JP5352672B2 - 倒立振子型移動体 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪等によって移動する倒立振子型の移動体に関する。
従来、倒立振子型移動体として、電動モータにより駆動される複数の車輪と、操作者が搭乗するステップと、このステップに垂直に設けられた搭乗者用のハンドルと、搭乗した操作者を支持する座席とを有し、倒立振子制御により電動モータを駆動して本体の倒立姿勢を維持するように動作するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−253565号公報
ところで、上記従来の倒立振子型移動体では、座席はハンドルに連結された座席載置部上に設けられており、搭乗者は座席に跨った状態(すなわち、座り乗りの状態)でハンドルに手を掛けて移動のための操作を行う。したがって、搭乗者は、座席を使用せずにステップ上で立ち乗りをすることは難しく、仮に立ち乗りが可能であるとしても座席が乗り降りの邪魔になるという問題があった。また、上記従来の倒立振子型移動体において、座席の代わりに荷物等を支持可能な支持部を設けることも考えられるが、そのような支持部は不使用時には邪魔になり、使用者の利便性や使用形態の自由度が損なわれるという問題が生じ得る。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、移動用の走行ユニットを保持する基体に設けられて人や荷物等の物体を支持する物体支持部の配置を、使用状況に応じて変更可能とすることにより、不使用時の物体支持部が使用者の邪魔にならずに、使用者の利便性や使用形態の自由度を向上させることができる倒立振子型移動体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、移動用の走行ユニット(3)を保持した基体(2)と、前記基体に取り付けられ、物体を支持する物体支持部とを備え、前記物体支持部は、前記物体を支持可能な第1の位置と、当該第1の位置とは異なる第2の位置との間を変位可能である構成とする。
また、第2の発明として、前記基体に取り付けられ、搭乗者の両足を支持するステップユニットを更に備え、前記物体支持部は、搭乗者の臀部を支持する着座ユニット(4)からなり、前記第2の位置は、前記着座ユニットの少なくとも一部が前記基体内に格納される格納位置である構成とすることができる。
また、第3の発明として、前記着座ユニットは、搭乗者の臀部に当接する着座面(70La,70Ra)を有し、当該着座面が前記格納位置において前記基体の周壁から露出する構成とすることができる。
また、第4の発明として、前記ステップユニットは、搭乗者の左右の足に対応して前記基体の左および右方向にそれぞれ突設された左ステップ(183L)および右ステップ(183R)を有し、前記着座ユニットは、搭乗者の左臀部を支持する左サドル(63L)と、搭乗者の右臀部を支持する右サドル(63R)とを有し、これら左サドル及び右サドルの着座面が前記格納位置において前記基体の左側壁及び右側壁からそれぞれ露出する構成とすることができる。
上記第1の発明によれば、人や荷物等の物体を支持する物体支持部の配置を使用状況に応じて変更(第1の位置または第2の位置を選択)可能となるため、不使用時の物体支持部が使用者の邪魔にならずに、使用者の利便性や使用形態の自由度を向上させることが可能となるという優れた効果を奏する。
また、上記第2の発明によれば、使用者(搭乗者)は、着座ユニットの配置を使用状況に応じて変更することにより、着座ユニットを使用する座り乗りと、着座ユニットを使用せずに(すなわち、着座ユニットを邪魔にならない第2の位置に移動して)ステップユニットを使用する立ち乗りとを自由に選択することが可能となる。
また、上記第3の発明によれば、基体における着座ユニットの格納部に蓋等を設ける必要がなく、着座ユニットの格納部を簡易な構成により実現することができる。また、基体から露出する着座面に柔軟性を付与することで、基体から露出する着座面が搭乗者その他の周囲の物体の保護に寄与するという利点もある。
また、上記第4の発明によれば、搭乗者は、基体の左右から露出する左サドルおよび右サドルの着座面を両足(膝や大腿部等)で挟み込むことにより、倒立振子型移動体と一体化した安定姿勢で立ち乗りを行うことが可能となる。
倒立振子型移動体の搭乗可能状態(サドルおよびステップを展開した状態)を示す斜視図である。 倒立振子型移動体の収納状態(サドルおよびステップを格納した状態)を示す斜視図である。 倒立振子型移動体の分解斜視図である。 図1のIV−IV断面図である。 図1のV−V断面図 図1のVI−VI断面図である。 倒立振子型移動体のくびれ部を一部破断して示す斜視図である。 着座ユニットにおけるサドル支持構造の要部を示す分解斜視図である。 ハンドルの格納位置から使用位置への変位の様子を示す部分断面図である。 倒立振子型移動体における搭乗者の乗車の態様((a)着座搭乗姿勢、(b)起立搭乗姿勢)を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る倒立振子型移動体の詳細について説明する。説明にあたり、倒立振子型移動体およびその構成要素の方向は、鉛直方向を上下方向とし、鉛直方向に直交する水平面において互いに直交する前後方向および左右方向を図示のように定める。
<倒立振子型移動体の全体構成>
図1および図3〜図5に示されているように、倒立振子型移動体(以下、単に移動体と略称する。)1は、概ね上下方向に延在する骨格構造をなす基体としてのフレーム2と、フレーム2の下部に設けられた走行ユニット3と、フレーム2の上部に設けられた物体支持部としての着座ユニット4と、フレーム2の内部に設けられた電装ユニット11と、各ユニットおよびセンサに電力を供給するバッテリユニット10とを主要構造として有している。電装ユニット11は、倒立振子制御ユニット(以下、単に制御ユニットと略称する)5と、荷重センサ6と、傾斜センサ7とを備えている。制御ユニット5は、倒立振子制御に基づいて各種センサからの入力信号に応じて走行ユニット3を駆動制御し、移動体1を倒立姿勢に維持する。また、移動体1は、電装ユニット11とは別体に、ひずみセンサ8L,8Rやロータリエンコーダ9L,9Rを適所に備えている。
<フレームの構成>
図1に示されているように、フレーム2は、中空の外殻構造をなし、前後方向の幅が左右方向の幅に比べて大きい扁平形状を呈している。また、フレーム2は、上下方向における中央にくびれ部2Aを有し、くびれ部2Aは前後方向における幅が左右方向よりも大きく凹んでいる。このくびれ部2Aには、電装ユニット11が収容されている。これにより、フレーム2は、左右方向から見て外縁が略8の字状を呈する。図3に示されているように、フレーム2は、そのくびれ部2Aにおいて上下に分割可能であり、互いに別体の上部フレーム21と下部フレーム22とから構成されている。上部フレーム21および下部フレーム22は、それぞれカーボンプリプレグシートを熱硬化させることによって形成されたドライカーボン(炭素繊維強化プラスチック:CFRP)である。後述するように、上部フレーム21と下部フレーム22とは、荷重センサ6を介して連結されている。
図4に示されているように、上部フレーム21には、その中央部に左右方向に貫通するサドル格納部24を形成するように環状部分が形成されている。この環状部分は、中空であり、バッテリユニット10等が収容される内部空間26を有している。上部フレーム21の下端部には、下方に向けて開口する下部開口部25(図3参照)が形成されており、また、上部フレーム21の上端部には、上方に向けて開口する上部開口部27が形成されている。サドル格納部24の上壁部分には、内部空間26とサドル格納部24とを連通するサドル取付孔28が形成されている。下部開口部25の上方に位置するサドル格納部24の下壁部分には、サドル格納部24から下方に向けて凹設された接続凹部29が形成されている。この接続凹部29の底部の中央部には、貫通孔である連結孔30が形成されている。移動体1では、上部フレーム21の内部空間26における前部内部空間26Aおよび後部内部空間26Bがバッテリユニット10を収容する環状のバッテリ収容部を形成する。
図3に示されているように、下部フレーム22は、上部開口部31および下部開口部32を有して筒状に形成されている。下部フレーム22の左右側壁33は概ね上下方向に延在し、かつ互いに平行となっている。下部フレーム22の前後側壁34は、上側から下側に進むにつれて前後方向に膨出し、左右方向から見て下部フレーム22の下部は半円状となっている。この下部フレーム22の半円状をなす下部は、走行ユニット3の上半部を収容する収容空間35を画成している。
左右側壁33のそれぞれには、下部開口部32に連続する半円状の切欠部36が形成されている。左右の切欠部36は、左右方向の軸線をもって、互いに同軸に配置されている。切欠部36と下部開口部32の境界部分には、切欠部36の周縁を延長するように下方へと延出する突片37が形成されている。前後側壁34のそれぞれの上部であってくびれ部2Aを形成する部分には、通気孔39がそれぞれ形成されている。通気孔39は、左右方向に延在する長孔状の貫通孔であって、上下方向に複数個が平行に列設されている。
図7に示されているように、下部フレーム22の左右側壁33における上部開口部31付近の内壁には、一対の金属製の支持ベース53L,53Rがそれぞれ接着されている。各支持ベース53L,53Rは前後方向に延在し、その上面は水平面となっている。各支持ベース53の前後端には、上下方向に貫通する雌ねじ孔54aが設けられた連結部54が形成されている。
<着座ユニットの構成>
図6に示されているように、着座ユニット4は、ベース本体61と、左右一対のサドルアーム62L,62Rと、左右一対のサドル63L,63Rとを備えている。ベース本体61は、上部フレーム21の上部開口部27を通して上部内部空間26Cに配置され、その上部に接続された上壁により上部開口部27を閉塞している。また、ベース本体61は、その下部に前後方向に延設された支持軸65を備えている。
支持軸65には、左右一対のサドルアーム62L,62Rの基端部66L,66Rが枢支されている。各サドルアーム62L,62Rは、基端部66L,66Rから上部フレーム21のサドル取付孔28を通過して、上部フレーム21の外部に位置する先端部67L,67Rへと延出している。右サドルアーム62Rは、その先端部67Rが基端部66Rの下方のサドル格納部24内に位置する格納位置(第2の位置)と、先端部67Rが基端部66Rに対して概ね右方に展開される使用位置(第1の位置)との間で回動可能になっている。右サドルアーム62Rは、使用位置において、下に凸となるように湾曲した形状に形成されている。同様に、右サドルアーム62Rと略左右対称の構成を有する左サドルアーム62Lは、格納位置(第2の位置)と使用位置(第1の位置)との間で回動可能になっており、使用位置において下に凸となるように湾曲した形状に形成されている。
両サドルアーム62L,62Rは、リンク機構を介して互いに連結されており、一方が格納位置にある場合には他方も格納位置に位置し、一方が使用位置にある場合には他方も格納位置に位置するように連動して変位するようになっている。このリンク機構は、図8に示すように、両サドルアーム62L,62Rの基端部66L,66Rを弧状の2つのリンク片311L,311Rを介して互いに接続することにより構成されている。両リンク片311L,311Rは、略同様の形状を有しており、それぞれの一端側に形成された軸孔311La,311Raに図示しない軸部材が挿入された状態で、ベース本体61に対して回動自在に取り付けられる。また、左リンク片311Lは、その他端側に形成された軸孔311Lbに挿入される図示しない軸部材により、左サドルアーム62Lの基端部66Lに対して回動自在に取り付けられる。同様に、右リンク片311Rは、その他端側に形成された軸孔311Rbに挿入される図示しない軸部材により、右サドルアーム62Rの基端部66Rに対して回動自在に取り付けられる。
また、着座ユニット4には、両サドルアーム62L,62Rを所定の位置で固定するためのロック機構が設けられている。このロック機構は、図8に示すように、下方に突設されたキー部315aを有するロック部材315と、両サドルアーム62L,62Rの基端部66L,66Rにそれぞれ形成された第1の溝316L,316Rおよび第2の溝317L,317Rとによって主として構成される。ロック部材315は、保持部材319によってベース本体61内に保持される。ベース本体61内において、ロック部材315は、2つのばね保持孔315bにそれぞれ保持される圧縮ばね318によって下方に常時付勢された状態となる。
両サドルアーム62L,62Rが使用位置(図6中の2点鎖線参照)に移動する際には、基端部66L,66Rの第1の溝316L,316Rが上側に移動し、これら第1の溝316L,316Rにロック部材315のキー部315aが嵌合する。一方、両サドルアーム62L,62Rが格納位置(図2参照)に移動する際には、基端部66L,66Rの第2の溝317L,317Rが上側に移動し、これら第2の溝317L,317Rにロック部材315のキー部315aが嵌合する。このようなロック機構により、使用位置および格納位置における両サドルアーム62L,62Rの移動が規制され、サドル63L,63Rがそれぞれの位置で安定的に保持される。
また、両サドルアーム62L,62Rの基端部66L,66Rは、それぞれの軸孔66La,66Raとベース本体61の軸孔61aとに挿入される支持軸65により、ベース本体61に対して取り付けられる。基端部66L,66Rに形成されたばね保持部66Lb,66Rbには、それぞれ捻りコイルバネ325L,325Rが介装されており、これら捻りコイルバネ325L,325Rにより、両サドルアーム62L,62Rはそれぞれ使用位置側に常時付勢された状態にある。
また、着座ユニット4には、圧縮ばね318の付勢力に抗してロック部材315を上昇させるロック解除部材331が設けられている。ロック解除部材331は、その前側に位置するレバー部332と、レバー部332の後部から分岐した左右一対のアーム部333とを有している。両アーム部333は、その中間部に形成された軸孔333aに挿入されれるピン部材334により、上部フレーム21に対して回動自在に取り付けられる。また、両アーム部333の後端部に形成された前後方向に延びる長孔333bには、ロック部材315の貫通孔315cと、ベース本体61の左右上部においてそれぞれ上下方向に延びる長孔61bと、保持部材319の左右における貫通孔319aと共にピン部材335が挿入される。
このような構成により、ピン部材334を中心としたロック解除部材331の回動に伴ってアーム部333が上方に変位すると、ロック部材315は圧縮ばね318の付勢力に抗して上方に移動することになる。その結果、ロック部材315のキー部315aが、第1の溝316L,316Rまたは第2の溝317L,317Rから離脱してそれらの嵌合が解除される。これにより、両サドルアーム62L,62Rのロック状態が解除される。また、このとき、両サドルアーム62L,62Rは捻りコイルバネ325L,325Rによって使用位置側に付勢されているため、操作者は格納位置にあるサドル63L,63Rを使用位置まで容易に変位させることができる。
各サドル63L,63Rは、図6に示すように、サドルアーム62L,62Rの先端部67L,67Rに連結された支持部69L,69Rと、支持部69L,69Rに取り付けられた円盤状のクッション部70L,70Rとを備えている。クッション部70L,70Rは、搭乗者(すなわち、移動体1に搭乗した操作者)の左右の臀部や大腿部が載せられる着座面70La,70Raを有する。サドルアーム62L,62Rが使用位置(図6中の2点鎖線参照)に位置する場合、クッション部70L,70Rは、支持部69L,69Rの上方に配置され、着座面70La,70Raが上方を向く。着座した搭乗者D(図10(a)参照)の荷重は、サドル63L,63R、サドルアーム62L,62R、ベース本体61を介して上部フレーム21に加わる。
サドルアーム62L,62Rが格納位置(図2参照)に位置する場合、サドル63L,63Rの支持部69L,69Rはサドル格納部24内に位置し、柔軟性に富むクッション部70L,70Rが上部フレーム21の周壁から露出した状態となる。すなわち、格納状態の着座ユニット4では、クッション部70L,70Rの着座面70La,70Ra(図2,図3参照)のみが、それぞれ上部フレーム21の左壁または右壁から露出し、この状態でサドル格納部24の左右が閉鎖される。
なお、移動体1における物体支持部としての着座ユニット4は、本実施形態のように搭乗者が搭乗するために使用するものに限定されず、任意の積載物(例えば、操作者が運ぶ荷物等)を支持可能とした構成も可能である。その場合、サドル63L,63Rの形状も支持対象に応じて種々の変更が可能である。
<ハンドルの構成>
図9に示すように、ベース本体61の上部に接続された上壁には、操作者による移動体の支持に供される格納式のハンドル71が設けられている。ハンドル71の前後の下部には、それぞれ長手方向に沿って延設された長孔341が設けられており、これら長孔341には、両脚部71A,71Aの上端側おいて左右方向に架設された軸部342が挿入されている。両脚部71A,71Aは、その下端側に設けられた回動軸343によってそれぞれ回動可能に支持されている。
ハンドル71は、不使用時は、図9(A)に示すように、ベース本体61の上壁に凹設されたハンドル格納部72に格納される。一方、操作者は、ハンドル71を使用する際には、図9(B)に示すように、ハンドル71の前端側上面を押圧することにより、ハンドル71の前端側を下方に変位させてハンドル格納部72内に押し込む。これにより、ハンドル71の後端側が上方に変位してハンドル格納部72から離脱する。操作者は、このハンドル71の後端側を手掛かりとしてハンドル71全体を上方に引き上げることにより、図9(C)に示すように、ハンドル71を使用位置へと移動させることができる。このとき、前後の脚部71A,71Aは、その軸部342がハンドル71の長孔341にガイドされて上方にスライドすることによりベース本体61の上方に突出する。操作者は、ハンドル71を把持して、移動体1を持ち上げて運んだり、運転停止中の移動体1を支えてその傾倒を防止したりすることができる。
なお、図9(B)に示すように、操作者がハンドル71の前端側上面を押圧すると、ハンドル71の前下端部によりロック解除部材331のレバー部332の上面が下方に押圧される。これにより、操作者は、上述のようにピン部材334を中心としてロック解除部材331を回動させ、両サドルアーム62L,62Rに対するロック部材315のロック状態を解除することが可能となる。したがって、操作者は、ハンドル71の使用位置への移動と着座ユニット4のロック解除とを同じ操作(すなわち、ハンドル71の前端側上面を押圧する操作)で行うことができるという利点がある。
<走行ユニットの構成>
図3〜図5に示されているように、走行ユニット3は、支持部材としての左右一対のマウント部材81L,81Rと、これらマウント部材81L,81Rにそれぞれ取り付けられた左右一対の電動モータ82L,82Rと、波動歯車装置83L,83Rを介して電動モータ82L,82Rにそれぞれ回転させられる駆動体84L,84Rと、左右の駆動体84L,84Rによって回転させられる主輪85とを備えている。DCモータからなる電動モータ82L,82Rおよび波動歯車装置83L,83Rは周知の構成を有する。電動モータ82L,82Rの出力は、それぞれ波動歯車装置83L,83Rを介して減速された後、駆動体84L,84R(ドライブディスク121L,121R)に伝達されるようになっている。
駆動体84L,84Rは、ドライブディスク121Rと、ドライブディスク121Lに回転可能に支持された複数のドライブローラ122L,122Rとを備えている。左右ドライブローラ122L,122Rは、左右ドライブディスク121L、121Rが連結された状態(すなわち、左右の駆動体84L,84Rが組みつけられた状態)において、所定の距離だけ離間した位置に配置される。左右ドライブローラ122L,122Rの間には主輪85が配置される。
主輪85は、角柱体により構成された無端円環状の環状体161と、環状体161の外周部に嵌着された複数個のインナスリーブ162と、各インナスリーブ162の外周部にボール軸受163を介して回転可能に支持された複数の筒状のドリブンローラ164とにより構成されている。ドリブンローラ164は、ボール軸受163の外周部に嵌着される金属製円筒部164Aと、金属製円筒部164Aの外周面に加硫接着されたゴム製円筒部164Bとにより構成されている。ゴム製円筒部164Bの材質は、ゴムに限られず、可撓性を有する他の樹脂材料等であってもよい。ドリブンローラ164のゴム製円筒部164Bは、移動体1の使用状態(走行状態)において、路面に接地する。
ドリブンローラ164は、インナスリーブ162と共に環状体161の環方向(周方向)に複数個設けられ、主輪85の実質的な外周面をなす。また、各ドリブンローラ164は、自身の配置位置における環状体161の接線周りに回転(自転)可能になっている。
主輪85は、左右の駆動体84L,84Rの間に介装されることによって、駆動体84L,84Rと共に組み付けられる。この状態において、主輪85は、ドリブンローラ164のゴム製円筒部164Bの外周面と、左右のドライブローラ122L,122Rの外周面とが接触し、摩擦によってドライブディスク121L,121Rの回転力(推進力)がドライブローラ122L,122Rを介してドリブンローラ164に伝達される。なお、ドライブローラ122L,122Rと主輪85との配置関係や主輪85の駆動の態様について、より詳細な説明が必要ならば、国際公開2008/139740号を参照されたい。
<ステップの構成>
図3に示されているように、下部フレーム22の左右側壁33の外側には、左右ステップベース180L,180Rが設けられる。各ステップベース180L,180Rは、金属材料から形成されて環形状をなし、切欠部36の周縁部および2つの突片37に沿う形状に形成されている。両ステップベース180L,180Rは、それぞれに回動可能に支持されるステップ183L,183Rと共に、搭乗者の両足を支持するステップユニットを構成する。各ステップ183L,183Rは、基端部において概ね前後方向に延在する回動軸をもって各突出部181L,181R付近に支持されており、その先端部が基端部の概ね上方に位置し、下部フレーム22に概ね沿った状態となる格納位置(図2参照)と、その先端部が基端部の概ね左右方向に位置し、下部フレーム22から左右に突出した状態となる使用位置(図1参照)との間で回動可能となっている。
ステップベース180L,180Rと走行ユニット3の左右マウント部材81L,81Rとは、切欠部36の周縁部および2つの突片37を介装した状態でボルト締結される。これにより、ステップベース180L,180Rおよび走行ユニット3が下部フレーム22に固定される。
各ステップベース180L,180Rの内表面には、ひずみセンサ8L,8Rが貼付されている。ひずみセンサ8L,8Rは、公知のひずみゲージであって、ステップ183L,183Rに荷重が加わった際のステップベース180L,180Rのひずみを検出する。
下部フレーム22の下端部には、走行ユニット3の下半部を路面との接地部位を除いて隠蔽するための下部カバー185が取り付けられる。また、下部フレーム22の左右側壁33の外側面には、各突出部181L,181Rおよび各ステップ183L,183Rを除いて各ステップベース180L,180Rを隠蔽するためのサイドカバー186L,186Rが取り付けられている。
<電装ユニットの構成>
図7に示されているように、電装ユニット11を構成する制御ユニット5(ここでは図示せず)と、荷重センサ6と、傾斜センサ7とのそれぞれは、骨格となる電装マウントフレーム202に取り付けられて一体となっている。以下の電装ユニット11の説明では、電装ユニット11が下部フレーム22に取り付けられた状態を基準にして、前後、左右、上下の方向を設定する。
電装マウントフレーム202は、中央部に空間を備えた略矩形状のフレーム部材であり、その周縁部が左右の支持ベース53L,53R上に載置可能なように大きさが設定されている。また、電装マウントフレーム202は、下部フレーム22の左右の支持ベース53L,53R上に載置された状態において、左右の支持ベース53L、53Rの雌ねじ孔54aが設けられた連結部54に対応する位置に上下方向に貫通する貫通孔203aが設けられた連結部203を備えている。
荷重センサ6は、z軸方向(鉛直方向)の力およびx軸,y軸回りのモーメントを検出可能な3軸力センサから構成されている。荷重センサ6は、センサ基盤を内蔵するボディ部205と、このボディ部205から上方に突出する入力軸206とを有している。入力軸206は、円柱状に形成され、検出する外力が入力される。入力軸206の外周には基端から先端にわたって雄ねじ溝が形成されている。ボディ部205は、電装マウントフレーム202上に載置され、ねじ締結されている。
入力軸206の基端部の外周部には、板状の連結部材ベース210が取り付けられている。連結部材ベース210は、中央に雌ねじ孔を有し、この雌ねじ孔が入力軸206の基端部206B(図4参照)の雄ねじ溝と螺合することによって入力軸206に固定されている。なお、入力軸206の先端は、連結部材ベース210の上方に突出している。
連結部材ベース210が入力軸206に取り付けられた状態で、連結部材ベース210の前部には、前方側に延出する第1コネクタベース211がねじ締結されている。連結部材ベース210の後部には第2コネクタベース212がねじ締結されている。
傾斜センサ7は、公知のジャイロスコープである。傾斜センサ7は、そのハウジングとして機能する電装マウントフレーム202の内部に配置され、電装マウントフレーム202にねじ締結されている。傾斜センサ7は、鉛直方向(上下方向)を基準にして、鉛直方向からの傾斜角度を検出する。
<バッテリユニットの構成>
図4に示されているように、バッテリユニット10は、2つのバッテリ281,281と、これらバッテリ281,281にそれぞれ取り付けられた2つのバッテリマネジメント基板282,282とを備えている。各バッテリマネジメント基板282は、図示しないマイクロコンピュータを構成するCPUと、メモリとを備えており、各バッテリ281,281の充放電や使用するバッテリ281,281の選択を行う。
バッテリ281,281は、上部フレーム21における環状部分の内部空間26の形状に対応するように、所定の曲率をもって湾曲状に形成されている。これにより、バッテリ281,281は、上部フレーム21の下部開口部25を通して、上部フレーム21の前部内部空間26Aと、後部内部空間26Bとに分離して挿入され、上部フレーム21の各支持ベース51L,51Rにねじ締結されたバッテリブラケット291によって下方から支持されている。
上記構成の移動体1では、搭乗者は、着座ユニット4における両サドルアーム62L,62Rの配置を使用状況に応じて変更(使用位置または格納位置を選択)することができる。したがって、搭乗者Dは、図10(a)に示すように、着座ユニット4に着座して搭乗する着座搭乗姿勢(すなわち、座り乗り)と、図10(b)に示すように、着座ユニット4を格納位置に格納した状態で左右ステップ183L,183R上に起立し搭乗する起立搭乗姿勢(すなわち、立ち乗り)とを選択的にとることができる。
特に、起立搭乗姿勢の搭乗者は、フレーム2の左右から露出する左右のサドル63L,63Rの着座面70La,70Raを両足(膝や大腿部等)で挟み込むことにより、移動体1と一体化した安定姿勢で立ち乗りを行うことが可能となる。また、フレーム2から露出する着座面70La,70Raは、比較的柔軟性に富むため、搭乗者その他の周囲の物体の保護に寄与するという利点もある。さらに、着座ユニット4は、不使用時には格納位置に変位させて格納することができるため、搭乗者Dのない状態での走行(牽引)や駐車の際にも邪魔にならず、移動体1の利便性や使用形態の自由度が向上するという利点もある。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、本発明に係る倒立振子型移動体は、上述のような一輪車に限らず、車輪(主輪)を複数備えた構成も可能である。また、操作者が上部フレームの荷重受け部にかける荷重は、サドルへの着座時の荷重に限らず、操作者自身を支えさせる(例えば、倒立振子型移動体を杖のように利用して操作者の歩行を補助する)ためのものでもよい。さらに、本発明に係る物体支持部としての着座ユニットは、上述のような左右に分割された分割型のサドルに限らす、非分割型のサドル(すなわち、搭乗者の左右臀部を支持する単一のサドル)を有するものでもよい。その場合、非分割型のサドルは、上述の分割型のサドル用の左または右サドルアームと同様の構成を有する1つのサドルアームによって支持されると共に、上述のサドル格納部(すなわち、上部フレーム内)に収容可能な構成とすることができる。なお、上記実施形態に示した本発明に係る倒立振子型移動体の各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
1 倒立振子型移動体
2 フレーム(基体)
2A くびれ部
3 走行ユニット
4 着座ユニット(物体支持部)
5 倒立振子制御ユニット
6 荷重センサ
7 傾斜センサ
8L,8R ひずみセンサ
10 バッテリユニット
11 電装ユニット
13 上部構造体
14 下部構造体
21 上部フレーム
22 下部フレーム
24 サドル格納部
26 内部空間
28 サドル取付孔
29 接続凹部
30 連結孔
39 通気孔
63L,63R サドル
71 ハンドル
82L,82R 電動モータ
84L,84R 駆動体
85 主輪
183L,183R ステップ
185 下部カバー
186L,186R サイドカバー
202 電装マウントフレーム
205 ボディ部
206 入力軸
210 連結部材ベース
246 通気路
281 バッテリ
282 バッテリマネジメント基板

Claims (2)

  1. 移動用の走行ユニットを保持した基体と、
    前記基体に取り付けられ、搭乗者の左臀部を支持する左サドルと、搭乗者の右臀部を支持する右サドルとを有する着座ユニットと、
    搭乗者の左右の足に対応して前記基体の左および右方向にそれぞれ突設された左ステップおよび右ステップを有して搭乗者の両足を支持するステップユニットとを備え、
    前記着座ユニットは、搭乗者を支持可能な第1の位置と、当該第1の位置とは異なる第2の位置との間を変位可能であり、前記第2の位置は、前記着座ユニットの少なくとも一部が前記基体内に格納され、前記左サドル及び前記右サドルの着座面が前記基体の左側壁及び右側壁からそれぞれ露出する格納位置であることを特徴とする倒立振子型移動体。
  2. 前記格納位置においても前記左サドル及び前記右サドルの着座面が前記基体の左側壁及び右側壁からそれぞれ露出する部分は柔軟性を有するクッション部により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の倒立振子型移動体。
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