JP5448536B2 - レジスト塗布現像装置およびレジスト塗布現像方法、並びにレジスト膜処理装置およびレジスト膜処理方法 - Google Patents

レジスト塗布現像装置およびレジスト塗布現像方法、並びにレジスト膜処理装置およびレジスト膜処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板にレジスト膜を塗布し、露光されたレジスト膜を現像してレジストパターンを形成するレジスト塗布現像装置およびレジスト塗布現像方法に関し、特に、レジストパターンを平滑化することにより、ライン幅ラフネスを低減することができるレジスト塗布現像装置およびレジスト塗布現像方法、並びにレジスト膜処理装置およびレジスト膜処理方法に関する。
主に、より高い集積度を有する半導体集積回路を製造するため、更なる微細化が求められている。例えば、エッチングマスクの最小寸法(CD)は、現行の露光装置の露光限界を下回る32nmや22nmにまで達しつつある。電界効果トランジスタ(FET)のチャネルをこの程度の幅で形成する場合、レジストパターンのライン幅ラフネス(LWR)が大きいと、FETのしきい値電圧がばらつき、集積回路としての特性が悪化したり、正常に動作しなくなったりするという問題が生じる。
このような問題に対処するため、レジスト膜に溶剤気体を供給することによりレジスト膜の表面を処理する方法が開発されている(特許文献1)。この方法によれば、レジスト膜の表面が溶剤気体により溶解するため、レジスト膜表面の凹凸が平滑化され、LWRを低減することができる。
特開2005−19969号公報 特開2002−359182号公報
特許文献1の方法の更なる改善のために検討を重ねたところ、溶剤気体で溶解したレジストにより、レジスト膜のパターン形状が変形する可能性があることが判明した。具体的には、溶剤により溶解したレジストは、粘性を有してはいるものの、膨潤変化し、これにより垂れ下がるため、レジスト膜の側面が傾斜する傾向にある。言い換えると、例えばレジストパターンのライン部の断面形状は、矩形ではなく裾が広がったようになる場合がある。その結果、所望のライン幅より広くなったり、部分的に垂れ下がるとパターン形状が変形したりする。そうすると、下地層に所望の形状を転写できないこととなり、作製しようとする半導体デバイスの特性が悪化してしまう。
本発明は、このような事情に照らして為され、レジストパターンのライン幅ラフネスをより低減することが可能なレジスト塗布現像装置およびレジスト塗布現像方法、並びにレジスト膜処理装置およびレジスト膜処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様は、基板上にレジストを塗布してレジスト膜を形成するレジスト膜形成部と、露光された前記レジスト膜を現像するレジスト現像部と、前記レジスト現像部で現像されてパターン化された前記レジスト膜の表面を平滑化するために、気相雰囲気下で、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第1の溶剤に晒す溶剤気相供給部と、前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜の膨潤した部分を除去するために、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第2の溶剤を供給する溶剤供給部とを備えるレジスト塗布現像装置を提供する。
本発明の実施形態によれば、レジストパターンのライン幅ラフネスをより低減することが可能なレジスト塗布現像装置およびレジスト塗布現像方法、並びにレジスト膜処理装置およびレジスト膜処理方法が提供される。
本発明の実施形態によるレジスト塗布現像装置の構成を示す概略平面図である。 図1のレジスト塗布現像装置の概略正面図である。 図1のレジスト塗布現像装置の概略背面図である。 図1のレジスト塗布現像装置に備わるレジスト膜処理装置を模式的に示す概略側面図である。 図4のレジスト膜処理装置を模式的に示す概略上面図である。 図4のレジスト膜処理装置に備わる溶剤供給ノズルを示す斜視図である。 図4のレジスト膜処理装置に備わるディスペンサを示す斜視図である。 図4のレジスト膜処理装置の変形例を模式的に示す概略側面図である。 本発明の実施形態によるレジスト塗布現像方法に従って行った第1の実験の結果を示す図である。 本発明の実施形態によるレジスト塗布現像方法に従って行った第2の実験の結果を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。添付の全図面中、同一または対応する部材または部品については、同一または対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態によるレジスト塗布現像装置1の構成を示す概略平面図であり、図2は、レジスト塗布現像装置1の概略正面図であり、図3は、レジスト塗布現像装置1の概略背面図である。
図1に示すように、レジスト塗布現像装置1は、カセットステーション2、処理ステーション3、およびインターフェイス部4を有している。
カセットステーション2は、例えば25枚のウエハWが収容されたカセットCが載置される載置部6と、載置部6に載置されるカセットCからウエハWを取り出して、カセットCと処理ステーション3との間でウエハWを搬入出するウエハ搬送体7と、を有している。載置台6には、図中のX方向(カセットステーション2の長手方向)に沿って複数(例えば4つ)のカセットCを載置することできる。ウエハ搬送体7は、カセットステーション2の載置部6と処理ステーション3との間に配置され、搬送路8に沿ってX方向に移動することができる。また、ウエハ搬送体7は、Y方向、Z方向(上下方向)、およびθ方向(Z軸を中心とする回転方向)に移動自在なウエハ搬送アーム7aを有している。このような構成により、ウエハ搬送体7は、載置部6に載置されるカセットCに選択的にアクセスして、カセットC内にZ方向に多段に収容されるウエハWを順次取り出すことができ、取り出したウエハWを処理ステーション3の第3の処理装置群G3(後述)へ搬送することができる。また、ウエハ搬送体7は、ウエハWの位置合わせを行うアライメント機能を有していると好ましい。
処理ステーション3では、その略中心部に主搬送装置13が設けられており、この主搬送装置13の周辺には4つの処理装置群G1、G2、G3、G4が配置されている。これらの処理装置群は、後述するように、多段に配置された種々の処理装置を有している。第1の処理装置群G1および第2の処理装置群G1は、主搬送装置13に対して+X方向側に配置されている。また、第3の処理装置群G3および第4の処理装置群G4は、主搬送装置13のY方向に沿った両側に配置されている。具体的には、第3の処理装置群G3はカセットステーション2に隣接して配置され、第4の処理装置群G4はインターフェイス部4に隣接して配置されている。
主搬送装置13は、これらの処理装置群G1、G2、G3、G4に配置されている各種処理装置(後述)およびレジスト膜処理装置100(後述)に対して、ウエハWを搬入出することができる。
第1の処理装置群G1および第2の処理装置群G2は、例えば図2に示すようにウエハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置17と、レジスト塗布装置17の上方に配置され、露光されたレジスト膜を現像する現像処理装置18とを有している。
第3の処理装置群G3は、例えば図3に示すように、ウエハWを冷却するクーリング装置30と、ウエハWに対するレジスト液の定着性を高めるためのアドヒージョン処理が行われるアドヒージョン装置31と、ウエハWの受け渡しを行うエクステンション装置32と、ウエハWに塗布されたレジスト液中の溶剤を蒸発させるベーキング処理が行われるプリベーキング装置33、34と、予備のベーキング装置36と、現像されたレジスト膜を加熱するポストベーキング処理が行われるポストベーキング装置36、とを下から順に有している。
第4の処理装置群G4は、例えば図3に示すように、クーリング装置40と、ウエハWを自然冷却するエクステンション・クーリング装置41と、主搬送装置13とウエハ搬送体50(後述)との間におけるウエハWの受け渡しが行われるエクステンション装置42と、クーリング装置43と、露光されたレジスト膜を加熱するポストエクスポージャーベーキング装置44、45と、予備のベーキング装置46と、ポストベーキング装置47とを下から順に有している。
なお、処理装置群の数および配置、各処理装置群に配置される処理装置の数、種類および配置は、当該レジスト塗布現像装置1において行われる処理や製造されるデバイスの種類により任意に選択して良い。
続いて、図4から図6を参照しながら、レジスト処理装置100について説明する。レジスト処理装置100においては、後述するように、パターン化(露光および現像)されたレジスト膜に溶剤気体を供給することにより、レジスト膜の表面(上面および側面)を平滑化する平滑化処理と、溶剤気体により溶解し膨潤したレジスト部分をレジスト剥離液等により除去する除去処理(スリミング処理)と、除去されたレジストや剥離液等をリンスする水洗処理とが行われる。
図4および図5に示すように、レジスト処理装置100は、筐体100a内のほぼ中央部に設けられるカップ70と、カップ70内に配置されるチャック60と、チャック60に保持されるウエハWの表面に剥離液等を供給するディスペンサ77と、当該ウエハW上のレジスト膜に溶剤気体に供給する溶剤供給ノズル83とを有している。また、図5を参照すると、筐体100aには、ウエハWの搬入出のため、主搬送装置13によるウエハWの通過を許容する搬送口100bと、搬送口100bを開閉する開閉扉100cとが設けられている。
カップ70は、図4に示すように、アウターカップ70a、インナーカップ70b、およびベース70cを有している。アウターカップ70aは、ウエハW上に供給され、ウエハWの回転により飛散する剥離液等やそのミストを受けてレジスト処理装置100の外に排出する。インナーカップ70bは、アウターカップ70aで跳ね返る剥離液等やウエハWから流れ落ちる剥離液等を受ける。
アウターカップ70aとインナーカップ70bは、ベース70cによってほぼ同心円状に配置される。ベース70cの底部には、ドレインポート75aと、排気ポート75bとが設けられている。ドレインポート75aは、剥離液等を排出するドレイン管75cに接続され、アウターカップ70aおよびインナーカップ70bから流れ落ちる剥離液等を外部へ排出する。排気ポート75bの上端は、ベース70cの底部に溜まる剥離液等を吸引しないようにベース70cの底部よりも上方に延びており、排気ポート75bの下端は排気システム(図示せず)に繋がる排気管51に接続されている。排気システムにより、アウターカップ70aと後述するチャック60との間に形成される環状の吸入口74から、アウターカップ70aとインナーカップ70bの間を通って排気ポート45bに至り、排気管51を通して排気されるような空気の流れが形成される。これにより、溶剤気体ならびに剥離液等から蒸発する溶媒およびミストが排気される。
カップ70の中央部には、ウエハWを保持し回転するチャック60が設けられている。チャック60は、ウエハWを保持するウエハ保持部60aと、ウエハ保持部60aを支持する支柱60bとを有している。保持部60は、ほぼ水平となるように支持され、平坦な上面を有し、直径とほぼ同じ直径を有している。ウエハ保持部60aには上面に開口した複数の吸引口(図示せず)が設けられており、これらの吸引口を通してウエハWを吸引することによりウエハWがウエハ保持部60aの上面に保持される。また、チャック60の支柱60bは、駆動部61に結合されている。駆動部61によりチャック60は回転することができ、上下に移動可能である。チャック60の上下動により、主搬送装置13との間でウエハWが受け渡される。
チャック60のウエハ保持部60a内には、例えば、ペルチェ素子62が内蔵されている。ペルチェ素子62は、ウエハ保持部60a内において偏りなく均等に配置されている。ペルチェ素子62の電源63は、温度制御部64によって制御されている。この温度制御部64によりペルチェ素子62への給電量を変えることによってペルチェ素子62の温度を調整し、チャック60のウエハ保持部60aの温度を所定の温度に設定できる。なお、本実施の形態においては、ペルチェ素子62、電源63および温度制御部64によって温度調節機構が構成されている。
図5を参照すると、レジスト処理装置100内において、カップ70の−X方向側には、Y方向に沿って延びるレール80が設けられている。レール80の一端はカップ70の−Y方向側に位置し、他端はカップ70の+Y方向側に位置している。レール80上には、例えばリニアモータを含む駆動部82が往復可能に配置されており、駆動部82にはアーム81が取り付けられている。アーム81の先端には、ウエハWに溶剤気体を吐出するノズルとしての溶剤供給ノズル83が取り付けられている。このような構成により、溶剤供給ノズル83は、駆動部82により駆動されて、チャック60上を通過するように移動できる。また、溶剤供給ノズル83の移動は、例えば駆動部82の動作を制御する駆動制御部84により制御されており、この駆動制御部84によって、溶剤供給ノズル83をY方向に所定の速度で移動させることができる。また、駆動部82は、例えばアーム81を上下動させるシリンダなどを備え、溶剤供給ノズル83の高さを調整することができる。
溶剤供給ノズル83はX方向に沿った細長形状を有しており、溶剤供給ノズル83の一端(アーム81との取り付け部)は、チャック60のウエハ保持部60aの−X方向側に位置し、他端はウエハ保持部60aの+X方向側に位置している。また、図6に示すように、溶剤供給ノズル83の下面には、長手方向の一端から他端に亘って吐出部85が形成されている。吐出部85には、溶剤供給ノズル83の長手方向に沿って、吐出部85の下面に開口する複数の吐出口86が形成されている。これらの吐出口86は、溶剤供給ノズル83の内部の導管に連通し、この導管は、溶剤供給ノズル83の上部に接続される溶剤供給管88と連通している。溶剤供給管88は、図4に示すように溶剤気体供給源87に接続されている。このような構成により、溶剤供給ノズル83は、溶剤気体供給源87からの溶剤気体を溶剤供給管88から導入し、導入した溶剤気体を下面の吐出口86から下方に向けて均等に吐出できる。
図4に示すように、溶剤気体供給源87は、例えば溶剤供給管88に接続され液体溶剤が貯留された貯留タンク90と、貯留タンク90内にキャリアガスを供給するキャリアガス供給管91を備えている。キャリアガス供給管91から貯留タンク90の液体溶剤内にキャリアガスを供給すること(バブリングすること)によって溶剤の蒸気を含むキャリアガス(以下、溶剤気体という)を溶剤供給管88内に圧送することができる。これにより、溶剤気体が溶剤供給管88を通って溶剤供給ノズル83に供給される。貯留タンク90内に貯留される溶剤(第1の溶剤)としては、現像されてパターン化されたレジスト膜に対して溶解性を有する溶剤を使用することができる。具体的には、この溶剤は、例えばアセトン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、Nメチル2ピロリジノン(NMP)のいずれかであって良く、これらの混合液であっても良い。また、上述のキャリアガスとしては、ヘリウム(He)やアルゴン(Ar)などの不活性ガスや窒素ガスを利用することができる。
また、溶剤供給管88には、溶剤気体の流量を検出する流量センサ92と、流量を調節するバルブ93が設けられている。流量センサ92で検出された検出結果は、流量制御部94に出力され、流量制御部94は、当該検出結果に基づいてバルブ93の開閉度を調整することにより、溶剤供給ノズル83へ供給する溶剤気体の流量を調整することができる。
ディスペンサ77は、ウエハW上のパターン化されたレジスト膜に剥離液等(第2の溶剤)を供給する。ディスペンサ77は、図7に示すように、下端において駆動部78に取り付けられている。ディスペンサ77は、駆動部78により回動可能であり、図5に点線で示す待機位置と、実線で示す供給位置とに配置され得る。また、ディスペンサ77および駆動部78は、駆動部78の下端からディスペンサ77の先端に至る2本の内部導管(図示せず)を有しており、一の内部導管を通して剥離液等を吐出することができ、他の内部導管を通して洗浄用の純水や脱イオン水を吐出することができる。このような構成により、ディスペンサ77は、ウエハWに対して剥離液等と純水等を供給することができる。剥離液等は、使用するレジストに対する溶解度を有する液体であれば良い。具体的には、コリン水溶液(トリメチル−2−ヒドロキシエチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液)やKOH溶液などであって良い。また、剥離液の代わりに現像液を用いても良く、溶剤気体用の溶剤と同じものであっても構わない。
なお、剥離液等(第2の溶剤)として、レジスト膜表面の溶剤気体を吸収して溶解し膨潤した部分に対して比較的高い溶解性を有し、かつ、吸収していない部分に対して低い溶解性を有するものを選択すると好ましい。このようにすれば、溶剤気体により溶解し膨潤した部分を選択的に除去することができる。
次に、本実施形態による、レジスト膜処理装置100を備えるレジスト塗布現像装置1の動作(レジスト塗布現像装置1におけるレジスト膜処理方法)について説明する。
先ず、ウエハ搬送体7(図1)によって、カセットCから未処理のウエハWが1枚取り出され、第3の処理装置群G3のエクステンション装置32(図3)に搬送される。次にウエハWは、主搬送装置13によって第3の処理装置群G3のアドヒージョン装置31に搬入され、ウエハWに対するレジスト液の密着性を向上させるため、ウエハWに例えばHMDSが塗布される。次に、ウエハWはクーリング装置30に搬送され、所定の温度に冷却された後、レジスト塗布装置17に搬送される。レジスト塗布装置17では、ウエハW上にレジスト液が回転塗布されてレジスト膜が形成される。
レジスト膜が形成されたウエハWは、主搬送装置13によってプリベーキング装置33に搬送され、ウエハWに対してプリベーキングが行われる。次いで、ウエハWは、主搬送装置13によりエクステンション・クーリング装置41に搬送されて冷却される。さらに、ウエハWは、ウエハ搬送体50によって、周辺露光装置51、露光装置5に順次搬送され、各装置で所定の処理が行われる。露光装置5において、所定のフォトマスクを用いて露光処理が行われ、レジスト膜に所定のパターンを有する潜像が転写される。露光処理の後、ウエハWは、ウエハ搬送体50により第4の処理装置群G4のエクステンション装置42に搬送される。
そして、そのウエハWは、主搬送装置13によって、ポストエクスポージャーベーキング装置44に搬送されてポストエクスポージャーベーキングが行われ、続けてクーリング装置43に搬送されて冷却される。次いで、ウエハWは、主搬送装置13により、第1の処理装置群G1または第2の処理装置群G2の現像処理装置18に搬送され、ここで、ウエハWに対して現像処理が行われる。これにより、ウエハW上にはパターン化されたレジスト膜(レジストマスク)が形成される。
現像処理が終了したウエハWは、主搬送装置13により、レジスト膜処理装置100(図4および図5)に搬送される。レジスト膜処理装置100に搬送されたウエハWは、先ず予め所定の設定温度、例えば常温の23℃に維持されたチャック60のウエハ保持部60aに保持される。このとき、排気システムによりカップ70内の排気が行われており、これにより、レジスト膜処理装置100内はパージされている。また、この時点では、ディスペンサ77はホームポジションに位置している。
所定時間が経過し、ウエハWの温度が23℃に調節されると、溶剤供給ノズル83が図5の矢印Aに示すように−Y方向に移動し始める。溶剤供給ノズル83がカップ70の外方からウエハ保持部60aの一端の上方に到達すると、例えばカップ70の排気が一旦停止され、溶剤供給ノズル83から一定流量の溶剤気体が吐出口86から吐出され始める。この後、溶剤供給ノズル83は、溶剤気体を吐出しながら、一定速度でウエハWの他端側(−Y方向)に移動し、これにより、ウエハW上のパターン化されたレジスト膜が溶剤気体に晒される。そして、溶剤供給ノズル83がウエハ保持部60aの−Y方向側の端の上方まで移動すると、折り返してウエハWの他端から一端に(+Y方向に)移動する。こうして、溶剤供給ノズル83がウエハW上を往復移動し、ウエハW上のレジスト膜の表面に溶剤気体が供給される。
レジスト膜が溶剤気体に晒されると、レジスト膜の表面(側面、上面)に溶剤気体が取り込まれ、レジスト膜の表面が溶解し膨潤する。また、溶解により流動性を有することとなったレジストが、レジスト膜の側面に沿って垂れ下がり、側面が傾斜する。なお、溶剤供給ノズル83の移動速度、溶剤気体の供給量などは、レジスト膜の表面のみが溶解するように予備実験等を通して決定すると好ましい。
溶剤供給ノズル83が往復移動し終えると、溶剤気体の供給が停止され、カップ70の排気が再開される。
続いて、ディスペンサ77がホームポジションから回動して、その先端部がウエハWの中央の上方に位置する。そして、ディスペンサ77はウエハW上に所定量の剥離液等を供給し、ホームポジションへ戻る。供給された剥離液等はウエハWの全面に広がり、剥離液等の表面張力によりウエハWの全面が剥離液等の液層で覆われる。このまま所定の時間(レジスト膜の表面の膨潤した部分が溶けるのに要する時間)が経過した後、ディスペンサ77が回動して、先端部がウエハWの中央の上方に位置し、純水等をウエハWに供給し始める。また、純水等の供給に合わせてチャック60が回転を開始する。ウエハWの回転と供給される純水等とにより、ウエハW上を覆っていた剥離液等による液層が外方へ押し流され、ウエハW上の剥離液等および剥離液等に溶け出したレジストが洗い流される。所定の期間、純水等の供給とウエハWの回転とを行った後、ディスペンサ77からの純水等の供給を停止し、ディスペンサ77をホームポジションへ戻すとともに、ウエハWの回転数を上げてウエハWをスピン乾燥する。以上により、レジスト膜処理が終了する。
その後、ウエハWは、チャック60のウエハ保持部60aから主搬送装置13に受け渡され、主搬送装置13により第4の処理装置群G4のポストベーキング装置47に搬送されて、ここで、ポストベーキングが行われる。このベーキングにより、ウエハWに残留する微量の剥離液等や純水等が蒸発し、パターン化されたレジスト膜が硬化し、また、レジスト膜のエッチング耐性の低下が防止される。
次いで、ウエハWは、主搬送装置13により第4の処理装置群G4のクーリング装置30に搬送されて冷却され、その後、エクステンション装置32を介してもとのカセットCに戻される。以上により、一枚のウエハWに対するレジスト膜処理を含む一連のレジスト塗布現像方法が終了する。
以上説明したように、本発明の実施形態によるレジスト塗布現像方法によれば、パターン化されたレジスト膜のうち溶剤気体により溶解し膨潤した部分が、剥離液等により除去されるため、溶解し膨潤した部分による、レジスト膜の側面の裾引きを解消することができる。このため、このレジスト膜を用いて下地層をエッチングすれば、所望のパターンを下地層に転写することができる。
また、溶剤気体によりレジスト膜の表面が溶解し膨潤するため、膨潤した部分で生じる表面張力によって、パターン化されたレジスト膜の側面の凹凸を平滑化することができ、その結果、LWRが低減される。
さらに、本発明の実施形態によるレジスト塗布現像装置は、溶剤供給ノズル83等により、溶剤気体をウエハWの全面に対して均一に供給することができ、ディスペンサ77等により、溶剤気体によって溶解し膨潤した部分を剥離液等により除去し、純水等により水洗することができる。すなわち、一連のプロセスを一つの装置内で連続して行うことができるため、スループットの大きな低減を防止することができる。
また、本発明の実施形態の他の特徴としては、パターン化されたレジスト膜をスリミングできることが挙げられる。スリミング(シュリンクまたはトリミングと呼ばれる場合がある)は、現行の露光装置の露光限界を下回る線幅を実現するため、レジスト膜のパターンを細くする方法であり、例えば、パターン化されたレジスト膜を酸素プラズマに晒してレジストを灰化することにより実現される。酸素プラズマによるスリミングでは、レジスト塗布現像装置においてレジストマスクを形成した後、ウエハをエッチング装置(アッシャー)へ搬入する必要があり、ウエハの搬入出の手間がかかる。また、どの程度細くするか(スリミング量)は、レジスト膜を酸素プラズマに晒す時間によって制御されるため、レジスト膜のパターンが細くなりすぎたり、レジスト膜がすべて除去されたりする虞がある。
また、酸素プラズマの代わりに、オゾン水、およびイソプロピルアルコール(IPA)などの有機溶剤を用いたスリミング方法が、特許文献2に記載されている。この方法は、レジスト膜のパターン化の後に、オゾン水や有機溶剤によりレジスト膜をエッチングしてレジストパターンをスリミングし、洗浄し、乾燥し、ポストベークを行うといったステップを含んでいる。
しかし、オゾン水や有機溶剤によるスリミングにおいても、スリミング量は基本的にスリミング時間により制御されるため、レジスト膜のパターンが細くなりすぎたり、レジスト膜がすべて除去されたりするのを防止するのは難しい。
本発明の実施形態によれば、パターン化されたレジスト膜に対して溶剤気体を供給することにより、レジスト膜の表面を溶解し、その後に、溶解したレジストを剥離液等により除去しているため、レジストパターンを細くすることができる。しかも、剥離液等として、レジスト膜表面の溶剤気体により溶解し膨潤した部分に対して比較的高い溶解性を有し、かつ、膨潤していない部分に対して低い溶解性を有するものを選択すれば、溶剤気体により溶解し膨潤した部分を選択的に除去することができるため、セルフリミティング効果が奏される。このため、レジスト膜のパターンが細くなりすぎたり、レジスト膜をすべて除去したりするのを防止することができる。
また、本発明の実施形態によるレジスト膜処理装置100によれば、これを備えるレジスト塗布現像装置において行われる一連のレジスト塗布/露光/現像プロセスの過程でスリミング工程を行うことができるため、例えば酸素プラズマによるスリミングで必要となるプラズマ装置へのウエハの搬入出が不要となり、スリミングの効率化を図ることができる。
<レジスト膜処理装置の変形例>
次に、本発明の実施形態によるレジスト膜処理装置の変形例について、図8を参照しながら説明する。
図8に示すように、この変形例によるレジスト膜処理装置101は、上述のレジスト膜処理装置100に比べ、チャック60により保持されるウエハWを加熱するためのランプ加熱部95が設けられている点で相違し、その他の構成の点で同一である。
ランプ加熱部95は、レジスト膜処理装置101の筐体100aのチャック60の上方に形成された開口部に対してシール部材を介して気密に設けられる窓95aと、窓95aの上方に配置される複数のランプ95bと、窓95aおよびランプ95bを覆うケーシング95cとを有している。窓95aは、ランプ95bからの光を透過する透明な材料により形成され、具体的には、石英ガラスにより形成されると好ましい。ランプ95bは、例えば、石英管の中に電熱線が封入されたヒータエレメントで構成することができる。電熱線は、Fe−Cr−Al合金、Ni−Cr合金、並びにモリブデン、タングステンおよびタンタルなどの金属で作製されると好ましい。また、電熱線は石英管中に真空封入されて良く、また、HeやArなどの不活性ガスやNガスの雰囲気中に封入されていて良い。さらに、ランプ95bは、電熱線が石英管中に挿入されており、石英管内がHeやArなどの不活性ガスやNガスでパージされるような構成を有しても良い。また、ケーシング95cの内面にはランプ95bからの光を反射してウエハWに照射するリフレクタ(図示せず)を有していると好ましく、ケーシング95cの温度上昇を防止するため、ケーシング95cの内部に導管を設けて冷媒を流すようにしても良い。また、レジスト膜処理装置101の筐体100aの天井部には、図示しないビューポートを設け、これを通して放射温度計によりウエハWの温度をモニタすると好ましい。さらに、放射温度計から信号を入力し、これに基づいてランプ95bの電源(図示せず)を制御して、ウエハWを所定の温度に加熱するための温調器(図示せず)を備えるとなお好ましい。
このように構成されたレジスト膜処理装置101においては、例えば、ウエハWに対して溶剤気体を供給した後、このウエハWをランプ加熱部95によって所定の時間例えば約70℃から約130℃に加熱することができ、この後、上述のように、ウエハW上にディスペンサ77から剥離液を供給し、水洗およびスピン乾燥をすることができる。溶剤気体の供給と剥離液等の供給との間でウエハWを加熱することにより、ウエハWに付着した溶剤が蒸発して、ウエハWおよびウエハW上のパターン化されたレジスト膜が乾燥されるとともに、レジスト膜の膨潤していた部分が収縮することによって平滑化が促進され、また、レジスト膜のエッチング耐性の低下が防止される。さらに、この加熱により、スリミング量が増大する傾向にあることが分かっている。これは、レジスト膜の表面に取り込まれた(または表面に付着した)溶剤が加熱により深くまで拡散したためと考えられる。
なお、スピン乾燥の後に、ランプ加熱部95によりウエハWを加熱し、確実に乾燥するようにしても良い。
<実験例>
次に、本発明の実施形態によるレジスト塗布処理方法の効果を確認するために行った実験および実験結果について説明する。この実験は、上述のレジスト膜処理装置100を含むレジスト塗布現像装置1を用い、上述のレジスト膜処理方法に従ってライン・アンド・スペース・パターンを有するレジスト膜を形成し、その断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより行った。
(実験1)
実験1として、溶剤気体の供給まで行ったウエハ上のレジスト膜と、剥離液等の供給まで行ったウエハ上のレジスト膜とを比較した。その結果を図9に示す。図9(a)は、溶剤気体を供給した後のレジスト膜(レジストパターンのライン部)の断面を示し、図9(b)は、剥離液等を供給した後のレジスト膜(レジストパターンのライン部)の断面を示している。両図において特に矢印で示した断面形状に着目すると、溶剤気体を供給したことにより、レジスト断面は釣り鐘形状を呈しているが、剥離液等を供給した後には、上部が丸まっているものの、ほぼ矩形となっている。すなわち、溶剤気体により溶解した部分が垂れ下がったため釣り鐘形状となっていたが、垂れ下がった部分が剥離液等により除去され、矩形となっていることが分かる。
(実験2)
実験2として、4枚のウエハを用意し、これらに対して現象処理までの手順を行ってレジストパターンを形成した。ここで、比較のためのサンプルとして1枚のウエハをレジスト塗布現像装置1から取り出した(便宜上、このウエハをウエハaと記す)。次いで、残りの3枚のウエハのうちの1枚をレジスト膜処理装置100へ搬送して溶剤気体に晒した後、剥離液等を供給することなく取り出した(ウエハbと記す)。また、残りの2枚のウエハのうちの1枚をレジスト膜処理装置100へ搬送して溶剤気体に晒し、剥離液等を供給し、水洗し、乾燥してから、取り出した(ウエハc)。残りの1枚については、レジスト膜処理装置100へ搬送した後、溶剤気体に晒すことなく剥離液等を供給した(ウエハd)。
これらの結果を図10に示す。図10(a)から図10(d)は、ウエハaからウエハd上のライン・アンド・スペース・パターンの上面のSEM像をそれぞれ示している。また、これらから求めた平均ライン幅と平均LWRを以下の表に示す。
現像処理まで行ったウエハaにおいてはLWRが10.6nmであったのに対し、現像処理後、溶剤気体に晒したウエハbにおいてはLWRが8.0nmと20%以上改善されていることが分かる。また、溶剤気体による処理の後、剥離液等による処理を行ったウエハcにおいてLWRは9.2nmとなっており、ウエハbほどではないが、ウエハaに比べて10%を超える改善が認められる。一方、溶剤気体による処理を行わずに剥離液等による処理のみを行ったウエハdにおいては、LWRは10.0nmであり、ウエハaに対する改善はほとんど見られない。これらの結果から、LWRの改善効果は主として溶剤気体により奏されるということができる。
また、剥離液による処理まで行ったウエハcでは、ライン幅が104.9nmとなっており、現像処理までのウエハaにおけるライン幅(128.5nm)に比べて約18%細くなっていることが分かる。溶剤気体による処理を行わずに剥離液等による処理のみを行ったウエハdにおいてライン幅が120.4nmとなっていることから、スリミングの効果は、溶剤気体により溶解し膨潤した部分が剥離液により除去されることにより奏されると考えられる。
以上の結果から、本発明の実施形態による効果が理解される。
なお、実験1および2において使用した溶剤気体用の溶剤はNMPであり、剥離液等は、露光後の現像処理に用いた現像液と同一のものを使用した。また、実験1および実験2ではKrF用レジストを用いたが、ArF用レジストを用いても同様の効果が得られることが確認された。
以上、本発明の好適な実施形態を参照しながら本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されることなく、添付の特許請求の範囲に照らし、種々に変形することが可能である。
例えば、上記の説明では、レジスト膜処理装置100において、ウエハW上のパターン化されたレジスト膜に溶剤気体を供給し、ディスペンサ77を用いてウエハWに剥離液等を供給したが、溶剤気体の供給の後に主搬送装置13によりウエハWを現像処理装置18へ搬送し、現像処理装置18において、レジスト膜の表面の膨潤した部分を除去するようにしても良い。この場合、レジスト膜処理装置100は、溶剤供給ノズル83等の溶剤気体を供給するための構成を有していなくても良い。
また、レジスト膜処理装置100の代わりに、現像されてパターン化されたレジスト膜を溶剤気体に晒すための溶剤気体供給チャンバと、溶剤気体により溶解し膨潤した部分を剥離液等により除去するための液体処理部とをレジスト塗布現像装置1に設けても良い。これによれば、溶剤気体供給チャンバにおいて、レジスト膜を溶剤気体に晒し、そのウエハを溶剤気体供給チャンバから液体処理部へ搬送し、液体処理部において、ウエハに対して剥離液等を供給することができる。また、溶剤気体供給チャンバから液体処理部へ搬送する途中で、例えば第3の処理装置群G3のベーキング装置36または第4の処理装置群G4のベーキング装置44,45において、気体溶剤に晒されたレジスト膜をベーキングしても良い。
なお、溶剤気体供給チャンバは、減圧雰囲気下で溶剤気体を供給できるように構成して良い。これによれば、溶剤気体が溶剤気体供給チャンバの外へ流出することがなく、レジスト塗布現像装置1内の雰囲気が溶剤により汚染されるのを防止することができる。また、減圧雰囲気下であれば、溶剤気体に代わり(バブリングに代わり)、溶剤気体供給チャンバに挿入されたノズル、または溶剤気体供給チャンバに形成された微小開口を通して溶剤を減圧雰囲気中へ導入することにより、ウエハに対して溶剤を噴霧しても良い。
また、レジスト膜処理装置100では、バブリングにより溶剤気体を生成し、これを溶剤供給ノズル83からウエハWに供給するようにしたが、例えば超音波アトマイザーを用いて溶剤(第1の溶剤)のミストを生成し、生成したミストをウエハWに供給するようにしても良い。
また、レジスト膜処理装置100,101は、レジスト塗布現像装置1内に配置されることなく、単独に配置されても良い。
また、レジスト膜が形成される基板としては、半導体ウエハだけでなく、フラットパネルディスプレイ(FPD)用基板であっても良く、本発明の実施形態によるレジスト塗布現像装置および方法、並びにレジスト膜処理装置をFPDの製造のために使用して良い。
1・・・レジスト塗布現像装置、2・・・カセットステーション、3・・・処理ステーション、4・・・インターフェイス部、5・・・露光装置、7・・・ウエハ搬送体、13・・・主搬送装置、G1、G2、G3、G4・・・処理装置群、60・・・チャック、70・・・カップ、83・・・溶剤供給ノズル、77・・・ディスペンサ、87・・・溶剤気体供給源、95・・・ランプ加熱部、100,101・・・レジスト膜処理装置。

Claims (10)

  1. 基板上にレジストを塗布してレジスト膜を形成するレジスト膜形成部と、
    露光された前記レジスト膜を現像するレジスト現像部と、
    前記レジスト現像部で現像されてパターン化された前記レジスト膜の表面を平滑化するために、気相雰囲気下で、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第1の溶剤に晒す溶剤気相供給部と、
    前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜の膨潤した部分を除去するために、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第2の溶剤を供給する溶剤供給部と
    を備えるレジスト塗布現像装置。
  2. 前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜を加熱する加熱部を更に備える、請求項1に記載のレジスト塗布現像装置。
  3. 基板上にレジストを塗布してレジスト膜を形成するレジスト膜形成部と、
    露光された前記レジスト膜を現像するレジスト現像部と、
    前記レジスト現像部で現像されてパターン化された前記レジスト膜の表面を平滑化するために、気相雰囲気下で、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第1の溶剤を供給し、さらに、前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜の膨潤した部分を除去するために、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第2の溶剤を供給するレジスト膜処理部と
    を備えるレジスト塗布現像装置。
  4. 現像されてパターン化されたレジスト膜の表面を処理するレジスト膜処理装置であって
    前記レジスト膜の表面を平滑化するために、気相雰囲気下で、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第1の溶剤に晒す溶剤気相供給部と、
    前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜の膨潤した部分を除去するために、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第2の溶剤を供給する溶剤供給部と
    を備えるレジスト膜処理装置。
  5. 前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜を加熱する加熱部を更に備える、請求項に記載のレジスト膜処理装置。
  6. 現像されてパターン化されたレジスト膜を形成した基板を水平に保持して回転する基板保持部と、
    前記レジスト膜の表面を平滑化するために、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第1の溶剤の気体を前記基板に吐出する溶剤気相供給部と、
    前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜の膨潤した部分を除去するために、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第2の溶剤を供給する溶剤供給部と、
    前記基板保持部に載置された前記基板の上方に配置され、前記レジスト膜を加熱する加熱部と、
    を備えるレジスト膜処理装置。
  7. 基板上にレジストを塗布してレジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜を露光するステップと、
    露光された前記レジスト膜を現像するステップと、
    前記現像するステップで現像されてパターン化された前記レジスト膜を、気相雰囲気下で、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第1の溶剤に晒し、前記レジスト膜の表面を平滑化するステップと、
    前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜に、当該レジスト膜に対して溶解性を有する第2の溶剤を供給し、前記レジスト膜の膨潤した部分を除去するステップと
    を含むレジスト塗布現像方法。
  8. 前記第1の溶剤に晒された前記レジスト膜を加熱するステップを更に含む、請求項7に記載のレジスト塗布現像方法。
  9. 前記第1の溶剤がアセトン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、Nメチル2ピロリジノン(NMP)のいずれかまたはこれらの組み合わせである、請求項7または8に記載のレジスト塗布現像方法。
  10. 前記レジスト膜のうちの前記第1の溶剤を吸収した部分に対する前記第2の溶剤の溶解性が、前記第1の溶剤を吸収していない部分に対する前記第2の溶剤の溶解性よりも高い、請求項7からのいずれか一項に記載のレジスト塗布現像方法。
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