JP3130323U - 全方向移動車輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立が容易で、製造費の低減を図ることができる全方向移動車輪を提供する。
【解決手段】ホイール本体11が、2つに分割可能で、回転軸周りに複数の中空室を有し、外周に各中空室に連通する複数の連通溝を有している。各回転体支持部材12が、各中空室の内部に基部を配置して各連通溝に挿入され、放射状に設けられている。各固定部材が、弾力性を有し、各中空室のホイール本体11の外周側の内壁と各回転体支持部材12の基部との間に設けられ、各回転体支持部材12を固定している。各回転体14が、回転軸を湾曲可能な可撓性を有し、ホイール本体11の外周をリング状に包囲するよう湾曲して、両端がそれぞれ隣接する回転体支持部材12の先端部に回転可能に支持されている。リング状の芯材が、各回転体14の内部および各回転体支持部材12の貫通孔に挿入されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、全方向移動車輪に関する。
従来の全方向移動車輪として、車軸に対して直交する同一面内に回転軸を有する複数の小回転体を、車輪外周に沿って車輪の回転面内に一列に配置したものがある(例えば、特許文献1または2参照)。
特許第3421290号公報 特許第3682248号公報
しかしながら、特許文献1または2に記載の車輪は、車輪全体や小回転体を滑らかに回転させるために、個々の部品強度が要求され、構造が複雑なため、組立が困難で、製造費が嵩むという課題があった。
本考案は、このような従来の課題に着目してなされたもので、個々の部品が単純形状であり、組立が容易で、製造費の低減を図ることができる全方向移動車輪を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る全方向移動車輪は、ホイール本体と複数の回転体支持部材と複数の固定部材と複数の回転体とを有し、前記ホイール本体は回転軸の周りに複数の中空室を有し、外周に前記回転軸に対して等角度間隔で各中空室に連通する複数の連通溝を有し、各中空室および各連通溝を横切って前記回転軸に対して垂直な面で2つに分割可能に設けられ、各回転体支持部材は各連通溝に挿入されて前記ホイール本体に放射状に設けられ、前記ホイール本体の外周から突出する先端部と各中空室の内部に配置された基部とを有し、各固定部材は各中空室の前記ホイール本体の外周側の内壁と各回転体支持部材の基部との間に各回転体支持部材を固定可能に設けられ、各回転体は回転軸を湾曲可能な可撓性を有し、前記ホイール本体の外周をリング状に包囲するよう湾曲してそれぞれ前記ホイール本体の回転軸に対する同一垂直面に沿った曲線の回転軸を中心として回転可能に、両端がそれぞれ隣接する回転体支持部材の前記先端部で支持されていることを、特徴とする。
本考案に係る全方向移動車輪は、各回転体がそれぞれホイール本体の回転軸に対する同一垂直面に沿った曲線の回転軸を中心として回転可能に設けられているため、各回転体をホイール本体の回転方向に対して垂直方向に回転させることができる。これにより、車軸を固定しても車輪は路面の任意の方向に転動走行することができる。各回転体がホイール本体の外周をリング状に包囲するよう湾曲して設けられているため、点接触で接地することができ、凹凸を有する悪路や曲面などでも走行することができる。各回転体の両端がそれぞれ隣接する回転体支持部材の先端部で支持されているため、各回転体に荷重が加えられたとき、その回転軸の変位を乗り心地に影響しないよう小さくすることができる。また、回転軸の曲率を概ね維持したまま、各回転体を回転させることができる。
本考案に係る全方向移動車輪は、以下のようにして組み立てられる。まず、各回転体を各回転体支持部材に所定の数だけ装着し、それぞれの回転体外周を拘束して回転体方絡線が車輪外径と一致するように車輪中心に向かって圧縮し、隙間の無い1個のリングを形成するようにする。この時、各回転体支持部材は、ドーナツ状に配列した回転体の内側に、車軸中心に向かって放射状に突出した形状になっている。次に、各回転体支持部材の基部に固定部材を粘着させて仮止めし、各回転体支持部材を所定の連通溝に嵌め込むよう、2つに分割したホイール本体で各回転体支持部材を両側から挟む。これにより、各固定部材が、ホイール本体の各中空室の外周側の内壁と各回転体支持部材の基部との間で圧縮されるため、圧縮反発力により回転体支持部材の基部を車輪中心に向かって押し付ける効果が得られ、軽量で丈夫な車輪が形成される。このように、本考案に係る全方向移動車輪は、個々の部品は単純形状であるが、組立が容易であり、製造費の低減を図ることができる。
固定部材は、クリープが少なく、圧縮耐久性が大きいことが好ましい。固定部材は、弾力性を有することが好ましく、例えば、弾力性を有するウレタン製や、金属製で弾力性を有する中空円筒形状であってもよい。各回転体は、軸方向に圧縮されて各回転体支持部材に取り付けられていてもよい。この場合、接地面からの力で、各回転体が回転軸方向に変位したり、回転軸がたわんだりするのを抑えることができる。
本考案に係る全方向移動車輪は、芯材を有し、各固定部材は弾力性を有し、各回転体は、回転軸を湾曲可能な可撓性および前記回転軸に垂直な方向に撓み抵抗性を有する強度異方性のプラスチック製のコイルスプリングを有し、前記コイルスプリングの内側または外側を弾性体で覆って成り、各回転体支持部材は前記先端部に各回転体の内部に連通する貫通孔を有し、前記芯材はリング状で、各回転体の内部および各回転体支持部材の前記貫通孔に挿入されて、各回転体支持部材に固定されていることが好ましい。この場合、あらかじめ、各回転体の内部および各回転体支持部材の貫通孔に芯材を挿入しておき、その状態で各回転体支持部材をホイール本体に取り付けて組み立てることができる。芯材が回転体支持部材によって補強された強固なリングを形成するため、車輪として過大な変位を抑えることができる。また、回転体が大きく変形して破損するのを防ぐこともできる。各固定部材が弾力性を有するため、各回転体支持部材をホイール本体の回転中心の方向に押し付けて、固定することができる。
本考案によれば、個々の部品が単純形状であり、組立が容易で、製造費の低減を図ることができる全方向移動車輪を提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1乃至図13は、本考案の実施の形態の全方向移動車輪を示している。
図1乃至図3に示すように、全方向移動車輪10は、ホイール本体11と回転体支持部材12と固定部材13と回転体14と芯材15とを有している。
図1乃至図3に示すように、ホイール本体11は、金属製またはプラスチック製で、円盤形状を成し、中心部に車軸1を挿入するための軸孔21を有している。ホイール本体11は、軸孔21に挿入される車軸1を回転軸として回転可能であり、その回転軸に対して垂直な面で、ほぼ同じ大きさの2つの部分に分割されている。図4に示すように、ホイール本体11は、回転軸周りに8つの中空室22を有し、外周に各中空室22に連通する8つの連通溝23を有している。各連通溝23は、回転軸に対して等角度間隔で、各中空室22から外周に向かって放射状を成すよう形成されている。ホイール本体11は、各中空室22および各連通溝23を横切って分割されている。図1および図3に示すように、ホイール本体11は、2つの部分をボルト11aおよびナット11bによって固定するようになっている。なお、ホイール本体11は、軽量化のため、各中空室22以外にも多数の中空部11cが形成されている。
図5に示すように、回転体支持部材12は、薄い板状で、一端に円形の先端部24を有し、他端に一方の表面側に垂直に折り曲げられた基部25を有している。回転体支持部材12は、先端部24に厚さ方向に貫通し、平行な2本の直線と2つの円弧とで囲まれた形状の貫通孔26を有している。回転体支持部材12は、長さ方向に沿った中心線に沿って、基部25から中央付近まで伸びた切込27を有している。図1乃至図3に示すように、回転体支持部材12は、8つで、それぞれホイール本体11の外周から先端部24を突出させ、各中空室22の内部に基部25を配置した状態で各連通溝23に挿入され、ホイール本体11に放射状に設けられている。各回転体支持部材12は、各貫通孔26が外周に沿う方向に向くよう設けられている。
図6に示すように、固定部材13は、ショア硬度A50程度の弾力性を有するウレタン製で、円柱形状を成している。固定部材13は、クリープが少なく、圧縮耐久性が大きいという特性を有している。図2および図3に示すように、固定部材13は、16個で、1つの回転体支持部材12に対して2個ずつ使用されている。各固定部材13は、各中空室22のホイール本体11の外周側の内壁と、各回転体支持部材12の基部25との間に挿入されている。各固定部材13は、各中空室22の内部で変形して、各回転体支持部材12をホイール本体11の回転中心の方向に押し付けた状態で固定可能になっている。
図7乃至図10に示すように、回転体14は、円筒状を成し、コイルスプリング28と弾性体29と支持リング30と1対の端面カラー31とを有している。図7に示すように、コイルスプリング28は、硬質ポリオレフィン製で形状による強度異方性を有し、回転軸を湾曲可能な可撓性および回転軸に垂直な方向に撓み抵抗性を有している。弾性体29は、軟質ポリオレフィン製で、コイルスプリング28の外側を蛇腹状に覆っている。弾性体29は、コイルスプリング28と一体的に形成されている。なお、コイルスプリング28および弾性体29は、市販のフレキシブルホースから成っていてもよい。
図9に示すように、支持リング30は、所定の厚さおよび長さを有する円筒形状を成している。支持リング30は、弾性体29の内径よりやや小さい外径を有し、芯材15の外径よりやや大きい内径を有している。図8に示すように、支持リング30は、1つの弾性体29の内部に3つずつ挿入されている。図10に示すように、各端面カラー31は、所定の厚さおよび長さを有する概ね円筒形状を成している。各端面カラー31は、弾性体29の内径とほぼ同じ外径を有し、芯材15の外径よりやや大きい内径を有している。各端面カラー31は、一端に、コイルスプリング28の外径よりやや小さい外径のフランジ部31aを有している。各端面カラー31は、フランジ部31aの側の端面に、中空の外縁と同心円状に設けられた2つの突部31bを有している。図8に示すように、各端面カラー31は、コイルスプリング28および弾性体29の両端に、3つの支持リング30を間に挟んだ状態で、フランジ部31aを外側にして取り付けられている。
図1、図2および図8に示すように、回転体14は、8つで、回転軸を湾曲可能な可撓性を有し、ホイール本体11の外周をリング状に包囲するよう湾曲して取り付けられている。各回転体14は、それぞれホイール本体11の回転軸に対する同一垂直面に沿った曲線の回転軸を中心として回転可能に取り付けられている。また、各回転体14は、内部が各回転体支持部材12の貫通孔26に連通し、各端面カラー31のフランジ部31aの各突部31bが、各回転体支持部材12の表面に接するよう取り付けられている。
図11に示すように、芯材15は、リング状で、断面の外形が、回転体支持部材12の貫通孔26の形状とほぼ同じ形状を成している。芯材15は、外側の側面に各回転体支持部材12を引っ掛け位置決めするための8つの切込部32を有している。芯材15は、半円形状の2つの部分に分割可能になっており、各部分の一方の端面に嵌合凹部33を有し、他方の端面に嵌合凹部33に嵌合可能な嵌合凸部34を有している。なお、芯材15は、軽量化のため、両側方の側面に複数の凹部15aが形成されている。図2および図3に示すように、芯材15は、各回転体14の内部および各回転体支持部材12の貫通孔26に挿入されている。芯材15は、各切込部32に各回転体支持部材12を嵌めるようにして、各回転体支持部材12に固定されている。これにより、各回転体14は、両端の端面カラー31が、芯材15を介してそれぞれ隣接する回転体支持部材12の先端部24で支持されている。
次に、作用について説明する。
全方向移動車輪10は、各回転体14がそれぞれホイール本体11の回転軸に対する同一垂直面に沿った曲線の回転軸を中心として回転可能に設けられているため、各回転体14をホイール本体11の回転方向に対して垂直方向に回転させることができる。これにより、車軸1を固定しても車輪は路面の任意の方向に転動走行することができる。各回転体14がホイール本体11の外周をリング状に包囲するよう湾曲して設けられているため、点接触で接地することができ、凹凸を有する悪路や曲面などでも走行することができる。各回転体14の両端がそれぞれ隣接する回転体支持部材12の先端部24で支持されているため、各回転体14に荷重が加えられたとき、その回転軸の変位を乗り心地に影響しないよう小さくすることができる。また、回転軸の曲率を概ね維持したまま、各回転体14を回転させることができる。
全方向移動車輪10は、以下のようにして組み立てられる。まず、分割した芯材15を概ねリング状に配置し、それぞれに回転体支持部材12、回転体14を所定の数だけ装着し、それぞれの回転体14の外周を拘束して回転体14の方絡線が車輪外径と一致するように車輪中心に向かって圧縮し、芯材15が連接して隙間の無い1個のリングを形成するようにする。この時、各回転体支持部材12は、ドーナツ状に配列した回転体14の内側に車軸中心に向かって放射状に突出した形なっている。次に、各回転体支持部材12の基部25に固定部材13を粘着させて仮止めし、各回転体支持部材12を所定の連通溝23に嵌め込むよう、2つに分割したホイール本体11で各回転体支持部材12を両側から挟む。これにより、各固定部材13が、ホイール本体11の各中空室22の外周側の傾斜した内壁と各回転体支持部材12の基部25との間で圧縮されるため、圧縮反発力により回転体支持部材12の基部25を車輪中心に向かって押し付ける効果が得られ、芯材15が更に強固な1個のリングとして固定され、軽量で丈夫な車輪が形成される。このように、全方向移動車輪10は、個々の部品は単純形状であるが、組立が容易であり、製造費の低減を図ることができる。
全方向移動車輪10は、芯材15が回転体支持部材12によって補強された強固なリングを形成しているため、車輪として過大な変位を抑えることができる。また、支持リング30および端面カラー31により、回転体14の内壁を支持することができ、過大な変位を抑えることができる。このように、芯材15、支持リング30および端面カラー31により、回転体14が大きく変形して破損するのを防ぐことができる。リング状の芯材15に各回転体支持部材12を引っ掛け、各固定部材13で各回転体支持部材12にホイール本体11の中心へ向かう張力を加えることにより、芯材15を強固なアーチ型にすることができ、強度を高めることができる。
なお、図12(a)に示すように、全方向移動車輪10は、固定部材13が、弾力性を有するウレタン製で、円筒形状を成していてもよい。この場合、図12(b)に示すように、固定部材13の弾性率を調整するため、中空部に弾力性のない金属棒材13aが挿入されていてもよい。また、図12(c)に示すように、固定部材13が、弾力性を有するウレタン製で、やや変形した四角柱形状を成していてもよい。図12(d)に示すように、塑性変形しないリング状バネとして利用可能な範囲であれば、固定部材13が、金属製で、円筒形状を成していてもよい。
図13に示すように、全方向移動車輪10は、各回転体14が、コイルスプリング28および弾性体29の両端に設けられた1対の補強リング51を有していてもよい。補強リング51は、コイルスプリング28の外径とほぼ同じ外径を有していることが好ましい。補強リング51を有さない場合、コイルスプリング28および弾性体29の両端で、コイルスプリング28による荷重面積が小さくなっているため、コイルスプリング28および弾性体29の摩耗や変形が速く進行する。これに対し、図13に示す補強リング51を有する場合、補強リング51によりコイルスプリング28および弾性体29の両端の摩耗や変形が抑制され、さらにその隣接部の変形も抑制されるため、全方向移動車輪10全体で各回転体14の変形が均一に進行し、寿命を大幅に改善することができる。
図3および図14に示すように、全方向移動車輪10は、1対のホイール11が対向して各回転体支持部材12を挟み込むときに、回転体支持部材12の切込部27に挿入して各回転体支持部材12の位置を拘束し、精度と強度とを補強する目的で芯板16を有していても良い。
全方向移動車輪10は、軽量化のために、各回転体支持部材12が貫通孔26以外に、厚さ方向に貫通した複数の孔を有していてもよい。また、長寿命化のために、各回転体14のコイルスプリング28が、内部にワイヤや繊維材などの補強芯材を有していてもよい。端面カラー31や支持リング30が滑り軸受となっているが、低い回転抵抗が必要な用途向けには、端面カラー31や支持リング30を転がり軸受としてもよい。
本考案の実施の形態の全方向移動車輪を示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の縦断面図である。 図1に示す全方向移動車輪の一部を拡大した断面図である。 図1に示す全方向移動車輪の分割したホイール本体の一方を示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の回転体支持部材を示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の固定部材を示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の回転体のコイルスプリングおよび弾性体を示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の回転体および回転体支持部材の取付状態を示す縦断面図である。 図1に示す全方向移動車輪の回転体の支持リングを示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の回転体の端面カラーを示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の分割した芯材の一方を示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の固定部材の(a)第1の変形例を示す斜視図、(b)第2の変形例を示す斜視図、(c)第3の変形例を示す斜視図、(d)第4の変形例を示す斜視図である。 図1に示す全方向移動車輪の回転体が補強リングを有する変形例の、回転体および回転体支持部材の取付状態を示す縦断面図である。 図3に示す全方向移動車輪の芯板を有する変形例の、芯板を示す斜視図である。
符号の説明
1 車軸
10 全方向移動車輪
11 ホイール本体
12 回転体支持部材
13 固定部材
14 回転体
15 芯材
16 芯板
21 軸孔
22 中空室
23 連通溝
24 先端部
25 基部
26 貫通孔
27 切込
28 コイルスプリング
29 弾性体
30 支持リング
31 端面カラー
32 切込部
33 嵌合凹部
34 嵌合凸部
51 補強リング

Claims (2)

  1. ホイール本体と複数の回転体支持部材と複数の固定部材と複数の回転体とを有し、
    前記ホイール本体は回転軸の周りに複数の中空室を有し、外周に前記回転軸に対して等角度間隔で各中空室に連通する複数の連通溝を有し、各中空室および各連通溝を横切って前記回転軸に対して垂直な面で2つに分割可能に設けられ、
    各回転体支持部材は各連通溝に挿入されて前記ホイール本体に放射状に設けられ、前記ホイール本体の外周から突出する先端部と各中空室の内部に配置された基部とを有し、
    各固定部材は各中空室の前記ホイール本体の外周側の内壁と各回転体支持部材の基部との間に各回転体支持部材を固定可能に設けられ、
    各回転体は回転軸を湾曲可能な可撓性を有し、前記ホイール本体の外周をリング状に包囲するよう湾曲してそれぞれ前記ホイール本体の回転軸に対する同一垂直面に沿った曲線の回転軸を中心として回転可能に、両端がそれぞれ隣接する回転体支持部材の前記先端部で支持されていることを、
    特徴とする全方向移動車輪。
  2. 芯材を有し、
    各固定部材は弾力性を有し、
    各回転体は、回転軸を湾曲可能な可撓性および前記回転軸に垂直な方向に撓み抵抗性を有する強度異方性のプラスチック製のコイルスプリングを有し、前記コイルスプリングの内側または外側を弾性体で覆って成り、
    各回転体支持部材は前記先端部に各回転体の内部に連通する貫通孔を有し、
    前記芯材はリング状で、各回転体の内部および各回転体支持部材の前記貫通孔に挿入されて各回転体支持部材に固定されていることを、
    特徴とする請求項1記載の全方向移動車輪。
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