JP3692444B2 - トランスミッションの防音カバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばトラックなどにエンジンと共に搭載されたトランスミッションから発生する騒音を遮るトランスミッションの防音カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
キャブオーバ型のトラック(車両)は、車体前後方向に延びるサイドフレーム間に、エンジンおよび該エンジンに直結されるトランスミッションを搭載し、これらエンジンの直上にキャブを設けるという、トランスミッションの大部分がそのまま外気に露出する構造が採用されている。
【0003】
このため、キャブオーバ型のトラックは、トランスミッションから発生する騒音が外気へ放出されやすい、
そこで、キャブオーバ型のトラックでは、例えば実公昭64−2868号公報にも示されるようにエンジンの周りを覆うエンジンカバーに連ねてトランスミッションの周りに、サイドフレームから露出するトランスミッションの下面および両側面を覆うトランスミッション用防音カバーを設けて、トランスミッションから発生する騒音を遮ることが行われている(通常、トランスミッションの上面は、荷台等で覆われるので、カバーは付けていない場合が多い)。
【0004】
ところで、トランスミッションは、潤滑油(噛合うギヤやシャフトなどの潤滑のため)の温度が過度に上昇しないよう、冷却することが求められる。
【0005】
そのため、従来、トランスミッション用の防音カバーとトランスミッションの外面との間には通風可能な隙間をあけておき、エンジンカバーから流出する走行風を、そのままトランスミッションの外面と防音カバーの内面との間に形成されている隙間(通風路)に流通させて、トランスミッションからの熱を走行風により外気に放熱させる手段が講じられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、トランスミッション用の防音カバーには、エンジンとエンジンカバーとの間の狭い隙間(通風路)を通過した後の勢いの弱い走行風が導入されるため、走行風は防音カバーの内部で滞留を起こしやすい。
【0007】
このため、トランスミッションの熱が防音カバーの内部でよどみ、放熱不良を生じてしまうことがある。
【0008】
本発明は上記事情に着目してなされたものでその目的とするところは、トランスミッションの冷却性能の向上が図れるトランスミッションの防音カバーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に係る発明の防音カバーは、トランスミッションの周りを覆うカバー本体の内面に、トランスミッションと向き合う内面がトランスミッションの前後方向中間で最も接近する頂部を有し、かつ該頂部から走行風の流れ方向前後へ向かうにしたがいトランスミッションから遠ざかる斜面を有した山形形状に形成された絞り部を形成して、隙間を流れる走行風の風速を絞り部により積極的に高めて、防音カバー内を走行風が滞らずに流れるようにした。
【0010】
これにより、トランスミッションの熱は、風速が増す走行風により、防音カバー内に滞留せずに、速やかに外気へ導出され、高い放熱性がもたされる。
【0011】
したがって、トランスミッションの冷却性能は高められる。しかも、トランスミッションの騒音はカバー本体により遮られるから、冷却性能と防音性との両立が図れる。
【0012】
請求項2に係る発明の防音カバーは、上記目的に加え、簡単な構造で走行風の風速を高めるために、カバー本体として、トランスミッションの周りを覆うように配設された遮音基板と、遮音基板の内面に設けられ、トランスミッションと向き合う内面がトランスミッションの前後方向中間で最も接近する頂部を有し、かつ該頂部から走行風の流れ方向前後へ向かうにしたがいトランスミッションから遠ざかる斜面を有した山形形状に形成された吸音層とを有した構造を用いて、隙間にベンチュリ構造を形成するようにした。
【0013】
請求項3に係る発明の防音カバーは、上記目的に加え、簡単な構造で防音性能の向上を図るために、山形形状の吸音層には、全長が異なり、開口が隙間に臨む複数の孔を有して構造を採用して、孔の内面までも吸音部分として用いるとともに、全長の異なる孔の空間が周波数の異なる騒音を共鳴させる気柱と作用させて、トランスミッションの騒音を効果的に吸音させたり、音圧エネルギーが効果的に下げられるようにした。
【0014】
請求項4に係る発明の防音カバーは、請求項2に係る発明と同様、簡単な構造で走行風の風速を高めるために、カバー本体として、トランスミッションの周りを覆うように配設され、トランスミッションと向き合う内面がトランスミッションの前後方向中間で最も接近する頂部を有し、かつ該頂部から走行風の流れ方向前後へ向かうにしたがいトランスミッションから遠ざかる斜面を有した山形形状に形成された遮音基板と、この遮音基板の内面に設けられた吸音層とを有した構造を用いて、隙間にベンチュリ構造を形成するようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図5に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
【0016】
図1は、車両、例えばキャブオーバ型トラックの車体側面を示し、図中1は前後方向に延びる一対のサイドフレームである。サイドフレーム1は、図2に示されるように車幅方向に所定の間隔で配置されている。そして、前部側には前輪2(操舵輪)が取付けてあり、後部側には後輪3(駆動輪)が取付けてある。
【0017】
前部側のサイドフレーム1間には、図2に示されるように前部側からラジエータ4、エンジン5、該エンジン5と直結されたトランスミッション6が据付けてある。そして、トランスミッション6の出力部が、プロペラシャフト7、デファレンシャル(図示しない)を介して、後輪3に接続され、エンジン5から出力される駆動力が後輪3へ伝達されるようにしてある。またエンジン5の直上には、運転席(図示しない)などを有したキャブ8aが配設してある。なお、8bはキャブ8と隣接してトランスミッション6、サイドフレーム1の上方に配置された荷台を示す。
【0018】
エンジン5の周囲には、ラジエータ4と共に周囲を覆うコ字形のエンジン用の防音カバー10(エンジンカバーに相当)が組み付けられている。このエンジン用の防音カバー10は、図2に示されるようにサイドフレーム1の各前部分に取着され、エンジン5の車幅方向両側を覆う一対の側壁10aと、これら側壁10a間に渡され、エンジン5の下面を覆う底壁10bとを有して構成される。つまり、側壁10aと底壁10bとによりエンジン5の三方を覆い、エンジン5の騒音を遮る構造にしてある。また各側壁10a,10bとエンジン1の外面との間には、図4に示されるように通風路となる隙間11が形成され、エンジン用防音カバー10の前方から走行風が隙間11へ導入されるようにしてある。つまり、隙間11を通る走行風で、エンジン1の冷却が行なえるようにしてある。
【0019】
またサイドフレーム1の前部側には、エンジン用防音カバー10に連ねて、トランスミッション6を覆うトランスミッション用の防音カバー15が据付けられている。このトランスミッション用の防音カバー15には、図3(a)に示されるように例えばエンジン用防音カバー10と合致するコ字形のカバー本体15aが用いられている。このカバー本体15aは、例えば図3(b)に示されるようなコ字形の遮音基板16と、この遮音基板16の各内面(3面)の全領域に取付けられた吸音層20〜22との組合わせた構造が用いられ、同カバー構造にて、サイドフレーム1間から下側へ突き出て外気に露出するトランスミッション部分の周囲を覆っている。
【0020】
具体的には、遮音基板16は、図2および図3(b)に示されるようにサイドフレーム1の各前部分にブラケット17やボルト(図示しない)などで脱着可能に取着され、トランスミッション6の車幅方向両側を覆う左右の一対のフラットな側壁18aと、これら側壁18a間に渡され、トランスミッション6の下面を覆うフラットな底壁18bとを有して構成してある。この遮音基板16の各部は、いずれも合成樹脂部材あるいは金属部材から構成され、トランスミッション6から発する騒音を遮る構造にしている。
【0021】
各吸音層20〜22は、いずれもトランスミッション6から発する騒音を吸音する層である。吸音層20〜22のうち、底壁18bの吸音層21は、例えば図3(b)に示されるように例えば表面側をアルミシート24(シート材)で覆ったプレート状のグラスウ−ル25(吸音材)が用いられている。このグラスウール25が、トランスミッション6の下面に対して、その上面が離間する関係となるように底壁18bの内面に取着してある。また左右側壁1aに取着してある各吸音層20,22は、例えば図3(a)に示されるようにトランスミッション6と向き合う内面の全体を山形形状にしてある。これら山形形状の吸音層20,22にも、図3(b)に示されるように表面側をアルミシート27(シート材)で覆ったグラスウール28(吸音材)が用いられる。各グラスウール28の山形形状は、前後方向(走行風の流れ方向)の中央に、トランスミッション6の前後方向中央(中間)に最も接近する頂部29aを形成し、該頂部29aの両側に、該頂部29aからトランスミッション6の前後方向(走行風の流れ方向に相当)へ向かうにしたがいトランスミッション6の壁面から遠ざかる一対の斜面29bを形成してなる。
【0022】
つまり、グラスウール25は、隙間30をあけて、トランスミッション6の下面を覆い、各グラスウール28は、それぞれ隙間31をあけて、トランスミッション6の左右両側を覆う。
【0023】
このように構成されるミッション用防音カバー15が、エンジン用防音カバー10の後端部に対して、対応する各部の隙間同士が互い連通するように直列に連結され、エンジン用防音カバー10から取り込まれた走行風が、隙間30,31で形成される通風路を通して、トランスミッション6の周りに流れるようにしてある。
【0024】
そして、トランスミッション用防音カバー15の各山形形状により、トランスミッション6の左右両側の隙間31(通風路)に、それぞれ絞り部S、具体的にはベンチュリ構造を形成している。各ベンチュリ構造により、エンジン用防音カバー10からの走行風が、滞留せずに、ミッション用防音カバー15内を流れるようにしている。
【0025】
すなわち、ミッション用防音カバー15に導入される走行風は、エンジン5とエンジン用防音カバー10との間の狭い隙間11(通風路)を通過した後の勢いの弱い風なので、ミッション用防音カバー15内に滞留しやすい。
【0026】
このとき、ミッション用防音カバー15の左右の隙間31には、絞り部Sが形成してあるので、速やかに走行風が隙間31を流れる。
【0027】
すなわち、図5(a)に示されるように絞り部Sは、頂部29aの両側に形成される開放域が、走行風の静圧を下げる働きをなして、走行風の風速を向上させる環境を形成し、頂部29aで形成される狭小域が、その走行風の風速を上昇させる。つまり、隙間31に導入された走行風は、開放域により静圧が低下されつつ、頂部29aで、図5(b)の実線に示されるように風速が急激に上昇する挙動を示す。
【0028】
この風速の上昇により、隙間31の走行風は、図5(a)中の矢印に示されるように、滞らずに、隙間31、すなわちトランスミッション用防音カバー15内を流れるようになる。
【0029】
これにより、トランスミッション6の熱は、トランスミッション用防音カバー15内に滞留せずに、走行風によりそのまま速やかに外気へ導出される。
【0030】
それ故、トランスミッション6の壁面における熱伝達率は、絞り部29aで行われる走行風の風速上昇により向上し、高い放熱量、すなわちトランスミッション6の放熱量の向上が図れ、走行風によるトランスミッション6の冷却性能を高めることができる。しかも、トランスミッション6からの騒音は、カバー本体15a自身がもつ防音効果、すなわち各吸音層20〜21による吸音や遮音基板16による遮音などによる防音効果により遮られるから、冷却性能と防音性との両立が図れる。
【0031】
そのうえ、遮音基板16の内面に設けた吸音層20,22を山形形状にしたベンチュリ構造だと、簡単な構造で、隙間31を流れる走行風の風速を高めることができる。特にトランスミッション6の前後方向中央に頂部29aが配置される山形形状のベンチュリ構造だと、1つのベンチュリ構造で、最も効果的に走行風の風速を上昇させることができる。
【0032】
図6ないし図8は、本発明の第2の実施形態を示す。
【0033】
本実施形態は、吸音層20,22に、隙間31に開口を配置させた全長の異なる複数の孔40を設けた一例を示す(但し、図面には片側しか図示していない)。
【0034】
これら吸音層20,22には、例えば図6および図7に示されるようにグラスウール(吸音材)から構成された複数の横部材42と、同じくグラスウール(吸音材)から構成された複数の縦部材43とを格子形に組む構造が用いられる(片側だけ図示)。具体的には、横部材42は、前面に組込用の凹凸部42aが形成された前面を円弧形とした横方向に延びる部材が用いられ、縦部材43には、背面に組込用の凹凸部43aが形成された縦方向に延びる部材が用いられる。吸音層20,22は、これら横部材42と縦部材43とが格子形に組込んで、山形状の本体部を形成した後、山形面をアルミシート44(シート材)で覆うことにより形成してある。そして、山形形状の吸音層20,22が各側壁10aの内面に取着されることにより、図8に示されるように格子形に組まれる横部材42と縦部材43との間に、角形で、全長が異なり、かつ開口が隙間31に臨む複数の孔40が形成される構造としてある。むろん、第1の実施形態と同様、トランスミッション6に臨む山形面により、トランスミッション6の壁面との間にベンチュリ構造が形成されることはいうまでもない。
【0035】
こうした複数の孔40を有する吸音層20,22だと、トランスミッション6の騒音を吸音する部分は、隙間31に向く円弧面だけでなく、各孔40の内面までも利用できるので、吸音面積の増加により、効果的にトランスミッション6の騒音を吸音できる。しかも、孔40の空間で形成される全長の異なる気柱が、周波数の異なる音のエネルギーを共鳴により減衰させる共鳴型消音器(管の気柱共鳴によるエネルギー吸収)と作用して、騒音の各周波数の音圧エネルギーを効果的に低減させるから、吸音面積の増加を合わせて、高い防音効果が得ることができる。しかも、孔40を形成するだけなので、簡単な構造ですむ。特に横部材42(吸音材)、縦部材43(吸音材)を格子状に組んで、円弧面をアルミシート43(シート材)で覆う構造だと、簡単な構造で、ベンチュリ構造と共鳴型消音器との双方が形成できる。
【0036】
図9は、本発明の第3の実施形態を示す。
【0037】
本実施形態は、第1の実施形態のように吸音層20,22を山形形状に形成したのではなく、遮音基板16の左右の側壁10aを湾曲成形して、絞り部Sをなすベンチュリ構造を形成したものである。
【0038】
すなわち、遮音基板16の左右の側壁10aには、前後方向中央に、トランスミッション6の前後方向中間の壁面に対して接近する頂部49aを形成し、頂部49aの両側に、該頂部49aからトランスミッション6の走行風の流れ方向前後へ向かうにしたがいトランスミッション6の壁面から遠ざかる斜面49bを形成するという全体が山形形状に湾曲される構造を用いて、これら各側壁10aの内面に、吸音層20,22をなすプレート状のグラスウールを取着して、絞り部Sをなすベンチュリ構造を形成するようにしたものである。
【0039】
このように構成しても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
【0043】
但し、図6〜図において第1の実施形態と同じ部分には、同一符号を付してその説明を省略した。
【0044】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。例えば実施形態では、トランスミッションの左右両側を覆うカバー本体の内面に絞り部(ベンチュリ構造やベルマウス構造)を形成したが、これに限らず、トランスミッションの下面を覆う内面にも絞り部を形成して、トランスミッションの壁面に沿って流れる走行風の風速を上昇させるようにしてもよい。もちろん、トランスミッションの上面を覆うカバー本体を用い、このトランスミッションの上面を覆うカバー本体の内面に絞り部を形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、絞り部により、防音カバー内を流れる走行風は、風速が上昇されて、防音カバー内を滞らずに通風するようになる。
【0046】
それ故、トランスミッションの熱は、防音カバーによどまずに、速やかに走行風により外気へ放熱され、トランスミッションの冷却性能の向上を図ることができる。しかも、トランスミッションの騒音は、カバー本体により遮られるから、トランスミッションの冷却性能と防音性との両立が図れる。
【0047】
請求項2、請求項4に係る発明によれば、上記効果に加え、簡単なベンチュリ構造で、走行風の風速を高めることができる。
【0048】
請求項3の発明によれば、上記効果に加え、吸音層に複数の孔を設けるといった簡単な構造で、防音性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るトランスミッションの防音カバーを、同カバーを搭載した車両と共に示す側面図。
【図2】同トランスミッションの防音カバーが取り付いている状態を示す斜視図。
【図3】(a)は、同防音カバーの外観を示す斜視図。
(b)は、その防音カバーの一部断面した斜視図。
【図4】図2中のA−A線に沿う平断面図。
【図5】(a)は、防音カバー内を流れる走行風の挙動を説明するための図。
(b)は、そのときの絞り部の頂部付近の走行風の風速分布を示す線図。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るトランスミッションの防音カバーの要部の構造を示す斜視図。
【図7】同防音カバーの孔付き吸音層の構造を説明するための分解斜視図。
【図8】同防音カバーにおける吸音性能、音圧エネルギーの減衰性能を説明するための図。
【図9】本発明の第3の実施形態に係るトランスミッションの防音カバーの要部の構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1…サイドフレーム
5…エンジン
6…トランスミッション
15…エンジン用の防音カバー
15a…カバー本体
16…遮音基板
20,22…吸音層
29a…頂部
29b…斜面
31…隙間
40…孔
S…絞り部。

Claims (4)

  1. トランスミッション外面との間に走行風が流れる隙間をあけてトランスミッションの周りを覆うように配設され、該トランスミッションからの騒音を遮るカバー本体と、前記カバー本体の内面から突き出して前記隙間を絞り、該隙間を流れる走行風の風速を高める絞り部とを具備し、前記絞り部は、前記トランスミッションと向き合う内面が前記トランスミッションの前後方向中間で最も接近する頂部を有し、かつ該頂部から走行風の流れ方向前後へ向かうにしたがい前記トランスミッションから遠ざかる斜面を有した山形形状に形成されてなることを特徴とするトランスミッションの防音カバー。
  2. 前記カバー本体は、前記トランスミッションの周りを覆うように配設された遮音基板と、前記遮音基板の内面に設けられ、前記トランスミッションと向き合う内面が前記トランスミッションの前後方向中間で最も接近する頂部を有し、かつ該頂部から走行風の流れ方向前後へ向かうにしたがい前記トランスミッションから遠ざかる斜面を有した山形形状に形成された吸音層とを有していることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッションの防音カバー。
  3. 前記山形形状の吸音層は、内部に全長が異なり、開口が前記隙間に臨む複数の孔を有して形成されることを特徴とする請求項2に記載のトランスミッションの防音カバー。
  4. 前記カバー本体は、前記トランスミッションの周りを覆うように配設され、前記トランスミッションと向き合う内面が前記トランスミッションの前後方向中間で最も接近する頂部を有し、かつ該頂部から走行風の流れ方向前後へ向かうにしたがい前記トランスミッションから遠ざかる斜面を有した山形形状に形成された遮音基板と、前記遮音基板の内面に設けられた吸音層とを有していることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッションの防音カバー。
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