制御手段は、所定時間が経過するまでの間は前記第2の制御モードを実行し、残りの時間の間は前記第1の制御モードを実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間が所定時間を超えているときに次の画像形成ジョブを実行する場合、前記制御手段は前記第2の制御モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記次の画像形成ジョブが複数の記録材へ連続して画像形成を行うジョブの場合、前記制御手段は、所定枚数の記録材への画像形成が終了するまでの間は前記第2の制御モードを実行し、残りの記録材への画像形成を行う間は前記第1の制御モードを実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記次の画像形成ジョブが複数の記録材へ連続して画像形成を行うジョブの場合、前記制御手段は、所定時間が経過するまでの間は前記第2の制御モードを実行し、残りの時間の間は前記第1の制御モードを実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成手段の近傍の温度を検知する温度検知手段を有し、前記制御手段は前記第1の制御モードにおいて前記温度検知手段の出力に応じて前記ファンの駆動速度を前記設定範囲内において可変に制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段は像担持体に形成された静電像をトナーで現像する現像手段を有し、前記温度検知手段は前記現像手段の近傍に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段の近傍の温度に対応する情報として連続画像形成枚数を計数する計数手段を有し、前記制御手段は前記第1の制御モードにおいて前記計数手段の出力に応じて前記ファンの駆動速度を前記設定範囲内において可変に制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成手段の近傍の温度に対応する情報として連続画像形成を実行している時間を計測する計測手段を有し、前記制御手段は前記第1の制御モードにおいて前記計測手段の出力に応じて前記ファンの駆動速度を前記設定範囲内において可変に制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記定着手段は加熱手段を有し、画像形成終了に伴い前記加熱手段への通電が停止される待機モードへ移行することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記トナーは前記離型剤としてワックスを内包していることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 離型剤を含有したトナーを用いて記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により記録材に形成されたトナー像を熱定着する定着手段と、
    前記定着手段の近傍のエアーを排気経路を通して機外へ排出させるファンと、
    前記排気経路の中に配置され微小粒子を捕集するフィルター手段と、
    最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間が所定時間を越えているときに所定枚数の記録材に対して画像形成を行う場合、前記経過時間が所定時間以内のときに所定枚数の記録材に対して画像形成を行う場合よりも前記ファンの駆動速度が速くなるように、前記ファンを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  15. 前記最後の画像形成ジョブが終了した日時を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は前記記憶手段に記憶された日時に応じて前記経過時間を算出するとともにこの算出された時間に応じて前記ファンを制御することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記最後の画像形成ジョブが終了してからの経過時間を計測する計測手段を有し、前記制御手段は前記計測手段により計測された時間に応じて前記ファンを制御することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  17. 前記トナーは前記離型剤としてワックスを内包していることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  18. 離型剤を含有したトナーを用いて記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により記録材に形成されたトナー像を熱定着する定着手段と、
    前記定着手段の近傍のエアーを排気経路を通して機外へ排出させるファンと、
    前記排気経路の中に配置され微小粒子を捕集するフィルター手段と、
    前記定着手段の記録材入口近傍の温度を検知する温度検知手段と、
    所定枚数の記録材への画像形成ジョブを実行するとき前記ファンを稼動させるとともに、前記画像形成ジョブを開始する際の前記温度検知手段の検知温度が所定温度以下の場合の前記ファンの駆動速度が前記検知温度が所定温度よりも高い場合に比べて速くなるように前記ファンを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  19. 前記制御手段は、前記画像形成ジョブの実行命令を受けたときに前記温度検知手段により検知された温度に基づいて、前記ファンを制御することを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記制御手段は、前記画像形成ジョブを実行すべく前記定着手段を稼動させるときに前記温度検知手段により検知された温度に基づいて、前記ファンを制御することを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
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