JP5475096B1 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ビード部の耐久性に優れたチューブタイプの空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ内面側に挿入されたチューブ5を備えるチューブタイプの空気入りラジアルタイヤである。基準点RPからビードコア11の中心11cまでのタイヤ赤道面に垂直な方向の幅AWと、基準点RPからビードトウの先端13までのタイヤ赤道面に垂直な方向の幅BWとが、0.40≦AW/BW≦0.55の関係を満たす。基準点RPは、ビードコア11の中心11cを通ってタイヤ赤道面に垂直な方向に延びる水平線HLがタイヤ外面と交わる点である。また、タイヤ赤道面に垂直な方向におけるビードコア11の幅CWと、幅BWとが、0.45≦CW/BW≦0.55の関係を満たす。
【選択図】図2

Description

本発明は、ビード部の構造に特徴を有するチューブタイプの空気入りラジアルタイヤに関し、特に重荷重用空気入りラジアルタイヤとして有用である。
従来、トラックなどの重量が重い車両に使用される空気入りラジアルタイヤでは、ビードコアの回りで巻き上げられたカーカスプライの巻き上げ端を起点として、セパレーションなどの故障を起こす場合があった。これは、内圧の高さに起因してカーカスプライに大きな張力が作用するとともに、タイヤの負荷転動に伴ってビード部がタイヤ外面側に倒れるように変形することで、カーカスプライの巻き上げ端に歪みを生じることが要因である。
本発明者らが研究を重ねたところ、図3のようにチューブタイプとチューブレスタイプとではビード部やリムの形状に違いがあり、そのことに起因して、ビード部がタイヤ外面側に倒れるように変形するときの挙動が相違することが判明した。
即ち、チューブタイプのタイヤT1が装着されるリム91は、水平方向に対して僅かな角度(例えば5°)で傾斜するビードシート91aと、そのビードシート91aから略垂直に大きく立ち上がるリムフランジ91bとを有し、タイヤT1のビード部はそれに対応した形状をしている。このため、ビード部がタイヤ外面側に倒れるように変形する際には、タイヤT1とリムフランジ91bとが接触する部分、特に基準点RPの周辺を軸として回転の動きが生じやすい。基準点RPについては後述する。
これに対し、チューブレスタイプのタイヤT2が装着されるリム92は、水平方向に対して比較的大きい角度(例えば15°)で傾斜するビードシート92aと、そのビードシート92aから僅かに立ち上がるリムフランジ92bとを有し、タイヤT2のビード部はそれに対応した形状をしている。このため、ビード部がタイヤ外面側に倒れるように変形する際には、ビード部に埋設されたビードコア(図3では不図示)を軸とした回転の動きを生じる傾向にある。
上記のように、チューブタイプのタイヤは、ビード部がタイヤ外面側に倒れるように変形するときに、チューブレスタイプのタイヤとは異なる挙動を示す。それ故、チューブタイプのタイヤにおいてビード部の耐久性を向上するには、その挙動を踏まえた手法が必要となる。特許文献1,2に記載されたチューブタイプのタイヤは、上述のようなビード部の耐久性の向上に関して、その解決手段を開示するものではない。
特開2001−277823号公報 特開平11−5405号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ビード部の耐久性に優れるチューブタイプの空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明に係る空気入りラジアルタイヤは、ビードコアが埋設された一対のビード部と、前記ビード部の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部に至り、前記ビードコアの周りでタイヤ幅方向の内側から外側に巻き上げられたカーカスプライと、タイヤ内面側に挿入されたチューブとを備えたチューブタイプの空気入りラジアルタイヤにおいて、前記ビードコアの中心を通ってタイヤ赤道面に垂直な方向に延びる水平線がタイヤ外面と交わる基準点から、前記ビードコアの中心までの、タイヤ赤道面に垂直な方向の幅AWと、前記基準点から、ビードトウの先端までの、タイヤ赤道面に垂直な方向の幅BWとが、0.40≦AW/BW≦0.55の関係を満たし、タイヤ赤道面に垂直な方向における前記ビードコアの幅CWと、幅BWとが、0.45≦CW/BW≦0.55の関係を満たすものである。
本発明者らは、既述の目的を達成すべく研究を重ねたところ、チューブタイプのタイヤにおいて、ビードコアの幅と位置を上記の如く設定することにより、そのビード部の変形を抑制できることを見出し、本発明に係る空気入りラジアルタイヤを想到した。
このタイヤでは、0.40≦AW/BW≦0.55の関係を満たすことから、従来品(本発明者らが調べたところ、AW/BWは0.6程度であった。)と比べてリムフランジからビードコアまでの距離が小さく、したがって基準点の周辺を軸とした回転の動きにおける力のモーメントを低減できる。しかも0.45≦CW/BW≦0.55の関係を満たすことから、ビードコアの幅を適度に大きく、ビードコアの剛性が確保される。これによりビード部の変形を抑制して、カーカスプライの巻き上げ端に生じる歪みを軽減し、その結果、ビード部の耐久性を向上することができる。
ここで、0.40>AW/BWであると、タイヤ外面のゴム厚みを確保することが難しくなり、リム擦れによってコードが露出するなどの不具合を生じる恐れがある。AW/BW>0.55であると、リムフランジからビードコアまでの距離が従来品と同等になり、基準点の周辺を軸とした回転の動きにおける力のモーメントを低減する効果が得られない。また、0.45>CW/BWであると、ビードコアの剛性が十分に確保されない。CW/BW>0.55であると、ビードコアの幅が大き過ぎるために、タイヤ外面またはタイヤ内面のゴム厚みを確保することが困難になる。
この空気入りラジアルタイヤでは、前記カーカスプライの巻き上げ端から、タイヤ内面までの、前記カーカスプライの巻き上げ端を通るタイヤ内面の法線に平行な方向の幅DWと、前記カーカスプライの巻き上げ端から、タイヤ外面までの、前記法線と平行な方向の幅EWとが、0.85≦DW/EW≦1.15の関係を満たすものが好ましい。
かかる構成によれば、上記のように0.40≦AW/BW≦0.55の関係を満足させてビードコアをタイヤ外面側に寄せているにも関わらず、カーカスプライの巻き上げ端は中央側に配置される。これにより、カーカスプライの巻き上げ端に生じる歪みを良好に軽減して、ビード部の耐久性を効果的に向上することができる。
この空気入りラジアルタイヤでは、前記水平線上におけるタイヤ外面のゴム厚みが1.5mm以上であり、前記水平線上におけるタイヤ内面のゴム厚みが1.0mm以上であるものが好ましい。かかる構成によれば、上記のように0.40≦AW/BW≦0.55の関係を満足させてビードコアをタイヤ外面側に寄せながらも、タイヤ外面のゴム厚みを確保し、更にはタイヤ内面のゴム厚みをも確保して、コードが露出するなどの不具合を防止できる。
この空気入りラジアルタイヤでは、ビード部の耐久性を更に向上するうえで、幅AWと幅BWとがAW/BW≦0.52の関係を満たすものが好ましく、幅AWと幅BWとがAW/BW≦0.50の関係を満たすものがより好ましい。幅AWを小さくすることにより、基準点の周辺を軸とした回転の動きにおける力のモーメントを低減し、カーカスプライの巻き上げ端に生じる歪みを軽減できる。
この空気入りラジアルタイヤでは、前記ビード部の前記カーカスプライの外方に沿って配置され、前記ビードコアの周りでタイヤ幅方向の内側から外側に巻き上げられたスチール保護層を備え、前記スチール保護層の巻き上げ端が、前記カーカスプライの巻き上げ端よりもタイヤ径方向外側に配置されるものが好ましい。これによりスチール保護層でも張力を負担して、カーカスプライの巻き上げ端に生じる歪みを効果的に低減できる。
本発明に係る空気入りラジアルタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図 図1のタイヤのビード部を拡大して示す断面図 (A)チューブタイプのタイヤと(B)チューブレスタイヤを概略的に示す断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すタイヤTは、本発明に係る空気入りラジアルタイヤの一例であり、標準リム装着時におけるタイヤ子午線断面が示されている。標準リム装着時は、タイヤサイズに対応してTRAに規定される標準リムにタイヤを装着し、空気を充填して内圧50kPaとした状態を指す。使用地または製造地において、その他の規格に規定されるDesign RimまたはMeasuring Rimが適用される場合は、各々の規格に従う。
タイヤTは、ビードコア11が埋設された一対のビード部1と、ビード部1の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部2と、サイドウォール部2のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部3と、トレッド部3からサイドウォール部2を経てビード部1に至り、ビードコア11の周りでタイヤ幅方向の内側から外側に巻き上げられたカーカスプライ4と、タイヤ内面側に挿入されたチューブ5とを備えたチューブタイプの空気入りラジアルタイヤである。
ビードコア11は、ゴムで被覆したワイヤを積層巻回した収束体により構成され、タイヤ周方向に沿って環状に形成されている。ビード部1の変形を抑えるうえでは、本実施形態のような断面六角形状をなすビードコア11が有用である。ビードコア11のタイヤ径方向外側には、ゴムフィラー12が配置されている。ゴムフィラー12は、タイヤ径方向外側に向けて先細りとなる形状を有し、その先端はカーカスプライ4の巻き上げ端4Eよりもタイヤ径方向外側に配置されている。
カーカスプライ4は、タイヤ周方向に対して略直交する方向に配列した複数のカーカスコードをゴムで被覆して形成されている。タイヤ周方向に対するカーカスコードの傾斜角度は、例えば90±10°である。カーカスコードの材料には、スチール等の金属や、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、アラミド等の有機繊維が好適に使用される。
リム91は、上述した標準リムに相当し、チューブ5を内蔵したタイヤTに適合した構造を有する(図3(A)参照)。ビードシート91aは、水平方向に対して僅かな角度(例えば5°以下)で傾斜し、ビード部1の底面を支持する。リムフランジ91bは、ビードシート91aからタイヤ径方向外側に立ち上がり、ビードヒールを含むビード部1のタイヤ外面を受け止める。
ビードトウの先端13は、概ね角張って形成されている。本実施形態ではビード部1の底面とタイヤ内面とがなす角度を鈍角にしているが、この角度は直角または鋭角でも構わない。チューブ5は、断面で環状をなし(図3(A)参照)、タイヤTのタイヤ内面に接触している。ビードトウとチューブ5との間に介在するフラップ51は、ビードトウとビードシート91aとの間にチューブ5が挟み込まれることや、チューブ5がリム91(ビードシート91a)に接触することを防止する。
図2の拡大図において、水平線HLは、ビードコア11の中心11cを通ってタイヤ赤道面10に垂直な方向に延びる仮想線である。ビードコア11の中心11cは、後述する幅CWの両端を結ぶ線分と、その線分の垂直二等分線との交点である。基準点RPは、水平線HLがタイヤ外面と交わる交点である。既述の通り、チューブタイプのタイヤTでは、負荷転動に伴ってビード部1がタイヤ外面側(図2の右側)に倒れるように変形する際に、基準点RPの周辺を軸とした回転の動きを生じやすい。
このタイヤTでは、基準点RPからビードコア11の中心11cまでのタイヤ赤道面10に垂直な方向の幅AWと、基準点RPからビードトウの先端13までのタイヤ赤道面に垂直な方向の幅BWとが、0.40≦AW/BW≦0.55の関係を満たす。更には、タイヤ赤道面10に垂直な方向におけるビードコア11の幅CWと、幅BWとが、0.45≦CW/BW≦0.55の関係を満たす。
0.40≦AW/BW≦0.55の関係を満たすことから、従来品と比べて、リムフランジ91bからビードコア11までの距離が小さく、それ故に基準点RPの周辺を軸とした回転の動きにおける力のモーメントを低減できる。しかも0.45≦CW/BW≦0.55の関係を満たすことから、ビードコア11の幅CWが適度に大きくなり、ビードコア11の剛性が確保される。これによりビード部1の変形を抑制して、カーカスプライ4の巻き上げ端4Eに生じる歪みを軽減し、その結果、ビード部1の耐久性を向上できる。
幅AWが小さいほど上記の力のモーメントが低減するため、ビード部1の耐久性を向上するうえでは、幅AWと幅BWとが、AW/BW≦0.52の関係を満たすことが好ましく、AW/BW≦0.50の関係を満たすことがより好ましい。また、ビードコア11の剛性を高める観点から、幅CWと幅BWは、AW/BW≦0.52が成立する場合には0.48≦CW/BWの関係を満たすことが好ましく、AW/BW≦0.50が成立する場合には0.50≦CW/BWの関係を満たすことが好ましい。
幅DWは、カーカスプライ4の巻き上げ端4Eからタイヤ内面までの法線NLに平行な方向の距離である。法線NLは、巻き上げ端4Eを通るタイヤ内面の法線である。幅EWは、巻き上げ端4Eからタイヤ外面までの法線NLと平行な方向の距離である。幅DWと幅EWとは、0.85≦DW/EW≦1.15の関係を満たすことが好ましい。それにより、巻き上げ端4Eに生じる歪みを良好に軽減して、ビード部1の耐久性を効果的に向上できる。
水平線HL上におけるタイヤ外面のゴム厚みT1は、1.5mm以上であることが好ましく、2.0mm以上であることがより好ましい。ゴム厚みT1は、例えば2.5mm以下に設定される。また、水平線HL上におけるタイヤ内面のゴム厚みT2は、1.0mm以上であることが好ましく、1.5mm以上であることがより好ましい。ゴム厚みT2は、例えば2.0mm以下に設定される。
ゴム厚みT1を1.5mm以上とし、ゴム厚みT2を1.0mm以上とすることで、ビードコア11をタイヤ外面側に寄せながらも、後述する有機繊維コードなどが露出する不具合を防止できる。ゴム厚みT1は、タイヤ外面から補強層(有機繊維保護層7)までの水平線HLに沿った距離であり、ゴム厚みT2は、タイヤ内面から補強層(有機繊維保護層7)までの水平線HLに沿った距離である。
スチール保護層6は、ビード部1のカーカスプライ4の外方に沿って配置され、ビードコア11の周りでタイヤ幅方向の内側から外側に巻き上げられている。巻き上げ端6Eoは、タイヤ幅方向外側に位置するスチール保護層6の端部である。巻き込み端6Eiは、タイヤ幅方向内側に位置するスチール保護層6の端部である。スチール保護層6は、スチールコードを含んでいる。
スチール保護層6は、タイヤ径方向に対して傾斜する方向に配列した複数のスチールコードをゴムで被覆して形成されている。この複数のスチールコードは相互に平行に配列されており、タイヤ径方向に対する傾斜角度は、例えば50〜70°に設定される。スチール保護層6は、カーカスプライ4を包むようにして、カーカスプライ4に外方から接している。スチールコードのエンド数(コード幅方向1インチあたりのコード本数)は10本/インチ以上が好ましく、スチールコードのコード径は0.7mm以上が好ましい。
スチール保護層6の巻き上げ端6Eoは、カーカスプライ4の巻き上げ端4Eよりもタイヤ径方向外側に配置されている。内圧が高くなるにつれてカーカスプライ4に作用する張力は大きくなり、それに応じて巻き上げ端4Eに作用する歪みも増大する。そこで、カーカスプライ4を覆うようにスチール保護層6を配置することで、スチール保護層6でも張力を負担し、巻き上げ端4Eに作用する歪みを軽減できる。ノミナルリム径NDを基準とした巻き上げ端4Eの高さH4とタイヤ断面高さTHとの比H4/THは、0.15以上が好ましい。
ノミナルリム径NDを基準とした巻き上げ端6Eoの高さH6oとタイヤ断面高さTHとの比H6o/THは、0.35以下が好ましい。これにより、巻き上げ端6Eoにおいて高荷重による動的歪みが過度に大きくなることを防ぎ、その巻き上げ端6Eoでの早期故障を良好に抑制できる。また、カーカスプライ4の巻き上げ端4Eでの故障をより良好に抑制するうえで、巻き上げ端4Eから巻き上げ端6Eoまでのタイヤ径方向距離は、10mm以上であることが好ましい。ノミナルリム径は、TRAなどの上記規格により定められるリム径である。
スチール保護層6の巻き込み端6Eiは、ビードコア11よりもタイヤ径方向外側に配置されている。これにより、カーカスプライ4の巻き上げ端4Eに作用する歪みを効果的に低減できる。巻き込み端6Eiは、ビードコア11の上端からタイヤ径方向外側に20mm以上離れていることが好ましく、巻き上げ端4Eよりもタイヤ径方向外側に配置されることが好ましい。但し、このように巻き込み端6Eiの位置を高くすると、その巻き込み端6Eiを起点として故障が生じる恐れがある。
ノミナルリム径NDを基準とした巻き込み端6Eiの高さH6iとタイヤ断面高さTHとの比H6i/THは、0.35以下が好ましい。これにより、巻き込み端6Eiにおいて高荷重による動的歪みが過度に大きくなることを防ぎ、その巻き込み端6Eiでの早期故障を良好に抑制できる。また、カーカスプライ4の巻き上げ端4Eでの故障をより良好に抑制するうえで、ビードコア11の上端から巻き込み端6Eiまでのタイヤ径方向距離は、40mm以上であることが好ましい。
有機繊維保護層7は、ビード部1のスチール保護層6の外方に沿って配置され、ビードコア11の周りでタイヤ幅方向の内側から外側に巻き上げられている。巻き上げ端7Eoは、タイヤ幅方向外側に位置する有機繊維保護層7の端部である。巻き込み端7Eiは、タイヤ幅方向内側に位置する有機繊維保護層7の端部である。有機繊維保護層7は、有機繊維コードを含んでいる。
有機繊維保護層7は、タイヤ径方向に対して傾斜する方向に配列した複数の有機繊維コードをゴムで被覆して形成されている。この複数の有機繊維コードは相互に平行に配列されており、タイヤ径方向に対する傾斜角度は、例えば30〜60°に設定される。有機繊維コードの材料としては、ナイロンやポリエステル、レーヨン、アラミド等が例示される。有機繊維保護層7は、スチール保護層6を包むようにして、スチール保護層6に外方から接している。有機繊維コードのエンド数は15本/インチ以上が好ましく、有機繊維コードのコード径は0.4mm以上が好ましい。
有機繊維保護層7の巻き上げ端7Eoは、スチール保護層6の巻き上げ端6Eoよりもタイヤ径方向外側に配置されている。このため、巻き上げ端6Eoを起点とする故障の発生を良好に抑制できる。また、有機繊維保護層7の巻き込み端7Eiは、スチール保護層6の巻き込み端6Eiよりもタイヤ径方向外側に配置されている。このため、上述した巻き込み端6Eiを起点とする故障を抑制できる。有機繊維コードはスチールコードよりも柔軟であるため、有機繊維保護層7の端部に作用する歪みは比較的小さく、故障に至る心配は少ない。
ノミナルリム径NDを基準とした巻き上げ端7Eoの高さH7oとタイヤ断面高さTHとの比H7o/THは、0.45以下が好ましい。これにより、巻き上げ端7Eoにおいて高荷重による動的歪みが過度に大きくなることを防ぎ、その巻き上げ端7Eoでの早期故障を良好に抑制できる。また、スチール保護層6の巻き上げ端6Eoでの故障をより良好に抑制するうえで、巻き上げ端6Eoから巻き上げ端7Eoまでのタイヤ径方向距離は、10mm以上であることが好ましい。
ノミナルリム径NDを基準とした巻き込み端7Eiの高さH7iとタイヤ断面高さTHとの比H7i/THは、0.45以下が好ましい。これにより、有機繊維保護層7の巻き込み端7Eiにおいて高荷重による動的歪みが過度に大きくなることを防ぎ、その巻き込み端7Eiでの早期故障を良好に抑制できる。また、スチール保護層6の巻き込み端6Eiでの故障をより良好に抑制するうえで、巻き込み端6Eiから巻き込み端7Eiまでのタイヤ径方向距離は、10mm以上であることが好ましい。
図示では省略しているが、有機繊維保護層7は少なくとも2層で構成されることが好ましい。その場合、重ねられる2層は、タイヤ径方向に対する有機繊維コードが相互に逆向き又は同じ向きに傾斜するように配置される。かかる構成によれば、スチール保護層6の巻き上げ端6Eoや巻き込み端6Eiでの故障を効果的に抑制できる。上述した有機繊維保護層7の端部の位置関係は、その有機繊維保護層7を構成する複数の層のうち少なくとも1層によって満たされ、好ましくは全ての層によって満たされる。
本実施形態では、スチール保護層6の巻き上げ端6Eo及び巻き込み端6Eiと、有機繊維保護層7の巻き上げ端7Eo及び巻き込み端7Eiについて、それらの位置(高さ)を上記の如く設定しているが、これに限られるものではない。したがって、例えば、巻き上げ端6Eoを巻き上げ端4Eよりもタイヤ径方向内側に配置したり、巻き上げ端7Eoを巻き上げ端6Eoよりもタイヤ径方向内側に配置したり、巻き込み端7Eiを巻き込み端6Eiよりもタイヤ径方向内側に配置したりしてもよい。
幅AW、幅BW、幅CW、幅DW、幅EW、ゴム厚みT1及びゴム厚みT2は、例えば、標準リム装着時におけるタイヤの断層像をCTスキャンにより撮影することで測定できる。或いは、標準リム装着時におけるタイヤの内部に前以て設置しておいた非接触形状測定器を用いて測定することもできる。巻き上げ端4E、巻き上げ端6Eo、巻き込み端6Ei、巻き上げ端7Eo及び巻き込み端7Eiの位置などについても同様である。
本発明の空気入りラジアルタイヤは、ビード部を上記の如く構成すること以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の材料、形状、構造、製法などが何れも本発明に採用することができる。上記の如きビード構造は、少なくとも片側のビード部に適用されていればよいが、両側のビード部に適用することが好ましい。
本発明に係る空気入りラジアルタイヤは、ビード部の耐久性に優れるため、トラックやバス、産業車両、建設車両などの車両重量が重い車両に使用される重荷重用空気入りラジアルタイヤとして有用である。
本発明の構成と効果を具体的に示すため、性能評価を行ったので説明する。これらの評価は、サイズ11.00R20のタイヤを用いて、下記(1)〜(3)のようにして行った。
(1)ビード部の耐久性
ビード部に故障が発生するまでタイヤをドラム上で走行させて、耐久性試験を行った。タイヤを組み付けるリムのサイズは8.00V、ドラムの直径は1700mm、タイヤの内圧は830kPa、タイヤに負荷した荷重は3350kgf(24時間ごとに10%増加)、走行速度は25km/hとした。比較例2を100として指数評価し、数値が大きいほど走行距離が大きい、即ちビード部の耐久性に優れていることを示す。
(2)タイヤ外面におけるコード露出(耐リム擦れ性、チェーフィング性)
上記の耐久性試験に供したタイヤに対してビード部のタイヤ外面を観察し、下記の4段階で評価した。コード露出の徴候が見られない場合はA評価(厳しい使用条件に対応できる。)、コード露出の徴候が見られる(コードの存在を触感で確認できる)場合はB評価(一般的な使用条件に対応できる。)、コード露出の徴候が見られる(コードの存在を目視で確認できる)場合はC評価(マイルドな使用条件に対応できる。)、コード露出が発生した場合はD評価(故障による不具合あり。)とした。
(3)タイヤ内面におけるコード露出
上記の耐久性試験に供したタイヤに対してビード部のタイヤ内面を観察し、上記のように4段階で評価した。
比較例及び実施例のタイヤ構造は、図1に示した通りであり、上述した幅の比AW/BW、CW/BW、DW/EW、またはゴム厚みT1,T2の寸法を除いて、共通している。各例において、有機繊維コードにはナイロンコードが使用され、比H4/THは0.22、H6o/THは0.26、H6i/THは0.26、比H7o/THは0.33、比H7i/THは0.35である。
Figure 0005475096
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表1,2のように、各実施例では、ビード部の耐久性が比較的に良好であった。中でも、AW/BW≦0.50を満たす実施例1,2は、特にビード部の耐久性に優れている。一方、比較例1では、0.40>AW/BWであることにより耐リム擦れ性が悪化している。また、表3〜5より、0.85≦DW/EW≦1.15の関係を満たすことが好ましいと言える。表6より、ゴム厚みT1を1.5mm以上とし、ゴム厚みT2を1.0mm以上とすることが好ましいと言える。
1 ビード部
2 サイドウォール部
3 トレッド部
4 カーカスプライ
4E カーカスプライの巻き上げ端
5 チューブ
6 スチール保護層
6Ei スチール保護層の巻き込み端
7 有機繊維保護層
10 タイヤ赤道面
11 ビードコア
91 リム

Claims (6)

  1. ビードコアが埋設された一対のビード部と、
    前記ビード部の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、
    前記サイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、
    前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部に至り、前記ビードコアの周りでタイヤ幅方向の内側から外側に巻き上げられたカーカスプライと、
    タイヤ内面側に挿入されたチューブとを備えたチューブタイプの空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記ビードコアの中心を通ってタイヤ赤道面に垂直な方向に延びる水平線がタイヤ外面と交わる基準点から、前記ビードコアの中心までの、タイヤ赤道面に垂直な方向の幅AWと、前記基準点から、ビードトウの先端までの、タイヤ赤道面に垂直な方向の幅BWとが、0.40≦AW/BW≦0.55の関係を満たし、
    タイヤ赤道面に垂直な方向における前記ビードコアの幅CWと、幅BWとが、0.45≦CW/BW≦0.55の関係を満たすことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  2. 前記カーカスプライの巻き上げ端から、タイヤ内面までの、前記カーカスプライの巻き上げ端を通るタイヤ内面の法線に平行な方向の幅DWと、前記カーカスプライの巻き上げ端から、タイヤ外面までの、前記法線と平行な方向の幅EWとが、0.85≦DW/EW≦1.15の関係を満たす請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記水平線上におけるタイヤ外面のゴム厚みが1.5mm以上であり、前記水平線上におけるタイヤ内面のゴム厚みが1.0mm以上である請求項1または2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  4. 幅AWと幅BWとが、AW/BW≦0.52の関係を満たす請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  5. 幅AWと幅BWとが、AW/BW≦0.50の関係を満たす請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  6. 前記ビード部の前記カーカスプライの外方に沿って配置され、前記ビードコアの周りでタイヤ幅方向の内側から外側に巻き上げられたスチール保護層を備え、
    前記スチール保護層の巻き上げ端が、前記カーカスプライの巻き上げ端よりもタイヤ径方向外側に配置される請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りラジアルタイヤ。
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