JP5426681B2 - 倒立振子型移動体 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪等によって移動する倒立振子型の移動体に関する。
従来、傾斜センサ(ジャイロセンサ等)の検出結果に基づく倒立振子制御によって倒立姿勢を維持しながら移動する倒立振子型移動体が知られている。この種の倒立振子型移動体において、車体(すなわち、搭乗者が座る座席の座面)をストッパが接地するまで前方に傾斜させて安定的に停止させることで、搭乗者の乗車または降車を容易とする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−189017号公報
ところで、上記従来の倒立振子型移動体では、ストッパが接地するまで車体を傾斜させる際には、所定のトルクを基体に作用させる必要があり、その反作用で駆動輪が回転して移動する。しかしながら、例えば、駆動輪が移動する後方に障害物(例えば、縁石等)があると、その障害物に駆動輪が突き当たってその移動が規制され、搭乗者の乗車が妨げられるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、後方の床面上に障害物が存在する場合でも、当該床面上を転動する主輪の障害物への接触を防止しつつ搭乗者の乗車を容易とした倒立振子型移動体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、倒立振子制御により倒立姿勢を維持しながら床面(G)上を移動する倒立振子型移動体(1)であって、前記床面上を転動する主輪(85)を有する走行ユニット(3)を保持した基体(2)と、前記基体に取り付けられ、搭乗者(H)の臀部を支持する着座ユニット(4)とを備え、前記着座ユニットは、前記主輪の回転中心(A)と倒立振子型移動体の重心(Gt1)とを結んだ軸線(B)に対し、少なくともその中心(C)が前方に配置されたサドル(63L,63R)を有する構成とする。
また、第2の発明として、前記サドルは、搭乗者が乗車しない前記基体の倒立姿勢において、その着座面(70La,70Ra)が水平方向に対して前下がりに傾斜している構成とすることができる。
上記第1の発明によれば、搭乗者の乗車時には、倒立振子型移動体(サドルに支持される搭乗者を含む)の重心位置が前方に変位することにより、主輪が前方に動くように倒立振子制御が実行されるため、後方の床面上に障害物が存在する場合でも、当該床面上を転動する主輪の障害物への接触を防止しつつ搭乗者の乗車を容易とするという優れた効果を奏する。
また、上記第2の発明によれば、搭乗者のサドルに対する乗車性(乗り込み易さ)が向上する。
倒立振子型移動体の搭乗可能状態(サドルおよびステップを展開した状態)を示す斜視図である。 倒立振子型移動体の収納状態(サドルおよびステップを格納した状態)を示す斜視図である。 倒立振子型移動体の分解斜視図である。 図1のIV−IV断面図である。 図1のV−V断面図 図1のVI−VI断面図である。 倒立振子型移動体のくびれ部を一部破断して示す斜視図である。 倒立振子型移動体の制御系の要部を示すブロック図である。 (A)非搭乗状態、(B)着座搭乗状態の倒立振子型移動体の倒立姿勢を示す側面図である。 図9(A)の着座ユニットの変更例を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る倒立振子型移動体の詳細について説明する。説明にあたり、倒立振子型移動体およびその構成要素の方向は、鉛直方向を上下方向とし、鉛直方向に直交する水平面において互いに直交する前後方向および左右方向を図示のように定める。
<倒立振子型移動体の全体構成>
図1および図3〜図5に示されているように、倒立振子型移動体(以下、単に移動体と略称する。)1は、概ね上下方向に延在する骨格構造をなす基体としてのフレーム2と、フレーム2の下部に設けられた走行ユニット3と、フレーム2の上部に設けられた着座ユニット4と、フレーム2の内部に設けられた電装ユニット11と、各ユニットおよびセンサに電力を供給するバッテリユニット10とを主要構造として有している。電装ユニット11は、倒立振子制御ユニット(以下、単に制御ユニットと略称する)5と、荷重センサ6と、傾斜センサ7とを備えている。制御ユニット5は、倒立振子制御に基づいて各種センサからの入力信号に応じて走行ユニット3を駆動制御し、移動体1を倒立姿勢に維持する。また、移動体1は、電装ユニット11とは別体に、ひずみセンサ8L,8Rやロータリエンコーダ9L,9Rを適所に備えている。
<フレームの構成>
図1に示されているように、フレーム2は、中空の外殻構造をなし、前後方向の幅が左右方向の幅に比べて大きい扁平形状を呈している。また、フレーム2は、上下方向における中央にくびれ部2Aを有し、くびれ部2Aは前後方向における幅が左右方向よりも大きく凹んでいる。このくびれ部2Aには、電装ユニット11が収容されている。これにより、フレーム2は、左右方向から見て外縁が略8の字状を呈する。図3に示されているように、フレーム2は、そのくびれ部2Aにおいて上下に分割可能であり、互いに別体の上部フレーム21と下部フレーム22とから構成されている。上部フレーム21および下部フレーム22は、それぞれカーボンプリプレグシートを熱硬化させることによって形成されたドライカーボン(炭素繊維強化プラスチック:CFRP)である。後述するように、上部フレーム21と下部フレーム22とは、荷重センサ6を介して連結されている。
図4に示されているように、上部フレーム21には、その中央部に左右方向に貫通するサドル格納部24を形成するように環状部分が形成されている。この環状部分は、中空であり、バッテリユニット10等が収容される内部空間26を有している。上部フレーム21の下端部には、下方に向けて開口する下部開口部25(図3参照)が形成されており、また、上部フレーム21の上端部には、上方に向けて開口する上部開口部27が形成されている。サドル格納部24の上壁部分には、内部空間26とサドル格納部24とを連通するサドル取付孔28が形成されている。下部開口部25の上方に位置するサドル格納部24の下壁部分には、サドル格納部24から下方に向けて凹設された接続凹部29が形成されている。この接続凹部29の底部の中央部には、貫通孔である連結孔30が形成されている。移動体1では、上部フレーム21の内部空間26における前部内部空間26Aおよび後部内部空間26Bがバッテリユニット10を収容する環状のバッテリ収容部を形成する。
図3に示されているように、下部フレーム22は、上部開口部31および下部開口部32を有して筒状に形成されている。下部フレーム22の左右側壁33は概ね上下方向に延在し、かつ互いに平行となっている。下部フレーム22の前後側壁34は、上側から下側に進むにつれて前後方向に膨出し、左右方向から見て下部フレーム22の下部は半円状となっている。この下部フレーム22の半円状をなす下部は、走行ユニット3の上半部を収容する収容空間35を画成している。
左右側壁33のそれぞれには、下部開口部32に連続する半円状の切欠部36が形成されている。左右の切欠部36は、左右方向の軸線をもって、互いに同軸に配置されている。切欠部36と下部開口部32の境界部分には、切欠部36の周縁を延長するように下方へと延出する突片37が形成されている。前後側壁34のそれぞれの上部であってくびれ部2Aを形成する部分には、通気孔39がそれぞれ形成されている。通気孔39は、左右方向に延在する長孔状の貫通孔であって、上下方向に複数個が平行に列設されている。
図7に示されているように、下部フレーム22の左右側壁33における上部開口部31付近の内壁には、一対の金属製の支持ベース53L,53Rがそれぞれ接着されている。各支持ベース53L,53Rは前後方向に延在し、その上面は水平面となっている。各支持ベース53の前後端には、上下方向に貫通する雌ねじ孔54aが設けられた連結部54が形成されている。
<着座ユニットの構成>
図6に示されているように、着座ユニット4は、ベース本体61と、左右一対のサドルアーム62L,62Rと、左右一対のサドル63L,63Rとを備えている。ベース本体61は、上部フレーム21の上部開口部27を通して上部内部空間26Cに配置され、その上部に接続された上壁により上部開口部27を閉塞している。また、ベース本体61は、その下部に前後方向に延設された支持軸65を備えている。
支持軸65には、左右一対のサドルアーム62L,62Rの基端部66L,66Rが枢支されている。各サドルアーム62L,62Rは、基端部66L,66Rから上部フレーム21のサドル取付孔28を通過して、上部フレーム21の外部に位置する先端部67L,67Rへと延出している。右サドルアーム62Rは、その先端部67Rが基端部66Rの下方のサドル格納部24内に位置する格納位置と、先端部67Rが基端部66Rに対して概ね右方に展開される使用位置との間で回動可能になっている。右サドルアーム62Rは、使用位置において、下に凸となるように湾曲した形状に形成されている。同様に、右サドルアーム62Rと略左右対称の構成を有する左サドルアーム62Lは、格納位置と使用位置との間で回動可能になっており、使用位置において下に凸となるように湾曲した形状に形成されている。
両サドルアーム62L,62Rは、図示しないリンク機構を介して互いに連結されており、一方が格納位置にある場合には他方も格納位置に位置し、一方が使用位置にある場合には他方も格納位置に位置するように連動して変位するようになっている。また、ベース本体は図示しないロック機構を備えている。ロック機構は、各サドルアーム62L,62Rが格納位置または使用位置に位置する場合に、各サドルアーム62L,62Rに係合して各サドルアーム62L,62Rを格納位置または使用位置に保持する。
各サドル63L,63Rは、サドルアーム62L,62Rの先端部67L,67Rに連結された支持部69L,69Rと、支持部69L,69Rに取り付けられた円盤状のクッション部70L,70Rとを備えている。クッション部70L,70Rは、搭乗者(すなわち、移動体1に搭乗した操作者)の左右の臀部や大腿部が載せられる着座面を有する。サドルアーム62L,62Rが使用位置(図6中の2点鎖線参照)に位置する場合において、クッション部70L,70Rは、支持部69L,69Rの上方に配置され、着座面が上方を向く。着座した搭乗者の荷重は、サドル63L,63R、サドルアーム62L,62R、ベース本体61を介して上部フレーム21に加わる。
サドルアーム62L,62Rが格納位置(図2参照)に位置する場合には、サドル63L,63Rの支持部69L,69Rはサドル格納部24内に位置し、クッション部70L,70Rはその着座面が左方外方または右方外方を向き、サドル格納部24を閉塞する。
図9(A)に示されているように、各サドル63L,63Rは、主輪85の回転中心Aと倒立振子型移動体の重心Gt1とを結んだ軸線Bに対し、少なくともその着座面70La,70Raの中心Cが前方に配置された構成を有する。また、各サドル63L,63Rは、図9(A)に示す搭乗者Hが乗車する前の非搭乗状態の移動体1において、その着座面70La,70Raが仮想線Dで示すように水平方向(前後方向)に対して前下がりに傾斜している。このような構成は、サドル63L,63Rを支持するサドルアームの先端部67L,67Rの延在方向を側面から見た仮想線Eを、軸線Bに対して前方に傾斜させることにより実現されている。また、同様の構成は、図10の変更例に示すように、クッション部70L,70Rの形状を変更することにより実現することも可能である。
なお、移動体1における着座ユニット4は、本実施形態のように搭乗者が搭乗するために使用するものに限定されず、任意の積載物(例えば、操作者が運ぶ荷物等)を支持可能とした構成も可能である。その場合、サドル63L,63Rの形状も支持対象に応じて種々の変更が可能である。
<ハンドルの構成>
ベース本体61の上壁には、操作者による移動体の支持に供される格納式のハンドル71が設けられている。ハンドル71は、不使用時は、図2中の実線で示すように、ベース本体61の上壁に凹設されたハンドル格納部72に格納される。一方、ハンドル71は、使用時には、図2中の2点鎖線で示すように、前後の脚部71Aが上方にスライドすることによりベース本体61の上方に突出する。操作者は、ハンドル71を把持して、移動体1を持ち上げて運んだり、運転停止中の移動体1を支えてその傾倒を防止したりすることができる。
<走行ユニットの構成>
図3〜図5に示されているように、走行ユニット3は、支持部材としての左右一対のマウント部材81L,81Rと、これらマウント部材81L,81Rにそれぞれ取り付けられた左右一対の電動モータ82L,82Rと、波動歯車装置83L,83Rを介して電動モータ82L,82Rにそれぞれ回転させられる駆動体84L,84Rと、左右の駆動体84L,84Rによって回転させられる主輪85とを備えている。DCモータからなる電動モータ82L,82Rおよび波動歯車装置83L,83Rは周知の構成を有する。電動モータ82L,82Rの出力は、それぞれ波動歯車装置83L,83Rを介して減速された後、駆動体84L,84R(ドライブディスク121L,121R)に伝達されるようになっている。
駆動体84L,84Rは、ドライブディスク121Rと、ドライブディスク121Lに回転可能に支持された複数のドライブローラ122L,122Rとを備えている。左右ドライブローラ122L,122Rは、左右ドライブディスク121L、121Rが連結された状態(すなわち、左右の駆動体84L,84Rが組みつけられた状態)において、所定の距離だけ離間した位置に配置される。左右ドライブローラ122L,122Rの間には主輪85が配置される。
主輪85は、角柱体により構成された無端円環状の環状体161と、環状体161の外周部に嵌着された複数個のインナスリーブ162と、各インナスリーブ162の外周部にボール軸受163を介して回転可能に支持された複数の筒状のドリブンローラ164とにより構成されている。ドリブンローラ164は、ボール軸受163の外周部に嵌着される金属製円筒部164Aと、金属製円筒部164Aの外周面に加硫接着されたゴム製円筒部164Bとにより構成されている。ゴム製円筒部164Bの材質は、ゴムに限られず、可撓性を有する他の樹脂材料等であってもよい。ドリブンローラ164のゴム製円筒部164Bは、移動体1の使用状態(走行状態)において、路面に接地する。
ドリブンローラ164は、インナスリーブ162と共に環状体161の環方向(周方向)に複数個設けられ、主輪85の実質的な外周面をなす。また、各ドリブンローラ164は、自身の配置位置における環状体161の接線周りに回転(自転)可能になっている。
主輪85は、左右の駆動体84L,84Rの間に介装されることによって、駆動体84L,84Rと共に組み付けられる。この状態において、主輪85は、ドリブンローラ164のゴム製円筒部164Bの外周面と、左右のドライブローラ122L,122Rの外周面とが接触し、摩擦によってドライブディスク121L,121Rの回転力(推進力)がドライブローラ122L,122Rを介してドリブンローラ164に伝達される。なお、ドライブローラ122L,122Rと主輪85との配置関係や主輪85の駆動の態様について、より詳細な説明が必要ならば、国際公開2008/139740号を参照されたい。
<ステップの構成>
図3に示されているように、下部フレーム22の左右側壁33の外側には、左右ステップベース180L、180Rが設けられる。各ステップベース180L,180Rは、金属材料から形成されて環形状をなし、切欠部36の周縁部および2つの突片37に沿う形状に形成されている。各ステップベース180L,180Rには、それぞれステップ183L,183Rが回動可能に支持されている。各ステップ183L,183Rは、基端部において概ね前後方向に延在する回動軸をもって各突出部181L,181R付近に支持されており、その先端部が基端部の概ね上方に位置し、下部フレーム22に概ね沿った状態となる格納位置(図2参照)と、その先端部が基端部の概ね左右方向に位置し、下部フレーム22から突出した状態となる使用位置(図1参照)との間で回動可能となっている。
ステップベース180L,180Rと走行ユニット3の左右マウント部材81L,81Rとは、切欠部36の周縁部および2つの突片37を介装した状態でボルト締結される。これにより、ステップベース180L,180Rおよび走行ユニット3が下部フレーム22に固定される。
各ステップベース180L,180Rの内表面には、ひずみセンサ8L,8Rが貼付されている。ひずみセンサ8L,8Rは、公知のひずみゲージであって、ステップ183L,183Rに荷重が加わった際のステップベース180L,180Rのひずみを検出する。
下部フレーム22の下端部には、走行ユニット3の下半部を路面との接地部位を除いて隠蔽するための下部カバー185が取り付けられる。また、下部フレーム22の左右側壁33の外側面には、各突出部181L,181Rおよび各ステップ183L,183Rを除いて各ステップベース180L,180Rを隠蔽するためのサイドカバー186L,186Rが取り付けられている。
<電装ユニットの構成>
図7に示されているように、電装ユニット11を構成する制御ユニット5(ここでは図示せず)と、荷重センサ6と、傾斜センサ7とのそれぞれは、骨格となる電装マウントフレーム202に取り付けられて一体となっている。以下の電装ユニット11の説明では、電装ユニット11が下部フレーム22に取り付けられた状態を基準にして、前後、左右、上下の方向を設定する。
電装マウントフレーム202は、中央部に空間を備えた略矩形状のフレーム部材であり、その周縁部が左右の支持ベース53L,53R上に載置可能なように大きさが設定されている。また、電装マウントフレーム202は、下部フレーム22の左右の支持ベース53L,53R上に載置された状態において、左右の支持ベース53L、53Rの雌ねじ孔54aが設けられた連結部54に対応する位置に上下方向に貫通する貫通孔203aが設けられた連結部203を備えている。
荷重センサ6は、z軸方向(鉛直方向)の力およびx軸,y軸回りのモーメントを検出可能な3軸力センサから構成されている。荷重センサ6は、センサ基盤を内蔵するボディ部205と、このボディ部205から上方に突出する入力軸206とを有している。入力軸206は、円柱状に形成され、検出する外力が入力される。入力軸206の外周には基端から先端にわたって雄ねじ溝が形成されている。ボディ部205は、電装マウントフレーム202上に載置され、ねじ締結されている。
入力軸206の基端部の外周部には、板状の連結部材ベース210が取り付けられている。連結部材ベース210は、中央に雌ねじ孔を有し、この雌ねじ孔が入力軸206の基端部206B(図4参照)の雄ねじ溝と螺合することによって入力軸206に固定されている。なお、入力軸206の先端は、連結部材ベース210の上方に突出している。
連結部材ベース210が入力軸206に取り付けられた状態で、連結部材ベース210の前部には、前方側に延出する第1コネクタベース211がねじ締結されている。連結部材ベース210の後部には第2コネクタベース212がねじ締結されている。
傾斜センサ7は、公知のジャイロスコープである。傾斜センサ7は、そのハウジングとして機能する電装マウントフレーム202の内部に配置され、電装マウントフレーム202にねじ締結されている。傾斜センサ7は、鉛直方向(上下方向)を基準にして、鉛直方向からの傾斜角度を検出する。
<バッテリユニットの構成>
図4に示されているように、バッテリユニット10は、2つのバッテリ281,281と、これらバッテリ281,281にそれぞれ取り付けられた2つのバッテリマネジメント基板282,282とを備えている。各バッテリマネジメント基板282は、図示しないマイクロコンピュータを構成するCPUと、メモリとを備えており、各バッテリ281,281の充放電や使用するバッテリ281,281の選択を行う。
バッテリ281,281は、上部フレーム21における環状部分の内部空間26の形状に対応するように、所定の曲率をもって湾曲状に形成されている。これにより、バッテリ281,281は、上部フレーム21の下部開口部25を通して、上部フレーム21の前部内部空間26Aと、後部内部空間26Bとに分離して挿入され、上部フレーム21の各支持ベース51L,51Rにねじ締結されたバッテリブラケット291によって下方から支持されている。
<倒立振子制御系の構成>
図4に示されているように、制御ユニット5は、電動モータ82L,82R等の制御に供される制御回路261(図8参照)を備えた制御基板241と、バッテリユニット10から供給された電源電圧を所定の電圧に変換する電源基板242と、電動モータ82L,82RのPWM制御に供される左右のドライバ回路(インバータ回路)253,254(図8参照)をそれぞれ備えた左右のモータドライバ基板243,244と、入力インターフェース回路265および出力インターフェース回路266(ともに図8参照)を備えたI/Oインターフェース基板245と、冷却用の送風ファン247とを備えている。
図8に示されているように、制御回路261には、入力インターフェース回路265を介して、荷重センサ6、傾斜センサ7、ひずみセンサ8L,8Rからの信号が入力される。この制御回路261は、倒立振子制御を行うものであって、入力される各種信号に基づいて、移動体1の倒立姿勢を維持すべく、左右ドライバ回路253,254を駆動させるためのPWM信号を生成する。
荷重センサ6は、入力軸206に入力される荷重に応じた信号を、制御回路261に出力する。ひずみセンサ8L,8Rは、ステップ183L,183Rに加わる荷重に応じた信号を、制御回路261に出力する。傾斜センサ7は、所定の基準線に対する自身の傾きに応じた信号を制御回路261に出力する。
制御回路261は、荷重センサ6からの信号に基づいて、入力軸206に入力される荷重を算出し、算出した荷重と所定の閾値とを比較して、着座ユニット4に搭乗者Hが着座しているか否かを判定する。また、制御回路261は、ひずみセンサ8L,8Rからの信号に基づいて、ステップ183L,183Rに加わる荷重を算出し、算出した荷重と所定の閾値とを比較して、ステップ183L,183Rに搭乗者Hが足を乗せているか否かを判定する。更に、制御回路261は、着座ユニット4に着座しているか否かの判定結果と、ステップ183L,183Rへ足を乗せているか否かの判定結果とに基づいて、移動体1への搭乗者の有無および搭乗者の搭乗姿勢を判定する。
また、制御回路261は、傾斜センサ7からの信号に基づいて、移動体1における軸線Bと鉛直軸線Vとのなす角度である傾斜角θ(図9(A)ではθ=0の状態を示している。)を所定の演算処理により算出する。傾斜角θは、前後方向をx軸、左右方向をy軸、鉛直方向をz軸とするxyz座標系を想定すると、x軸方向への傾斜角であるx成分θxと、y軸方向への傾斜角であるy成分θyとからなる。
そして、制御回路261は、傾斜角θに基づいて倒立振子制御を行う。倒立振子制御では、移動体1全体の重心(すなわち、搭乗者Hを含まない重心Gt1、または着座した搭乗者Hを含む重心Gt2)を、走行ユニット3(主輪85)の接地点の概ね真上に位置させるように、傾斜角θを制御目標値である基準角θtに一致させる。搭乗者の有無および搭乗姿勢によって移動体1全体および搭乗者を含む重心位置が変化するため、基準角θtは移動体1の非搭乗状態、着座搭乗状態、起立搭乗状態の各状態において設定されている。
制御回路261は、予め設定された複数の動作モードを有しており、操作者が搭乗していると判定した場合、動作モードとして搭乗モードを選択する。そして、制御回路261は、荷重センサ6で検出された搭乗者の荷重を含む移動体1全体の重心Gt2に応じて移動体1の傾斜角θの目標値(基準角θt)を設定する等、倒立振子制御用の各種パラメータとして搭乗モード用の値を設定する。また、制御回路261は、操作者が搭乗していないと判定した場合、動作モードとして自立モードを選択し、搭乗者の荷重を含まない移動体1全体の重心Gt1に応じて移動体1の傾斜角θの目標値を設定する等、倒立振子制御用の各種パラメータとして自立モード用の値を設定する。
上記構成の移動体1において、図9(A)に示すように、搭乗者Hが乗車する際には、搭乗者Hの重量がサドル63L,63Rに掛かることにより、搭乗者Hを含む移動体1の重心が前方に変位(図9(A)中に重心Gt2で示す。)する。このとき、制御回路261は、図9(B)に示すように、重心Gt2が主輪85の接地点G0の真上にくるように、倒立振子制御を実行する。そして、主輪85は床面G上を前方に(すなわち、搭乗者Hの両足間のスペースに向けて)移動する。これにより、後方の床面G上に障害物(図示せず)が存在する場合でも、当該床面G上を転動する主輪85の障害物への接触を防止しつつ搭乗者Hの乗車が容易となる。特に、各サドル63L,63Rの着座面70La,70Raが前方に傾斜しているため、搭乗者Hのサドル63L,63Rに対する乗車性(乗り込み易さ)が向上する。また、搭乗者Hの乗車後の非走行時には、サドル63L,63Rの着座面70La,70Raは、仮想線Dで示すように水平となる。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、本発明に係る倒立振子型移動体は、特に一輪車に好適であるが、これに限らず、車輪(主輪)を複数備えた構成も可能である。なお、上記実施形態に示した本発明に係る倒立振子型移動体の各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
1 倒立振子型移動体
2 フレーム
2A くびれ部
3 走行ユニット
4 着座ユニット
5 倒立振子制御ユニット
6 荷重センサ
7 傾斜センサ
8L,8R ひずみセンサ
10 バッテリユニット
11 電装ユニット
13 上部構造体
14 下部構造体
21 上部フレーム
22 下部フレーム
24 サドル格納部
26 内部空間
28 サドル取付孔
29 接続凹部
30 連結孔
39 通気孔
63L,63R サドル
70La,70Ra 着座面
71 ハンドル
82L,82R 電動モータ
84L,84R 駆動体
85 主輪
183L,183R ステップ
185 下部カバー
186L,186R サイドカバー
202 電装マウントフレーム
205 ボディ部
206 入力軸
210 連結部材ベース
241 制御基板
242 電源基板
243 モータドライバ基板
244 モータドライバ基板
246 通気路
247 送風ファン
261 制御回路
281 バッテリ
282 バッテリマネジメント基板

Claims (3)

  1. 乗車前の移動体の重心および乗車後の搭乗者を含む移動体の重心が主輪の接地点の真上にくるように倒立振子制御により倒立姿勢を維持しながら床面上を移動する倒立振子型移動体であって、
    前記床面上を転動する主輪を有する走行ユニットを保持した基体と、
    前記基体に取り付けられ、搭乗者の臀部を支持する着座ユニットと、
    前記基体に取り付けられ、搭乗者の足部を支持するステップとを備え、
    前記着座ユニットは、搭乗者が乗車しない状態において、倒立振子制御による当該移動体の倒立姿勢下で、前記主輪の回転中心と乗車前の移動体の重心とを結んだ軸線に対し、少なくともその中心が前方に配置されたサドルを有し、当該サドルの前縁部よりも前記ステップの前縁部が後方に配置されていることを特徴とする倒立振子型移動体。
  2. 前記サドルは、搭乗者が乗車しない前記基体の倒立姿勢において、その着座面が水平方向に対して前下がりに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の倒立振子型移動体。
  3. 前記サドルの着座面は、搭乗者が乗車しない前記倒立振子制御に基づく前記基体の倒立姿勢において、水平方向に対して前下がりに傾斜する一方、前記搭乗者の搭乗後の非走行時に前記倒立振子制御に基づく前記基体の倒立姿勢に水平となることを特徴とする請求項1に記載の倒立振子型移動体。
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