JP5687325B1 - 全方向移動車輪およびそれを備えた全方向移動車両 - Google Patents

全方向移動車輪およびそれを備えた全方向移動車両 Download PDF

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Abstract

【課題】乗り心地を改善した全方向移動車輪およびそれを備えた全方向移動車両を提供する。【解決手段】車軸A回りに回転可能に設けられた略円筒形状のハブ50と、ハブ50の径方向に交差する方向に延びる軸線を有し、その外形が車軸Aを中心とする円の曲率と一致する曲率を有する複数のローラと、各ローラを各軸線回りに回転自在に取り付けるとともに、各ローラの外形が単一の円周上に配されるように支持する支持部と、ハブ50の円筒部50aの外周面と支持部の内周面22との間に径方向に接触した状態に挟まれるゴムチューブ51,52とを備える全方向移動車輪100を提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、全方向移動車輪およびそれを備えた全方向移動車両に関するものである。
従来、車両の直進方向に対して直交する横方向へ回転する複数の回転体を車軸回りに配置した回転体付き車輪が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の回転体付き車輪によれば、車両の直進方向への移動とそれに直交する横方向への移動が適宜組み合わされることにより、車両の接地面における全方向への移動が可能となっている。
特許第3682248号公報
特許文献1の回転体付き車輪では、回転体が合成樹脂により成形されているか、あるいは合成樹脂により成形された芯部の周囲にゴム等から成形された外筒部を配置した構成となっている。そして、回転体は、軸受アーム20によってリム2に固定されるとともに、リム2を介して車軸1に固定されている。回転体から軸受アーム20に伝達される車輪の接地面からの振動等は、そのまま車軸1を介して車両に伝達される。
回転体は車輪全体の大きさに比べて小サイズであるため、回転体そのものに十分に接地面からの振動等を吸収する防振機能を持たせることが難しい。そして、回転体そのもので吸収されない接地面からの振動等は、そのまま車両に伝達されてしまうので、車輪が段差を乗り越える際や悪路を走行する際に、乗り心地が悪くなってしまう。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、接地面からの振動等の車軸への伝達を抑制し、乗り心地を改善した全方向移動車輪およびそれを備えた全方向移動車両を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様に係る全方向移動車輪は、車軸回りに回転可能に設けられた略円筒形状のハブ部と、前記車軸に直交する平面内において、前記ハブ部の径方向に交差する方向に延びる軸線を有し、その外形が前記車軸を中心とする円の曲率と一致する曲率を有する複数のローラと、各該ローラを各前記軸線回りに回転自在に取り付けるとともに、各該ローラの外が単一の円周上に配されるように支持し、前記ハブ部の外周面よりも大径の内周面を有する支持部と、前記ハブ部の外周面と前記支持部の内周面との間に径方向に接触した状態に挟まれる弾性部材とを備える。
本発明の一態様に係る全方向移動車輪によれば、接地面からローラに伝達される振動等が、ローラを軸線回りに回転自在に取り付ける支持部の内周面を介して略円環形状の弾性部材に伝達される。接地面からローラに伝達される振動等は、その一部が弾性部材により吸収された後に、弾性部材を介して、車軸回りに回転可能に設けられた略円筒形状のハブ部の外周面に伝達される。
このように、本発明の一態様に係る全方向移動車輪によれば、接地面からの振動等が伝達されるローラと車軸回りに回転可能に設けられたハブ部との間に弾性部材が介在し、接地面からの振動等が直接的にハブ部に伝達されずに済む。
したがって、接地面からの振動等の車軸への伝達を抑制し、乗り心地を改善した全方向移動車輪を提供することができる。
本態様の全方向移動車輪は、前記ハブ部および前記支持部のいずれか一方に固定され、前記弾性部材の前記車軸方向の両端面と接触した状態で配置される一対の第1規制部材と、前記ハブ部および前記支持部のいずれか他方に固定され、前記車軸方向における前記一対の第1規制部材の間に配置される第2規制部材とを備え、前記弾性部材が、一方の前記第1規制部材と前記第2規制部材との間に前記車軸方向に接触した状態に挟まれる第1弾性部材と、他方の前記第1規制部材と前記第2規制部材との間に前記車軸方向に接触した状態に挟まれる第2弾性部材とを有する構成であ
上記構成によれば、ハブ部および支持部の少なくともいずれか一方が車軸方向に移動する外力を受けた場合、一対の第1規制部材のいずれか一方と第2規制部材との間に車軸方向に接触した状態に挟まれた第1または第2弾性部材が収縮し、外力に反発する反力を発生させる。この反力が作用することにより、ハブ部および支持部の少なくともいずれか一方が車軸方向に移動する外力を受けた場合であっても、第1または第2弾性部材によって外力が吸収され、ハブ部および支持部の車軸方向の相対的な位置が保持される。
上記態様の全方向移動車輪においては、前記弾性部材が、発泡スポンジ体または内部に気体が封入された中空チューブであってもよい。
このようにすることで、発泡スポンジ体または内部に気体が封入された中空チューブを用いて、ローラから伝達される振動等が車軸に伝達されることを抑制することができる。
本態様の全方向移動車輪においては、前記弾性部材が、略円環形状の部材である構成であってもよい。
このようにすることで、弾性部材が、ハブ部の外周面と支持部の内周面とを全周に渡って挟まれた状態となり、接地面からの振動等が直接的にハブ部に伝達されるのをより確実に抑制することができる。
上記構成においては、前記弾性部材が、周方向に分割された複数の円弧部材からなる略円環形状の部材であってもよい。
このようにすることで、同形状の小サイズの部材を用いて弾性部材を形成し、弾性部材の製造コストを低下させることができる。
本態様の全方向移動車輪においては、前記弾性部材が、同一の円周上に間隔を空けて配置される円弧形状の複数の円弧部材からなる構成であってもよい。
このようにすることで、同一の円周上の全周に渡って略円環形状の弾性部材を配置する場合に比べ、弾性部材のサイズを小サイズとすることができる。
本発明の一態様の全方向移動車両は、上記いずれかに記載の全方向移動車輪を備える。
このようにすることで、接地面からの振動等の車軸への伝達を抑制し、乗り心地を改善した全方向移動車輪を備えた全方向移動車両を提供することができる。
本発明によれば、接地面からの振動等の車軸への伝達を抑制し、乗り心地を改善した全方向移動車輪およびそれを備えた全方向移動車両を提供することができるという効果を奏する。
本実施形態の全方向移動車輪を示す正面図である。 図1に示す全方向移動車輪の断面図である。 図1に示す全方向移動車輪の分解斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪のB−B矢視断面図である。 他の実施形態に係るゴムチューブを示す正面図である。
本発明の一実施形態の全方向移動車輪100について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る全方向移動車輪100は、他の車輪とともに車両に連結されるものであり、車両の走行時の従動輪として機能するものである。全方向移動車輪100は、図3に示す車軸A回りに回転可能に取り付けられている。
全方向移動車輪100は、例えば、後輪が2輪の駆動輪であり、前輪が1輪または2輪の従動輪である車両における従動輪として機能する。或いは、4輪の車両において、後輪の2輪の駆動輪からベルト等により駆動力が伝達される前輪の2輪の従動輪として機能する。
全方向移動車輪100は、後述するように、車軸A回りに回転可能に設けられた板状部材10,11を備え、車軸Aに直交する平面内において板状部材10,11の径方向に直交する方向に延びる軸線を有する複数のローラを備える。全方向移動車輪100は、車軸A方向の力を受けた場合に、複数のローラが各軸線回りに回転することにより、車軸A方向に沿った移動が可能となっている。
このように、全方向移動車輪100は、車軸A回りに回転することにより車軸Aに直交する方向への車両の移動を可能とするとともに、車軸A方向に沿う車両の移動も可能としている。車軸A回りの回転と車軸A方向の移動を組み合わせることにより、全方向移動車輪100を備えた車両(全方向移動車両)は、接地面に対して全方向に移動可能となっている。
次に、本実施形態に係る全方向移動車輪100の具体的な構成について説明する。
本実施形態に係る全方向移動車輪は、軸受部(図4に破線で示す。)に固定される円環状のハブ50と、該ハブ50の径方向外方に間隔をあけて配置されるローラ組立体と、該ローラ組立体およびハブ50によって径方向に挟まれる位置に配置される円環状のゴムチューブ51(第1弾性部材)およびゴムチューブ52(第2弾性部材)とを備えている。
ハブ50は、車軸A回りに回転可能に設けられた略円筒形状の部材であり、車軸Aと同軸に配置される軸受部(図4に点線で図示)と連結される。図3および図4に示すように、ハブ50は、車軸Aと同軸に配置される円筒部50aと、車軸Aに直交する平面上に配置される円環部50bからなる。円環部50bは、円筒部50aの車軸A方向の略中心部に配置される。
ローラ組立体は、一対の大径ローラ30,31およびそれらを板状部材10,11に取り付ける第1支持部材20と、一対の小径ローラ40,41およびそれらを板状部材10,11に取り付ける第2支持部材21とを備えている。第1支持部材20および第2支持部材21は、一対の大径ローラ30,31および一対の小径ローラ40,41の外が単一の円周上に配されるように、各ローラを支持している。
ゴムチューブ51,52は、ハブ50の外周面と第1および第2支持部材20,21(支持部)の内周面との間に径方向に接触した状態に挟まれる略円環形状の中空の部材である。ゴムチューブ51,52の内部は、所定圧力で封入された気体(例えば、空気)によって満たされている。ゴムチューブ51,52の内周面はハブ50の外周面に接触した状態で配置される。また、ゴムチューブ51,52の外周面はローラ組立体を構成する第1支持部材20および第2支持部材21の内周面に接触した状態で配置される。
このように、ゴムチューブ51,52は、ハブ50とローラ組立体のそれぞれに接触した状態で配置される。そのため、軸受部(不図示)からハブ50に車軸A回りに回転する駆動力が伝達される場合、その駆動力は、ゴムチューブ51,52を介して第1支持部材20および第2支持部材21に伝達され、全方向移動車輪100を車軸A回りに回転させる。
次に、ローラ組立体の構成について、詳細に説明する。
ローラ組立体が備える一対の大径ローラ30,31は、図2に示すように、車軸Aに直交する平面内において、板状部材10,11の径方向に直交する(交差する)方向に延びる軸線X1を有している。また、ローラ組立体が備える一対の小径ローラ40,41は、図2に示すように、車軸Aに直交する平面内において、板状部材10,11の径方向に直交する(交差する)方向に延びる軸線X2を有している。
一対の大径ローラ30,31は、第1支持部材20(支持部)により、軸線X1回りに回転自在となるように板状部材10,11に取り付けられている。また、一対の小径ローラ40,41は、第2支持部材21(支持部)により、軸線X2回りに回転自在となるように板状部材10,11に取り付けられている。
図1から図3に示すように、第1支持部材20は、大径側の端面を対向させた一対の大径ローラ30,31に挟まれる位置に配置され、大径ローラ30,31を支持している。同様に、第2支持部材21は、大径側の端面を対向させた一対の小径ローラ40,41に挟まれる位置に配置され、小径ローラ40,41を支持している。
第1支持部材20と第2支持部材21とは、板状部材10,11の周方向に交互に配置されている。第1支持部材20と第2支持部材21の配置間隔は、軸線A回りに30°ずつの間隔となっている。
図2に示すように、ローラ組立体を構成する複数の第1支持部材20と複数の第2支持部材21とは、ハブ50の円筒部50aの外周面よりも大径の内周面22を有している。内周面22は、図1に示す正面図においては、図中に点線で示す円周上に配置されている。
また、図1から図3に示すように、大径ローラ30,31および小径ローラ40,41は、その外形が車軸Aを中心とする円の曲率と一致する曲率を有した形状となっている。
このように、ローラ組立体は、車軸Aを中心とする円の曲率と一致する曲率を有した形状の外形を有しており、各ローラが板状部材10,11の径方向に直交する方向に延びる軸線回りに回転するようになっている。そのため、ローラ組立体を備える全方向移動車輪100は、車軸Aに沿った方向へ移動することが可能となっている。
次に、複数の第1支持部材20と複数の第2支持部材21とが固定される板状部材10,11について説明する。
図1および図3に示す板状部材10,11(一対の第1規制部材)は、車軸Aに直交する平面おいて、車軸A回りに回転可能に設けられた板状の部材である。図1および図3に示すように、板状部材10には、複数の貫通穴12,13,14,15が設けられており、板状部材11には、複数の貫通穴16,17,18,19が設けられている。なお、図3では、全方向移動車輪100の構造を理解しやすくするために、後述する大径ローラ30,31と、小径ローラ40,41の一部が切り離された状態となっている。
板状部材10の貫通穴12,13は、第1支持部材20の締結穴20a,20bにそれぞれ対応している。外周面に雄ねじが形成された締結ねじ(不図示)が、貫通穴12,13を貫通して締結穴20a,20bに締結されることにより、第1支持部材20が板状部材10に固定されるようになっている。第1支持部材20の締結穴20a,20bは、図3に示す軸線A方向に貫通しており、板状部材11の貫通穴16,17にそれぞれ対向している。外周面に雄ねじが形成された締結ねじ(不図示)が貫通穴16,17を貫通して締結穴20a,20bに締結されることにより、第1支持部材20が板状部材11に固定されるようになっている。
板状部材10の貫通穴14,15は、後述する第2支持部材21の締結穴21a,21bにそれぞれ対応している。外周面に雄ねじが形成された締結ねじ(不図示)が貫通穴14,15を貫通して締結穴21a,21bに締結されることにより、第2支持部材21が板状部材10に固定されるようになっている。第2支持部材21の締結穴21a,21bは、図3に示す軸線A方向に貫通しており、板状部材11の貫通穴18,19にそれぞれ対向している。外周面に雄ねじが形成された締結ねじ(不図示)が貫通穴18,19を貫通して締結穴21a,21bに締結されることにより、第2支持部材21が板状部材11に固定されるようになっている。
このように、複数の第1支持部材20と、複数の第2支持部材21とは、板状部材10と板状部材11との間に挟まれた状態で固定される。また、板状部材10と板状部材11との間には、ハブ50と、ハブ50の車軸A方向の両側に配置されたゴムチューブ51およびゴムチューブ52が挟まれた状態で固定される。
次に、図3および図4を参照して、ゴムチューブ51およびゴムチューブ52の配置について説明する。
図4は、図1に示す全方向移動車輪のB−B矢視断面図である。
図4に示すように、ゴムチューブ51,52は、ハブ50の円筒部50aの外周面と、第1および第2支持部材20,21の内周面22との間に、ハブ50の径方向(図4で車軸Aに直交する方向)に接触した状態に挟まれる。
ハブ50の円環部50bにおいて、円筒部50aよりも車軸Aに近い部分には、貫通穴50c,50dが設けられている。貫通穴50c,50dに締結ねじを挿入して軸受部に設けられた締結穴に締結することにより、ハブ50が軸受部に対して固定される。図4に示す点線は、貫通穴50c,50dに挿入される締結ねじとハブ50が固定される軸受部を示す。
図4に示すように、板状部材10は、貫通穴12を介して締結ねじ10aが締結穴20aに締結されることにより、第1支持部材20に固定される。同様に、板状部材11は、貫通穴16を介して締結ねじ11aが締結穴20aに締結されることにより、第1支持部材20に固定される。板状部材10,11が第1支持部材20に固定されることにより、ゴムチューブ51の車軸A方向の一方の端面が板状部材10に接触し、ゴムチューブ52の車軸A方向の一方の端面が板状部材11に接触した状態となる。このように、板状部材10,11(一対の第1規制部材)は、ゴムチューブ51,52(弾性部材)の車軸A方向の両端面と接触した状態で配置される。
ハブ50の円環部50b(第2規制部材)は、ハブ50に固定されており、車軸A方向における板状部材10,11の間に配置されている。
板状部材10と円環部50bとの間には、ゴムチューブ51が車軸A方向に接触した状態に挟まれる。同様に、板状部材11と円環部50bとの間には、ゴムチューブ52が車軸A方向に接触した状態に挟まれる。
図4は、図1に示す全方向移動車輪00のB−B矢視断面図であり、大径ローラ30,31が接地面Gに接地した状態を示すものである。小径ローラ40,41が接地面Gに接地した状態は図示しないが、図4と同様のものとなる。
このように、ゴムチューブ51,52は、ローラ組立体およびハブ50によって径方向に挟まれる位置に配置される。また、ゴムチューブ51は板状部材10と円環部50bによって車軸A方向に挟まれる位置に配置され、ゴムチューブ52は板状部材11と円環部50bによって車軸A方向に挟まれる位置に配置される。
以上の説明において、板状部材10,11は、第1および第2支持部材20,21に固定されるものとした。これに替えて、板状部材10,11をハブ50の円筒部50aの車軸A方向の両端部に固定するようにしてもよい。板状部材10,11をハブ50に固定する場合、ハブ50の円環部50bが不要となり、その替わりに第1および第2支持部材20,21の内周面に、円環部50bに相当する部材を固定するものとする。
このように、板状部材10,11(一対の第1規制部材)は、第1および第2支持部材20,21、または、ハブ50のいずれか一方に固定されればよい。また、円環部50b(第2規制部材)は、第1および第2支持部材20,21、または、ハブ50のいずれか他方に固定されればよい。
以上説明した本実施形態の全方向移動車輪100が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態の全方向移動車輪100によれば、接地面Gから大径ローラ30,31および小径ローラ40,41に伝達される振動等が、各ローラを軸線X1,X2回りに回転自在に取り付ける第1および第2支持部材20,21の内周面22を介して略円環形状のゴムチューブ51,52に伝達される。接地面Gから大径ローラ30,31および小径ローラ40,41に伝達される振動等は、その一部がゴムチューブ51,52により吸収された後に、略円環形状のゴムチューブ51,52を介して、車軸A回りに回転可能に設けられた略円筒形状のハブ50の円筒部50aの外周面に伝達される。
このように、本実施形態の全方向移動車輪100によれば、接地面Gからの振動等が伝達される大径ローラ30,31および小径ローラ40,41と、車軸A回りに回転可能に設けられたハブ50との間に、ゴムチューブ51,52が介在し、接地面Gからの振動等が直接的にハブ50に伝達されずに済む。
したがって、接地面Gからの振動等の車軸Aへの伝達を抑制し、乗り心地を改善した全方向移動車輪100を提供することができる。
また、本実施形態の全方向移動車輪100によれば、ハブ50および支持部(第1支持部材20,第2支持部材21)の少なくともいずれか一方が車軸A方向に移動する外力を受けた場合、一対の板状部材10,11のいずれか一方とハブ50の円環部50bとの間に車軸A方向に接触した状態に挟まれたゴムチューブ51またはゴムチューブ52が収縮する。この収縮により、ゴムチューブ51またはゴムチューブ52が、前述した外力に反発する反力を発生させる。この反力が作用することにより、ハブ50および支持部(第1支持部材20,第2支持部材21)の少なくともいずれか一方が車軸A方向に移動する外力を受けた場合であっても、ゴムチューブ51またはゴムチューブ52によって外力が吸収される。そして、ハブ50および支持部(第1支持部材20,第2支持部材21)の車軸A方向の相対的な位置が保持される。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、ハブ50と第1および第2支持部材20,21の内周面との間に径方向に接触した状態に挟まれる円環部材として、内部に気体が封入された中空のゴムチューブ51,52を用いるものであったが、他の態様であってもよい。
例えば、ハブ50と第1および第2支持部材20,21の内周面との間に径方向に接触した状態に挟まれる円環部材として、発泡ウレタン等の発泡スポンジ体を用いてもよい。
前述した実施形態では、ゴムチューブ51,52は、図2および図3に示すように、周方向に分割されていない単一の円環部材であったが、他の態様であってもよい。例えば、ゴムチューブ51,52のそれぞれを、図5に示すように、周方向に分割された複数(図5に示す例では6個)の円弧部材54,55,56,57,58,59からなる円環状のゴムチューブ53(円環部材)としてもよい。この場合、各円弧部材54,55,56,57,58,59のそれぞれが、所定圧力の気体を封入する空間を備えている。また、各円弧部材54,55,56,57,58,59は、隣接する他の円弧部材と円周方向の両端面で接触した状態で配置される。
このようにすることで、各円弧部材54,55,56,57,58,59を同形状の小サイズの部材とすることができ、製造コストを低下させることができる。また、各円弧部材54,55,56,57,58,59のいずれかに破損が生じたとしても、破損が生じた部材のみを交換すればよい。
また、この態様において、ハブ5の外周面と第1および第2支持部材20,21の内周面との間に挟まれる部材を、円弧部材54,55,56,57,58,59のうち、円弧部材55,57,59を備えない部材としてもよい。この場合、円弧部材54,56,58が同一の円周上に等間隔で配置されるようにする。
このようにすることで、図5に示すように同一の円周上の全周に円弧部材54,55,56,57,58,59を配置する場合に比べ、円弧部材の数を少なくすることができる。
10,11 板状部材(一対の第1規制部材)
20 第1支持部材(支持部)
21 第2支持部材(支持部)
22 内周面
30,31 大径ローラ
40,41 小径ローラ
50 ハブ(ハブ部)
50a 円筒部
50b 円環部(第2規制部材)
51 ゴムチューブ(第1弾性部材)
52 ゴムチューブ(第2弾性部材)
100 全方向移動車輪
A 車軸

Claims (6)

  1. 車軸回りに回転可能に設けられた略円筒形状のハブ部と、
    前記車軸に直交する平面内において、前記ハブ部の径方向に交差する方向に延びる軸線を有し、その外形が前記車軸を中心とする円の曲率と一致する曲率を有する複数のローラと、
    各該ローラを各前記軸線回りに回転自在に取り付けるとともに、各該ローラの外が単一の円周上に配されるように支持し、前記ハブ部の外周面よりも大径の内周面を有する支持部と、
    前記ハブ部の外周面と前記支持部の内周面との間に径方向に接触した状態に挟まれる弾性部材と、
    前記ハブ部および前記支持部のいずれか一方に固定され、前記弾性部材の前記車軸方向の両端面と接触した状態で配置される一対の第1規制部材と、
    前記ハブ部および前記支持部のいずれか他方に固定され、前記車軸方向における前記一対の第1規制部材の間に配置される第2規制部材とを備え、
    前記弾性部材が、一方の前記第1規制部材と前記第2規制部材との間に前記車軸方向に接触した状態に挟まれる第1弾性部材と、他方の前記第1規制部材と前記第2規制部材との間に前記車軸方向に接触した状態に挟まれる第2弾性部材とを有する全方向移動車輪。
  2. 前記弾性部材が、発泡スポンジ体または内部に気体が封入された中空チューブである請求項1に記載の全方向移動車輪。
  3. 前記弾性部材が、略円環形状の部材である請求項1または請求項2に記載の全方向移動車輪。
  4. 前記弾性部材が、周方向に分割された複数の円弧部材からなる略円環形状の部材である請求項3に記載の全方向移動車輪。
  5. 前記弾性部材が、同一の円周上に間隔を空けて配置される円弧形状の複数の円弧部材からなる請求項1または請求項2に記載の全方向移動車輪。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の全方向移動車輪を備えた全方向移動車両。
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