JP2014201079A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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康男 御手洗
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Abstract

【課題】パンク状態において、長時間の走行が達成され、しかも、リム4から外れにくい空気入りタイヤ2の提供。【解決手段】このタイヤ2は、トレッド6と、それぞれがトレッド6の端から半径方向略内向きに延びる一対のサイド部54と、それぞれがサイド部54よりも軸方向内側に位置する一対のビード14と、トレッド6及びサイドウォール10の内側に沿って両側のビード14の間に架け渡されたカーカス16と、トレッド6の半径方向内側においてカーカス16と積層されるベルト20と、それぞれがカーカス16よりも軸方向内側に位置する一対の荷重支持層18とを備える。サイド部54は、その基準面から軸方向略外向きに突出する多数のリムプロテクター56を備える。これらのリムプロテクター56は、一定のピッチで周方向に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、サイド部にリムプロテクターを備えた空気入りタイヤに関する。
タイヤは、リムに装着されて用いられる。リムは、フランジを備えている。歩道を有する道路では、車道と歩道との間に縁石が敷設されている。車両が路肩に寄せられたとき、リムフランジが縁石に接触することがある。接触により、リムが損傷しうる。路面にキャッツアイが敷設された道路がある。タイヤがこのキャッツアイを乗り越えるとき、タイヤが過剰に変形してリムフランジがキャッツアイに衝突することがある。この衝突により、リムが損傷しうる。リムの損傷防止の観点から、サイド部に軸方向略外向きに突出するリムプロテクターを設けることがある。このリムプロテクターを有するタイヤが、特開2011−020621公報に開示されている。
近年、サイドウォールの内側に荷重支持層を備えたランフラットタイヤが開発され、普及しつつある。この支持層には、高硬度な架橋ゴムが用いられている。このランフラットタイヤは、サイド補強タイプと称されている。このタイプのランフラットタイヤでは、パンクによって内圧が低下すると、支持層によって荷重が支えられる。この支持層は、パンク状態でのタイヤの撓みを抑制する。パンク状態で走行が継続されても、高硬度な架橋ゴムが、支持層での発熱を抑制する。このランフラットタイヤでは、パンク状態でも、ある程度の距離の走行が可能である。このランフラットタイヤが装着された自動車には、スペアタイヤの常備は不要である。このランフラットタイヤの採用により、不便な場所でのタイヤ交換が避けられうる。
パンク状態にあるランフラットタイヤの走行が継続されると、支持層の変形と復元とが繰り返される。この繰り返しにより支持層で熱が生じ、タイヤが高温に達する。この熱は、タイヤを構成するゴム部材の破損及びゴム部材間の剥離を招来する。破損及び剥離が生じたタイヤでは、走行は不可能である。パンク状態での長時間の走行が可能なランフラットタイヤ、換言すれば、熱に起因する破損及び剥離が生じにくいランフラットタイヤが望まれている。
タイヤのサイド面に、多数のディンプルを設けることがある。これらのディンプルは、サイド面の大きな表面積に寄与する。大きな表面積は、タイヤから大気への放熱を促進する。このディンプルはさらにタイヤの周囲に乱流を発生させる。この乱流により、タイヤから大気への放熱が促進される。サイド面にディンプルを備えたタイヤの例が、特開2010−274886公報に開示されている。
特開2011−020621公報 特開2010−274886公報
ランフラットタイヤは、支持層のないノーマルタイヤに比べて重い。ランフラットタイヤでは、支持層が剛性に影響するので、ノーマルタイヤに比べて乗り心地が悪い。支持層が転がり抵抗に影響するので、ランフラットタイヤはノーマルタイヤに比べて燃費性能に劣る。
前述の、サイド面にディンプルを備えたタイヤでは、ディンプルが熱の放散に寄与しうる。このタイヤでは、パンク状態での長時間の走行が達成されるので、薄い荷重支持層が採用されうる。薄い荷重支持層は、軽量化及び乗り心地に寄与する上に、転がり抵抗の低減の達成に寄与しうる。しかしこのディンプルがサイド部に設けられた窪みにより構成される場合、このディンプルはサイドウォールの厚みに影響する。薄いサイドウォールは、剛性低下を招来する。このサイドウォールは、大きな変形を招来する。このため、パンク状態でタイヤの走行が継続されると、タイヤがリムから外れる恐れがある。
サイド部に凸部を設けて、前述のディンプルを構成することがある。この場合、サイドウォールの厚みは十分に確保される。しかしこの凸部が質量に影響する。この凸部は剛性に影響するので、乗り心地が低下する恐れがある。
前述したように、リムフランジの損傷防止のためにリムプロテクターを設けることがある。周方向に延在するリング状のリムプロテクターを採用した場合、このリムプロテクターは、剛性に影響する。このため、リング状のリムプロテクターを備えたタイヤはリムに組み込みにくい。しかも、このリムプロテクターは質量に影響する。
質量の観点から、周方向に延在するスリットと、このスリットとは別に半径方向に延在するスリットとを、リムプロテクターに設けることがある。これらのスリットは、質量の低下に寄与しうる。しかしこれらのスリットは半径方向の剛性に影響する。このため、パンク状態でタイヤの走行が継続されると、タイヤがリムから外れる恐れがある。
本発明の目的は、パンク状態において、長時間の走行が達成され、しかも、リムから外れにくい空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイド部と、それぞれが上記サイド部よりも軸方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、上記トレッドの半径方向内側において上記カーカスと積層されるベルトと、それぞれが上記カーカスよりも軸方向内側に位置する一対の荷重支持層とを備えている。このタイヤでは、サイド部はその基準面から軸方向略外向きに突出する多数のリムプロテクターを備えている。これらのリムプロテクターは、一定のピッチで周方向に配置されている。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記リムプロテクターの周方向幅の、上記ピッチに対する比は0.2以上0.4以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記リムプロテクターの周方向幅は1mm以上3mm以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記リムプロテクターの上記基準面からの高さは2mm以上5mm以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤが正規リムに組み込まれたとき、ベースラインから上記リムプロテクターまでの半径方向高さの、このベースラインから上記正規リムの半径方向外側端までの半径方向高さの比は1.2以上1.7以下である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、そのサイド部に基準面から軸方向略外向きに突出する多数のリムプロテクターが設けられている。これらのリムプロテクターは、一定のピッチで周方向に配置されている。これらのリムプロテクターは、大きな表面積に寄与する。大きな表面積は、タイヤから大気への放熱を促進する。このリムプロテクターはさらに、タイヤの周囲に乱流を発生させる。この乱流により、タイヤから大気への放熱が促進される。このタイヤは、昇温しにくい。このタイヤでは、熱に起因するゴム部材の破損及びゴム部材間の剥離が生じにくい。このタイヤでは、パンク状態において、長時間の走行が達成される。しかも半径方向の剛性が適切に維持されるので、パンク状態においてこのタイヤはリムから外れにくい。本発明によれば、パンク状態において、長時間の走行が達成され、しかも、リムから外れにくい空気入りタイヤが得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された正面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った拡大断面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿った拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1及び図2には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、両矢印Aで示された方向はタイヤ2の周方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の軸方向である。図2においては、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図2中、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。
図2において、タイヤ2はリム4に組み込まれている。このリム4は、正規リムである。このタイヤ2には、空気が充填されている。このタイヤ2の内圧は、正規内圧である。
タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、特に言及のない限り、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。なお、タイヤ2が乗用車用である場合は、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。
このタイヤ2は、トレッド6、ウィング8、サイドウォール10、クリンチ12、ビード14、カーカス16、荷重支持層18、ベルト20、バンド22、インナーライナー24及びチェーファー26を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、乗用車に装着される。
トレッド6は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド6は、路面と接地するトレッド面28を形成する。トレッド面28には、溝30が刻まれている。この溝30により、トレッドパターンが形成されている。トレッド6は、ベース層32とキャップ層34とを有している。キャップ層34は、ベース層32の半径方向外側に位置している。キャップ層34は、ベース層32に積層されている。ベース層32は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層32の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層34は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
ウィング8は、トレッド6とサイドウォール10との間に位置している。ウィング8は、トレッド6及びサイドウォール10のそれぞれと接合している。ウィング8は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。
サイドウォール10は、トレッド6の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール10の半径方向外側端は、トレッド6及びウィング8と接合されている。このサイドウォール10の半径方向内側端は、クリンチ12と接合されている。このサイドウォール10は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。サイドウォール10は、軸方向においてカーカス16よりも外側に位置している。サイドウォール10は、カーカス16の損傷を防止する。
損傷防止の観点から、サイドウォール10の硬さは50以上が好ましく、55以上がより好ましい。通常状態の乗り心地性の観点から、硬さは70以下が好ましく、65以下がより好ましい。本願において、硬さは「JIS K6253」の規定に準じ、タイプAのデュロメータによって測定される。図2に示された断面にこのデュロメータが押し付けられて、硬さが測定される。測定は、23℃の温度下でなされる。後述するクリンチ12及び荷重支持層18の硬さも同様にして測定される。
クリンチ12は、サイドウォール10の半径方向略内側に位置している。クリンチ12は、軸方向において、ビード14及びカーカス16よりも外側に位置している。クリンチ12は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。クリンチ12は、リム4のフランジ36と当接する。
耐摩耗性の観点から、クリンチ12の硬さは60以上が好ましく、65以上がより好ましい。通常状態の乗り心地性の観点から、硬さは90以下が好ましく、80以下がより好ましい。
ビード14は、サイドウォール10よりも半径方向内側に位置している。ビード14は、クリンチ12よりも軸方向内側に位置している。ビード14は、コア38と、このコア38から半径方向外向きに延びるエイペックス40とを備えている。コア38はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エイペックス40は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス40は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス16は、カーカスプライ42からなる。カーカスプライ42は、両側のビード14の間に架け渡されている。カーカスプライ42は、トレッド6及びサイドウォール10に沿っている。カーカスプライ42は、コア38の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ42には、主部44と折り返し部46とが形成されている。折り返し部46の端48は、ベルト20の直下にまで至っている。換言すれば、折り返し部46はベルト20とオーバーラップしている。このカーカス16は、いわゆる「超ハイターンアップ構造」を有する。超ハイターンアップ構造を有するカーカス16は、パンク状態におけるタイヤ2の耐久性に寄与する。このカーカス16は、パンク状態での耐久性に寄与する。
図示されていないが、カーカスプライ42は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス16はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエチレンテレフタレート繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
荷重支持層18は、サイドウォール10の軸方向内側に位置している。この支持層18は、カーカス16よりも軸方向内側に位置している。この支持層18は、カーカス16とインナーライナー24とに挟まれている。支持層18は、半径方向において、内向きに先細りであり外向きにも先細りである。この支持層18は、三日月に類似の形状を有する。支持層18は、高硬度な架橋ゴムからなる。タイヤ2がパンクしたとき、この支持層18が荷重を支える。この支持層18により、パンク状態であっても、タイヤ2はある程度の距離を走行しうる。このタイヤ2は、ランフラットタイヤとも称されている。このタイヤ2は、サイド補強タイプである。このタイヤ2が、図2に示された支持層18の形状とは異なる形状を有する支持層を備えてもよい。
カーカス16のうち、支持層18とオーバーラップしている部分は、インナーライナー24と離れている。換言すれば、支持層18の存在により、カーカス16は湾曲させられている。パンク状態のとき、支持層18には圧縮荷重がかかり、カーカス16のうち支持層18と近接している領域には引張り荷重がかかる。支持層18はゴム塊なので、圧縮荷重に十分に耐えうる。カーカス16のコードは、引張り荷重に十分に耐えうる。支持層18とカーカス16のコードとにより、パンク状態でのタイヤ2の縦撓みが抑制される。縦撓みが抑制されたタイヤ2は、パンク状態での操縦安定性に優れる。
パンク状態での縦撓みの抑制の観点から、支持層18の硬さは60以上が好ましく、65以上がより好ましい。通常状態の乗り心地性の観点から、硬さは90以下が好ましく、80以下がより好ましい。
ベルト20は、トレッド6の半径方向内側に位置している。ベルト20は、カーカス16と積層されている。ベルト20は、カーカス16を補強する。ベルト20は、内側層50及び外側層52からなる。図2から明らかなように、内側層50の幅は、外側層52の幅よりも若干大きい。図示されていないが、内側層50及び外側層52のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常は10°以上35°以下である。内側層50のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層52のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。ベルト20が、3以上の層を備えてもよい。
バンド22は、ベルト20の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド22の幅はベルト20の幅と略同等である。図示されていないが、バンド22は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド22は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト20が拘束されるので、ベルト20のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト20及びバンド22は、補強層を構成している。ベルト20のみから、補強層が構成されてもよい。バンド22のみから、補強層が構成されてもよい。
インナーライナー24は、カーカス16及び支持層18の内面に接合されている。インナーライナー24は、架橋ゴムからなる。インナーライナー24には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー24は、タイヤ2の内圧を保持する。
チェーファー26は、ビード14の近傍に位置している。タイヤ2がリム4に組み込まれると、このチェーファー26がリム4と当接する。この当接により、ビード14の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー26は、布とこの布に含浸したゴムとからなる。このチェーファー26が、クリンチ12と一体とされてもよい。この場合、チェーファー26の材質はクリンチ12の材質と同じとされる。
このタイヤ2では、サイドウォール10及びクリンチ12からなる部分はサイド部54と称される。サイド部54は、トレッド6の端から半径方向略内向きに延びている。このサイド部54の軸方向内側に、ビード14が位置している。図1及び図2に示されているように、サイド部54は多数のリムプロテクター56を備えている。これらのリムプロテクター56は、一定のピッチで周方向に配置されている。
図2において、二点鎖線LAはリムプロテクター56がないと仮定して得られる仮想表面を表している。本願においては、この仮想表面LAは基準面と称される。リムプロテクター56は、この基準面LAから軸方向略外向きに突出している。このリムプロテクター56は、頂面58を備えている。図1に示されているように、この頂面58の輪郭は矩形である。図2に示されているように、このリムプロテクター56は頂面58から半径方向に裾広がりな形状を呈している。図2中、符号PAで示されているのは頂面58の中心である。この中心PAは、頂面58において、その外縁60とその内縁62との中間地点で表される。
このタイヤ2では、サイド部54に多数のリムプロテクター56が設けられている。前述したように、これらのリムプロテクター56は軸方向外向きに突出している。図2に示されているように、このタイヤ2がリム4に組み込まれたとき、それぞれのリムプロテクター56の頂面58はフランジ36の端64よりも軸方向外側に位置している。リムプロテクター56は、軸方向において、フランジ36の端64から突出している。
車両のハンドルをドライバーが回して車両が路肩に寄せられたとき、リムプロテクター56は縁石(図示されず)に接触する。この接触により、ハンドルに反力が生じる。この反力により、ドライバーは、縁石とタイヤ2との接触を検知する。ドライバーがハンドルを逆に回すことにより、リム4のフランジ36と縁石との接触が回避される。リムプロテクター56は、フランジ36の損傷を防止する。
タイヤ2が、キャッツアイ(図示されず)を乗り越えて大幅に変形するとき、キャッツアイとフランジ36との間にリムプロテクター56が介在する。リムプロテクター56により、フランジ36とキャッツアイとの衝突が防がれる。リムプロテクター56は、フランジ36の損傷を防止する。
このタイヤ2では、一のリムプロテクター56と、この一のリムプロテクター56の隣に位置する他のリムプロテクター56との間は凹み66である。この凹み66は、軽量化に寄与しうる。このタイヤ2は、リング状のリムプロテクターが設けられた従来のタイヤに比べて軽い。軽量なタイヤ2は、転がり抵抗の低減に寄与しうる。
このタイヤ2では、凹み66がこのタイヤ2のリムプロテクター56が設けられた部分の剛性を適度に低下させる。このタイヤ2では、リムプロテクター56を採用したことによる縦剛性の増加が抑えられている。このタイヤ2では、乗り心地が適切に維持される。しかもこのタイヤ2は、リング状のリムプロテクターが設けられた従来のタイヤに比べて、リム4に組み込みやすい。
前述したように、このタイヤ2では、多数のリムプロテクター56が一定のピッチで周方向に配置されている。これらのリムプロテクター56は、大きな表面積に寄与する。大きな表面積は、タイヤ2から大気への放熱を促進する。このリムプロテクター56はさらに、タイヤ2の周囲に乱流を発生させる。この乱流により、タイヤ2から大気への放熱がさらに促進される。このタイヤ2は、昇温しにくい。このタイヤ2では、熱に起因するゴム部材の破損及びゴム部材間の剥離が生じにくい。このタイヤ2では、パンク状態において、長時間の走行が達成される。
このタイヤ2では、パンク状態での長時間の走行が達成されるので、薄い荷重支持層18が採用されうる。薄い荷重支持層18は、軽量化及び乗り心地に寄与する上に、転がり抵抗の低減にも寄与しうる。
このタイヤ2では、リムプロテクター56はいわゆるブロックである。このリムプロテクター56には、従来のタイヤのようにスリットは設けられていない。このタイヤ2では、半径方向の剛性が適切に維持される。このため、このタイヤ2はパンク状態においてリム4から外れにくい。前述したように、このタイヤ2では、パンク状態において、長時間の走行が達成される。本発明によれば、パンク状態において、長時間の走行が達成され、しかも、リム4から外れにくいタイヤ2が得られうる。
図3には、図2のIII−III線に沿った断面の一部が示されている。このIII−III線は、前述の、頂面58の中心PAを通る。このIII−III線は、この頂面58に直交している。この図3において、両矢印hは、基準面LAからリムプロテクター56の頂面58までの高さを表している。本願においては、この高さhがリムプロテクター56の基準面LAからの高さである。両矢印bは、リムプロテクター56の頂面58の周方向幅である。この幅bは、この頂面58の左縁68から右縁70までの長さにより表される。本願においては、この幅bがリムプロテクター56の周方向幅である。両矢印Lは、一のリムプロテクター56の左縁68から、この一のリムプロテクター56の隣に位置する他のリムプロテクター56の左縁68までの長さである。本願においては、この長さLがリムプロテクター56のピッチである。
このタイヤ2では、幅bのピッチLに対する比は0.2以上0.4以下が好ましい。この比が0.2以上に設定されることにより、このリムプロテクター56は、タイヤ2の剛性に寄与しうる。このタイヤ2では、半径方向の剛性が適切に維持される。このため、このタイヤ2はパンク状態においてリム4から外れにくい。この比が0.4以下に設定されることにより、リムプロテクター56がタイヤ2の周囲に乱流を効果的に発生させる。これにより、タイヤ2から大気への放熱が促進される。このタイヤ2は、昇温しにくい。このタイヤ2では、パンク状態において、長時間の走行が達成される。
このタイヤ2では、幅bは1mm以上3mm以下が好ましい。この幅bが1mm以上に設定されることにより、十分な剛性を有するリムプロテクター56が得られる。このリムプロテクター56は、タイヤ2の剛性に寄与しうる。このタイヤ2では、半径方向の剛性が適切に維持される。このため、このタイヤ2はパンク状態においてリム4から外れにくい。この幅bが3mm以下に設定されることにより、リムプロテクター56の大きさが適切に維持される。このリムプロテクター56は、軽量化及び乗り心地に寄与する上に、転がり抵抗の低減にも寄与しうる。
このタイヤ2では、多数のリムプロテクター56が適切な間隔をあけて周方向に配置されている。このため、リムプロテクター56がタイヤ2の周囲に乱流を効果的に発生させる。これにより、タイヤ2から大気への放熱が促進される。このタイヤ2は、昇温しにくい。このタイヤ2では、パンク状態において、長時間の走行が達成される。しかもリムプロテクター56による剛性への影響が抑えられるので、このタイヤ2はリム4に組み込みやすい上に、パンク状態においてリム4から外れにくい。この観点から、ピッチLは1.0mm以上が好ましく、20mm以下が好ましく、15mm以下がより好ましい。
このタイヤ2では、高さhは2mm以上5mm以下が好ましい。この高さhが2mm以上に設定されることにより、十分な剛性を有するリムプロテクター56が得られる。このリムプロテクター56は、タイヤ2の剛性に寄与しうる。このタイヤ2では、半径方向の剛性が適切に維持される。このため、このタイヤ2はパンク状態においてリム4から外れにくい。しかもこのリムプロテクター56は、タイヤ2から大気への放熱を促進しうる。このタイヤ2は、昇温しにくい。このタイヤ2では、パンク状態において、長時間の走行が達成される。この高さhが5mm以下に設定されることにより、リムプロテクター56の大きさが適切に維持される。このリムプロテクター56は、軽量化及び乗り心地に寄与する上に、転がり抵抗の低減にも寄与しうる。
図1において、両矢印wで示されているのはリムプロテクター56の頂面58の半径方向幅である。この幅wは、この頂面58の内縁62から外縁60までの長さにより表される。本願においては、この幅wがリムプロテクター56の半径方向幅である。
このタイヤ2では、幅wは1mm以上8mm以下が好ましい。この幅wが1mm以上に設定されることにより、十分な剛性を有するリムプロテクター56が得られる。このリムプロテクター56は、タイヤ2の剛性に寄与しうる。このタイヤ2では、半径方向の剛性が適切に維持される。このため、このタイヤ2はパンク状態においてリム4から外れにくい。しかもこのリムプロテクター56は、タイヤ2から大気への放熱を促進しうる。このタイヤ2は、昇温しにくい。このタイヤ2では、パンク状態において、長時間の走行が達成される。この幅wが8mm以下に設定されることにより、リムプロテクター56の大きさが適切に維持される。このリムプロテクター56は、軽量化及び乗り心地に寄与する上に、転がり抵抗の低減にも寄与しうる。
図2において、実線BLはベースラインを表している。ベースラインBLは、ビード14のコア38の、半径方向における最も内側の地点を通過する。このベースラインBLは、軸方向に延びる。両矢印FHは、このベースラインBLからリム4の半径方向外側端72までの半径方向高さを表している。本発明において、この高さFHはJATMA規格におけるリム4のフランジ36の高さである。この高さFHは、フランジ高さとも称される。例えば、サイズの呼びが「225/60R18」であるタイヤ2の適用リムとして、そのリム幅の呼びが「6.5J」のリム4がある。このリム4の、JATMAイヤーブック2012に記載のフランジ高さFHは、17.5mmである。両矢印RHは、ベースラインBLからリムプロテクター56の頂面58の内縁62までの半径方向高さを表している。本願においては、この高さRHがベースラインBLからリムプロテクター56までの半径方向高さである。この高さRHは、リムプロテクター高さとも称される。
このタイヤ2では、高さRHの高さFHに対する比は1.2以上1.7以下が好ましい。この比が1.2以上に設定されることにより、リムプロテクター56がリム4から適切な距離をあけて配置される。このタイヤ2では、通常走行においてリムプロテクター56がリム4と接触することが防止されている。しかもこのタイヤ2は、リム4にの組み込みやすい。この比が1.7以下に設定されることにより、リムプロテクター56からリム4までの距離が適切に維持される。このタイヤ2では、リムプロテクター56が剛性に効果的に寄与しうる。このタイヤ2は、パンク状態においてリム4から外れにくい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1及び図2に示された基本構成を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤ(ランフラットタイヤ)を得た。このタイヤのサイズは、225/60R18とされた。この実施例1では、リムプロテクターの周方向幅bは2.0mmとされた。リムプロテクターの半径方向幅wは、4.0mmとされた。リムプロテクターの基準面からの高さhは、4.0mmとされた。リムプロテクターのピッチLは、6.7mmとされた。したがって、幅bのピッチLに対する比(b/L)は、0.3であった。後述するこのタイヤの評価には、リム幅の呼びが「6.5J」のリムが用いられた。このタイヤがリムに組み込まれたとき、リムプロテクター高さRHの、フランジ高さFHに対する比(RH/FH)は、1.5であった。
[比較例1]
比較例1は、従来のランフラットタイヤである。この比較例1には、リムプロテクターは設けられていない。
[比較例2]
比較例2は、比較例1とは別の従来のランフラットタイヤである。この比較例2では、リング状のリムプロテクターが設けられている。
[実施例2−5]
ピッチLを変えて比(b/L)を下記の表2の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−5のタイヤを得た。
[実施例6−9]
幅b及びピッチLを下記の表3の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例6−9のタイヤを得た。
[実施例10−13]
高さhを下記の表4の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例10−13のタイヤを得た。
[実施例14−17]
比(RH/FH)を下記の表5の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例14−17のタイヤを得た。
[実施例18−21]
幅wを下記の表6の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例18−21のタイヤを得た。
[耐久性(ランフラット)]
タイヤがパンクして内圧が低下した場合における、耐久性を、以下のようにして評価した。タイヤを正規リム(18×6.5J)に組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を180kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、JATMA最大負荷荷重の65%に相当する縦荷重(7.5kN)をタイヤに負荷した。その後、このタイヤの内圧を常圧としてパンク状態を再現し、このタイヤを80km/hの速度で、半径が1.7mであるドラムの上を走行させた。タイヤが破壊するまでの走行距離を、測定した。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1から6に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
[タイヤ質量]
タイヤの質量を計測した。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1から6に示されている。数値が小さいほど、質量が小さいことが示されている。数値が小さいほど、好ましい。
[縦剛性の評価]
下記の条件にて、タイヤの縦バネ定数を測定した。
使用リム:18×6.5J
内圧:180kPa
荷重:7.5kN
この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1から6に示されている。数値が小さいほど、縦剛性が小さいことを表している。数値が小さいほど、好ましい。
[転がり抵抗]
転がり抵抗試験機を用い、下記の測定条件で転がり抵抗を測定した。
使用リム:18×6.5J(アルミニウム合金製)
内圧:180kPa
荷重:7.5kN
速度:80km/h
この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1から6に示されている。数値が小さいほど、転がり抵抗が小さいことを表している。数値が小さいほど、好ましい。
[リムからの外れにくさ]
タイヤを6.5Jのリムに組み込み、このタイヤに内圧が180kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が2000ccである乗用車に装着した。装着後、このタイヤの内圧を常圧としてパンク状態を再現し、ドライバーにこの乗用車をレーシングサーキットで運転させた。このドライバーに、80km/hの速度で急ターンさせたときの、タイヤのリムからの外れにくさを評価させた。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1から6に示されている。数値が大きいほど、タイヤがリムから外れにくいことを表している。数値が大きいほど、好ましい。
[リムへの組みやすさ]
作業員に、タイヤをリムに組み込むための機械(油圧式タイヤチェンジャー)を用いて、タイヤを6.5Jのリムに組み込ませ、タイヤのリムへの組みやすさを評価させた。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1から6に示されている。数値が大きいほど、タイヤをリムに組みやすいことを表している。数値が大きいほど、好ましい。
Figure 2014201079
Figure 2014201079
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Figure 2014201079
Figure 2014201079
Figure 2014201079
表1から6に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたタイヤは、種々の車両に適用されうる。
2・・・タイヤ
4・・・リム
6・・・トレッド
14・・・ビード
16・・・カーカス
18・・・荷重支持層
20・・・ベルト
28・・・トレッド面
36・・・フランジ
54・・・サイド部
56・・・リムプロテクター
58・・・頂面

Claims (6)

  1. その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイド部と、それぞれが上記サイド部よりも軸方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、上記トレッドの半径方向内側において上記カーカスと積層されるベルトと、それぞれが上記カーカスよりも軸方向内側に位置する一対の荷重支持層とを備えた空気入りタイヤであって、
    上記サイド部がその基準面から軸方向略外向きに突出する多数のリムプロテクターを備えており、
    これらのリムプロテクターが、一定のピッチで周方向に配置されている、空気入りタイヤ。
  2. 上記リムプロテクターの周方向幅の、上記ピッチに対する比が0.2以上0.4以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 上記リムプロテクターの周方向幅が1mm以上3mm以下である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 上記リムプロテクターの上記基準面からの高さが2mm以上5mm以下である、請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 上記タイヤが正規リムに組み込まれたとき、
    ベースラインから上記リムプロテクターまでの半径方向高さの、このベースラインから上記正規リムの半径方向外側端までの半径方向高さの比が1.2以上1.7以下である、請求項1から4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 上記リムプロテクターの半径方向幅が1mm以上8mm以下である、請求項1から5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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