JP2009255627A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラジエターを備えた車両において、エンジンの暖機に要する時間の短縮を図る。
【解決手段】自動二輪車1は、エンジン20と、ラジエター40と、第1の配管31と、第2の配管32とを備えている。ラジエター40は、冷却液を冷却させる。第1の配管31は、エンジン20とラジエター40とを接続している。第2の配管32は、エンジン20とラジエター40とを接続している。第2の配管32は、エンジン20とラジエター40と第1の配管31と共に冷却液の循環回路30を形成している。第1の配管31と第2の配管32とのうちの少なくとも一方は、実質的に樹脂製配管によって構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】自動二輪車1は、エンジン20と、ラジエター40と、第1の配管31と、第2の配管32とを備えている。ラジエター40は、冷却液を冷却させる。第1の配管31は、エンジン20とラジエター40とを接続している。第2の配管32は、エンジン20とラジエター40とを接続している。第2の配管32は、エンジン20とラジエター40と第1の配管31と共に冷却液の循環回路30を形成している。第1の配管31と第2の配管32とのうちの少なくとも一方は、実質的に樹脂製配管によって構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、鞍乗型車両に関し、特に、ラジエターを有する鞍乗型車両に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されるような水冷式のエンジンを備えた自動二輪車が知られている。このような自動二輪車には、エンジン冷却用の冷却液を冷却するためのラジエターが設けられている。
従来、エンジンとラジエターとを接続する配管には、主として鉄製の配管が用いられている。
特開2007−77908号公報
ところで、近年、厳格化する傾向にある排気ガス規制に対応するため、エンジンを早期に暖機したいという要求が強くなってきている。エンジンの温度が低い状態では、排気ガスを浄化させる触媒の活性が低く、十分な排気ガス浄化機能を得ることが困難であるからである。
しかしながら、エンジンとラジエターとを接続する配管として鉄製の配管を用いたのでは、エンジンの早期暖機が困難となる。鉄などの金属は高い熱伝導率を有するため、エンジンで暖められた冷却液の熱量が鉄製の配管を通して放熱されやすいからである。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ラジエターを備えた車両において、エンジンの暖機に要する時間の短縮を図ることにある。
本発明に係る鞍乗型車両は、エンジンと、ラジエターと、第1の配管と、第2の配管とを備えている。ラジエターは、冷却液を冷却させる。第1の配管は、エンジンとラジエターとを接続している。第2の配管は、エンジンとラジエターとを接続している。第2の配管は、エンジンとラジエターと第1の配管と共に冷却液の循環回路を形成している。第1の配管と第2の配管とのうちの少なくとも一方は、実質的に樹脂製配管によって構成されている。
本発明によれば、ラジエターを備えた車両において、エンジンの暖機に要する時間の短縮を図ることができる。
以下、本発明を実施した鞍乗型車両の好ましい形態の一例について図1及び図9に示す自動二輪車を例に挙げて詳細に説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示である。本発明は以下の実施形態及び変形例に限定されない。
本発明に係る鞍乗型車両は、図1に示す狭義のモーターサイクル1または図11に示すスクーター2に限定されない。本発明に係る鞍乗型車両は、狭義のモーターサイクル及びスクーター以外の自動二輪車であってもよい。本発明に係る鞍乗型車両は、具体的には、モペット、オフロード車などであってもよい。
また、本発明に係る鞍乗型車両は、ATVやスノーモービルなどの自動二輪車以外の鞍乗型車両であってもよい。
なお、本発明において、「鞍乗型車両」とは、ライダーがシート(鞍)に跨がって乗る車両のことをいう。鞍乗型車両には、自動二輪車、ATV(All Terrain Vehicle)やスノーモービルなどが含まれる。
また、本発明において、「自動二輪車」とは、広義のモーターサイクルをいう。ここで、「広義のモーターサイクル」には、狭義のモーターサイクルのみならず、モペット、オフロード車、スクーターなどが含まれる。
また、本発明において、自動二輪車には、前輪及び後輪の少なくとも一方が複数の車輪により構成されている車両であって、車両を傾斜させて進行方向を変更する車両も含まれるものとする。
なお、以下の説明において、前後左右の方向は、シート9に直座したライダーから見た方向をいうものとする。
《第1の実施形態》
(自動二輪車1の概略構成)
図1は、第1の実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は、車体フレーム10を備えている。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、メインフレーム12とを備えている。ヘッドパイプ11は、車両の前方部に配置されている。メインフレーム12は、ヘッドパイプ11から後方に向かって斜め下方に延びている。
(自動二輪車1の概略構成)
図1は、第1の実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は、車体フレーム10を備えている。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、メインフレーム12とを備えている。ヘッドパイプ11は、車両の前方部に配置されている。メインフレーム12は、ヘッドパイプ11から後方に向かって斜め下方に延びている。
ヘッドパイプ11には、図示しないステアリングシャフトが回転可能に挿入されている。ステアリングシャフトには、ハンドル13と、一対のフロントフォーク14とが接続されている。一対のフロントフォーク14の下端部分には、前輪15が回転可能に取り付けられている。
メインフレーム12の後方部分には、ピボット軸16が取り付けられている。ピボット軸16には、リアアーム17が揺動可能に取り付けられている。リアアーム17の後端部分には、後輪18が回転可能に取り付けられている。
また、メインフレーム12には、動力源としてのエンジン20が懸架されている。エンジン20の前方には、ラジエター40が配置されている。ラジエター40は、所謂クロスフロータイプのラジエターである。冷却液は、ラジエター40の内部を車幅方向、若しくは車幅方向一方側から他方側へ向かって斜め上方または下方に流れる。すなわち、本明細書において、「クロスフロータイプのラジエター」は、車幅方向に向かって冷却液が流れるタイプのラジエターに限定されない。「クロスフロータイプのラジエター」には、車幅方向の一方側から他方側に向かって冷却液が流れるラジエター全般が含まれる。但し、「クロスフロータイプのラジエター」には、車幅方向の一方側から他方側に流れた後に再び車幅方向の他方側に戻される所謂ターンフロータイプのラジエターは含まれないものとする。
図2及び図3に示すように、ラジエター40の背面には、ラジエターファン41が配置されている。これによって、例えば、自動二輪車1が停止しているときや、自動二輪車1の速度が低いときのラジエター40における冷却液の冷却効率が高められている。
なお、本実施形態では、冷却液として水を用いる場合を例に挙げて説明する。ただし、本発明において、冷却液は、水に限定されない。冷却液は、例えば、水と水以外の液体との混合液であってもよい。例えば、冷却液は、水と不凍液との混合液であってもよい。また、冷却液は、水以外の液体であってもよい。さらに、冷却液は、1または複数の溶媒に1または複数の溶質が溶解した液体であってもよい。
本実施形態において、エンジン20は、水冷式の並列4気筒エンジンである。但し、本発明において、エンジンの種類は、冷却液を用いて冷却されるエンジンである限りにおいて、特に限定されない。エンジンは、例えば、並列2気筒エンジン、並列3気筒エンジンまたは並列5気筒以上のエンジンであってもよい。また、エンジンは、例えば、単気筒エンジン、直列多気筒エンジン、水平対向多気筒エンジン、V型多気筒エンジンであってもよい。
エンジン20には、エギゾーストパイプ27が接続されている。エギゾーストパイプ27の先端部には、エギゾーストマフラー28が接続されている。エギゾーストパイプ27の内部には、排気ガス浄化用触媒29が配置されている。エンジン20からの排気ガスは、これらエギゾーストパイプ27及びエギゾーストマフラー28を経由して外気に放出される。排気ガスは、エギゾーストパイプ27内に配置された排気ガス浄化用触媒29によって浄化される。具体的には、排気ガス中の一酸化炭素やノックス(NOx)の濃度が低減される。
なお、排気ガス浄化用触媒29の種類は特に限定されない。排気ガス浄化用触媒29は、従来一般に用いられている触媒であってもよい。排気ガス浄化用触媒29は、一般的に、常温においては低い触媒活性を示す。このため、排気ガス浄化用触媒29は、自動二輪車1の始動時においては、低い活性触媒を示す。エンジン20が暖機され、排気ガス浄化用触媒29の温度が上昇した状態において、排気ガス浄化用触媒29は高い触媒活性を示す。
(エンジン20の概略構造)
次に、主として図2及び図3を参照しながら、エンジン20について詳細に説明する。
次に、主として図2及び図3を参照しながら、エンジン20について詳細に説明する。
図3に示すように、エンジン20は、クランクシャフト21を備えている。クランクシャフト21は、車幅方向に延びるように配置されている。クランクシャフト21は、クランクケース22内に収納されている。
図2に示すように、クランクケース22の前半部分には、ボディシリンダ23が取り付けられている。さらに、ボディシリンダ23の上部には、ヘッドシリンダ24が取り付けられている。ボディシリンダ23の内部には、図示しないシリンダが4つ並列に形成されている。各シリンダの内部には、図示しないピストンが摺動変位可能に配置されている。各ピストンは、クランクシャフト21に接続されている。
また、図3に示すように、クランクシャフト21の左側端部には、発電機25が配置されている。発電機25には、クランクシャフト21の回転が伝達される。これによって、発電機25が駆動される。
図2に示すように、クランクケース22の内部には、ウォーターポンプ26が配置されている。ウォーターポンプ26は、発電機25の斜め下方に配置されている。
(エンジン20の配置)
図3に示すように、エンジン20の車幅方向における中心軸C1は、自動二輪車1の車幅方向における中心軸C2よりも車幅方向の右側に位置している。すなわち、本実施形態では、エンジン20は、車幅方向右側にオフセットされている。
図3に示すように、エンジン20の車幅方向における中心軸C1は、自動二輪車1の車幅方向における中心軸C2よりも車幅方向の右側に位置している。すなわち、本実施形態では、エンジン20は、車幅方向右側にオフセットされている。
ここで、「エンジンの車幅方向における中心軸」とは、車幅方向に配列されたシリンダの数が2n(但し、nは自然数)であるエンジンの場合は、車幅方向一方側からn番目のシリンダの中心軸と、(n+1)番目のシリンダの中心軸との車幅方向における中心を通って前後に延びる軸である。例えば、本実施形態では、エンジン20は並列4気筒エンジンであるため、中心軸C1は、車幅方向右側から2番目のシリンダの中心軸と、車幅方向右側から3番目のシリンダの中心軸との車幅方向における中心を通って前後に延びている。一方、「エンジンの車幅方向における中心軸」とは、車幅方向に配列されたシリンダの数が2m+1(但し、mは、0以上の整数)であるエンジンの場合は、車幅方向右側から(m+1)番目のシリンダの中心軸を通って前後に延びる軸である。具体的に、単気筒エンジンにおいては、シリンダの中心軸を通って前後に延びる軸である。三気筒エンジンでは、中央に位置するシリンダの中心軸を通って前後に延びる軸である。
また、「鞍乗型車両の車幅方向における中心軸とは、平面視において、ヘッドパイプの中心軸を通って前後に延びる軸である。本実施形態の中心軸C2は、平面視において、図1に示すヘッドパイプ11の中心軸を通って前後に延びる軸である。
なお、図3に示すように、本実施形態では、クランクシャフト21の左側端部に発電機25が配置されている。このため、エンジン20の中心軸C1からエンジン20の右側端部までの距離W1よりも、中心軸C1からエンジン20の左側端部までの距離W2の方が長くなっている。
一方、ラジエター40は、図3に示すように、ラジエター40の車幅方向における中心軸と自動二輪車1の中心軸C1とが車幅方向において実質的に同じ位置になるように配置されている。すなわち、ラジエター40は、車幅方向に実質的にオフセットされていない。
エンジン20の右側端は、ラジエター40の右側端と、車幅方向において略面一となっている。また、エンジン20の左側端は、ラジエター40の左側端と、車幅方向において略面一となっている。より具体的には、ラジエター40の両端方が、エンジン20の両端よりも車幅方向において若干だけ内側に位置している。
(ラジエター40とエンジン20との接続)
図2、図3及び図6に示すように、エンジン20とラジエター40とは、第1の配管31と、第2の配管32とによって接続されている。第1の配管31は、ラジエターの左側端部において、ラジエター40の高さ方向の中央部分よりもやや下方に接続されている。第1の配管31は、図2に示すように、クランクケース22の後半部分の下方部分に接続されている。
図2、図3及び図6に示すように、エンジン20とラジエター40とは、第1の配管31と、第2の配管32とによって接続されている。第1の配管31は、ラジエターの左側端部において、ラジエター40の高さ方向の中央部分よりもやや下方に接続されている。第1の配管31は、図2に示すように、クランクケース22の後半部分の下方部分に接続されている。
図3に示すように、第2の配管32は、ラジエター40の右側端部に接続されている。第2の配管32は、ラジエター40の上端部に接続されている。第2の配管32は、図2及び図6に示すように、サーモスタット35を介してヘッドシリンダ24に接続されている。
図6に示すように、ラジエター40において冷却された冷却水は、第1の配管31を経由してエンジン20に移送される。エンジン20に移送された冷却水は、エンジン20内を循環する。エンジン20内を循環した冷却水は、第2の配管32を経由してラジエター40に移送される。このように、主として、これら第1の配管31と、第2の配管32と、ラジエター40と、エンジン20とによって冷却液の循環回路30が形成されている。
第1の配管31と第2の配管32とのそれぞれは、エンジン20とラジエター40とに直接接続されていてもよい。また、第1の配管31と第2の配管32とのそれぞれは、例えばジョイントによってエンジン20とラジエター40とに接続されていてもよい。
具体的に、本実施形態では、図2及び図6に示すように、第1の配管31は、ジョイント33によって、ラジエター40に接続されている。また、第1の配管31は、ジョイント34によって、クランクケース22に接続されている。
第2の配管32は、図3及び図6に示すように、ジョイント36によって、ラジエター40に接続されている。第2の配管32は、図6に示すように、ジョイント37、サーモスタット35及びジョイント38によって、ヘッドシリンダ24に接続されている。なお、図3では、説明の便宜上、サーモスタット35の描画を省略している。
本実施形態では、第1の配管31と第2の配管32とのうちの少なくとも一方が、実質的に樹脂製配管によって構成されている。具体的には、第1の配管31と第2の配管32とのうちの長い方である第2の配管32が少なくとも実質的に樹脂製配管によって構成されている。より具体的には、本実施形態では、第1の配管31と第2の配管32との両方が、一体形成された樹脂製配管によって構成されている。
なお、第1の配管31と第2の配管32とのそれぞれは、一体に形成されていてもよく、複数の配管が接続されたものであってもよい。例えば、第1の配管31と第2の配管32とのそれぞれは、複数の樹脂製配管が、樹脂製、ゴム製または金属製のジョイントによって接続されたものであってもよい。すなわち、本実施形態において、「配管が実質的に樹脂製配管によって構成されている」とは、複数の樹脂製配管と、それら複数の配管を接続する樹脂製ではないジョイントによって配管が形成されていることを含むものとする。
図2に示すように、第1の配管31は、ラジエター40の左側端部からエンジン20の左側を下方に向かって斜め後方に延びている。第1の配管31は、発電機25の下方を経由して、クランクケース22の後半部分の下方部分に接続されている。
第2の配管32は、図3に示すように、ラジエター40の右側端部から、前後方向において、ラジエター40とエンジン20との間を経由して、エンジン20の左側にまで略水平に延びている。第2の配管32は、エンジン20の左斜め前において、後方に向かって折れ曲がっている。図2及び図3に示すように、第2の配管32は、エンジン20の左側を後方に向かって延びている。
より具体的には、第2の配管32は、図2に示すように、第1の配管部32aと、第2の配管部32bと、第3の配管部32cとを備えている。第1の配管部32aと第2の配管部32bとは、ラジエター側配管部42を構成している。第3の配管部32cは、エンジン側配管部43を構成している。
第1の配管部32aは、図4に示すように、ジョイント36に接続されている。第1の配管部32aは、車幅方向に略水平に延びている。第1の配管部32aの左側端部は、第2の配管部32bに接続されている。
第2の配管部32bは、図2に示すように、第1の配管部32aとの接続部から、エンジン20の左側を後方に向かって斜め上方に略直線状に延びている。このため、ラジエター側配管部42は、ラジエター40側からエンジン20側に向かって高くなるように配置されている。
第2の配管部32bの後方端部は、エンジン側配管部43としての第3の配管部32cに接続されている。第3の配管部32cの後方端部は、ジョイント37に接続されている。第3の配管部32cは、エンジン20の左側を後方に向かって斜め下方に延びている。このため、第2の配管32のうち、第3の配管部32cの第2の配管部32bとの接続部が最も高い位置に位置している。
このように、第2の配管部32bと第3の配管部32cとの接続部32dが、第2の配管32のうちで最も高い位置に位置している。この接続部32dには、ジョイント44を介してエアー抜き用配管45が接続されている。エアー抜き用配管45の前端部は、図2及び図3に示すように、ラジエター40の上端部の左側端部に接続されている。
(冷却水の循環回路30)
次に、主として図6を参照しながら、冷却水の循環回路30の構成についてさらに詳細に説明する。
次に、主として図6を参照しながら、冷却水の循環回路30の構成についてさらに詳細に説明する。
図6に示すように、循環回路30のメイン回路は、エンジン20内に配置されたウォーターポンプ26と、循環経路50と、ヘッドシリンダ24と、第2の配管32と、ラジエター40と、第1の配管31とによって構成されている。
循環経路50は、ウォーターポンプ26とヘッドシリンダ24とを接続している。ウォーターポンプ26において加圧された冷却水は、この循環経路50を経由してヘッドシリンダ24に形成された図示しないウォータージャケットに移送される。この冷却水によってヘッドシリンダ24の冷却が図られる。
なお、循環経路50は、エンジン20の内部に形成されていてもよいし、エンジン20の外部に配置された配管によって形成されていてもよい。
ヘッドシリンダ24からの冷却水は、サーモスタット35及び第2の配管32を経由してラジエター40に移送される。冷却水は、ラジエター40において冷却される。
ラジエター40からの冷却水は、第1の配管31を経由して再びウォーターポンプ26に戻される。
ウォーターポンプ26とラジエター40とは、循環経路51によっても接続されている。循環経路51には、オイルクーラー52が配置されている。これによって、冷却水は、オイルクーラー52にも供給される。従って、オイルクーラー52において、エンジン20の摺動部などに供給される潤滑オイルの冷却が行われる。
循環回路30には、ヘッドシリンダ24と、ジョイント44とを接続する循環経路53と、ヘッドシリンダ24とウォーターポンプ26とを接続する循環経路54とが設けられている。サーモスタット35が閉鎖された場合には、この循環経路53を経由してヘッドシリンダ24からの冷却水が、ジョイント44から第2の配管32に流入する。
ジョイント44とラジエター40とは、エアー抜き用配管45によってラジエター40に接続されている。このエアー抜き用配管45を経由して、第2の配管32内の空気が第2の配管32から排出される。
上述のように、従来、エンジンとラジエターとを接続する配管には、主として鉄製の配管が用いられている。エンジンが十分に暖機された状態では、冷却液の温度が比較的高くなる。通常、この高い温度の冷却液を小さなラジエターで効率的に冷却することが考えられている。すなわち、ラジエターを含めた冷却液の循環回路全体での冷却効率の向上が一般的に考えられる。このため、エンジンとラジエターとを接続する配管は、金属製で熱伝導効率が高い配管であることが一般的に好ましいとされている。
例えば、エンジンとラジエターとを接続する配管を樹脂製配管とした場合、配管における冷却液からの放熱量が小さくなる。従って、冷却液の冷却効率が低下する傾向にある。よって、冷却液の冷却効率を考えると、エンジンとラジエターとを接続する配管を樹脂製の配管にすることは必ずしも好ましいことであるとは言えない。
しかしながら、エンジンとラジエターとを接続する配管として鉄製の配管を用いた場合、エンジンの暖機時において、エンジンにおいて暖められた冷却液が、エンジンとラジエターとを接続する配管において冷却されてしまう。このため、エンジンの暖機に要する時間が長くなる傾向にある。
ここで、上述のように、排気ガス浄化用触媒29は、低温状態において低い触媒活性しか示さない。このため、エンジンの暖機時における排気ガス浄化用触媒29の触媒活性は比較的低い。従って、エンジンの暖機に時間を要すると、エンジンが暖機された状態の排気ガスよりも浄化度が低い排気ガスの排出量を低減させることが困難となる。従って、近年の厳格化した排気ガス規制に対応することが困難となる傾向にある。
それに対して、本実施形態では、第1の配管31と第2の配管32との少なくとも一方が樹脂製配管により構成されている。このため、エンジン20の暖機において、第1の配管31と第2の配管32とにおける冷却液の温度低下を抑制することができる。よって、エンジン20を比較的早期に暖機することが可能となる。従って、エンジン20が暖機された状態の排気ガスよりも浄化度が低い、エンジン20が暖機されるまでに排出される排気ガスの排出量を効果的に低減することができる。従って、近年の厳格化した排気ガス規制に対応することが容易となる。
本実施形態では、第1の配管31と第2の配管32とのうちの少なくとも長い方の配管が樹脂製配管によって構成されている。このため、第1の配管31と第2の配管32とにおける冷却液の温度低下をより効果的に抑制することができる。
特に、本実施形態では、第1の配管31と第2の配管32との両方が樹脂製配管によって構成されている。このため、第1の配管31と第2の配管32とにおける冷却液の温度低下を特に効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、ラジエター40が所謂クロスフロータイプのラジエターとなっている。このため、ラジエター40における冷却液の冷却効率が高い。従って、エンジン20が十分に暖機された後における冷却液の高い冷却効率を得ることができる。
(樹脂製配管の作製方法)
なお、本実施形態において、樹脂製配管の作製方法は特に限定されない。樹脂製配管は、例えば、特許第3771295号公報などに開示されている所謂RFM(RP TOPLA Floating core Molding)成形法によって作製することができる。
なお、本実施形態において、樹脂製配管の作製方法は特に限定されない。樹脂製配管は、例えば、特許第3771295号公報などに開示されている所謂RFM(RP TOPLA Floating core Molding)成形法によって作製することができる。
RFM成形法によって、樹脂製配管を作製する場合、図7に示すように、作製しようとする樹脂製配管の外形と略同一の形成空間80が形成された成形型81を用意する。成形型81を所定の温度に保温した状態で、溶融状態にある溶融樹脂82を形成空間80内に充填する。そして、図8に示すように、形成空間80の基端側からガス圧を印加することで、作製しようとする樹脂製配管の内径と略同一であるフローティングコア83を形成空間80の基端側から先端側に向かって移動させることによって、厚みが略均一な樹脂製配管を作製することができる。
《第1の実施形態の変形例》
上記第1の実施形態では、第1の配管31と第2の配管32との両方が樹脂製配管によって構成されている例について説明した。但し、第1の配管31と第2の配管32との一方は、樹脂製配管でなくてもよい。例えば、比較的短い第1の配管31の一部または前部を金属製にしてもよい。
上記第1の実施形態では、第1の配管31と第2の配管32との両方が樹脂製配管によって構成されている例について説明した。但し、第1の配管31と第2の配管32との一方は、樹脂製配管でなくてもよい。例えば、比較的短い第1の配管31の一部または前部を金属製にしてもよい。
《第2の実施形態》
上記実施形態では、本発明を実施した好ましい一例について、狭義のモーターサイクルである自動二輪車1を例に挙げて説明した。但し、本発明に係る鞍乗型車両は、自動二輪車1に限定されない。本発明に係る鞍乗型車両は、例えば、図9に示すスクーター2であってもよい。なお、第2の実施形態の説明において、上記第1の実施形態と実質的に同じ機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
上記実施形態では、本発明を実施した好ましい一例について、狭義のモーターサイクルである自動二輪車1を例に挙げて説明した。但し、本発明に係る鞍乗型車両は、自動二輪車1に限定されない。本発明に係る鞍乗型車両は、例えば、図9に示すスクーター2であってもよい。なお、第2の実施形態の説明において、上記第1の実施形態と実質的に同じ機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
本実施形態では、図10及び図11にも示すように、エンジン20は、車体フレーム10の後半部分に揺動可能に取り付けられている。エンジン20は、シート9の前端よりも後方に配置されている。
フロントパネル60とシート9との間には、下方に向かって凹む凹部61が形成されている。凹部61には、上方に突出するトンネル部62が設けられている。トンネル部62の車幅方向両側には、フットステップ63が配置されている。
ラジエター40は、図10及び図11に示すように、車体フレーム10の前半部分に取り付けられている。ラジエター40は、前輪15のすぐ後方に配置されている。図9に示すように、ラジエター40は、フットステップ63よりも前方に配置されている。第1の実施形態において、ラジエター40はエンジン20と対面しているが、第2の実施形態においては、ラジエター40は、エンジン20とは対面していない。
図10及び図11に示すように、スクーター2では、エンジン20とラジエター40とが比較的離れた位置に配置されている。このため、本実施形態では、第1の配管31と第2の配管32とがフットステップ63の下方を前後方向に延びるように配置されている。よって、第1の配管31と第2の配管32との長さが長い。従って、第1の配管31と第2の配管32との少なくとも一方を樹脂製配管にすることによる効果がより大きくなる。
1,2 自動二輪車(鞍乗型車両)
9 シート
10 車体フレーム
20 エンジン
30 循環回路
31 第1の配管
32 第2の配管
33,34,36,37 ジョイント
40 ラジエター
9 シート
10 車体フレーム
20 エンジン
30 循環回路
31 第1の配管
32 第2の配管
33,34,36,37 ジョイント
40 ラジエター
Claims (6)
- エンジンと、
冷却液を冷却させるラジエターと、
前記エンジンと前記ラジエターとを接続する第1の配管と、
前記エンジンと前記ラジエターとを接続し、前記エンジンと前記ラジエターと前記第1の配管と共に前記冷却液の循環回路を形成する第2の配管と、
を備え、
前記第1の配管と前記第2の配管とのうちの少なくとも一方は、実質的に樹脂製配管によって構成されている鞍乗型車両。 - 請求項1に記載された鞍乗型車両において、
少なくとも前記第1の配管と前記第2の配管とのうちの少なくとも長い方が実質的に樹脂製配管によって構成されている鞍乗型車両。 - 請求項1に記載された鞍乗型車両において、
前記第1の配管と前記第2の配管との両方が実質的に樹脂製配管によって構成されている鞍乗型車両。 - 請求項1に記載された鞍乗型車両において、
前記第1の配管と前記第2の配管とのうちの前記実質的に樹脂製配管によって構成されている配管と、前記エンジンまたは前記ラジエターとを接続するジョイントをさらに備えた鞍乗型車両。 - 請求項1に記載された鞍乗型車両において、
前記ラジエターは、前記エンジンの前方に配置されており、
前記第1の配管は、前記ラジエターの車幅方向一方側の端部に接続されており、
前記第2の配管は、前記ラジエターの車幅方向他方側の端部に接続されると共に、前記エンジンの車幅方向一方側にまで延びるように設けられており、且つ実質的に樹脂製配管によって構成されている鞍乗型車両。 - 請求項1に記載された鞍乗型車両において、
前半部分にラジエターが取り付けられると共に、後半部分に前記エンジンが揺動可能に取り付けられた車体フレームと、
前記車体フレームに取り付けられたシートと、
を備えた鞍乗型車両。
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