JP5401157B2 - 非空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、使用に際し内部に加圧空気の充填が不要な非空気入りタイヤに関するものである。
内部に加圧空気が充填されて用いられる従来の空気入りタイヤでは、パンクの発生は構造上不可避的な問題となっている。
そこで、このパンクの発生を防止できる非空気入りタイヤとして、従来では例えば下記特許文献1に示されるような、内部がゴム材料で満たされた中実構造のいわゆるソリッドタイヤが提案されている。
特開平6−293203号公報
しかしながら前記従来の非空気入りタイヤでは、空気入りタイヤと比べて重量が重い上に硬さや転がり抵抗も大きくなり、乗り心地性や操縦性が大幅に悪化するので、一般車両への適用が困難でその適用範囲が限られていた。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、重量、硬さおよび転がり抵抗の増大を抑えて良好な乗り心地性、操縦性さらには耐久性を確保し、かつより大きな接地面積の確保および接地圧分布の均等化を図りつつ、パンクの発生を防止することができる非空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の非空気入りタイヤは、車軸に取り付けられる取り付け体と、該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、タイヤ周方向に沿って複数設けられ前記取り付け体と前記リング状体とを連結する連結部材と、が備えられた非空気入りタイヤであって、前記連結部材は、このタイヤをその軸線方向から見たタイヤ側面視において、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備え、前記リング状体は、タイヤ周方向に沿って多数個の分割体に分割され、これらの分割体において前記リング状体の内周面をなす各裏面には、タイヤ径方向の内方に向けて補強リブが突設され、1つの前記連結部材における第1連結板および第2連結板の各一端部は、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体を連結する取付け部材を介して、これらの複数個の分割体に跨って連結され、前記取付け部材は、タイヤ周方向に沿って複数設けられ、一の取付け部材は、この一の取付け部材に前記一方側から隣り合う取付け部材が連結する複数個の分割体と、この一の取付け部材に前記他方側から隣り合う取付け部材が連結する複数個の分割体と、の間にタイヤ周方向に挟まれる複数個の分割体を連結することを特徴とする。
この発明では、非空気入りタイヤが、取り付け体とリング状体とがタイヤ周方向に沿って複数設けられた連結部材で連結されて構成され、内部がゴム材料で満たされた中実構造となっていないので、その重量、硬さおよび転がり抵抗の増大を抑えて良好な乗り心地性や操縦性を確保しつつ、パンクの発生を防ぐことができる。
また、連結部材が、前記タイヤ側面視で、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備えているので、この非空気入りタイヤに外力が作用して取り付け体とリング状体とが相対的にタイヤ径方向、タイヤ周方向、若しくはタイヤ幅方向に変位したときに、この変位に応じて第1連結板および第2連結板を弾性変形させ易くすることが可能になり、当該非空気入りタイヤに柔軟性を具備させることができ、車両への振動の伝達が抑えられ良好な乗り心地性を確実に確保することができる。
さらに、リング状体がタイヤ周方向に沿って多数個の分割体に分割されていることから、リング状体の柔軟性が高められ、非空気入りタイヤに作用する外力に応じて第1連結板および第2連結板のみならずリング状体をも変形させ易くすることが可能になる。したがって、接地面積を広くしかつ接地面内での接地圧のばらつきを抑えることが可能になり、良好な乗り心地性をより一層確実に確保することができるとともに、後述のようにリング状体の外周面側にトレッド部材が配設された場合には、耐久性を向上させることができる。
またこのように、リング状体を変形させ易くすることが可能になることから、前述の両連結板自体にかかる負荷のみならず、両連結板においてリング状体に連結される各一端部および取り付け体に連結される各他端部、つまり両連結板の接続部分にかかる負荷も大きく緩和することが可能になり、この接続部分を含めた連結部材全体の耐久性を高めることができる。
さらに、前述のようにリング状体がタイヤ周方向に沿って多数個の分割体に分割されているので、この非空気入りタイヤを容易に形成することが可能になるとともに、例えばリング状体の一部が破損したときに、リング状体の全体を交換せずにこの破損箇所のみを交換すれば足り、メンテナンス性を向上させることも可能になる。
また、前述の分割体においてリング状体の内周面をなす各裏面に補強リブが設けられているので、個々の分割体の曲げ剛性を向上させることが可能になり、この分割体が曲げ変形したことに起因した、接地面積の減少や接地圧のばらつきを抑制することができる。
なお、各連結部材が、前記タイヤ側面視で、タイヤ径方向に沿って延びる仮想線に対して線対称となっている場合には、この非空気入りタイヤにおけるタイヤ周方向の一方側に沿うばね定数と他方側に沿うばね定数とで差が生ずるのを抑えることが可能になる。したがって、この非空気入りタイヤを接地させた状態で、当該タイヤの接地部分における進行方向に沿うばね定数と制動方向に沿うばね定数との差を抑えることが可能になり、良好な操縦性を確実に確保することができる。
また、1つの連結部材における両連結板の各一端部が、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨って連結されているので、リング状体を構成する分割体の個数を、前述の作用効果を奏するのに十分な数量確保し易くすることが可能になるとともに、後述のようにトレッド部材が配設された場合には、トレッド部材に作用する接地圧をタイヤ周方向に分散させ易くすることも可能になり、接地面内での接地圧のばらつきを確実に抑えることができる。
また、前記リング状体の外周面側には、その全周にわたってトレッド部材が配設され、このトレッド部材の外周面にはパターン溝が形成され、前記第1連結板および第2連結板の各一端部は、前記リング状体の内周面側において前記パターン溝と対応する位置に連結されてもよい。
この場合、リング状体の外周面側に、その全周にわたってトレッド部材が配設されているので、乗り心地性、グリップ性、および非空気入りタイヤの耐久性を確実に向上させることができる。
また、第1連結板および第2連結板の各一端部が、リング状体の内周面側においてパターン溝と対応する位置に連結されているので、この非空気入りタイヤの接地時に、路面から連結部材全体に加えられる負荷、およびトレッド部材において第1連結板および第2連結板の各一端部と対応する対応部分に加えられる負荷をそれぞれ確実に抑制することが可能になる。
このうち、トレッド部材の前記対応部分に加えられる負荷を抑制することが可能になることから、トレッド部材の前記対応部分で接地圧が局所的に高くなるのを防ぎ、接地面内で接地圧がばらつくのをより一層確実に抑えることができる。
さらに、1つの連結部材における第1連結板および第2連結板の各一端部は、前記リング状体の内周面側においてタイヤ周方向における同一の位置にタイヤ幅方向の位置を互いに異ならせて各別に連結され、前記連結部材は、前記第1連結板が一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ前記第2連結板が他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられてもよい。
この場合、1つの連結部材における両連結板の各一端部が、リング状体の内周面側においてタイヤ周方向における同一の位置にタイヤ幅方向の位置を互いに異ならせて各別に連結されて、連結部材が、第1連結板が一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2連結板が他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられているので、タイヤ周方向で隣り合う連結部材同士の干渉を抑えることが可能になり、その配設個数に制限が生ずるのをより一層確実に抑えることができる。
なお、前述のようにトレッド部材が配設された場合には、トレッド部材に作用する接地圧をさらにタイヤ幅方向に分散させ易くすることも可能になり、耐久性を確実に向上させることができる。
さらに、前記第1連結板および第2連結板はそれぞれ、金属材料若しくは樹脂材料で形成されてもよい。
この場合、ヒステリシスロスの発生をほぼなくすことが可能になり、転がり抵抗を空気入りタイヤよりも低減することができる。
また、前記リング状体の内周面側に連結される第1連結板および第2連結板の各一端部、および前記取り付け体の外周面側に連結される第1連結板および第2連結板の各他端部のうちの少なくとも一方は、タイヤ幅方向に沿って平行に延びる回転軸線回りに回転自在に支持されてもよい。
この場合、両連結板における各一端部および各他端部のうちの少なくとも一方が、タイヤ幅方向に沿って平行に延びる回転軸線回りに回転自在に支持されているので、非空気入りタイヤに外力が作用して取り付け体とリング状体とが相対的に前述のように変位したときに、前記少なくとも一方を前記回転軸線回りに回転させることにより、この少なくとも一方が局所的に大きく変形させられるのを抑制することが可能になる。したがって、前記両連結板の全体を偏り少なく均等に変形させて前記少なくとも一方にかかる負荷を抑えることが可能になり、乗り心地性、および連結部材全体の耐久性をより一層高めることができる。
ところで、このように両連結板における各一端部および各他端部のうちの少なくとも一方を前記回転軸線回りに回転自在に支持する構成では、特に、この連結部材の配設個数がスペース上の理由から制限されるおそれがある。このように連結部材の配設個数が制限された場合に、1つの連結部材における両連結板の各一端部を1つの分割体に連結してしまうと、分割体の個数が少なくなりすぎて、前述の作用効果が奏功され難くなるおそれがある。
すなわち、両連結板における各一端部および各他端部のうちの少なくとも一方を前記回転軸線回りに回転自在に支持する構成を採用したことにより、連結部材の配設個数が少なくなったとしても、前述のように、1つの連結部材における両連結板の各一端部を、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨って連結することによって、リング状体を構成する分割体の個数は、前述の作用効果を奏するのに十分な数量確保することが可能になる。つまり、1つの連結部材における両連結板の各一端部を、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨って連結することで、連結部材の配設個数とは無関係に分割体の個数を数多く確保することができる。
この発明によれば、重量、硬さおよび転がり抵抗の増大を抑えて良好な乗り心地性、操縦性さらには耐久性を確保し、かつより大きな接地面積の確保および接地圧分布の均等化を図りつつ、パンクの発生を防止することができる。
本発明に係る第1実施形態において、非空気入りタイヤの一部を分解した概略斜視図である。 図1の非空気入りタイヤの一部を示す概略斜視図である。 図1に示す非空気入りタイヤにおいて、(a)連結部材および取り付け体をタイヤ幅方向から見た正面図、および(b)(a)に示す正面図の側面図である。 図3(a)に示すX部の拡大図である。 本発明に係る第2実施形態において、非空気入りタイヤの一部を分解した概略斜視図である。 図5の非空気入りタイヤの一部を示す概略斜視図である。 図5に示す非空気入りタイヤにおいて、(a)連結部材および取り付け体をタイヤ幅方向から見た正面図、および(b)(a)に示す正面図の側面図である。 図7(a)に示すX部の拡大図である。 図1〜図4の非空気入りタイヤの参考例の実施形態の一部を示す概略斜視図である。 図5〜図8の非空気入りタイヤの参考例の実施形態の一部を示す概略斜視図である。 本発明に係る他の実施形態として示した非空気入りタイヤにおいて、(a)連結部材および取り付け体をタイヤ幅方向から見た正面図、および(b)(a)に示す正面図の側面図である。 本発明に係るさらに他の実施形態において、非空気入りタイヤの一部を示す概略斜視図である。
以下、本発明に係る非空気入りタイヤの第1実施形態を図1から図4を参照しながら説明する。
この非空気入りタイヤ1は、図示されない車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体12と、タイヤ周方向に沿って複数設けられ取り付け体11の外周面側とリング状体12の内周面12b側とを連結する連結部材13と、リング状体12の外周面12c側にその全周にわたって配設されたトレッド部材14と、リング状体12とトレッド部材14との間に配設された補強層15と、が備えられている。
取り付け体11は、非空気入りタイヤ1をその軸線O方向から見たタイヤ側面視で円形に形成され、その径方向中央部に複数の取り付け孔11aが形成されている。これらの取り付け孔11aに例えばボルトが挿入されて前記車軸に形成された雌ねじ部に螺合することにより、取り付け体11が前記車軸に取り付けられるようになっている。なお、取り付け体11は金属材料で円盤状に形成されている。
トレッド部材14は円筒状に形成され、リング状体12の外周面12c側をその全域にわたって一体に覆っている。なお、トレッド部材14の厚さは例えば約10mmとなっている。また本実施形態では、トレッド部材14の外周面に周方向主溝(パターン溝)14aがタイヤ幅方向Hに間隔をあけて複数形成されている。さらにトレッド部材14は、例えば、天然ゴムまたは/およびゴム組成物が加硫された加硫ゴム、あるいは熱可塑性材料等で形成されている。熱可塑性材料として、例えば熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。熱可塑性エラストマーとしては、例えばJIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、若しくはポリアミド樹脂等が挙げられる。なお、耐摩耗性の観点ではトレッド部材14を加硫ゴムで形成するのが好ましい。
補強層15は、円筒状に形成されたゴムシートの内部にスチールコードが複数本並べられて埋設された構成となっている。なお、この補強層15はトレッド部材14と一体に形成してもよい。また、補強層15は、例えば接着剤等を用いてその内周面をリング状体12の外周面12cに接着させ外周面をトレッド部材14の内周面に接着させることにより固定されている。
連結部材13は、前記タイヤ側面視で、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板21と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板22と、を備えている。また、1つの連結部材13における第1連結板21および第2連結板22の各一端部21a、22aは、リング状体12の内周面12b側においてタイヤ周方向における同一の位置に連結されている。さらに本実施形態では、これらの各一端部21a、22aは、リング状体12の内周面12b側に、タイヤ幅方向Hの位置を互いに異ならせて各別に連結されている。
そして、各連結部材13の前記タイヤ側面視の形状は、図3に示されるように、この連結部材13のタイヤ周方向中央部を通りタイヤ径方向に沿って延びる仮想線Lに対して線対称となっている。図示の例では、仮想線Lは、両連結板21、22の各一端部21a、22aと前記軸線Oとを通っている。
すなわち、両連結板21、22の各長さは互いに同等とされるとともに、両連結板21、22の各他端部21b、22bは、前記タイヤ側面視で、取り付け体11の外周面において前記各一端部21a、22aとタイヤ径方向で対向する位置から前記軸線Oを中心にタイヤ周方向における一方側および他方側にそれぞれ同じ角度(例えば45°以上135°以下、好ましくは90°以上120°以下)ずつ離れた各位置に各別に連結されている。
また、複数の連結部材13は、取り付け体11とリング状体12との間において前記軸線Oを基準に互いに点対称となる位置に各別に配置されている。さらに、連結部材13は、第1連結板21が一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2連結板22が前記一のタイヤ幅方向Hの位置とは異なる他のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数(図示の例では60個)設けられている。さらにまた、全ての連結部材13は互いに同形同大となっている。
また、タイヤ周方向で隣り合う第1連結板21同士は互いにほぼ平行とさせられてタイヤ周方向で対向し、タイヤ周方向で隣り合う第2連結板22同士も互いにほぼ平行とさせられてタイヤ周方向で対向している。さらに、図示の例では、両連結板21、22の各他端部21b、22bは、取り付け体11の外周面においてタイヤ幅方向Hの両端部に各別に連結されている。
なお、第1連結板21および第2連結板22それぞれのタイヤ幅方向H(前記軸線O方向)の大きさ、つまり幅は互いに同等になっている。また、第1連結板21および第2連結板22の各厚さも互いに同等になっている。さらに、両連結板21、22の各他端部21b、22bは、取り付け体11の外周面に外接するように連結されている。
そして、本実施形態では、リング状体12は、タイヤ周方向に沿って多数個の分割体12aに分割されている。なお、分割体12aは金属材料で形成されている。また、タイヤ周方向で隣り合う分割体12aの周端縁同士は、当接若しくはタイヤ周方向に離間している。さらに、多数個の分割体12aにおいてリング状体12の外周面12cをなす各表面は、平坦面となっている。すなわち、分割体12a単体では、その前記表面を平坦面上に載置すると、この平坦面に分割体12aの前記表面が全域にわたって当接するようになっている。
また本実施形態では、分割体12aにおいてリング状体12の内周面12bをなす各裏面には、タイヤ径方向の内方に向けて補強リブ12dが突設されている。補強リブ12dは、図示の例では、分割体12aの裏面におけるタイヤ幅方向Hの両端部に各別にタイヤ周方向の全長にわたって設けられている。また、補強リブ12dは板状に形成され、その厚さは分割体12aの厚さと同等になっている。
そして、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aは、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個(図示の例では3個)の分割体12aに跨って連結されている。なお、図示の例では、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aは、リング状体12の内周面12b側においてタイヤ幅方向Hの中央部から他端部側(反車両側)にずれた位置に連結されている。さらに、分割体12aのタイヤ周方向における大きさは、例えばタイヤ幅方向Hにおける大きさの10分の1程度となっている。
ここで、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体12aにおいてリング状体12の内周面12bを構成する裏面には、平板19aと、この平板19aの表面におけるタイヤ周方向の中央部に設けられたブロック状体19bとを備える取付け部材19が接着若しくは接合されており、この取付け部材19によってタイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体12aが連結されている。そして、これら複数個の分割体12aは、前記各表面の全てが同一平面上に位置するように弾性的に剛体変位可能となっている。すなわち、平板19aが弾性変形することで、複数個の分割体12aが前述のように弾性的に剛体変位可能になっている。
また、取り付け部材19は、分割体12aの前記裏面においてタイヤ幅方向Hの中央部から他端側にずれた位置に配設されている。そして、前記ブロック状体19bにおいてタイヤ径方向の内側を向く表面に、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aが外接するように連結されている。
なお、図示の例では、取り付け体11のタイヤ幅方向Hにおける大きさは、リング状体12のタイヤ幅方向Hにおける大きさの半分程度となっている。これにより、非空気入りタイヤ1が、タイヤ幅方向Hの一端部側を車両側に位置させ、かつタイヤ幅方向Hの他端部側を反車両側に位置させた状態で、車両に装着されると、リング状体12のタイヤ径方向内側において取り付け体11よりも車両側に位置する部分にブレーキ等を収納するスペースが確保される。
さらに本実施形態では、両連結板21、22の各一端部21a、22aは、リング状体12の内周面12b側においてトレッド部材14の外周面に形成された複数の周方向主溝14aのうちの1つと対応する位置に、前記ブロック状体19bを介して連結されている。
ここで、本実施形態では、第1連結板21および第2連結板22はそれぞれ、ヒステリシスロスがほとんど無い例えば金属材料若しくは樹脂材料等で形成されている。
なお、第1連結板21および第2連結板22を、例えば鉄鋼、ステンレス鋼若しくはアルミニウム合金等の金属材料で形成した場合には、第1連結板21および第2連結板22それぞれの両端部21a、21bおよび22a、22bは、取り付け体11の外周面および前記ブロック状体19b(リング状体12の内周面12b側)に溶接若しくは締結部材で締結されて連結される。
また、第1連結板21および第2連結板22を樹脂材料で形成した場合には、第1連結板21および第2連結板22それぞれの両端部21a、21bおよび22a、22bは、取り付け体11の外周面および前記ブロック状体19b(リング状体12の内周面12b側)に当該樹脂材料を接着させる若しくは締結部材で締結されることによって連結される。
以上説明したように、本実施形態による非空気入りタイヤ1によれば、取り付け体11とリング状体12とがタイヤ周方向に沿って複数設けられた連結部材13で連結されて構成され、内部がゴム材料で満たされた中実構造となっていないので、その重量、硬さおよび転がり抵抗の増大を抑えて良好な乗り心地性や操縦性を確保しつつ、パンクの発生を防ぐことができる。
また、連結部材13が、前記タイヤ側面視で、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板21と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板22と、を備えているので、この非空気入りタイヤ1に外力が作用して取り付け体11とリング状体12とが相対的にタイヤ径方向、タイヤ周方向、若しくはタイヤ幅方向Hに変位したときに、この変位に応じて第1連結板21および第2連結板22を弾性変形させ易くすることが可能になり、当該非空気入りタイヤ1に柔軟性を具備させることができ、車両への振動の伝達が抑えられ良好な乗り心地性を確実に確保することができる。
さらに、各連結部材13が、前記タイヤ側面視で前記仮想線Lに対して線対称となっているので、この非空気入りタイヤ1におけるタイヤ周方向の一方側に沿うばね定数と他方側に沿うばね定数とで差が生ずるのを抑えることが可能になる。したがって、この非空気入りタイヤ1を接地させた状態で、当該タイヤ1の接地部分における進行方向に沿うばね定数と制動方向に沿うばね定数との差を抑えることが可能になり、良好な操縦性を確実に確保することができる。
さらにまた、リング状体12がタイヤ周方向に沿って多数個の分割体12aに分割されていることから、リング状体12の柔軟性が高められ、非空気入りタイヤ1に作用する外力に応じて第1連結板21および第2連結板22のみならずリング状体12をも変形させ易くすることが可能になる。したがって、接地面積を広くしかつ接地面内での接地圧のばらつきを抑えることが可能になり、良好な乗り心地性をより一層確実に確保することができるとともに、トレッド部材14に偏摩耗が生ずるのも防ぐことができる。
さらにこのように、リング状体12を変形させ易くすることが可能になることから、前述の両連結板21、22自体にかかる負荷のみならず、両連結板21、22においてリング状体12に連結される各一端部21a、22aおよび取り付け体11に連結される各他端部21b、22b、つまり両連結板21、22の接続部分にかかる負荷も大きく緩和することが可能になり、この接続部分を含めた連結部材13全体の耐久性を高めることができる。
さらに、前述のようにリング状体12がタイヤ周方向に沿って多数個の分割体12aに分割されているので、この非空気入りタイヤ1を容易に形成することが可能になるとともに、例えばリング状体12の一部が破損したときに、リング状体12の全体を交換せずにこの破損箇所のみを交換すれば足り、メンテナンス性を向上させることも可能になる。
さらにまた、本実施形態では、リング状体12の外周面12c側に、その全周にわたってトレッド部材14が配設されているので、乗り心地性、グリップ性、および非空気入りタイヤ1の耐久性を確実に向上させることができる。
また、分割体12aにおいてリング状体12の内周面12bをなす各裏面にタイヤ径方向の内方に向けて補強リブ12dが突設されているので、個々の分割体12aの曲げ剛性を向上させることが可能になり、この分割体12aが曲げ変形したことに起因した、接地面積の減少や接地圧のばらつきを抑制することができる。
さらに、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aが、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体12aに跨って連結されているので、リング状体12を構成する分割体12aの個数を、前述の作用効果を奏するのに十分な数量確保し易くすることが可能になるとともに、トレッド部材14に作用する接地圧をタイヤ周方向に分散させ易くすることも可能になり、接地面内での接地圧のばらつきを確実に抑えることができる。
また、第1連結板21および第2連結板22の各一端部21a、22aが、リング状体12の内周面12b側においてトレッド部材14の外周面に形成された周方向主溝14aと対応する位置に前記ブロック状体19bを介して連結されているので、この非空気入りタイヤ1の接地時に、路面から連結部材13全体に加えられる負荷、およびトレッド部材14において第1連結板21および第2連結板22の各一端部21a、22aと対応する対応部分に加えられる負荷をそれぞれ確実に抑制することが可能になる。
このうち、トレッド部材14の前記対応部分に加えられる負荷を抑制することが可能になることから、トレッド部材14の前記対応部分で接地圧が局所的に高くなるのを防ぎ、接地面内で接地圧がばらつくのをより一層確実に抑えることができる。
また、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aが、リング状体12の内周面12b側においてタイヤ周方向における同一の位置にタイヤ幅方向Hの位置を互いに異ならせて各別に連結されて、連結部材13が、第1連結板21が一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2連結板22が他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられているので、タイヤ周方向で隣り合う連結部材13同士の干渉を抑えることが可能になり、その配設個数に制限が生ずるのを確実に抑えることができるとともに、トレッド部材14に作用する接地圧をさらにタイヤ幅方向Hに分散させ易くすることも可能になり、トレッド部材14に偏摩耗が生ずるのを確実に防ぐことができる。
また、前述の分割体12aにおいてリング状体12の外周面12cをなす各表面が平坦面となっているので、例えば非空気入りタイヤ1を平坦な路面上に接地させて図3および図4に示されるように第1連結板21および第2連結板22を撓ませたときに、このタイヤ1において路面上に位置する複数個の分割体12aの各表面の全てをそのほぼ全域にわたって路面と平行に沿わせる、つまり同一平面上に位置させることが可能になり、接地面内での接地圧のばらつきをより一層確実に抑えることができる。
すなわち、分割体12aの各表面を、例えばリング状体12の外周面12cがこの非空気入りタイヤ1の軸線Oを中心とした真円になるようにタイヤ径方向の外方に向けて凸となるような凸曲面に形成した場合、このタイヤ1を平坦な路面上に接地させると、路面上に位置する複数個の分割体12aの各表面それぞれにおいて、タイヤ周方向の中間部に位置する部分が、補強層15およびトレッド部材14を介して路面に当接する一方、この中間部よりもタイヤ周方向の外側に位置する部分は、前記中間部からタイヤ周方向の外側に向かうに従い漸次、タイヤ径方向の内側に向かい路面から離れることがあり、これら複数個の分割体12aの各表面の全てを全域にわたって路面と平行に沿わせることが困難になるおそれがある。
また本実施形態では、複数個の分割体12aが、前記各表面の全てが同一平面上に位置するように弾性的に剛体変位可能となっているので、この非空気入りタイヤ1を平坦な路面上に接地させた時に、このタイヤ1において路面上に位置する複数個の分割体12aの各表面の全てをそのほぼ全域にわたって路面に平行に沿わせることが可能になる。
さらに、第1連結板21および第2連結板22がそれぞれ、金属材料若しくは樹脂材料で形成されているので、ヒステリシスロスの発生をほぼなくすことが可能になり、転がり抵抗を空気入りタイヤよりも低減することができる。
次に、本発明に係る非空気入りタイヤの第2実施形態を図5から図8を参照しながら説明するが、前記第1実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
この非空気入りタイヤ2においては、両連結板21、22の各一端部21a、22aおよび各他端部21b、22bが、タイヤ幅方向Hに沿って平行に延びる回転軸線R回りに回転自在に支持されている。
取り付け体31の外周面においてタイヤ幅方向Hの両端には、タイヤ径方向外方に向けて突出する第1支持突部32が、タイヤ周方向に等間隔をあけて複数設けられるとともに、各第1支持突部32にはタイヤ幅方向Hに貫通する第1軸受孔32aが形成されている。
そして、取り付け体31の外周面においてタイヤ幅方向Hの両端に位置する各第1支持突部32は、タイヤ幅方向Hで互いに対向しており、これらの第1支持突部32に形成された第1軸受孔32aは回転軸線Rと同軸に位置している。
また、取付け部材37は、複数個の分割体12aに跨って配設された平板37aと、この平板37aの表面に、タイヤ幅方向Hに互いに間隔あけて突設された一対の第2支持突部37bと、を備えている。さらに、これらの第2支持突部37bにはタイヤ幅方向Hに貫通する第2軸受孔が形成されている。これらの第2軸受孔は回転軸線Rと同軸に位置している。
ここで、本実施形態では、両連結板21、22の各他端部21b、22bには、タイヤ幅方向Hに沿って平行に延びる第1軸部35が取り付けられており、この第1軸部35の両端部は、各連結板21、22よりもタイヤ幅方向Hの外側に突出している。さらに、本実施形態では、両連結板21、22の各一端部21aはタイヤ幅方向Hに沿って延びる第2軸部36を介して連結されている。この第2軸部36の両端部は、両連結板21、22よりもタイヤ幅方向Hの外側に突出している。
そして、第1軸部35の両端部が第1軸受孔32aに回転自在に挿入され、かつ第2軸部36の両端部が前記第2軸受孔に回転自在に挿入されている。
以上説明したように、本実施形態による非空気入りタイヤ2によれば、両連結板21、22の各一端部21a、22aおよび各他端部22b、22b(以下、接続部分という)が、前記回転軸線R回りに回転自在に支持されているので、非空気入りタイヤ2に外力が作用して取り付け体31とリング状体12とが相対的にタイヤ径方向、タイヤ周方向、若しくはタイヤ幅方向Hに変位したときに、両連結板21、22の前記接続部分を前記回転軸線R回りに回転させることにより、この接続部分が局所的に大きく変形させられるのを抑制することが可能になる。したがって、両連結板21、22の全体を偏り少なく均等に変形させて前記接続部分にかかる負荷を抑えることが可能になり、乗り心地性、および連結部材13全体の耐久性をより一層高めることができる。
ところで、このように両連結板21、22の前記接続部分を回転軸線R回りに回転自在に支持する構成では、特に、この連結部材13の配設個数がスペース上の理由から制限されるおそれがある。このように連結部材13の配設個数が制限された場合に、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを1つの分割体12aに連結してしまうと、分割体12aの個数が少なくなりすぎて、前述の作用効果が奏功されなくなる。
すなわち、両連結板21、22の前記接続部分を回転軸線R回りに回転自在に支持する構成を採用したことにより、連結部材13の配設個数が少なくなったとしても、前述のように、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体12aに跨って連結することによって、リング状体12を構成する分割体12aの個数は、前述の作用効果を奏するのに十分な数量確保することが可能になる。つまり、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体12aに跨って連結することで、連結部材13の配設個数とは無関係に分割体12aの個数を数多く確保することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記各実施形態では、連結部材13として第1連結板21および第2連結板22をそれぞれ1つずつ備えた構成を示したが、これに代えて、1つの連結部材13に第1連結板21および第2連結板22がそれぞれ複数ずつ、互いのタイヤ幅方向Hの位置を異ならせて備えられた構成を採用してもよい。
また、連結部材13を、取り付け体11とリング状体12との間にタイヤ幅方向Hに沿って複数設けてもよい。
さらに、取り付け体11、31として円盤状体を示したが、これに代えて例えばリング状体等を採用してもよい。
また、前記各実施形態では、タイヤ周方向で隣り合う分割体12aの周端縁同士を互いに当接若しくはタイヤ周方向に離間させたが、非空気入りタイヤ1、2の柔軟性を確実に高めるために、図示した形態よりもタイヤ周方向に大きく離間させてもよい。
さらに、第1連結板21および第2連結板22を形成する材質は前記各実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、第1連結板21および第2連結板22それぞれの他端部21b、22bは、前記各実施形態に代えて例えば、取り付け体11、31の外周面において前記軸線Oをタイヤ径方向で挟んで互いに反対となる位置に各別に連結してもよいし、あるいは、取り付け体11、31の外周面において、第1連結板21および第2連結板22の各一端部21a、22aにタイヤ径方向で対向する位置等に連結してもよい。
さらに、前記各実施形態では、補強層15を、接着剤等を介してその内周面をリング状体12の外周面12cに接着し外周面をトレッド部材14の内周面に接着して固定したが、これに代えて例えば、前記両連結板21、22の弾性復元力により、リング状体12の外周面12cと補強層15の内周面とを密接させ、かつ補強層15の外周面とトレッド部材14の内周面とを密接させるようにしてもよい。なお、補強層15は設けなくてもよい。
また、前記各実施形態では、補強リブ12dを、分割体12aの裏面におけるタイヤ幅方向Hの両端部に各別にタイヤ周方向の全長にわたって設けたが、分割体12aの裏面において前記両連結板21、22の各一端部21a、22aが連結される部分を除いた位置であればその配設位置は特に限られるものではなく、例えば、分割体12aの裏面におけるタイヤ幅方向Hの両端部のうちのいずれか一方にのみ設けてもよいし、あるいは分割体12aの裏面におけるタイヤ周方向の両端部のうちの少なくとも一方に設けてもよいし、さらには、分割体12aの裏面における外縁に全周にわたって延設してもよい。
さらに、前記各実施形態では、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体12aに跨って連結したが、1つの分割体12aに1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを連結してもよい。
また、前記各実施形態では、両連結板21、22の各一端部21a、22aを、リング状体12の内周面12b側においてトレッド部材14の外周面に形成された複数の周方向主溝14aのうちの1つと対応する位置に、前記ブロック状体19bを介して連結したが、リング状体12の内周面12b側における任意の位置に連結してもよい。
また、前記各実施形態に代えて、両連結板21、22の各一端部21a、22aを、リング状体12の内周面12b側にタイヤ周方向位置を互いに異ならせて連結してもよい。
さらに、前記各実施形態では、両連結板21、22の各一端部21a、22aが、リング状体12の内周面12b側においてトレッド部材14の外周面に形成された周方向主溝14aと対応する位置に前記ブロック状体19bを介して連結された構成を示したが、これに代えて例えば、トレッド部材14の外周面に横溝(パターン溝)を形成し、両連結板21、22の各一端部21a、22aを、リング状体12の内周面12b側において前記横溝と対応する位置に連結してもよい。
さらに、前記各実施形態では、リング状体12の外周面12cをなす多数個の分割体12aの各表面を平坦面にしたが、これに代えて例えば、リング状体12の外周面12cが前記軸線Oを中心とした真円になるようにタイヤ径方向の外方に向けて凸となるような凸曲面等に形成してもよい。
また、前記第2実施形態では、両連結板21、22の各一端部21a、22aおよび各他端部22b、22bの双方が、前記回転軸線R回りに回転自在に支持された構成を示したが、前記各一端部21a、22aおよび各他端部22b、22bのうちの少なくとも一方を前記回転軸線R回りに回転自在に支持するようにしてもよい。
さらに、前記各実施形態では、両連結板21、22の各他端部21b、22bを、前記タイヤ側面視で、取り付け体11、31の外周面において前記各一端部21a、22aとタイヤ径方向で対向する対向位置から前記軸線Oを中心にタイヤ周方向における一方側および他方側にそれぞれ、例えば45°以上135°以下、好ましくは図3および図7に示されるように90°以上120°以下の範囲で同じ角度ずつ離れた各位置に各別に連結することで、入力に応じて両連結板21、22を変形させ易くして乗り心地性を向上させたが、例えば、連結部材13の配設個数を多く確保しつつ、非空気入りタイヤ1、2の重量を低減させたり、タイヤ周方向で隣り合う両連結板21、22同士の干渉を防止したりする等のために、両連結板21、22の各他端部21b、22bを、前記タイヤ側面視で、取り付け体11、31の外周面において前記対向位置から前記軸線Oを中心にタイヤ周方向における一方側および他方側にそれぞれ、例えば図11に示されるように20°以上90°未満の範囲で同じ角度ずつ離れた各位置に各別に連結してもよい。
また、リング状体12の外周面12c側にトレッド部材14を設けなくてもよい。
さらに、連結部材13の前記タイヤ側面視の形状は、前記仮想線Lに対して非対称としてもよい。
また、リング状体12内に、図12に示されるように、タイヤ周方向に沿って延在し、かつ多数個の分割体12aをタイヤ周方向に連結する弾性部材38を設けてもよい。図示の例では、弾性部材38は、タイヤ周方向に沿って全周にわたって延在し、外径がリング状体12の内径と同等のリング状に形成されている。また、この弾性部材38の外周面は、リング状体12の内周面に接着若しくは接合されている。そして、この弾性部材38の内周面に取付け部材37の平板37aが接着若しくは接合されている。さらに、弾性部材38は、例えば、金属材料、天然ゴムまたは/およびゴム組成物が加硫された加硫ゴム、あるいは熱可塑性材料等で形成されている。金属材料として、例えばアルミニウムやステンレス鋼等が挙げられる。熱可塑性材料として、例えば前述の熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。なお、この弾性部材38の曲げ剛性は、第1連結板21および第2連結板22それぞれのタイヤ周方向に沿った曲げ剛性よりも高くしてもよい。さらに、弾性部材38のタイヤ幅方向Hにおける大きさは、平板37aのタイヤ幅方向Hにおける大きさと同等になっている。
この場合、リング状体12内に、タイヤ周方向に沿って延在し、かつ多数個の分割体12aをタイヤ周方向に連結する弾性部材38が設けられているので、リング状体12の変形量を規制することが可能になり、リング状体12を多数個の分割体12aに分割したことにより、このリング状体12の柔軟性が過度に高くなるのを抑制することができる。
したがって、接地面内での接地圧のばらつきや振動の発生を確実に抑えることができるとともに、リング状体12を多数個の分割体12aに分割したことによって、非空気入りタイヤの転がり抵抗が増大したり、あるいは両連結板21、22にかかる負荷が高くなったりするのを抑制することができる。
このうち、両連結板21、22にかかる負荷が高くなるのを抑制することが可能になることから、リング状体12を多数個の分割体12aに分割するために、両連結板21、22の曲げ剛性を高めてその耐久性を向上させる必要がなく、これらの連結板21、22の重量の増大を抑えることが可能になる。したがって、リング状体12を多数個の分割体12aに分割するのに伴い非空気入りタイヤの重量が増大してしまうのを防ぐことができる。
さらに多数個の分割体12aが、剛体ではなく弾性部材38によってタイヤ周方向に連結されていることから、接地面積が大きく低減してしまうのを防ぐことが可能になるとともに、路面から受ける負荷が弾性部材38を介して非空気入りタイヤの広い範囲にわたって分散されることで局所的に大きな負荷が加わる部分が生ずるのを防ぐことが可能になり、耐久性を向上させることができる。
また、弾性部材38が、外径がリング状体12の内径と同等のリング状に形成されているので、この非空気入りタイヤの製造に際し、例えば弾性部材38を基準の一つとして多数個の分割体12aの配設位置を特定することが可能になり、非空気入りタイヤを容易かつ高精度に形成することができる。
なお、弾性部材は、図示の例に限らず例えば、コイルスプリング、束線、単線若しくは撚り線等を採用してもよい。
また、弾性部材38の配設位置は、リング状体12内において多数個の分割体12aをタイヤ周方向に連結することが可能な位置であれば、図示した位置に限られるものではない。
さらに、弾性部材38を、タイヤ周方向に沿って全周にわたって連続して延在させたが、タイヤ周方向に沿って断続的に点在若しくは延在させてもよい。例えば、弾性部材38を、タイヤ周方向に沿って多数個の弾性分割体に分割し、1つの弾性分割体により2つの分割体12aをタイヤ周方向に連結させるとともに、2つの弾性分割体を1つの分割体12aに連結することで、弾性部材38をタイヤ周方向の全周にわたって延在させ、かつこの弾性部材38により多数個の分割体12aをタイヤ周方向の全周にわたって連結させてもよい。この場合、弾性部材38を容易に形成することが可能になるとともに、この弾性部材38を容易にリング状体12に組付けることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
次に、以上説明した作用効果についての検証試験を実施した。
実施例1として図1から図4で示した非空気入りタイヤ1を採用し、実施例2として図5から図8で示した非空気入りタイヤ2を採用し、参考例1として図9に示されるような非空気入りタイヤを採用し、参考例2として図10に示されるような非空気入りタイヤを採用した。
これらのうち、参考例1の非空気入りタイヤは、実施例1の非空気入りタイヤ1において、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを、3つの分割体12aが一体となった1つの分割体12aに連結し、かつ補強リブ12dを分割体12aの裏面におけるタイヤ幅方向Hの両端部に設けるのに代えて、分割体12aの裏面におけるタイヤ周方向の両端部に設けた。参考例2の非空気入りタイヤは、実施例2の非空気入りタイヤ2において、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを、3つの分割体12aが一体となった1つの分割体12aに連結し、かつ補強リブ12dを分割体12aの裏面におけるタイヤ幅方向Hの両端部に設けるのに代えて、分割体12aの裏面におけるタイヤ周方向の両端部に設けた。
比較例1として、実施例1の非空気入りタイヤ1において、分割体12aに補強リブ12dが設けられていない構成を採用し、比較例2として、実施例2の非空気入りタイヤ2において、分割体12aに補強リブ12dが設けられていない構成を採用し、比較例3として、図9に示す非空気入りタイヤにおいて、分割体12aに補強リブ12dが設けられていない構成を採用し、さらに比較例4として、図10に示す非空気入りタイヤにおいて、分割体12aに補強リブ12dが設けられていない構成を採用した。
従来例として、内圧を230kPaかけた空気入りタイヤを採用した。
これらの実施例1、2、参考例1、2、比較例1〜4および従来例のタイヤのサイズは全て195/55R16とした。
なお、実施例1、参考例1、比較例1および比較例3では、両連結板21、22におけるタイヤ幅方向Hの大きさおよび厚さをそれぞれ18mm、3.0mmとし、実施例2、参考例2、比較例2および比較例4では、両連結板21、22におけるタイヤ幅方向Hの大きさおよび厚さをそれぞれ18mm、2.0mmとした。
また、実施例1、実施例2、比較例1および比較例2では、リング状体12の分割体12aにおけるタイヤ周方向の大きさおよび厚さをそれぞれ16mm、3.5mmとし、参考例1参考例2、比較例3および比較例4では、リング状体12の分割体12aにおけるタイヤ周方向の大きさおよび厚さをそれぞれ48mm、3.5mmとした。
さらに、実施例1、2、参考例1、2および比較例1〜4の全てについて、両連結板21、22はステンレス鋼で形成し、リング状体12はアルミニウム合金で形成した。
そしてまず、従来例を評価基準(100)として、実施例1の非空気入りタイヤについて、重量、転がり抵抗、進行方向のばね定数および制動方向のばね定数を指数で評価した。
転がり抵抗については、前述したそれぞれのタイヤを、ドラム試験機のドラム上に4.0kNの力で押し付けた状態で80km/hの速度で回転させたときに、ドラム軸に作用した抵抗力を測定した。
前記各ばね定数については、前述したそれぞれのタイヤを剛体板上に4.0kNの力で押し付けた状態で、この押し付け方向に直交する方向のうちタイヤ周方向に沿う方向に剛体板を押したときの力とその移動量(タイヤの変形量)とから測定した。
結果を表1に示す。
この表において、重量および転がり抵抗は数値が小さいほど良好であることを示しており、また、ばね定数は数値が大きいほど大きいことを示している。
Figure 0005401157
この結果、実施例1の非空気入りタイヤでは、重量の増大を抑えつつ転がり抵抗を従来例の空気入りタイヤよりも低減できたことが確認され、また前記各ばね定数の増大を抑えつつ、これらのばね定数を従来例の空気入りタイヤと同様に互いに同等にすることが可能になることが確認された。
次に、比較例1を評価基準(100)として、実施例1、2、参考例1、2および比較例2〜4それぞれの非空気入りタイヤについて、接地面積、接地圧標準偏差、乗り心地性および耐久性を指数で評価した。
接地面積および接地圧標準偏差については、実施例1、2、参考例1、2および比較例1〜4の各非空気入りタイヤを、感圧紙を介して平板上に4.0kNの力で押し付けることで接地形状を得て、この接地形状を画像処理して計測した。
乗り心地性については、前述したそれぞれのタイヤを車両に装着し、この車両に2名乗車させて当該車両を走行させたときのドライバーによるフィーリングで評価した。
耐久性については、実施例1、2、参考例1、2および比較例1〜4の各非空気入りタイヤを、ドラム試験機のドラム上に5.2kNの力で押し付けた状態で81km/hの速度で回転させ、故障が発生したときの時間で評価した。
結果を表2に示す。
この表において、接地圧標準偏差は数値が小さいほど良好であることを示しており、また、接地面積、乗り心地性および耐久性は数値が大きいほど良好であることを示している。
Figure 0005401157
この結果、実施例1の非空気入りタイヤ1と比較例1の非空気入りタイヤとの比較、実施例2の非空気入りタイヤ2と比較例2の非空気入りタイヤとの比較、参考例1の非空気入りタイヤと比較例3の非空気入りタイヤとの比較、および参考例2の非空気入りタイヤと比較例4の非空気入りタイヤとの比較それぞれにおいて、実施例、参考例では、接地面積を比較例よりも増大でき、接地圧分布を比較例よりも低減でき、乗り心地性および耐久性については比較例よりも向上できたことが確認された。
重量、硬さおよび転がり抵抗の増大を抑えて良好な乗り心地性、操縦性さらには耐久性を確保し、かつより大きな接地面積の確保および接地圧分布の均等化を図りつつ、パンクの発生を防止することができる。
1、2 非空気入りタイヤ
11、31 取り付け体
12 リング状体
12a 分割体
12b リング状体の内周面
12c リング状体の外周面
12d 補強リブ
13 連結部材
14 トレッド部材
14a 周方向主溝(パターン溝)
21 第1連結板
22 第2連結板
21a、22a 一端部
21b、22b 他端部
H タイヤ幅方向
L 仮想線
O 軸線
R 回転軸線

Claims (5)

  1. 車軸に取り付けられる取り付け体と、
    該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、
    タイヤ周方向に沿って複数設けられ前記取り付け体と前記リング状体とを連結する連結部材と、が備えられた非空気入りタイヤであって、
    前記連結部材は、このタイヤをその軸線方向から見たタイヤ側面視において、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備え、
    前記リング状体は、タイヤ周方向に沿って多数個の分割体に分割され、これらの分割体において前記リング状体の内周面をなす各裏面には、タイヤ径方向の内方に向けて補強リブが突設され
    1つの前記連結部材における第1連結板および第2連結板の各一端部は、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体を連結する取付け部材を介して、これらの複数個の分割体に跨って連結され、
    前記取付け部材は、タイヤ周方向に沿って複数設けられ、
    一の取付け部材は、この一の取付け部材に前記一方側から隣り合う取付け部材が連結する複数個の分割体と、この一の取付け部材に前記他方側から隣り合う取付け部材が連結する複数個の分割体と、の間にタイヤ周方向に挟まれる複数個の分割体を連結することを特徴とする非空気入りタイヤ。
  2. 請求項記載の非空気入りタイヤであって、
    前記リング状体の外周面側には、その全周にわたってトレッド部材が配設され、
    このトレッド部材の外周面にはパターン溝が形成され、
    前記第1連結板および第2連結板の各一端部は、前記リング状体の内周面側において前記パターン溝と対応する位置に連結されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  3. 請求項1または2に記載の非空気入りタイヤであって、
    1つの連結部材における第1連結板および第2連結板の各一端部は、前記リング状体の内周面側においてタイヤ周方向における同一の位置にタイヤ幅方向の位置を互いに異ならせて各別に連結され、
    前記連結部材は、前記第1連結板が一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ前記第2連結板が他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
    前記第1連結板および第2連結板はそれぞれ、金属材料若しくは樹脂材料で形成されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
    前記リング状体の内周面側に連結される第1連結板および第2連結板の各一端部、および前記取り付け体の外周面側に連結される第1連結板および第2連結板の各他端部のうちの少なくとも一方は、タイヤ幅方向に沿って平行に延びる回転軸線回りに回転自在に支持されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
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