JP3206278U - 車両用補助サンバイザー及びそれに使用するクリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】取り付け、取り外しの容易な車両用補助サンバイザーを提供する。【解決手段】矩形平板状台座2a、3aと、その上面中間部に辺に直角に設けた支軸2c、3cと、支軸2c、3c周りに回動自在に取り付けた可動クリップ片2d、3dと、コイルばねとで同一形状の第1、第2のクリップ2、3を構成する。可動クリップ片2d、3dの片側端縁と平板状台座2a、3aの片側端縁との間に常時はコイルばねの付勢力により閉塞し、反対側端部をコイルばねの付勢力に抗して押し下げると開く挟持部2f、3fを構成する。平板状台座2a、3aの挟持部2f、3fを除く3側縁部を可動クリップ片2d、3dとは反対側に同一幅で直角に折り曲げて3側壁で囲まれた矩形の収納空間3gを形成する。第1のクリップ2の収納空間内に矩形平板状磁石4を磁着させ、その下面側に第2のクリップ3を上下反対で、その挟持部3fを第1のクリップ2の挟持部2fとは反対向き姿勢で取り付け、その挟持部3fに半透明遮光板を取り付ける。【選択図】図4
Description
本考案は車両用補助サンバイザー、及びその補助サンバイザーに使用するのに好適な補助サンバイザー用クリップに関する。
一般的な車両の運転席及び助手席の前方天井には、運転中にフロントガラスを通して差し込む太陽の日差しを遮って視界を確保するサンバイザ−装置が取り付けられている。サンバイザ−装置は不使用時には天井側の退避位置に置かれ、必要時には下方に傾動させて運転者の視界を遮らずに太陽光のみを遮って視界を確保し、安全運転に資するものである。しかし、夕日など太陽高度が低い場合には、運転者の視界を遮らずに太陽光を遮るには備え付けの標準サンバイザ−装置では不十分である。
こうした問題を解決する手段として、備え付けの標準サンバイザ−装置に透光性を有する補助サンバイザーを取りつけて太陽の日差しを遮る提案がされている。例えば、特許文献1には、サンバイザ−本体の内部に一辺が開口する空洞部を設け、該空洞部にサングラス板を格納し、該サングラス板がサンバイザ−本体の開口部から出入可能にした自動車のサンバイザ−が開示されている。しかし、標準的サンバイザーにそのようなサングラス板を追加取り付けすることは困難である。
また、特許文献2には、既設の標準サンバイザーを構成するワイヤーフレームの下辺の一部にパイプを固着し、このパイプにワイヤーフレームの回りを自在の角度で保持できるブラケットを枢着し、そのブラケットに着色透明板を固着した補助サンバイザーが開示されている。しかし、既設の標準サンバイザーのワイヤーフレームの下辺にパイプを固着するのは大変に面倒で、そのような改造を一般の人が行なうことは困難である。また、不使用時には着色透明板を天井下面側に重ね合わせて折り畳み収納するため、着色透明板によりヘッドクリアランスが圧迫される問題もある。
本考案は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は、既設の標準サンバイザーに簡単に取り付け、取り外しでき、その取り付け位置も変更できる車両用補助サンバイザー、及びその部品として好適なクリップを提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、既設の車両用サンバイザーに追加取り付けする補助サンバイザーの部品として好適なクリップであって、該クリップは磁石が吸着する素材で形成された同形状の第1、第2のクリップと磁石からなり、第1、第2のクリップは矩形の平板状台座と、その上面中間部に辺に直角に設けた支軸と、該支軸周りに回動自在で平板状台座に対峙して取り付けた可動クリップ片と、支軸周りに取り付けたコイルばねとで構成され、前記可動クリップ片は矩形で前記支軸に対向する片側端縁と平板状台座の片側端縁との間に挟持部が形成され、常時は前記コイルばねの付勢力により挟持部は閉塞され、挟持部とは反対側の可動クリップ片端部をコイルばねの付勢力に抗して押し下げると挟持部が開くように構成されており、前記平板状台座の下面側には挟持部を除く3側縁部を可動クリップ片とは反対側に同一幅で直角に折り曲げて3側壁で囲まれた矩形の収納空間が形成されており、前記磁石は前記収納空間に収まる矩形平板状で、厚みは収納空間の厚みに等しく、前記支軸方向幅は平板状台座の両側壁間寸法より少なくとも平板状台座を構成する板の厚み分だけ小さく形成されており、かかる構成の第1のクリップの収納空間内に前記磁石を支軸方向片側を収納空間の片側壁に接触させた状態で磁着させ、該状態の第1のクリップの下面側に第2のクリップを上下反対、その挟持部を第1のクリップの挟持部とは反対向きの姿勢とし、その収納空間を構成する一方の側壁を第1のクリップの収納空間の側壁と磁石との隙間に、他方の側壁を第2のクリップの収納空間の側壁外側にして嵌め込んで前記磁石により吸着された状態となるように構成したことを特徴とするクリップである。
このような構成のクリップは二つの挟持部を有するため、一方の挟持部に半透明遮光板を挟み、他方の挟持部で半透明遮光板を取り付けたクリップ全体を既設のサンバイザー、その他の任意個所に取り付けることにより車両用補助サンバイザーとして使用することができる。クリップで取り付けるため不使用のときは全体を取り外すことができる利点を有する。
また、請求項2に記載の考案は、既設の車両用サンバイザーに追加取り付けする補助サンバイザーの部品として好適なクリップであって、該クリップは磁石が吸着する素材で形成された第1、第2のクリップと磁石からなり、第1、第2のクリップは矩形の平板状台座と、その上面中間部に辺に直角に設けた支軸と、該支軸周りに回動自在で平板状台座に対峙して取り付けた可動クリップ片と、支軸周りに取り付けたコイルばねとで構成され、前記可動クリップ片は矩形で支軸に対向する片側端縁と平板状台座の片側端縁との間に挟持部が形成され、常時はコイルばねの付勢力により挟持部は閉塞され、前記挟持部とは反対側の可動クリップ片端部をコイルばねの付勢力に抗して押し下げると挟持部が開くように構成されており、第1のクリップの平板状台座の下面側には挟持部を除く3側縁部を可動クリップ片とは反対側に同一幅で直角に折り曲げて3側壁で囲まれた矩形の収納空間が形成されており、該収納空間内には厚みが収納空間の厚みに等しい矩形平板状の前記磁石が取り付けられており、第1、第2のクリップの可動クリップ片には各挟持部に対して直角方向に延びるスリットが形成され、二つの可動クリップ片を背中合わせに重ねた姿勢とし、二つのスリットを通してボルトとナットからなる螺子締め部品を取り付けて二つの可動クリップ片をスリットの任意位置にて、任意の相互間水平角度にて固定できようにしてあることを特徴とするクリップである。
このような構成のクリップは磁石でもってクリップ全体を車内天井、運転席側窓上部等の金属部に吸着取り付けすることができるし、第1のクリップの挟持部でもって既設のサンバイザーを挟んで取り付けることもできる。第1、第2のクリップの相対位置関係と相互間水平角度も変えられるため、第2のクリップの挟持部に半透明遮光板を挟んで補助サンバイザーとして使用すれば、既設サンバイザーでは遮光できない太陽光を遮る手段としての自由度が高い利点を有する。半透明遮光板に代えて扇子、葉書、小冊子等を挟んで遮光することにも使用できる。
また、請求項3に記載の考案は、請求項2に記載のクリップにおいて、前記第2のクリップの平板状台座の下面側に固着手段としての吸盤を追加取り付けしたことを特徴とするクリップである。
このような構成のクリップでは、半透明遮光板は挟持部に挟んで取り付けられる他、吸盤に吸着させて取り付けることもできる。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1又は2に記載のクリップの前記第2のクリップの可動クリップ片の挟持部に半透明遮光板を挟み込んだことを特徴とする車両用補助サンバイザーである。
このような構成の補助サンバイザーは半透明遮光板が取り付けられていない方のクリップで既設サンバイザーの端を挟んで取り付けたり、磁石を運転席側窓上部の金属部に吸着させたりすることにより、既設サンバイザーでは遮光しきれない太陽光を遮光する補助サンバイザーとして使用できる。
また、請求項5に記載の考案は、請求項3に記載のクリップの前記吸盤に半透明遮光板を吸着させたことを特徴とする車両用補助サンバイザーである。
このような構成の補助サンバイザーも請求項4に記載の補助サンバイザーと同様の効果を奏する。
以下、本考案に係るクリップ及び車両用補助サンバイザーの構成例について実施形態に分けて説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るクリップ1の外観斜視図、図2はクリップ1の左側面図、図3はクリップ1の背面図、図4はクリップ1の分解斜視図である。クリップ1は車両に取り付けられた既設の車両用サンバイザーに追加取り付けする補助サンバイザーの部品として好適なクリップである。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るクリップ1の外観斜視図、図2はクリップ1の左側面図、図3はクリップ1の背面図、図4はクリップ1の分解斜視図である。クリップ1は車両に取り付けられた既設の車両用サンバイザーに追加取り付けする補助サンバイザーの部品として好適なクリップである。
クリップ1は図4に示すように磁石が吸着する素材で形成された第1のクリップ2、第2のクリップ3と、磁石4の3部品で構成される。第1、第2のクリップ2、3は同一形状である。各クリップは矩形の平板状台座2a、3aと、その上面中間部に辺に直角に設けた支軸2c、3cと、それら支軸周りに回動自在に平板状台座2a、3aに対峙して取り付けられた可動クリップ片2d、3dと、支軸2c、3c周りに取り付けたコイルばね2e、3eとで構成されている。
可動クリップ片2d、3dは矩形板で、支軸2c、3cに対向する片側端縁と平板状台座2a、3aの片側端縁との間には挟持部2f、3fが形成されている。挟持部2f、3fは、常時はコイルばね2e、3eの付勢力により閉塞状態にされており、挟持部2f、3fとは反対側の可動クリップ片2d、3d端部をコイルばね2e、3eの付勢力に抗して押し下げると開くように構成されている。
平板状台座2a、3aの下面側には挟持部2f、3fを除く3側縁部を可動クリップ片2d、3dとは反対側に同一幅で直角に折り曲げた3側壁が形成され、その3側壁により矩形の収納空間2g、3gが形成されている。
磁石4は平板状台座2a、3a下側の収納空間2g、3gに収まる矩形平板状で、厚みは収納空間2g、3gの厚みに等しくしてある。磁石4の平板状台座2a、3aの支軸2c、3c方向幅は、平板状台座2a、3aの両側壁間寸法より少なくとも平板状台座2a、3aを構成する板の厚み分だけ小さく形成してある。
かかる構成の第1、第2のクリップ2、3を磁石4により図1に示すように、二つの収納空間2g、3gが重なるように吸着させた状態に組み合わせる。図5は図1のA−A線に沿った端面図である。第1のクリップ2の下面側の収納空間2g内に磁石4を支軸方向片側を収納空間2g、3gの片側側壁に接触させた状態で磁着させる。次いで、該状態の第1のクリップ2の下面側に第2のクリップ3を上下反対で、その挟持部2fが第1のクリップ2の挟持部2fとは反対方向を向く姿勢として取り付ける。磁石4の幅は収納空間2gの両側壁間の寸法より小さく、片側側壁に接触させた状態で磁着させてあるため反対側側壁と磁石4との間には隙間ができる。その隙間に第2のクリップ3の収納空間3gの一方の側壁を挿入し、収納空間3gの他方の側壁は第1のクリップ2の収納空間2gの側壁の外側となるようにして嵌め込む。その状態を表したのが図5の端面図である。このように嵌め込むと第2のクリップ3の平板状台座3aも磁石4に吸着された状態となる。こうして図1、図2に示したクリップ1ができあがる。
このような構成のクリップ1は二つの挟持部2f、3fを有するため、一方の挟持部に半透明遮光板を挟み、他方の挟持部で半透明遮光板を取り付けたクリップ1全体を既設のサンバイザー、その他の任意個所に取り付けて車両用補助サンバイザーとして使用することができる。クリップ1で取り付けるため不使用のときは全体を取り外すこともできる。
(第2の実施形態)
図6は第2の実施形態に係るクリップ10の外観斜視図、図7はクリップ10の左側面図、図8はクリップ10の分解斜視図である。クリップ10も車両に取り付けられた既設の車両用サンバイザーに追加取り付けする補助サンバイザーの部品として好適なクリップである。
図6は第2の実施形態に係るクリップ10の外観斜視図、図7はクリップ10の左側面図、図8はクリップ10の分解斜視図である。クリップ10も車両に取り付けられた既設の車両用サンバイザーに追加取り付けする補助サンバイザーの部品として好適なクリップである。
クリップ10は図8に示すように磁石が吸着する素材で形成された第1のクリップ20、第2のクリップ30、磁石40、ボルト5、ナット6の6部品で構成される。クリップ10は第1の実施形態における第1、第2のクリップ2、3を背中合わせに結合した構成になっており、第1の実施形態と同じ部品には同一の符号が付してある。第1のクリップ20は第1の実施形態における第1のクリップ2を裏返した形状をしており、第1の実施形態の第1のクリップ2と形状的に異なるのは、図8に示すように可動クリップ片2dにスリット7aが追加で設けてある点である。
第2のクリップ30も第1の実施形態における第2のクリップ3を裏返した形状をしている。第1の実施形態の第2のクリップ3と形状的に異なるのは、図8に示すように可動クリップ片3dにスリット7bが追加で設けてある点と、矩形の平板状台座3aの側縁には直角に折り曲げた側壁がなく、単なる矩形板として形成されている点である。磁石40は第1のクリップ20の矩形の収納空間2gに丁度、納まる大きさで、図6に示すように第1のクリップ20の矩形の収納空間2gに取り付けられる。
本実施形態のクリップ10は図6、図7に示すように、第1、第2のクリップ20、30の可動クリップ片2d、3dを背中合わせに重ね、ボルト5を両者のスリット7a、7bに通し、反対側にナット6を取り付けて締めつけ固定して構成される。ボルト5を通すスリット7a、7bは長孔であるため、ボルト5とナット6で締めつける個所を変えることにより第1、第2のクリップ20、30の相対位置関係を変えることができる。また、図9に示すように両者の相互間水平角度も変えることができる。
このような構成のクリップ10は、磁石40でもってクリップ10全体を車内天井、運転席側窓上部等の金属部に吸着取り付けすることができるし、第1のクリップ20の挟持部2fでもって既設のサンバイザーを挟んで取り付けることもできる。第1、第2のクリップ20、30の相対位置関係と相互間水平角度も変えられるため、第2のクリップ30の挟持部3fに半透明遮光板を挟んで補助サンバイザーとして使用すれば、車内に差し込む太陽光を遮る手段としての自由度が高い利点を有する。半透明遮光板に代えて扇子、葉書、小冊子等を挟んで遮光することにも使用できる。
(第3の実施形態)
図10は第3の実施形態に係るクリップ11の側面図である。クリップ11は図7に示した第2の実施形態に係るクリップ10に吸盤8を追加取り付けしたものである。吸盤8は第2のクリップ30の平板状台座3aの下面側に取り付けてある。このような構成のクリップ11では、半透明遮光板は挟持部3fに挟んで取り付けられる他、吸盤8に吸着させた状態で取り付けることもできる。
図10は第3の実施形態に係るクリップ11の側面図である。クリップ11は図7に示した第2の実施形態に係るクリップ10に吸盤8を追加取り付けしたものである。吸盤8は第2のクリップ30の平板状台座3aの下面側に取り付けてある。このような構成のクリップ11では、半透明遮光板は挟持部3fに挟んで取り付けられる他、吸盤8に吸着させた状態で取り付けることもできる。
(第4の実施形態)
本実施形態は、前述した第1の実施形態に係る図1のクリップ1、第2の実施形態に係る図6のクリップ10、第3の実施形態に係る図10のクリップ11に半透明遮光板を取り付けて補助サンバイザーとしたものである。図11は第1の実施形態に係るクリップ1の第1のクリップ2で半透明遮光板9を挟んだ構成の補助サンバイザー1a、図12は第2の実施形態に係るクリップ10の第2のクリップ30で半透明遮光板9を挟んだ構成の補助サンバイザー10a、図13は第3の実施形態に係るクリップ11の吸盤8で半透明遮光板9を吸着取り付けした構成の補助サンバイザー11aである。
本実施形態は、前述した第1の実施形態に係る図1のクリップ1、第2の実施形態に係る図6のクリップ10、第3の実施形態に係る図10のクリップ11に半透明遮光板を取り付けて補助サンバイザーとしたものである。図11は第1の実施形態に係るクリップ1の第1のクリップ2で半透明遮光板9を挟んだ構成の補助サンバイザー1a、図12は第2の実施形態に係るクリップ10の第2のクリップ30で半透明遮光板9を挟んだ構成の補助サンバイザー10a、図13は第3の実施形態に係るクリップ11の吸盤8で半透明遮光板9を吸着取り付けした構成の補助サンバイザー11aである。
これらの構成の補助サンバイザーは、半透明遮光板9が取り付けられていない方のクリップで既設サンバイザーの端を挟んで取り付けたり、磁石40を運転席側窓上部の金属部に吸着させたりすることにより、既設サンバイザーでは遮光しきれない太陽光を遮光する補助サンバイザーとして使用できる。
図面中、1、10、11はクリップ、1a、10a、11aは補助サンバイザー、2は第1のクリップ、2a、3aは平板状台座、2c、3cは支軸、2d、3dは可動クリップ片、2e、3eはコイルばね、2f、3fは挟持部、2g、3gは矩形状収納空間、3は第2のクリップ、4、40は磁石、5はボルト、6はナット、7a、7bはスリット、8は吸盤、9は半透明遮光板を示す。
Claims (5)
- 既設の車両用サンバイザーに追加取り付けする補助サンバイザーの部品として好適なクリップであって、
該クリップは同形状の第1、第2のクリップと磁石からなり、
前記第1、第2のクリップは磁石が吸着する素材で形成された矩形の平板状台座と、その上面中間部に辺に直角に設けた支軸と、該支軸周りに回動自在で前記平板状台座に対峙して取り付けた可動クリップ片と、前記支軸周りに取り付けたコイルばねとで構成され、前記可動クリップ片は矩形で前記支軸に対向する片側端縁と前記平板状台座の片側端縁との間に挟持部が形成され、常時は前記コイルばねの付勢力により該挟持部は閉塞され、前記挟持部とは反対側の可動クリップ片端部をコイルばねの付勢力に抗して押し下げると挟持部が開くように構成されており、前記平板状台座の下面側には挟持部を除く3側縁部を可動クリップ片とは反対側に同一幅で直角に折り曲げて3側壁で囲まれた矩形の収納空間が形成されており、
前記磁石は前記収納空間に収まる矩形平板状で、厚みは収納空間の厚みに等しく、前記支軸方向幅は平板状台座の両側壁間寸法より少なくとも平板状台座を構成する板の厚み分だけ小さく形成されており、
かかる構成の前記第1のクリップの収納空間内に前記磁石を支軸方向片側を収納空間の片側壁に接触させた状態で磁着させ、該状態の第1のクリップの下面側に前記第2のクリップを上下反対、その挟持部を第1のクリップの挟持部とは反対向きの姿勢とし、その収納空間を構成する一方の側壁を前記第1のクリップの収納空間の側壁と磁石との隙間に、他方の側壁を第2のクリップの収納空間の側壁外側にして嵌め込んで前記磁石により吸着された状態となるように構成したことを特徴とするクリップ。 - 既設の車両用サンバイザーに追加取り付けする補助サンバイザーの部品として好適なクリップであって、
該クリップは第1、第2のクリップと磁石からなり、
前記第1、第2のクリップは磁石が吸着する素材で形成された矩形の平板状台座と、その上面中間部に辺に直角に設けた支軸と、該支軸周りに回動自在で前記平板状台座に対峙して取り付けた可動クリップ片と、前記支軸周りに取り付けたコイルばねとで構成され、前記可動クリップ片は矩形で前記支軸に対向する片側端縁と前記平板状台座の片側端縁との間に挟持部が形成され、常時は前記コイルばねの付勢力により該挟持部は閉塞され、前記挟持部とは反対側の可動クリップ片端部をコイルばねの付勢力に抗して押し下げると挟持部が開くように構成されており、
前記第1のクリップの前記平板状台座の下面側には挟持部を除く3側縁部を可動クリップ片とは反対側に同一幅で直角に折り曲げて3側壁で囲まれた矩形の収納空間が形成されており、
前記第1、第2のクリップの可動クリップ片には各挟持部に対して直角方向に延びるスリットが形成され、二つの可動クリップ片を背中合わせに重ねた姿勢とし、二つのスリットを通してボルトとナットからなる螺子締め部品を取り付けて二つの可動クリップ片をスリットの任意位置にて、任意の相互間水平角度にて固定できようにしてあることを特徴とするクリップ。 - 請求項2に記載のクリップにおいて、前記第2のクリップの平板状台座の下面側に固着手段としての吸盤を追加取り付けしたことを特徴とするクリップ。
- 請求項1又は2に記載のクリップの前記第2のクリップの可動クリップ片の挟持部に半透明遮光板を挟み込んだことを特徴とする車両用補助サンバイザー。
- 請求項3に記載のクリップの前記吸盤に半透明遮光板を吸着させたことを特徴とする車両用補助サンバイザー。
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