JP3287169B2 - 車両用4サイクルエンジンのオイル冷却構造 - Google Patents

車両用4サイクルエンジンのオイル冷却構造

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JP3287169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用4サイクルエン
ジンのオイル冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】4サイクルエンジンにおけるカムシャフ
トの駆動方式としては、クランクシャフトおよびカムシ
ャフトのスプロケットにチェーンを巻掛けるチェーン方
式や、主に四輪車に採用されるベルト方式などがある。
【0003】前記チェーン方式による従来の車両用4サ
イクルエンジンを図5〜図8を参照して説明する。エン
ジンbは、図5に示すように、自動二輪車aに搭載され
たものであり、前輪dと後輪eとの間に配置され、図6
(a)および同(b)に示すようにシリンダーヘッドc
が前方かつ略水平方向に前傾している。シリンダーfの
左側壁f1には、図7に示すように、カムチェーンの通
るカムチェーントンネルgが設けられている。また、シ
リンダーfには、多数のフィンf2が一体形成されてお
り、このフィンf2によりシリンダーf内の熱を効率的
に走行風に逃がすようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カムチ
ェーントンネルgがシリンダーf内部に形成された空洞
であるため、前記従来の4サイクルエンジンaは、シリ
ンダーfのカムチェーントンネルg側では熱が外気に奪
われにくい構造となっている。そのため、シリンダーf
の温度分布が一様でなくなり、シリンダーfが熱変形し
てピストンとの間のクリアランスが均一でなくなる恐れ
がある。特に、図5に示したビジネスタイプの自動二輪
車aにおいては、図8に示すようにシリンダーfの左右
両側にフレームカバー(レッグシールド)iがあるた
め、シリンダーfの左右両側で走行風の抜けが悪く、カ
ムチェーントンネルg側が冷却されにくい。
【0005】なお、この問題は、カムチェーンを備えた
4サイクルエンジンに限られるものではなく、シリンダ
ーの側壁内部にトンネル部を備えたものであれば、ベル
ト駆動方式を採用したものなど他の4サイクルエンジン
においても変わりなく生じ得る。
【0006】そこで、従来から、図7に示すように、シ
リンダーfの左側壁f1とエンジンケースhとをオイル
パイプjで連結し、エンジンケースh内のオイルをカム
チェーントンネルgの内面g1(シリンダー内周壁の裏
面)に噴射してシリンダーfのカムチェーントンネルg
側を冷却する方法を採用する場合があるが、より低温の
オイルでカムチェーントンネルgを冷却する構造が強く
要望されている。
【0007】本発明は、カムチェーン等の伝動手段の通
るトンネル部内をオイルによって冷却するようにした車
両用4サイクルエンジンにおいて、シリンダーのトンネ
ル部側をより一層効率的に冷却し、シリンダーの局部的
な熱変形を防止するオイル冷却構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。請求項1の発明
は、シリンダーヘッドを前方かつ略水平方向に向けた車
両用4サイクルエンジンであって、シリンダーの側壁内
部には、カムシャフトに動力を伝達する伝動手段の通る
トンネル部が形成されると共に、前記側壁には、オイル
パイプが接続され、該オイルパイプを介して前記トンネ
ル部内にオイルを送り、前記トンネル部の内面をオイル
で冷却するようにしたものにおいて、前記オイルパイプ
は、エンジン上面側を通って配管されると共に、前記オ
イルパイプにおけるエンジン上面側を通る部分には、冷
却フィンが設けられたことを特徴とする車両用4サイク
ルエンジンのオイル冷却構造である。
【0009】請求項2の発明は、前記オイルパイプがエ
ンジン上面側で左右方向一側から他側に延在するように
配管されることを特徴とする請求項1記載の車両用4サ
イクルエンジンのオイル冷却構造である。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、前記オイルパイプが
走行風の当たりやすいエンジン上面側を通って配管され
るので、温度の低いオイルを前記トンネル部内に送るこ
とができる。よって、シリンダーのトンネル部側をより
一層効率的に冷却し、シリンダーの局部的な熱変形を防
止することができる。また、前記オイルパイプにおける
エンジン上面側を通る部分には、冷却フィンが設けられ
ているため、より一層低温のオイルを供給することが可
能となる。
【0011】さらに、エンジン上面側にオイルパイプが
配管されることから、路面からの飛石等に対してオイル
パイプを保護することもできる。
【0012】また、請求項2の発明によれば、前記オイ
ルパイプが、エンジン上面側で左右方向一側から他側に
延在するように配管されることにより、オイルパイプを
その長手方向において均一に走行風に当てることができ
るようになる。よって、エンジン上面側における走行風
の抜けの良さと相俟って、より一層効率的にオイルを冷
却することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本実施例に係る自動二輪車の要部の平面
図、図2は該要部の側面図、図3は図2においてIII−I
II線で分解して見たシリンダーの正面図である。図4
は、本実施例に係るオイルパイプを示す図であって、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0014】本実施例に係る4サイクルエンジン4は、
図1〜図3に示すように、シリンダーヘッド2を前方か
つ略水平方向に向けたものであって、シリンダー6の左
側壁6a内部には、カムシャフトに動力を伝達するカム
チェーン(伝動手段の一例)8の通るカムチェーントン
ネル10が形成されると共に、左側壁6aには、オイル
パイプ12が接続され、オイルパイプ12を介してカム
チェーントンネル10内にオイルを送り、カムチェーン
トンネル10の内面10aをオイルで冷却するものであ
る。オイルパイプ12は、エンジン上面側を通って配管
されると共に、オイルパイプ12におけるエンジン上面
側を通る部分には、冷却フィン14が設けられている。
【0015】また、本実施例では、オイルパイプ12が
エンジン上面側で左右方向一側から他側に延在するよう
に配管されている。
【0016】以下、各部の構成を説明する。このエンジ
ン4は、前記図5に示した従来のビジネスタイプの自動
二輪車に搭載されたものである。エンジン4は、図1お
よび図2に示すように、クランクシャフトを回転自在に
収容したエンジンケース16と、このエンジンケース1
6の前面に締着されたシリンダー6と、シリンダー6の
前端に固定されたシリンダーヘッド2とから主に成り、
シリンダー中心線(ピストン摺動方向)が水平方向に近
い状態に前傾するように、シリンダー6およびシリンダ
ーヘッド2が前方に突出している。なお、シリンダー6
およびシリンダーヘッド2には多数のフィン24が一体
形成されている。
【0017】フレームカバー18は、図2に示すよう
に、ヘッドパイプ(図示略)付近から運転者の前側を下
方に延び、さらにシリンダー6を跨ぐようにエンジン4
上方に配設されたものであり、その形状は前記図5に示
したフレームカバーiと略同様のものである。このフレ
ームカバー18の構造により走行風は、図2に示すよう
にエンジン4の上方ではフレームカバー18とエンジン
4との間を前後に抜けやすい一方、図1に示すようにシ
リンダー6の左右両側では後方に向けて流れにくくなっ
ている。なお、図1において符号20で示すものは座席
シートである。
【0018】カムチェーントンネル10は、図3に示す
ように、シリンダー6の左側壁6aに中空に形成された
横断面略矩形の空洞であって、エンジンケース16内と
シリンダーヘッド2内とを連通するようにシリンダー6
を前後に貫通している。カムチェーン8は、シリンダー
ヘッド2内のカムシャフトおよびエンジンケース16内
のクランクシャフトそれぞれに軸着されたスプロケット
に巻掛けられており、クランクシャフトの動力をカムシ
ャフトに伝達する。
【0019】オイルパイプ12は、図4(a)および同
(b)に示すように、パイプ部12aと両端のユニオン
部12bとを備えていて、パイプ部12aには、図4
(b)に示すように、エンジンケース16または車体フ
レームにオイルパイプ12を固定するためのブラケット
12cが設けられてもよい。
【0020】また、オイルパイプ12は、図1に示すよ
うに、一端のユニオン部12bがユニオンボルト22で
シリンダー6の左側壁6aに固定されると共に、他端の
ユニオン部12bがエンジンケース16における右側部
分の前面に取り付けられている。パイプ部12aは、図
2に示すように車両側面視でシリンダー6の左側壁6a
から後上方に向けてエンジンケース16の前端上方まで
延びた後、図1に示すように車幅方向左側から右側にエ
ンジンケース16の前端上面に沿って横断し、さらにそ
こからエンジンケース16における右側部分の前面に向
けて前下方に延びる。
【0021】冷却フィン14は、図4(a)に示すよう
に、螺旋状に形成されたフィンであり、パイプ部12a
におけるエンジンケース16の前端上面に沿う部分に、
ろう付け等で固着される。もちろん本発明に係る冷却フ
ィンは、このような螺旋状でなくとも、円板状のフィン
をパイプ長手方向に沿って複数並べたものや、パイプ部
12aの外面に略L字形状の複数のフィンをろう付け等
で固着したもの、あるいは、パイプ部12aに嵌着され
るパイプ材にフィン部を設けたものなどでもよい。
【0022】以上のような構成を有する本実施例によれ
ば、オイルパイプ12が走行風の当たりやすいエンジン
ケース16の上面側を通って配管されているので、走行
風で冷却された低温のオイルを、ユニオンボルト22を
介してカムチェーントンネル10の内面10aに噴射す
ることができる。よって、走行風の抜けの悪いシリンダ
ー6のカムチェーントンネル10側(本実施例では左
側)を効率的に冷却し、シリンダー6の局部的な熱変形
を防止することができ、延いてはオイル消費の低減、エ
ンジン4の耐久性向上および機械音の低減を図ることが
できる。また、オイルパイプ12におけるエンジン上面
側を通る部分に冷却フィン14が設けられているため、
この冷却フィン14で効率的に熱が奪われ、より一層低
温のオイルを供給することができる。
【0023】また、本実施例によれば、オイルパイプ1
2がエンジン上面側で左右方向に横断することにより、
オイルパイプ12をその長手方向おいて均一に走行風に
当てて冷却することができ、エンジン上面側での走行風
の抜けの良さと相俟って、オイルをより一層効率的に冷
却することもできる。
【0024】さらに、エンジン上面側にオイルパイプ1
2が配管されることから、路面からの飛石等に対してオ
イルパイプ12を保護することもできる。
【0025】なお、本実施例は、本発明の好適な実施の
態様であり、本発明の技術的範囲はこの実施例に何ら限
定されない。
【0026】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、車
両用4サイクルエンジンにおいて、シリンダーの局部的
な熱変形を防止することができ、延いてはオイル消費の
低減、エンジンの耐久性向上および機械音の低減を図る
ことができる。また、路面からの飛石等に対してオイル
パイプを保護することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る自動二輪車の要部の平面図であ
る。
【図2】本実施例に係る自動二輪車の要部の側面図であ
る。
【図3】図2においてIII−III線で分解して見たシリン
ダーの正面図である。
【図4】本実施例に係るオイルパイプを示す図であっ
て、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図5】従来の自動二輪車の側面図である。
【図6】従来のエンジンを示す図であって、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図7】図6(b)においてVII−VII線で分解して見た
シリンダーの正面図である。
【図8】従来例に係る自動二輪車の要部の平面図であ
る。
【符号の説明】
2 シリンダーヘッド 4 4サイクルエンジン 6 シリンダー 6a 左側壁(側壁の一例) 8 カムチェーン(伝動手段の一例) 10 カムチェーントンネル(トンネル部に相当) 10a 内面 12 オイルパイプ 14 冷却フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01M 5/00 F01M 1/08 F01P 3/02 F01P 11/04 F02F 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーヘッドを前方かつ略水平方向
    に向けた車両用4サイクルエンジンであって、シリンダ
    ーの側壁内部には、カムシャフトに動力を伝達する伝動
    手段の通るトンネル部が形成されると共に、前記側壁に
    は、オイルパイプが接続され、該オイルパイプを介して
    前記トンネル部内にオイルを送り、前記トンネル部の内
    面をオイルで冷却するようにしたものにおいて、 前記オイルパイプは、エンジン上面側を通って配管され
    ると共に、前記オイルパイプにおけるエンジン上面側を
    通る部分には、冷却フィンが設けられたことを特徴とす
    る車両用4サイクルエンジンのオイル冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記オイルパイプは、エンジン上面側で
    左右方向一側から他側に延在するように配管されること
    を特徴とする請求項1記載の車両用4サイクルエンジン
    のオイル冷却構造。
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