JP2018001806A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP2018001806A JP2016127197A JP2016127197A JP2018001806A JP 2018001806 A JP2018001806 A JP 2018001806A JP 2016127197 A JP2016127197 A JP 2016127197A JP 2016127197 A JP2016127197 A JP 2016127197A JP 2018001806 A JP2018001806 A JP 2018001806A
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仁 井藤
Hitoshi Ito
仁 井藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/06Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
    • B60C15/0603Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex
    • B60C15/0607Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex comprising several parts, e.g. made of different rubbers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C2200/00Tyres specially adapted for particular applications
    • B60C2200/06Tyres specially adapted for particular applications for heavy duty vehicles

Abstract

【課題】小さい転がり抵抗並びに良好な耐久性及びリム組み容易性が実現されたタイヤの提供。【解決手段】 このタイヤ20では、チェーファー26は、カーカス30の外側において、ビード28の軸方向外側から半径方向内側まで延びている。ビード28の周辺において、カーカス30とこのタイヤ20の外面との間は、架橋ゴムから構成されている。チェーファー26の外面は、このタイヤ20がリムに組み込まれたときこのリムのシート面と接触する底面60と、このリムのフランジと接触する外サイド面62とを備えている。外サイド面62の輪郭は、このタイヤ20のヒールから延びる内向きに凸な円弧CRを備えている。チェーファー26の硬さHcは、80以上95以下である。【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、トラック、バス等の車両に装着される重荷重用空気入りタイヤに関する。
タイヤが走行すると、タイヤは変形と復元とを繰り返す。トラック、バス等のための重荷重用の空気入りタイヤには、大きい荷重が負荷されることが多い。重荷重用の空気入りタイヤでは、特にビードの部分での変形が大きくなる。タイヤが長期間使用されたとき、この変形は、ビードの部分の損傷の原因となりうる。ビードの部分には、高い耐久性が求められている。
重荷重用のタイヤでは、ビードの部分での損傷を防止するために、ビードの部分にフィラーを備える。フィラーは、並列する多数のコードと、トッピングゴムとからなる。通常、コードの材質は、スチール又は有機繊維である。
重荷重用タイヤのビードの部分の構造の例が、特開2013−141943公報及び特開2015−157525公報に開示されている。図3は、特開2015−157525公報に開示されたタイヤ2のビード4の部分である。このタイヤ2は、サイドウォール6、ビード4、カーカス8、チェーファー10及びフィラー12を備えている。図で示されるとおり、フィラー12は、カーカス8の折返し部14とチェーファー10との間に位置している。フィラー12は、タイヤ2が転動したときカーカス8の動きを抑制する。これにより、カーカス8のコードの切断やカーカス8の周辺ゴムからの剥離が防止される。
特開2013−141943公報 特開2015−157525公報
近年のタイヤによる低燃費化への要求の高まりから、タイヤにはさらなる軽量化が求められている。ビードの部分に挿入したフィラーは、タイヤの質量を増加させる。これは、タイヤの転がり抵抗を大きくする。フィラーを除去すると、走行時にカーカスプライの動きが大きくなる。これは、ビードの部分の耐久性低下の要因となりうる。耐久性低下を抑えるため、チェーファーの硬さを高くする方法がある。しかし、チェーファーの硬さを高くすると、タイヤをリムに嵌合するとき、ビードの部分の底がフランジに引っかかり易くなる。このタイヤは、リム組み容易性に劣る。
本発明の目的は、小さい転がり抵抗並びに良好な耐久性及びリム組み容易性が実現された空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、一対のビード、一対のチェーファー及びカーカスを備えている。それぞれのチェーファーは、上記カーカスの外側において、上記ビードの軸方向外側から半径方向内側まで延びている。上記ビードの周辺において、上記カーカスとこのタイヤの外面との間は、架橋ゴムから構成されている。上記チェーファーの外面は、このタイヤがリムに組み込まれたときこのリムのシート面と接触する底面と、このリムのフランジと接触する外サイド面とを備えている。上記外サイド面の輪郭は、このタイヤのヒールから延びる内向きに凸な円弧CRを備えている。上記チェーファーの硬さHcは、80以上95以下である。
好ましくは、上記円弧CRの中点から引いたこの円弧CRの法線がLnとされたとき、上記法線Lnに沿って計測した上記チェーファーの厚みTcの、この法線Lnに沿って計測した上記ビードの厚みTaに対する比(Tc/Ta)は、50%以上70%以下である。
好ましくは、それぞれのビードは、コアと、このコアから半径方向略外向きに延びる第一エイペックスと、この第一エイペックスから半径方向略外向きに延びる第二エイペックスとを備える。上記第一エイペックスの硬さH1は上記第二エイペックスの硬さH2より高い。上記硬さHcと上記硬さH1との違いは5以下である。
好ましくは、上記円弧CRの中点から引いたこの円弧CRの法線がLnとされたとき、上記法線Lnは、上記第二エイペックスと交差しない。
好ましくは、上記コアの断面形状は六角形である。
好ましくは、周方向に垂直な断面において、上記タイヤをリムに組み込んだときこのリムのシート面を延長した直線が基準線Lsとされたとき、上記チェーファーの外サイド面の外側端と、基準線Lsとの距離Aは、7mm以上27mm以下である。
好ましくは、上記チェーファーがこのタイヤのトウの部分から半径方向略外向きに延びる内サイド面をさらに備えている。周方向に垂直な断面において、上記タイヤをリムに組み込んだときこのリムのシート面を延長した直線が基準線Lsとされたとき、上記チェーファーの内サイド面の外側端と、基準線Lsとの距離Bは、10mm以上30mm以下である。
好ましくは、上記円弧CRの深さDの上記円弧CRの曲率半径Rに対する比(D/R)は、0.05以上0.09以下である。
発明者らは、耐久性を向上させるためのビードの部分の構造について詳細に検討した。その結果、チェーファーの形状と硬さとを適切に整えることで、ビードの部分がフィラーを有さなくとも、良好な耐久性とリム組み容易性とが実現できることを見出した。
本発明に係るタイヤでは、チェーファーの硬さHcが80以上である。このチェーファーでは、走行時の変形が抑えられている。これは、走行時のビードの部分の動きを抑える。このチェーファーでは、リムのフランジと接触する外サイド面の輪郭が、ヒールから延びる内向きに凸な円弧CRを備えている。この形状により、チェーファーとフランジとが密着しうる。これは、走行時のビードの部分の動きを抑える。チェーファーの硬さが80以上であること及び外サイド面の輪郭が円弧CRを備えることにより、走行時のビードの部分の動きが効果的に抑えられている。これは、走行時のカーカスプライの動きを効果的に低減する。これは、ビードの部分の耐久性に効果的に寄与する。このタイヤは耐久性に優れる。
このタイヤでは、ビードの周辺において、カーカスとタイヤの外面との間は、架橋ゴムから構成されている。このビードの部分は、フィラーを備えていない。このタイヤでは、上述のチェーファーによりビード部分の耐久性が向上されているため、ビードの部分がフィラーを備える必要がない。このタイヤは軽量である。このタイヤの転がり抵抗は低い。さらにこのタイヤでは、チェーファーの硬さを95以下とすることで、良好なリム組み容易性が維持されている。このタイヤでは、小さい転がり抵抗並びに良好な耐久性及びリム組み容易性が実現されている。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。 図3は、従来のタイヤのビードの部分が示された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ20が示されている。図1において、上下方向がタイヤ20の半径方向であり、左右方向がタイヤ20の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ20の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ20の赤道面を表わす。このタイヤ20の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。
このタイヤ20は、トレッド22、一対のサイドウォール24、一対のチェーファー26、一対のビード28、カーカス30、ベルト32、インナーライナー34、インスレーション36及び一対のクッション層38を備えている。このタイヤ20は、チューブレスタイプである。このタイヤ20は、トラック、バス等に装着される。このタイヤ20は、重荷重用である。
トレッド22は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド22は、路面と接触するトレッド面40を形成する。トレッド22には、溝42が刻まれている。この溝42により、トレッドパターンが形成されている。トレッド22は、ベース層44とキャップ層46とを備えている。キャップ層46は、ベース層44の半径方向外側に位置している。キャップ層46は、ベース層44に積層されている。ベース層44は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層44の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層46は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
それぞれのサイドウォール24は、トレッド22の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール24の半径方向外側端は、トレッド22と接合されている。このサイドウォール24の半径方向内側端は、チェーファー26と接合されている。サイドウォール24は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール24は、カーカス30の損傷を防止する。
サイドウォール24はチェーファー26に比べて軟質である。サイドウォール24の硬さHsはチェーファー26の硬さHcより低い。軟質なサイドウォール24は、優れた乗り心地に寄与する。
本発明では、上記硬さHs及びHc、並びに後述する第一エイペックスの硬さH1及び第二エイペックスの硬さH2は、「JIS K6253」の規定に準じ、タイプAのデュロメータによって測定される。図1に示された断面にこのデュロメータが押し付けられ、硬さが測定される。測定は、23℃の温度下でなされる。
それぞれのチェーファー26は、サイドウォール24の半径方向略内側に位置している。チェーファー26は、軸方向において、ビード28及びカーカス30よりも外側に位置している。チェーファー26は、カーカス30の外側において、ビード28の軸方向外側から半径方向内側まで延びている。タイヤ20がリムに組み込まれると、このチェーファー26がリムと当接する。この当接により、ビード28の近傍が保護される。リムと当接するチェーファー26は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。
チェーファー26は、サイドウォール24に比べて硬質である。チェーファー26の硬さHcはサイドウォール24の硬さHsより高い。このタイヤ20では、チェーファー26の硬さHcは80以上95以下である。
それぞれのビード28は、サイドウォール24よりも半径方向内側に位置している。ビード28は、チェーファー26よりも軸方向内側に位置している。この実施形態では、ビード28は、コア48と、第一エイペックス50と、第二エイペックス52とを備えている。
コア48は、リング状である。コア48は、巻回された非伸縮性ワイヤを含む。ワイヤの典型的な材質は、スチールである。図に示すとおり、この実施形態では、コア48の断面の輪郭は六角形である。コア48の断面の輪郭は六角形でなくてもよい。コア48の断面の輪郭は四角形でもよい。コア48の断面の輪郭は円形でもよい。第一エイペックス50は、コア48から半径方向外向きに延びている。第一エイペックス50は、半径方向外向きに先細りである。第一エイペックス50は、高硬度な架橋ゴムからなる。第二エイペックス52は、第一エイペックス50から半径方向略外向きに延びている。第二エイペックス52は、第一エイペックス50よりも軸方向外側に位置している。第二エイペックス52は、第一エイペックス50よりも半径方向外側に位置している。第二エイペックス52は、半径方向において、内向きに先細りであり外向きにも先細りである。第二エイペックス52は、架橋ゴムからなる。第二エイペックス52は、第一エイペックス50と比べ軟質である。第二エイペックス52は、カーカスプライの折返し部の端における応力集中を緩和する。
カーカス30は、カーカスプライ54からなる。カーカスプライ54は、両側のビード28の間に架け渡されている。カーカスプライ54は、コア48の周りにて折り返されている。カーカスプライ54は、一方のビード28の軸方向内側から他方のビード28の軸方向内側まで延びる主部56と、ビード28の軸方向外側にて略半径方向に延びる折返し部58とを備えている。主部56はトレッド22及びサイドウォール24の内側に沿って延在している。折返し部58は、ビード28の外側に沿って延びている。
図示されていないが、カーカスプライ54は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス30はラジアル構造を有する。コードは、スチールからなる。カーカス30が、2枚以上のカーカスプライ54から形成されてもよい。
ベルト32は、半径方向においてトレッド22の内側に位置している。ベルト32は、カーカス30と積層されている。ベルト32は、カーカス30を補強する。このタイヤ20では、ベルト32は、第一層32a、第二層32b、第三層32c及び第四層32dからなる。このベルト32は4枚の層で構成されている。このベルト32が3つの層で構成されてもよい。図から明らかなように、この実施形態では、4つの層のうち、第二層32bが最も大きな軸方向幅を有している。この実施形態では、第二層32bの軸方向幅がベルト32の軸方向幅である。ベルト32の軸方向幅は、タイヤ20の最大幅の0.7倍以上が好ましい。ベルト32が3枚以下の層で構成されてもよい。
図示されていないが、第一層32a、第二層32b、第三層32c及び第四層32dのそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、スチールからなる。このコードは、赤道面に対して傾斜している。第一層32aのコードの赤道面に対する傾斜方向は、第二層32bのコードの赤道面に対する傾斜方向とは同じである。第二層32bのコードの赤道面に対する傾斜方向は、第三層32cのコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。第三層32cのコードの赤道面に対する傾斜方向は、第四層32dのコードの赤道面に対する傾斜方向とは同じである。このコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、15°から70°である。
インナーライナー34は、カーカス30の内側に位置している。インナーライナー34は、インスレーション36の内面に接合されている。インナーライナー34は、架橋ゴムからなる。インナーライナー34には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー34の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー34は、タイヤ20の内圧保持に寄与する。
インスレーション36は、カーカス30とインナーライナー34との間に位置している。インスレーション36は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。インスレーション36は、カーカス30と堅固に接合し、インナーライナー34とも堅固に接合する。インスレーション36は、インナーライナー34の、タイヤ20からの剥離を防止する。
クッション層38は、ベルト32の端の近傍において、カーカス30と積層されている。クッション層38は、軟質な架橋ゴムからなる。クッション層38は、ベルト32の端の応力を吸収する。このクッション層38により、ベルト32のリフティングが抑制される。
図2は、図1のタイヤ20のビード28の部分が示された拡大断面図である。図2において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。
チェーファー26の外面は、このタイヤ20がリムに装着されたとき、リムのシート面と接触する底面60と、リムのフランジと接触する外サイド面62と、このタイヤ20のトウの部分から半径方向略外向きに延びる内サイド面64とを備えている。図で示されるとおり、周方向に垂直な断面において、外サイド面62の輪郭は、内向きに凸な円弧CRを備えている。この円弧CRの中心は、ビード28の部分の軸方向外側に位置している。この円弧CRは、このタイヤ20のヒールから、半径方向略外向きに延びている。
図示されるように、このタイヤ20では、ビード28の軸方向外側において、カーカス30とタイヤ20の外面との間には、チェーファー26が位置している。ビード28の軸方向外側において、カーカス30とタイヤ20の外面との間は、チェーファー26から構成されている。ビード28の半径方向内側において、カーカス30とタイヤ20の外面との間には、チェーファー26及びインスレーション36が位置している。ビード28の半径方向内側において、カーカス30とタイヤ20の外面との間は、チェーファー26及びインスレーション36から構成されている。ビード28の軸方向内側において、カーカス30とタイヤ20の外面との間には、チェーファー26、インスレーション36及びインナーライナー34が位置している。ビード28の軸方向内側において、カーカス30とタイヤ20の外面との間は、チェーファー26、インスレーション36及びインナーライナー34から構成されている。このように、このタイヤ20では、ビード28の周辺において、カーカス30とタイヤ20の外面との間は、架橋ゴムから構成されている。このタイヤ20では、ビード28の周辺において、カーカス30とタイヤ20の外面との間には、スチールコードを備えるフィラーは存在しない。ビード28の周辺において、カーカス30とタイヤ20の外面との間には、有機繊維コードを備えるフィラーは存在しない。
以下では、本発明の作用効果が説明される。
ビードの部分に挿入したフィラーは、タイヤの質量を増加させる。これは、タイヤの転がり抵抗を大きくする。フィラーを除去すると、走行時にカーカスプライの動きが大きくなる。これは、ビードの部分の耐久性低下の要因となりうる。耐久性低下を抑えるため、チェーファーの硬さを高くすると、タイヤをリムに嵌合するとき、ビードの部分の底がフランジに引っかかり易くなる。このタイヤは、リム組み容易性に劣る。
発明者らは、耐久性を向上させるためのビードの部分の構造について詳細に検討した。その結果、チェーファーの形状と硬さとを適切に整えることで、ビードの部分がフィラーを有さなくとも、良好な耐久性とリム組み容易性とが実現できることを見出した。
本発明に係るタイヤ20では、チェーファー26の硬さHcが80以上である。このチェーファー26は、従来のチェーファー26より硬い。このチェーファー26では、走行時の変形が抑えられている。これは、走行時のビード28の部分の動きを抑える。さらにこのチェーファー26では、リムのフランジと接触する外サイド面62の輪郭が、ヒールから延びる内向きに凸な円弧CRを備えている。この形状により、チェーファー26とフランジとが密着しうる。これは、走行時のビード28の部分の動きを抑える。チェーファー26硬さが80以上であること及び外サイド面62の輪郭が円弧CRを備えることにより、走行時のビード28の部分の動きが効果的に抑えられている。これは、走行時のカーカスプライ54の動きを効果的に低減する。これは、ビード28の部分の耐久性に効果的に寄与する。このタイヤ20は耐久性に優れる。
このタイヤ20では、走行時のビード28の部分の動きが抑えられているため、ビード28の部分からの発熱が抑えられる。これは、転がり抵抗の低減に寄与する。
このタイヤ20では、ビード28の周辺において、カーカス30とタイヤ20の外面との間は、架橋ゴムから構成されている。このタイヤ20では、カーカス30とタイヤ20の外面との間には、フィラーは存在しない。このタイヤ20では、上述のチェーファー26によりビード28部分の耐久性が向上されているため、ビード28の部分がフィラーを備える必要がない。このタイヤ20は軽量である。このタイヤ20の転がり抵抗は小さい。さらにこのタイヤ20の製造では、フィラーを準備する必要がない。このタイヤ20の製造では、フィラーを組み込む工程がない。このタイヤ20は、生産性に優れる。
このタイヤ20のチェーファー26の硬さHcは95以下である。このチェーファー26の硬さは、適正に保たれている。このタイヤ20では、タイヤ20をリムに組み込むときに、ビード28の底がフランジに引っかかることが抑制されている。このタイヤ20では良好なリム組み性が維持されている。このタイヤ20では、小さい転がり抵抗並びに良好な耐久性及びリム組み容易性が実現されている。
ビード28の部分の耐久性に効果的に寄与するとの観点から、チェーファー26の硬さHcは、83以上がより好ましい。良好なリム組み容易性を実現するとの観点から、硬さHcは、93以下がより好ましい。
図2において、実線Lnは、円弧CRの中点から引いた円弧CRの法線である。両矢印Taは、法線Lnに沿って計測したビード28の厚みである。両矢印Tcは、法線Lnに沿って計測したチェーファー26の厚みである。
厚みTcの厚みTaに対する比(Tc/Ta)は、50%以上が好ましい。比(Tc/Ta)を50%以上とすることで、このチェーファー26は走行時のカーカスプライ54の動きを効果的に低減する。これは、ビード28の部分の耐久性に効果的に寄与する。このタイヤ20は耐久性に優れる。この観点から、比(Tc/Ta)は55%以上がより好ましい。比(Tc/Ta)は、70%以下が好ましい。比(Tc/Ta)を70%以下とすることで、このチェーファー26の質量への影響が抑えられている。この観点から、比(Tc/Ta)は65%以下がより好ましい。
図2に示されるように、法線Lnは、第二エイペックス52とは交差していないのが好ましい。法線Lnは、ビード28上では、硬さの高い第一エイペックス50と交差する。これは、タイヤ20に荷重が負荷されたとき、ビード28の部分の変形を小さくしうる。これは、カーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。さらに、走行時のビード28の部分の動きが抑えられているため、ビード28の部分からの発熱が抑えられる。これは、転がり抵抗の低減に寄与する。
図2において、実線Lsは、このタイヤ20をリムに組み込んだとき、このリムのシート面を延長した基準線である。図において、符号Poは、タイヤ20の外面上の点である。符号Poは、タイヤ20の外面上におけるチェーファー26の外サイド面62の外側端である。両矢印Aは、外側端Poと基準線Lsとの距離である。
距離Aは、7mm以上が好ましい。距離Aを7mm以上とすることで、走行時に軟質なサイドウォール24がリムのフランジと接触することが防止されている。このタイヤ20では、サイドウォール24がリムのフランジと接触することによる、ビード28の部分の変形が抑えられている。これは、走行時のカーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。この観点から、距離Aは12mm以上がより好ましい。距離Aは、27mm以下が好ましい。距離Aを27mm以下とすることで、このチェーファー26への歪みの集中が抑えられる。これは、ビード28の部分の耐久性に寄与する。このタイヤ20は耐久性に優れる。この観点から、距離Aは22mm以下がより好ましい。
図2において、符号Piは、タイヤ20の外面上の点である。符号Piは、タイヤ20の外面上におけるチェーファー26の内サイド面64の外側端である。両矢印Bは、外側端Piと基準線Lsとの距離である。距離Bは、10mm以上が好ましい。距離Bを10mm以上とすることで、タイヤ20をリムに組み込むときに、チェーファー26とインナーライナー34との剥離が防止される。このタイヤ20では良好なリム組み性が維持されている。この観点から、距離Bは15mm以上がより好ましい。距離Bは、30mm以下が好ましい。距離Bを30mm以下とすることで、コア48の軸方向内側において、インナーライナー34の厚みが十分確保されうる。このタイヤ20では、空気及び水分が、ビード28の部分の内部に透過することが防止される。これは、コア48の錆びを防止する。これは、ビード28の部分の耐久性に寄与する。このタイヤ20は、耐久性に優れる。
図2において、両矢印Cは、第一エイペックス50の先端と基準線Lsとの距離である。距離Cは、30mm以上が好ましい。距離Cを30mm以上とすることで、このビード28の部分は、適度に撓みうる。このタイヤ20は、乗り心地に優れる。この観点から、距離Cは33mm以上がより好ましい。距離Cは、50mm以下が好ましい。距離Cを50mm以下とすることで、この第一エイペックス50は、走行時のビード28の部分の動きを抑える。これは、カーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。さらに、走行時のビード28の部分の動きが抑えられているため、ビード28の部分からの発熱が抑えられる。これは、転がり抵抗の低減に寄与する。この観点から、距離Cは47mm以下がより好ましい。
図において、符号θは、法線Lnと基準線Lsとがなす角度である。角度θは、60°以上70°以下が好ましい。角度θを60°以上70°以下とすることで、タイヤ20がリムに装着されたとき、ビード28の部分とリムとが密着されうる。これは、走行時のビード28の部分の動きを抑える。これは、カーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。さらに、走行時のビード28の部分の動きが抑えられているため、ビード28の部分からの発熱が抑えられる。これは、転がり抵抗の低減に寄与する。これらの観点から、角度θは、62°以上68°以下がより好ましい。
図において、両矢印Dは、円弧CRの深さである。深さDは、円弧CRの両端を結ぶ直線と、円弧CRとの距離の最大値である。深さDは、円弧CRの矢高である。このタイヤ20では、深さDの円弧CRの曲率半径Rに対する比(D/R)は、0.09以下が好ましい。比(D/R)を0.09以下とすることで、この外サイド面62はリムのフランジと密着しうる。これは、走行時のビード28の部分の動きを抑える。これは、カーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。さらに、走行時のビード28の部分の動きが抑えられているため、ビード28の部分からの発熱が抑えられる。これは、転がり抵抗の低減に寄与する。これらの観点から、比(D/R)は、0.08以下がより好ましい。比(D/R)は、0.05以上が好ましい。比(D/R)を0.05以上とすることで、フランジからの荷重によるチェーファー26の変形が小さくされる。これは、カーカスプライ54の折返し部58の端での動きを効果的に抑制する。このタイヤ20は耐久性に優れる。チェーファー26の変形が抑えられているため、ビード28の部分からの発熱が抑えられる。これは、転がり抵抗の低減に寄与する。これらの観点から、比(D/R)は0.06以上がより好ましい。
曲率半径Rは15mm以上35mm以下が好ましい。曲率半径Rを15mm以上35mm以下とすることで、この外サイド面62はリムのフランジと密着しうる。これは、走行時のビード28の部分の動きを抑える。これは、カーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。さらに、走行時のビード28の部分の動きが抑えられているため、ビード28の部分からの発熱が抑えられる。これは、転がり抵抗の低減に寄与する。
コア48の断面の輪郭は六角形が好ましい。断面の輪郭が六角形であるコア48は、走行時のカーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。
このタイヤ20では、チェーファー26の硬さHsと第一エイペックス50の硬さH1との違いは、5以下が好ましい。すなわち、差(Hs−H1)は、−5以上5以下が好ましい。差(Hs−H1)を−5以上5以下とすることで、チェーファー26と第一エイペックス50とがバランスよく荷重を支える。チェーファー26又は第一エイペックス50への歪みの集中が抑えられる。これは、ビード28の部分の耐久性に寄与する。このタイヤ20は耐久性に優れる。
第一エイペックス50の硬さH1は、83以上が好ましい。硬さH1を83以上とすることで、この第一エイペックス50はビード28の部分の剛性に寄与する。これは、走行時のビード28の部分の動きを抑える。これは、カーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。さらに、走行時のビード28の部分の動きが抑えられているため、ビード28の部分からの発熱が抑えられる。これは、転がり抵抗の低減に寄与する。この観点から、硬さH1は85以上がより好ましい。第一エイペックス50の硬さH1は98以下が好ましい。硬さH1を98以下とすることで、このビード28の部分の剛性が適正に抑えられる。このタイヤ20は、乗り心地に優れる。この観点から、硬さH1は95以下がより好ましい。
第二エイペックス52の硬さH2は、45以上が好ましい。硬さH2を45以上とすることで、この第二エイペックス52はビード28の部分の剛性に寄与する。これは、走行時のビード28の部分の動きを抑える。これは、カーカスプライ54の動きを効果的に低減する。このタイヤ20は耐久性に優れる。この観点から、硬さH2は47以上がより好ましい。硬さH2は、65以下が好ましい。硬さH2を65以下とすることで、この第二エイペックス52は、カーカスプライ54の折返し部58の端における応力の集中を効果的に緩和する。このタイヤ20では、折返し部58の端で、コードがゴムから剥離することが抑えられている。このタイヤ20は耐久性に優れる。この観点から、硬さH2は62以下がより好ましい。
サイドウォール24の硬さHsは、47以上が好ましい。硬さHsを47以上とすることで、このサイドウォール24はタイヤ20のサイド部の剛性に寄与する。このタイヤ20は、走行安定性に優れる。この観点から、硬さHsは49以上がより好ましい。硬さHsは、62以下が好ましい。硬さHsを62以下とすることで、このサイドウォール24はサイド部のしなやかな撓みに寄与する。このタイヤ20は、乗り心地に優れる。この観点から、硬さHsは59以下がより好ましい。
本発明では、タイヤ20及びタイヤ20の各部材の寸法及び角度は、タイヤ20が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ20に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ20には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ20が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ20が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された構造を備えた実施例1のタイヤを得た。タイヤのサイズは、「11R22.5 16PR」とされた。表1にこのタイヤの諸元が示されている。このタイヤでは、第一エイペックスの硬さH1は90、第二エイペックスの硬さH2は55、サイドウォールの硬さHsは54とされた。このタイヤでは、角度θは65°であった。このタイヤでは、距離Cは40mmであった。円弧CRの曲率半径Rは25mmであった。
[比較例1]
比較例1のタイヤは、図3に示されたとおり、ビードの部分にフィラーを有する。このことが表1の「フィラー有無」の欄に、「有」として示されている。このタイヤでは、チェーファーの硬さHcと比(Tc/Ta)とは表1の通りとされた。この他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
[比較例2−3、実施例2−3]
チェーファーの硬さHcを表1に示される値にした他は実施例1と同様にして、比較例2−3及び実施例2−3のタイヤを得た。
[実施例4−7]
チェーファーの厚みを変更して比(Tc/Ta)を表2に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例4−7のタイヤを得た。
[実施例8−11]
距離Aを表3に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例8−11のタイヤを得た。
[実施例12−15]
距離Bを表4に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例12−15のタイヤを得た。
[実施例16−19]
円弧の深さDを変更して比(D/R)を表5に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例16−19のタイヤを得た。
[転がり抵抗]
転がり抵抗試験機を用い、下記の測定条件で転がり抵抗を測定した。
使用リム:8.25×22.5
内圧:800kPa
荷重:26.72kN
速度:80km/h
この結果から得られた転がり抵抗の逆数が、実施例1を100とした指数値で下記の表1から5に示されている。数値が大きいほど、転がり抵抗が小さい。数値が小さいほど好ましい。
[耐久性]
試作タイヤを正規リム(8.25×22.5)に組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を1000kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、76.53kNの縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを20km/hの速度でドラムの上を走行させた。ビードの部分に損傷が発生するまでの時間を測定した。この結果が、実施例1を100とした指数値で下記の表1から5に示されている。数値が大きいほど好ましい。
[リム組み容易性]
タイヤチェンジャーを使用して、試作タイヤの正規リム(7.50×22.5)への取り付け及び正規リムからの取り外しを実施した。この取り付け及び取り外しの容易性について、作業者による官能評価を実施した。この結果が実施例1を100とた指数として下記表1−5に示されている。数値が大きいほど、リム組みが容易である。数値が大きいほど、好ましい。
Figure 2018001806
Figure 2018001806
Figure 2018001806
Figure 2018001806
Figure 2018001806
表1−5に示されるように、本発明に係るタイヤは、比較例のタイヤと比べて結果が優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の車両に装着されうる。
2、20・・・タイヤ
4、28・・・ビード
6、24・・・サイドウォール
8、30・・・カーカス
10、26・・・チェーファー
12・・・フィラー
22・・・トレッド
32・・・ベルト
32a・・・第一層
32b・・・第二層
32c・・・第三層
32d・・・第四層
34・・・インナーライナー
36・・・インスレーション
38・・・クッション層
40・・・トレッド面
42・・・溝
44・・・ベース層
46・・・キャップ層
48・・・コア
50・・・第一エイペックス
52・・・第二エイペックス
54・・・カーカスプライ
56・・・主部
58・・・折返し部
60・・・底面
62・・・外サイド面
64・・・内サイド面

Claims (8)

  1. 一対のビード、一対のチェーファー及びカーカスを備えており、
    それぞれのチェーファーが、上記カーカスの外側において、上記ビードの軸方向外側から半径方向内側まで延びており、
    上記ビードの周辺において、上記カーカスとこのタイヤの外面との間が、架橋ゴムから構成されており、
    上記チェーファーの外面が、このタイヤがリムに組み込まれたときこのリムのシート面と接触する底面と、このリムのフランジと接触する外サイド面とを備えており、
    上記外サイド面の輪郭が、このタイヤのヒールから延びる内向きに凸な円弧CRを備えており、
    上記チェーファーの硬さHcが80以上95以下である空気入りタイヤ。
  2. 上記円弧CRの中点から引いたこの円弧CRの法線がLnとされたとき、
    上記法線Lnに沿って計測した上記チェーファーの厚みTcの、この法線Lnに沿って計測した上記ビードの厚みTaに対する比(Tc/Ta)が、50%以上70%以下である請求項1に記載のタイヤ。
  3. それぞれのビードが、コアと、このコアから半径方向略外向きに延びる第一エイペックスと、この第一エイペックスから半径方向略外向きに延びる第二エイペックスとを備えており、
    上記第一エイペックスの硬さH1が上記第二エイペックスの硬さH2より高く、
    上記硬さHcと上記硬さH1との違いが5以下である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 上記円弧CRの中点から引いたこの円弧CRの法線がLnとされたとき、上記法線Lnが、上記第二エイペックスと交差しない請求項3に記載のタイヤ。
  5. 上記コアの断面の輪郭が六角形である請求項3又は4に記載のタイヤ。
  6. 周方向に垂直な断面において、上記タイヤをリムに組み込んだときこのリムのシート面を延長した直線が基準線Lsとされたとき、
    このタイヤの外面上における上記チェーファーの外サイド面の外側端と、基準線Lsとの距離Aが、7mm以上27mm以下である請求項1から5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 上記チェーファーがこのタイヤのトウの部分から半径方向略外向きに延びる内サイド面をさらに備えており、
    周方向に垂直な断面において、上記タイヤをリムに組み込んだときこのリムのシート面を延長した直線が基準線Lsとされたとき、
    このタイヤの外面上における上記チェーファーの内サイド面の外側端と、基準線Lsとの距離Bが、10mm以上30mm以下である請求項1から6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 上記円弧CRの深さDの上記円弧CRの曲率半径Rに対する比(D/R)が、0.05以上0.09以下である請求項1から7のいずれかに記載のタイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11400767B2 (en) * 2018-10-22 2022-08-02 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Heavy duty pneumatic tire

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