JP2003176721A - 内燃機関の温度検出装置 - Google Patents

内燃機関の温度検出装置

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JP2003176721A
JP2003176721A JP2001376172A JP2001376172A JP2003176721A JP 2003176721 A JP2003176721 A JP 2003176721A JP 2001376172 A JP2001376172 A JP 2001376172A JP 2001376172 A JP2001376172 A JP 2001376172A JP 2003176721 A JP2003176721 A JP 2003176721A
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temperature detecting
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Yoshihiro Kogure
吉宏 木暮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂配管の接続部を利用してエンジンブロッ
クの温度を直接的に検出し、信頼性を向上させ、コスト
の低廉化を図るようにする。 【解決手段】 内燃機関のエンジンブロック1は冷却水
が循環する循環路4を有し、この循環路4の開口端側に
は、ラジエータとの間で冷却水を流通させる冷却水配管
11を接続して設ける。冷却水配管11は耐熱性を有す
る樹脂配管からなり、エンジンブロック1に衝合状態で
締結される締結用フランジ11Aには、内側にボルト1
4が挿通される筒状の金属スペーサ13と温度検出素子
15とをインサートモールドにより一体成形する。温度
検出素子15を、金属スペーサ13の外周側に接続され
るサーミスタ16と、サーミスタ16の抵抗値変化を外
部に出力する金属端子17とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用エン
ジンの冷却水温等を検出するのに好適に用いられる内燃
機関の温度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用エンジン等に用いられる
内燃機関は、クランク軸が回転可能に設けられるクラン
クケースと、該クランクケース上に搭載され内部に複数
のシリンダが形成されたシリンダブロックと、該シリン
ダブロック上に搭載されるシリンダヘッドとからなるエ
ンジンブロックを有している。
【0003】また、この種の従来技術による内燃機関に
あっては、前記エンジンブロック内に冷却水が循環する
ウォータジャケット等の循環路を形成し、熱交換器とし
てのラジエータと該循環路との間を冷却水配管を用いて
接続する構成としている。
【0004】そして、ラジエータで冷却された冷却水を
エンジンブロック内の循環路に沿って順次流通させるこ
とにより、エンジンブロックの温度上昇を抑え、エンジ
ンのシリンダ、ピストン等のオーバヒートを防止すると
共に、燃焼効率等を高めるようにしているものである。
【0005】この場合、エンジンの燃焼室内等では燃料
と吸入空気との霧化、混合状態がエンジンブロックの温
度状態(暖機状態)に応じて変化する。このため、前記
冷却水配管の途中等には温度センサを設け、冷却水の温
度を検出することによりエンジンの暖機状態を把握し、
これに従って燃料の噴射量等を可変に制御するようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、エンジンブロックの循環路とラジエータと
の間を接続する冷却水配管を金属配管を用いて形成して
いるため、例えば金属配管内での冷却水の流通が失われ
た場合でも、金属の高い熱伝導により温度センサを用い
てエンジンブロックの温度状態を検出し続けることがで
きる。
【0007】しかし、車両用エンジン等は小型、軽量化
の要請があり、吸気管、排気管および冷却水配管等を耐
熱性の樹脂材料により形成することが検討されている。
そして、例えば冷却水配管を樹脂材料で形成した場合に
は、下記のような問題が生じる虞れがある。
【0008】即ち、冷却水配管を樹脂配管とした場合に
は、エンジンブロックからの熱が樹脂配管に直接的には
伝わらないため、樹脂配管途中に設けた温度センサは、
配管内を流れる冷却水を媒介にすることによってエンジ
ンブロックの温度状態を検出できるものである。
【0009】しかし、車両用エンジンを過酷な運転条件
下で作動させるような場合には冷却水不足が発生する可
能性があり、このような場合に配管(樹脂配管)内での
冷却水の流通が失われると、樹脂配管の途中に設けた温
度センサはエンジンブロックの温度状態を検出できず、
エンジンのオーバヒートを早期に判別することが困難に
なるという問題がある。
【0010】また、この対策としてエンジンブロックに
温度センサを直に取付けることも検討されている。しか
し、この場合にはエンジンブロックの限られたスペース
に温度センタ用の取付スペースを確保する必要があり、
コストが上昇する原因になるばかりでなく、ハーネス
(電気配線)の引き回し等が難しく、信頼性を向上させ
るのが難しいという問題がある。
【0011】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、樹脂配管の接続部を利
用してエンジンブロックの温度を直接的に検出でき、信
頼性を向上できるようにした内燃機関の温度検出装置を
提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、冷却水配管を
樹脂配管により形成した場合でもエンジンブロックの温
度を確実に検出でき、エンジンのオーバヒート等を早期
に判別できるようにした内燃機関の温度検出装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する内燃機関の温度検出
装置は、内燃機関のエンジンブロックと、該エンジンブ
ロックとの間で流体を流通させるため該エンジンブロッ
クに接続して設けられ、耐熱性の樹脂材料を用いて形成
された樹脂配管と、前記エンジンブロックに対する該樹
脂配管の接続部にインサートモールドして設けられ、前
記エンジンブロックの温度を検出する温度検出素子とに
より構成している。
【0014】このように構成することにより、例えばエ
ンジンの吸気管、排気管または冷却水配管等を耐熱性の
樹脂材料を用いた樹脂配管として形成した場合に、この
樹脂配管の接続部に温度検出素子をインサートモールド
して埋め込むことができ、温度検出素子をエンジンブロ
ックに近接または接触させることによりエンジンブロッ
クの温度を検出することができる。
【0015】また、請求項2の発明によると、エンジン
ブロックは冷却水が循環する循環路を有し、樹脂配管
は、内燃機関のラジエータと該循環路との間で冷却水を
流通させる冷却水配管を構成している。
【0016】これにより、樹脂配管内を流通する冷却水
の温度を検出できると共に、冷却水の流通が失われた場
合でもエンジンブロックの温度状態を検出でき、オーバ
ヒート等の発生を早期に判別することができる。
【0017】また、請求項3の発明によると、樹脂配管
の接続部はエンジンブロックに衝合状態で締結される締
結用フランジであり、該締結用フランジには、内側に締
結部材が挿通される筒状の金属スペーサと温度検出素子
とをインサートモールドにより一体成形してなる構成と
している。
【0018】これにより、樹脂配管の締結用フランジを
エンジンブロックに締結部材を用いて接続するときに、
筒状の金属スペーサで締結部材の周囲を補強でき、樹脂
配管の接続強度を高めることができる。そして、金属ス
ペーサをエンジンブロックに直に接触させることによ
り、温度検出素子はエンジンブロックの温度を金属スペ
ーサを介して検出することができる。
【0019】また、請求項4の発明は、温度検出素子
を、金属スペーサの外周側に接触または近接して配置さ
れるサーミスタと、該サーミスタの抵抗値変化を外部に
出力するため一端側が該サーミスタに接続され他端側が
締結用フランジの外部に突出する金属端子とにより構成
している。
【0020】これにより、エンジンブロックの温度を金
属スペーサを介してサーミスタへと伝えることができ
る。そして、該サーミスタは周囲温度に応じて電気的な
抵抗値が変化するので、締結用フランジの外部に突出す
る金属端子を通して、サーミスタの抵抗値変化をエンジ
ンブロックの温度として外部に出力することができる。
【0021】さらに、請求項5の発明によると、サーミ
スタは、金属スペーサの外周側に挿通した状態で取付け
られる環状体として形成してなる構成としている。これ
により、サーミスタと金属スペーサとの接触面積を広く
して伝熱面積を増加できると共に、金属スペーサに対す
るサーミスタの組付け性を向上することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
内燃機関の温度検出装置を、車両用エンジンに用いる場
合を例に挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0023】ここで、図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態を示している。図中、1は内燃機関のエンジ
ンブロックで、該エンジンブロック1は、例えばクラン
クケース、シリンダブロックおよびシリンダヘッド(図
示せず)等を含んで構成されるものである。
【0024】そして、エンジンブロック1には、例えば
4個のシリンダ2,2,…等が形成され、該各シリンダ
2内にはそれぞれピストン(図示せず)が摺動可能に挿
嵌されている。また、エンジンブロック1のクランクケ
ース側には、出力軸となるクランク軸3が設けられ、該
クランク軸3により後述の冷却ファン10等が回転駆動
されるものである。
【0025】また、エンジンブロック1の外面側には、
図2に示す如く後述する循環路4の開口端側周囲に位置
してねじ穴1A,1A,…が形成され、該各ねじ穴1A
には後述の冷却水配管11を循環路4に対して接続する
ために後述のボルト14が螺着されるものである。
【0026】4は図2に示す如くエンジンブロック1内
に形成した冷却水の循環路で、該循環路4は、内部を冷
却水が循環するウォータジャケット等によって構成され
るものである。そして、循環路4は、後述のラジエータ
9に冷却水配管11,12を介して接続され、ラジエー
タ9により冷却された冷却水をエンジンブロック1内で
循環させるものである。
【0027】5はエンジンブロック1の吸気側に接続さ
れた吸気管としての吸気マニホールドで、該吸気マニホ
ールド5は、図1に示す如く下流側が例えば4本に分岐
してエンジンブロック1の各シリンダ2にそれぞれ連通
している。そして、吸気マニホールド5は、上流側のエ
アクリーナ(図示せず)等を介して各シリンダ2内に吸
入空気を導くものである。
【0028】6は前記エアクリーナの下流側に位置して
吸気マニホールド5の途中に設けられたエアフローメー
タを示し、該エアフローメータ6は、エアクリーナ側か
ら吸気マニホールド5内に吸込んだ吸入空気の流量を検
出するものである。
【0029】7はエアフローメータ6の下流側に位置し
て吸気マニホールド5の途中に設けられたスロットルバ
ルブで、該スロットルバルブ7は、例えば車両のアクセ
ル操作に従って開閉され、各シリンダ2内に吸込まれる
吸入空気量を増減させるものである。
【0030】8はエンジンブロック1の排気側に接続さ
れた排気管としての排気マニホールドで、該排気マニホ
ールド8は、図1に示す如く上流側が例えば4本に分岐
してエンジンブロック1の各シリンダ2にそれぞれ連通
している。そして、排気マニホールド8は、各シリンダ
2から排気されてくる排気ガスを触媒装置、マフラー
(いずれも図示せず)等を介して外部に排出するもので
ある。
【0031】9は車両用エンジンの熱交換器となるラジ
エータで、該ラジエータ9は、後述の冷却水配管11,
12を介してエンジンブロック1の循環路4と接続され
ている。そして、ラジエータ9は、例えば冷却水配管1
1側から図1中の矢示A方向に流入してくる高温の冷却
水を冷却し、この冷却水を冷却水配管12側から矢示B
方向にエンジンブロック1の循環路4内へと順次戻すも
のである。
【0032】なお、エンジンブロック1の外面側には、
例えばクランク軸3により駆動されるウォータポンプ
(図示せず)が設けられ、このウォータポンプにより循
環路4内の冷却水は、ラジエータ9側に向けて強制的に
循環されるものである。
【0033】10はクランク軸3によって回転駆動され
る冷却ファンを示し、該冷却ファン10は、ラジエータ
9に向けて冷却風を送風し、この冷却風によりエンジン
ブロック1と一緒にラジエータ9を冷却するものであ
る。
【0034】11,12はエンジンブロック1とラジエ
ータ9との間に設けられた冷却水配管で、該冷却水配管
11,12は、例えばフッ素系樹脂等の耐熱性をもった
樹脂材料により形成され、熱伝導性の低い樹脂配管を構
成するものである。そして、冷却水配管11の一端側に
は、図2に示す如くエンジンブロック1の循環路4に対
して接続される接続部としての締結用フランジ11Aが
一体成形されている。
【0035】また、冷却水配管11の他端側は、ラジエ
ータ9に接続される接続部としての締結用フランジ11
Bとなっている。そして、冷却水配管11内では、エン
ジンブロック1の循環路4内で高温となった冷却水がラ
ジエータ9側に向け矢示A方向に流通するものである。
【0036】また、他方の冷却水配管12についても、
その両端側に接続部としての締結用フランジ12A,1
2Bが一体成形され、この冷却水配管12内では、ラジ
エータ9からエンジンブロック1側に向け図1中の矢示
B方向に冷却水が流通(リターン)するものである。
【0037】13,13,…は冷却水配管11の締結用
フランジ11A内に設けられた筒状の金属スペーサで、
該各金属スペーサ13は、後述のサーミスタ16等と一
緒に締結用フランジ11A内にインサートモールド等の
手段を用いて一体成形され、締結用フランジ11Aの厚
さ方向に配設されている。
【0038】そして、金属スペーサ13内には締結部材
としてのボルト14が挿通され、該ボルト14をエンジ
ンブロック1のねじ穴1Aに螺着することにより、冷却
水配管11の締結用フランジ11Aはエンジンブロック
1の外側面に衝合状態で締結されるものである。
【0039】この場合、金属スペーサ13は、樹脂材料
からなる冷却水配管11の締結用フランジ11A内でボ
ルト14の周囲を取囲むことにより、締結用フランジ1
1Aの樹脂材にボルト14が直に接触するのを防止し、
締結用フランジ11Aの強度や耐久性を高める機能を有
しているものである。
【0040】また、金属スペーサ13は、軸方向端面が
エンジンブロック1の外側面に直接的に接触することに
より、ボルト14による圧縮荷重が締結用フランジ11
Aに付加されるのを抑える。そして、エンジンブロック
1からの高熱が金属スペーサ13に伝わることにより、
金属スペーサ13はエンジンブロック1とほぼ等しい温
度に保たれるものである。
【0041】15は樹脂製の締結用フランジ11A内に
設けられた温度検出素子で、該温度検出素子15は、図
2、図3に示す如く小径円柱状のサーミスタ16と、後
述の金属端子17とからなり、これらは前記金属スペー
サ13と一緒に締結用フランジ11A内にインサートモ
ールド等の手段で一体成形されるものである。
【0042】ここで、サーミスタ16は、周囲温度の変
化に応じて電気的な抵抗値が変化する可変抵抗体材料か
ら小径の円柱状に形成され、その長さ方向には一対の接
続ピン16A,16Bが設けられている。そして、一方
の接続ピン16Aは、カシメまたは圧着等の手段を用い
て金属スペーサ13の外周面に接合され、金属スペーサ
13の温度は、接続ピン16Aを介してサーミスタ16
に伝えられる。
【0043】また、他方の接続ピン16Bは、後述の金
属端子17に同様の手段を用いて接合され、サーミスタ
16は、図4に示すように後述の電源19側から金属端
子17を介して通電されるものである。なお、一方の接
続ピン16Aは金属スペーサ13およびエンジンブロッ
ク1等を介して車両にボディアースされる。
【0044】17は温度検出素子15の一部を構成する
金属端子で、該金属端子17は、図3に示す如く細長い
金属板の一端側を略L字状に折曲げることにより形成さ
れ、この折曲げ部17A側には、サーミスタ16の接続
ピン16B先端が接合されている。また、金属端子17
の他端側は、図2に示すように冷却水配管11の締結用
フランジ11Aから外部に突出する突出端17Bとなっ
ている。
【0045】18はエンジンブロック1の外側面と冷却
水配管11の締結用フランジ11Aとの間に設けられた
シール部材で、該シール部材18は、締結用フランジ1
1Aとエンジンブロック1との間を気液密にシールし、
循環路4内の冷却水等が外部に漏洩するのを阻止してい
る。
【0046】19は図4に示す直流電源、20は該電源
19とサーミスタ16との間に設ける信号出力手段とし
ての電流検出器で、該電流検出器20は、電源19から
サーミスタ16に流れる電流を検出することにより、こ
の検出信号をサーミスタ16の抵抗値変化としてエンジ
ン制御用のコントロールユニット(図示せず)等に出力
するものである。
【0047】本実施の形態による内燃機関の温度検出装
置は、上述の如き構成を有するもので、次にその温度検
出動作について説明する。
【0048】まず、エンジンブロック1の各シリンダ2
内には、吸気マニホールド5を通じて吸入空気と燃料と
の混合気が供給され、この混合気を各シリンダ2内で燃
焼させることにより、エンジンの回転出力がクランク軸
3から導出される。
【0049】また、エンジンブロック1の循環路4内を
流れる冷却水は、ウォータポンプ等の作動により冷却水
配管11を介してラジエータ9へと矢示A方向に流れ、
エンジンブロック1からの熱で高温状態となった冷却水
がラジエータ9内を流通する間に冷却される。
【0050】そして、この冷却水は、ラジエータ9から
冷却水配管12を介してエンジンブロック1側へと図1
中の矢示B方向に流通(リターン)され、再び循環路4
内を流れる間にエンジンブロック1を冷却し、徐々に温
度上昇して冷却水配管11側へと送られるものである。
【0051】ここで、樹脂配管からなる冷却水配管11
の締結用フランジ11A内にインサートモールドされた
温度検出素子15は、サーミスタ16の一端側(接続ピ
ン16A)が同様にインサートモールドされた筒状の金
属スペーサ13に接合され、サーミスタ16の他端側
(接続ピン16B)は金属端子17を介して外部の電源
19に図4に示す如く接続されている。
【0052】そして、冷却水配管11の締結用フランジ
11Aは、各金属スペーサ13内に挿通されたボルト1
4をエンジンブロック1の各ねじ穴1Aに螺着すること
により、エンジンブロック1の外側面に衝合状態で締結
され、エンジンブロック1からの熱は、金属スペーサ1
3を通じてサーミスタ16へと伝えられる。
【0053】このため、サーミスタ16の抵抗値は、エ
ンジンブロック1の温度に追従して変化し、図4に示す
電源19からサーミスタ16を流れる電流は、サーミス
タ16の抵抗値変化に対応して変わることになる。
【0054】そこで、電源19とサーミスタ16との間
に設けた電流検出器20により、サーミスタ16の抵抗
値変化を電流値の変化として取出すことができ、電流検
出器20からの検出信号によりエンジンブロック1の温
度状態を検出することができる。
【0055】この場合、図2に示す如くエンジンブロッ
ク1の循環路4から冷却水配管11内に向けて矢示A方
向に冷却水が流通しているときには、この冷却水により
エンジンブロック1が冷却されているので、エンジンブ
ロック1の温度は冷却水とほぼ同様の温度に保たれ、エ
ンジンブロック1の温度を冷却水温度として検出するこ
とができる。
【0056】一方、車両用エンジンを過酷な運転条件下
で作動させたような場合には、エンジンブロック1およ
び冷却水配管11,12内等で冷却水不足が発生する可
能性がある。そして、樹脂配管からなる冷却水配管1
1,12は、冷却水の流通が失われると、エンジンブロ
ック1から熱的に遮断されることになる。
【0057】しかし、本実施の形態にあっては、サーミ
スタ16等からなる温度検出素子15を、金属スペーサ
13と一緒に樹脂配管である冷却水配管11の締結用フ
ランジ11A内にインサートモールドしているので、エ
ンジンブロック1からの熱を金属スペーサ13を介して
サーミスタ16へと確実に伝えることができる。
【0058】このため、エンジンブロック1の循環路
4、冷却水配管11,12内等で冷却水不足が発生した
場合でも、エンジンブロック1の温度状態を即座に検出
することができ、エンジンのオーバヒート等を早期に判
別し、迅速な対応を図ることができる。
【0059】また、エンジンブロック1の外側面に接続
される樹脂配管、例えば冷却水配管11の締結用フラン
ジ11Aを利用して、サーミスタ16等からなる温度検
出素子15をエンジンブロック1に取付けることができ
るので、エンジンブロック1の外側面等に温度検出素子
用の取付スペースを特別に確保する必要がなくなり、コ
ストの低廉化を実現できる。
【0060】さらに、この場合の温度検出素子15にあ
っては、樹脂製の締結用フランジ11Aから突出する金
属端子17の突出端17Bを用いてハーネス(電気配
線)を引き回すことができるので、このような電気配線
がエンジンブロック1の外側面に接触して断線したりす
るのを容易に防ぐことができ、安全性、信頼性を確実に
向上できる。
【0061】従って、本実施の形態によれば、樹脂配管
からなる冷却水配管11の締結用フランジ11Aを利用
してエンジンブロック1の温度を直接的に検出でき、エ
ンジンのオーバヒート等に対する対策を良好に図ること
ができると共に、部品点数の増加を抑え、コストの低廉
化を図ることができる。
【0062】次に、図5および図6は本発明の第2の実
施の形態を示し、本実施の形態では前記第1の実施の形
態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0063】しかし、本実施の形態の特徴は、温度検出
素子31を、略半円形の平板状をなし2本の接続ピン3
2A,32Aが互いに平行に延びるように設けられたサ
ーミスタ32と、該サーミスタ32の各接続ピン32A
に接続された2本の金属端子33,33とにより構成し
たことにある。
【0064】ここで、これらの金属端子33は、第1の
実施の形態で述べた金属端子17と同様に構成され、一
端側が略L字状に折曲げられた折曲げ部33Aとなり、
他端側は図2に例示した締結用フランジ11A等の外部
に突出する突出端33Bとなっている。
【0065】また、サーミスタ32の各接続ピン32A
は、各金属端子33の折曲げ部33Aにカシメまたは圧
着等の手段を用いて接合されている。そして、サーミス
タ32と各金属端子33とは、第1の実施の形態で述べ
た温度検出素子15と同様に締結用フランジ11A内に
インサートモールドされ、このモールド時にサーミスタ
32は、金属スペーサ13の外周面に接触または近接し
た状態に保持されるものである。
【0066】これにより、金属スペーサ13の温度はサ
ーミスタ32に伝えられ、該サーミスタ32は温度変化
に応じて抵抗値が増減される。また、図6に示す電気回
路において、サーミスタ32は、電源19とアースとの
間に直列接続された抵抗34,35のうち例えば抵抗3
5に対して並列接続されている。そして、サーミスタ3
2は、その抵抗値変化が出力端子36側での電圧値の変
化として取出されるものである。
【0067】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様にエンジンブロ
ック1の温度を金属スペーサ13を介してサーミスタ3
2に伝えることができ、出力端子36側の電圧値により
エンジンブロック1の温度を安定して検知することがで
きる。
【0068】次に、図7および図8は本発明の第3の実
施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、温度検出素子
のサーミスタを金属スペーサの外周側に挿嵌して配置さ
れる環状体として形成したことにある。なお、本実施の
形態では前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一
の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0069】図中、41は樹脂材料からなる冷却水配管
11の締結用フランジ11A内にインサートモールドさ
れる筒状の金属スペーサで、該金属スペーサ41は、第
1の実施の形態で述べた金属スペーサ13とほぼ同様に
構成されているものの、該金属スペーサ41には、エン
ジンブロック1との衝合面側に環状鍔部41Aが一体形
成されている。
【0070】そして、金属スペーサ41は、第1の実施
の形態で述べた複数の金属スペーサ13のうち1個の金
属スペーサに替えて用いられ、その外周側には後述の温
度検出素子42が取付けられるものである。また、金属
スペーサ41は、環状鍔部41Aがエンジンブロック1
の外側面に当接(衝合)することにより、エンジンブロ
ック1に対する伝熱面積が拡大されている。
【0071】42は金属スペーサ41と共に樹脂製の締
結用フランジ11A内に設けられた温度検出素子で、該
温度検出素子42は、図7、図8に示す如く金属スペー
サ41の外周側に挿通して取付けられる環状のサーミス
タ43と、後述の電極板44および押え筒45とからな
り、これらは前記金属スペーサ41と一緒に締結用フラ
ンジ11A内にインサートモールド等の手段で一体成形
されるものである。
【0072】ここで、サーミスタ43は、周囲温度の変
化に応じて電気的な抵抗値が変化する可変抵抗体材料か
ら金属スペーサ41よりも大径の環状体として形成さ
れ、その一側面は金属スペーサ41の環状鍔部41Aに
対する当接面43Aとなっている。また、サーミスタ4
3の他側面は後述の電極板44に対する当接面43Bと
なっている。
【0073】44は温度検出素子42の一部を構成する
金属端子として電極板で、該電極板44は、図8に示す
ように導電性金属材料を用いて環状のディスクとして形
成され、その外周側には径方向外向きに突出する細長い
端子部44Aが一体成形されている。そして、電極板4
4の端子部44Aは、途中部位が略L字状に折曲げら
れ、その先端部は図7に示すように冷却水配管11の締
結用フランジ11Aから外部に突出する突出端44Bと
なっている。
【0074】45はサーミスタ43と電極板44の内周
側に挿嵌される絶縁部材としての押え筒で、該押え筒4
5は、例えばアルミナ等の絶縁性セラミックス材料また
は絶縁性樹脂材料等を用いて図8に示すように筒状体と
して形成され、その端部には径方向外向きに突出する環
状の鍔部45Aが設けられている。そして、押え筒45
の軸方向寸法(鍔部45Aを除いた寸法)は、サーミス
タ43と電極板44の合計の厚さ(軸方向寸法)にほぼ
対応している。
【0075】また、押え筒45の内径は金属スペーサ4
1の外径にほぼ対応し、押え筒45の外径はサーミスタ
43、電極板44の内径にほぼ対応する寸法に形成され
ている。そして、押え筒45は、その外周側に電極板4
4とサーミスタ43を挿嵌した状態で、金属スペーサ4
1の外周側へと挿通されることにより、サーミスタ4
3、電極板44と一緒に金属スペーサ41に対して組付
けられるものである。
【0076】これにより、サーミスタ43と電極板44
とは、金属スペーサ41の環状鍔部41Aと押え筒45
の鍔部45Aとの間で挟持され、サーミスタ43は金属
スペーサ41の環状鍔部41Aと電極板44との間で電
気的に接続される。そして、絶縁性材料からなる押え筒
45は、金属スペーサ41と電極板44との間を電気的
に絶縁状態に保つものである。
【0077】また、電極板44の突出端44Bは、図4
に例示した電気回路と同様に電流検出器20を介して電
源19に接続され、金属スペーサ41はエンジンブロッ
ク1等を介して車両にボディアースされる。そして、サ
ーミスタ43の抵抗値は、図4に例示したように電流検
出器20による電流値の変化として検出されるものであ
る。
【0078】かくして、このように構成される本実施の
形態にあっても、エンジンブロック1の温度が金属スペ
ーサ41の環状鍔部41A等を介してサーミスタ43に
伝えられ、これによりサーミスタ43の抵抗値は、エン
ジンブロック1の温度状態に応じて変化するので、図4
に例示した電流検出器20による電流値の変化としてエ
ンジンブロック1の温度を直接的に検出でき、第1の実
施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0079】特に、本実施の形態にあっては、サーミス
タ43を環状体として形成し、これを電極板44および
押え筒45と共に金属スペーサ41の外周側に挿通した
状態で取付ける構成としたので、サーミスタ43と金属
スペーサ41との接触面積を広くして伝熱面積を増加で
きると共に、金属スペーサ41に対するサーミスタ43
等の組付け性を向上することができる。
【0080】この場合、押え筒45の外周側に電極板4
4とサーミスタ43を挿嵌した状態で、これらを一体物
として樹脂モールドし、その後にこれらの一体物を金属
スペーサ41の外周側に挿通した状態で冷却水配管11
の締結用フランジ11A内にインサートモールドする構
成としてもよい。
【0081】そして、この場合にはサーミスタ43、電
極板44および押え筒45を一体物として取扱うことが
でき、部品点数を削減して組立工程の合理化を図ること
ができると共に、金属スペーサ41に対するサーミスタ
43等の組付け性をさらに向上することができる。
【0082】なお、前記各実施の形態では、温度検出素
子15(31,42)を冷却水配管11の締結用フラン
ジ11Aに設ける場合を例に挙げて説明した。しかし、
本発明はこれに限るものではなく、例えば図1に示す冷
却水配管12の締結用フランジ12Aに温度検出素子を
インサートモールド等の手段を用いて設ける構成として
もよい。
【0083】また、例えば図1に示す吸気マニホールド
5等の吸気管を耐熱性の樹脂材料で形成する場合に、こ
の吸気管をエンジンブロックに接続する接続部に温度検
出素子をインサートモールドして設ける構成としてもよ
い。また、図1に示す排気マニホールド8等の排気管に
温度検出素子を設ける構成としてもよい。
【0084】また、前記各実施の形態では、温度検出素
子15(31,42)をサーミスタ16(32,43)
により構成するものとして説明した。しかし、本発明は
これに限らず、例えば熱電対等を用いて温度検出素子を
構成してもよい。
【0085】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、耐熱性の樹脂材料を用いて形成された樹脂
配管の接続部に、エンジンブロックの温度を検出する温
度検出素子をインサートモールドして設ける構成として
いるので、例えばエンジンの吸気管、排気管または冷却
水配管等を耐熱性の樹脂材料を用いた樹脂配管として形
成した場合に、この樹脂配管の接続部に温度検出素子を
インサートモールドして埋め込むことができ、温度検出
素子をエンジンブロックに近接または接触させることに
よりエンジンブロックの温度を確実に検出することがで
きる。従って、樹脂配管の接続部を利用してエンジンブ
ロックの温度を直接的に検出でき、信頼性を向上でき
る。また、温度検出素子をエンジンブロックに直に取付
ける必要がないので、部品点数の増加を抑えることがで
き、電気配線等の引き回しを容易にしてコストの低廉化
等を図ることができる。
【0086】また、請求項2に記載の発明は、エンジン
ブロックに設けた冷却水の循環路と内燃機関のラジエー
タとの間で冷却水を流通させる冷却水配管を樹脂配管で
形成する構成しているので、温度検出素子により樹脂配
管内を流通する冷却水の温度を検出できると共に、冷却
水の流通が失われた場合でもエンジンブロックの温度状
態を検出でき、オーバヒート等の発生を早期に判別する
ことができる。
【0087】また、請求項3に記載の発明は、樹脂配管
の接続部をエンジンブロックに衝合状態で締結される締
結用フランジとし、該締結用フランジには、内側に締結
部材が挿通される筒状の金属スペーサと温度検出素子と
をインサートモールドにより一体成形する構成としてい
るので、樹脂配管の締結用フランジをエンジンブロック
に締結部材を用いて接続するときに、筒状の金属スペー
サで締結部材の周囲を補強でき、樹脂配管の接続強度を
高めることができる。そして、金属スペーサをエンジン
ブロックに直に接触させることにより、温度検出素子は
エンジンブロックの温度を金属スペーサを介して検出で
きる。
【0088】また、請求項4に記載の発明は、温度検出
素子を、金属スペーサの外周側に接触または近接して配
置されるサーミスタと、一端側が該サーミスタに接続さ
れ他端側が締結用フランジの外部に突出する金属端子と
により構成しているので、エンジンブロックの温度を金
属スペーサを介してサーミスタへと伝えることができ
る。そして、締結用フランジの外部に突出する金属端子
を通してサーミスタの抵抗値変化をエンジンブロックの
温度として外部に出力でき、エンジンブロックの温度を
安定して検出し続けることができる。
【0089】さらに、請求項5に記載の発明は、サーミ
スタを環状体として形成し、金属スペーサの外周側に挿
通した状態で取付ける構成としているので、サーミスタ
と金属スペーサとの接触面積を広くして伝熱面積を増加
できると共に、金属スペーサに対するサーミスタの組付
け性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による温度検出装置
が設けられる車両用エンジンを示す構成図である。
【図2】図1中のエンジンブロックに締結された冷却水
配管の締結用フランジを拡大して示す縦断面図である。
【図3】図2中の温度検出素子と金属スペーサを拡大し
て示す斜視図である。
【図4】図2中の温度検出素子を電源に接続した状態を
示す電気回路図である。
【図5】第2の実施の形態による温度検出装置の温度検
出素子と金属スペーサを拡大して示す斜視図である。
【図6】図5中の温度検出素子を電源に接続した状態を
示す電気回路図である。
【図7】第3の実施の形態による温度検出装置を示す図
2とほぼ同様位置の縦断面図である。
【図8】図7中に示す温度検出素子の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 エンジンブロック 2 シリンダ 3 クランク軸 4 循環路 5 吸気マニホールド(吸気管) 6 エアフローメータ 7 スロットルバルブ 8 排気マニホールド(排気管) 9 ラジエータ 10 冷却ファン 11,12 冷却水配管(樹脂配管) 11A 締結用フランジ 13,41 金属スペーサ 14 ボルト(締結部材) 15,31,42 温度検出素子 16,32,43 サーミスタ 17,33 金属端子 17A,33A 折曲げ部 17B,33B 突出端 44 電極板(金属端子) 45 押え筒(絶縁部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01K 7/22 G01K 7/22 J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のエンジンブロックと、 該エンジンブロックとの間で流体を流通させるため該エ
    ンジンブロックに接続して設けられ、耐熱性の樹脂材料
    を用いて形成された樹脂配管と、 前記エンジンブロックに対する該樹脂配管の接続部にイ
    ンサートモールドして設けられ、前記エンジンブロック
    の温度を検出する温度検出素子とにより構成してなる内
    燃機関の温度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジンブロックは冷却水が循環す
    る循環路を有し、前記樹脂配管は、内燃機関のラジエー
    タと該循環路との間で冷却水を流通させる冷却水配管を
    構成してなる請求項1に記載の内燃機関の温度検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記樹脂配管の接続部は前記エンジンブ
    ロックに衝合状態で締結される締結用フランジであり、
    該締結用フランジには、内側に締結部材が挿通される筒
    状の金属スペーサと前記温度検出素子とをインサートモ
    ールドにより一体成形してなる請求項1まはた2に記載
    の内燃機関の温度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記温度検出素子は、前記金属スペーサ
    の外周側に接触または近接して配置されるサーミスタ
    と、該サーミスタの抵抗値変化を外部に出力するため一
    端側が該サーミスタに接続され他端側が前記締結用フラ
    ンジの外部に突出する金属端子とにより構成してなる請
    求項3に記載の内燃機関の温度検出装置。
  5. 【請求項5】 前記サーミスタは、前記金属スペーサの
    外周側に挿通した状態で取付けられる環状体として形成
    してなる請求項4に記載の内燃機関の温度検出装置。
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