JP5377004B2 - 非空気入りタイヤ - Google Patents
非空気入りタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5377004B2 JP5377004B2 JP2009051304A JP2009051304A JP5377004B2 JP 5377004 B2 JP5377004 B2 JP 5377004B2 JP 2009051304 A JP2009051304 A JP 2009051304A JP 2009051304 A JP2009051304 A JP 2009051304A JP 5377004 B2 JP5377004 B2 JP 5377004B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- circumferential direction
- connecting plate
- tire circumferential
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
そこで、このパンクの発生を防止できる非空気入りタイヤとして、従来では例えば下記特許文献1に示されるような、内部がゴム材料で満たされた中実構造のいわゆるソリッドタイヤが提案されている。
この発明では、非空気入りタイヤが、取り付け体とリング状体とがタイヤ周方向に沿って複数設けられた連結部材で連結されて構成され、内部がゴム材料で満たされた中実構造となっていないので、その重量、硬さおよび転がり抵抗の増大を抑えて良好な乗り心地性や操縦性を確保しつつ、パンクの発生を防ぐことができる。
また、連結部材が、前記タイヤ側面視で、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備えているので、この非空気入りタイヤに外力が作用して取り付け体とリング状体とが相対的にタイヤ径方向、タイヤ周方向、若しくはタイヤ幅方向に変位したときに、この変位に応じて第1連結板および第2連結板を弾性変形させ易くすることが可能になり、当該非空気入りタイヤに柔軟性を具備させることができ、車両への振動の伝達が抑えられ良好な乗り心地性を確実に確保することができる。
さらに、各連結部材が、前記タイヤ側面視で前記仮想線に対して線対称となっているので、この非空気入りタイヤにおけるタイヤ周方向の一方側に沿うばね定数と他方側に沿うばね定数とで差が生ずるのを抑えることが可能になる。したがって、この非空気入りタイヤを接地させた状態で、当該タイヤの接地部分における進行方向に沿うばね定数と制動方向に沿うばね定数との差を抑えることが可能になり、良好な操縦性を確実に確保することができる。
また、リング状体がタイヤ周方向に沿って多数個の分割体に分割されていることから、リング状体の柔軟性が高められ、非空気入りタイヤに作用する外力に応じて第1連結板および第2連結板のみならずリング状体をも変形させ易くすることが可能になる。したがって、接地面内での接地圧のばらつきを抑えることが可能になり、良好な乗り心地性をより一層確実に確保することができるとともに、トレッドゴムに偏摩耗が生ずるのも防ぐことができる。
さらにこのように、リング状体を変形させ易くすることが可能になることから、前述の両連結板自体にかかる負荷のみならず、両連結板においてリング状体に連結される各一端部および取り付け体に連結される各他端部、つまり両連結板の接続部分にかかる負荷も大きく緩和することが可能になり、この接続部分を含めた連結部材全体の耐久性を高めることができる。
さらに、1つの連結部材における両連結板の各一端部が、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨って連結されているので、リング状体を構成する分割体の個数を、前述の作用効果を奏するのに十分な数量確保し易くすることが可能になるとともに、トレッドゴムに作用する接地圧をタイヤ周方向に分散させ易くすることも可能になり、接地面内での接地圧のばらつきを確実に抑えることができる。
またこのように、リング状体を構成する分割体を数多く確保すると、走行時にこの非空気入りタイヤで発生する振動を抑えることが可能になり、良好な乗り心地性を確保し、かつ連結部材全体およびトレッドゴムに作用する負荷を抑えて、この非空気入りタイヤ全体の耐久性を高めることもできる。
さらに、前述のようにリング状体がタイヤ周方向に沿って多数個の分割体に分割されているので、この非空気入りタイヤを容易に形成することが可能になるとともに、例えばリング状体の一部が破損したときに、リング状体の全体を交換せずにこの破損箇所のみを交換すれば足り、メンテナンス性を向上させることも可能になる。
ここで、第1連結板および第2連結板の各一端部、および取り付け体の外周面側に連結される第1連結板および第2連結板の各他端部のうちの少なくとも一方は、タイヤ幅方向に沿って平行に延びる回転軸線回りに回転自在に支持されてもよい。
この場合、両連結板における各一端部および各他端部のうちの少なくとも一方が、タイヤ幅方向に沿って平行に延びる回転軸線回りに回転自在に支持されているので、非空気入りタイヤに外力が作用して取り付け体とリング状体とが相対的に前述のように変位したときに、前記少なくとも一方を前記回転軸線回りに回転させることにより、この少なくとも一方が局所的に大きく変形させられるのを抑制することが可能になる。したがって、前記両連結板の全体を偏り少なく均等に変形させて前記少なくとも一方にかかる負荷を緩和することが可能になり、前述のように、1つの連結部材における両連結板の各一端部がタイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨って連結されていることと相俟って、乗り心地性、および連結部材全体の耐久性をより一層高めることができる。
ここで、このように両連結板における各一端部および各他端部のうちの少なくとも一方を前記回転軸線回りに回転自在に支持する構成では、この連結部材の配設個数がスペース上の理由から制限されるおそれがある。このように連結部材の配設個数が制限された場合に、1つの連結部材における両連結板の各一端部を1つの分割体に連結してしまうと、分割体の個数が少なくなりすぎて、前述の作用効果が奏功されなくなる。
すなわち、両連結板における各一端部および各他端部のうちの少なくとも一方を前記回転軸線回りに回転自在に支持する構成を採用したことにより、連結部材の配設個数が少なくなったとしても、前述のように、1つの連結部材における両連結板の各一端部を、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨って連結することによって、リング状体を構成する分割体の個数は、前述の作用効果を奏するのに十分な数量確保することが可能になる。つまり、1つの連結部材における両連結板の各一端部を、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨って連結することで、連結部材の配設個数とは無関係に分割体の個数を数多く確保することができる。
この場合、1つの連結部材における両連結板の各一端部が、リング状体の内周面側においてタイヤ周方向における同一の位置にタイヤ幅方向の位置を互いに異ならせて各別に連結されて、連結部材が、第1連結板が一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2連結板が他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられているので、タイヤ周方向で隣り合う連結部材同士の干渉を抑えることが可能になり、その配設個数に制限が生ずるのをより一層確実に抑えることができるとともに、トレッドゴムに作用する接地圧をさらにタイヤ幅方向に分散させ易くすることも可能になり、トレッドゴムに偏摩耗が生ずるのを確実に防ぐことができる。
この場合、ヒステリシスロスの発生をほぼなくすことが可能になり、転がり抵抗を空気入りタイヤよりも低減することができる。
また、前記取付け部材には、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨った状態で、これらの複数個の分割体において前記リング状体の内周面を構成する表面に接合された平板が備えられていてもよい。
この非空気入りタイヤ1は、図示されない車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体12と、タイヤ周方向に沿って複数設けられ取り付け体11の外周面側とリング状体12の内周面12b側とを連結する連結部材13と、リング状体12の外周面側にその全周にわたって配設されたトレッドゴム14と、リング状体12とトレッドゴム14との間に配設された補強層15と、が備えられている。
補強層15は、円筒状に形成されたゴムシートの内部にスチールコードが複数本並べられて埋設された構成となっている。なお、この補強層15は、トレッドゴム14の内部にスチールコードを複数本並べた状態で埋設することによって、トレッドゴム14と一体に形成してもよい。
すなわち、両連結板21、22の各長さは互いに同等とされるとともに、両連結板21、22の各他端部21b、22bは、前記タイヤ側面視で、取り付け体11の外周面において前記各一端部21a、22aとタイヤ径方向で対向する位置から前記軸線Oを中心にタイヤ周方向における一方側および他方側にそれぞれ同じ角度(例えば45°以上135°以下、好ましくは90°以上120°以下)ずつ離れた各位置に各別に連結されている。
なお、第1連結板21および第2連結板22を、例えば鉄鋼、ステンレス鋼若しくはアルミニウム合金等の金属材料で形成した場合には、第1連結板21および第2連結板22それぞれの両端部21a、21bおよび22a、22bは、取り付け体11の外周面および前記ブロック状体19b(リング状体12の内周面12b側)に溶接若しくは締結部材で締結されて連結される。
また、第1連結板21および第2連結板22を樹脂材料で形成した場合には、第1連結板21および第2連結板22それぞれの両端部21a、21bおよび22a、22bは、取り付け体11の外周面および前記ブロック状体19b(リング状体12の内周面12b側)に当該樹脂材料を接着させる若しくは締結部材で締結されることによって連結される。
さらに、前述のようにリング状体12がタイヤ周方向に沿って多数個の分割体12aに分割されているので、この非空気入りタイヤ1を容易に形成することが可能になるとともに、例えばリング状体12の一部が破損したときに、リング状体12の全体を交換せずにこの破損箇所のみを交換すれば足り、メンテナンス性を向上させることも可能になる。
取り付け体31の外周面においてタイヤ幅方向Hの両端には、タイヤ径方向外方に向けて突出する第1支持突部32が、タイヤ周方向に等間隔をあけて複数設けられるとともに、各第1支持突部32にはタイヤ幅方向Hに貫通する第1軸受孔32aが形成されている。
そして、取り付け体31の外周面においてタイヤ幅方向Hの両端に位置する各第1支持突部32は、タイヤ幅方向Hで互いに対向しており、これらの第1支持突部32に形成された第1軸受孔32aは回転軸線Rと同軸に位置している。
そして、第1軸部35の両端部が第1軸受孔32aに回転自在に挿入され、かつ第2軸部36の両端部が前記第2軸受孔に回転自在に挿入されている。
例えば、前記実施形態では、連結部材13として第1連結板21および第2連結板22をそれぞれ1つずつ備えた構成を示したが、これに代えて、1つの連結部材13に第1連結板21および第2連結板22がそれぞれ複数ずつ、互いのタイヤ幅方向Hの位置を異ならせて備えられた構成を採用してもよい。
また、連結部材13を、取り付け体11とリング状体12との間にタイヤ幅方向Hに沿って複数設けてもよい。
さらに、取り付け体11、31として円盤状体を示したが、これに代えて例えばリング状体等を採用してもよい。
さらに、第1連結板21および第2連結板22を形成する材質は前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、第1連結板21および第2連結板22それぞれの他端部21b、22bは、前記実施形態に代えて例えば、取り付け体11、31の外周面において前記軸線Oをタイヤ径方向で挟んで互いに反対となる位置に各別に連結してもよいし、あるいは、取り付け体11、31の外周面において、第1連結板21および第2連結板22の各一端部21a、22aにタイヤ径方向で対向する位置等に連結してもよい。
また、前記実施形態に代えて、両連結板21、22の各一端部21a、22aを、リング状体12の内周面12b側にタイヤ周方向位置を互いに異ならせて連結してもよい。
実施例1として図1から図3で示した非空気入りタイヤ1を採用し、実施例2として図4から図6で示した非空気入りタイヤ2を採用した。
比較例1として、実施例1の非空気入りタイヤ1において、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを、3つの分割体12aが一体となった1つの分割体に連結した構成を採用し、比較例2として、実施例2の非空気入りタイヤ2において、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを、3つの分割体12aが一体となった1つの分割体に連結した構成を採用した。
従来例として、内圧を230kPaかけた空気入りタイヤを採用した。
これらの実施例1、実施例2、比較例1、比較例2および従来例のタイヤのサイズは全て195/55R16とした。
実施例2では、両連結板21、22におけるタイヤ幅方向Hの大きさおよび厚さをそれぞれ18mm、2.0mmとし、リング状体12の分割体12aにおけるタイヤ周方向の大きさおよび厚さをそれぞれ16mm、3.5mmとした。
さらに、実施例1、実施例2、比較例1および比較例2の全てについて、両連結板21、22はステンレス鋼で形成し、リング状体12はアルミニウム合金で形成した。
転がり抵抗については、前述したそれぞれのタイヤを、ドラム試験機のドラム上に4.0kNの力で押し付けた状態で80km/hの速度で回転させたときに、ドラム軸に作用した抵抗力を測定した。
前記各ばね定数については、前述したそれぞれのタイヤを剛体板上に4.0kNの力で押し付けた状態で、この押し付け方向に直交する方向のうちタイヤ周方向に沿う方向に剛体板を押したときの力とその移動量(タイヤの変形量)とから測定した。
この表において、重量および転がり抵抗は数値が小さいほど良好であることを示しており、また、ばね定数は数値が大きいほど大きいことを示している。
接地圧標準偏差については、比較例1、2および実施例1、2の各非空気入りタイヤを、感圧紙を介して平板上に4.0kNの力で押し付けることで接地形状を得て、この接地形状を画像処理して計測した。
乗り心地性については、前述したそれぞれのタイヤを車両に装着し、この車両に2名乗車させて当該車両を走行させたときのドライバーによるフィーリングで評価した。
耐久性については、比較例1、2および実施例1、2の各非空気入りタイヤを、ドラム試験機のドラム上に5.2kNの力で押し付けた状態で81km/hの速度で回転させ、故障が発生したときの時間で評価した。
この表において、接地圧標準偏差は数値が小さいほど良好であることを示しており、また、乗り心地性および耐久性は数値が大きいほど良好であることを示している。
さらに、実施例2の非空気入りタイヤ2では、接地圧分布の低減、さらには乗り心地性および耐久性の向上がより一層図られることが確認された。
11、31 取り付け体
12 リング状体
12a 分割体
12b リング状体の内周面
13 連結部材
14 トレッドゴム
21 第1連結板
22 第2連結板
21a、22a 一端部
21b、22b 他端部
H タイヤ幅方向
L 仮想線
O 軸線
R 回転軸線
Claims (6)
- 車軸に取り付けられる取り付け体と、
該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、
タイヤ周方向に沿って複数設けられ前記取り付け体と前記リング状体とを連結する連結部材と、
前記リング状体の外周面側にその全周にわたって配設されたトレッドゴムと、が備えられた非空気入りタイヤであって、
前記連結部材は、このタイヤをその軸線方向から見たタイヤ側面視において、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備えるとともに、タイヤ径方向に沿って延びる仮想線に対して線対称に形成され、
前記第1連結板および第2連結板はそれぞれ、金属材料若しくは樹脂材料で形成され、
1つの連結部材における第1連結板および第2連結板の各一端部は、前記リング状体の内周面側においてタイヤ周方向における同一の位置にタイヤ幅方向の位置を互いに異ならせて各別に連結され、
前記連結部材は、前記第1連結板が一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ前記第2連結板が他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられ、
第1連結板および第2連結板の各一端部、および取り付け体の外周面側に連結される第1連結板および第2連結板の各他端部のうちの少なくとも一方は、タイヤ幅方向に沿って平行に延びる回転軸線回りに回転自在に支持され、
前記リング状体は、タイヤ周方向に沿って多数個の分割体に分割され、
1つの連結部材における第1連結板および第2連結板の各一端部は、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体を連結する取付け部材を介して、これらの複数個の分割体に跨って連結され、
前記取付け部材は、タイヤ周方向に沿って複数設けられ、
一の取付け部材は、この一の取付け部材に前記一方側から隣り合う取付け部材が連結する複数個の分割体と、この一の取付け部材に前記他方側から隣り合う取付け部材が連結する複数個の分割体と、の間にタイヤ周方向に挟まれる複数個の分割体を連結することを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 車軸に取り付けられる取り付け体と、
該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、
タイヤ周方向に沿って複数設けられ前記取り付け体と前記リング状体とを連結する連結部材と、
前記リング状体の外周面側にその全周にわたって配設されたトレッドゴムと、が備えられた非空気入りタイヤであって、
前記連結部材は、このタイヤをその軸線方向から見たタイヤ側面視において、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備えるとともに、タイヤ径方向に沿って延びる仮想線に対して線対称に形成され、
前記リング状体は、タイヤ周方向に沿って多数個の分割体に分割され、
1つの連結部材における第1連結板および第2連結板の各一端部は、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体を連結する取付け部材を介して、これらの複数個の分割体に跨って連結され、
前記取付け部材は、タイヤ周方向に沿って複数設けられ、
一の取付け部材は、この一の取付け部材に前記一方側から隣り合う取付け部材が連結する複数個の分割体と、この一の取付け部材に前記他方側から隣り合う取付け部材が連結する複数個の分割体と、の間にタイヤ周方向に挟まれる複数個の分割体を連結することを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項2記載の非空気入りタイヤであって、
第1連結板および第2連結板の各一端部、および取り付け体の外周面側に連結される第1連結板および第2連結板の各他端部のうちの少なくとも一方は、タイヤ幅方向に沿って平行に延びる回転軸線回りに回転自在に支持されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項2または3に記載の非空気入りタイヤであって、
1つの連結部材における第1連結板および第2連結板の各一端部は、前記リング状体の内周面側においてタイヤ周方向における同一の位置にタイヤ幅方向の位置を互いに異ならせて各別に連結され、
前記連結部材は、前記第1連結板が一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ前記第2連結板が他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項2から4のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
前記第1連結板および第2連結板はそれぞれ、金属材料若しくは樹脂材料で形成されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
前記取付け部材には、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個の分割体に跨った状態で、これらの複数個の分割体において前記リング状体の内周面を構成する表面に接合された平板が備えられていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009051304A JP5377004B2 (ja) | 2008-03-04 | 2009-03-04 | 非空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008053917 | 2008-03-04 | ||
JP2008053917 | 2008-03-04 | ||
JP2009051304A JP5377004B2 (ja) | 2008-03-04 | 2009-03-04 | 非空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009234568A JP2009234568A (ja) | 2009-10-15 |
JP5377004B2 true JP5377004B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=41249043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009051304A Expired - Fee Related JP5377004B2 (ja) | 2008-03-04 | 2009-03-04 | 非空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5377004B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5544225B2 (ja) * | 2010-07-05 | 2014-07-09 | 株式会社ブリヂストン | 非空気入りタイヤ |
JP5548540B2 (ja) * | 2010-07-05 | 2014-07-16 | 株式会社ブリヂストン | 非空気入りタイヤ |
JP5489889B2 (ja) * | 2010-07-05 | 2014-05-14 | 株式会社ブリヂストン | 非空気入りタイヤ |
JP6579408B1 (ja) * | 2018-12-10 | 2019-09-25 | 茂樹 多田 | 車輪の変形機構を用いた車両の緩衝装置 |
JP6674166B1 (ja) * | 2019-05-07 | 2020-04-01 | 茂樹 多田 | インホイールモーターのレイアウト及び駆動方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3587076T2 (de) * | 1984-04-16 | 1993-08-05 | Uniroyal Goodrich Tire Co | Elastischer radreifen. |
US4934425A (en) * | 1988-03-23 | 1990-06-19 | Uniroyal Chemical Company, Inc. | Non-pneumatic tire |
JPH04221201A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-11 | Suzuki Motor Corp | クローラー走行装置 |
JP3092825B2 (ja) * | 1991-11-13 | 2000-09-25 | 輝 劉 | 自動車車輌の車輪装置 |
JP2003039901A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Kayaba Ind Co Ltd | サスペンション内蔵ホイール |
PL1879755T3 (pl) * | 2005-04-29 | 2012-09-28 | Big Tyre Pty Ltd | Zespół opony niepneumatycznej |
JP2008030348A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ・ホイール組立体の製造方法 |
-
2009
- 2009-03-04 JP JP2009051304A patent/JP5377004B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009234568A (ja) | 2009-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5436018B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP5214198B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP5401157B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
US8783310B2 (en) | Non-pneumatic tire | |
JP6751345B2 (ja) | 不定剛性を有するエアレスタイヤ構造 | |
JP5377004B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP5436365B2 (ja) | 非空気圧タイヤ | |
JP5401155B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP6215082B2 (ja) | 非空気圧タイヤ | |
JP4941580B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5401156B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP5571315B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP5624736B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP5416993B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP5543846B2 (ja) | 非空気圧タイヤ | |
JP5608445B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP2021066221A (ja) | 非空気圧タイヤ | |
JP5401129B2 (ja) | 非空気入りタイヤ | |
JP4219584B2 (ja) | ニューマチック型ソリッドタイヤ | |
JP2013018427A (ja) | 非空気圧タイヤ | |
JP2000025410A (ja) | ニューマチック形クッションタイヤ | |
WO2020004112A1 (ja) | ランフラットタイヤ | |
CN114683770B (zh) | 免充气轮胎 | |
JP7450361B2 (ja) | 非空気圧タイヤ | |
WO2023238553A1 (ja) | 車両用懸架装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5377004 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |