JPH10198219A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10198219A
JPH10198219A JP9014461A JP1446197A JPH10198219A JP H10198219 A JPH10198219 A JP H10198219A JP 9014461 A JP9014461 A JP 9014461A JP 1446197 A JP1446197 A JP 1446197A JP H10198219 A JPH10198219 A JP H10198219A
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JP
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fixing
image forming
unit
recording paper
fan
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JP9014461A
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Inventor
Masahiro Kawabe
真裕 川辺
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は定着する記録紙のサイズに関わらず、
定着部を均一に冷却する画像形成装置を提供する。 【解決手段】画像形成装置20は吸気口32と排気口3
3の形成された本体筐体21内に定着ローラ24と加圧
ローラ25が定着カバー26に覆われた定着部22が収
納され、定着部22に作像部でトナー画像の付着された
複数サイズの記録紙29が片寄せ方式により搬送され
る。定着部22には定着ローラ24の温度分布を検出す
るサーミスタ30、31が配設されている。画像形成装
置20は排気口33に配設された排気ファン34により
吸気口32から本体筐体21内に導入した空気を定着部
22の上部の空気通路35を通過させて排気口33から
外部に排出する。空気通路35には空気の向きを変更さ
せる気流変更シャッタ36が配設され、画像形成装置2
0は記録紙29のサイズと枚数及びサーミスタ30、3
1の検出結果に基づいて気流変更シャッタ36の角度調
整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳細には、定着部の冷却効率を向上させた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ装置及び電子写真
式プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置において
は、感光体から転写紙等の記録紙に転写されたトナー
は、簡単にはがれ落ちるので、トナーを加熱、加圧する
ことにより、記録紙に永久的に固着させることが必要と
なる。この工程は、定着プロセスと呼ばれており、定着
には、様々な方法があるが、そのうちで、熱ローラ定着
方式が、熱効率が高く安全である等の理由で最も広く使
用されている。
【0003】この熱ローラ定着方式においては、従来、
図5に示すように、定着装置1は、定着ローラ2と加圧
ローラ3が圧接され、定着ローラ2と加圧ローラ3がと
もに回転する。定着ローラ2内には、ヒーター4が収納
されており、ヒーター4により定着ローラ2が加熱され
る。定着ローラ2及び加圧ローラ3は、定着カバー5に
より覆われており、定着ローラ2と加圧ローラ3の圧接
部には、作像部6によりトナー画像の付着された記録紙
7が搬送されてくる。定着装置1の出口には、排出ロー
ラ8が配設されており、定着の完了した記録紙7が図外
の記録紙トレーに排出される。定着装置1は、作像部6
によりトナー画像の付着された記録紙7が定着ローラ2
と加圧ローラ3の圧接部に搬送されてくると、ヒーター
4により加熱された定着ローラ2と加圧ローラ3により
記録紙7上のトナーを記録紙7に加圧・加熱して融着す
ることにより定着させ、定着の完了した記録紙7を排出
ローラ8により記録紙トレー上に排出する。
【0004】この定着装置1は、図6に示すように、複
写機、ファクシミリ装置あるいは電子写真式プリンタ等
の画像形成装置10に適用され、画像形成装置10の本
体筐体11内に収納される。画像形成装置10には、定
着装置1から発生される熱を外部に排気するための吸気
口12と排気口13及び排気ファン14が設けられてお
り、定着装置1から発生された熱を図6中矢印で示すよ
うに、排気ファン14の吸引力で吸気口12から吸入し
た空気を、定着装置1の定着カバー5上の空気流路15
を一様に通過させて、排気口13を介して外部に排気し
ている。
【0005】そして、このような画像形成装置10に
は、複数サイズの記録紙7が使用され、定着装置1に
も、複数サイズの記録紙7が搬送されてくる。例えば、
図6に示すように、A4サイズの記録紙7aやB4サイ
ズの記録紙7bが搬送されてくるが、記録紙7のサイズ
が異なると、その記録紙7の幅も異なる。
【0006】また、画像形成装置10においては、一般
に、記録紙7の送り出し機構を安価にするために、いわ
ゆる片寄せ方式により記録紙7を記録紙カセットから送
り出すことが行われている。この片寄せ方式において
は、記録紙7は、記録紙サイズが異なる場合に、記録紙
7の幅方向の一方側に片寄らせられた状態で搬送される
ため、定着装置1においても、記録紙7の幅方向の一方
側に片寄った状態で搬送されてくる。例えば、図6にお
いては、左側に片寄った状態で記録紙サイズの異なる記
録紙7、記録紙7aと記録紙7bが搬送されてくること
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、排気ファンにより
画像形成装置の筐体に設けられた吸気口から空気を導入
して、定着装置の定着カバーの上部の空気流路を一様に
通過させて排気口から排気することにより冷却するよう
になっていたため、適切な冷却を行うことができないと
いう問題があった。
【0008】すなわち、画像形成装置では、複数サイズ
の記録紙が使用され、定着装置にも、複数サイズの記録
紙が搬送されてくるが、この各種サイズの記録紙が片側
に寄せた状態で搬送される片寄せ方式で搬送される場合
には、記録紙サイズが小さいときには、定着装置の定着
ローラと加圧ローラの圧接部で、記録紙が通過する部分
と記録紙が通過しない部分が大きく分離された状態とな
り、記録紙の通過しない部分が高温に過熱されて、定着
ローラや加圧ローラの軸受け部の変形等の不具合を発生
する。例えば、図6においては、A4サイズの記録紙7
aが搬送されてくるときには、左側に片寄せされた状態
で搬送されてくるため、A4サイズの記録紙7aの通過
しない右側部分が高温に過熱されることとなる。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、定着部の
定着カバーの上部の定着ローラの軸方向に、所定のファ
ンにより吸気口から本体ケース内に導入された冷却空気
が排気口へ通過する空気流路の形成された画像形成装置
の当該空気流路に、冷却空気の向きを、片寄せされた状
態で搬送される各種サイズの記録紙のうちサイズの小さ
い記録紙の通過しない定着ローラと加圧ローラの上部の
定着カバー方向に変更可能な気流変更シャッタを設け、
当該気流変更シャッタの回動角度を少なくとも定着部に
搬送される記録紙のサイズに応じて制御することによ
り、記録紙サイズに関わらず、定着ローラと加圧ローラ
を均一に冷却して、定着ローラや加圧ローラの軸受け部
が変形する等の不具合の発生を防止することのできる画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0010】請求項2記載の発明は、少なくとも定着部
に搬送される記録紙のサイズと枚数に応じて、空気流路
に設けられた気流変更シャッタの回動角度及びファンの
回転・停止と回転数を制御することにより、より効率的
に定着ローラと加圧ローラを均一に冷却して、定着ロー
ラや加圧ローラの軸受け部が変形する等の不具合の発生
をより一層効果的に防止することのできる画像形成装置
を提供することを目的としている。
【0011】請求項3記載の発明は、定着ローラの温度
分布を温度検出手段により検出し、当該温度検出手段の
検出結果に応じて、気流変更シャッタの回動角度及びフ
ァンの回転・停止と回転数を制御することにより、より
一層適切に定着ローラと加圧ローラを均一に冷却して、
定着ローラや加圧ローラの軸受け部が変形する等の不具
合の発生をより一層確実に防止することのできる画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0012】請求項4記載の発明は、定着部の定着カバ
ーの上部の定着ローラの軸方向に、所定のファンにより
吸気口から本体ケース内に導入された冷却空気が排気口
へ通過する空気流路の形成された画像形成装置の定着部
に、片寄せされた状態で搬送される各種サイズの記録紙
のうちサイズの小さい記録紙の通過しない定着ローラと
加圧ローラの上部の定着カバー上に冷却空気を通過させ
る第2の空理流路と、当該第2の空気流路に冷却空気を
導入する専用ファンと、を設け、当該専用ファンの回転
を少なくとも定着部に搬送される記録紙のサイズに応じ
て制御することにより、記録紙サイズに関わらず、定着
ローラと加圧ローラを均一に冷却して、定着ローラや加
圧ローラの軸受け部が変形する等の不具合の発生を防止
することのできる画像形成装置を提供することを目的と
している。
【0013】請求項5記載の発明は、空気流路の流路面
積を変更可能な流路面積変更シャッタを設け、少なくと
も定着部に搬送される記録紙のサイズに応じて流路面積
変更シャッタの回動角度を制御することにより、より一
層効率的に定着ローラと加圧ローラを均一に冷却して、
定着ローラや加圧ローラの軸受け部が変形する等の不具
合の発生をより一層効果的に防止することのできる画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0014】請求項6記載の発明は、少なくとも定着部
に搬送される記録紙のサイズと枚数に応じて、ファンの
回転・停止と回転数及び専用ファンの回転・停止と回転
数あるいは流路面積変更シャッタの回動角度を制御する
ことにより、さらにより一層効率的に定着ローラと加圧
ローラを均一に冷却して、定着ローラや加圧ローラの軸
受け部が変形する等の不具合の発生をより一層効果的に
防止することのできる画像形成装置を提供することを目
的としている。
【0015】請求項7記載の発明は、定着ローラの温度
分布を検出する温度検出手段を設け、当該温度検出手段
の検出結果に基づいて、少なくとも定着部に搬送される
記録紙のサイズと枚数に応じて、ファンの回転・停止と
回転数及び専用ファンの回転・停止と回転数あるいは流
路面積変更シャッタの回動角度を制御することにより、
より一層適切に定着ローラと加圧ローラを均一に冷却し
て、定着ローラや加圧ローラの軸受け部が変形する等の
不具合の発生をより一層確実に防止することのできる画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、各種サイズの記録紙にトナーを転写して
画像を形成する作像部と、所定の定着カバー内に定着ヒ
ーターの熱で加熱される定着ローラと当該定着ローラに
圧接された加圧ローラが収納され前記作像部で前記トナ
ーの転写された前記記録紙が前記定着ローラと前記加圧
ローラとの間に搬送されて前記定着ローラと前記加圧ロ
ーラにより前記記録紙に転写された前記トナーを前記記
録紙に定着させる定着部と、が吸気口と排気口の形成さ
れた本体ケース内に収納され、前記作像部から前記定着
部に前記各種サイズの記録紙がその幅方向の一方側に片
寄せされた状態で搬送され、前記定着部の前記定着カバ
ーの上部の前記定着ローラの軸方向に、所定のファンに
より前記吸気口から前記本体ケース内に導入された冷却
空気が前記排気口へ通過する空気流路の形成された画像
形成装置であって、前記空気流路に回動可能に設けられ
当該空気流路を流れる前記冷却空気の向きを前記片寄せ
された状態で前記作像部から搬送される各種サイズの前
記記録紙のうちサイズの小さい前記記録紙の通過しない
前記定着ローラと前記加圧ローラの上部の前記定着カバ
ー方向に変更可能な気流変更シャッタと、前記気流変更
シャッタを回動駆動するシャッタ駆動手段と、前記シャ
ッタ駆動手段を介して少なくとも前記作像部から前記定
着部に搬送される前記記録紙のサイズに応じて前記気流
変更シャッタの回動角度を制御する制御手段と、を備え
ることにより、上記目的を達成している。
【0017】上記構成によれば、定着部の定着カバーの
上部の定着ローラの軸方向に、所定のファンにより吸気
口から本体ケース内に導入された冷却空気が排気口へ通
過する空気流路の形成された画像形成装置の当該空気流
路に、冷却空気の向きを、片寄せされた状態で搬送され
る各種サイズの記録紙のうちサイズの小さい記録紙の通
過しない定着ローラと加圧ローラの上部の定着カバー方
向に変更可能な気流変更シャッタを設け、当該気流変更
シャッタの回動角度を少なくとも定着部に搬送される記
録紙のサイズに応じて制御しているので、記録紙サイズ
に関わらず、定着ローラと加圧ローラを均一に冷却する
ことができ、定着ローラや加圧ローラの軸受け部が変形
する等の不具合の発生を防止することができる。
【0018】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記画像形成装置は、前記ファンの回転・停止及
び回転数を調整するファン駆動手段を、さらに備え、前
記制御手段は、少なくとも前記作像部から前記定着部に
搬送される前記記録紙のサイズと枚数に応じて、前記シ
ャッタ駆動手段による前記気流変更シャッタの回動角度
及び前記ファン駆動手段による前記ファンの回転・停止
と回転数を制御するものであってもよい。
【0019】上記構成によれば、少なくとも定着部に搬
送される記録紙のサイズと枚数に応じて、空気流路に設
けられた気流変更シャッタの回動角度及びファンの回転
・停止と回転数を制御しているので、より効率的に定着
ローラと加圧ローラを均一に冷却することができ、定着
ローラや加圧ローラの軸受け部が変形する等の不具合の
発生をより一層効果的に防止することができる。
【0020】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記画像形成装置は、前記定着ローラの温度分布を
検出する温度検出手段と、前記ファンの回転・停止及び
回転数を調整するファン駆動手段と、をさらに備え、前
記制御手段は、前記温度検出手段の検出結果に応じて、
前記シャッタ駆動手段による前記気流変更シャッタの回
動角度及び前記ファン駆動手段による前記ファンの回転
・停止と回転数を制御するものであってもよい。
【0021】上記構成によれば、定着ローラの温度分布
を温度検出手段により検出し、当該温度検出手段の検出
結果に応じて、気流変更シャッタの回動角度及びファン
の回転・停止と回転数を制御しているので、より一層適
切に定着ローラと加圧ローラを均一に冷却することがで
き、定着ローラや加圧ローラの軸受け部が変形する等の
不具合の発生をより一層確実に防止することができる。
【0022】請求項4記載の発明の画像形成装置は、各
種サイズの記録紙にトナーを転写して画像を形成する作
像部と、所定の定着カバー内に定着ヒーターの熱で加熱
される定着ローラと当該定着ローラに圧接された加圧ロ
ーラが収納され前記作像部で前記トナーの転写された前
記記録紙が前記定着ローラと前記加圧ローラとの間に搬
送されて前記定着ローラと前記加圧ローラにより前記記
録紙に転写された前記トナーを前記記録紙に定着させる
定着部と、が吸気口と排気口の形成された本体ケース内
に収納され、前記作像部から前記定着部に前記各種サイ
ズの記録紙がその幅方向の一方側に片寄せされた状態で
搬送され、前記定着部の前記定着カバーの上部の前記定
着ローラの軸方向に、所定のファンにより前記吸気口か
ら前記本体ケース内に導入された冷却空気が前記排気口
へ通過する空気流路の形成された画像形成装置であっ
て、前記各種サイズの記録紙のうちサイズの小さい前記
記録紙の通過しない前記定着ローラと前記加圧ローラの
上部の前記定着カバー上に冷却空気を通過させる第2の
空気流路と、前記第2の空気流路に冷却空気を導入する
専用ファンと、前記専用ファンを回動駆動する専用ファ
ン駆動手段と、前記専用ファン駆動手段を介して少なく
とも前記作像部から前記定着部に搬送される前記記録紙
のサイズに応じて前記専用ファンの回転を制御する制御
手段と、を備えることにより、上記目的を達成してい
る。
【0023】上記構成によれば、定着部の定着カバーの
上部の定着ローラの軸方向に、所定のファンにより吸気
口から本体ケース内に導入された冷却空気が排気口へ通
過する空気流路の形成された画像形成装置の定着部に、
片寄せされた状態で搬送される各種サイズの記録紙のう
ちサイズの小さい記録紙の通過しない定着ローラと加圧
ローラの上部の定着カバー上に冷却空気を通過させる第
2の空理流路と、当該第2の空気流路に冷却空気を導入
する専用ファンと、を設け、当該専用ファンの回転を少
なくとも定着部に搬送される記録紙のサイズに応じて制
御しているので、記録紙サイズに関わらず、定着ローラ
と加圧ローラを均一に冷却することができ、定着ローラ
や加圧ローラの軸受け部が変形する等の不具合の発生を
防止することができる。
【0024】この場合、例えば、請求項5に記載するよ
うに、前記画像形成装置は、前記空気流路に回動可能に
設けられ前記空気流路の流路面積を変更可能な流路面積
変更シャッタと、前記流路面積変更シャッタを回動駆動
する流路面積変更シャッタ駆動手段と、をさらに備え、
前記制御手段は、前記流路面積変更シャッタ駆動手段を
介して少なくとも前記作像部から前記定着部に搬送され
る前記記録紙のサイズに応じて前記流路面積変更シャッ
タの回動角度をも制御するものであってもよい。
【0025】上記構成によれば、空気流路の流路面積を
変更可能な流路面積変更シャッタを設け、少なくとも定
着部に搬送される記録紙のサイズに応じて流路面積変更
シャッタの回動角度を制御しているので、より一層効率
的に定着ローラと加圧ローラを均一に冷却することがで
き、定着ローラや加圧ローラの軸受け部が変形する等の
不具合の発生をより一層効果的に防止することができ
る。
【0026】また、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記画像形成装置は、前記ファンの回転・停止及び
回転数を調整するファン駆動手段を、さらに備え、前記
制御手段は、少なくとも前記作像部から前記定着部に搬
送される前記記録紙のサイズと枚数に応じて、前記ファ
ン駆動手段による前記ファンの回転・停止と回転数及び
前記専用ファン駆動手段による前記専用ファンの回転・
停止と回転数あるいは前記流路面積変更シャッタ駆動手
段による前記流路面積変更シャッタの回動角度を制御す
るものであってもよい。
【0027】上記構成によれば、少なくとも定着部に搬
送される記録紙のサイズと枚数に応じて、ファンの回転
・停止と回転数及び専用ファンの回転・停止と回転数あ
るいは流路面積変更シャッタの回動角度を制御している
ので、さらにより一層効率的に定着ローラと加圧ローラ
を均一に冷却することができ、定着ローラや加圧ローラ
の軸受け部が変形する等の不具合の発生をより一層効果
的に防止することができる。
【0028】さらに、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記画像形成装置は、前記定着ローラの温度分布を
検出する温度検出手段と、前記ファンの回転・停止及び
回転数を調整するファン駆動手段と、をさらに備え、前
記制御手段は、前記温度検出手段の検出結果に応じて、
少なくとも前記作像部から前記定着部に搬送される前記
記録紙のサイズと枚数に応じて、前記ファン駆動手段に
よる前記ファンの回転・停止と回転数及び前記専用ファ
ン駆動手段による前記専用ファンの回転・停止と回転数
あるいは前記流路面積変更シャッタ駆動手段による前記
流路面積変更シャッタの回動角度を制御するものであっ
てもよい。
【0029】上記構成によれば、定着ローラの温度分布
を検出する温度検出手段を設け、当該温度検出手段の検
出結果に基づいて、少なくとも定着部に搬送される記録
紙のサイズと枚数に応じて、ファンの回転・停止と回転
数及び専用ファンの回転・停止と回転数あるいは流路面
積変更シャッタの回動角度を制御しているので、より一
層適切に定着ローラと加圧ローラを均一に冷却すること
ができ、定着ローラや加圧ローラの軸受け部が変形する
等の不具合の発生をより一層確実に防止することができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0031】図1及び図2は、本発明の画像形成装置の
第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、気
流の向きを調整する気流変更シャッタを設けたもので、
請求項1から請求項3に対応するものである。
【0032】図1は、本発明の画像形成装置の第1の実
施の形態を適用した画像形成装置20の正面部分断面図
である。
【0033】図1において、画像形成装置20は、本体
筐体(本体ケース)21内に定着部22と作像部23
(図2参照)が収納されており、定着部22は、定着ロ
ーラ24と加圧ローラ25を備え、これら定着ローラ2
4及び加圧ローラ25は、定着カバー26により覆われ
ている。定着ローラ24は、その軸24aが軸受け27
を介して定着カバー26に回転可能に支持されており、
加圧ローラ25は、その軸25aが軸受け28を介して
定着カバー26に回転可能に支持されている。
【0034】定着ローラ24は、図示しないが定着ヒー
ターが内蔵されており、定着ヒーターにより定着温度に
加熱される。定着ローラ24には、上記加圧ローラ25
が圧接されており、この定着ローラ24と加圧ローラ2
5の圧接部に作像部23でトナー画像の付着された記録
紙29が搬送されてくる。定着部22は、作像部23か
ら搬送されてくるトナー画像の形成された記録紙29を
回転駆動される定着ローラ24と加圧ローラ25により
圧接しつつ、加熱して、記録紙29上のトナー画像を記
録紙29に定着させ、トナー画像の定着を完了した記録
紙29を図示しない記録紙トレイに排出する。
【0035】画像形成装置20では、複数種類の記録紙
サイズに作像を行い、定着部22には、複数サイズの記
録紙29が後述するように片寄せされた状態で搬送され
てくるが、この定着部22の定着ローラ24の上側近傍
には、記録紙29のサイズに関わらず、記録紙29の通
過する部分の定着ローラ24の温度を検出するサーミス
タ30と小さいサイズの記録紙29の通過しない部分の
定着ローラ24の温度を検出するサーミスタ31が配設
されている。
【0036】画像形成装置20は、その本体筐体21に
吸気口32と排気口33が形成されているとともに、排
気口33の外側に排気ファン34が配設されており、排
気ファン(ファン)34により吸気口32から外気を本
体筐体21内に導入して、空気(冷却空気)を定着部2
2の上部を空気通路35として通過させて排気口33か
ら外部に排出する。この空気の通過する定着部22の上
部の空気通路35には、当該空気通路35を通過する空
気の向きを変更させる複数の気流変更シャッタ36が配
設されており、気流変更シャッタ36は、空気通路35
を全閉状態から全開状態まで、任意の角度で回動可能に
取り付けられている。気流変更シャッタ36は、画像形
成装置20で作像される記録紙29の最小サイズの記録
紙29の右端付近の上部の空気通路35に配設されてい
る。
【0037】画像形成装置20は、図2に示すように回
路構成されており、作像部23、制御部37、サーミス
タ30、31、ファン・ドライバー38、排気ファン3
4、シャッタ・ドライバー39及び気流変更シャッタ3
6等を備えている。
【0038】サーミスタ(温度検出手段)30は、上述
のように、記録紙29のサイズに関わらず、記録紙29
の通過する部分の定着ローラ24の温度を検出して、検
出結果を制御部37に出力し、サーミスタ(温度検出手
段)31は、小さいサイズの記録紙29の通過しない部
分の定着ローラ24の温度を検出して、検出結果を制御
部37に出力する。
【0039】作像部23は、電子写真式作像システムを
備え、制御部37の制御下で動作して、各種サイズの記
録紙29にトナー画像を形成して、トナー画像の形成し
た記録紙29を定着部22に搬送する。また、作像部2
3は、トナー画像を形成した記録紙29のサイズとトナ
ー画像を形成した記録紙29の枚数を制御部37に出力
する。
【0040】ファン・ドライバー(ファン駆動手段)3
8は、制御部37の制御下で動作して、排気ファン34
を駆動する。シャッタ・ドライバー(シャッタ駆動手
段)39は、制御部37の制御下で動作して、気流変更
シャッタ36を駆動する。
【0041】制御部(制御手段)37は、CPU(Cent
ral Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)
及びRAM(Random Access Memory)等を備え、ROM
内のプログラムに基づいてRAMをワークメモリとして
使用しつつ画像形成装置20の各部を制御して、画像形
成装置20としての基本処理を実行するとともに、作像
部23から定着部22に搬送されてくる記録紙29のサ
イズや枚数及びサーミスタ30、31の検出結果に基づ
いてファン・ドライバー38を介して排気ファン34の
駆動を制御し、また、シャッタ・ドライバー39を介し
て気流変更シャッタ36の角度調整を行って、定着部2
2の温度を適切な温度に冷却する。
【0042】そして、画像形成装置20は、図示しない
記録紙カセットに複数サイズの記録紙29をセット可能
であり、この複数サイズの記録紙29を片寄せ方式によ
り記録紙カセットから送り出して、作像部23でトナー
画像を形成する。作像部23でトナー画像の形成された
記録紙29を片寄せ方式により定着部22に搬送し、定
着部22によりトナー画像の形成された記録紙29を加
熱・圧接して、定着する。したがって、定着部22に
は、図1に示すように、例えば、A4サイズの記録紙2
9aが搬送されてくると、定着ローラ24と加圧ローラ
25の圧接部に、図1中左側に片寄せされた状態で搬送
され、右側の部分がA4サイズの記録紙29aの通過し
ない部分となる。また、B4サイズの記録紙29bが搬
送されてくると、定着ローラ24と加圧ローラ25の圧
接部の全面をB4サイズの記録紙29bが通過する。
【0043】次に、本実施の形態の動作を説明する。画
像形成装置20は、作像システム23により記録紙29
にトナー画像を形成し、トナー画像の形成された記録紙
29を定着部22に搬送する。定着部22は、搬送され
てきた記録紙29を定着ローラ24と加圧ローラ25に
より加熱・圧接して、トナー画像を記録紙29に定着さ
せる。画像形成装置20は、複数サイズの記録紙29、
例えば、A4サイズの記録紙29aやB4サイズの記録
紙29bに作像部23でトナー画像を形成し、片寄せ方
式で記録紙29a、29bを定着部22に搬送する。し
たがって、定着部22では、図1に示すように、例え
ば、A4サイズの記録紙29aが搬送されてくると、定
着ローラ24と加圧ローラ25の圧接部に、図1中左側
に片寄せされた状態で搬送され、右側の部分がA4サイ
ズの記録紙29aの通過しない部分となる。また、B4
サイズの記録紙29bが搬送されてくると、定着ローラ
24と加圧ローラ25の圧接部の全面をB4サイズの記
録紙29bが通過する。その結果、定着ローラ24の長
さよりも幅の狭いサイズの記録紙29、例えば、A4サ
イズの記録紙29aが搬送されてくると、A4サイズの
記録紙29aの通過しない部分の定着ローラ24と加圧
ローラ25の温度がA4サイズの記録紙29aの通過す
る部分の温度よりも高くなり、温度分布が不均一になる
とともに、A4サイズの記録紙29aの通過しない部分
の温度が過熱されると、軸受け27、28の変形等の不
具合が発生する。
【0044】そこで、画像形成装置20は、気流変更シ
ャッタ36の回動角度を調整して、定着部22の温度分
布の不均一を防止するとともに、過熱を防止している。
【0045】すなわち、制御部37には、作像部23か
ら記録紙29のサイズと作像した記録紙29の枚数のデ
ータが入力され、制御部37は、これらの記録紙29の
サイズと記録紙29の枚数のデータに基づいて、シャッ
タ・ドライバー39を介して気流変更シャッタ36を駆
動し、気流変更シャッタ36の角度調整を行う。
【0046】制御部37は、記録紙29がB4サイズの
記録紙29bのようにほぼ定着ローラ24の長さと同程
度の大きさのときには、定着部22に温度分布の不均一
は発生しないと判断して、気流変更シャッタ36を、定
着カバー26と略平行な状態に駆動制御する。このと
き、空気通路35を流れる空気は、気流変更シャッタ3
6により向きが変更されることなく、空気流路35を定
着カバー26に平行に流れ、定着部22を均一に冷却す
る。
【0047】制御部37は、記録紙29がA4サイズの
記録紙29aのように定着ローラ24の長さよりも幅の
狭い記録紙29であるときには、A4サイズの記録紙2
9aの通過しない部分の定着ローラ24と加圧ローラ2
5の温度が高くなって、定着部22に温度分布の不均一
の発生が生じると判断して、当該記録紙29のサイズ及
び枚数に応じて、気流変更シャッタ36の角度を変更制
御する。すなわち、制御部37は、記録紙29のサイズ
が小さいほど気流変更シャッタ36を、図1に示すよう
に、気流変更シャッタ36の右側が下側に傾斜する回動
角度を大きくし、また、記録紙29の枚数が多くなるほ
ど、A4サイズの記録紙29aの通過しない部分の温度
上昇が高いと判断して、気流変更シャッタ36の回動角
度を大きくする。また、制御部37は、記録紙29の枚
数が多くなるほど、排気ファン34の回転数を多くす
る。
【0048】また、制御部37には、サーミスタ30及
びサーミスタ31から定着ローラ24の検出温度が入力
され、制御部37は、サーミスタ30及びサーミスタ3
1の検出結果に基づいて、シャッタ・ドライバー39を
介して気流変更シャッタ36を駆動する。すなわち、A
4サイズの記録紙29a等の小さいサイズの記録紙29
の通過しない部分の定着ローラ24の温度を検出するサ
ーミスタ31の検出温度と、記録紙29のサイズにかか
わらず常に記録紙29の通過する部分の定着ローラ24
の温度を検出するサーミスタ30の検出温度と、を比較
して、サーミスタ31の検出温度がサーミスタ30の検
出温度より高くなるほど気流変更シャッタ36の回動角
度を大きくするとともに、ファン・ドライバー38を介
して排気ファン34の回転数を多くする。
【0049】このように、気流変更シャッタ36を、そ
の右側が下側に傾斜するように回動すると、空気通路3
5を気流変更シャッタ36へ流れてきた空気は、気流変
更シャッタ36により定着部22側にその流れ方向が変
更され、定着部22のA4サイズの記録紙29aの通過
しない部分の上部を集中して流れる。したがって、定着
部22のA4サイズの記録紙29aの通過しない部分を
効率的に冷却することができ、A4サイズの記録紙29
aの通過しない部分の過熱を防止することができるとと
もに、定着部22の温度分布を均一にすることができ
る。
【0050】図3及び図4は、本発明の画像形成装置の
第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、小
さいサイズの記録紙の通過しない定着カバー部分に冷却
空気を導入する第2の空気通路を設けるとともに、第2
の空気通路に専用ファンを設けたもので、請求項4から
請求項7に対応するものである。
【0051】なお、本実施の形態の説明において、上記
第1の実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を
付して、その詳細な説明を省略する。
【0052】図3において、画像形成装置40は、本体
筐体(本体ケース)41内に定着部22と作像部(図4
参照)23が収納されており、本体筐体41に、吸気口
42と排気口43が形成されているとともに、排気口4
3の外側に排気ファン(ファン)44が配設されてい
る。排気ファン34により吸気口42から外気を本体筐
体41内に導入して、空気を定着部22の上部を空気通
路45として通過させて排気口43から外部に排出す
る。この空気の通過する定着部22の上部の空気通路4
5には、当該空気通路45の流路面積を調整する流路面
積変更シャッタ46が配設されており、流路面積変更シ
ャッタ46は、空気通路45を全閉状態から全開状態ま
で、任意の角度で回動可能に取り付けられている。流路
面積変更シャッタ46は、定着部22の略中央部の上部
の空気通路45に配設されている。
【0053】この定着部22の空気通路45を挟んだ本
体筐体41の上部隔壁41aには、通風口47が形成さ
れており、通風口47は、吸気口42と流路面積変更シ
ャッタ46の間の上部隔壁41aに形成されている。こ
の通風口47の上部には、専用ファン48が配設されて
おり、専用ファン48は、ダクト49を通して本体筐体
41に形成された第2排気口50に連通されている。上
記通風口47、ダクト49及び第2排気口50は、全体
として各種サイズの記録紙29のうちサイズの小さい記
録紙29の通過しない定着ローラ24と加圧ローラ25
の上部の定着カバー上に冷却空気を通過させる第2の空
気流路を構成している。
【0054】また、画像形成装置40では、第1の実施
の形態と同様に、複数種類の記録紙サイズに作像を行
い、定着部22には、複数サイズの記録紙29が搬送さ
れてくるが、この定着部22の定着ローラ24の上側近
傍には、記録紙29のサイズに関わらず、記録紙29の
通過する部分の定着ローラ24の温度を検出するサーミ
スタ30と小さいサイズの記録紙29の通過しない部分
の定着ローラ24の温度を検出するサーミスタ31が配
設されている。
【0055】画像形成装置40は、図4に示すようにブ
ロック構成されており、作像部23、制御部51、サー
ミスタ30、31、ファン・ドライバー52、排気ファ
ン44、専用ファン48、シャッタ・ドライバー53及
び流路面積変更シャッタ46等を備えている。
【0056】サーミスタ(温度検出手段)30は、上述
のように、記録紙29のサイズに関わらず、記録紙29
の通過する部分の定着ローラ24の温度を検出して、検
出結果を制御部51に出力し、サーミスタ(温度検出手
段)31は、小さいサイズの記録紙29の通過しない部
分の定着ローラ24の温度を検出して、検出結果を制御
部51に出力する。
【0057】作像部23は、電子写真式作像システムを
備え、制御部51の制御下で動作して、各種サイズの記
録紙29にトナー画像を形成して、トナー画像の形成し
た記録紙29を定着部22に搬送する。また、作像部2
3は、トナー画像を形成した記録紙29のサイズとトナ
ー画像を形成した記録紙29の枚数を制御部51に出力
する。
【0058】ファン・ドライバー(ファン駆動手段、専
用ファン駆動手段)52は、制御部51の制御下で動作
して、排気ファン44と専用ファン48の駆動をそれぞ
れ独立して制御する。シャッタ・ドライバー(流路面積
変更シャッタ駆動手段)53は、制御部51の制御下で
動作して、流路面積変更シャッタ46を駆動する。
【0059】制御部(制御手段)51は、CPU(Cent
ral Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)
及びRAM(Random Access Memory)等を備え、ROM
内のプログラムに基づいてRAMをワークメモリとして
使用しつつ画像形成装置40の各部を制御して、画像形
成装置40としての基本処理を実行するとともに、作像
部23から定着部22に搬送される記録紙29のサイ
ズ、枚数及びサーミスタ30、31の検出結果に基づい
てファン・ドライバー52を介して排気ファン44及び
専用ファン48の駆動を制御し、また、シャッタ・ドラ
イバー53を介して流路面積変更シャッタ46の角度調
整を行って、定着部22の温度を適切な温度に冷却す
る。
【0060】そして、画像形成装置40は、図示しない
記録紙カセットに複数サイズの記録紙29をセット可能
であり、この複数サイズの記録紙29を片寄せ方式によ
り記録紙カセットから送り出して、作像部23でトナー
画像を形成する。作像部23でトナー画像の形成された
記録紙29を片寄せ方式により定着部22に搬送し、定
着部22によりトナー画像の形成された記録紙29を加
熱・圧接して、定着する。したがって、定着部22に
は、図3に示すように、例えば、A4サイズの記録紙2
9aが搬送されてくると、定着ローラ24と加圧ローラ
25の圧接部に、図3中左側に片寄せされた状態で搬送
され、右側の部分がA4サイズの記録紙29aの通過し
ない部分となる。また、B4サイズの記録紙29bが搬
送されてくると、定着ローラ24と加圧ローラ25の圧
接部の全面をB4サイズの記録紙29bが通過する。
【0061】次に、本実施の形態の動作を説明する。画
像形成装置40は、上記第1の実施の形態と同様に、作
像システム23により記録紙29にトナー画像を形成
し、トナー画像の形成された記録紙29を定着部22に
搬送する。定着部22は、搬送されてきた記録紙29を
定着ローラ24と加圧ローラ25により加熱・圧接し
て、トナー画像を記録紙29に定着させる。画像形成装
置40は、複数サイズの記録紙29、例えば、A4サイ
ズの記録紙29aやB4サイズの記録紙29bに作像部
23でトナー画像を形成し、片寄せ方式でA4サイズの
記録紙29a、29bを定着部22に搬送する。したが
って、定着部22では、図3に示すように、例えば、A
4サイズの記録紙29aが搬送されてくると、定着ロー
ラ24と加圧ローラ25の圧接部に、図3中左側に片寄
せされた状態で搬送され、右側の部分がA4サイズの記
録紙29aの通過しない部分となる。また、B4サイズ
の記録紙29bが搬送されてくると、定着ローラ24と
加圧ローラ25の圧接部の全面をB4サイズの記録紙2
9bが通過する。その結果、定着ローラ24の長さより
も幅の狭いサイズの記録紙29、例えば、A4サイズの
記録紙29aが搬送されてくると、A4サイズの記録紙
29aの通過しない部分の定着ローラ24と加圧ローラ
25の温度がA4サイズの記録紙29aの通過する部分
の温度よりも高くなり、温度分布が不均一になるととも
に、A4サイズの記録紙29aの通過しない部分の温度
が過熱されると、軸受け27、28の変形等の不具合が
発生する。
【0062】そこで、画像形成装置40は、流路面積変
更シャッタ46の回動角度を調整して、定着部22の温
度分布の不均一を防止するとともに、過熱を防止してい
る。
【0063】すなわち、制御部51には、作像部23か
ら記録紙29のサイズと作像した記録紙29の枚数のデ
ータが入力され、制御部51は、これらの記録紙29の
サイズと記録紙29の枚数のデータに基づいて、シャッ
タ・ドライバー53を介して流路面積変更シャッタ46
を駆動し、流路面積変更シャッタ46の角度調整を行
う。
【0064】制御部51は、記録紙29がB4サイズの
記録紙29bのようにほぼ定着ローラ24の長さと同程
度の大きさのときには、定着部22に温度分布の不均一
は発生しないと判断して、流路面積変更シャッタ46
を、定着カバー26に平行状態に駆動制御する。このと
き、空気通路35を流れる空気は、流路面積変更シャッ
タ46により空気流路45の流路面積が狭められないた
め、空気流路45を流路面積変更シャッタ46に遮断さ
れることなく流れ、定着部22を均一に冷却する。
【0065】制御部51は、記録紙29がA4サイズの
記録紙29aのように定着ローラ24幅よりも幅の狭い
記録紙29であるときには、A4サイズの記録紙29a
の通過しない部分の定着ローラ24と加圧ローラ25の
温度が高くなって、定着部22に温度分布の不均一の発
生が生じると判断して、当該記録紙29のサイズ及び枚
数に応じて、流路面積変更シャッタ46の角度を変更制
御する。すなわち、制御部51は、記録紙29のサイズ
が小さいほど流路面積変更シャッタ46を、図3に実線
で示すように、流路面積変更シャッタ46の回動角度を
大きくして空気流路45の流路面積を小さくするととも
に、ファン・ドライバー52を介して専用ファン48を
回転させ、また、記録紙29の枚数が多くなるほど、A
4サイズの記録紙29aの通過しない部分の温度上昇が
高いと判断して、流路面積変更シャッタ46の回動角度
を大きくして、空気流路45の流路面積を小さくすると
ともに、専用ファン48を回転させる。また、制御部5
1は、記録紙29の枚数が多くなるほど、専用ファン4
8の回転数を多くする。
【0066】したがって、吸気口42から導入された空
気は、図3に矢印で示すように、流路面積変更シャッタ
46で遮られるとともに、専用ファン48により吸引さ
れて、通風口47から専用ファン48及びダクト49を
介して第2排気口50から本体筐体41の外部に排出さ
れる。その結果、A4サイズの記録紙29aの通過しな
い部分の定着ローラ24と加圧ローラ25の温度をより
一層効率的に冷却することができる。
【0067】また、制御部51には、サーミスタ30及
びサーミスタ31から定着ローラ24の検出温度が入力
され、制御部51は、サーミスタ30及びサーミスタ3
1の検出結果に基づいて、シャッタ・ドライバー53を
介して流路面積変更シャッタ46を駆動する。すなわ
ち、A4サイズの記録紙29a等の小さいサイズの記録
紙29の通過しない部分の定着ローラ24の温度を検出
するサーミスタ31の検出温度と、記録紙29のサイズ
にかかわらず常に記録紙29の通過する部分の定着ロー
ラ24の温度を検出するサーミスタ30の検出温度と、
を比較して、サーミスタ31の検出温度がサーミスタ3
0の検出温度より高くなるほど流路面積変更シャッタ4
6の回動角度を大きくするとともに、ファン・ドライバ
ー52を介して専用ファン48の回転数を多くする。
【0068】このように、流路面積変更シャッタ46
を、その回動角度を調整することにより、空気通路45
を流れてきた空気は、流路面積変更シャッタ46により
遮断されるとともに、専用ファン48により吸引され、
定着部22のA4サイズの記録紙29aの通過しない部
分の上部を集中して流れる。したがって、定着部22の
A4サイズの記録紙29aの通過しない部分をより一層
効率的に冷却することができ、A4サイズの記録紙29
aの通過しない部分の過熱を防止することができるとと
もに、定着部22の温度分布を均一にすることができ
る。さらに、流路面積変更シャッタ46により空気流路
45を完全に遮断することにより、吸気口42から導入
された空気は、定着部22のA4サイズの記録紙29a
の通過しない部分の上部のみを流れ、定着部22のA4
サイズの記録紙29aの通過しない部分をより一層効率
的に冷却することができ、A4サイズの記録紙29aの
通過しない部分の過熱を防止することができるととも
に、定着部22の温度分布を均一にすることができる。
【0069】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、定着部の定着カバーの上部の定着ローラの軸方向
に、所定のファンにより吸気口から本体ケース内に導入
された冷却空気が排気口へ通過する空気流路の形成され
た画像形成装置の当該空気流路に、冷却空気の向きを、
片寄せされた状態で搬送される各種サイズの記録紙のう
ちサイズの小さい記録紙の通過しない定着ローラと加圧
ローラの上部の定着カバー方向に変更可能な気流変更シ
ャッタを設け、当該気流変更シャッタの回動角度を少な
くとも定着部に搬送される記録紙のサイズに応じて制御
しているので、記録紙サイズに関わらず、定着ローラと
加圧ローラを均一に冷却することができ、定着ローラや
加圧ローラの軸受け部が変形する等の不具合の発生を防
止することができる。
【0071】請求項2記載の発明の画像形成装置によれ
ば、少なくとも定着部に搬送される記録紙のサイズと枚
数に応じて、空気流路に設けられた気流変更シャッタの
回動角度及びファンの回転・停止と回転数を制御してい
るので、より効率的に定着ローラと加圧ローラを均一に
冷却することができ、定着ローラや加圧ローラの軸受け
部が変形する等の不具合の発生をより一層効果的に防止
することができる。
【0072】請求項3記載の発明の画像形成装置によれ
ば、定着ローラの温度分布を温度検出手段により検出
し、当該温度検出手段の検出結果に応じて、気流変更シ
ャッタの回動角度及びファンの回転・停止と回転数を制
御しているので、より一層適切に定着ローラと加圧ロー
ラを均一に冷却することができ、定着ローラや加圧ロー
ラの軸受け部が変形する等の不具合の発生をより一層確
実に防止することができる。
【0073】請求項4記載の発明の画像形成装置によれ
ば、定着部の定着カバーの上部の定着ローラの軸方向
に、所定のファンにより吸気口から本体ケース内に導入
された冷却空気が排気口へ通過する空気流路の形成され
た画像形成装置の定着部に、片寄せされた状態で搬送さ
れる各種サイズの記録紙のうちサイズの小さい記録紙の
通過しない定着ローラと加圧ローラの上部の定着カバー
上に冷却空気を通過させる第2の空理流路と、当該第2
の空気流路に冷却空気を導入する専用ファンと、を設
け、当該専用ファンの回転を少なくとも定着部に搬送さ
れる記録紙のサイズに応じて制御しているので、記録紙
サイズに関わらず、定着ローラと加圧ローラを均一に冷
却することができ、定着ローラや加圧ローラの軸受け部
が変形する等の不具合の発生を防止することができる。
【0074】請求項5記載の発明の画像形成装置によれ
ば、空気流路の流路面積を変更可能な流路面積変更シャ
ッタを設け、少なくとも定着部に搬送される記録紙のサ
イズに応じて流路面積変更シャッタの回動角度を制御し
ているので、より一層効率的に定着ローラと加圧ローラ
を均一に冷却することができ、定着ローラや加圧ローラ
の軸受け部が変形する等の不具合の発生をより一層効果
的に防止することができる。
【0075】請求項6記載の発明の画像形成装置によれ
ば、少なくとも定着部に搬送される記録紙のサイズと枚
数に応じて、ファンの回転・停止と回転数及び専用ファ
ンの回転・停止と回転数あるいは流路面積変更シャッタ
の回動角度を制御しているので、さらにより一層効率的
に定着ローラと加圧ローラを均一に冷却することがで
き、定着ローラや加圧ローラの軸受け部が変形する等の
不具合の発生をより一層効果的に防止することができ
る。
【0076】請求項7記載の発明の画像形成装置によれ
ば、定着ローラの温度分布を検出する温度検出手段を設
け、当該温度検出手段の検出結果に基づいて、少なくと
も定着部に搬送される記録紙のサイズと枚数に応じて、
ファンの回転・停止と回転数及び専用ファンの回転・停
止と回転数あるいは流路面積変更シャッタの回動角度を
制御しているので、より一層適切に定着ローラと加圧ロ
ーラを均一に冷却することができ、定着ローラや加圧ロ
ーラの軸受け部が変形する等の不具合の発生をより一層
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態を適
用した画像形成装置の正面部分断面図。
【図2】図1の画像形成装置の回路ブロック図。
【図3】本発明の画像形成装置の第2の実施の形態を適
用した画像形成装置の正面部分断面図。
【図4】図3の画像形成装置の回路ブロック図。
【図5】一般的な定着装置の正面断面図。
【図6】図5の定着装置を適用した従来の画像形成装置
の正面部分断面図。
【符号の説明】
20 画像形成装置 21 本体筐体 22 定着部 23 作像部 24 定着ローラ 25 加圧ローラ 24a、25a 軸 26 定着カバー 27、28 軸受け 29 記録紙 29a A4サイズの記録紙 29b B4サイズの記録紙 30、31 サーミスタ 32 吸気口 33 排気口 34 排気ファン 35 空気通路 36 気流変更シャッタ 37 制御部 38 ファン・ドライバー 39 シャッタ・ドライバー 40 画像形成装置 41 本体筐体 42 吸気口 43 排気口 44 排気ファン 45 空気通路 46 気流遮断シャッタ 47 通風口 48 専用ファン 49 ダクト 50 第2排気口 51 制御部 52 ファン・ドライバー 53 シャッタ・ドライバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種サイズの記録紙にトナーを転写して画
    像を形成する作像部と、所定の定着カバー内に定着ヒー
    ターの熱で加熱される定着ローラと当該定着ローラに圧
    接された加圧ローラが収納され前記作像部で前記トナー
    の転写された前記記録紙が前記定着ローラと前記加圧ロ
    ーラとの間に搬送されて前記定着ローラと前記加圧ロー
    ラにより前記記録紙に転写された前記トナーを前記記録
    紙に定着させる定着部と、が吸気口と排気口の形成され
    た本体ケース内に収納され、前記作像部から前記定着部
    に前記各種サイズの記録紙がその幅方向の一方側に片寄
    せされた状態で搬送され、前記定着部の前記定着カバー
    の上部の前記定着ローラの軸方向に、所定のファンによ
    り前記吸気口から前記本体ケース内に導入された冷却空
    気が前記排気口へ通過する空気流路の形成された画像形
    成装置であって、前記空気流路に回動可能に設けられ前
    記片寄せされた状態で前記作像部から搬送される各種サ
    イズの前記記録紙のうちサイズの小さい前記記録紙の通
    過しない前記定着ローラと前記加圧ローラの上部の前記
    定着カバー方向に前記空気流路を流れる前記冷却空気の
    向きを変更可能な気流変更シャッタと、前記気流変更シ
    ャッタを回動駆動するシャッタ駆動手段と、前記シャッ
    タ駆動手段を介して少なくとも前記作像部から前記定着
    部に搬送される前記記録紙のサイズに応じて前記気流変
    更シャッタの回動角度を制御する制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成装置は、前記ファンの回転・
    停止及び回転数を調整するファン駆動手段を、さらに備
    え、前記制御手段は、少なくとも前記作像部から前記定
    着部に搬送される前記記録紙のサイズと枚数に応じて、
    前記シャッタ駆動手段による前記気流変更シャッタの回
    動角度及び前記ファン駆動手段による前記ファンの回転
    ・停止と回転数を制御することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成装置は、前記定着ローラの温
    度分布を検出する温度検出手段と、前記ファンの回転・
    停止及び回転数を調整するファン駆動手段と、をさらに
    備え、前記制御手段は、前記温度検出手段の検出結果に
    応じて、前記シャッタ駆動手段による前記気流変更シャ
    ッタの回動角度及び前記ファン駆動手段による前記ファ
    ンの回転・停止と回転数を制御することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】各種サイズの記録紙にトナーを転写して画
    像を形成する作像部と、所定の定着カバー内に定着ヒー
    ターの熱で加熱される定着ローラと当該定着ローラに圧
    接された加圧ローラが収納され前記作像部で前記トナー
    の転写された前記記録紙が前記定着ローラと前記加圧ロ
    ーラとの間に搬送されて前記定着ローラと前記加圧ロー
    ラにより前記記録紙に転写された前記トナーを前記記録
    紙に定着させる定着部と、が吸気口と排気口の形成され
    た本体ケース内に収納され、前記作像部から前記定着部
    に前記各種サイズの記録紙がその幅方向の一方側に片寄
    せされた状態で搬送され、前記定着部の前記定着カバー
    の上部の前記定着ローラの軸方向に、所定のファンによ
    り前記吸気口から前記本体ケース内に導入された冷却空
    気が前記排気口へ通過する空気流路の形成された画像形
    成装置であって、各種サイズの前記記録紙のうちサイズ
    の小さい前記記録紙の通過しない前記定着ローラと前記
    加圧ローラの上部の前記定着カバー上に冷却空気を通過
    させる第2の空気流路と、前記第2の空気流路に冷却空
    気を導入する専用ファンと、前記専用ファンを回動駆動
    する専用ファン駆動手段と、前記専用ファン駆動手段を
    介して少なくとも前記作像部から前記定着部に搬送され
    る前記記録紙のサイズに応じて前記専用ファンの回転を
    制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】前記画像形成装置は、前記空気流路に回動
    可能に設けられ前記空気流路の流路面積を変更可能な流
    路面積変更シャッタと、前記流路面積変更シャッタを回
    動駆動する流路面積変更シャッタ駆動手段と、をさらに
    備え、前記制御手段は、前記流路面積変更シャッタ駆動
    手段を介して少なくとも前記作像部から前記定着部に搬
    送される前記記録紙のサイズに応じて前記流路面積変更
    シャッタの回動角度をも制御することを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】前記画像形成装置は、前記ファンの回転・
    停止及び回転数を調整するファン駆動手段を、さらに備
    え、前記制御手段は、少なくとも前記作像部から前記定
    着部に搬送される前記記録紙のサイズと枚数に応じて、
    前記ファン駆動手段による前記ファンの回転・停止と回
    転数及び前記専用ファン駆動手段による前記専用ファン
    の回転・停止と回転数あるいは前記流路面積変更シャッ
    タ駆動手段による前記流路面積変更シャッタの回動角度
    を制御することを特徴とする請求項4または請求項5記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記画像形成装置は、前記定着ローラの温
    度分布を検出する温度検出手段と、前記ファンの回転・
    停止及び回転数を調整するファン駆動手段と、をさらに
    備え、前記制御手段は、前記温度検出手段の検出結果に
    応じて、少なくとも前記作像部から前記定着部に搬送さ
    れる前記記録紙のサイズと枚数に応じて、前記ファン駆
    動手段による前記ファンの回転・停止と回転数及び前記
    専用ファン駆動手段による前記専用ファンの回転・停止
    と回転数あるいは前記流路面積変更シャッタ駆動手段に
    よる前記流路面積変更シャッタの回動角度を制御するこ
    とを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載
    の画像形成装置。
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