JP2010090631A - 作業機械 - Google Patents

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Norikazu Toyama
憲和 遠山
伸也 ▲高▼瀬
Shinya Takase
Yuichiro Kanekawa
雄一郎 金川
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Abstract

【課題】エンジン室の内外を通気する機体の側面に多孔板によって形成された通気開口を通しての冷却風の吸入あるいは排出を、作業機械の走行時においても良好にした作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械(2)の、エンジン室(14)の内外を通気する機体の側面に形成された通気開口(18)が、波板状に成形した多孔板(22)によって形成され、波状の稜線(H)が作業機械(2)の走行方向(FR)と直交する方向に配設されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、作業機械、さらに詳しくは、ホイールローダのような作業機械のエンジン室の通気開口に関する。
作業機械のエンジン室には、冷却風を吸入あるいは排出するための通気開口が備えられている。この通気開口は、平板に多数の孔を開けた多孔板によって形成するのが、強度を備え、外観を良好にし、また容易に製作できるので、好都合である(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−21565号公報(図2)
しかしながら、上述したとおりの形態の作業機械の通気開口には、次のとおりの解決すべき課題がある。
すなわち、多孔板によって形成したエンジン室の通気開口を機体の側面に備える場合、ホイールローダのような特に走行の多い作業機械においては、走行による機体に沿った空気の流れが通気開口の多孔板と実質上平行になるので、通気開口を通して冷却風が吸入あるいは排出されにくい。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、エンジン室の内外を通気する機体の側面に多孔板によって形成された通気開口を通しての冷却風の吸入あるいは排出を、作業機械の走行時においても良好にすることができる、作業機械を提供することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決する作業機械として、エンジン室の内外を通気する機体の側面に形成された通気開口が、波板状に成形した多孔板によって形成され、波状の稜線が作業機械の走行方向と直交する方向に配設されている、ことを特徴とする作業機械が提供される。
本発明に従って構成された作業機械は、エンジン室の内外を通気する機体の側面に形成された通気開口が、波板状に成形した多孔板によって形成され、波状の稜線が作業機械の走行方向と直交する方向に配設されている。したがって、波板状の多孔板は、板面が走行時の機体に沿った空気の流れに対して平行でないので、通気開口の多孔板を通しての冷却風の吸入あるいは排出を、走行時においても良好にすることができる。
以下、本発明に従って構成された作業機械について、代表的な作業機械であるホイールローダにおける好適実施形態を図示している添付図面を参照してさらに詳細に説明する。
図1を参照して説明する。ホイールローダ2は、前車輪4を取付けた前車体6と、後車輪8を取付けた後車体10を備え、前車体6と後車体10は鉛直軸線Zを中心に屈折操向を自在に連結されている。前車体6にはバケット11を有した作業装置12が備えられ、後車体10にはエンジン室14および運転室16が備えられている。ホイールローダ2は矢印F(前進)R(後進)で示す走行方向に走行し作業を遂行する。
図1とともに図2を参照して説明する。エンジン室14には、エンジン(図示していない)が走行方向FRに対して直角の方向(図1の紙面に直角の方向)に配設され、機体であるエンジン室14の前進F方向左側面に、エンジン室14の内外を通気する通気開口18が形成されている。この実施例においては、エンジン室14内のファンによって、通気開口18を通して外気がエンジン室14内に吸入され、ラジエータ、エンジンなどを冷却して、エンジン室14の上面のルーバーを備えた開口20を通して排出される。
通気開口18について図3を参照して説明する。通気開口18は、多孔板22を波板状に成形して形成され、波状の稜線Hがホイールローダ2(図1)の走行方向FRと直交する鉛直方向に配設されている。この通気開口18は、エンジン室14に取付けられた開閉自在なドア24に備えられている。
ドア24は、鋼板製の部材を溶接して形成され、上下一対の平行に位置付けた帯板24a、24bと、帯板24a、24bの走行前進F側を連結する曲げ部を有し前進F側に延びた三角形板24cと、走行後進R側を連結する曲げ部を有し後進R側に延びたL型断面柱24dと、これらによって形成された矩形の枠内に位置した多孔板22を備えている。帯板24a、24bの帯幅の一側と、三角形板24cの前進F側に延びた部分およびL型断面柱24dの後進R側に延びた部分は、ドア24が取付けられるエンジン室14の側面と同一面に設定されている。
多孔板22は波板状に略90°の角度で折り曲げられている。多孔板22の、孔の大きさ、孔の配列、板厚等は、エンジン室14に要求される、通気風量、構造物としての強度などに基づいて設定される。
ドア24は、L型断面柱24dの後進R側に延びた部分が上下一対のヒンジ24eによってエンジン室14に開閉自在(矢印Y)に取付けられている。三角形板24cの前進F側に延びた部分には、ドア24をエンジン室14に開閉自在に固定するラッチ24fが備えられている。
図1とともに図4、主として図4を参照して、通気開口18における空気の流れについて説明する。エンジン室14には室内のファン26により、通気開口18を通して外気がエンジン室14内に吸入され、冷却風W3としてラジエータ28を通されエンジン室14内に冷却風W4として流される。この際、ホイールローダ2が前進F方向に走行している場合には、走行による空気の流れW1は、通気開口18の、稜線Hが走行方向Fと直交する波板状に形成された多孔板22によって、矢印W2で示すようにエンジン室14内に導かれ取り入れられる。
上述したとおりの通気開口18を備えた作業機械2の作用効果について説明する。
作業機械2のエンジン室14の内外を通気する、機体であるエンジン室14の側面に形成された通気開口18は、波板状に成形した多孔板22によって形成され、波状の稜線Hが作業機械2の走行方向FRと直交する方向に配設されている。したがって、波板状の多孔板22は、板面が走行時の機体に沿った空気の流れに対して平行でなく角度を有しているので、通気開口18の多孔板22を通しての空気の吸入あるいは排出を、走行時においても良好にすることができる。
さらに、通気開口18の多孔板22を波板状にしたので、作業機械2が降雪地で連続走行する場合には、雪が波板の片側のみに付着するので、通気開口18を通した空気の流入路を確保することができる。
なお、上記の実施の形態においては、通気開口18を通してエンジン室14内に外気を吸入する例を示したが、波板状に成形した多孔板22の通気開口18は、エンジン室14内の空気をファン26により通気開口18を通して外に排気する場合においても有効に機能する。
本発明に従って構成された作業機械の側面図。 図1の作業機械のエンジン室の部分を矢印A方向から見た拡大斜視図。 図1に示す作業機械の通気開口の部分の拡大詳細図。 本発明に係る通気開口の作用説明図。
符号の説明
2:ホイールローダ(作業機械)
14:エンジン室(機体)
18:通気開口
22:多孔板
H:稜線
FR:走行方向

Claims (1)

  1. エンジン室の内外を通気する機体の側面に形成された通気開口が、
    波板状に成形した多孔板によって形成され、波状の稜線が作業機械の走行方向と直交する方向に配設されている、
    ことを特徴とする作業機械。
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