JPH0350272Y2 - - Google Patents

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JPH0350272Y2
JPH0350272Y2 JP4852385U JP4852385U JPH0350272Y2 JP H0350272 Y2 JPH0350272 Y2 JP H0350272Y2 JP 4852385 U JP4852385 U JP 4852385U JP 4852385 U JP4852385 U JP 4852385U JP H0350272 Y2 JPH0350272 Y2 JP H0350272Y2
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JP
Japan
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engine
noise
vehicle
crankcase
oil pan
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JP4852385U
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English (en)
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JPS61164440U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両特に自動車用エンジンの騒音防
止構造に関するものである。
自動車等の騒音を低減するために、重要な音源
の一つとなつているエンジンの騒音を減少する目
的で、そのクランクケース又はシリンダブロツク
とオイルパンとの間にゴム製のガスケツトを介装
して、通常薄鋼板で作られていて振動しやすいの
膜振動を防止することが既に提案されており、又
エンジンの騒音が車体の下側方に放散されて有力
な車外騒音源となることを防止するために、エン
ジンのオイルパン下方に騒音遮蔽用のアンダカバ
ーを装着することも、既に実施されている。しか
し、上記従来の構成では、オイルパンの装着構造
とアンダカバーとが、全く独立しているために、
最終的に構造複雑かつ高価となる不具合があつ
た。
本考案は、上記に鑑み創案されためので、エン
ジンのクランクケース下端面に、ゴム製のガスケ
ツトを介してオイルパンを装着すると共に、上記
ガスケツトを車巾方向に延長してその端部を車体
フレームに固着することにより、上記クランクケ
ースの側下方を遮蔽するように構成したことを特
徴とする車両用エンジンの騒音防止構造を要旨と
するものである。
以下本考案の実施例を添付図面について具体的
に説明する。図中符号10はトラツクのデイゼル
エンジンを概念的に示し、同エンジン10は図示
しないマウント装置により車体フレーム12上に
装架されている。エンジン10のクランクケース
(又はシリンダブロツク)14と、同クランクケ
ースの下端面に装着される薄鋼板製のオイルパン
16との間には、ゴム製のガスケツト18が介装
され、同ガスケツトはエンジンの両側に延び、そ
の車巾方向の両端縁18′を上記車体フレーム1
2にボルト等の締付具によつて固着されている。
なお、図中20はエンジン10の前面に設けた冷
却フアンである。
上記構成によれば、クランクケース14とオイ
ルパン16との間に介装されたゴム製のガスケツ
ト18によつて、クランクケース14からオイル
パン16への振動の伝達が効果的に抑制されるの
で、オイルパン16の膜振動による騒音を有効に
抑止することができる。又ガスケツト18が車巾
方向に延長され、その両端縁18′を車体フレー
ム12に固着することによつて、エンジン10の
下側方の遮蔽が同時に行なわれるので、車体フレ
ーム12の下側から放散される騒音の効果的に遮
蔽することができるのである。(勿論、図示され
てはいないが、エンジン10の側方及び上方に
は、例えばキヤブオーバ型トラツク、バン等の場
合、適宜の吸音材を添装したキヤブフロア及び同
フロアから垂設された囲壁等適宜の防音構造が通
常設けられるが、これらは本考案には直接関係な
いので、詳細な説明は省略する。)そして従来の
エンジン10下側方の防音囲壁は、図中2点鎖線
22で示したように、通常適宜の遮音及び(又
は)吸音材を添装した独立のアンダカバーを車体
フレーム12間に架設して構成されているが、こ
れと較べれば、上記本考案の構造は、構成簡単で
部品点数も少なくかつ軽量であり、又エンジン1
0と車体フレーム12との間の相対変位に応じ柔
軟に追従して、従来のアンダカバーでは時折発生
するきしみ音を発生することもない等の利点があ
る。
叙上のように、本考案に係る車両用エンジンの
騒音防止構造は、エンジンのクランクケース下端
面に、ゴム製のガスケツトを介してオイルパンを
装着すると共に、上記ガスケツトを車巾方向に延
長してその端部を車体フレームに固着することに
より、上記クランクケースの側下方を遮蔽するよ
うに構成したことを特徴とし、構造簡単で部品点
数が少なく、かつ軽量でしかも防音性能が優れた
エンジン下側方の騒音防止構造を安価に提供する
ことができるので、実用上有益である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示す正面図であ
る。 10……エンジン、16……オイルパン、12
……車体フレーム、18……ガスケツト、14…
…クランクケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンのクランクケース下端面に、ゴム製の
    ガスケツトを介してオイルパンを装着すると共
    に、上記ガスケツトを車巾方向に延長してその端
    部を車体フレームに固着することにより、上記ク
    ランクケースの側下方を遮蔽するように構成した
    ことを特徴とする車両用エンジンの騒音防止構
    造。
JP4852385U 1985-04-01 1985-04-01 Expired JPH0350272Y2 (ja)

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JP4852385U JPH0350272Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JP4852385U JPH0350272Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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Publication Number Publication Date
JPS61164440U JPS61164440U (ja) 1986-10-13
JPH0350272Y2 true JPH0350272Y2 (ja) 1991-10-28

Family

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JPS61164440U (ja) 1986-10-13

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