JP2001347722A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001347722A
JP2001347722A JP2000172503A JP2000172503A JP2001347722A JP 2001347722 A JP2001347722 A JP 2001347722A JP 2000172503 A JP2000172503 A JP 2000172503A JP 2000172503 A JP2000172503 A JP 2000172503A JP 2001347722 A JP2001347722 A JP 2001347722A
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image forming
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sheet
hole
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JP2000172503A
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English (en)
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Masahide Tagami
田上  昌英
Yoshihisa Ibaraki
義久 茨木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体内の昇温を防止する通気孔
の確保と、画像形成に携わる構成部品上への異物の落下
の防止との両立させること。 【解決手段】 画像形成装置30は、開閉蓋2によって
開閉される開口部17を有する本体21と、開口部を通
じて本体に対して着脱可能で、且つ本体内に装着された
ときシートに画像を形成する画像形成手段22と、画像
形成手段に対してシートを案内し、且つ画像形成手段に
対する空気の流れを形成する通気孔13を有するシート
案内路23と、通気孔の下方に配設されて画像形成に携
わる構成部品12と、シート案内路と構成部品との間
を、開閉蓋の開閉にともなって移動する保護部材と、を
備え、保護部材が、開閉蓋の閉時に、シート案内路の通
気孔からずれた位置に移動し、開閉蓋の開時に、通気孔
に対向する位置に移動するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに画像を形
成する電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレー
ザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミ
リ、及びこれらの複合機器等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置には、電子写真感光及びこの電
子写真感光に作用するプロセス手段を一体的にカートリ
ッジ化して、このカートリッジを画像形成装置の本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式のものがあ
る。画像形成装置をプロセスカートリッジ方式にする
と、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンのみな
らず、ユーザーも簡単に行えるという、メンテナンスの
容易性を向上させることができる。このため、このプロ
セスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用
いられている。
【0003】このような画像形成装置の1例であるレー
ザービームプリンタ(以下、単に「プリンタ」と言う)
は、図6のように構成されていた。
【0004】すなわち、プリンタ20の本体21には、
画像形成前のシートSを積載するシート供給トレイ1
と、本体21に着脱可能なプロセスカートリッジ22
と、プロセスカートリッジ22を本体21から脱着する
際に本体21の開口部17を開閉する開閉カバー2と、
画像形成後のシートを積載するシート排出トレイ3等が
備えられている。プロセスカートリッジ22は、感光ド
ラム51、不図示の帯電ローラ、現像装置、クリーニン
グ装置をカートリッジ容器に一体的に組み込んでユニッ
ト化されている。
【0005】このような構造において、シート供給トレ
イ1上で待機していたシートSは、シート供給ローラ5
により転写前ガイド6に供給され、その後、転写前ガイ
ド6に沿って感光ドラム51と転写ローラ7との間に案
内される。次いで、シートSには、光学手段4によって
感光ドラム51に形成された潜像が現像手段によって可
視化されたトナー像が転写ローラ7によって転写され
る。そして、シートSは、ガイド板8に案内されて定着
手段9へ搬送され、定着手段9によって熱及び圧力を加
えられてトナー像が定着される。最後に、シートSは、
排出ローラ対10、11に搬送されて、シート排出トレ
イ3に排出される。
【0006】これらの一連の動作は、基板12に設けら
れた中央処理手段によって制御されて行われる。基板1
2は、本体21の設置面積を小さくするため、シート供
給ローラ5から定着手段9にまたがる搬送経路23の下
に配置されている。
【0007】また、搬送経路23には、通気孔13が形
成されている。通気孔13は、基板12や定着手段9か
ら生じる熱によってプリンタ20内の温度上昇を防止す
るために形成されている。このため、通気孔13は、図
中矢印Dで示すような自然対流による下から上への風路
を確保し、基板12上の部品やプロセスカートリッジ2
2、光学手段4等が昇温して各機構の動作や画質に支障
をきたすのを未然に防止している。
【0008】このような構成であれば、自然対流を利用
することによって冷却ファンを配置する必要もなく、プ
リンタ20の本体21の小型化とコストダウンを図るこ
とができる。
【0009】そして、プリンタ20は、サービスマン或
いはユーザーがジャム処理等を行うとき、図7に示すよ
うに、開閉カバー2を図中矢印C方向に回転させて開口
部17を開き、プロセスカートリッジ22を本体21の
外方に取り出と、本体21内のシート供給ローラ5から
定着手段9にまたがる搬送経路23上が大きく開放され
て、容易にジャム処理等を行うことができるようになっ
ている。
【0010】なお、シートには、画像が形成される、普
通紙、普通紙の代用品である樹脂製のもの、厚紙、はが
き、封書等がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタは、上
述したように、ジャム処理等を行うとき、搬送経路23
を大きく開放できるようになっているが、同時に、搬送
経路23に形成された通気孔13を露出するようになっ
ている。このため、通気孔13を露出した状態で、本体
21外から誤って本体21内に異物等を落とすと、異物
は、通気孔13を通って、基板12上に落下する恐れが
ある。この結果、基板12上の部品に不具合が生じ、本
体21全体の動作に支障をきたすことが懸念される。し
かし、基板12やプロセスカートリッジ22等の昇温を
防止するためには、通気孔13は必要不可欠である。
【0012】そこで、本体21内の昇温を防止するため
の通気孔13の確保と、基板12上への異物の落下防止
とを両立させることが望まれていた。
【0013】(目的)本発明は、画像形成装置本体内の
昇温を防止する通気孔の確保と、画像形成に携わる構成
部品上への異物の落下の防止とを両立させた画像形成装
置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、開閉蓋によって開閉され
る開口部を有する本体と、前記開口部を通じて前記本体
に対して着脱可能で、且つ前記本体内に装着されたとき
シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成
手段に対して前記シートを案内し、且つ前記画像形成手
段に対する空気の流れを形成する通気孔を有するシート
案内路と、前記通気孔の下方に配設されて画像形成に携
わる構成部品と、前記シート案内路と前記構成部品との
間を、前記開閉蓋の開閉にともなって移動する保護部材
と、を備え、前記保護部材が、前記開閉蓋の閉時におい
て、前記シート案内路の通気孔からずれた位置に移動
し、前記開閉蓋の開時において、前記通気孔に対向する
位置に移動するようになっている。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、開閉蓋によって開閉される開口部を有する本
体と、前記開口部を通じて前記本体に対して着脱可能
で、且つ前記本体内に装着されたときシートに画像を形
成する画像形成手段と、前記画像形成手段に対して前記
シートを案内し、且つ前記画像形成手段に対する空気の
流れを形成する少なくとも1つの通気孔を有するシート
案内路と、前記通気孔の下方に配設されて画像形成に携
わる構成部品と、前記シート案内路と前記構成部品との
間を、前記開閉蓋の開閉にともなって移動可能であると
ともに、前記通気孔に選択的に対向可能な貫通孔と落下
物受け部とを有する保護部材と、を備え、前記シート案
内路の通気孔に、前記開閉蓋の閉時において、前記貫通
孔が対向し、前記開閉蓋の開時において、前記落下物受
け部が対向することを特徴とする画像形成装置。
【0016】本発明の画像形成装置において、前記落下
物受け部は、受け止めた落下物が前記落下物受け部から
こぼれ落ちるのを防止する枠を有している。
【0017】本発明の画像形成装置における、前記構成
部品は、電気部品が設けられた基板である。
【0018】(作用)本発明の画像形成装置における画
像形成手段は、シート案内路を搬送されてくるシートに
画像を形成する。開閉蓋を閉じて、開口部を閉めてある
とき、保護部材は、シート案内路の通気孔からずれた位
置に移動しており、通気孔を通過する本体内の自然対流
を確保している。
【0019】ジャム処理時、或いは、画像形成装置のメ
ンテナンス時に、画像形成手段を本体から取り出すべ
く、開閉蓋を開いて、開口部を開けると、開閉蓋の動き
に連動して、保護部材が通気孔の下方に移動する。保護
部材は、画像形成手段の取り出し中に、本体内に誤って
落とした異物が通気孔を通過するようなことがあって
も、その異物を受け止めて、構成部品上への異物の落下
を防止する。
【0020】本発明の画像形成装置における画像形成手
段は、シート案内路を搬送されてくるシートに画像を形
成する。開閉蓋を閉じて、開口部を閉めてあるとき、保
護部材の貫通孔は、シート案内路の通気孔の下方に移動
しており、通気孔を通過する本体内の自然対流を確保し
ている。
【0021】ジャム処理時、或いは、画像形成装置のメ
ンテナンス時に、画像形成手段を本体から取り出すべ
く、開閉蓋を開いて、開口部を開けると、開閉蓋の動き
に連動して、保護部材が移動し、貫通孔が通気孔からず
れた位置に移動し、通気孔に対して落下物受け部が対向
する。落下物受け部は、画像形成手段の取り出し中に、
本体内に誤って落とした異物が通気孔を通過するような
ことがあっても、その異物を受け止めて、構成部品上へ
の異物の落下を防止する。
【0022】本発明の画像形成装置において、落下物受
け部が、受け止めた落下物が落下物受け部からこぼれ落
ちるのを防止する枠を有していると、構成部品への異物
の落下を確実に防止する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態のレ
ーザービームプリンタ(画像形成装置)を図1、図2に
基づいて、第2実施形態のレーザービームプリンタ(画
像形成装置)を図3に基づいて、第3実施形態のレーザ
ービームプリンタ(画像形成装置)を図4、図5に基づ
いて、説明する。なお、いずれの実施形態のレーザービ
ームプリンタ(以下、単に「プリンタ」と言う)におい
ても、従来のプリンタと同一部分については符号を同一
にする。
【0024】(第1実施形態のプリンタ)先ず、プリン
タの全体構成及びプロセスカートリッジの全体構成につ
いて説明し、次に、プロセスカートリッジの着脱構成に
ついて説明し、最後に、基板保護部材の構成について説
明する。
【0025】(プリンタの全体構成及びプロセスカート
リッジの全体構成)図1は、プロセスカートリッジ(画
像形成手段)22を装着したプリンタ30の概略縦断面
図である。図2はプロセスカートリッジ22をプリンタ
30の本体21から取り出したときのプリンタ30の概
略縦断面図である。
【0026】なお、図1、図2において、右側がシート
Sの搬送方向の上流側であり、左側が下流である。ま
た、左側がプリンタ30の本体21の「前」であり、右
側が「後」である。
【0027】このプリンタ30は、電子写真画像形成プ
ロセスによってシートSに画像を形成するようになって
いる。すなわち、図1に示すように、プリンタ30は、
不図示の帯電手段によって画像を形成するようになって
いる。プリンタ30は、帯電手段によって、プロセスカ
ートリッジ22に設けられた電子写真感光体であるドラ
ム形状の感光ドラム51に帯電を行い、次いでこの感光
ドラム51に光学手段4から画像情報に応じたレーザー
光を照射して潜像を形成し、この潜像を不図示の現像手
段によって現像してトナー像にするようになっている。
プリンタ30の本体21には、画像形成前のシートS
を積載するシート供給トレイ1と、本体21に着脱可能
なプロセスカートリッジ22と、プロセスカートリッジ
22を本体21から脱着する際に本体21の開口部17
を開閉する開閉カバー(開閉蓋)2と、画像形成後のシ
ートを積載するシート排出トレイ3等が備えられてい
る。
【0028】シート供給トレイ1上で待機していたシー
トSは、感光ドラム51上のトナー像にタイミングを合
わせて、シート供給ローラ5により転写前ガイド6に供
給され、その後、転写前ガイド6に沿って感光ドラム5
1と転写ローラ7との問に案内される。感光ドラム51
と転写ローラ7とで形成される転写部では、トナーと逆
の正極性の転写電圧が印加された転写ローラ7によっ
て、感光ドラム51上のトナー像がシートS上に転写さ
れる。そして、感光ドラム51からトナー像の転写を受
けたシートSは、ガイド板8に案内されて定着手段9へ
搬送される。定着手段9は、ヒーターを内蔵する定着回
転体9aと、及び定着回転体9aにシートSを押圧して
搬送する加圧ローラ9bとで形成されており、シートS
に熱及び圧力を加えてトナー像をシートSに定着する。
最後にシートSは、排出ローラ対10,11に搬送され
て、シート排出トレイ3に排出される。
【0029】一方、プロセスカートリッジ22は、感光
ドラム51、不図示の帯電ローラ、現像装置、クリーニ
ング装置をカートリッジ容器に一体的に組み込んでユニ
ット化されて、本体21の開口部17から、本体21内
に着脱可能になっている。プロセスカートリッジ22内
の感光ドラム51は、回転駆動されて、帯電手段によっ
て帯電される。光学手段4は、画像信号に基づいたレー
ザー光を発射し、感光ドラム51の表面を照射する。感
光ドラム51上の光照射部分には、負の電荷が除去され
て静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置に
よって、負極性のトナーが付着されるいわゆる反転現像
によってトナー像となる。
【0030】(プロセスカートリッジの着脱構成)プリ
ンタ30には、プロセスカートリッジ22を本体21に
対して脱着するとき、開口部17を開閉する開閉カバー
2が、支点2aを中心に回動可能に取り付けられてい
る。図2に示すように、開閉カバー2を図中矢印C方向
に回動すると、本体21の前面に形成された大きな開口
部17が現出し、この開口部17を介して本体21に対
してプロセスカートリッジ22を脱着することができ
る。
【0031】また、プリンタ30は、プロセスカートリ
ッジ22を本体21から取り出すと、シート供給ローラ
5から転写ローラ7を経て定着手段9の上流側のガイド
板8に至るまでの搬送経路(シート案内路)23が露出
され、シートSのジャム処理等を容易に行うことができ
るようになっている。
【0032】(基板保護部材の構成)シートSをシート
供給トレイ1から供給してシート排出トレイ3に排出す
るまでの一連の動作は、基板(構成部品)12上の中央
処理手段によって制御されて行われる。基板12は、シ
ート供給ローラ5から定着手段9にまたがる搬送経路2
3の下方に配置されている。これによってプリンタ30
の本体21の設置面積の省スペース化が実現されてい
る。また、搬送経路23には、通気孔13が形成されて
いる。通気孔13は、基板12や定着手段9から生じる
熱によってプリンタ30内の温度上昇を防止するのに形
成されており、矢印Dで示すような自然対流による下か
ら上への風路を確保し、基板12上の部品や、プロセス
カートリッジ22、光学手段4等が昇温してプリンタ3
0の各機構の動作や画質に支障をきたすのを未然に防止
している。自然対流は、本体21の複数箇所に生じてい
る隙間21aを出入りする空気によって生じる。
【0033】このような構成であれば、自然対流を利用
することによって冷却ファン等の強制冷却手段を配置す
る必要もなく、プリンタ30の本体21の小型化、低騒
音化及びコストダウンを図ることができる。
【0034】プリンタ30の本体21内には、プロセス
カートリッジ22を本体21外に取り出したとき、本体
21内への異物の落下を防止する保護部材14が、通気
孔13の下方で、搬送経路23と基板12との問に配設
されている。
【0035】保護部材14は、本体21内に回動可能に
設けられたころ15,15に支持されており、リンク部
材16によって開閉カバー2と連結されて、開閉カバー
2の開閉動作にともないころ15上を水平方向にスライ
ド可能になっている。
【0036】また、保護部材14には貫通孔14aが形
成されている。図1に示すように開閉カバー2によって
開口部17を閉じたプリンタ30の使用状態において、
保護部材14の貫通孔14aは、搬送経路23中の通気
孔13の鉛直下に位置し、自然対流による下から上への
風路を確保している。これによって、プロセスカートリ
ッジ22や光学手段4等は、確実に冷却される。プリン
タ30の各機構の動作や画質に支障をきたすのを未然に
防止している。
【0037】次に、図2に示すようにシートSのジャム
処理等を行うため開閉カバー2を開き、プロセスカート
リッジ22を開口部17から本体21外に取り出したと
き、開閉カバー2の開閉動作にともなって保護部材14
がころ15上を水平方向にスライドし、搬送経路23の
通気孔13の鉛直下に保護部材14の非開口部(落下物
受け止め部)14eが位置することになる。したがっ
て、保護部材14は、ユーザーが誤って本体21内に異
物を落し、それが通気孔13に落ち込んでも、その異物
を保護部材14の非開口部14eで異物を受け止めて、
基板12への落下を防止し、本体21の正常動作を保証
することができる。
【0038】(第2実施形態のプリンタ)図3に示す第
2実施形態のプリンタ130は、搬送経路23の通気孔
13の真下の保護部材114の非開口部14eに、リブ
によって枠体状の壁部(枠)14bが形成されている。
したがって、保護部材114は、通気孔13から落ちて
きた異物を非開口部14eで基板2上への異物の落下を
受け止めて、壁部14bで基盤2上への異物の落ちこぼ
れを防止する。本プリンタ130において、壁部14b
以外の部分は、第1実施形態のプリンタ30と同一構造
であるため、同一部分については同一符号を付してその
部分の説明は省略する。
【0039】なお、第1、第2実施形態のプリンタ3
0,130の保護部材14,114には、貫通孔14が
形成されているが、保護部材には、開閉カバー2を開い
たとき、搬送経路23の通気孔13の真下にくる非開口
部14eのみ、設けるようにしてもよい。この場合、開
閉カバー2を閉じたとき、非開口部14eが通気孔13
からずれた位置に移動し、通気孔13への自然対流を確
保できるようになっている。
【0040】(第3実施形態のプリンタ)次に、図4、
図5に示す第3実施形態のプリンタ230は、転写ロー
ラ7と、定着手段9の上流側のガイド板8との間の搬送
経路(シート案内路)23aに第1実施形態のプリンタ
30と同様の通気孔13が形成されているのに加えて、
シート供給ローラ5と転写前ガイド6との問の搬送経路
(シート案内路)23bに別の通気孔18が形成されて
いる。また、これに対応して保護部材14には別の貫通
孔14cが形成されている。
【0041】図4に示すように開閉カバー2によって開
口部17を閉じたプリンタ230の使用状態において、
保護部材214の貫通孔14aは、搬送経路23aの通
気孔13の鉛直下に位置し、保護部材214の貫通孔1
4cは、搬送経路23bの通気孔18の鉛直下に位置し
て、自然対流による下から上への風路が、第1実施形態
のプリンタ30よりもさらに確保されている。これによ
って、プロセスカートリッジ22や光学手段4等は、確
実に冷却される。プリンタ30の各機構の動作や画質に
支障をきたすのを未然に防止している。
【0042】次に、図5に示すようにシートSのジャム
処理等を行うため開閉カバー2を開き、プロセスカート
リッジ22を開口部17から本体21外に取り出したと
き、開閉カバー2の開閉動作にともなって保護部材21
4がころ15上を水平方向にスライドし、搬送経路23
aの通気孔13の鉛直下には保護部材214の非開口部
(落下物受け止め部)14eが位置し、また、通気孔1
8の鉛直下には同様に保護部材214上に形成された非
開口部(落下物受け止め部)14fが位置することにな
る。したがって、保護部材214は、ユーザーが誤って
本体21内に異物を落し、それが通気孔13,18に落
ち込んでも、非開口部14e、14fで受け止めて、非
開口部14e、14fに設けられた壁部(枠)14b,
14dで基板2上への異物のこぼれ落ちるのを防止す
る。本プリンタ230において、保護部材214と、搬
送経路23b以外の部分は、第1実施形態のプリンタ3
0と同一構造であるため、同一部分については同一符号
を付してその部分の説明は省略する。
【0043】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、ジャム発生時
に、或いはメンテナンス時に、画像形成手段を取り出し
たとき、本体内に落下して通気孔を通過する落下物を保
護部材の落下物受け部で受け止めて、構成部品への落下
を防止するようになっているので、画像形成装置の各機
構の動作や、画質に支障をきたすようなことがない。
【0044】また、開閉蓋が閉じられた状態で、シート
案内路の通気孔が、保護部材によって閉じられることな
く開放されて、自然対流を阻止するようなことがないの
で、画像形成装置の使用時における、本体内の昇温を防
止することができる。
【0045】すなわち、本発明の画像形成装置は、画像
形成に携わる構成部品上への異物の落下の防止と、本体
内の昇温を防止する通気孔の確保とを両立させることが
できる。
【0046】さらに、自然対流を阻止することなく、自
然対流を利用して本体内の昇温を防止するようになって
いるので、冷却ファン等の強制冷却手段を配置する必要
もなく、画像形成装置の本体の小型化、画像形成装置の
設置面積の縮小化、低騒音化及びコストダウンを図るこ
とができる。
【0047】落下物受け部が、受け止めた落下物が落下
物受け部からこぼれ落ちるのを防止する枠を有している
と、落下物受け部が落下物を確実に受け止めて構成部品
への落下物の落下を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の画像形成装置であるプ
リンタにおいて、画像形成手段であるプロセスカートリ
ッジが装着された状態の概略縦断面図である。
【図2】図1のプリンタにおいて、プロセスカートリッ
ジを本体外に取り出したときの概略縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の画像形成装置であるプ
リンタにおいて、画像形成手段であるプロセスカートリ
ッジを本体外に取り出したときの概略縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態の画像形成装置であるプ
リンタにおいて、画像形成手段であるプロセスカートリ
ッジが装着された状態の概略縦断面図である。
【図5】図4のプリンタにおいて、プロセスカートリッ
ジを本体外に取り出したときの概略縦断面図である。
【図6】従来の画像形成装置におけるプリンタにおい
て、プロセスカートリッジが装着された状態の概略縦断
面図である。
【図7】図6のプリンタにおいて、プロセスカートリッ
ジを本体外に取り出したときの概略縦断面図である。
【符号の説明】
S シート D 自然対流(空気の流れ) 1 シート供給トレイ 2 開閉カバー(開閉蓋) 3 シート排出トレイ 4 光学手段 9 定着手段 12 基板(構成部品) 13 通気孔 14,114,214 保護部材 14a 貫通孔 14b 壁部(枠) 14c 貫通孔 14d 壁部(枠) 14e 非開口部(落下物受け止め部) 14f 非開口部(落下物受け止め部) 15 ころ 16 リンク部材 17 開口部 18 貫通孔 21 本体 22 プロセスカートリッジ(画像形成手段) 23,23a,23b 搬送経路(シート案内路) 30,130,230 レーザービームプリンタ
(画像形成装置) 51 感光ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 530 B41J 29/12 Z Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 BB27 CD07 CD12 CD13 CD14 CN03 CN13 2H027 JA11 JB13 JC14 ZA03 2H071 AA04 AA15 AA26 AA31 BA03 BA13 BA14 BA27 BA29 BA41 DA23 EA10 3F101 FB07 FC19 LA02 LA05 LA07 LB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉蓋によって開閉される開口部を有す
    る本体と、 前記開口部を通じて前記本体に対して着脱可能で、且つ
    前記本体内に装着されたときシートに画像を形成する画
    像形成手段と、 前記画像形成手段に対して前記シートを案内し、且つ前
    記画像形成手段に対する空気の流れを形成する通気孔を
    有するシート案内路と、 前記通気孔の下方に配設されて画像形成に携わる構成部
    品と、 前記シート案内路と前記構成部品との間を、前記開閉蓋
    の開閉にともなって移動する保護部材と、を備え、 前記保護部材が、前記開閉蓋の閉時において、前記シー
    ト案内路の通気孔からずれた位置に移動し、前記開閉蓋
    の開時において、前記通気孔に対向する位置に移動する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 開閉蓋によって開閉される開口部を有す
    る本体と、 前記開口部を通じて前記本体に対して着脱可能で、且つ
    前記本体内に装着されたときシートに画像を形成する画
    像形成手段と、 前記画像形成手段に対して前記シートを案内し、且つ前
    記画像形成手段に対する空気の流れを形成する少なくと
    も1つの通気孔を有するシート案内路と、 前記通気孔の下方に配設されて画像形成に携わる構成部
    品と、 前記シート案内路と前記構成部品との間を、前記開閉蓋
    の開閉にともなって移動可能であるとともに、前記通気
    孔に選択的に対向可能な貫通孔と落下物受け部とを有す
    る保護部材と、を備え、 前記シート案内路の通気孔に、前記開閉蓋の閉時におい
    て、前記貫通孔が対向し、前記開閉蓋の開時において、
    前記落下物受け部が対向することを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記落下物受け部が、受け止めた落下物
    が前記落下物受け部からこぼれ落ちるのを防止する枠を
    有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記構成部品が、電気部品が設けられた
    基板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画
    像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7065311B2 (en) 2003-03-31 2006-06-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2008197325A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Canon Inc 画像形成装置
JP2013097061A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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