JPH11351494A - 建設機械の防音装置 - Google Patents

建設機械の防音装置

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JPH11351494A
JPH11351494A JP18161298A JP18161298A JPH11351494A JP H11351494 A JPH11351494 A JP H11351494A JP 18161298 A JP18161298 A JP 18161298A JP 18161298 A JP18161298 A JP 18161298A JP H11351494 A JPH11351494 A JP H11351494A
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JP
Japan
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construction machine
soundproofing device
perforated plate
engine room
soundproofing
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JP18161298A
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Toshio Ibuki
敏夫 伊吹
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Komatsu Ltd
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通気抵抗を小さくでき、かつ、防音効果が優
れた建設機械の防音装置を提供する。 【解決手段】 建設機械のエンジンルーム11の周囲を
保護するカバーの開口部から放射される騒音を低減する
防音装置において、多数の通気孔21を有し、かつ、対
向した傾斜部H2,H4を繰り返し有する多孔プレート
22を、エンジンルーム11の前後、左右及び上下の内
少なくともいずれか一側に備える。対向した傾斜部H
2,H4は互いに傾斜角度及び傾斜長が等しい方が、あ
るいは、繰り返し1ピッチ長さLに対する傾斜部H2,
H4のピッチ方向長さL2,L4の合計値の比が40%
以上が好ましい。繰り返し1ピッチ当たりの傾斜に沿っ
た傾斜部長さが、平坦部長さよりも長い方がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の防音装
置、特には建設機械のエンジンルームの周囲騒音低減と
保護機能向上が図れる建設機械の防音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械のエンジンルームの前
方、左右及び上下の外周部には保護カバーが装着されて
おり、外部の岩石や土砂、雨水等からエンジン及びその
周辺機器を保護している。これらの保護カバーはエンジ
ンルーム内で発生する騒音が周囲に漏れるのを防止する
機能も有しており、従来からこのための数多くの防音装
置が提案されている。
【0003】例えば、特開平6−144022号公報に
は、エンジンルームの保護カバーの通気用開口部に吸音
材付きの複数の吸音ブレードを設置した防音装置が開示
されている。また、実開平6−1767号公報には、エ
ンジンルームの前面の空気取入口に備える空気取入装置
が開示されており、図13及び図14は、それぞれこの
空気取入装置の正面図及び図13のB−B矢視に沿う縦
断面図を示している。同図において、ラジエータの前方
に設けられた、実質的に鉛直なカバー41には空気取入
口42が穿設され、この空気取入口42には多数の貫通
穴44を有する多孔板43が設置されている。これらの
各多孔板43は互いに上下に小間隔D0を隔て、かつ、
後方に行くに従って上方に向かうように小角度α0傾斜
し、互いに平行に伸び、その下端はカバー41の後面に
固定されている。上記構成により、空気中に含まれる土
砂や塵埃は多孔板43を越えて侵入することはなく、空
気の一部が多孔板43の多数の貫通穴44を通るので空
気の流過抵抗が増大することはない。また、ラジエータ
ファン等の騒音が多孔板43を越えて外部に出るのを抑
制できるととともに多孔板43の貫通穴44同志が干渉
するので、外部に出る騒音を低減できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では次のような問題が発生する。 (1)前記特開平6−144022号公報に開示された
防音装置では、吸音材付きの吸音ブレードを通気用開口
部に設置しているので、通気開口面積が大きく取れず、
エンジンルーム内の冷却能力を大きくできない。また、
構造が複雑となり、コスト的にも高価になる。 (2)前記実開平6−1767号公報に開示された空気
取入装置では、各多孔板43間の狭い空間や、複数の多
孔板43の貫通穴44を多重に経由して通気を行わなけ
ればならないので、通気抵抗が高くなり、よって効率的
な空気取入れができない。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、通気抵抗を小さくでき、かつ、防音効果
が優れた建設機械の防音装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、建設機
械のエンジンルーム11の周囲を保護するカバーの空気
取入れ又は空気取出しのための開口部から放射される騒
音を低減する建設機械の防音装置において、多数の通気
孔21を有し、かつ、対向した傾斜部H2,H4を繰り
返し有する多孔プレート22を、エンジンルーム11の
前後、左右及び上下の内少なくともいずれか一側に備え
た構成としている。
【0007】請求項1に記載の発明によると、多数の通
気孔を有する多孔プレートに、対向した傾斜部を繰り返
して設けているので、エンジンルーム内で発生した騒音
の音波がこの対向する傾斜部で反射して互いに干渉し、
打ち消し合う。これによって、周囲騒音レベルを低減す
ることができる。また、多孔プレートは、複数の傾斜部
により波状に形成されるので、多孔プレートの表面積が
増え、平面プレートよりも数多く通気孔を設けることが
でき、よって、平面プレートに対して通気抵抗が小さく
なる。また、多孔プレート1枚のみの通気孔を通過する
だけなので、従来よりはさらに通気抵抗が小さくなり、
したがって通気量を増加させることができる。さらに、
傾斜部の繰り返しにより、多孔プレートの強度が強くな
り、岩石等がぶつかったときの損傷が少なく、エンジン
ルームを保護する機能が向上する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
建設機械の防音装置において、前記対向した傾斜部H
2,H4は互いに傾斜角度及び傾斜長が等しい構成とな
っている。
【0009】請求項2に記載の発明によると、対向した
傾斜部の傾斜角度及び傾斜長さを互いに等しくしたの
で、両方の面で反射した騒音の音波が互いに干渉し合っ
て打ち消し合う確率が高くなり、よって優れた防音低減
効果が得られる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
建設機械の防音装置において、前記傾斜部H2,H4の
繰り返し1ピッチ長さLに対する傾斜部H2,H4のピ
ッチ方向長さL2,L4の合計値の比が40%以上であ
る構成としている。
【0011】請求項3に記載の発明によると、傾斜部の
繰り返し1ピッチ長さに対して傾斜部のピッチ方向長さ
が長い方が、騒音を反射して干渉させる確率が高くな
り、これにより騒音低減量が多くなる。本出願人は、繰
り返し1ピッチ長さに対する傾斜部のピッチ方向長さの
比が40%以上のときに、充分な騒音低減効果を得てい
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
建設機械の防音装置において、前記傾斜部H2,H4の
繰り返し1ピッチ当たりの傾斜に沿った傾斜部長さが、
平坦部長さよりも長い構成としている。
【0013】請求項4に記載の発明によると、傾斜部の
繰り返し1ピッチ当たりの傾斜に沿った傾斜部長さが平
坦部長さよりも長い方が、騒音の音波を反射して干渉さ
せる確率が高くなり、これにより騒音低減量が多くな
る。この結果、大きな騒音低減効果が得られる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1記載の
建設機械の防音装置において、前記多孔プレート22を
開閉自在又は着脱自在に取り付けた構成としている。
【0015】請求項5に記載の発明によると、防音装置
の多孔プレートを開閉自在又は着脱自在に取り付けるの
で、エンジンルームの保守が容易に行える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態に係わ
る建設機械の防音装置について、図面を参照して詳細に
説明する。なおここでは、建設機械の好適な一例として
ブルドーザを用いて説明する。図1は、例機とするブル
ドーザの側面図である。ブルドーザ10は、車体17の
左右下部に走行自在に装着された1対のクローラ装置1
8,18と、車体前方に配設された押土用のブレード1
9を備えている。また、車体17の後部には運転室16
が、前部にはエンジンルーム11が設けられている。
【0017】エンジンルーム11は、エンジン及びラジ
エータ(詳細は後述する)の前方に位置する前部カバー
12と、上方の上部カバー13と、左右のサイドカバー
14,14と、下方の下部カバー15とにより周囲を囲
まれている。また、これらの各カバーはそれぞれ空気の
取入れ口又は取出し口として開口部を有しており、この
開口部の内側近傍には複数の通気孔21を有し、かつ、
エンジン等の騒音を防音する防音装置が設けられてい
る。
【0018】図2及び図3は、それぞれエンジンルーム
11の概略断面を表す側面断面図及び正面断面図であ
り、各カバーの開口部近傍に設けられた上記防音装置の
配置を表している。同図において、エンジン1の前方に
ラジエータ2が配設されており、このラジエータ2と前
部カバー12との間には多数の通気孔21を有する防音
装置20Aが取り付けられている。前部カバー12は前
後方向に貫通した所定面積の開口部12aを所定数(本
実施形態では、上下2個所)有しており、車両前方から
の空気はこの開口部12aと防音装置20Aを経由して
ラジエータ2及びエンジン1に送風されるようになって
いる。また、上部カバー13は上下方向に貫通した所定
面積の開口部13aを所定数有しており、上部カバー1
3の内側で、かつ、この開口部13a近傍に防音装置2
0Bが取り付けられている。なお、開口部13aは例え
ばスリット状に複数形成されており、また雨水等が直接
内部に侵入しないようにルーバーが設けられる。
【0019】さらに、左右のサイドカバー14,14は
それぞれ、左右方向に貫通した所定面積の開口部14a
を所定数(本実施形態では1個、図1参照)有してお
り、サイドカバー14,14の内側で、かつ、開口部1
4aの近傍にはそれぞれ防音装置20C,20Cが取り
付けられている。また、同様にして、下部カバー15に
設けられ、かつ、上下方向に貫通した開口部15aの近
傍には、防音装置20Dが取り付けられている。
【0020】これらの防音装置20A,20B,20
C,20Dは、それぞれ同じような構成となっているの
で、以下では防音装置20Aを例にあげて具体的に説明
する。図4,5,6は防音装置20Aの正面図、側面図
及び平面図である。これらの図において、防音装置20
Aは多数の通気孔21を有する多孔プレート22と、こ
の多孔プレート22の外枠を形成する枠部材23,2
3,24,25とを備えている。本実施形態において
は、多孔プレート22は、平板プレートに所定径(例え
ば、本実施形態では約27.5mm)の孔を所定間隔で縦
横に配列して開口させたパンチングプレートが、側面視
で山部H1と谷部H3と両者の中間の傾斜部H2,H4
とを所定ピッチで繰り返し有する略波状に形成されてい
る。本実施形態では、多孔プレート22の山部H1、谷
部H3及び傾斜部H2,H4はそれぞれ所定方向(建設
機械10の左右方向)に対して平行に形成されている。
【0021】この多孔プレート22の山部H1及び谷部
H3の稜線方向(ここでは、建設機械10の左右方向)
両側端部に、断面L字状部材からなる枠部材23,23
の一方の外面が前記稜線に対して垂直に固設されてい
る。このとき、枠部材23,23の他方の外面には貫通
する多数の通気孔21が同様に設けられていて、この通
気孔21が前後方向を向くように、すなわち空気の通気
方向に向くように、枠部材23,23が固設される。そ
して、左右いずれか一方の枠部材23の前記外面の長手
方向両端部にはブラケット26,26が取り付けられて
おり、このブラケット26,26にはそれぞれ枠部材2
3の長手方向に平行な軸心を有するピン27,27が所
定方向に(防音装置20Aでは下方に)突出して固設さ
れている。さらに、両枠部材23,23間の上部及び下
部にはそれぞれ枠部材24,25が固設されている。
【0022】なお、前部カバー12近傍の車体側に設け
られたヒンジ部材(図示せず)の有する上下方向の貫通
孔に前記ピン27,27を挿入して防音装置20Aを装
着することにより、この防音装置20Aを水平方向に開
閉自在としている。なお、防音装置20Aは例えばねじ
等により着脱自在に取り付けてもよい。
【0023】ここで、多孔プレート22の山部H1及び
谷部H3は略平行で、かつ、多孔プレート22全体で実
質的に形成する平面に対して平行にしている。また、両
傾斜部H2,H4は山部H1又は谷部H3を中心にして
互いに対称となっており、すなわち、山部H1又は谷部
H3に対するその傾斜角度θ1,θ2、及び、傾斜部H
2,H4の繰り返しピッチ方向の傾斜長L2,L4は等
しい。
【0024】つぎに、以上の構成による作用を説明す
る。図7は、略波状の多孔プレート22による防音作用
の説明図である。エンジンルーム11内で発生した騒音
の音波は多孔プレート22に到達し、その一部は通気孔
21が開いてない面で反射する。このとき、多孔プレー
ト22の対向する傾斜部H2,H4で反射した騒音の音
波は互いに干渉して打ち消し合い、騒音レベルが低減し
て通気孔21から外側のカバーの開口部を経由して外部
に放射される。そして、傾斜部H2,H4の繰り返し1
ピッチ当たりの傾斜に沿った傾斜部長さS2,S4の合
計値を、平坦部(つまり、山部H1及び谷部H3)の長
さよりも長くしているので、音波が反射して干渉するこ
とにより騒音が低減する可能性が大きくなる。
【0025】図8に本出願人が実機により実測した騒音
レベルの例を示しており、同図において、横軸は周波数
を、縦軸は騒音レベルを表す。ここでは、ある機種のブ
ルドーザのエンジン1を無負荷で(つまり、作業してな
い状態で)所定回転数で回転させたとき、ブルドーザ前
部から前方に所定距離離れた位置で計測している。ま
た、比較のために、本発明に係わる前記略波状の多孔プ
レート22を用いた防音装置(図中、データD1で表
す)と、単に平面プレートに多数の通気孔21を上記多
孔プレート22と同一の径及び間隔で設けた平面多孔プ
レート(図示せず)を用いた防音装置(図中、データD
2で表す)とにより測定した。
【0026】同図によると、低周波域(0〜1KHz近
傍)を除いて略全域にわたって、略波状の前記多孔プレ
ート22を用いた方が前記平面多孔プレートを用いるよ
りも騒音レベルが小さくなっており、明らかに低減効果
があることが確認される。そして、図4で示したごと
く、多孔プレート22の繰り返し1ピッチ長さLに対す
る、傾斜部H2,H4のピッチ方向長さL2,L4の合
計値の比が約40%以上となっているとき、傾斜部H
2,H4で騒音の音波が反射する可能性が高くなり、大
きな騒音レベル低減効果が得られることが確認された。
【0027】他の防音装置20B,20C,20Dにつ
いても構成は同様であり、すなわち、略波状の多孔プレ
ート22と、枠部材23,23,24,25と同様に、
所定形状の枠を形成する枠部材とを備えている。そし
て、これにより前記防音装置20Aと同様の作用及び効
果が得られるのは言うまでもない。
【0028】また、防音装置20Aを前部カバー12の
開口部近傍に設けた例を示したが、例えば図9に示すよ
うに、前部カバー12を用いずに、本多孔プレート22
を備えた防音装置20A自体を保護カバーとして装着す
るようにしてもよい。略波形状の多孔プレート22によ
り、外部からの岩石等の衝突に対して充分な強度が得ら
れるので、ラジエータ2前方の保護カバーの構造が簡単
化される。
【0029】なお、これまでの説明においては、多孔プ
レート22の形状を、山部H1、谷部H3及び傾斜部H
2,H4を有する略波状としたが、本発明はこの形状に
限定するものではない。すなわち、傾斜方向が逆で、か
つ、傾斜角の大きさが略等しい、対向する傾斜部を繰り
返し有する形状であればよく、例えば、図10に示すよ
うな正弦波状、あるいは図11に示すような三角波状、
また、図12に示すような滑らかな対称曲線を繰り返し
有する波状であってもよい。
【0030】また、波状の多孔プレート22の稜線方向
が実質的な平面内で左右方向になるようにしているが、
本発明はこれに限定されず、例えば上下方向でもよい。
上下方向にすると、土砂等が多孔プレート22の傾斜部
H2,H4上に堆積し難くなるので、土砂による通気性
低下を防止できる。さらに、吸音材等を用いてないの
で、吸音材の内部に泥水等が詰まったりして吸音性が低
下するということがなくなり、長期間良好な防音効果を
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる防音装置が用いられる建設機械
の例機としてのブルドーザの側面図である。
【図2】本発明に係わる防音装置の配置を表す概略側面
断面図である。
【図3】本発明に係わる防音装置の配置を表す概略正面
断面図である。
【図4】本発明に係わるエンジン前方の防音装置の正面
図である。
【図5】本発明に係わるエンジン前方の防音装置の側面
図である。
【図6】本発明に係わるエンジン前方の防音装置の平面
図である。
【図7】防音作用の説明図である。
【図8】実測した騒音レベルの例を示す。
【図9】本発明に係わるエンジン前方の防音装置の他の
実施形態を表す図である。
【図10】本発明に係わる多孔プレートの波形状の他例
を表す。
【図11】本発明に係わる多孔プレートの波形状の他例
を表す。
【図12】本発明に係わる多孔プレートの波形状の他例
を表す。
【図13】従来技術に係わる空気取入装置(防音装置)
の正面図である。
【図14】図13のB―B矢視に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
1…エンジン、2…ラジエータ、10…建設機械、11
…エンジンルーム、12…前部カバー、13…上部カバ
ー、14…サイドカバー、15…下部カバー、20A,
20B,20C,20D…防音装置、21…通気孔、2
2…多孔プレート、H1…山部、H2,H4…傾斜部、
H3…谷部、L2,L4…傾斜長、S2,S4…傾斜部
長さ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のエンジンルーム(11)の周囲を
    保護するカバーの空気取入れ又は空気取出しのための開
    口部から放射される騒音を低減する建設機械の防音装置
    において、 多数の通気孔(21)を有し、かつ、対向した
    傾斜部(H2,H4) を繰り返し有する多孔プレート(22)を、
    エンジンルーム(11)の前後、左右及び上下の内少なくと
    もいずれか一側に備えたことを特徴とする建設機械の防
    音装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設機械の防音装置にお
    いて、 前記対向した傾斜部(H2,H4) は、互いに傾斜角度及び傾
    斜長が等しいことを特徴とする建設機械の防音装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建設機械の防音装置にお
    いて、 前記傾斜部(H2,H4) の繰り返し1ピッチ長さ(L) に対す
    る傾斜部(H2,H4) のピッチ方向長さ(L2,L4) の合計値の
    比が40%以上であることを特徴とする建設機械の防音
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の建設機械の防音装置にお
    いて、 前記傾斜部(H2,H4) の繰り返し1ピッチ当たりの傾斜に
    沿った傾斜部長さが、平坦部長さよりも長いことを特徴
    とする建設機械の防音装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の建設機械の防音装置にお
    いて、 前記多孔プレート(22)を開閉自在又は着脱自在に取り付
    けたことを特徴とする建設機械の防音装置。
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