JP5433706B2 - ノイズシールドを備えるエンジン装置 - Google Patents

ノイズシールドを備えるエンジン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5433706B2
JP5433706B2 JP2011544396A JP2011544396A JP5433706B2 JP 5433706 B2 JP5433706 B2 JP 5433706B2 JP 2011544396 A JP2011544396 A JP 2011544396A JP 2011544396 A JP2011544396 A JP 2011544396A JP 5433706 B2 JP5433706 B2 JP 5433706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
patch
transmission
flywheel
engine device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011544396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012513938A (ja
Inventor
ボグダンフィ,コンスタンティン
ストゥルク,ペール−ウーノ
ウィクリン,ロバート
ハウエル,マイケル
Original Assignee
ボルボ ラストバグナー アーベー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボルボ ラストバグナー アーベー filed Critical ボルボ ラストバグナー アーベー
Publication of JP2012513938A publication Critical patent/JP2012513938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5433706B2 publication Critical patent/JP5433706B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • B60R13/0838Insulating elements, e.g. for sound insulation for engine compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • B60R13/0876Insulating elements, e.g. for sound insulation for mounting around heat sources, e.g. exhaust pipes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • B60R13/0884Insulating elements, e.g. for sound insulation for mounting around noise sources, e.g. air blowers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

本発明は、独立クレームの前文に記載する、ノイズシールドを備えるエンジン装置並びに車両に関する。
当分野において、遮音材料からなるシールドを車両のエンジンに備えることは公知である。トラックのエンジンは、乗用車のエンジンと比較して、エンジンの大きさ及び動力のために、より大きな騒音を発生する。排出に関して厳しさを増す規制を満たすために、エンジンの噴射圧力が高くなり、従って騒音発生も同様に増大する。他方では、ノイズシールドによって断熱が起こり、そのためにエンジンをさらに冷却する必要が生じることもある。
本発明の目的は、エンジンの冷却を低下させることなく、高い噴射圧力を有するエンジンであっても、騒音防止を改善するエンジン装置を提供することである。
上記の目的は、独立クレームに記載する特徴によって達成される。他のクレーム及び明細書は、本発明の有利な実施形態を開示するものである。
車両、特に商用車両、具体的にはトラックのエンジン装置が提案され、エンジン装置は、後にケーシング内に配置されて収納される、エンジンブロック、エンジントランスミッション及びフライホイールを備え、ノイズシールドパッチが、ケーシングの周縁部に配置され、周縁部の75%以下を覆っており、パッチは、主にケーシングの下方に配置される。ケーシングは、1つ以上のハウジング、例えば、エンジンブロックのハウジング並びにフライホイールハウジング及び/又はエンジントランスミッションのハウジングを備える。また、パッチを後方に延ばして、エンジンに取り付けられたクラッチハウジングの少なくとも一部を覆うようにしてもよい。
パッチを主にケーシングの下方に配置することにより、エンジンブロックの熱に関する要求条件が低下しないようにする。ノイズシールドパッチは、比較的狭い面積であるにもかかわらず、騒音防止が高レベルで達成される。パッチの騒音防止効果は、パッチを、エンジンの後ろに配置されたクラッチハウジングまで延ばすことができれば、さらに高めることができる。
好適には、ノイズシールドパッチは、エンジン装置の高レベルの騒音発生を伴う領域を覆うことができる。振動は、シリンダー内のピストン運動からクランクシャフト及びエンジントランスミッションへと伝達される。エンジントランスミッション内のギヤがこの振動によって励起され、ノイズを発生する。驚くことに、エンジン装置の全て、あるいはエンジントランスミッションの周縁部全体を覆う必要はないことが分かった。その反対に、周縁部、特にエンジントランスミッション下方の部分の一部のみを覆えば十分である。エンジン装置の一部のみがパッチで覆われているため、エンジンブロックの冷却にはほとんど影響を与えない。
本発明の好ましい実施形態において、パッチは、エンジンブロック内のクランクシャフトの平均高さ以下の高さまで周縁部を覆うことができる。エンジンの騒音防止を改善するには、底部のみを覆うだけでも十分である。
本発明の好ましい実施形態において、パッチは、主にフライホイールハウジング下方に配置される。好適には、パッチは、高レベルのノイズを発生する騒音源を覆う。この実施形態は、エンジントランスミッションがフライホイールハウジング内に一緒に収納される場合に有利である。
本発明の好ましい実施形態では、パッチは、エンジントランスミッションに最も近い周縁部の一部を覆うことができる。パッチは、エンジントランスミッションの下方、及び/又はエンジントランスミッションの側方に配置することができる。好適には、エンジントランスミッションに最も近い周縁部の一部は、エンジン装置の側方に配置することができる。エンジントランスミッションは、エンジン装置の中で最大の騒音発生源である。このようにして、騒音発生が有効に低減される。
本発明の好ましい実施形態では、パッチは、ケーシングに向いた内側に吸音材料を、また外側に保護シールドを備える。パッチの好ましい厚さは、最も大きな騒音周波数に応じて、6mm〜30mmの範囲でよい。一般に、パッチが厚ければ厚いほど、騒音防止の改善度も高くなる。しかし、エンジン装置周囲の空間は非常に限られている。パッチは、好ましくは、2つのセクション、すなわち騒音源に向いた内側の吸音材と、該内側吸音材を保護し、かつ支持する外側シェルとからなる。例えば、パッチは、樹脂を含浸させて、外側で圧縮した繊維材料からなり、例えば、樹脂を繊維材料内で融解させて、内側に吸音材を有するほぼ気密のシェルを形成することによって作製する。もちろん、パッチも同様に積層させることができ、パッチは、シェルと、これに重ねた吸音材とから構成される。有効な吸音材料をパッチの内側、すなわち、騒音源に向いたパッチの部分に用いるのが好ましい。
本発明の好ましい実施形態において、パッチの少なくとも一部と、ケーシングとの間の距離は、30mm以下である。該一部は、パッチの内側の一部、及び/又はパッチの周囲の一部である。距離は、好ましくは10mm以下である。好適には、パッチは、可能な限り、又は適切である限り、ケーシングに近い地点に配置される。例えば、パッチの面積及び/又はパッチの周囲の少なくとも50%、好ましくは80%が、パッチによって覆われる周縁部の輪郭に沿ってこれに近接して延在する。さらに具体的には、パッチは、例えば、フライホイールハウジングとエンジンブロックとの間、特に、エンジントランスミッション下方のオイルパンと、フライホイールハウジングとの間にある、ケーシングの外側面上の段を覆い、これによって、優れた騒音防止をもたらす。好適には、周囲がケージング表面に沿ってこれに近接して延在するのであれば、内側面も同様にケーシング表面に沿ってそれほど近接して覆う必要はなくなる。周囲がぴったりと近接していれば、ノイズはパッチの周囲内に閉じ込められるため、やはり優れた騒音防止を達成する。このようなパッチは、様々な種類のエンジンに用いることができる。すなわち、1つのノイズパッチシールドを様々なタイプのエンジンに用いることができる。周囲及び/又はパッチ内側の間のエアギャップは変動しうるが、周囲に沿って可能な限り小さく維持するのが好ましい。
本発明の好ましい実施形態において、パッチは、エンジントランスミッションに最も近い周縁部の一部を覆う。エンジントランスミッションは、主要な騒音源である。エンジントランスミッションによって発生する騒音を効率的に低減できる。
本発明の別の好ましい実施形態において、エンジントランスミッションは、車両に取り付けた状態のエンジンブロックの背面に配置するように提供される。
本発明のさらに別の好ましい実施形態において、パッチは、柔軟な接合具で周縁部に取り付けられる。従って、振動がノイズシールド中に導入されにくくなる。
本発明のさらにまた別の好ましい実施形態において、パッチは、オイルパンとフライホイールハウジングとの間の少なくとも1つの段を覆うことができる。これに加えて、又はこれに代わり、パッチは、エンジントランスミッション下方のオイルパンとフライホイールハウジングとの間の少なくとも1つの段を覆う。従って、騒音を発生する部品は、騒音の発生に脆弱な位置でノイズシールドパッチにより覆うことができる。
本発明の別の好ましい実施形態において、エンジンブロックには、少なくとも75MPa、好ましくは100MPaの燃料噴射圧力が供給される。高い噴射圧力は、高度に動的な力をエンジントランスミッションに誘導するため、エンジントランスミッションに関連する騒音の問題を大きくする。好適には、パッチは、新世代排出基準、例えば、Euro5及びEuro6の、高い噴射圧力を有する最新型エンジンの騒音を軽減できる。
本発明のさらに別の好ましい実施形態において、上記の特徴のいずれか1つに記載のエンジン装置を備える車両が提案される。
本発明は、上記並びにその他の目的及び利点と共に、以下に示す本実施形態の詳細な説明から最もよく理解されよう。しかし、本発明は、以下で概略的に図示する実施形態に限定されるものではない。
本発明のエンジン装置の断面図である。 図1に示すエンジン装置の実施形態の、片側で部分的に分解した斜視図である。 図1に示すエンジン装置の実施形態の底面図である。 図1に示すエンジン装置の実施形態の背面図である。 図1に示すエンジン装置の側面図である。 騒音を吸収する内側と保護支持体とからなるノイズシールドパッチの実施形態を示す図である。 本発明の車両の実施形態を示す図である。
図面において、同じ又は類似の要素は、同じ参照番号で示す。図面は、概略的な表示に過ぎず、本発明の具体的パラメーターを示すことを意図するものではない。さらに、これらの図面は、本発明の典型的な実施形態のみを示すことを意図しており、従って、本発明の範囲を限定するものとして考慮すべきではない。
図1及び図2は、車両100(図7)のエンジン装置10を示す図であり、図1は、エンジン装置10の縦軸に沿った断面を示し、図2は、図1のエンジン装置10の片側からの斜視図を概略的に描いたものである。
エンジン装置10は、後に配置される、エンジンブロック60、エンジントランスミッション52及びフライホイール50(フライホイールの位置は矢印で示す)を備える。エンジンブロック60、エンジントランスミッション52及びフライホイール50は、エンジンの外側の輪郭を大まかに画定するケーシング90内に収納される。
ノイズシールドパッチ20が、フライホイール50及び/又はエンジントランスミッション52の位置に対応するケーシング90の周縁部30、32に設けられており、該パッチは、主にケーシング90の下方に配置される。
パッチ20は、エンジントランスミッション52の周縁部30に配置され、主にエンジントランスミッション52の下部に位置している。周縁部30は、特に、エンジン装置10の軸方向におけるエンジントランスミッション52の軸方向位置を明確にする。
周縁部32は、特に、エンジン装置10の軸方向におけるフライホイール50の軸方向位置を明確にする。
エンジントランスミッション52は、ケーシング90における個別のトランスミッションハウジング内に、あるいは、本実施例と同様に、フライホイールハウジング54内に配置される。エンジントランスミッション52が、トランスミッションハウジング内に配置される場合には、周縁部30は、トランスミッションハウジングと一致するのが好ましい。エンジントランスミッション52が、エンジンブロック60の別のセグメントに配置される場合には、周縁部30は、該セグメントと一致するのが好ましい。
なお、フライホイール50とエンジントランスミッション52は、1つのエンジンにおいて輪郭が明瞭な部品である。しかし、これらの部品の周囲のハウジングは、輪郭があまり明瞭ではない。フライホイールハウジング54は、一般に、フライホイール50の底部を覆わなければならないため、エンジンの最も低い地点(多くの場合、クランクシャフトより250mm下)であり、通常、少なくとも底部領域において円筒形の形状をしている。ケーシング90内のこれらハウジング同士を統合及び区分する線は、多様に設計することができる。エンジントランスミッション52の反対側で、クランク内にオイルパン70が配置されており、これは、オイルパン70は、クランクシャフト中心から例えば150mm下の地点でなければならないことを意味する。これは、パッチ20が、オイルパン70及びフライホイールハウジング54の近傍であるが、エンジントランスミッションハウジングからは離れていてもよいことを示している。例えば、エンジントランスミッションハウジングは、クランクシャフト中心から約80mm下の地点で終了できる。
この実施形態では、オイルパン70は、エンジントランスミッション52の下方に配置され、パッチ20によって覆われている。別の実施形態(図示なし)では、パッチは、ケーシング90の側に配置され、その周縁部においてオイルパン70を覆うことなく、エンジントランスミッション52を覆う。
図2に示す部分的分解図には、エンジンブロック60、フライホイールハウジング54及び遮音のパッチ20などのいくつかの部品のみが含まれている。エンジンブロック60とパッチ20との間の自由空間は、オイルパン70で占められている(図1)が、図2には示していない。フライホイールハウジング54とエンジンブロック60との間の自由空間は、通常の組立て品では、鋼板(図示なし)で占められている。
エンジン装置10、特に商用車両、具体的にはトラックは、後に配置されるエンジンブロック60、エンジントランスミッション52及びフライホイール50を備える。フライホイール50及びエンジントランスミッション52は、共通のフライホイールハウジング54内に一緒に収納してもよい。この実施形態では、フライホイールハウジング54は、エンジンブロック60の背面66に配置されており、エンジン装置10が取り付けられた状態で、車両100(図7)の後部側に向いている。
パッチ20は、周縁部30の75%以下を覆っており、特に、パッチ20は、線42で示す、エンジンブロック60の内部に配置されたクランクシャフトの高さまで達する。クランクシャフトの高さは、クランクシャフトの幾何学的中心軸として定義できる。
パッチ20は、好ましくはフレキシブルスクリュー34によってフライホイールハウジング54及びエンジンブロック60に取り付けるが、その際、エンジンブロック60及び/又はフライホイールハウジング54に直接取り付けてもよいし、エンジンブロック60及び/又はフライホイールハウジング54に取り付けたホルダー62に連結させてもよい。
パッチ20は、幅広の基底を有するU字型をしており、フライホイール52と、エンジントランスミッション50とを備えるフライホイールハウジング54の周縁部30の底部を覆っている。パッチ20は、フライホイールハウジング54からエンジンブロック60の周縁部32まで延びている。
パッチ20は、パッチ20によって覆われる周縁部30、32の表面構造を再現する。例えば、周縁部30と周縁部32との境界にある段28は、パッチ20によって覆われているため、この段28からの騒音発生を防止するか、あるいは少なくとも軽減する。
上方のリム、例えば、パッチ20の周囲26は、エンジン装置10の底部上方でエンジン装置10の小さな部分を含む。パッチ20の後端22及び前端24は、エンジン装置10に対して縦方向に向いている。周囲26は、ケーシング90の輪郭に沿ってこれに近接して延びるのが好適である。
パッチ20は、周縁部30、32の表面構造に沿ってこれに近接して延在するものでよい。好ましくは、ケーシング90(すなわち、フライホイールハウジング54及び/又はエンジンブロック60)に向かうパッチ20の内側の少なくとも一部、及び/又はパッチ20の周囲26の少なくとも一部は、ケーシング90から30mm以下、好ましくは、20mm以下、より好ましくは10mm以下の距離40を有する。パッチ20とケーシング90との間の距離40が短ければ短いほど、優れた騒音防止の成果が得られる。
図3は、図1のエンジン装置60の実施形態の底面図を示す。U字型のパッチ20が、フライホイールハウジング54とエンジンブロック60との間の境界で、フライホイールハウジング54下方の周縁部30から、エンジンブロック60下方の周縁部32まで延在している。パッチ20の後端22は、フライホイールハウジング54の最後部面の中央部分にくぼみ22aを呈しているが、このくぼみにより、フライホイールハウジング54へのアクセスが可能になる。くぼみ22aは、実用的な理由で、例えば、トラックの最低地上高を減少させるべきではないという理由のために、設けられる。
図4は、フライホイールハウジング側での図1のエンジン装置10の実施形態の背面図を示す。図から分かるように、パッチ20は、フライホイールハウジング54でエンジン装置10の底部に近接してこれを覆い、フライホイールハウジング54の周縁の小さな部分しか取り囲んでいない。開口部58が、エンジンブロック60(図示なし)におけるクランクシャフトに設けられており、クランクシャフトの軸受けを開口部58から見ることができる。
図1に示すエンジン装置10の図5の側面図は、パッチが取り囲むエンジン装置10の周縁部がいかに小さいかを示している。それでも、騒音防止により、約1±0.5dB(A)の騒音低減が達成される。この騒音低減は、好ましくは、ISO362の標準的騒音測定に従って測定される。
図6は、好ましいパッチ20の概略図を示す。パッチ20は、ケーシング90(図1)に向かう内側122の吸音材料と、外側124の保護シールドとを備える。パッチ20の好ましい厚さは、最も大きな騒音周波数に応じて、6mmから30mmの範囲でよい。パッチ20は、好ましくは2つの部分からなる。すなわち、騒音源に向いている内側122の吸音材と、内側吸音材を保護及び支持する外側124のシェルである。例えば、パッチは、外側に樹脂を含浸させて、圧縮した繊維材料から作製でき、例えば、樹脂を繊維材料内で融解させて、内側に吸音材を有するほぼ気密のシェルを形成することによって作製できる。パッチ20も同様に、様々な構成材料で積層できる。
図7は、本発明の車両100の実施形態を示す。本発明のエンジン装置10は、車両10の運転室下のエンジンルーム内に設置される。好ましくは、フライホイール50とエンジントランスミッション50は、共通のフライホイールハウジング54内に一緒に収納できる(図1)。フライホイールハウジング54は、エンジンブロック60の背面66に配置され、エンジン装置10が取り付けられた状態で、車両100の後部側に向いている。

Claims (13)

  1. 商用車両のエンジン装置(10)であって、後にケーシング(90)内に配置されて収納される、エンジンブロック(60)、エンジントランスミッション(52)及びフライホイール(50)を備え、ノイズシールドパッチ(20)が、前記フライホイール(50)及び/又は前記エンジントランスミッション(52)の位置に対応する前記ケーシング(90)の周縁部(30、32)に配置され、前記周縁部(30、32)の75%以下を覆っており、前記パッチ(20)は、主に前記ケーシング(90)の下方に配置され、前記パッチ(20)が、前記ケーシング(90)に向く内側(122)の吸音材料と、外側(124)の保護シールドを備え、前記パッチ(20)の少なくとも一部と前記ケーシング(90)との間の距離(40)が、30mm以下である、エンジン装置。
  2. 前記パッチ(20)によって覆われる前記周縁部(30、32)の一部が、前記エンジンブロック(60)内のクランクシャフトの平均高さ(42)を超えない、請求項1に記載のエンジン装置。
  3. 前記パッチ(20)が、主にフライホイールハウジング(54)の下方に配置される、請求項1又は2に記載のエンジン装置。
  4. 前記パッチ(20)が、前記エンジントランスミッション(52)に最も近い前記周縁部(30)の一部を覆う、請求項1〜3のいずれかに記載のエンジン装置。
  5. 前記エンジントランスミッション(52)に最も近い前記周縁部(30)の一部が、前記エンジン装置(10)の側に配置される、請求項4に記載のエンジン装置。
  6. 前記距離(40)が、10mm以下である、請求項に記載のエンジン装置。
  7. 前記エンジントランスミッション(52)が、前記車両(150)に取り付けられた状態で、前記エンジンブロック(60)の背面(66)に配置されるように提供されることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のエンジン装置。
  8. 前記パッチ(20)が、柔軟な接合具(34)で前記周縁部(30、32)に取り付けられる、請求項1〜のいずれかに記載のエンジン装置。
  9. 前記パッチ(20)が、オイルパンと前記フライホイールハウジング(54)との間の少なくとも1つの段(28)を覆う、請求項1〜のいずれかに記載のエンジン装置。
  10. 前記パッチ(20)が、前記エンジントランスミッション(52)下のオイルパンと、前記フライホイールハウジング(54)との間の少なくとも1つの段(28)を覆う、請求項1〜のいずれかに記載のエンジン装置。
  11. 前記エンジンブロック(60)に、少なくとも75MPaの燃料噴射圧を供給する、請求項1〜10のいずれかに記載のエンジン装置。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載のエンジンブロック(60)、エンジントランスミッション(52)及びフライホイール(50)を包含するエンジン装置(10)を備える、車両(100)。
  13. 前記フライホイール(50)及び前記エンジントランスミッション(52)が、前記エンジンブロック(60)の前記背面(66)に配置される、請求項12に記載のエンジン装置。
JP2011544396A 2008-12-30 2008-12-30 ノイズシールドを備えるエンジン装置 Expired - Fee Related JP5433706B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2008/000753 WO2010077189A1 (en) 2008-12-30 2008-12-30 Engine arrangement comprising a noise shield

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012513938A JP2012513938A (ja) 2012-06-21
JP5433706B2 true JP5433706B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=42310002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011544396A Expired - Fee Related JP5433706B2 (ja) 2008-12-30 2008-12-30 ノイズシールドを備えるエンジン装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8602155B2 (ja)
EP (1) EP2384293B1 (ja)
JP (1) JP5433706B2 (ja)
KR (1) KR101546225B1 (ja)
CN (1) CN102271967B (ja)
BR (1) BRPI0823406B1 (ja)
RU (1) RU2483952C2 (ja)
WO (1) WO2010077189A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6144485B2 (ja) * 2012-12-19 2017-06-07 ボルボトラックコーポレーション 自動車用吸音構造
DE102014217501B4 (de) * 2014-09-02 2019-03-28 Ford Global Technologies, Llc Thermische Kapselung für einen Kraftfahrzeugantriebsstrang
CN105072869A (zh) * 2015-07-15 2015-11-18 芜湖仅一机械有限公司 散热机壳
CN105545484A (zh) * 2016-02-04 2016-05-04 广西玉柴机器股份有限公司 一种发动机隔音板
CN115341995A (zh) * 2022-08-31 2022-11-15 东风商用车有限公司 一种发动机飞轮壳隔音罩及其制备方法
EP4375144A1 (en) 2022-11-23 2024-05-29 Volvo Truck Corporation A flywheel housing assembly, a vehicle and a method of manufacturing a flywheel housing assembly

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT290921B (de) * 1967-06-02 1971-06-25 H C Hans Dipl Ing Dr Dr List Brennkraftmaschine mit einem im Kurbelgehäuse angeordneten, durchbrochene Wände aufweisenden Traggerüst
SE373545B (sv) * 1972-03-10 1975-02-10 H Eriksson Anordning i en motorbat for att dempa bullret som fororsakas av motorn
US3822763A (en) * 1972-10-02 1974-07-09 Caterpillar Tractor Co Anti-noise rocker arm cover
US3882951A (en) * 1973-01-22 1975-05-13 Hallamore Inc Quiet slide out engine vehicle
GB1451707A (en) * 1974-07-26 1976-10-06 British Uralite Ltd Noise control materials
AT369512B (de) * 1975-04-18 1983-01-10 List Hans Geraeuschgedaemmte hubkolben-brennkraftmaschine
AT354863B (de) * 1975-06-13 1980-02-11 List Hans Kraftfahrzeug mit einer schalldaemmenden kapsel fuer den motor bzw. die motor-getriebe -einheit
DE2738063A1 (de) * 1976-09-03 1978-03-16 List Hans Kraftfahrzeug mit auf seinen beiden rahmenholmen abgestuetztem schalldaemmend verkleidetem verbrennungsmotor
JPS53126624A (en) * 1977-04-11 1978-11-06 Nissan Diesel Motor Co Ltd Apparatus for prventing scattering of noise to the outside of vehicle body
FR2387822A1 (fr) * 1977-04-21 1978-11-17 Matec Holding Perfectionnements aux elements d'insonorisation pour compartiments de moteurs de vehicules et aux compartiments equipes de tels elements
US4445584A (en) 1978-04-12 1984-05-01 Nissan Motor Co., Ltd. Motor vehicle equipped with engine noise emission preventing device
DE2825177A1 (de) * 1978-06-08 1979-12-13 Hatz Motoren Brennkraftmaschine
DE2952191A1 (de) 1979-12-22 1981-06-25 Magirus-Deutz Ag, 7900 Ulm Nutzfahrzeug mit einer innerhalb der umrisse des fahrerhauses angeordneten kapsel zur aufnahme eines antriebsmotors
JPS581735U (ja) * 1981-06-26 1983-01-07 日産自動車株式会社 自動車エンジンのアンダ−カバ−
AT377580B (de) * 1981-07-15 1985-04-10 List Hans Wassergekuehlte brennkraftmaschine mit schalldaemmender verschalung
DE3214089A1 (de) 1982-04-16 1983-10-27 M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8000 München Nutzfahrzeug mit in einer schalldaemmenden kapsel angeordneten antriebsaggregat
DE3325636A1 (de) 1983-07-15 1985-01-24 M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8000 München Getriebe, insbesondere fuer kraftfahrzeuge, mit verminderter geraeuschabstrahlung
DE3346421C2 (de) * 1983-12-22 1985-10-31 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Geräuschdämpfendes Gehäuse für eine Brennkraftmaschine eines Kraftfahrzeuges
JPS61210255A (ja) * 1985-03-14 1986-09-18 Kosaku Moriyama 蓄熱装置
JP2585095Y2 (ja) * 1991-02-04 1998-11-11 日野自動車工業株式会社 自動車部品の騒音防止装置
DE4413009A1 (de) * 1994-04-15 1995-10-19 Naeher Georg Gmbh Schallabsorber für Kraftfahrzeuge
US5452693A (en) * 1994-12-09 1995-09-26 Cummins Engine Company, Inc. Oil pan noise enclosure and attachment system for same
DE19534972C2 (de) * 1995-09-14 2000-06-21 Scania Cv Ab Geräuschdämpfende Motorunterverkleidung
JP3427247B2 (ja) * 1997-06-17 2003-07-14 豊田合成株式会社 防音部材
JP2000313287A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 Isuzu Motors Ltd 車両の騒音低減装置
DE10130358A1 (de) * 2001-06-23 2003-01-09 Porsche Ag Verkleidungsvorrichtung für die Unterseite eines Kraftfahrzeugs und Kraftfahrzeug
US6805219B2 (en) * 2001-07-27 2004-10-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Engine cover
JP3692444B2 (ja) 2001-11-05 2005-09-07 三菱ふそうトラック・バス株式会社 トランスミッションの防音カバー
US6581720B1 (en) * 2001-11-30 2003-06-24 Dana Corporation Noise attenuating insulated heat shield
RU2229990C2 (ru) * 2002-06-14 2004-06-10 Закрытое акционерное общество "Тэкникал консалтинг" Транспортное средство
JP2004044526A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Pacific Ind Co Ltd エンジンカバー
JP3755495B2 (ja) * 2002-08-09 2006-03-15 マツダ株式会社 エンジンの排気浄化装置
DE20301200U1 (de) * 2003-01-27 2003-06-26 Rieter Technologie Ag, Winterthur Motorraum-Zwischendecke
JP4238622B2 (ja) * 2003-04-17 2009-03-18 三菱ふそうトラック・バス株式会社 遮音カバー組付け機構
KR100514892B1 (ko) * 2003-11-11 2005-09-14 현대자동차주식회사 엔진과 변속기 연결부의 커버
JP4523323B2 (ja) * 2004-04-20 2010-08-11 本田技研工業株式会社 パワーユニットにおける防音構造
CN2742159Y (zh) * 2004-11-16 2005-11-23 苏州泰格动力机器有限公司 便携式发电机
US7201135B2 (en) * 2005-03-09 2007-04-10 Caterpillar Inc Internal combustion engine
CN200993070Y (zh) * 2006-11-23 2007-12-19 广西玉柴机器股份有限公司 喷油泵传动轴隔音罩
JP5459835B2 (ja) * 2008-08-08 2014-04-02 ニチアス株式会社 自動車用防音カバー

Also Published As

Publication number Publication date
US20120037116A1 (en) 2012-02-16
JP2012513938A (ja) 2012-06-21
CN102271967B (zh) 2014-10-29
RU2483952C2 (ru) 2013-06-10
EP2384293A4 (en) 2012-06-13
KR20110110277A (ko) 2011-10-06
BRPI0823406A2 (pt) 2015-06-16
BRPI0823406B1 (pt) 2018-12-18
US8602155B2 (en) 2013-12-10
EP2384293B1 (en) 2013-07-10
CN102271967A (zh) 2011-12-07
EP2384293A1 (en) 2011-11-09
RU2011131691A (ru) 2013-02-10
KR101546225B1 (ko) 2015-08-20
WO2010077189A1 (en) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5433706B2 (ja) ノイズシールドを備えるエンジン装置
US20060144637A1 (en) Sound-attenuating enclosure with integral cooling ducts
JP5845231B2 (ja) 内燃機関の防音構造
US10933728B2 (en) Driving source support structure
JP2010156372A (ja) マウント部材
KR20190124636A (ko) 내연 기관 및 그 제조 방법
JP2011021486A (ja) エンジンカバーの取付構造
US4412516A (en) Low-noise level internal combustion engine
US20100122870A1 (en) Engine with oil pump muffler and noise damper
JP6186894B2 (ja) 車両の前部構造
JP2006250054A (ja) 内燃機関の遮音構造
JP2017078334A (ja) 電動圧縮機
JP7000967B2 (ja) 車両下部構造
US20150352950A1 (en) Integrated noise suppression mechanism and method of using the same
JP2010144622A (ja) オイルパン構造
JP6663943B2 (ja) 車両用駆動装置
US20070181090A1 (en) Pan with a flexible liner
CN104514616B (zh) 空冷发动机
JP2009236091A (ja) 車両用エンジンの遮音装置
JP6992447B2 (ja) 車両接近通報装置
JPH05332197A (ja) 往復運動するピストンを備えた内燃機関
JP2005226614A (ja) エンジンの騒音低減構造
JP4423665B2 (ja) 吸気音低減構造
CN203713751U (zh) 一种轻卡发动机罩盖
JP2005255071A (ja) エンジンアンダーカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130219

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130226

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130412

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5433706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees