JPWO2019045120A1 - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

転写と定着間のシート搬送路に対向配置されたフィルタ53によるUFPの捕集効率を向上させる。そこで、転写−定着間に設けられたシート搬送ガイド37に、フィルタ53に向かう通気路を形成すべく、エア通過部37cを設ける。

Description

本発明は、シートにトナー像を形成する、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、トナーに含まれる離型剤(ワックス)が加熱されることで、一時的に超微粒子(Ultra Fine Particles:100nm以下の粒径をもつ。以下、UFP或いはダストと呼称する)の状態になることが知られている。特開2011−180340号公報では、排気ダクトにより機外へ排気する経路中にフィルタを設置し、このようなダストを捕集することが提案されている。
本発明の目的は、ダストの捕集効率を高めることにある。
本発明の一態様によれば、離型剤を含有するトナーを用いてシートにトナー像を第1の位置にて形成する画像形成部と; 前記画像形成部によりシートに形成されたトナー像を第2の位置にて熱定着する定着部と; 前記第1の位置から前記第2の位置に向けてシートをガイドするガイド部と; 前記ガイド部を介して前記第1の位置と前記第2の位置の間のシート搬送路に対向配置された吸気口を有し、前記画像形成装置の外へ排気するためのダクトと; 前記ダクトの吸気口に設けられ、前記離型剤に起因する所定の粒径の粒子を回収するフィルタとを有し、前記ガイド部には、前記シート搬送路から前記吸気口に向かう方向への通気を許容する通気部が設けられている画像形成装置が提供される。
図1において、(a)は実施例1の画像形成装置の要部の拡大横断面模式図、(b)はガイド部材の外観斜視図。
図2は画像形成装置の一例の構成模式図。
図3は図2の要部の部分的拡大模式図。
図4は開閉扉が開放された状態時を示す図。
図5は定着器の着脱の説明図。
図6は図3における(6)−(6)線矢視の模式図。
図7において、(a)は実施例2の画像形成装置の要部の拡大横断面模式図、(b)はガイド部材の外観斜視図。
図8において、(a)は実施例3の画像形成装置の要部の拡大横断面模式図、(b)はガイド部材の外観斜視図。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。各図に共通する部材、部分には同一の符号を記すものとする。
(画像形成装置)
図2は本実施例における画像形成装置100の縦断正面模式図である。以下の説明において、画像形成装置100の正面(前面、手前側)とは図2の紙面において手前側、背面(後面、奥側)とはその反対側である。左右とは装置100を正面から見て左と右である。上下とは重力方向において上と下である。上流側と下流側はシート搬送方向において上流側と下流側である。
この画像形成装置は電子写真プロセスを用いたタンデム方式−中間転写方式の4色フルカラーのレーザープリンタであり、パソコン等の外部ホスト装置(不図示)から制御回路部(不図示)に入力した画像情報に基づいてシートSにトナー画像形成を行う。
画像形成装置本体(装置フレーム:以下、装置本体と記す)100Aの内部の画像形成部1は、第1〜第4の4つの作像ユニットU(UY・UM・UC・UK)を有する。また、画像形成部1は、第1〜第4の作像ユニットUの上側と下側にそれぞれ中間転写ベルトユニット8とシートカセット11を有する。
第1〜第4の作像ユニットUは減法混色の3原色であるイエロー(Y)色・マゼンタ(M)色・シアン(C)色とこれにブラック(K)色を加えた4色のトナー像をそれぞれ形成する。各作像ユニットUは、像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(以下、ドラムと記す)2を有する。また、ドラム2に作用するプロセス手段としての、帯電ローラ3、レーザースキャナ(露光器)4、現像器5、1次転写ローラ6、ドラムクリーナ7を有する。
なお、図の煩雑を避けるために、第1の作像ユニットUY以外の作像ユニットUM・UC・UKにおけるこれらの機器に対する符号の記入は省略した。また、これらの作像ユニットUY・UM・UC・UKと中間転写ベルトユニット8を有する画像形成部1の電子写真作像動作は公知であるからその説明は割愛する。
第1〜第4の作像ユニットUのドラム2から回動する中間転写ベルト(中間転写体)9に対して上記各色のトナー像が所定に重畳されて順次に1次転写される。これによりベルト9上にY+M+C+Kの4色重畳のトナー像が形成される。
装置本体100Aの内部の右側にはシートSを下から上へ搬送する上行き搬送路12が配設されている。この搬送路12には下側から上側に順に、シート繰り出しローラ13、レジストローラ対14a・14b、2次転写ローラ16、定着器(定着装置)19、排出ローラ21が配設されている。2次転写ローラ16は中間転写ベルトユニット8の右側のベルト懸回ローラ10に対してベルト9を介して所定の押圧力で当接して、ベルト9と2次転写ニップ部17を形成している。
15、18、20は搬送路12においてシートSをガイドするガイド部材である。ガイド部材15はレジストローラ対14a・14bと2次転写ローラ16との間に配設されている。ガイド部材18は2次転写ローラ16と定着器19との間に配設されている。ガイド部材20は定着器19と排出ローラ21との間に配設されている。
所定の制御タイミングにて繰り出しローラ13が駆動されることでシートカセット11からシートSが1枚分離給送され、搬送路12に導入される。そしてレジストローラ対14a・14bにより所定の制御タイミングにて2次転写ニップ部17に導入されて挟持搬送される。これにより、2次転写ニップ部17にてシートSに対してベルト9上の4色重畳のトナー像が一括して2次転写されて形成される。
2次転写ニップ部17を出たシートSが、定着部として機能する定着器19に導入されてトナー像の熱定着処理を受ける。定着器19は、画像形成部1の2次転写ニップ部(第1の位置)17にてシートSに形成されたトナー像を定着ニップ部(第2の位置)Nにて熱と圧力により定着する定着部である。定着器19を出たシートSは画像形成物として排出ローラ対21により装置本体100Aの上面部である排出トレイ22に排出される。
23Y・23M・23C・23Kはそれぞれ第1〜第4の作像ユニットUY・UM・UC・UKの現像器5に対する補充用トナーを収容している着脱交換可能なトナーボトルであり、中間転写ベルトユニット8の上側に配設されている。各作像ユニットUY・UM・UC・UKの現像器5に対してそれぞれ対応するトナーボトルからトナー補給機構(不図示)により適時適量のトナー補給がなされる。
(定着器)
図3は図2における2次転写ニップ部17部分および定着器19部分の拡大模式図である。本実施例における定着器19はベルト加熱方式−加圧部材駆動方式のオンデマンド定着器(ODF定着器)である。この定着器の基本的構成や定着動作は公知であるからその説明は簡単に止める。
この定着器19は、大別して、第1の回転体である定着ベルト(以下、ベルトと記す)32を備えたベルトユニット31と、第2の回転体である弾性を有する加圧ローラ33と、これらを収容した筐体34と、により構成されている。ベルト32と加圧ローラ33とにより、未定着トナー像を担持しているシートSを挟持搬送してトナー像を熱と圧力で定着する定着ニップ部Nが形成されている。
筐体34にはシート入口(シート導入口)35とシート出口38が形成されている。シート入口35はシートSのトナー像非担持面であるシート裏面に対向する第1のガイド部材36とトナー像担持面であるシート表面に対向する第2のガイド部材37とにより形成されている。シート入口35がシート出口38よりも重力方向下方に位置するように、ベルトユニット31と加圧ローラ33は配設されている。本実施例の定着器19はシートSを重力方向下方から上方に向けて搬送するように構成されており、縦パス構成と称される。
ベルトユニット31において、ベルト32の内側には、定着ヒータ(熱源:以下、ヒータと記す)39と、ヒータホルダ(以下、ホルダと記す)40と、剛性ステイ(以下、ステイと記す)41などが配設されている。
ヒータ39はベルト32を加熱する加熱源である。また、ヒータ39は、ベルト32を加圧ローラ33に向けて押圧すると押圧部材である。ヒータ39としては、例えば、所謂セラミックヒータが用いられる。ヒータ39は、ベルト32の長手方向(幅方向)に沿って配置されている。ヒータ39はベルト32の内側においてベルト32の内面と摺動可能となるように配置されている。
ヒータ39は給電部(不図示)からの電力供給により発熱して急峻に温度上昇する。ヒータ39の温度が温度センサ(不図示)により検知されて制御回路部(不図示)にフィードバックされる。制御回路部は入力する検知温度情報に基づいてヒータ39の温度が所定の目標温度に立ち上げられて温調されるように給電部からヒータ39への供給電力を制御する。
ホルダ40はヒータ39をその長手方向に沿って保持する部材である。ホルダ40は、加圧ローラ33側の面にヒータ39を固定している。また、ホルダ40は、ベルト32からシートSが分離されやすくなるようにベルト32の周方向の曲率形状をガイドするガイド部材である。ホルダ40は耐熱性に優れていることが望ましく例えば液晶ポリマー樹脂を用いることができる。
ステイ41はホルダ40及びヒータ39を長手方向に沿って支持する支持部材である。ステイ41は、ホルダ40、ヒータ39、ベルト32を間において、加圧ローラ33とは反対側に配置されている。ステイ41はその長手方向の両端部が加圧ローラ33に向けて所定の加圧力にて加圧されている。
このような構成により、ステイ41、ホルダ40、ヒータ39は、ベルト32を加圧ローラ33側に向けて押し付けている。ベルト32を押し付けられた加圧ローラ33は弾性ゴム層が弾性変形してヒータ39の面に倣った形状になる。こうして、ベルト32と加圧ローラ33の間にシート搬送方向に関して所定幅の定着ニップ部Nが形成される。
加圧ローラ33は、その回転軸線方向(長手方向)がベルト32の長手方向(母線方向)と実質平行となるように配置されている。加圧ローラ33は、芯金の長手方向の両端部が筐体34の手前側と奥側の側板(不図示)に軸受けを介して回転可能に保持されている。
加圧ローラ33の芯金は、駆動源であるモータを含む駆動機構(不図示)に接続されており、モータの駆動によって矢印R33の時計回りに所定の周速度で回転駆動される。回転駆動する加圧ローラ33と定着ニップ部Nにおいて圧接状態となっているベルト32は、定着ニップ部Nにおける摩擦力により加圧ローラ33の駆動が伝達され、矢印R32の反時計回りに加圧ローラ33に従動して回転する。
加圧ローラ33が回転駆動され、ヒータ39が所定の目標温度に立ち上げられて温調されている状態において、画像形成部1の2次転写部(第1の位置)17にて未定着トナー像が形成されたシートSが定着器19に搬送される。そして、シート入口35から定着器19に入り、定着ニップ部(第2の位置)Nで挟持搬送される。
本実施例においては、定着器19は中間転写ベルト9よりも重力方向上方に位置しており、定着ニップ部Nは2次転写ニップ部17よりも重力方向上方に位置している。従って、2次転写ニップ部17を出たシートSは上方に搬送されて定着器19に対して下から上に導入される。2次転写ニップ部17から定着ニップ部NまでシートSの搬送を行う為のガイド部材18、36、37は、シートSの引っ掛かりがないような斜面や曲面で形成されており、定着ニップ部Nに確実にシートSを導けるように設けられている。
シートSは定着ニップ部Nを挟持搬送される過程でヒータ39の熱がベルト32を介して付与される。未定着トナー像はヒータ39の熱によって溶融され、定着ニップ部Nにかかっている圧力によって定着される。そして、定着ニップ部Nで挟持搬送されたシートSはガイド部材42と定着内排出ローラ対43を経由してシート出口38から定着器19を出る。更に、ガイド部材20を経由して排出ローラ対21により排出トレイ22上に送り出される。
(開閉扉)
本実施例の画像形成装置100においては、装置本体100Aの右側面に、ジャムシートの処理や装置内部のメンテナンス等の際のアクセス口としての開口部100Bが設けられている。そして、この開口部100Bを閉じる所定の閉鎖位置A(図2)と開口部100Bを開放する所定の開放位置B(図4)との間を移動可能な開閉扉100Cが設けられている。本実施例において開閉扉100Cは下部のヒンジ軸24を回転中心として開閉回動可能である。
開閉扉100Cは図2のように装置本体100Aに対して閉鎖位置Aまで十分に閉じ込まれるとロック機構(不図示)のロック動作により開き止めされて保持される。画像形成装置100は開閉扉100Cが閉じ込まれている状態において画像形成動作が可能である。
開閉扉100Cはロック機構のロック解除により図2の閉鎖位置Aから図4のように開放位置Bまで十分に開き回動することができる。開閉扉100Cの内側にはシートSを下から上へ搬送する上行き搬送路12における、レジストローラ対14a・14bの内の一方のローラ14b、ガイド部材15、2次転写ローラ16、ガイド部材18が配設されている。従って、開閉扉100Cが開かれることで装置本体100Aの右側の開口部100Bにおいて搬送路12が大きく開放される。
これにより、定着器19を含む当該搬送路12にジャムしたシートの除去(ジャム処理)を容易に行うことができる。また、中間転写ベルト9や定着器19等のメンテナンスも容易に行える構成となっている。本実施例の画像形成装置100においては、定着器19は装置本体100Aの内部の所定の装着部(不図示)に対してフック掛け構造等によりビスレスで着脱可能に配設されている。従って、定着器19の装置本体100Aの装着部に対する着脱は図5のように開閉扉100Cを開いて開放した開口部100Bから装置内部にアクセスしてビスレスで容易に行える構成となっている。
(UFP発生の仕組み)
トナーに含有された離型剤に起因する、UFP(ダスト)の発生の仕組みについて説明する。定着器19は、シートSに高温の定着部材であるベルト32を接触させることでトナー像を定着させている。このような構成を用いて定着処理を行う場合、定着処理時に一部のトナーがベルト32に転移(付着)してしまうことがある。これをオフセット現象と呼ぶが、オフセット現象は画像不良の原因となるため、対策は必須である。
そこで、一般に画像形成装置に用いられるトナーには離型剤としてのワックスを内包させている。このトナーは、加熱される際に、内部のワックスが溶解して染み出すようになっており、そのため、このトナー像に定着処理を行うと、溶解したワックスによってベルト32の表面が覆われることになる。表面がワックスによって覆われたベルト32は、ワックスの持つ離型作用により、トナーが付着し難くなる効果が得られる。
なお、本実施例では純粋なワックスの他に、ワックスの分子構造を含んだ化合物もワックスと呼んでいる。例えば、トナーの樹脂分子と炭化水素鎖等のワックス分子構造が反応した化合物もワックスと称する。また、離型剤としては、ワックスの他にシリコンオイル等の離型作用を有する物質を用いてもよい。
ワックスは溶融する際に、その一部が気化(揮発)してしまう。これは、ワックスが含有する分子成分の大きさにバラつきがあるためであると考えられる。つまり、ワックスには、鎖が短く沸点の低い低分子成分と、鎖が長く沸点の高い高分子成分が含まれており、沸点の低い低分子成分が先に気化すると考えられる。気化(ガス化)したワックス成分が空気中で冷やされると、所定の粒径(数nm〜数百nm)の微粒子が発生する(発生する微粒子の多くは数nm〜数十nmの粒径であると推察される)。具体的には、粒径が5.6nm以上560nm以下の微粒子である。すわなち、この微粒子が上述のUFPである。
上記の仕組みによりUFPが発生するため、UFPは熱をワックスに加える定着ニップ部Nから最も発生することが分かる。また、ベルト32が最も高温となるのは、ベルト32の回転やヒータ39の配置等から定着ニップ部Nの上流側であるため、UFPの発生もまた定着ニップ部Nの上流で最大となることが推察出来る。更には、シートSに転写されたトナー像からUFPが発生する為、UFPは定着ニップ部Nの画像領域全域から発生することも分かる。
(UFP低減構成)
次に、UFPを低減する構成を説明する。粒径が5.6nm以上560nm以下の微粒子であるUFPの低減は前述のとおり、装置本体内に配置したフィルタおよびエア吸引を用いて発生したUFPを捕集する。そのため、機外に排出されるUFP量を低減させることが可能となる。
ここで、フィルタの配置であるが、UFPの最大発生位置である定着ニップ部Nの上流側の画像領域近傍にフィルタを配置する。そして、フィルタの長手方向全域で均一にエア吸引が出来れば、最も効率的にUFPを捕集出来るであろうことは、上記詳細に説明した、UFP発生の仕組みから自明である。
図において、50は本実施例の画像形成装置100におけるUFP低減構成としてのダクトユニットである。図6は図3における(6)−(6)線矢視の模式図である。ダクトユニット50は画像形成部1の2次転写部(第1の位置)17と定着部19の定着ニップ部(第2の位置)Nとの間に位置している。ダクトユニット50は、吸気口52、UFP(離形剤に起因する粒子)を回収(濾過)するフィルタ53、機外に排気を行う排気口54を有するダクト51、を有する。
本実施例におけるダクト51は、定着器19の長手に沿って長い、横断面ほぼ矩形の中空体である。吸気口52は当該ダクト51の長手方向の一側面に長手に沿う開口部として形成されている。即ち、吸気口52は定着ニップ部Nの長手方向に沿って延伸している。フィルタ53はこの吸気口52に吸気口をカバーして配設されている。即ち、フィルタ53は長手方向がシート搬送方向と直交する方向に延伸するように形成された平面状の部材であり、吸気口52に固定されている。
ダクト51の一方の端部(手前端部)は閉鎖されており、他方の端部(後端部)はラッパ状ダクト部51Aとして拡径されて排気口54として開放されている。
本実施例の画像形成装置100においては、装置本体100Aの後面板として、図6のように、第1の後面板102とこれと所定の間隔をあけて配設されている第2の後面板103を有している。第1の後面板102と第2の後面板103には対向する第1の開口部104と第2の開口部105が配設されている。そして、その第1の開口部104と第2の開口部105は内部にファンFが組み込まれているファンダクト51Bにより連結されている。
ダクト51は装置本体100Aの内部において前側板101と第1の後面板102との間の所定の位置に、手前端部を前側板101側にし、後端部を第1の後面板102側にして支持部材(不図示)にて支持されて配設されている。ダクトユニット50が装置本体100Aに対して所定に取り付けられている状態においてダクト51の後端部の排気口54は第1の後面板102に配設された第1の開口部104に対応して合致している。
即ち、ダクト51は排気口54が第1の開口部104→ファンダクト51B→第2の開口部105を介して装置本体100Aの背面側において外部に連通している。ファンFは制御回路部(不図示)によって制御される。ファンFが駆動されることでダクト51内にエアフローが発生してダクト51内のエアが排気口54から上記の経路にて機外に排気される。これにより、フィルタ53でカバーされている吸気口52からダクト51内にエアが吸入される。
ダクト51は2次転写部17と定着ニップ部Nとの間において定着器16のベルトユニット31の側(熱源39を備えた第1の回転体32の側)に配置されている。そして、ダクト51のフィルタ53でカバーされている吸気口52は2次転写部17と定着ニップ部Nとの間の中間よりも、定着ニップ部N側に位置しており、さらに、定着ニップ部Nの近傍に位置している。即ち、フィルタ53でカバーされている吸気口52は定着ニップ部Nの上流側の近傍、ガイド部材37の背面側に配置されている。
上記構成のダクトユニット50は、ファンFの駆動によってフィルタ53でカバーされている吸気口52から2次転写部17と定着ニップ部Nとの間におけるUFPを含むエアをフィルタ53で濾過しながらダクト51内に吸入する。そして、フィルタ53によりUFPが濾過されたエアを排気口54→第1の開口部104→ファンダクト51B→第2の開口部105の経路で機外に排気するように構成されている。即ち、このダクトユニット50により機外に排出されるUFPは減少する。
吸気口52は、図6に示すように、シート搬送方向と直角方向に一定の長さを有している。これにより、シートSのトナー像からベルト32に移行したワックスから発生するUFPをベルト32の長手方向(幅方向)において確実に捕集できるように構成されている。図6において、W52は吸気口52の長手方向の長さ、WTはシート上の画像形成可能領域の幅(最大画像幅)である。W9は中間転写ベルト9の幅である。吸気口52の長さW52は最大画像幅WTを上回るように設定されている。
なお、画像形成装置が大小複数の幅サイズのシートSを利用可能な場合は、最も利用頻度が高い幅サイズにおいてW52>WTとなるようにすれば良い。最小幅サイズのシートSの使用頻度が高い場合は、最小幅サイズシートの最大画像幅Tに基づいてW52>WTとなるように吸気口52の長手方向の長さW52を設定することができる。即ち、吸気口52の長さW52は、装置に使用可能な最小幅サイズのシートSの最大画像幅WTをカバーする長さである。
また、最大幅サイズシートの使用頻度が高い場合は、最大幅サイズシートの最大画像幅WTに基づいてW52>WTとなるように吸気口52の長手方向の長さW52を設定することができる。即ち、吸気口52の長さW52は、装置に使用可能な最大幅サイズのシートSの最大画像幅WTをカバーする長さである。
さらに、吸気口52は、図3に示すように、ベルト32の近傍に配置されると共に、定着器19に進入するシートSと対向する位置にある。このような配置によって、ダクトユニット50は小型化を可能とする。すなわち、吸気口52がダスト発生箇所であるベルト32の近傍にあると同時にシートSに対向する位置に配置される。これによって、ダクトユニット50は定着ニップ部Nから吸気口52にエアを導く経路を省略することができるので、全体を小型化し易い。
ダクト51内にエアを吸引する為のファンFが、ダクト51を経由し端部に最短経路で固定されている。これより、定着ニップ部Nに対し、フィルタ53、ダクト51、ファンFの配置が最短経路をなしていることがまず分かる。
更に、フィルタ53がダクト51の吸気口52の長手方向に延伸して配置されているため、フィルタ53を介した上流側と下流側の圧力損失が長手方向で実質均一となり、フィルタ53を介したエアの吸引力もまた、長手方向の前奥で実質均一となる。即ち、吸気口52で吸気されるエアの吸気口長手方向に沿う風量分布は実質均一である。
従って、上記フィルタ53、ダクト51、ファンFの配置を取ることで、定着ニップ部Nの画像領域全域から、フィルタ53を介して実質均一にエアが引くことが出来る。ひいては、定着ニップ部Nの画像領域全域から発生するUFPを実質均一に捕集することが出来ることが分かる。
また、エアの吸引を上記配置により最適化することでエアの吸引力も下げることが出来、ファンFの低コスト化、小サイズ化も可能となる。
以上より、図2、図3、図6に示す断面配置を取ることで、UFPの低減構成を低コスト、省スペース、かつ高効率で配置出来る。
(ガイド部材37の構成)
ところで、ガイド部材37をなくすことで、ダクトユニット50のダクト51及びフィルタ53を定着ニップ部Nにより近接させて配置することは出来る。しかし、その場合、2次転写部17から定着器19に搬送されるシートSがフィルタ53側に暴れた場合、定着ニップ部Nに入っていかない等、シート搬送上のトラブルが生じる恐れがある。また更に、シートSの搬送が暴れることで、シート上に形成された未定着のトナー像から微小量のトナーが飛散し、フィルタ53の表面に堆積していくことで、フィルタ53のトナー捕集力が漸減していく、等のトラブルが生じる恐れがある。
これより、定着ニップ部Nの近傍にガイド部材37を配置し、その背面側にフィルタ53を配置する図3の構成がシートSの搬送性、フィルタ性能維持の観点からも最適であるといえる。つまり、本例のガイド部材37は、シートSの搬送状態が正常であればシートSに接触することはなく、シートSの搬送状態が異常であればシートS(の表面(画像面))に接触し得るものである。このように、異常時にだけ機能を果たし得る役割を担っているとしても、本例では、シートS(の搬送)をガイドする「ガイド部材(ガイド部)」と呼ぶことにする。
フィルタ53は、図3に示される通り、ガイド部材37の背面に配置される。その理由や根拠は前述の通りである.しかし、図3に示す通り、ガイド部材37が定着器19と一体でその表面に空隙の一切無い断面であるとすれば、「仕切り」となって、UFPの捕集効率が大きく低下することが懸念される。それは、UFPの捕集がフィルタ53を通過するエアによって行われる為であり、ガイド部材37によってフィルタ53の表面が遮蔽されると、遮蔽部分のエアの流れが滞るからである。すなわち、ガイド部材37の形状が、UFPの捕集効率に影響を及ぼすことが課題となると言える。
そこで、本実施例1においては、図1のようなガイド部材構成により上記課題を解消している。図1の(a)は要部の拡大横断面模式図、(b)はガイド部材37の外観斜視図である。
本実施例1におけるガイド部材37は耐熱樹脂のモールド成形品であり、定着器19の筐体34の所定の部位に一体に固定されている。ガイド部材37はシートSをガイドする第1の面(シートを搬送する搬送面)37aを有する。また、この第1の面37aとは反対側の第2の面(背面)37bを有する。そして、第1の面側から第2面側への通気(エアの通り抜け)を許容する通気部として機能するエア通過部(空隙)37cを備えている。
エア通過部37cは第1の面側から第2の面側までの貫通穴となっており、ガイド部材37の長手方向においては、(b)の斜視図に示すように、複数の貫通口が連なり配置されている。即ち、ガイド部材37は定着ニップ部Nの長手に沿って配置されており、エア通過部37cはガイド部材37の長手方向に連なって配置された複数の開口部である。エア通過部37cは、ガイド部材37の第1の面37aの全体面積に対しおよそ50%以上の比率で開口している。即ち、エア通過部37cは第1の面37aにおいて50%以上の領域を持つ。
そして、ダクトユニット50のダクト51はガイド部材37の第2の面37bの側に配置されており、ダクト51のフィルタ53でカバーされている吸気口52がガイド部材37の第2の面37bにほぼ対向して配置されている。かくして、ダクトユニット50はファン駆動によってガイド部材37のエア通過部37cを通して吸気口52から2次転写部17と定着ニップ部Nとの間におけるUFPを含むエアをフィルタ53で濾過しながらダクト51内に吸入することができる。
このように、ガイド部材37のエア通過部37cに、フィルタ53を通過するエアの流れを通らせることで、UFPの捕集効率を下げることなく、シートSをガイドする効果が得られる。また、同時にフィルタ53に飛散トナーが付着し難くする効果も得られる。
図7は本実施例2の説明図であり、(a)は要部の拡大横断面模式図、(b)はガイド部材37の外観斜視図である。本実施例におけるガイド部材37も耐熱樹脂のモールド成形品であり、定着器19の筐体34の所定の部位に一体に固定されている。また、ガイド部材37はシートSをガイドする第1の面(シートを搬送する搬送面)37aを有する。また、この第1の面37aとは反対側の第2の面(背面)37bを有する。そして、第1の面側から第2面側への通気を許容する通気部として機能するエア通過部(空隙)37cを備えている。
本実施例2におけるガイド部材37は、(a)において斜線部に示される範囲で挟まれたガイド中央から下端部にかけて、エア通過部37cとしてのスリットが設けられている。
このスリット37cは、実施例1における図1のガイド部材37における空隙37cと同様、第1の面側から第2の面側までの貫通穴となっている。また、スリット37cは、ガイド部材37の長手方向においては、(b)の斜視図に示すように、複数のスリットが連なり配置されている。即ち、エア通過部37cとして、シート搬送方向に延伸するスリット状の切欠きがガイド部材37の長手方向に連なって配置されたものである。
エア通過部37cとしてのスリットは、実施例1における図1のガイド部材37における空隙37cと同様に、第1の面37aの全体面積に対し、およそ50%以上の比率で開口している。
そして、UFPダクトユニット50のダクト51はガイド部材37の第2の面37bの側に配置されており、ダクト51のフィルタ53でカバーされている吸気口52がガイド部材37の第2の面37bにほぼ対向して配置されている。かくして、ファン駆動によってガイド部材37のエア通過部37cとしてのスリットを通して吸気口52から2次転写部17と定着ニップ部Nとの間におけるUFPを含むエアをフィルタ53で濾過しながらダクト51内に吸入することができる。
本実施例2の場合も、このスリット37aに、フィルタ53を通過するエアの流れを通らせることで、UFPの捕集効率を下げることなく、シートSをガイドする効果が得られることも同様である。また、同時にフィルタ53に飛散トナーが付着し難くする効果も得られることも同様である。
図8は本実施例3の説明図であり、(a)は要部の拡大横断面模式図、(b)はガイド部材37の外観斜視図である。本実施例におけるガイド部材37も耐熱樹脂のモールド成形品であり、定着器19の筐体34の所定の部位に一体に固定されている。また、ガイド部材37はシートSをガイドする第1の面(シートを搬送する搬送面)37aを有する。また、この第1の面37aとは反対側の第2の面(背面)37bを有する。そして、第1の面側から第2面側への通気を許容する通気部として機能するエア通過部(空隙)37cを備えている。
本実施例3におけるガイド部材37は、複数のガイド板(ガイド部)37dがシート搬送方向に対し、積層するように構成されている。この際、複数のガイド板37dの先端がシートSの搬送を妨げることのないよう、搬送方向に対し所定の角度をなして積層されている。この複数のガイド板37dの積層は、密着させずにエア通過部37cとしての所定の空隙をもって配置されている。
即ち、本実施例3におけるガイド部材37は、定着ニップ部Nの長手に沿って配置されており、シート搬送方向に対し所定の角度で積層された複数のガイド部37dを有し、エア通過部37cは複数のガイド部間の空隙である。
エア通過部37cとしての空隙は、実施例1における図1のガイド部材37における空隙37cと同様に、第1の面37aの全体面積に対し、およそ50%以上の比率で開口している。
そして、UFPダクトユニット50のダクト51はガイド部材37の第2の面37bの側に配置されており、ダクト51のフィルタ53でカバーされている吸気口52がガイド部材37の第2の面37bにほぼ対向して配置されている。かくして、ファン駆動によってガイド部材37のエア通過部37cとしての空隙を通して吸気口52から2次転写部17と定着ニップ部Nとの間におけるUFPを含むエアをフィルタ53で濾過しながらダクト51内に吸入することができる。
本実施例3の場合も、この空隙37aに、フィルタ53を通過するエアの流れを通らせることで、UFPの捕集効率を下げることなく、シートSをガイドする効果が得られることも同様である。また、同時にフィルタ53に飛散トナーが付着し難くする効果も得られることも同様である。
以上、詳細に説明した通り、低コスト、小サイズ、高効率のUFP低減手段を、シート搬送性やフィルタ性能に影響を与えることなく提供することが出来ることが分かる。
1)以上、本発明を適用し得る実施例について説明したが、このような実施例だけに限定されない。例えば、定着器としては、熱ローラ方式であっても良いし、電磁誘導加熱を利用する方式でも良い。
2)吸気口52はシート搬送路に対して加圧ローラ33側に設置し、ガイド部材36にエア通過部を設ける構成としても構わない。つまり、この場合、上述の例とは異なり、シートSの搬送状態が正常であってもガイド部材36はシートS(の裏面)に接触することになる。このような例においても、本例では「ガイド部」と呼ぶことにする。
また、吸気口52は、シート搬送路に対してベルト32側と加圧ローラ33側の両側に設置されていても良い。この場合はガイド部材37の側とガイド部材36の側とにエア通過部を備える。ファンFは、クロスフローファンでも、ブロワファンでも良い。
3)シート搬送路は縦パス構成に限定されず、横パスや斜めに用紙を搬送するタイプであっても良い。
4)実施例では、画像形成装置100として、ドラム2を複数備えたマルチファンクションプリンタを取り上げた。しかし、ドラム2を一つ備えたモノクロのマルチファンクションプリンタやシングルファンクションプリンタに搭載する画像形成装置にも本発明を適用することができる。したがって、本発明を搭載する画像形成装置は、マルチファンクションプリンタに限定されるものではない。
本発明によれば,ダストの捕集効率が高い画像形成装置が提供される.

Claims (6)

  1. 離型剤を含有するトナーを用いてシートにトナー像を第1の位置にて形成する画像形成部と;
    前記画像形成部によりシートに形成されたトナー像を第2の位置にて熱定着する定着部と;
    前記第1の位置から前記第2の位置に向けてシートをガイドするガイド部と;
    前記ガイド部を介して前記第1の位置と前記第2の位置の間のシート搬送路に対向配置された吸気口を有し、前記画像形成装置の外へ排気するためのダクトと;
    前記ダクトの吸気口に設けられ、前記離型剤に起因する所定の粒径の粒子を回収するフィルタとを有し、
    前記ガイド部には、前記シート搬送路から前記吸気口に向かう方向への通気を許容する通気部が設けられている画像形成装置。
  2. 前記ガイド部は、前記通気部として貫通口を備えている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ガイド部は、シートの(表面と裏面のうち)表面と接触し得る側に配置されている請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の位置は前記第1の位置よりも重力方向上方に位置している請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記離型剤はワックスであり、前記所定の粒径は5.6nm以上560nm以下である請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記ダクト内にエアフローを形成するためのファンを更に有する請求項1に記載の画像形成装置。
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