JP2006347204A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Mitsuo Kurebayashi
光夫 紅林
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Abstract

【課題】 リム組み後のバランス調整に際してホイールの損傷や外観の悪化を防止することを可能にした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 サイドウォール部1にリムフランジに沿うように延在するリムプロテクトバー2を設けた空気入りタイヤにおいて、リムプロテクトバー2に複数個の窪み部3をタイヤ周方向に分散させて形成し、タイヤ周方向の任意の位置で窪み部3にバランスウェイトを圧入する構造とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サイドウォール部にリムプロテクトバーを備えた空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、リム組み後のバランス調整に際してホイールの損傷や外観の悪化を防止することを可能にした空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤをリム組みした後、アンバランスの程度を測定し、そのアンバランスを無くすようにホイールにバランスウェイトを取り付けることが行われている。バランスウェイトは、ホイールに対して接着剤で貼り付けられるか、或いは、ハンマー等の殴打によりリムフランジに固定されることが一般的である。しかしながら、バランスウェイトをホイールに対して接着剤で貼り付けた場合、接着剤によりホイールが汚れることがあり、バランスウェイトをハンマー等で殴打して固定した場合、ホイールが傷付くことがある。また、これら不都合を生じない場合であっても、バランスウェイト自体がホイールの外観を悪化させる要因となる。
これに対して、空気入りタイヤのショルダー部に多数の凹部を設け、これら凹部にバランスウェイトを装着することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、空気入りタイヤのショルダー部は比較的大きな撓み変形を生じる部分であるため、このような部位にバランスウェイト付加用の凹部を設けた場合、走行中にバランスウェイトが脱落し易く、しかも凹部にクラックを生じ易い。そのため、上記構造は実用化には至っていないのが現状である。
特開平11−254912号公報
本発明の目的は、リム組み後のバランス調整に際してホイールの損傷や外観の悪化を防止することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、サイドウォール部にリムフランジに沿うように延在するリムプロテクトバーを設けた空気入りタイヤにおいて、前記リムプロテクトバーに複数個の窪み部をタイヤ周方向に分散させて形成し、タイヤ周方向の任意の位置で前記窪み部にバランスウェイトを圧入するようにしたことを特徴とするものである。
本発明では、リムフランジを保護する目的でサイドウォール部に形成されたリムプロテクトバーに対して複数個の窪み部をタイヤ周方向に分散させて形成し、タイヤ周方向の任意の位置で窪み部にバランスウェイトを圧入するようにしている。そのため、従来のようにバランスウェイトをホイールに装着する場合とは異なって、リム組み後のバランス調整に際してホイールの損傷や外観の悪化を招くことはない。
しかも、サイドウォール部に存在するリムプロテクトバーは、走行時に撓み変形を生じ難いため、窪み部内に圧入されたバランスウェイトが脱落し難く、かつ窪み部を起点とするクラックを生じ難い。つまり、リムプロテクトバーはバランスウェイトを装着するためのプラットホームとして有効に活用することができる。
本発明において、窪み部はバランス調整を目的としているためタイヤ周上で等間隔に配列することが好ましい。ここで、窪み部を同一円周上に一列に配置し、その数を多くすると、窪み部の相互間隔が狭くなり、クラックを生じ易くなる。そのような場合、窪み部をタイヤ周方向に沿って千鳥状に配列すると良い。
窪み部は入り口が絞られた断面形状とすることが好ましい。これにより、バランスウェイトの保持能力を高めることができる。また、窪み部には底側ほどタイヤ径方向外側となるように傾きを付与することが好ましい。より具体的には、窪み部の中心軸とリムプロテクトバーの表面とがなす角度を20°〜90°とすることが好ましい。これにより、走行時の遠心力によりバランスウェイトが窪み部から飛び出すのをより確実に防止することができる。更に、バランスウェイトを球状とし、窪み部のウェイト収容空間を球状とした場合、バランスウェイトの直径Dとウェイト収容空間の直径dとの関係をD≧dとすることが好ましい。このような寸法設定もバランスウェイトの保持能力の向上に寄与する。
バランスウェイトは金属から構成すると良い。金属製のバランスウェイトを用いることにより、リム組み後のバランス調整を効果的に行うことができる。また、バランスウェイトの表面を黒色とすれば、通常、黒色である空気入りタイヤにおいてバランスウェイトが目立ちに難くなる。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの要部を示すものである。また、図2は図1のA−A矢視断面図、図3は図1のB−B矢視断面図である。図1に示すように、空気入りタイヤのサイドウォール部1には、リムフランジを保護する目的で、タイヤ周方向に延在するリムプロテクトバー2が形成されている。リムプロテクトバー2はリム組み状態において少なくともリムフランジFよりもタイヤ幅方向外側に突出するようになっている(図2及び図3参照)。そのため、リムプロテクトバー2の部位ではゴムの肉厚が他の部位よりも大きくなっている。
上記空気入りタイヤにおいて、リムプロテクトバー2には複数個の窪み部3がタイヤ周方向に分散するように形成されている。これら窪み部3にはタイヤ周方向の任意の位置でバランスウェイト4が圧入される。窪み部3はタイヤ周上で等間隔に配列されている。タイヤ周上での窪み部3の数は60個〜80個にすると良い。或いは、隣り合う窪み部3のピッチをタイヤ回転軸回りの角度で4.5°〜6.0°にすると良い。タイヤ周上での窪み部3の数が多過ぎるとリムプロテクトバー2の剛性が低下し、逆に少な過ぎるとリム組み後のバランス調整が困難になる。
窪み部3は入り口が絞られたフラスコ状の断面形状を有している。より具体的には、窪み部3の底側のウェイト収容空間3aは球状をなし、入り口3bはウェイト収容空間3aよりも狭くなっている。このような断面形状を有する窪み部3に圧入されるバランスウェイト4も球状である。そのため、窪み部3のウェイト収容空間3aに収まったバランスウェイト4は走行時に脱落し難い。ここで、バランスウェイト4の直径Dとウェイト収容空間3aの直径dとはD≧dの関係にすると良い。これにより、窪み部3のウェイト収容空間3aに圧入されたバランスウェイト4はゴム弾性に基づいて強固に保持されるため、更に脱落し難くなる。
バランスウェイト4は、その材質が特に限定されるものでないが、例えば、鉄、アルミニウム等の金属から構成することができる。比重が大きい金属を用いることにより、リム組み後のバランス調整を効果的に行うことができる。更に、バランスウェイト4の表面を塗装やメッキ等の手段により黒色としても良い。上記窪み部3内に圧入されたバランスウェイト4はタイヤ外部から視認できるため、その表面を黒色にすることでバランスウェイト4を目立ちに難くすることができる。
次に、上述した空気入りタイヤのバランス調整方法について説明する。先ず、上記空気入りタイヤをバランスウェイト4を含まない状態でリム組みし、その状態でアンバランスを検出する。これにより、バランスウェイト4を装着すべきタイヤ周上の位置を決定する。リムプロテクトバー2の寸法に鑑みて窪み部3に圧入される球状のバランスウェイト4の質量は比較的小さいものになるため、バランス調整に際して、複数個のバランスウェイト4を上記の如く決定されたタイヤ周上の位置を中心とする複数個の窪み部3に圧入することが必要である。例えば、図1は5個の窪み部3にバランスウェイト4を圧入した状態を示している。
このようにリムフランジFを保護する目的でサイドウォール部1に形成されたリムプロテクトバー2に対して複数個の窪み部3をタイヤ周方向に分散させて形成し、タイヤ周方向の任意の位置で窪み部3にバランスウェイト4を圧入することにより、従来のようにバランスウェイトをホイールに装着する場合とは異なって、リム組み後のバランス調整に際してホイールの損傷や外観の悪化を招くことはない。
しかも、サイドウォール部1に存在するリムプロテクトバー2は、走行時に撓み変形を生じ難いため、窪み部3内に圧入されたバランスウェイト4が脱落し難く、かつ窪み部3を起点とするクラックを生じ難いという利点がある。
図4はリムプロテクトバーにおける窪み部の他の配置形態を示すものである。図4に示すように、リムプロテクトバー2において、窪み部3はタイヤ周方向に沿って千鳥状に配列されている。即ち、複数個の窪み部3はタイヤ回転軸を中心軸とする二重の円弧R1,R2の上に交互に配置されている。このように窪み部3はタイヤ周方向に沿って千鳥状に配列した場合、窪み部3の数を多くしても、窪み部3の相互間隔を確保し、クラックの発生を効果的に防止することが可能になる。なお、図4は窪み部3を2列に配列したものであるが、窪み部3を3列以上に配列しても良い。
図5はリムプロテクトバーにおける窪み部の他の開口形態を示すものである。なお、図5は図2に対応するリムプロテクトバーの断面を示している。図5に示すように、窪み部3には底側ほどタイヤ径方向外側となるように傾きが付与されている。例えば、窪み部3の中心軸とリムプロテクトバー2の表面とがなす角度θは20°〜90°に設定されている。このように窪み部3に底側ほどタイヤ径方向外側となるように傾きを付与した場合、走行時に遠心力が発生してもバランスウェイト4が窪み部3から飛び出し難くなる。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの要部を示す側面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1のB−B矢視断面図である。 リムプロテクトバーにおける窪み部の他の配置形態を示す側面図である。 リムプロテクトバーにおける窪み部の他の開口形態を示す断面図である。
符号の説明
1 サイドウォール部
2 リムプロテクトバー
3 窪み部
3a 窪み部のウェイト収容空間
3b 窪み部の入り口
4 バランスウェイト
F リムフランジ

Claims (9)

  1. サイドウォール部にリムフランジに沿うように延在するリムプロテクトバーを設けた空気入りタイヤにおいて、前記リムプロテクトバーに複数個の窪み部をタイヤ周方向に分散させて形成し、タイヤ周方向の任意の位置で前記窪み部にバランスウェイトを圧入するようにした空気入りタイヤ。
  2. 前記窪み部をタイヤ周上で等間隔に配列した請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記窪み部をタイヤ周方向に沿って千鳥状に配列した請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記窪み部を入り口が絞られた断面形状とした請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記窪み部に底側ほどタイヤ径方向外側となるように傾きを付与した請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記窪み部の中心軸と前記リムプロテクトバーの表面とがなす角度を20°〜90°とした請求項5に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記バランスウェイトを球状とし、前記窪み部のウェイト収容空間を球状とし、かつ前記バランスウェイトの直径Dと前記ウェイト収容空間の直径dとの関係をD≧dとした請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記バランスウェイトを金属から構成した請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記バランスウェイトの表面を黒色とした請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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