JPH046384Y2 - - Google Patents

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JPH046384Y2
JPH046384Y2 JP1985111777U JP11177785U JPH046384Y2 JP H046384 Y2 JPH046384 Y2 JP H046384Y2 JP 1985111777 U JP1985111777 U JP 1985111777U JP 11177785 U JP11177785 U JP 11177785U JP H046384 Y2 JPH046384 Y2 JP H046384Y2
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JP
Japan
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noise
power transmission
control means
prevention device
exhaust system
Prior art date
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JP1985111777U
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JPS6219458U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車の騒音防止装置に係り、特
に、エンジンからの動力伝達系あるいは排気系を
発生源とする騒音が自動車の車体の側方から拡散
することを防止した騒音防止装置に関する。
(従来の技術) 従来の自動車の騒音防止装置としては、例え
ば、ニツサンサービス周報第506号(日産自動車
株式会社 昭和59年6月発行)の第−2頁に記
載されたようなものが知られている。この騒音防
止装置は、トランスミツシヨンの側方を覆うサイ
ドカバーを車体に取り付け、このサイドカバーに
よりトランスミツシヨンで発生する騒音を遮断し
て騒音が車体の側方から発散することを防止す
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の自動車の騒音
防止装置にあつては、単に平板状の部材から成る
サイドカバーをトランスミツシヨンの側方で鉛直
下方に垂下させる構成に過ぎないため、騒音を完
全に遮断することは不可能であるという問題点が
あつた。一方、騒音を完全に遮断するには、トラ
ンスミツシヨンの周囲を完全に覆うことも考えら
れるが、エンジン等の冷却風の通風がサイドカバ
ーにより阻害されて熱気がこもるという問題点が
生じ、また、サイドカバーが路面と干渉すること
を防止するため地上高を大きな値に設定しなけれ
ばならないという問題点が生じる。
(問題点を解決するための手段) この考案にかかる自動車の騒音防止装置は、上
記問題点を鑑みてなされたもので、自動車の車体
に長さが異なる複数の中空管路を組み合せて成る
音域制御手段を設け、該音域制御手段により少な
くとも動力伝達系、駆動車輪、排気系のそれぞれ
車幅方向側部を覆つたことを特徴としている。
(作用) この考案にかかる自動車の騒音防止装置によれ
ば、動力伝達系あるいは排気系で発生して車体の
側へ発散する騒音を音域制御手段により車体周囲
に影響を及ぼすことの無い方向へ収束させて距離
滅衰させるため、自動車の騒音が外部に与える影
響を少なくできる。
また、この騒音規制手段は、通風が可能な中空
管路を組み合わせて成るため、エンジン等の冷却
を阻害することも無い。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図から第4図は、この考案にかかる自動車
の騒音防止装置の一実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は正面図、第3図は平面図、第4図は
音響レンズ(音域制御手段)の断面図である。
まず、構成を説明すると、11はキヤブ(車
体)、12は荷台(車体)であり、これらキヤブ
11および荷台12は前後方向に平行に延在する
一対のフレーム13上に支持されている。キヤブ
11および荷台12の下方には、周知のエンジ
ン、トランスミツシヨン16、プロペラシヤフ
ト、デイフアレンシヤルおよびアクスル等の動力
伝達系が配設され、また、マフラ17および排気
管等の排気系が配設されている。周知のように動
力伝達系は、エンジンの動力を駆動車輪である後
輪15へ伝達し、排気系はエンジンの排気を排出
する。
荷台12の車幅方向の両側部には、それぞれ、
車両前後方向に延在して荷台12の下縁から鉛直
方向へ垂下する音響レンズ(音域制御手段)14
が設けられている。これら音響レンズ14は、そ
れぞれが荷台12の長さと等しい全長を有し、前
記動力伝達系および排気系の車幅方向の側部を覆
つている。これらの音響レンズ14は、第4図に
示すように、長さが連続的に変化して管路長差を
有する多数の中空管路14aを重ね合わせて成
り、第2図中の一点鎖線でしめすように、動力伝
達系および排気系が発する騒音を収束して伝播方
向を路面側に指向させる。20は前輪である。
次に、作用を説明する。
このような自動車の騒音防止装置は、動力伝達
系あるいは排気系から発生する騒音を音響レンズ
14によつて車外の人の耳より下方に路面に向け
て収束させるため、自動車の周囲の人の耳に直接
に騒音が伝わることも無く、その車外における騒
音の影響を小さくすることができる。
また、この騒音防止装置によれば、音響レンズ
14は多数の中空管路14aを重ね合わせて成り
通風性を有するため、トランスミツシヨンの付近
を通過する風を阻げることはなく、エンジン等の
冷却が阻害されることも無くなる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案にかかる自動車
の騒音防止装置によれば、自動車の側部に設けた
音域制御手段で動力伝達系あるいは排気系から発
生する騒音を車外の人に影響を及ぼすことの無い
方向に収束させて滅衰させるため、動力伝達系あ
るいは排気系の機器の近傍を通過する空気の流れ
を阻げること無く車外への騒音の影響を小さくで
き、動力伝達系あるいは排気系の機器付近に熱気
がこもることも無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図はこの考案にかかる自動車の
騒音防止装置の一実施例を示す図でり、第1図は
側面図、第2図は正面図、第3図は平面図、第4
図は音響レンズ(音域制御手段)の断面図であ
る。 11……キヤブ(車体)、12……荷台(車
体)、13……フレーム、14……音響レンズ
(音域制御手段)、14a……中空管路、15……
後輪(駆動車輪)、16……トランスミツシヨン
(動力伝達系)、17……マフラ(排気系)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の車体に長さが異なる複数の中空管路を
    組み合せて成る音域制御手段を垂設し、該音域制
    御手段により少なくとも動力伝達系、駆動車輪、
    排気系のそれぞれ車幅方向側部を覆つたことを特
    徴とする自動車の騒音防止装置。
JP1985111777U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH046384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985111777U JPH046384Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985111777U JPH046384Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6219458U JPS6219458U (ja) 1987-02-05
JPH046384Y2 true JPH046384Y2 (ja) 1992-02-21

Family

ID=30992018

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JP1985111777U Expired JPH046384Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235837U (ja) * 1988-09-01 1990-03-08

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647017A (en) * 1979-09-27 1981-04-28 Adamando Kogyo Kk Connector for optical fiber

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JPS5647017A (en) * 1979-09-27 1981-04-28 Adamando Kogyo Kk Connector for optical fiber

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JPS6219458U (ja) 1987-02-05

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