JP5398446B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、全方向移動車両に設けられる駆動装置に関するものである。
床面上を全方向(2次元的な全方向)に移動可能な全方向移動車両としては、例えば、特許文献1、2に見られるものが本願出願人により提案されている。これらの特許文献1、2に見られる全方向移動車両にあっては、床面に接地しながら該床面上を全方向に移動可能な、球体状または車輪状またはクローラ状の主輪と、該主輪を駆動する電動モータなどを有するアクチュエータ装置と、が車両の基体に組み付けられている。そして、この車両は、アクチュエータ装置により主輪を駆動することによって、床面上を移動する。
また、この種の全方向移動車両の移動動作を制御する技術としては、例えば特許文献3に見られる技術が本願出願人により提案されている。この技術では、車両の基体が主輪に対して前後・左右に傾動自在に設けられている。そして、基体の傾き角を計測し、この傾き角を所要の角度に保つように、主輪を駆動する電動モータのトルクを制御することによって、基体の傾動動作に応じて車両を移動させるようにしている。
ここで、特許文献2の図9には、円環軸体と、円環軸体に各々当該円環軸体の接線方向軸線周りに回転可能に取り付けられ、駆動力を作用させる対象物に接触する複数のスリーブ(以下、従動ローラという)と、を有する主輪が開示されている。
このように構成された主輪は、円環軸体の中心軸線周りに回転することにより前進または後進するとともに、接地されている従動ローラが円環軸体の接線方向軸線周りに回転することにより左右方向に移動するように構成されている。
国際公開第2008/132778号パンフレット 国際公開第2008/132779号パンフレット 特許第3070015号公報
ところで、上述した主輪が前進または後進する場合には、従動ローラのエッジ部分と接地面とが接触することにより主輪のグリップ力が得られるが、従動ローラが自転して主輪が左右方向に移動しようとする際にグリップ力が低下する虞がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、主輪が左右方向に移動する際にグリップ力を高めることができる駆動装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、円環部材(例えば、実施形態における円環部材51)と、該円環部材に自転可能に取り付けられた複数の従動ローラ(例えば、実施形態における従動ローラ52)と、を有する主輪(例えば、実施形態における主輪5)と、前記円環部材を挟んで両側に、前記従動ローラの外周面(例えば、実施形態における外周面52a)に接触するように配された複数の第1駆動ローラ(例えば、実施形態におけるフリーローラ29R)および複数の第2駆動ローラ(例えば、実施形態におけるフリーローラ29L)と、前記円環部材を挟んで両側に、前記複数の第1駆動ローラおよび前記複数の第2駆動ローラをそれぞれ回転可能に保持する第1保持体(例えば、実施形態における回転部材27R)および第2保持体(例えば、実施形態における回転部材27L)と、前記第1保持体および前記第2保持体をそれぞれ回転駆動する第1駆動部(例えば、実施形態における電動モータ31R)および第2駆動部(例えば、実施形態における電動モータ31L)と、を備えた駆動装置(例えば、実施形態における駆動装置10)であって、前記従動ローラの外周面に、その円周方向に対して角度(例えば、実施形態における角度θ1,θ2)を有する溝部(例えば、実施形態における溝部55)が形成され、隣り合う前記溝部同士の間隔(例えば、実施形態におけるピッチP1,P2)が、隣り合う前記第1駆動ローラ同士および隣り合う前記第2駆動ローラ同士の間隔(例えば、実施形態におけるピッチP3,P4)よりも狭くなっていることを特徴としている。
請求項2に記載した発明は、前記溝部の前記角度が、前記従動ローラの外周面と前記第1駆動ローラおよび前記第2駆動ローラのそれぞれの外周面(例えば、実施形態における外周面29R1,29L1)とが接する角度となるように前記溝部が網目状に形成されていることを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、従動ローラが円環部材の接線方向軸線周りに自転することにより主輪は左右方向に移動するため、従動ローラの外周面にその円周方向に対して角度を有する溝部を形成することにより、従動ローラが自転する際に従動ローラと接地面との間の摩擦力を高めることができる。したがって、主輪が左右方向に移動する際に、主輪と接地面との間のグリップ力を高めることができ、駆動部の駆動力を効率よく伝達することができる。
また、隣り合う溝部同士の間隔が、隣り合う第1駆動ローラ同士および隣り合う第2駆動ローラ同士の間隔よりも狭くなるように溝部を形成したため、ある一つの従動ローラに対して第1保持体(第2保持体)が回転することで、隣り合う第1駆動ローラ(第2駆動ローラ)が断続的に接触する際に、必ず第1駆動ローラ(第2駆動ローラ)は従動ローラの溝部と接触することとなる。したがって、第1駆動ローラおよび第2駆動ローラと従動ローラとの間のグリップ力をより確実に高めることができ、駆動部の駆動力を効率よく第1駆動ローラおよび第2駆動ローラから従動ローラへ伝達することができる。
請求項2に記載した発明によれば、溝部の角度を従動ローラの外周面と第1駆動ローラおよび第2駆動ローラのそれぞれの外周面が接する角度となるように網目状に溝部を形成することにより、第1駆動ローラおよび第2駆動ローラと従動ローラとの間の摩擦力を高めることができる。したがって、第1駆動ローラおよび第2駆動ローラと従動ローラとの間のグリップ力を高めることができ、駆動部の駆動力を効率よく第1駆動ローラおよび第2駆動ローラから従動ローラへ伝達することができる。
本発明の実施形態における全方向移動車両の正面図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の側面図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の下部拡大正面図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の下部拡大斜視図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の主輪の斜視図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の主輪とフリーローラとの配置関係を示す図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の主輪の断面図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の従動ローラの斜視図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の従動ローラの溝部の断面形状を表す断面図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両の従動ローラの溝部の形状を表す平面図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両のフリーローラの別の態様を示す斜視図である。 本発明の実施形態における全方向移動車両のフリーローラのさらに別の態様を示す斜視図である。
次に、本発明に係る駆動装置の実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。なお、本実施形態では、倒立振子型の全方向移動車両を用いて説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態における全方向移動車両1は、乗員(運転者)の搭乗部3と、床面に接地しながら該床面上を全方向(前後方向および左右方向を含む2次元的な全方向)に移動可能な主輪5と、この主輪5を駆動する動力を該主輪5に付与するアクチュエータ装置7と、これらの搭乗部3、主輪5およびアクチュエータ装置7が組み付けられた基体9と、を備えた倒立振子型の移動体である。なお、主輪5およびアクチュエータ装置7が駆動装置10として構成されている。
ここで、本実施形態の説明では、「前後方向」、「左右方向」は、それぞれ、搭乗部3に標準的な姿勢で搭乗した乗員の上体の前後方向、左右方向に一致もしくは略一致する方向を意味する。なお、「標準的な姿勢」は、搭乗部3に関して設計的に想定されている姿勢であり、乗員の上体の体幹軸を概ね上下方向に向け、かつ、上体を捻ったりしていない姿勢である。
この場合、図1においては、「前後方向」、「左右方向」はそれぞれ紙面に垂直な方向、紙面の左右方向であり、図2においては、「前後方向」、「左右方向」はそれぞれ紙面の左右方向、紙面に垂直な方向である。また、本実施形態の説明では、参照符号に付する添え字「R」,「L」は、それぞれ全方向移動車両1の右側、左側に対応するものという意味で使用する。
基体9は、主輪5およびアクチュエータ装置7が組み付けられた下部フレーム11と、この下部フレーム11の上端から上方に延設された支柱フレーム13と、を備えている。
支柱フレーム13の上部には、該支柱フレーム13から前方側に張り出したシートフレーム15が固定されている。そして、このシートフレーム15上に、乗員が着座するシート3が装着されている。本実施形態では、このシート3が乗員の搭乗部となっている。したがって、本実施形態における全方向移動車両1(以降、単に車両1という)は、乗員がシート3に着座した状態で、床面上を移動することができるものである。
また、シート3の左右には、シート3に着座した乗員が必要に応じて把持するためのグリップ17R,17Lが配置され、これらのグリップ17R,17Lがそれぞれ支柱フレーム13(またはシートフレーム15)から延設されたブラケット19R,19Lの先端部に固定されている。
下部フレーム11は、左右方向に間隔を存して二股状に対向するように配置された一対のカバー部材21R,21Lを備えている。これらのカバー部材21R,21Lの上端部(二股の分岐部分)は、前後方向の軸心を有するヒンジ軸23を介して連結され、カバー部材21R,21Lの一方が他方に対して相対的にヒンジ軸23の周りに揺動可能となっている。この場合、カバー部材21R,21Lは、図示を省略するバネによって、カバー部材21R,21Lの下端部側(二股の先端側)が狭まる方向に付勢されている。
また、カバー部材21R,21Lのそれぞれの外面部には、シート3に着座した乗員の右足を載せるステップ25Rと左足を載せるステップ25Lとがそれぞれ右向き、左向きに張り出すように突設されている。
主輪5およびアクチュエータ装置7は、下部フレーム11のカバー部材21R,21Lの間に配置されている。これらの主輪5およびアクチュエータ装置7の構造について説明する。
図3に示すように、本実施形態では、主輪5は、円環軸体51と、円環軸体51に各々当該円環軸体51の接線方向軸線周りに回転可能に取り付けられ、駆動力を作用させる対象物に接触する複数の従動ローラ52と、を有している。
より詳細には、図7に示すように、円環軸体51には周方向移動不能かつ回転不能に多数のインナスリーブ53が嵌着されている。各インナスリーブ53にはメタル軸受54を一体結合してなる従動ローラ52が回転可能に装着されている。従動ローラ52は、駆動力を作用させる対象物に接触するフリーローラであって、数珠繋ぎ状に円環軸体51に装着され、各々、円環軸体51の接線方向軸線周り、つまり、断面中心線C1周り(図5参照)と同等の軸線周りに回転可能、言い換えると、各従動ローラ52自体の中心軸線周りに回転可能になっている。
この主輪5の断面中心線C1は、従動ローラ52の回転軸線同士をリング状に繋げたものとなり、図5および図6の矢印Y1で示すように、主輪5の断面中心線C1周りの回転は、従動ローラ52自体の回転(自転)によって得られる。
図3、図4に示すように、この主輪5では、回転部材27R,27Lとともに回転移動するフリーローラ29R,29Lとの接触によって従動ローラ52が円環軸体51の周り(断面中心線C1周り)に回転し、左右方向への駆動力を接地面に作用させることができるとともに、主輪5全体の回転による円環軸体51の円周方向移動により、前後方向への駆動力を接地面に作用させることができる。
この場合、主輪5に対して常に駆動力が作用し、空すべりが生じる事態を回避するためには、従動ローラ52に対して、常に少なくとも1つのフリーローラ29Rおよびまたは少なくとも1つのフリーローラ29Lが転動接触するように構成するとよい。本実施形態の場合、回転部材27R,27Lの移動方向に沿う長さが概ね同一であることから、従動ローラ52に対するフリーローラ29R,29Lの車両1の前後移動方向に沿う配列密度を適切に定めるとともに、従動ローラ52よりもフリーローラ29Rおよびまたはフリーローラ29Lがより多数設けられているようにすればよい。
ここで、本実施形態では、従動ローラ52の外周面52aに溝部55が形成されている。図8、図9に示すように、溝部55は、例えば、断面矩形状に形成されている。また、図10に示すように、溝部55は、従動ローラ52の外周面52aの周方向Y1と所定の角度を成すように網目状に形成されている。
具体的に、溝部55は、従動ローラ52の外周面52aとフリーローラ29Rの外周面29R1とが接する角度θ1だけ周方向Y1から傾いて傾斜された溝部55aと、従動ローラ52の外周面52aとフリーローラ29Lの外周面29L1とが接する角度θ2だけ周方向Y1から傾いて傾斜された溝部55bと、を有している。なお、従動ローラ52の外周面52aとフリーローラ29Rの外周面29R1とが接する角度θ1とは、従動ローラ52とフリーローラ29Rとが接触している状態において、従動ローラ52の軸中心とフリーローラ29Rの軸中心との成す角度のことである。また、角度θ2についても同様である。なお、角度θ1とθ2は略同一の角度であり、かつ0度でない角度を指している。具体的に、本実施形態において、角度θ1とθ2は約40〜45°になるように構成されている。
また、隣り合う溝部55a,55a同士のピッチP1は、隣り合うフリーローラ29R,29R同士のピッチP3よりも狭くなるように形成されている。同様に、隣り合う溝部55b,55b同士のピッチP2は、隣り合うフリーローラ29L,29L同士のピッチP4よりも狭くなるように形成されている。なお、従動ローラ52の外周面52aは、樹脂やゴムなどにより形成されている。
さらに、主輪5は、その軸心C2(主輪5全体の直径方向に直交する軸心C2)を左右方向に向けた状態で、カバー部材21R,21Lの間に配置され、該主輪5の外周面の下端部にて床面に接地する。
そして、主輪5は、アクチュエータ装置7による駆動によって、図5の矢印Y2で示す如く主輪5の軸心C2の周りに回転する動作(床面上を輪転する動作)と、主輪5の横断面中心C1の周りに回転する動作とを行うことが可能である。その結果、主輪5は、それらの回転動作の複合動作によって、床面上を全方向に移動することが可能となっている。
図3に戻り、アクチュエータ装置7は、主輪5と右側のカバー部材21Rとの間に介装される回転部材27Rおよびフリーローラ29Rと、主輪5と左側のカバー部材21Lとの間に介装される回転部材27Lおよびフリーローラ29Lと、回転部材27Rおよびフリーローラ29Rの上方に配置された駆動ユニットとしての電動モータ31Rと、回転部材27Lおよびフリーローラ29Lの上方に配置された駆動ユニットとしての電動モータ31Lと、を備えている。
電動モータ31R,31Lは、それぞれのハウジングがカバー部材21R,21Lに各々取り付けられている。なお、図示は省略するが、電動モータ31R,31Lの電源(蓄電器)は、支柱フレーム13など基体9の適所に搭載されている。
回転部材27Rは、左右方向の軸心を有する支軸33Rを介してカバー部材21Rに回転可能に支持されている。同様に、回転部材27Lは、左右方向の軸心を有する支軸33Lを介してカバー部材21Lに回転可能に支持されている。この場合、回転部材27Rの回転軸心(支軸33Rの軸心)と、回転部材27Lの回転軸心(支軸33Lの軸心)とは同軸心である。
回転部材27R,27Lは、それぞれ電動モータ31R,31Lの出力軸に、減速機としての機能を含む動力伝達機構を介して接続されており、電動モータ31R,31Lからそれぞれ伝達される動力(トルク)によって回転駆動される。各動力伝達機構は、例えばプーリ・ベルト式のものである。すなわち、図3に示すように、回転部材27Rは、プーリ35Rとベルト37Rとを介して電動モータ31Rの出力軸に接続されている。同様に、回転部材27Lは、プーリ35Lとベルト37Lとを介して電動モータ31Lの出力軸に接続されている。
なお、上記動力伝達機構は、例えば、スプロケットとリンクチェーンとにより構成されるもの、あるいは、複数のギヤにより構成されるものであってもよい。また、例えば、電動モータ31R,31Lをそれぞれの出力軸が各回転部材27R,27Lと同軸心になるように各回転部材27R,27Lに対向させて配置し、電動モータ31R,31Lのそれぞれの出力軸を回転部材27R,27Lに各々減速機(遊星歯車装置など)を介して連結するようにしてもよい。
各回転部材27R,27Lは、主輪5側に向かって縮径する円錐台形状に形成されており、その外周面がテーパ外周面39R,39Lとなっている。
回転部材27Rのテーパ外周面39Rの周囲には、回転部材27Rと同心の円周上に略等間隔で並ぶようにして、複数のフリーローラ29Rが配列されている。そして、これらのフリーローラ29Rは、それぞれ、ブラケット41Rを介してテーパ外周面39Rに取り付けられ、該ブラケット41Rに回転自在に支承されている。
同様に、回転部材27Lのテーパ外周面39Lの周囲には、回転部材27Lと同心の円周上に略等間隔で並ぶようにして、複数(フリーローラ29Rと同数)のフリーローラ29Lが配列されている。そして、これらのフリーローラ29Lは、それぞれ、ブラケット41Lを介してテーパ外周面39Lに取り付けられ、該ブラケット41Lに回転自在に支承されている。
主輪5は、回転部材27R側のフリーローラ29Rと、回転部材27L側のフリーローラ29Lとの間に挟まれるようにして、回転部材27R,27Lと同軸心に配置されている。
この場合、図1および図6に示すように、各フリーローラ29R,29Lは、その軸心C3が主輪5の軸心C2に対して傾斜するとともに、主輪5の直径方向(主輪5をその軸心C2の方向で見たときに、該軸心C2と各フリーローラ29R,29Lとを結ぶ径方向)に対して傾斜する姿勢で配置されている。そして、このような姿勢で、各フリーローラ29R,29Lのそれぞれの外周面29R1,29L1が、従動ローラ52の外周面52aであって主輪5の内周面側に相当する位置に斜め方向に圧接されている。
より一般的に言えば、右側のフリーローラ29Rは、回転部材27Rが軸心C2の周りに回転駆動されたときに、主輪5(従動ローラ52)との接触面で、軸心C2周りの方向の摩擦力成分(主輪5の内周の接線方向の摩擦力成分)と、主輪5の横断面中心C1の周り方向の摩擦力成分(円形の横断面の接線方向の摩擦力成分)とを主輪5(従動ローラ52)に作用させ得るような姿勢で、従動ローラ52の外周面52aであって主輪5の内周面側に相当する位置に圧接されている。左側のフリーローラ29Lについても同様である。
この場合、前記したように、カバー部材21R,21Lは、図示しないバネによって、カバー部材21R,21Lの下端部側(二股の先端側)が狭まる方向に付勢されている。このため、この付勢力によって、右側のフリーローラ29Rと左側のフリーローラ29Lとの間に主輪5が挟持されるとともに、主輪5に対する各フリーローラ29R,29Lの圧接状態(より詳しくはフリーローラ29R,29Lと主輪5との間で摩擦力が作用し得る圧接状態)が維持される。
以上説明した構造を有する車両1においては、電動モータ31R,31Lによりそれぞれ、回転部材27R,27Lを同方向に等速度で回転駆動した場合には、主輪5が回転部材27R,27Lと同方向に軸心C2の周りに回転することとなる。これにより、主輪5が床面上を前後方向に輪転して、車両1の全体が前後方向に移動することとなる。なお、この場合は、従動ローラ52は、その横断面中心C1の周りには回転しない。
また、例えば、回転部材27R,27Lを互いに逆方向に同じ大きさの速度で回転駆動した場合には、従動ローラ52は、その横断面中心C1の周りに回転することとなる。これにより、主輪5がその軸心C2の方向(すなわち左右方向)に移動し、ひいては、車両1の全体が左右方向に移動することとなる。なお、この場合は、主輪5は、その軸心C2の周りには回転しない。
さらに、回転部材27R,27Lを、互いに異なる速度(方向を含めた速度)で、同方向または逆方向に回転駆動した場合には、主輪5は、その軸心C2の周りに回転すると同時に、従動ローラ52はその横断面中心C1の周りに回転することとなる。
この時、これらの回転動作の複合動作(合成動作)によって、前後方向および左右方向に対して傾斜した方向に主輪5が移動し、ひいては、車両1の全体が主輪5と同方向に移動することとなる。この場合の主輪5の移動方向は、回転部材27R,27Lの回転方向を含めた回転速度(回転方向に応じて極性が定義された回転速度ベクトル)の差に依存して変化するものとなる。
以上のように主輪5の移動動作が行なわれるため、電動モータ31R,31Lのそれぞれの回転速度(回転方向を含む)を制御し、ひいては回転部材27R,27Lの回転速度を制御することによって、車両1の移動速度及び移動方向を制御できることとなる。
次に、本実施形態の車両1の動作制御のための構成を簡単に説明する。なお、以降の説明では、図1および図2に示すように、前後方向の水平軸をX軸、左右方向の水平軸をY軸、鉛直方向をZ軸とするXYZ座標系を想定し、前後方向、左右方向をそれぞれX軸方向、Y軸方向と言うことがある。
まず、車両1の概略的な動作制御を説明すると、例えば、シート3に着座した乗員がその上体を傾けた場合(詳しくは、乗員と車両1とを合わせた全体の重心点の位置(水平面に投影した位置)を動かすように上体を傾けた場合)に、該上体を傾けた側に基体9がシート3とともに傾動する。そして、この時、基体9が傾いた側に車両1が移動するように、主輪5の移動動作が制御される。例えば、乗員が上体を前傾させ、ひいては、基体9をシート3とともに前傾させると、車両1が前方に移動するように、主輪5の移動動作が制御される。
すなわち、本実施形態では、基体9を傾動させるという動作が、車両1に対する1つの基本的な操縦操作(車両1の動作要求)とされ、その操縦操作に応じて主輪5の移動動作がアクチュエータ装置7を介して制御される。
ここで、本実施形態の車両1は、その全体の接地面としての主輪5の接地面が、車両1とこれに搭乗する乗員との全体を床面に投影した領域に比して面積が小さい単一の局所領域となり、その単一の局所領域だけに床反力が作用する。このため、基体9が傾倒しないようにするためには、乗員および車両1の全体の重心点が主輪5の接地面のほぼ真上に位置するように、主輪5を動かす必要がある。
そこで、本実施形態では、乗員および車両1の全体の重心点が、主輪5の中心点(軸心C2上の中心点)のほぼ真上に位置する状態(より正確には当該重心点が主輪5の接地面のほぼ真上に位置する状態)での基体9の姿勢を目標姿勢とし、基本的には、基体9の実際の姿勢を目標姿勢に収束させるように、主輪5の移動動作が制御される。
また、車両1を発進させる場合などにおいて、アクチュエータ装置7による推進力とは別に、例えば乗員が必要に応じて自身の足により床を蹴り、それにより車両1の移動速度を増速させる推進力(乗員の足平と床との摩擦力による推進力)を、付加的な外力として車両1に作用させた場合には、それに応じて車両1の移動速度(より正確には、乗員および車両1の全体の重心点の移動速度)が増速するように、主輪5の移動動作が制御される。なお、当該推進力の付加が停止された状態では、車両1の移動速度が一旦、一定速度に保持された後、減衰して、該車両1が停止するように、主輪5の移動動作が制御される(主輪5の制動制御が行なわれる)。
さらに、車両1に乗員が搭乗していない状態では、車両1の単体の重心点が、主輪5の中心点(軸心C2上の中心点)のほぼ真上に位置する状態(より正確には当該重心点が主輪5の接地面のほぼ真上に位置する状態)での基体9の姿勢を目標姿勢とし、該基体9の実際の姿勢を目標姿勢に収束させ、ひいては、基体9が傾倒することなく車両1が自立するように、主輪5の移動動作が制御される。
そして、このように車両1の動作制御を行うために、図1、図2に示すように、マイクロコンピュータや電動モータ31R,31Lのドライブ回路ユニットなどを含む電子回路ユニットにより構成された制御ユニット60と、基体9の所定の部位の鉛直方向(重力方向)に対する傾斜角θb及びその変化速度(=dθb/dt)を計測するための傾斜センサ62と、車両1に乗員が搭乗しているか否かを検知するための荷重センサ64と、電動モータ31R,31Lのそれぞれの出力軸の回転角度及び回転角速度を検出するための角度センサとしてのロータリーエンコーダ66R,66Lがそれぞれ、車両1の適所に搭載されている。
この場合、制御ユニット50および傾斜センサ52は、例えば、基体9の支柱フレーム13の内部に収容された状態で該支柱フレーム13に取付けられている。また、荷重センサ54は、シート3に内蔵されている。また、ロータリーエンコーダ66R,66Lは、それぞれ、電動モータ31R,31Lと一体に設けられている。なお、ロータリーエンコーダ66R,66Lは、それぞれ、回転部材27R,27Lに装着してもよい。
このように構成された車両1が前後方向に移動する際には、主輪5が回転部材27R,27Lと同方向に軸心C2の周りに回転することとなる。このとき、隣り合う従動ローラ52,52同士には隙間が形成されているため、従動ローラ52の端部(エッジ部)と接地面との間で摩擦力が生じるため、従動ローラ52と接地面との間には適正なグリップ力が発生する。
一方、車両が左右方向に移動する際には、従動ローラ52がその横断面中心C1の周りに回転することとなる。このとき、接地面と接している従動ローラ52がその横断面中心C1の周りに回転するが、本実施形態では、従動ローラ52の外周面52aに溝部55を形成したため、従動ローラ52と接地面との間で確実に摩擦力が生じるため、従動ローラ52と接地面との間には適正なグリップ力が発生する。
本実施形態によれば、従動ローラ52が円環部材51の接線方向軸線C1周りに自転することにより主輪5は左右方向に移動するため、従動ローラ52の外周面52aにその円周方向Y1に対して角度を有する溝部55を形成することにより、従動ローラ52が自転する際に従動ローラ52と接地面との間の摩擦力を高めることができる。したがって、主輪5が左右方向に移動する際に、主輪5と接地面との間のグリップ力を高めることができ、電動モータ31R,31Lの駆動力を効率よく伝達することができる。
また、従動ローラ52の周方向Y1と溝部55との成す角度θ1,θ2を、従動ローラ52の外周面52aとフリーローラ29Rの外周面29R1とが接する角度(θ1)および従動ローラ52の外周面52aとフリーローラ29Lの外周面29L1とが接する角度(θ2)となるように網目状に溝部55を形成することにより、フリーローラ29R,29Lと従動ローラ52との間の摩擦力を高めることができる。したがって、フリーローラ29R,29Lと従動ローラ52との間のグリップ力を高めることができ、電動モータ31R,31Lの駆動力を効率よくフリーローラ29R,29Lから従動ローラ52へ伝達することができる。
さらに、隣り合う溝部55a,55a同士のピッチP1および隣り合う溝部55b,55b同士のピッチP2が、隣り合うフリーローラ29R,29R同士のピッチP3および隣り合うフリーローラ29L,29L同士のピッチP4よりもそれぞれ狭くなるように溝部55を形成したため、ある一つの従動ローラ52に対して回転部材27R(27L)が回転することで、隣り合うフリーローラ29R,29R(29L,29L)が断続的に接触する際に、必ずフリーローラ29R(29L)は従動ローラ52の溝部55と接触することとなる。したがって、フリーローラ29R,29Lと従動ローラ52との間のグリップ力をより確実に高めることができ、電動モータ31R,31Lの駆動力を効率よくフリーローラ29R,29Lから従動ローラ52へ伝達することができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や形状などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、フリーローラの外周面には溝部を形成していない場合について説明したが、図11、図12に示すように、フリーローラ29R,29Lの外周面29R1,29L1にも、該フリーローラ29R.29Lの周方向に直交するような横溝や該フリーローラ29R.29Lの周方向に平行な縦溝といった溝部を形成してもよい。この場合も、従動ローラ52の溝部55a,55aのピッチP1は、隣り合うフリーローラ29R,29R同士および,フリーローラ29L,29L同士の間隔P3,P4よりも狭くなるように設定することが好ましい。また、従動ローラ52の外周面52aとフリーローラ29Rの外周面29R1とが接する角度(θ1’)および従動ローラ52の外周面52aとフリーローラ29Lの外周面29L1とが接する角度(θ2’)は、上述した角度θ1及びθ2と同一の角度に設定することが好ましい。
また、本実施形態では、従動ローラの溝部の断面形状として断面矩形状の場合を用いて説明したが、それに限らず例えば断面台形状の溝部を形成してもよい。
5…主輪 10…駆動装置 27R…回転部材(第1保持体) 27L…回転部材(第2保持体) 29R…フリーローラ(第1駆動ローラ) 29R1…外周面 29L…フリーローラ(第2駆動ローラ) 29L1…外周面 31R…電動モータ(第1駆動部) 31L…電動モータ(第2駆動部) 51…円環部材 52…従動ローラ 52a…外周面 55…溝部 θ1,θ2…角度 P1,P2…溝部のピッチ(溝部同士の間隔) P3,P4…フリーローラのピッチ(駆動ローラ同士の間隔)

Claims (2)

  1. 円環部材と、該円環部材に自転可能に取り付けられた複数の従動ローラと、を有する主輪と、
    前記円環部材を挟んで両側に、前記従動ローラの外周面に接触するように配された複数の第1駆動ローラおよび複数の第2駆動ローラと、
    前記円環部材を挟んで両側に、前記複数の第1駆動ローラおよび前記複数の第2駆動ローラをそれぞれ回転可能に保持する第1保持体および第2保持体と、
    前記第1保持体および前記第2保持体をそれぞれ回転駆動する第1駆動部および第2駆動部と、を備えた駆動装置であって、
    前記従動ローラの外周面に、その円周方向に対して角度を有する溝部が形成され
    隣り合う前記溝部同士の間隔が、隣り合う前記第1駆動ローラ同士および隣り合う前記第2駆動ローラ同士の間隔よりも狭くなっていることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記溝部の前記角度が、前記従動ローラの外周面と前記第1駆動ローラおよび前記第2駆動ローラのそれぞれの外周面とが接する角度となるように前記溝部が網目状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
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