JP5506231B2 - 車輪及びそれを用いた摩擦式駆動装置及び全方向移動車 - Google Patents

車輪及びそれを用いた摩擦式駆動装置及び全方向移動車 Download PDF

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Description

本発明は、車輪及びそれを用いた摩擦式駆動装置及び全方向移動車に関し、特に、全方向移動車に用いられる車輪及びそれを用いた摩擦式駆動装置及び全方向移動車に関する。
全方向移動車用の車輪として、無端環状の軸体と、前記軸体に各々当該軸体の接線方向軸線周りに回転可能に数珠繋ぎ状で取り付けられた複数のフリーローラとにより構成された車輪が提案されている(例えば、特許文献1、2)。
国際公開2008/132778号パンフレット 国際公開2008/132779号パンフレット
特許文献1に示されているような車輪では、軸体に対するフリーローラの取り付けを如何に行うが、一つの課題になる。この取り付け構造として、軸体は完全な無端環状に形成し、フリーローラを半割構造にして軸体に取り付け、各フリーローラの半割体同士を埋め込みボルトによって締結することが考えられる。
しかし、この取り付け構造は、各フリーローラ毎に埋め込みボルトの締結が必要で、組立工数が多くなる欠点がある。また、半割構造のフリーローラでは、各フリーローラ毎に半割体同士の組み合わせ精度を高く保つ必要があり、さもないと、フリーローラの円筒度(外径の真円度)に狂いが生じ、車輪としての所要の性能が得られなくなる。
本発明が解決しようとする課題は、全方向移動車等に用いられる車輪を、所要の車輪性能を確保して作業性よく生産することである。
無端環状の軸体と、前記軸体に各々当該軸体の接線方向軸線周りに回転可能に取り付けられた複数のフリーローラとにより構成された車輪であって、前記軸体は、当該軸体の中心軸線に対して直交しない非直交面を含む接合部を有し、前記接合部は、前記軸体に前記フリーローラを挿入可能な組立作業用間隙を画定する開放状態と、前記組立作業用間隙を閉じて前記軸体を無端状態にする閉鎖状態とを取ることができ、前記閉鎖状態にて前記非直交面を締結具によって固定されている。
また、本発明による車輪は、無端環状の軸体と、前記軸体に各々当該軸体の接線方向軸線周りに回転可能に取り付けられた複数のフリーローラとにより構成された車輪であって、前記軸体は、円弧状の軸主体と、前記軸主体と補完し合って無端環状を形成する軸補完部材とにより構成され、前記軸主体と前記軸補完部材との接合部は、前記軸体の中心軸線に対して直交しない非直交面を含み、当該非直交面を締結具によって前記軸主体と前記軸補完部材とが固定連結されている。
本発明による車輪は、好ましくは、前記軸体は当該軸体の中心軸線に対して直交する断面形状が多角形であり、前記非直交面は、前記軸体の中心軸線に対して直交する断面で見て最大線分となる部分にて前記軸体の接線方向に延在している。
本発明による車輪は、好ましくは、隣接する前記フリーローラ間にスペーサが配置されており、前記接合部において前記フリーローラ間に配置されるスペーサは、前記締結具によって前記軸主体に共締め固定されている。
本発明による摩擦式駆動装置は、上述の発明による車輪と、前記車輪の両側に前記軸体の環中心と同心の軸線周りに回転自在に配置された駆動回転部材と、前記駆動回転部材の各々に、当該駆動回転部材の回転中心と同心の円周上に複数個配置され、各々、前記駆動回転部材の回転軸線に対してねじれの関係をなす回転軸線周りに回転可能で、外周面をもって前記フリーローラの外周面に接触する駆動ローラとを有する。
本発明による摩擦式駆動装置は、上述の発明による車輪と、前記車輪の軸線方向の一方の側に前記軸体の環中心と同心の軸線周りに回転自在に配置され、前記車輪の前記軸体を支持する車輪支持回転部材と、前記車輪の他方の側に前記軸体の環中心と同心の軸線周りに回転自在に配置された駆動回転部材と、前記駆動回転部材に当該駆動回転部材の回転中心と同心の円周上に複数個配置され、各々、前記駆動回転部材の回転軸線に対してねじれの関係をなす回転軸線周りに回転可能で、外周面をもって前記フリーローラの外周面に接触する駆動ローラとを有する。
本発明による全方向移動車は、上述の発明による摩擦式駆動装置を含み、前記車輪によって走行する。
本発明による車輪によれば、軸体に接合部が設けられ、当該接合部を開放状態にして組立作業用間隙よりフリーローラを軸体に挿入することにより、フリーローラを半割構造にすることなく軸体に組み込みができる。接合部は、軸体の中心軸線に対して直交しない非直交面を軸体の径方向に貫通する締結具によって閉鎖状態に固定できるから、フリーローラの組み付け完了後に、接合部の外側から締結具によって接合部を固定して軸体を無端状態にすることができる。
本発明による車輪およびそれを用いた摩擦式駆動装置、全方向移動車の一つの実施形態を示す斜視図。 本実施形態による車輪およびそれを用いた摩擦式駆動装置、全方向移動車の要部を示す拡大正面図。 本実施形態による車輪を示す拡大断面図。 本実施形態による車輪の要部の拡大斜視図。 本実施形態による車輪の要部(図4のV−V断面)の拡大断面図。 本発明による車輪を用いた摩擦式駆動装置および全方向移動車の他の実施形態の要部を示す拡大正面図。
以下に、本発明による車輪およびそれを用いた摩擦式駆動装置、全方向移動車の実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。
本実施形態の全方向移動車1は、図1、図2に示されているように、門形の車体7を有し、車体7が後述する駆動ローラ(3L、3R)を介して車輪50を回転可能に支持している。
車体7は、左側脚部材7Lと、左側脚部材7Lにヒンジ軸71によってヒンジ接続された右側脚部材7Rとを有する。右側脚部材7Rの外側には右側ステップ32Rが、左側脚部材7Lの外側には左側ステップ32Lが各々略水平に取り付けられている。車体7の左側脚部材7Lの上部にはポール33の下端部が固定されている。ポール33は、車体7より垂直に立てられており、ポール33の上端部には水平方向にハンドルバー34が取り付けられている。車体7の右側脚部材7Rと左側脚部材7Lとの間には圧縮コイルばね8が設けられている。圧縮コイルばね8は、右側脚部材7Rと左側脚部材7Lを互い近づける方向に付勢する。
車体7、左右のステップ32R、32L、ポール33、ハンドルバー34は、互いに一体構造であり、本実施形態では、車体7、左右のステップ32R、32L、ポール33、ハンドルバー34の全体が、全方向移動車1の車体であると云える。
車体7にはアーム36によって補助輪35が取り付けられている。アーム36は、上端を車体7の後部に枢支され、跳ね上げ可能になっている。補助輪35は、車輪50の前後方向後方にあり、水平軸線周りに回転可能になっている。ハンドルバー34にはグリップレバー37が設けられている。グリップレバー37は、公知のボーデンケーブル(図示せず)によってアーム36の先端部と連結され、ハンドルバー34と共に手にて握られてアーム36の跳ね上げを行う。
右側脚部材7Rは支持軸6Rによって右側の駆動回転部材4Rを回転可能に支持している。左側脚部材7Lは支持軸6Lによって左側の駆動回転部材4Lを回転可能に支持している。これにより、左右の駆動回転部材4R、4Lは、所定の軸線方向間隔(左右方向間隔)をおいて、車体7に、互いに同一の中心軸線(A)周りに、各々回転可能に取り付けられる。
駆動回転部材4R、4Lには、プーリ9R、9L(或いはスプロケット)が同心位置に一体的に形成されている。右側脚部材7Rと、左側脚部材7Lには、各々、電動モータ5R、5Lが取り付けられている。電動モータ5Rは、無端ベルト10R(或いはリンクチェーン)によってプーリ9Rと駆動連結され、プーリ9Rを回転駆動する。電動モータ5Lは、無端ベルト10L(或いはリンクチェーン)によってプーリ9Lと駆動連結され、プーリ9Lを回転駆動する。
なお、車体7、ポール33には、図示していないが、電動モータ5R、5Lの電源として、リーチャージブルなバッテリ電源、制御装置が搭載される。
駆動回転部材4R、4Lは、互い対向する側に切頭円錐状のテーパ外周面41R、41Lを有する。駆動回転部材4Rのテーパ外周面41Rには、複数個の右側駆動ローラ3Rが、各々ブラケット42Rによって、駆動回転部材4Rの円周方向に等間隔に各々回転可能に取り付けられている。駆動回転部材4Lのテーパ外周面41Lには、複数個の左側駆動ローラ3Lが、各々ブラケット42Lによって、駆動回転部材4Lの円周方向に等間隔に各々回転可能に取り付けられている
車輪50は、左右の駆動回転部材4R、4Lの間に配置され、左右両側を右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lによって挟まれるようにして左右の駆動回転部材4R、4Lの中心軸線Aと同一の中心軸線(軸体51の環中心)B周りに回転可能に支持されている。
車輪50は、図3、図4に示されているように、正八角形柱体により構成された無端円環状の軸体51と、軸体51に各々当該軸体51の接線方向軸線周りに回転可能に取り付けられた複数のフリーローラ52と、隣接するフリーローラ52間に配置されたスペーサ53により構成されている。本実施例では、軸体51は、当該軸体51の中心軸線に対して直交する断面形状が正八角形になる。
軸体51の外周には、当該軸体51の曲率と同じ曲率で曲がった正八角形孔による装着孔54Aを有する金属製のインナスリーブ54が各フリーローラ52毎に装着孔54Aをもって回転不能に嵌着されている。インナスリーブ54の外周面54Bは円筒面になっており、当該外周面54Bにはニードルベアリング55のインナレース56が嵌合している。
フリーローラ52は、駆動力を作用させる対象物に接触するローラであって、数珠繋ぎ状に軸体51に装着され、各々、円筒状の金属製スリーブ52Aと、金属製スリーブ52Aの外周に接合されてフリーローラ52の外周面52Cを構成する円筒状のゴム状弾性体製の外周部材52Bとにより構成され、金属製スリーブ52Aをニードルベアリング55のアウタレースとして軸体51の接線方向軸線周りに回転可能に取り付けられている。ここに、フリーローラ52は、各々、自身の中心軸線周りに個々に回転可能であり、このフリーローラ52の回転をフリーローラ52の自転と云う。
スペーサ53は、軸体51の曲率と同じ曲率で曲がった正八角形孔による装着孔53Aを有する金属製のものであり、装着孔53Aをもって軸体51の外周に回転不能に嵌着され、隣接するフリーローラ52同士が接触することを避けるデスタンス機構をなす。
スペーサ53は、インナスリーブ54、インナレース56と端面同士で密に接触している。このことは、後述のスペーサ57も同じで、インナスリーブ54、インナレース56と端面同士で密に接触している。
これにより、軸体51の外周において、スペーサ53、57とインナスリーブ54、インナレース56とが軸体51の円周方向に剛体接続された円環状(閉ループ)をなす。これは、軸体51の補強構造体となり、車両用の車輪50として、車輪50に積載荷重が作用した時に、軸体51が楕円に撓むことを防止する補強効果を奏する。
軸体51は、金属製の正八角形柱体により構成されたC字形の円弧状の軸主体61と、軸主体61と同じ金属製の正八角形柱体により構成され、軸主体61と補完し合って無端円環状を形成する円弧形状の軸補完部材62とにより構成されている。
軸補完部材62の両端にできる軸主体61と軸補完部材62との接合部63は、軸体61の円環状の断面中心線Cに対して直交しない非直交面として、断面中心線Cを含む平面と平行な接合面61A、62Aを含む段違い形状になっている。軸主体61には接合面61Aを軸体51の径方向に貫通するねじ孔61Bが、軸補完部材62には接合面62Aを軸体51の断面径方向に貫通するボルト通し孔62Bが各々貫通形成されている。本実施例では、ボルト通し孔62Bがねじ孔61Bより軸体51の断面径方向で見て外側にある。
接合面61A、62Aは、軸体51の断面中心線に対して直交する断面で見て最大線分となる部分にて軸体51の接線方向に延在している。このことにより、接合面61A、62Aの幅寸法(図5で見て左右方向の寸法)を大きく取ることができ、これに応じてボルト通し孔62B、ねじ孔61Bの径を大きくすることができる。
軸主体61と軸補完部材62とは、ボルト通し孔62Bに通されてねじ孔61Bにねじ係合するボルト64によって分解可能に固定連結される。この固定連結により軸体51は無端の閉鎖状態になる。
軸体51に、フリーローラ52とニードルベアリング55とインナレース56とインナスリーブ54の組立体(フリーローラ組立体)と、スペーサ53を組み付ける際には、ボルト64を外して軸主体61より軸補完部材62を取り外し、軸補完部材62を取り外した部分に、フリーローラ52、スペーサ53等の組立作業用間隙が画定される開放状態とする。この組立作業用間隙は、組立作業時に、フリーローラ52やスペーサ53を軸主体61に通せるように設けられた部分である。
この開放状態で、フリーローラ組立体とスペーサ53とを交互に組立作業用間隙より軸主体61に挿入して組み付ける。また、軸補完部材62にもインナスリーブ54の組立体とスペーサ53とを交互に挿入して組み付ける。これにより、フリーローラ52やインナレース56等を半割構造にすることなく、これらを軸体51に組み込みができる。
軸主体61と軸補完部材62に対して所定個数のフリーローラ組立体とスペーサ53の組み付けが完了すれば、軸主体61に軸補完部材62を組み付け、合部63のボルト通し孔6Bにボルト64を通し、ボルト64をねじ孔6Bにねじ係合させる。これにより、軸主体61と軸補完部材62とが固定連結され、この固定連結により軸体51は無端の閉鎖状態になる。
ボルト64のねじ締結は、ボルト通し孔62Bがねじ孔61Bより軸体51の断面径方向で見て外側にあることにより、フリーローラ組立体とスペーサ53の組み付け完了後に、軸体51の外側より行うことができる。
これらのことにより、車輪50を、所要の車輪性能を確保して作業性よく生産することができる。
合部63においては、後付け可能な馬蹄形のスペーサ57が用いられる。スペーサ57にはボルト通し孔57Aが形成されており、ボルト通し孔57Aに通されたボルト64によって軸補完部材62と共に軸主体61に共締め固定される。これにより、合部63においても、隣接するフリーローラ52同士が接触することを避けるデスタンス機構が構成される。
合面61A、62Aは、軸体51の断面中心線に対して直交する断面で見て最大線分となる部分にて軸体51の接線方向に延在していて、合面61A、62Aの幅寸法を大きく取ることができるので、ボルト通し孔62B、ねじ孔61Bの径を大きくすることができ、これに応じてボルト64も大きい径のものを用いることができる。このことにより、結合部63の機械的強度を保って高い締結強度を得ることができる。
なお、図4に符号80により示されているように、スペーサ53とインナスリーブ54とを一体構造品として構成することもできる。この場合には、部品点数、組み付け個数の削減を図ることができる。
フリーローラ52と右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lとの関係(個数)は、フリーローラ52の空すべりを回避するために、接地しているフリーローラ52には必ず少なくとも一つの右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lが接触し、右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lより接地状態にあるフリーローラ52に常に推進力(回転力)が与えられるような設定になっている。
右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lは、前述の圧縮コイルばね8のばね力によってフリーローラ52の外周面52Cに向けて付勢されて外周面3Ra、3Laをもってフリーローラ52の外周面52Cに接触し、摩擦によって推進力(回転力)をフリーローラ52に伝達する。つまり、右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lの外周面3Ra、3Laが、フリーローラ52の外周面52Cに摩擦力をもって運動(回転と並進)を車輪50に伝達する動力伝達関係で接触している。
右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lは、車輪50の中心軸線B周り(駆動回転部材4R、4Lの中心軸線A周りと同じ)の回転方向(より正確には、接触箇所における中心軸線B周りの円周の接線方向)に対して、直交および平行の何れでもない方向に延在する中心軸線D周りに回転自在に配置されている。つまり、右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lは、車輪50の中心軸線B周りの回転方向に対して傾斜し、駆動回転部材4R、4Lの回転軸線(中心軸線A)に対してねじれの関係をなす回転軸線(中心軸線D)を有する。
この実施形態の車輪50では、駆動回転部材4R、4Lと共に回転移動する右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lとの接触によってフリーローラ52が軸体51の接線方向軸線周りに回転し、左右方向への駆動力を接地面に作用させることができると共に、車輪50全体の中心軸線B周りの回転による円周方向移動により、前後方向への駆動力を接地面に作用させることができる。
本実施形態の全方向移動車1では、左右の電動モータ5R、5Lによって左右の駆動回転部材4R、4Lの回転方向あるいは(および)回転速度を互いに違えると、駆動回転部材4R、4Lの回転力による円周(接線)方向の力に対し、この力に直交する向きの分力が車輪50における右側駆動ローラ3R、左側駆動ローラ3Lの当接面(接触面)に作用する。この分力により、車輪50のフリーローラ52の外表面には、これを捩る力、フリーローラ52の中心軸線周りの回転駆動力が作用し、フリーローラ52が自身の中心軸線周りに回転、つまり自転することになる。
このフリーローラ52の自転は、駆動回転部材4R、4L同士の回転速度差によって定まる。例えば、駆動回転部材4R、4Lを互いに同一速度で逆向きに回転させると、車輪50は中心軸線B周りには回転せず、フリーローラ52の自転することになる。これにより、車輪50には、車輪50の中心軸線Bと同じ方向、つまり左右方向の駆動力が加わることになり、車体7は、換言すると、全方向移動車1は、左右方向移動する。
これに対し、左右の駆動回転部材4R、4Lの回転方向および回転速度が同一である場合には、フリーローラ52が自転することがなく、車輪50が中心軸線B周りに回転し、全方向移動車1は、旋回することなく前進あるいは後進する。
このように、電動モータ5R、5Lによって駆動回転部材4R、4Lの回転速度および回転方向を独立に制御することにより、全方向移動車1は、路面上で全方向へ移動することができる。
図6は、本発明による摩擦式駆動装置およびそれを用いた全方向移動車の他の実施形態を示している。なお、図6において、図2に対応する部分は、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
本実施形態では、車体7の左側脚部材7Lに車輪支持回転部材142が、車体7の右側脚部材7Rに駆動回転部材143が各々中心軸線A上に互いに同心に回転自在に取り付けられている。
車体7の左側部材7Lには電動モータ124が取り付けられている。車輪支持回転部材142にはプーリ(或いはスプロケット)130が同心に一体形成されている。電動モータ124は、無端ベルト(或いはリンクチェーン)132によってプーリ130と駆動連結され、車輪支持回転部材142を回転駆動する。
車体7の右側部材7Rにはもう一つの電動モータ125が取り付けられている。駆動回転部材143にはプーリ(或いはスプロケット)131が同心に一体形成されている。電動モータ125は、無端ベルト(或いはリンクチェーン)133によってプーリ131と駆動連結され、駆動回転部材143を回転駆動する。
車輪支持回転部材142は、テーパ外周面よりもう一方の駆動回転部材143の側(図5で見て右側)に延出した複数個のアーム145を有し、アーム145によって、前述の車輪50と同等の軸体51とフリーローラ52とスペーサ53による車輪50が取り付けられている。本実施形態では、車輪50のスペーサ53が複数個のアーム145によって車輪支持回転部材142より固定支持されている。これにより、車輪50は、軸線方向の一方の側において車輪支持回転部材142によって軸体51の環中心と同心の軸線周りに回転自在に支持されている。
駆動回転部材143の車輪支持回転部材142の側(図6で見て左側)には、複数個の駆動ローラ150が、各々、ブラケット151によって回転自在に、駆動回転部材143を周方向の等分する位置に配設されている。駆動ローラ150は、フリーローラ52の外周面にトルク伝達関係で接触し、相手側のフリーローラ52の中心軸線に対してねじれの関係にある方向に延在する中心軸線Dの周りに回転可能に取り付けられている。すなわち、フリーローラ52の中心軸線と駆動ローラ150の中心軸線とは、互いの接触箇所においてねじれの関係にある。
つまり、駆動ローラ150の中心軸線は、各ローラの配置部位における中心軸線A方向への投影平面で見て、フリーローラ52の中心軸線に対して所定の傾斜角をもって傾斜している。駆動ローラ150の中心軸線は、フリーローラ52の中心軸相当の軸体51の半径線に対してある角度をもって傾いていると同時に、軸体51の中心線が接する仮想平面に対してある角度をもって傾いている。この三次元的な軸線の傾きは、喩えると、ある角度の円錐面上に置かれた「はす歯傘歯車」の歯の傾きに似ている。
このように、駆動ローラ150の支持軸152を傾けることにより、車輪支持回転部材142と143とを相対回転させた際に、フリーローラ52における駆動ローラ150の接触点には、フリーローラ52の回転軸線周りと円周接線方向の摩擦力が作用することとなる。この実施形態でのフリーローラ52と駆動ローラ150との関係(個数)は、接地しているフリーローラ52には必ず少なくとも1つの駆動ローラ150が接触し、駆動ローラ150より接地状態にあるフリーローラ52に常に回転力が与えられるような設定になっており、フリーローラ52の空すべりが回避される。
この構成により、一方の車輪支持回転部材142の回転を停止して他方の駆動回転部材143のみを回転させると、他方の駆動回転部材143の回転による円周接線方向の力に対し、駆動ローラ150が接触するフリーローラ52の中心軸線周り方向の分力が作用する。これにより、両車輪支持回転部材142、143の回転中心軸線に平行な方向(図7で見て左右方向)への駆動力を、フリーローラ52における駆動力の作用対象との接触面に作用させることができる。
2つの車輪支持回転部材142、143を、同一速度で同一方向に回転させた場合には、駆動ローラ150が接触する相手のフリーローラ52に中心軸線周りの回転力が作用しないので、車輪支持回転部材142、143の回転方向の駆動力がフリーローラ52における駆動力の作用対象との接触面に作用することとなる。
このようにして、車輪支持回転部材142、143の回転速度および回転方向を独立に制御することにより、前述の実施形態と同様に、車輪支持回転部材142に設けられたフリーローラ52における駆動力の作用対象との接触面に、全方向への駆動力を作用させることができる。
本実施例の車輪50は、前述した実施例の車輪50と同じ構造のものであるから、本実施例でも、フリーローラ52等の組み付けにおいて、前述した実施例と同様の作用、効果を得ることができる。
なお、軸主体61と軸補完部材62とは互いに補完して円環状をなす半円形であってもよい。また、上述の実施形態では、軸体51を、軸主体61と軸補完部材62との分割構造として、接合部63が2箇所に設けられているが、軸体51が一箇所の接合部63によって切断された構成であってもよく。この場合には、対峙する軸体51の接合端部を径方向に互いに弾性変形によって偏倚させて接合端部間に、組立作業用間隙を画定すればよい。また、接合部の非直交面は傾斜面であってもよい。また、軸体51は、正八角形断面のものに限られることはなく、四角形や六角形のような他の多角形あるいは円形でもよい。
1 全方向移動車
2 車輪
3R 右側駆動ローラ
3L 左側駆動ローラ
4R、4L 駆動回転部材
7 車体
50 車輪
51 軸体
52 フリーローラ
53 スペーサ
61 軸主体
62 軸補完部材
63 接合部
64 ボルト
142 車輪支持回転部材
143 駆動回転部材
150 駆動ローラ

Claims (5)

  1. 無端環状の軸体と、前記軸体に各々当該軸体の接線方向軸線周りに回転可能に取り付けられた複数のフリーローラとにより構成された車輪であって、
    前記軸体は、円弧状の軸主体と、前記軸主体と補完し合って無端環状を形成する軸補完部材とにより構成され、
    前記軸主体と前記軸補完部材との接合部は、前記軸体の断面中心線に対して直交しない非直交面を含み、当該非直交面を締結具によって前記軸主体と前記軸補完部材とが固定連結されており、
    隣接する前記フリーローラ間にはスペーサが配置されており、前記接合部において前記フリーローラ間に配置されるスペーサは、前記接合部に係合し、前記締結具によって前記軸主体に共締め固定される車輪。
  2. 前記接合部において前記フリーローラ間に配置される前記スペーサは、前記接合部に後付け可能な馬蹄形をしている請求項1記載の車輪。
  3. 請求項1または2に記載の車輪と、
    前記車輪の両側に前記軸体の環中心と同心の軸線周りに回転自在に配置された駆動回転部材と、
    前記駆動回転部材の各々に、当該駆動回転部材の回転中心と同心の円周上に複数個配置され、各々、前記駆動回転部材の回転軸線に対してねじれの関係をなす回転軸線周りに回転可能で、外周面をもって前記フリーローラの外周面に接触する駆動ローラとを有する摩擦式駆動装置。
  4. 請求項1または2に記載の車輪と、
    前記車輪の軸線方向の一方の側に前記軸体の環中心と同心の軸線周りに回転自在に配置され、前記車輪の前記軸体を支持する車輪支持回転部材と、
    前記車輪の他方の側に前記軸体の環中心と同心の軸線周りに回転自在に配置された駆動回転部材と、
    前記駆動回転部材に当該駆動回転部材の回転中心と同心の円周上に複数個配置され、各々、前記駆動回転部材の回転軸線に対してねじれの関係をなす回転軸線周りに回転可能で、外周面をもって前記フリーローラの外周面に接触する駆動ローラとを有する摩擦式駆動装置。
  5. 請求項3または4に記載の摩擦式駆動装置を含み、前記車輪によって走行する全方向移動車。
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