JP5467918B2 - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Description

本発明は、車両に装着される車両用サンバイザに関するものである。
従来、車両に装着される車両用サンバイザにおいては、サンバイザ本体に搭載された電気装置に対して駆動電力を供給する構造が知られている。この構造に関し、例えば下記特許文献1に記載の車両用サンバイザは、サンバイザ本体を回転可能に支持する支軸に導電体が内蔵されており、この導電体を介してサンバイザ本体側の電気装置へと駆動電力が供給可能とされる。具体的には、支軸の軸端部の側面に露出している一対の導電体が、それぞれ車両側の端子によって外方から弾性付勢力を伴って挟持されており、支軸の回転動作に伴って導電体と端子との相対位置が変化することによって、端子と導電体とが電気的に接続された通電状態と、当該通電状態が解除された通電解除状態とが切り換る。
米国特許出願第7108309号明細書
ところで、この種の車両用サンバイザの設計に際しては、車両側の端子と支軸側の導電体との間の接続構造に関し、当該接続構造の改良を図る要請がある。例えば、上記引用文献1の車両用サンバイザは、支軸の軸端部のうち一対の導電体の間に介在する部位によって、通電解除状態での端子と一対の導電体との接触が阻止されて、一対の導電体のショート防止を図る可能性を有するが、端子は、支軸の回転動作に伴う導電体との相対位置の変化にかかわらず、支軸の軸端部に対して常に一定の面圧で接触しており、経年使用によって生じる導電体に対する端子の挟持力の低下が懸念される。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、車両に装着される車両用サンバイザにおいて、サンバイザ本体を支持する支軸側の一対の導電体が車両側の端子に接触する構造につき、一対の導電体のショートを確実に防止しつつ、車両側の端子の耐久性を確保するのに有効な技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明が構成される。なお、本発明は、サンバイザ本体を支持する支軸側の一対の導電体が車両側の端子に接触する構造を有する各種の車両用サンバイザに適用され得る技術である。
本発明にかかる車両用サンバイザは、車両に装着されるサンバイザ(車両のフロントガラスの上部に設置される日よけ)として構成され、サンバイザ本体、支軸、取り付けブラケット、軸端部、第1の導電体及び第2の導電体、第1の導電体端部及び第2の導電体端部、介在部、空間部を少なくとも備える。
サンバイザ本体は、車両用サンバイザの外郭を形成する。このサンバイザ本体は、典型的には、硬質材料からなる略矩形の芯材と、その芯材を両面側から挟むように対向状に配置されるとともに、互いに接合される2枚のクッションパッドと、それら両クッションパッドの外表面を被覆する表皮によって構成される。支軸は、サンバイザ本体を支持する非導電性の軸部分として構成される。取り付けブラケットは、支軸を車両に取り付けるためのブラケットとしての機能を果たす。第1の導電体及び第2の導電体は、支軸の内部に設けられ、当該支軸の延在方向にそれぞれ並行して延在する導電体(導電性部材)として構成される。第1の導電体端部及び第2の導電体端部は、第1の導電体及び第2の導電体のうち、軸端部にて支軸外にそれぞれ突出し、且つ、軸端部の延在方向に沿って互いに離間しつつ延在する部位として構成される。これら第1の導電体端部及び第2の導電体端部は、支軸の軸端部の端面側に設けられてもよいし、或いは支軸の軸端部の外周面側に設けられてもよい。介在部は、第1の導電体端部と第2の導電体端部との間に介在する非導電性の部位として構成される。この介在部は、支軸と一体状に形成された部位として構成されてもよいし、或いは支軸に取り付けられた当該支軸とは別体の部材として構成されてもよい。空間部は、第1の導電体端部及び第2の導電体端部のそれぞれと介在部との間に設けられた領域として構成される。
上記構成において、支軸は、軸端部まわりの回転動作が許容され、支軸が第1の位置へと回転動作されたときには、第1の導電体端部及び第2の導電体端部が電力供給用の端子に接触して通電状態とされる一方、支軸が第2の位置(第1の位置とは異なる位置)へと回転動作されたときには、第1の導電体端部及び第2の導電体端部と端子との接触が回避された非通電状態とされ、これにより介在部は、端子と接触することで非通電状態における第1の導電体端部及び第2の導電体端部と端子との接触を阻止する接触阻止部として構成される。支軸の第1の位置は、典型的には車両のフロントガラス側のフロント位置とされ、また支軸の第2の位置は、典型的には車両のサイドガラスガラスに沿ったサイド位置とされる。これにより、支軸が第2の位置に設定された場合には、介在部によって第1の導電体及び第2の導電体のショートを確実に防止することが可能とされる。なお、電力供給用の端子は、車両用サンバイザとは別の構成要素とされてもよいし、或いは車両用サンバイザの一構成要素とされてもよい。
また、上記構成の空間部は、支軸の軸端部まわりの回転動作において、介在部以外の余分な部位が端子に対して過剰に接触するのを防止する機能を果たす。これにより、空間部は、支軸の軸端部まわりの所定角度範囲での回転動作において、端子に作用するトータル的な面圧を下げる面圧低下領域として構成される。このような構成によれば、経年使用によって生じる第1の導電体端部及び第2の導電体端部に対する端子の挟持力の低下を抑えることができ、以って端子の耐久性を確保するのに有効とされる。また、空間部を設けることによって介在部以外の余分な部位を省略することができ、以って製品の軽量化やコスト低減を図ることが可能となる。
また、本発明にかかる車両用サンバイザの更なる形態では、第1の導電体端部及び前記第2の導電体端部はそれぞれ、軸端部の端面から当該軸端部の延在方向に沿って互いに平行状に延出し、また介在部は、軸端部の端面から当該軸端部の延在方向に沿って延出する構成であるのが好ましい。このような構成によれば、支軸の内部に設けられた第1の導電体及び第2の導電体を、支軸の軸端部の端面からそのまま直線状に延在させて第1の導電体端部及び第2の導電体端部を形成することが可能であり、車両用サンバイザ全体での構造を簡素化するのに効果的である。
また、本発明にかかる車両用サンバイザの更なる形態では、介在部は、平板状又はピン形状の部位として構成されているのが好ましい。ここでいう「ピン形状」の部位としては、その断面形状が、三角形、多角形、円形、楕円形等とされた部位が広く包含される。これにより、簡便な形状の部位によって介在部を構成することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、車両に装着される車両用サンバイザにおいて、サンバイザ本体を支持する支軸側の一対の導電体が車両側の端子に接触する構造につき、一対の導電体のショートを確実に防止しつつ、車両側の端子の耐久性を確保することが可能となった。
本発明にかかる「車両用サンバイザ」の一実施の形態の車両用サンバイザ101の全体構成を示す斜視図であり、フロント位置とサイド位置とに切換え可能な様子が示される。 図1中の取り付けブラケット110周辺の斜視図である。 図2中の第1の導電体121及び第2の導電体122の通電状態を模式的に示す図である。 図2中の第1の導電体121及び第2の導電体122の非通電状態を模式的に示す図である。 図2中の介在部123に代えて、別実施の形態の介在部223,234を用いる場合の、第1の導電体121及び第2の導電体122の通電状態を模式的に示す図である。 図2中の介在部123に代えて、別実施の形態の介在部223,224を用いる場合の、第1の導電体121及び第2の導電体122の非通電状態を模式的に示す図である。
以下に、本発明にかかる「車両用サンバイザ」の一実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1には、本実施の形態の車両用サンバイザ101の全体構成が斜視図にて示されている。
車両用サンバイザ101は、車両に装着されるサンバイザ(車両のフロントガラスの上部に設置される日よけ)とされ、図1に示すように、総括的に見て、当該車両用サンバイザ101の外郭を形成するサンバイザ本体103と、このサンバイザ本体103を回転可能に支持するための支軸105と、支軸105に連接して設けられ当該支軸105を車両側に取り付けるための取り付けブラケット110を含む構成とされる。
サンバイザ本体103は、典型的には、硬質材料からなる略矩形の芯材と、その芯材を両面側から挟むように対向状に配置されるとともに、互いに接合される2枚のクッションパッドと、それら両クッションパッドの外表面を被覆する表皮によって構成される。ここでいうサンバイザ本体103が、本発明における「サンバイザ本体」に相当する。また、このサンバイザ本体103の一方の外表面には、化粧ミラー(「バニティーミラー」ともいう)107と、その化粧ミラー107が被覆された被覆状態と、当該被覆状態が解除された被覆解除状態とに切り換え可能なミラーカバー107aが設けられている。更に、化粧ミラー107の近傍領域には、典型的にはミラーカバー107aの被覆状態と被覆解除状態との切り換えに連動して、点灯及び消灯が切り換る化粧ミラー107用のランプ(照明)108が設けられている。
支軸105は、車両側への車両用サンバイザ101の装着状態において、概ね鉛直方向(図1中の矢印11方向)に直線状に延在する第1アーム105aと、第1アーム105aに連接して、鉛直方向に直交する概ね水平方向(図1中の矢印12方向)に直線状に延在する第2アーム105bとを備えた略L字状のアーム材として構成される。この支軸105の第1アーム105a及び第2アーム105bは、典型的には断面が円形とされる。ここでいう支軸105が、本発明における「支軸」に相当する。
支軸105の第1アーム105aは、第2アーム105bの軸長を下回る軸長を有する短軸状とされ、「短軸アーム」とも称呼される。この第1アーム105aは、取り付けブラケット110を介して車室天井面の前側隅部(図1に示す実施形態の車両用サンバイザ101では、車室天井面の右隅部)に回動自在に装着される。ここでいう取り付けブラケット110が、本発明における「取り付けブラケット」に相当する。一方で、支軸105の第2アーム105bは、第1アーム105aの軸長を上回る軸長を有する長軸状とされ、「長軸アーム」とも称呼される。この第2アーム105bは、サンバイザ本体103の上縁部に相対回動自在に取り付けられる。
車室天井面に装着された車両用サンバイザ101は、サンバイザ本体103が第2アーム105bの軸回りに回動操作されることで、車室の天井面に沿うように置かれる格納位置と、車両のフロントガラスに沿うように置かれる遮光位置との間で配置位置が変更される。この回動操作に関し、サンバイザ本体103のうち第1アーム105aから離間する側には、車室天井面に装着されるフック(便宜上、図示を省略する)に係合することによって、回動可能に保持されるサポート軸109が設けられている。保持されたこのサポート軸109によって、サンバイザ本体103が格納位置から遮光位置へと、或いは遮光位置から格納位置へと位置変更されるときの、サンバイザ本体103の回動動作の安定化が図られる。
また、車両用サンバイザ101は、サンバイザ本体103のサポート軸109が前記フックから係合解除された状態でこのサンバイザ本体103が第2アーム105bとともに第1アーム105aまわりに回動操作されることによって、車両のフロントガラス側のフロント位置(図1中の実線で示す位置)と、車両のサイドガラスガラスに沿ったサイド位置(図1中の二点鎖線で示す位置)との間での位置変更が可能とされる。ここでいうフロント位置及びサイド位置がそれぞれ、本発明における「第1の位置」及び「第2の位置」に対応している。
ここで、上述の支軸105及び取り付けブラケット110の具体的な構造については、図1中の取り付けブラケット110周辺の斜視図を示す図2が参照される。なお、本実施の形態の車両用サンバイザ101では、説明の便宜上、車両側への装着状態において、支軸105の第1アーム105aが延在する第1の方向(図1中の矢印11方向)を上下方向、支軸105の第2アーム105bが延在する第2の方向(図1中の矢印12方向)を左右方向、第1の方向及び第2の方向の双方に直交する第3の方向(図1中の矢印13方向)を前後方向という。
図2に示すように、取り付けブラケット110は、第1の方向との直交面に延在する部材とされ、典型的には円盤状とされる。この取り付けブラケット110のうち、車室天井面(図示省略)との対向面、すなわち第2アーム105bとは反対側のブラケット上面111にコネクタ130が接続される。この接続のため、取り付けブラケット110のブラケット上面111には、コネクタ130の凸状の下部領域130aが係合する凹み状の被係合部112が設けられている。これにより、取り付けブラケット110の被係合部112にコネクタ130の下部領域130aが係合することによって、取り付けブラケット110とコネクタ130との接続状態が形成される。
支軸105は、非導電性材料(典型的には、プラスチック材料又は樹脂材料)によって構成され、その一方の軸端部106(第1アーム105a側の、或いは取り付けブラケット110側の軸端部)が取り付けブラケット110のブラケット上面111から延出している。ここでいう軸端部106が、本発明における「支軸のうち前記取り付けブラケット側の軸端部」に相当する。支軸105の内部には、金属製(導電性)の一対の(2つの)導電体121,122が組み込まれている。典型的には、プラスチック材料が注入される成形型に、導電体121,122を互いに離間した状態でセットしてインサート成形される。これら導電体121,122(「通電体」或いは「導通体」ともいう)は、支軸105の非導電性材料によって直接的に被覆されており、その他の部材によっては被覆されない。
第1の導電体121及び第2の導電体122はいずれも、支軸105の第1アーム105a及び第2アーム105bの内部を通ってそれぞれ並行して(或いは平行状に)延在している。これら第1の導電体121及び第2の導電体122は、その断面形状が円形、三角形、多角形、楕円形等とされた構成を採り得る。ここでいう第1の導電体121及び第2の導電体122がそれぞれ、本発明における「第1の導電体」及び「第2の導電体」に相当する。車両側への車両用サンバイザ101の装着状態において、これら第1の導電体121及び第2の導電体122の第1端部121a,122aは、いずれも支軸105の第1アーム105a側(取り付けブラケット110側)の軸端部106のうちコネクタ130に対向する端面106aにて支軸105外に突出する(露出する)部位とされる。
具体的には、第1端部121a,122aは、軸端部106の端面106aから第1の方向に沿って互いに離間しつつ並行して(或いは平行状に)延在している。これにより、支軸105の内部に設けられた第1の導電体121及び第2の導電体122を、支軸105の軸端部106の端面106aにからそのまま直線状に延在させて、第1端部121a,122aを形成することが可能であり、車両用サンバイザ101全体での構造を簡素化するのに効果的である。ここでいう第1の導電体121の第1端部121aが、本発明における「第1の導電体端部」に相当し、またここでいう第1の導電体121の第1端部122aが、本発明における「第2の導電体端部」に相当する。一方で、導電体121,122の第2アーム105b側の第2端部121b,122bは、第2の方向に延在している。
また、第1の導電体121の第1端部121aと、第2の導電体122の第1端部122aとの間に、又は第1端部121aと第1端部122aとの間の領域には、これら第1端部と平行に延在しつつ介在する1つの介在部123が設けられている。この介在部123は、典型的には支軸105と同様の非導電性材料からなる非導電性の部位として構成され、第1の導電体121の第1端部121aと、第2の導電体122の第1端部122aのそれぞれに対して空間部124を隔てて配設されている。この介在部123は、支軸105と一体状に形成された部位として構成されてもよいし、或いは支軸105の軸端部106に取り付けられた当該支軸105とは別体の部材として構成されてもよい。ここでいう介在部123及び空間部124がそれぞれ、本発明における「介在部」及び「空間部」に相当する。
取り付けブラケット110とコネクタ130との接続状態では、導電体121,122の第1端部121a,122aは、コネクタ130の金属製の一対の端子(「接点」ないし「コンタクト」ともいう)131,132に対向する位置に配設される。これらの端子131,132は、車両側の電力供給源に接続された電力供給用の端子として構成される。また、これらの端子131,132は、いずれも対向する第1端部121a,122a側へと弾性付与力を付与することが可能な板バネ構造を形成している。これにより、第1端部121a,122aはそれぞれ、端子131,132によって外方から弾性付勢力を伴って挟持される。なお、これらの端子131,132は、車両用サンバイザ101とは別の構成要素とされてもよいし、或いは車両用サンバイザ101の一構成要素とされてもよい。
また、サンバイザ本体103が前述のフロント位置とサイド位置との間で切り換え操作されて支軸105が第1アーム105aの軸まわりに回動する際に、導電体121,122の第1端部121a,122aと、コネクタ130の端子131,132との相対位置が可変とされ、これにより導電体121,122の通電状態と非通電状態(「通電遮断状態」、「通電解除状態」、或いは「非導通状態」ともいう)が切り換る構成とされる。同様にして、サンバイザ本体103のサポート軸109が車両側の前記フックに係合した係合状態では、サンバイザ本体103が前述の格納位置と遮光位置との間で切り換え操作されて第2アーム105bの軸まわりに回動する際に、導電体121,122の通電状態と非通電状態が切り換る構成とされる。かくして、各導電体が通電状態に設定されることで、前述のランプ108の点灯準備状態が形成される。
取り付けブラケット110とコネクタ130との接続については、上記の導電体121,122の通電状態を模式的に示す図3と、上記の導電体121,122の非通電状態を模式的に示す図4が参照される。
図3に示すように、本実施の形態の介在部123は、典型的には平板状の部位として構成される。この介在部123は、前述のように2つの第1端部121a,122aの間に、又は2つの第1端部121a,122aの間の領域に介在するとともに、更に第1アーム105aの延在方向と交差する方向の平面に関して、2つの第1端部121a,122aによって区画される区画領域125外に配設される当接部123a,123bを有する。これら当接部123a,123bは、介在部123のうち区画領域125を挟んでその両側に配設された部位とされ、後述する非通電状態において、それぞれ端子131,132に実質的に当接する部位として構成される。区画領域125は、図3中の斜線で示す領域であって、典型的には2つの第1端部121a,122a自体が占める領域と、これら2つの第1端部121a,122aが互いに対向する空間部(前述の空間部124)が占める領域をあわせた領域として規定される。
また、図3に示す例では、2つの第1端部121a,122aの配列方向の外縁間の距離d1と、当該配列方向と交差する方向の介在部123の長さd2との間に、d1>d2という関係が成り立つように構成されている。必要に応じては、d1≦d2という関係であってもよい。
上記構成によれば、2つの第1端部121a,122aと、2つの端子131,132の相対位置が図3に示すように設定された場合、すなわち支軸105が前述のフロント位置に設定された場合には、一方の第1端部121aが一方の端子131と接触し、且つ他方の第1端部122aが他方の端子132と接触する。これにより、車両側からの供給電流がコネクタ130を経由して導電体121,122へと流れる通電状態とされる。
これに対して、2つの第1端部121a,122aと、2つの端子131,132の相対位置が図4に示すように設定された場合、すなわち支軸105が前述のサイド位置に設定された場合には、2つの端子131,132は、2つの第1端部121a,122aとの接触が回避される一方で、今度は介在部123に接触する。これにより、車両側からの供給電流がコネクタ130を経由して導電体121,122へと流れるのが回避された非通電状態とされる。このとき、介在部123は、端子131,132と接触することによって、非通電状態における第1端部121a,122aと端子131,132との接触を阻止する接触阻止部として機能を果たす。これにより、端子131,132が区画領域125に入り込むのが介在部123によって阻止されるため、一対の導電体121,122のショートを確実に防止することが可能とされる。従って、介在部123は、非通電状態において端子131,132が区画領域125に入り込むのを邪魔する邪魔部ないし邪魔板、或いは非通電状態において端子131,132が区画領域125に入り込むのを防ぐ防ぎ部ないし防ぎ板ともいう。
また、本実施の形態では、この介在部123を、前述のように、導電体121の第1端部121aと、導電体122の第1端部122aのそれぞれに対して空間部124を隔てて配設することによって、空間部124は、支軸105の軸端部106まわりの回転動作において、介在部123以外の余分な部位が端子131,132に対して過剰に接触するのを防止する機能を果たす。これにより、空間部124は、支軸105の軸端部106まわりの所定角度範囲での回転動作において、端子131,132に作用するトータル的な面圧を下げる面圧低下領域として構成される。このような構成によれば、経年使用によって生じる導電体121,122の第1端部121a,122aに対する端子131,132の挟持力の低下を抑えることができ、以って端子131,132の耐久性を確保するのに有効とされる。また、空間部124を設けることによって介在部123以外の余分な部位を省略することができ、以って製品の軽量化やコスト低減を図ることが可能となる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、本実施の形態に基づいた種々の応用例や変更例を想到することができる。例えば、本実施の形態を応用した以下の形態を実施することもできる。
上述した本実施の形態では、導電体121の第1端部121aと導電体122の第1端部122aとの間に、平板状の1つの介在部123を設ける場合について記載したが、本発明では、介在部123に相当する部位の形状や等については必要に応じて適宜変更可能である。例えば、介在部123に代えて或いは加えて、介在部123と同様の機能を果たす1または複数の部位を設けることもできる。
上記実施の形態の介在部123の具体的な変更例については図5及び図6が参照される。図5には、別実施の形態の介在部223,234を用いる場合の、導電体121,122の通電状態が模式的に示されており、図6には、別実施の形態の介在部223,234を用いる場合の、導電体121,122の非通電状態が模式的に示されている。
図5に示すように、介在部223は、前述の介在部123の当接部123aに相当する構成とされ、また介在部224は、前述の介在部123の当接部123bに相当する構成とされる。これら介在部223,234は、いずれも断面形状が四角形(方形)とされ非導電材料からなり、導電体121,122の第1端部121a,122aの間の領域に介在するとともに、少なくとも区画領域125外に配設される部位を有する。そして、2つの第1端部121a,122aと、2つの端子131,132の相対位置が図6に示すように設定された場合、これら介在部223,234は、それぞれ端子131,132と接触することによって、非通電状態における第1端部121a,122aと端子131,132との接触を阻止する接触阻止部として機能を果たす。従って、これら介在部223,234は、前述の介在部123と同様の作用効果を奏する。
なお、図5及び図6に示す例では、介在部223,234がいずれも区画領域125と部分的に重なり合う場合について記載したが、これら介在部223,234がいずれも、区画領域125を外れた位置に配置されてもよい。また、必要に応じて、介在部223,234を、その断面形状が三角形、多角形、円形、楕円形等とされたピン形状にすることもできる。
また、上記実施の形態では、導電体121,122の第1端部121a,122aを、支軸105の軸端部106の端面106a側に設ける場合について記載したが、本発明では、これら第1端部121a,122aを、支軸105の軸端部106の外周面側に設ける構成を採用することもできる。
101 車両用サンバイザ
103 サンバイザ本体
105 支軸
105a 第1アーム
105b 第2アーム
106 軸端部
106a 端面
107 化粧ミラー
107a ミラーカバー
108 ランプ
109 サポート軸
110 取り付けブラケット
111 ブラケット上面
112 被係合部
121 第1の導電体
122 第2の導電体
121a 第1端部(第1の導電体端部)
121b 第2端部
122a 第1端部(第2の導電体端部)
122b 第2端部
123 介在部
123a,123b 当接部
124 空間部
125 区画領域
130 コネクタ
130a 下部領域
131,132 端子
223,224 介在部

Claims (3)

  1. サンバイザ本体と、
    前記サンバイザ本体を支持する非導電性の支軸と、
    前記支軸を車両に取り付けるための取り付けブラケットと、
    前記支軸のうち前記取り付けブラケット側の軸端部と、
    前記支軸の内部に設けられ、当該支軸の延在方向にそれぞれ並行して延在する第1の導電体及び第2の導電体と、
    前記第1の導電体及び前記第2の導電体のうち、前記軸端部にて支軸外にそれぞれ突出し、且つ、前記軸端部の延在方向に沿って互いに離間しつつ延在する第1の導電体端部及び第2の導電体端部と、
    前記第1の導電体端部と前記第2の導電体端部との間に介在する非導電性の介在部と、
    前記第1の導電体端部及び前記第2の導電体端部のそれぞれと前記介在部との間に設けられた空間部と、
    を備え、
    前記支軸は、前記軸端部まわりの回転動作が許容され、前記支軸が第1の位置へと回転動作されたときには、第1の導電体端部及び第2の導電体端部が電力供給用の端子に接触して通電状態とされる一方、前記支軸が第2の位置へと回転動作されたときには、前記第1の導電体端部及び前記第2の導電体端部と前記端子との接触が回避された非通電状態とされ、これにより前記介在部は、前記端子と接触することで前記非通電状態における前記第1の導電体端部及び前記第2の導電体端部と前記端子との接触を阻止する接触阻止部として構成されることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    前記第1の導電体端部及び前記第2の導電体端部はそれぞれ、前記軸端部の端面から当該軸端部の延在方向に沿って互いに平行状に延出し、また前記介在部は、前記軸端部の端面から当該軸端部の延在方向に沿って延出する構成であることを特徴とする車両用サンバイザ。
  3. 請求項2に記載の車両用サンバイザであって、
    前記介在部は、平板状又はピン形状の部位として構成されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
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