JP5624737B2 - 非空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、使用に際し内部に加圧空気の充填が不要な非空気入りタイヤに関するものである。
内部に加圧空気が充填されて用いられる従来の空気入りタイヤでは、パンクの発生は構造上不可避的な問題となっている。そこで、このパンクの発生を防止できる非空気入りタイヤとして、内部がゴム材料で満たされた中実構造のいわゆるソリッドタイヤが提案されている。
しかしながら、この種の非空気入りタイヤでは、空気入りタイヤと比べて重量が重い上に硬さや転がり抵抗も大きくなり、乗り心地性や操縦性が大幅に悪化するので、一般車両への適用が困難でその適用範囲が限られていた。
そこでこのような問題を解決するために、例えば下記特許文献1、2に示されるような、車軸に取り付けられる取り付け体と、該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、タイヤ周方向に沿って複数設けられ取り付け体とリング状体とを連結する連結部材と、を備える非空気入りタイヤが提案されている。さらに下記特許文献1に示される非空気入りタイヤの連結部材は、このタイヤをタイヤ幅方向の外側から見た側面視において、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備えている。
この種の非空気入りタイヤでは、例えば路面などから荷重が入力されたときに、連結板が弾性変形することでこの非空気入りタイヤに柔軟性を具備させることが可能になり、良好な乗り心地性を確保することができる。
特開2009−61861号公報 米国特許第6170544号明細書
しかしながら、前記従来の非空気入りタイヤでは、荷重の入力時に、前記両連結板それぞれにおいて、リング状体および取り付け体に各別に固定された両固定端部の各変形が規制された状態で、これらの両固定端部の間に位置する中間部分が、前述の凸となるように湾曲した曲率を小さくするように曲げ変形させられる。これにより、両固定端部と中間部部分との接続部が、その曲率が大きく変化するように変形させられることとなる。そのため、前記両連結板それぞれにおいて、リング状体側の一端側部分および取り付け体側の他端側部分に局所的に大きな負荷が生ずるおそれがあった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、重量の増大を抑えつつ、両連結板に局所的に大きな負荷が生ずるのを抑制して強度を向上させることができる非空気入りタイヤを提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る非空気入りタイヤは、車軸に取り付けられる取り付け体と、該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、タイヤ周方向に沿って複数設けられ前記取り付け体と前記リング状体とを連結する連結部材と、が備えられた非空気入りタイヤであって、前記連結部材は、このタイヤをタイヤ幅方向の外側から見た側面視において、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備え、前記連結部材は、前記第1連結板が一のタイヤ幅方向の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ前記第2連結板が前記一のタイヤ幅方向の位置とは異なる他のタイヤ幅方向の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられ、前記第1連結板および前記第2連結板の両連結板それぞれにおいて、前記リング状体に固定された一端部および該一端部に連なる接続部により構成されたリング状体側の一端側部分と、前記取り付け体に固定された他端部および該他端部に連なる接続部により構成された取り付け体側の他端側部分と、のうちの少なくとも一方の板厚は、これらの一端側部分および他端側部分の間に位置する中間部分の板厚よりも大きくなっていて、前記両連結板はそれぞれ、前記リング状体と前記取り付け体とを連結しタイヤ周方向に凸となるように湾曲した本体板部と、この本体板部におけるリング状体側の一端側部分および取り付け体側の他端側部分のうちの少なくとも一方に重ね合わせて取り付けられた補強板部と、を備えていることを特徴とする。
この発明では、両連結板それぞれにおいて、一端側部分および他端側部分のうちの少なくとも一方の板厚が、中間部分の板厚よりも大きくなっているので、前記少なくとも一方の剛性を中間部分よりも高めることが可能になり、この非空気入りタイヤに例えば路面などから荷重が入力されたときに、前記少なくとも一方が過度に大きく変形するのを抑えることが可能になる。したがって、前記少なくとも一方に局所的に大きな負荷が生ずるのを抑えることが可能になり、両連結板の強度を向上させることができる。
またこのように、一端側部分および他端側部分のうちの少なくとも一方の板厚を中間部分の板厚よりも大きくするだけで、当該連結板の強度を向上させることができるので、両連結板の強度を向上させるために当該連結板を全長にわたって厚くする場合に比べて、この非空気入りタイヤの重量が増大するのを抑制することができる。
また、両連結板はそれぞれ、前記本体板部と前記補強板部とを備えているので、両連結板を、例えば一枚の板部材を加工して形成する場合に比べて容易に形成することができる。
なお、補強板部は、本体板部の表裏面のうち、該本体板部が湾曲して凸となる方向を向く表面に重ね合わせて取り付けても良い。この場合、補強板部を本体板部に取り付ける態様を例えば接着や接合に限らなくても、本体板部における一端側部分および他端側部分の変形を効果的に抑えることができる。
また、前記両連結板それぞれにおいて、前記一端側部分および前記他端側部分のうちの少なくとも一方の長さは、当該連結板の長さの0.10倍以上0.33倍以下となっていても良い。
この場合、両連結板それぞれにおいて、一端側部分および他端側部分のうちの少なくとも一方の長さが、当該連結板の長さの0.10倍以上0.33倍以下となっているので、前述の作用効果を確実に奏しつつ、良好な乗り心地性を確保することができる。
すなわち、前記少なくとも一方の長さが、当該連結板の長さの0.10倍よりも小さいと、その剛性を中間部分よりも十分に高めることが困難になるおそれがある。また、前記少なくとも一方の長さが、当該連結板の長さの0.33倍よりも大きいと、非空気入りタイヤの重量が増大するのを抑制することが困難になるおそれがあるとともに、両連結板それぞれの剛性が高くなりすぎ、この非空気入りタイヤに柔軟性を具備させることが困難となり、乗り心地性が低下するおそれがある。
また、前記両連結板それぞれの一端側部分および他端側部分において板厚が最も大きい部分の板厚は、当該連結板の中間部分の板厚の1.05倍以上2.00倍以下となっていても良い。
この場合、両連結板それぞれの一端側部分および他端側部分において板厚が最も大きい部分の板厚が、当該連結板の中間部分の板厚の1.05倍以上2.00倍以下となっているので、前述の作用効果を確実に奏することができる。
すなわち、両連結板それぞれの一端側部分および他端側部分において板厚が最も大きい部分の板厚が、当該連結板の中間部分の板厚の1.05倍よりも小さいと、一端側部分および他端側部分の剛性を中間部分よりも十分に高めることが困難になるおそれがある。一方、両連結板それぞれの一端側部分および他端側部分において板厚が最も大きい部分の板厚が、当該連結板の中間部分の2.00倍よりも大きいと、非空気入りタイヤの重量が増大するのを抑制することが困難になるおそれがある。
本発明に係る非空気入りタイヤによれば、重量の増大を抑えつつ、両連結板に局所的に大きな負荷が生ずるのを抑制して強度を向上させることができる。
本発明に係る一実施形態において、非空気入りタイヤの一部を分解した概略斜視図である。 図1の非空気入りタイヤの一部を示す概略斜視図である。 図1および図2に示す非空気入りタイヤの一部をタイヤ幅方向から見た正面図である。 図3に示す非空気入りタイヤの一部の側面図である。 図3に示す非空気入りタイヤのX部の拡大断面図である。 図1から図5に示す非空気入りタイヤに備えられた連結部材の第1連結板を示す(a)側面図であり、(b)(a)に示す第1連結板のY部の拡大断面図であり、(c)(a)に示す第1連結板のZ部の拡大断面図である。 図1から図6に示す非空気入りタイヤにタイヤ径方向の外側から荷重が入力されたときに、第1連結板が変形した状態を示す図である。
以下、本発明に係る非空気入りタイヤの一実施形態を図1から図7を参照しながら説明する。
この非空気入りタイヤ1は、図示されない車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体12と、タイヤ周方向に沿って複数設けられ取り付け体11の外周面側とリング状体12の内周面12b側とを連結する連結部材13と、リング状体12の外周面12c側にその全周にわたって配設されたトレッド部材14と、リング状体12とトレッド部材14との間に配設された補強層15と、が備えられている。
なお、取り付け体11、リング状体12、トレッド部材14および補強層15はそれぞれ、タイヤ幅方向Hにおける大きさが互いに同等とされて形成されるとともに、軸線Oと同軸上にタイヤ幅方向Hの中央部が互いに一致させられて配設されている。以下では、軸線Oに沿う方向をタイヤ幅方向Hといい、軸線Oに直交する方向をタイヤ径方向といい、軸線Oを中心に周回する方向をタイヤ周方向という。
取り付け体11は円筒状に形成され、その内側には、タイヤ径方向に沿って延在し両端が取り付け体11の内周面に接続されたリブ11aが複数設けられている。これらのリブ11aは、前記軸線Oを基準とする点対称に配置されている。取り付け体11の内側において複数のリブ11aが交差するタイヤ径方向の中央部には、前記車軸の先端部が嵌合される取り付け孔11bが形成されている。取り付け体11およびリブ11aは例えばアルミニウム合金等の金属材料で一体に形成されている。
トレッド部材14は円筒状に形成され、リング状体12の外周面12c側をその全域にわたって一体に覆っている。トレッド部材14は、例えば、天然ゴムまたは/およびゴム組成物が加硫された加硫ゴム、あるいは熱可塑性材料等で形成されている。熱可塑性材料として、例えば熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。熱可塑性エラストマーとしては、例えばJIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、若しくはポリアミド樹脂等が挙げられる。なお、耐摩耗性の観点ではトレッド部材14を加硫ゴムで形成するのが好ましい。
補強層15は、円筒状に形成されたゴムシートと、このゴムシートの内部に複数本並べられて埋設されたスチールコードと、を備えている。補強層15は、トレッド部材14の内周面およびリング状体12の外周面12cにそれぞれ、後述する両連結板21、22の弾性復元力によって密接されている。なお、この補強層15はトレッド部材14と一体に形成してもよく、また前記ゴムシートの内部にはスチールコードに代えて有機繊維が埋設されていてもよい。
連結部材13は、この非空気入りタイヤ1をタイヤ幅方向Hの外側から見たタイヤ側面視で、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板21と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板22と、を備えている。なお、第1連結板21および第2連結板22はそれぞれ、ヒステリシスロスがほとんど無い例えば金属材料若しくは樹脂材料等で形成されている。これらの両連結板21、22の各一端部(固定端部)21a、22aは、リング状体12の内周面12b側に固定されるとともに、各他端部(固定端部)21b、22bは取り付け体11に固定されている。
なお図示の例では、両連結板21、22それぞれの一端部21a、22aは、タイヤ周方向のうち当該連結板21、22が湾曲して凸となる方向の反対側に向けて延在している。さらに、両連結板21、22それぞれの他端部21b、22bは、当該連結板21、22の一端部21a、22aが延在する方向にほぼ直交する方向に延在している。また、両連結板21、22それぞれにおける一端部21a、22aおよび他端部21b、22bはそれぞれ、平坦若しくは単一の円弧形状に形成されている。
両連結板21、22の各一端部21a、22aは、リング状体12の内周面12b側においてタイヤ周方向における同一の位置に固定されている。これらの各一端部21a、22aは、リング状体12の内周面12b側に、タイヤ幅方向Hの位置を互いに異ならせて各別に固定されている。図示の例では、両連結板21、22の各一端部21a、22aは、リング状体12の内周面12b側においてタイヤ幅方向Hの両端部に各別に固定されている。
そして、各連結部材13の前記タイヤ側面視の形状は、図3に示されるように、この連結部材13のタイヤ周方向中央部を通りタイヤ径方向に沿って延びる仮想線Lに対して線対称となっている。仮想線Lは、両連結板21、22の各一端部21a、22aと前記軸線Oとを通っている。
すなわち、両連結板21、22の各長さは互いに同等とされるとともに、両連結板21、22の各他端部21b、22bは、前記タイヤ側面視で、取り付け体11の外周面において前記各一端部21a、22aとタイヤ径方向で対向する位置から前記軸線Oを中心にタイヤ周方向における一方側および他方側にそれぞれ同じ角度(例えば20°以上135°以下)ずつ離れた各位置に各別に固定されている。なお、この角度を20°以上90°以下にすると、例えば、連結部材13の配設個数を多く確保しつつ、非空気入りタイヤ1の重量を低減させたり、タイヤ周方向で隣り合う両連結板21、22同士の干渉を防止したりすること等が可能になる。また、両連結板21、22の各他端部21b、22bは、取り付け体11の外周面におけるタイヤ幅方向Hの両端部に各別に固定されている。
複数の連結部材13は、取り付け体11とリング状体12との間において前記軸線Oを基準に互いに点対称となる位置に各別に配置されている。さらに、連結部材13は、第1連結板21が一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2連結板22が前記一のタイヤ幅方向Hの位置とは異なる他のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数(図示の例では60個)設けられている。さらにまた、全ての連結部材13は互いに同形同大となっている。
また、タイヤ周方向で隣り合う第1連結板21同士は互いにほぼ平行とさせられてタイヤ周方向で対向し、タイヤ周方向で隣り合う第2連結板22同士も互いにほぼ平行とさせられてタイヤ周方向で対向している。さらに、第1連結板21は、非空気入りタイヤ1におけるタイヤ幅方向Hの一方の端部に複数配置され、第2連結板22は、非空気入りタイヤ1におけるタイヤ幅方向Hの他方の端部に複数配置されている。
そして、図6(a)〜図6(c)に示されるように、本実施形態では、両連結板21、22それぞれにおいて、リング状体12側の一端側部分21c、22cおよび取り付け体11側の他端側部分21d、22dのうちの少なくとも一方の板厚は、これらの一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの間に位置する中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっている。
図示の例では、両連結板21、22それぞれにおいて、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの双方の板厚が、中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっている。一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dは、中間部分21e、22eに対して、タイヤ周方向のうち当該連結板21、22が湾曲して凸となる方向に向けて張り出している。中間部分21e、22eは、タイヤ周方向のうち当該連結板21、22が湾曲して凸となる方向の反対側を向く面で、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dそれぞれと滑らかに連なっている。そして、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dそれぞれの板厚は、全長にわたって中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっている。
さらに、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dそれぞれの長さL2、L3は、当該連結板21、22の長さL1の0.10倍以上0.33倍以下、好ましくは0.10倍以上0.25倍以下となっている。
図示の例では、一端側部分21c、22cの長さL2は、例えば当該連結板21、22の長さL1の約0.18倍とされ、他端側部分21d、22dの長さL3は、例えば当該連結板21、22の長さL1の約0.16倍となっている。
また、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dそれぞれにおいて板厚が最も大きい部分の板厚は、中間部分21e、22eの板厚の1.05倍以上2.00倍以下となっている。
図示の例では、中間部分21e、22eの板厚は、全長にわたって一定となっている。また、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの板厚は、全長にわたって一定になっている。そして、一端側部分21c、22cの板厚L5は、例えば中間部分21e、22eの板厚L4の約1.17倍とされ、他端側部分21d、22dの板厚L6は、例えば中間部分21e、22eの板厚L4の約1.25倍となっている。例えば、中間部分21e、22eの板厚L4は約1.2mmとされ、一端側部分21c、22cの板厚L5は約1.4mmとされ、他端側部分21d、22dの板厚L6は約1.5mmとなっている。
また、両連結板21、22のタイヤ幅方向Hに沿った大きさである板幅は、全長にわたって一定とされている。
また、本実施形態では、両連結板21、22はそれぞれ、リング状体12と取り付け体11とを連結しタイヤ周方向に凸となるように湾曲した本体板部21A、22Aと、この本体板部21A、22Aにおけるリング状体12側の一端側部分および取り付け体11側の他端側部分にそれぞれ重ね合わせて取り付けられた補強板部21B、22Bと、を備えている。つまり、両連結板21、22にはそれぞれ、2つの補強板部21B、22Bが備えられており、両連結板21、22それぞれの一端側部分21c、22cは、本体板部21A、22Aの一端側部分と、この一端側部分に重ね合わせて取り付けられた補強板部21B、22Bと、で構成され、両連結板21、22それぞれの他端側部分21d、22dは、本体板部21A、22Aの他端側部分と、この他端側部分に重ね合わせて取り付けられた補強板部21B、22Bと、で構成されている。
図示の例では、補強板部21B、22Bは、本体板部21A、22Aの表裏面のうち該本体板部21A、22Aが湾曲して凸となる方向を向く表面に重ね合わされて取り付けられている。なお、補強板部21B、22Bは、その全面にわたって本体板部21A、22Aの前記表面に一様に当接している。また、本体板部21A、22Aは、全長にわたって板厚が一定とされている。また、補強板部21B、22Bは、全長にわたって板厚が一定とされ、本体板部21A、22Aよりも板厚が小さくなっている。
なお、補強板部21B、22Bは、一枚の板で構成されており、本体板部21A、22Aに接着もしくは接合されている。さらに、本体板部21A、22Aおよび補強板部21B、22Bはそれぞれ、同じ材料で形成されている。
リング状体12は、タイヤ周方向に沿って多数個のリング分割体12aに分割されている。なお、リング分割体12aは金属材料で形成されるとともに、そのタイヤ径方向における大きさ、つまり厚さは両連結板21、22の板厚よりも厚くなっている。また、リング状体12の内周面12bを構成するリング分割体12aの裏面におけるタイヤ幅方向Hの両端部は窪んでいる。また、タイヤ周方向で隣り合うリング分割体12a同士の間にはタイヤ周方向の隙間が設けられている。さらに、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aは、1つのリング分割体12aの裏面におけるタイヤ幅方向Hの両端部に各別に固定されている。
ここで、本実施形態では、両連結板21、22の各一端部21a、22aは、リング状体12に形成された挿通孔33内にタイヤ径方向の外側から差し込まれたボルト31によりリング状体12の内周面12b側に固定されている。
図示の例では、両連結板21、22の各一端部21a、22aには、雌ねじが形成された雌ねじ部材32が各別に配設されるとともに、第1貫通孔が形成されている。そして、前記挿通孔33内に前述のように差し込まれたボルト31が、前記第1貫通孔を通って雌ねじ部材32の雌ねじにねじ込まれることにより、両連結板21、22の各一端部21a、22aが、雌ねじ部材32とリング状体12とでタイヤ径方向に挟み込まれてリング状体12の内周面12b側に固定されている。
挿通孔33においてタイヤ径方向の外側に位置する外側部分はザグリ孔33aとされ、このザグリ孔33a内にボルト31の頭部が収納されている。つまり、ザグリ孔33aは、ボルト31の頭部を収納する凹部となっている。図示の例では、ザグリ孔33aはタイヤ径方向の内側に向かうに従い漸次縮径され、ボルト31の頭部は逆円錐台状に形成された皿ボルトとされている。
雌ねじ部材32は、複数の雌ねじが形成された板体とされるとともに、ボルト31は複数設けられている。図示の例では、雌ねじ部材32は、タイヤ幅方向Hに長い平面視長方形状に形成され、雌ねじはタイヤ幅方向Hに間隔をあけて2つ形成されている。なお、前記第1貫通孔は、両連結板21、22の各一端部21a、22aにそれぞれ、タイヤ幅方向Hに間隔をあけて2つ形成されている。
リング状体12内には、タイヤ周方向に沿って全周にわたって延在し、かつ多数個のリング分割体12aをタイヤ周方向に連結する弾性部材16が設けられている。弾性部材16は、例えば、金属材料、天然ゴムまたは/およびゴム組成物が加硫された加硫ゴム、あるいは熱可塑性材料等で形成されている。金属材料として、例えばアルミニウムやステンレス鋼等が挙げられる。熱可塑性材料として、例えば前述の熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。
図示の例では、弾性部材16は、リング状体12内におけるタイヤ幅方向Hの両端部に各別に配設されている。また、弾性部材16においてタイヤ周方向で隣り合うリング分割体12a同士の間に位置する部分と、補強層15の内周面との間に、タイヤ径方向の隙間が設けられている。
弾性部材16は、タイヤ周方向に沿って多数個の弾性分割体16aに分割され、それぞれの弾性分割体16aは、タイヤ周方向に長い平面視長方形状の板体とされ、図5に示されるように、1つの弾性分割体16aが2つのリング分割体12aをタイヤ周方向に連結している。さらに、1つのリング分割体12aについて2つの弾性分割体16aが連結されることにより、弾性部材16がタイヤ周方向の全周にわたって延在し、多数個のリング分割体12aをタイヤ周方向の全周にわたって連結している。また、弾性分割体16aにおけるタイヤ周方向の両端部にはそれぞれ、タイヤ幅方向Hに間隔をあけて第2貫通孔が2つ形成されている。そして、前記挿通孔33に前述のように差し込まれたボルト31が、前記第1貫通孔および第2貫通孔を通って雌ねじ部材32の雌ねじにねじ込まれている。
そして、本実施形態では、取り付け体11の外周面に、収納溝34がタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されており、両連結板21、22の各他端部21b、22bが、収納溝34内に配置されることにより取り付け体11に固定されている。
収納溝34は、取り付け体11の外周面におけるタイヤ幅方向Hの両端部に各別に形成されるとともに、タイヤ幅方向Hの外側に向けて開口している。そして、両連結板21、22の各他端部21b、22bは、収納溝34を画成する壁面のうちタイヤ幅方向Hの外側を向く内側壁面に、タイヤ幅方向Hの外側から対向若しくは当接した状態で、取り付け体11におけるタイヤ幅方向Hの両端部に各別に固定されている。
また、収納溝34は、取り付け体11の外周面からその内部に向けて切り込む切り込み方向の前方に非貫通となっている。なお、この切り込み方向は、タイヤ径方向に対して傾斜する方向のうち、両連結板21、22の各他端部21b、22bそれぞれにおいて他端から前記一端部21a、22a側に向かう方向とほぼ一致している。また、取り付け体11の外周面において、タイヤ幅方向Hの一方の端部に位置する収納溝34と、タイヤ幅方向Hの他方の端部に位置する収納溝34と、では、タイヤ周方向に沿った形成位置が互いに異なっている。
さらに本実施形態では、取り付け体11に、収納溝34内に開口する雌ねじ部11cが形成され、両連結板21、22の各他端部21b、22bは、この雌ねじ部11cに螺着された固定ボルト35により収納溝34を画成する壁面に押し付けられて固定されている。前記雌ねじ部11cは、前記切り込み方向および両連結板21、22の各他端部21b、22bの表面に交差(好ましくは直交)する方向に延在し、1つの収納溝34に対してタイヤ幅方向Hに間隔をあけて2つ配置されている。
以上説明したように、本実施形態に係る非空気入りタイヤ1によれば、両連結板21、22それぞれにおいて、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dのうちの少なくとも一方の板厚が、中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっているので、前記少なくとも一方の剛性を中間部分21e、22eよりも高めることが可能になり、この非空気入りタイヤ1に例えば路面などから荷重が入力されたときに、前記少なくとも一方が過度に大きく変形するのを抑えることが可能になる。したがって、前記少なくとも一方に局所的に大きな負荷が生ずるのを抑えることが可能になり、両連結板21、22の強度を向上させることができる。
またこのように、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dのうちの少なくとも一方の板厚を中間部分21e、22eの板厚よりも大きくするだけで、両連結板21、22の強度を向上させることができるので、両連結板21、22の強度を向上させるために当該連結板21、22を全長にわたって厚くする場合に比べて、この非空気入りタイヤ1の重量が増大するのを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、両連結板21、22それぞれにおいて、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの双方の板厚が、中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっているので、前述の作用効果を確実に奏功させることができる。
また、両連結板21、22それぞれにおいて、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの長さがそれぞれ、当該連結板21、22の長さの0.10倍以上0.33倍以下となっているので、前述の作用効果を確実に奏しつつ、良好な乗り心地性を確保することができる。
すなわち、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dそれぞれの長さが、当該連結板21、22の長さの0.10倍よりも小さいと、その剛性を中間部分21e、22eよりも十分に高めることが困難になるおそれがある。また、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dそれぞれの長さが、当該連結板21、22の長さの0.33倍よりも大きいと、非空気入りタイヤ1の重量が増大するのを抑制することが困難になるおそれがあるとともに、両連結板21、22それぞれの剛性が高くなりすぎてこの非空気入りタイヤ1に柔軟性を具備させることが困難となり、乗り心地性が低下するおそれがある。
また、両連結板21、22それぞれの一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dにおいて板厚が最も大きい部分の板厚が、当該連結板21、22の中間部分21e、22eの板厚の1.05倍以上2.00倍以下となっているので、前述の作用効果を確実に奏することができる。
すなわち、両連結板21、22それぞれの一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dにおいて板厚が最も大きい部分の板厚が、当該連結板21、22の中間部分21e、22eの板厚の1.05倍よりも小さいと、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの剛性を中間部分21e、22eよりも十分に高めることが困難になるおそれがある。また、両連結板21、22それぞれの一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dにおいて板厚が最も大きい部分の板厚が、当該連結板21、22の中間部分21e、22eの2.00倍よりも大きいと、非空気入りタイヤ1の重量が増大するのを抑制することが困難になるおそれがある。
また、両連結板21、22はそれぞれ、前記本体板部21A、22Aと前記補強板部21B、22Bとを備えているので、両連結板21、22を、例えば一枚の板部材を加工して形成する場合に比べて容易に形成することができる。
さらに、補強板部21B、22Bが、本体板部21A、22Aの前記表面に重ね合わせて取り付けられているので、補強板部21B、22Bを本体板部21A、22Aに取り付ける態様を、例えば接着や接合に限らなくても、本体板部21A、22Aにおける一端側部分および他端側部分の変形を効果的に抑えることができる。
また本実施形態では、両連結板21、22の各一端部21a、22aが、リング状体12に形成された挿通孔33内にタイヤ径方向の外側から差し込まれたボルト31によりリング状体12の内周面12b側に固定されているので、両連結板21、22の各一端部21a、22aとリング状体12の内周面12b側との固定およびその解除を容易に行うことが可能になり、この非空気入りタイヤ1の高コスト化を抑えることができる。
さらに、ボルト31の頭部が挿通孔33のザグリ孔33a内に収納されているので、ボルト31の頭部がリング状体12の外周面12cから突出するのを防ぐことが可能になり、このボルト31の頭部と補強層15の内周面とが干渉するのを防ぐことができる。
また、ボルト31が雌ねじ部材32の雌ねじにねじ込まれることにより、両連結板21、22の各一端部21a、22aが、雌ねじ部材32とリング状体12とでタイヤ径方向に挟み込まれてリング状体12の内周面12b側に固定されているので、両連結板21、22の各一端部21a、22aをリング状体12の内周面12b側に強固に固定することができる。
さらに、雌ねじ部材32が、複数の雌ねじが形成された板体とされるとともに、ボルト31が複数設けられているので、両連結板21、22の各一端部21a、22aとリング状体12の内周面12b側との固定強度を高めるためにボルト31を複数用いたことによる雌ねじ部材32の個数の増大を防ぐことが可能になる。
また本実施形態では、第1連結板21および第2連結板22の各他端部21b、22bが、収納溝34内に配置されることにより取り付け体11に固定されているので、例えば接合や接着等で両連結板21、22の各他端部21b、22bを取り付け体11の外周面に固定する場合と比べて、両連結板21、22の各他端部21b、22bを取り付け体11に高精度に取り付けることができるとともに、取り付けや取り外しを容易に行うことが可能になる。
さらに、このように両連結板21、22の各他端部21b、22bが、収納溝34内に配置されて取り付け体11に固定されているので、例えば接合や接着等で両連結板21、22の各他端部21b、22bを取り付け体11の外周面に固定する場合に比べて、取り付け体11の外周面に占める両連結板21、22の各他端部21b、22bの取り付け代を狭く抑えることが可能になる。したがって、連結部材13の個数や取り付け体11の外径を維持しつつ、前記取り付け代を広くして両連結板21、22の各他端部21b、22bと取り付け体11との固定強度を向上させることを容易に実現することができる。
さらにまた、このように両連結板21、22の各他端部21b、22bが、収納溝34内に配置されて取り付け体11に固定されているので、例えばリンク等で両連結板21、22の各他端部21b、22bを取り付け体11の外周面に連結する場合などに比べて、重量の増大をより確実に抑えることができる。
また、収納溝34が前記切り込み方向の前方に非貫通となっているので、この非空気入りタイヤ1に例えば車体の重量等の外力が作用して取り付け体11とリング状体12とが相対的にタイヤ径方向に接近移動したときに、両連結板21、22の各他端部21b、22bを、収納溝34を画成する壁面のうち、前記切り込み方向の前側の端面に当接させることが可能になる。したがって、例えば接合や接着等で両連結板21、22の各他端部21b、22bを取り付け体11の外周面に固定する場合と比べて、両連結板21、22の各他端部21b、22bと取り付け体11との固定部分の耐久性およびその強度を向上させることができる。
また、収納溝34が、両連結板21、22の各他端部21b、22bそれぞれにおいて他端から前記一端部21a、22a側に向かう方向に沿って、取り付け体11の外周面から内部に向けて切り込んでいるので、両連結板21、22の各他端部21b、22bを収納溝34内に容易に進入させることが可能になり、この非空気入りタイヤ1の高コスト化を抑えることができる。さらに、両連結板21、22の各他端部21b、22bが平坦若しくは単一の円弧形状に形成されているので、両連結板21、22を容易に形成することが可能になり、非空気入りタイヤ1の高コスト化を確実に抑えることができる。
また本実施形態では、両連結板21、22の各他端部21b、22bが、取り付け体11に形成された雌ねじ部11cに螺着された固定ボルト35によって収納溝34を画成する壁面に押し付けられて固定されているので、この両連結板21、22の各他端部21b、22bが収納溝34から外れるのを確実に抑制することができる。
さらに本実施形態では、非空気入りタイヤ1に外力が作用して取り付け体11とリング状体12とが相対的にタイヤ幅方向に大きく変位し、両連結板21、22のうちの一方の他端部21b、22bが、収納溝34からタイヤ幅方向Hの外側に向けて位置ずれして外れようとしても、他方の他端部22b、21bが収納溝34の内側壁面に当接することにより、該一方の他端部21b、22bが収納溝34から外れるのを防ぐことができる。
また、両連結板21、22の各一端部21a、22aが、リング状体12の内周面12b側においてタイヤ周方向における同一の位置にタイヤ幅方向Hの位置を互いに異ならせて各別に固定されて、連結部材13が、第1連結板21が一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2連結板22が他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられているので、タイヤ周方向で隣り合う連結部材13同士の干渉を抑えることが可能になり、その配設個数に制限が生ずるのを抑えることができるとともに、トレッド部材14に作用する接地圧をタイヤ幅方向Hに分散させ易くすることも可能になり、トレッド部材14に偏摩耗が生ずるのを防ぐことができる。
さらにまた、リング状体12がタイヤ周方向に沿って多数個のリング分割体12aに分割されていることから、リング状体12の柔軟性が高められ、非空気入りタイヤ1に作用する外力に応じて第1連結板21および第2連結板22のみならずリング状体12をも変形させ易くすることが可能になる。したがって、接地面内での接地圧のばらつきを抑えることが可能になり、良好な乗り心地性をより確実に確保することができるとともに、トレッド部材14に偏摩耗が生ずるのもより確実に防ぐことができる。
また、リング状体12内に、タイヤ周方向に沿って延在し、かつ多数個のリング分割体12aをタイヤ周方向に連結する弾性部材16が設けられているので、リング状体12の変形量を規制することが可能になり、リング状体12を多数個のリング分割体12aに分割したことにより、このリング状体12の柔軟性が過度に高くなるのを抑制することができる。
したがって、接地面内での接地圧のばらつきを確実に抑えることができるとともに、リング状体12を多数個のリング分割体12aに分割したことによって、非空気入りタイヤ1の転がり抵抗が増大したり、あるいは両連結板21、22にかかる負荷が高くなったりするのを抑制することができる。
このうち、両連結板21、22にかかる負荷が高くなるのを抑制することが可能になることから、リング状体12を多数個のリング分割体12aに分割するために、両連結板21、22の曲げ剛性を高めてその耐久性を向上させる必要がなく、これらの連結板21、22の重量の増大を抑えることが可能になる。したがって、リング状体12を多数個のリング分割体12aに分割するのに伴い、非空気入りタイヤ1の重量が増大してしまうのを防ぐことができる。
さらに多数個のリング分割体12aが、剛体ではなく弾性部材16によってタイヤ周方向に連結されていることから、接地面積が大きく低減してしまうのを防ぐことが可能になるとともに、路面から受ける負荷が弾性部材16を介して非空気入りタイヤ1の広い範囲にわたって分散されることで局所的に大きな負荷が加わる部分が生ずるのを防ぐことが可能になり、耐久性を向上させることができる。
また本実施形態では、タイヤ周方向で隣り合うリング分割体12a同士の間にタイヤ周方向の隙間が設けられているので、非空気入りタイヤ1の柔軟性を確実に高めることが可能になる。また、弾性部材16においてタイヤ周方向で隣り合うリング分割体12a同士の間に位置する部分と、補強層15の内周面との間に、タイヤ径方向の隙間が設けられているので、路面から受ける負荷を確実に両連結板21、22に伝達させることが可能になり、前述の作用効果が確実に奏されるとともに、リング状体12の外周面12c側にトレッド部材14や補強層15を容易に装着することができる。
さらに本実施形態では、弾性部材16が、タイヤ周方向に沿って多数個の弾性分割体16aに分割されているので、前述の作用効果を奏する弾性部材16を容易に形成することができるとともに、容易に装着することができる。
さらにまた、本実施形態では、リング状体12の外周面側に、その全周にわたってトレッド部材14が配設されているので、乗り心地性、グリップ性、および非空気入りタイヤ1の耐久性を確実に向上させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態で示した弾性部材16に代えて、例えばスチール等で形成されるとともにタイヤ周方向に沿って延設された束線、単線若しくは撚り線、またはタイヤ周方向に沿って延設されたコイルスプリングを採用してもよい。
また、前記実施形態で示した弾性部材16の配設位置は、リング状体12内において多数個のリング分割体12aをタイヤ周方向に連結することが可能な位置であれば、例えばリング状体12の内周面12bにおけるタイヤ幅方向Hの中央部にする等、適宜変更してもよい。
また、弾性部材16は、タイヤ周方向に沿って全周にわたって連続して延在させてもよい。
また、前記実施形態では、連結部材13として第1連結板21および第2連結板22をそれぞれ1つずつ備えた構成を示したが、これに代えて、1つの連結部材13に第1連結板21および第2連結板22がそれぞれ複数ずつ、互いのタイヤ幅方向Hの位置を異ならせて備えられた構成を採用してもよい。
また、連結部材13を、取り付け体11とリング状体12との間にタイヤ幅方向Hに沿って複数設けてもよい。
さらに、第1連結板21および第2連結板22を形成する材質は前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、第1連結板21および第2連結板22それぞれの他端部21b、22bは、前記実施形態に代えて例えば、取り付け体11の外周面において前記軸線Oをタイヤ径方向で挟んで互いに反対となる各位置に各別に固定してもよいし、あるいは、取り付け体11の外周面において、第1連結板21および第2連結板22の各一端部21a、22aにタイヤ径方向で対向する位置等に固定してもよい。
さらにまた、前記実施形態に代えて、補強層15を、接着剤等を介してその内周面をリング状体12の外周面12cに接着し外周面をトレッド部材14の内周面に接着して固定してもよい。また、補強層15は設けなくてもよい。
さらに、前記実施形態では、1つの連結部材13における両連結板21、22の各一端部21a、22aを、1つのリング分割体12aに固定したが、タイヤ周方向で互いに隣接する複数個のリング分割体12aに跨って固定してもよい。
また、前記実施形態に代えて、両連結板21、22の各一端部21a、22aを、リング状体12の内周面12b側にタイヤ周方向位置を互いに異ならせて固定してもよい。
さらに、前記実施形態では、両連結板21、22の各一端部21a、22aを、リング状体12に形成された挿通孔33内にタイヤ径方向の外側から差し込まれたボルト31によりリング状体12の内周面12b側に固定したが、これに代えて例えば接合や接着等によりリング状体12の内周面12b側に固定してもよい。また、リング状体12に、挿通孔33に代えて雌ねじを形成し、この雌ねじにボルト31をタイヤ径方向の内側からねじ込むことで、両連結板21、22の各一端部21a、22aをリング状体12の内周面12b側に固定してもよい。
また、ザグリ孔33aを有しない挿通孔33を採用してもよく、ボルト31は皿ボルトに限らず適宜選択してもよい。
さらに、雌ねじ部材32は前記実施形態に限らず例えばナットにする等適宜選択してもよい。また、雌ねじ部材32を設けずに、両連結板21、22の各一端部21a、22aに雌ねじを形成し、この雌ねじにボルト31をねじ込んで、両連結板21、22の各一端部21a、22aをリング状体12の内周面12b側に固定してもよい。
さらに、前記実施形態では、取り付け体11の外周面に収納溝34を形成したが、この収納溝34を形成せずに、両連結板21、22の各他端部21b、22bを例えば接合や接着等により取り付け体11の外周面に固定してもよい。
また、前記実施形態では、取り付け体11に雌ねじ部11cを形成し、この雌ねじ部11cに固定ボルト35を螺着したが、雌ねじ部11cおよび固定ボルト35を有しない構成を採用してもよい。
また、前記実施形態では、収納溝34を前記切り込み方向の前方に非貫通としたが、貫通させてもよい。さらに収納溝34をタイヤ幅方向Hの外側に向けて開口させたが閉塞させてもよいし、また収納溝34は、取り付け体11の外周面であればタイヤ幅方向Hの両端部に限らずその形成位置は適宜変更してもよい。
さらに、リング状体12および弾性部材16はタイヤ周方向に沿って多数個に分割させなくてもよい。
また、前記実施形態では、タイヤ周方向で隣り合うリング分割体12a同士の間にタイヤ周方向の隙間を設けたが、タイヤ周方向で隣り合うリング分割体12aの周端縁同士を互いに近接若しくは当接させてもよい。
さらに、リング状体12の外周面12c側にトレッド部材14を設けなくてもよい。
また、連結部材13の前記タイヤ側面視の形状は、前記仮想線Lに対して非対称としてもよい。
また、前記実施形態では、両連結板21、22それぞれにおいて、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの双方の板厚が、中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっているものとしたが、これに限られるものではなく、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dのうちの少なくとも一方の板厚が、中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっていればよい。
また、前記実施形態では、中間部分21e、22eの板厚が、全長にわたって一定になっているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、中間部分21e、22eの板厚は、当該連結板21、22の長さ方向の位置によって異なっていても良い。この場合、中間部分21e、22eの板厚は、中間部分21e、22eにおける板厚の平均値(平均板厚)とする。
また、前記実施形態では、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの各板厚が、全長にわたって一定になっているものとしたが、これに限られるものではない。
さらに、前記実施形態では、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dそれぞれの板厚が、全長にわたって中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっているものとしたが、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dそれぞれにおける板厚の平均値(平均板厚)が、中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっていれば、これに限られるものではない。例えば、両連結板21、22それぞれにおける一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dのうちの少なくとも一方において、リング状体12もしくは取り付け体11に固定された固定端部(一端部21a、22a、他端部21b、22b)またはこの固定端部に中間部分21e、22e側から連なる接続部21f、22f、21g、22gいずれかの板厚が、中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっていても良い。また、両連結板21、22それぞれにおける一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dのうちの少なくとも一方において、接続部21f、22f、21g、22gの板厚が中間部分21e、22eの板厚よりも大きくなっていても良い。なお、両連結板21、22の板厚は、全長にわたって中間部分21e、22eの板厚と少なくとも同等であることが好ましい。
また、前記実施形態では、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dの長さL2、L3は、当該連結板21、22の長さL1の0.10倍以上0.33倍以下となっているものとしたが、これに限られるものではなく、0.10倍よりも小さくてもよく、0.33倍よりも大きくても良い。さらに、前記実施形態では、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dにおいて板厚が最も大きい部分の板厚は、当該連結板21、22の中間部分21e、22eの板厚の1.05倍以上2.00倍以下となっているものとしたが、これに限られるものではなく、1.05倍よりも小さくてもよく、2.00倍よりも大きくても良い。
また、前記実施形態では、一端側部分21c、22cおよび他端側部分21d、22dは、中間部分21e、22eに対して、タイヤ周方向のうち当該連結板21、22が湾曲して凸となる方向に向けて張り出しているものとしたが、これに限られるものではなく、前記凸となる方向の反対側に向けて張り出していても良く、前記凸となる方向およびその反対側の両側に張り出していても良い。
また、前記実施形態では、両連結板21、22の板幅は、全長にわたって一定とされているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば両連結板21、22の長さ方向の位置によって異なっていても良い。
また、前記実施形態では、補強板部21B、22Bは、1枚の板で構成されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば、複数枚の板が重ね合わされて構成されていても良い。
また、本体板部21A、22Aおよび補強板部21B、22Bそれぞれは、同じ材料で形成されているものとしたが、互いに異なる材料で形成されていても良い。この場合、補強板部21B、22Bを形成する材料が、本体板部21A、22Aを形成する材料よりも強度が大きくても良い。
また、前記実施形態では、両連結板21、22は、本体板部21A、22Aと補強板部21B、22Bとを備えているものとしたが、本発明の参考例では、これに限られるものではない。例えば、両連結板21、22をそれぞれ、一枚の板部材を加工することで形成しても良い。
また、前記実施形態では、補強板部21B、22Bは、本体板部21A、22Aの前記表面に重ね合わされて取り付けられているものとしたが、本体板部21A、22Aの裏面に重ね合わされて取り付けられていても良い。
また、前記実施形態では、補強板部21B、22Bは、本体板部21A、22Aに接着もしくは接合されているものとしたが、これに限られるものではない。例えば本体板部21A、22Aと補強板部21B、22Bとをタイヤ周方向に挟み込むことで、補強板部21B、22Bを本体板部21A、22Aに取り付けても良い。
さらに、前記実施形態では、両連結板21、22にはそれぞれ、2つの補強板部21B、22Bが備えられており、両連結板21それぞれの一端側部分21c、22cが、本体板部21A、22Aの一端側部分と、この一端側部分に重ね合わせて取り付けられた補強板部21B、22Bと、で構成され、両連結板21それぞれの他端側部分21d、22dが、本体板部21A、22Aの他端側部分と、この他端側部分に重ね合わせて取り付けられた補強板部21B、22Bと、で構成されるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、本体板部21A、22Aの一端側部分の板厚を大きくし、両連結板21それぞれの一端側部分21c、22cを、本体板部21A、22Aの一端側部分のみで構成し、両連結板21それぞれの他端側部分21d、22dを、前述のように本体板部21A、22Aと補強板部21B、22Bとで構成しても良い。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
次に、以上説明した作用効果についての検証試験を実施した。
実施例として、前記非空気入りタイヤ1を採用し、比較例として、前記非空気入りタイヤ1において両連結板21、22の板厚が全長にわたって一定にされた構成を採用した。なお、これらの実施例および比較例のタイヤはともに、タイヤ幅を145mm、タイヤ外径を562mmとした。
そして、比較例を評価基準(100)として、実施例の非空気入りタイヤ1について、重量、タイヤ径方向の荷重に対する両連結板21、22のタイヤ径方向の変位量(以下、荷重に対する変位量という)、および両連結板21、22に加わる最大応力値を指数で評価した。
荷重に対する変位量および最大応力値は、実施例および比較例の各非空気入りタイヤに、タイヤ径方向の外側から2.5kNの荷重を加えた場合を前提として、数値解析により算出した。
結果を表1に示す。
この表において、重量は数値が小さいほど良好であることを示し、荷重に対する変位量は実施例と比較例との差があると両者間で乗り心地性が異なることを示し、また最大応力値は数値が小さいほど良好であることを示している。
Figure 0005624737
この結果、実施例の非空気入りタイヤ1では、比較例と荷重に対する変位量が一致した状態で、軽量化するとともに最大応力値を低減できることが確認され、両連結板21、22に局所的に大きな負荷が生ずるのを抑制できることが確認された。
1 非空気入りタイヤ
11 取り付け体
12 リング状体
13 連結部材
21 第1連結板
22 第2連結板
21c、22c 一端側部分
21d、22d 他端側部分
21e、22e 中間部分
21A、22A 本体板部
21B、22B 補強板部
H タイヤ幅方向

Claims (3)

  1. 車軸に取り付けられる取り付け体と、
    該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、
    タイヤ周方向に沿って複数設けられ前記取り付け体と前記リング状体とを連結する連結部材と、が備えられた非空気入りタイヤであって、
    前記連結部材は、このタイヤをタイヤ幅方向の外側から見た側面視において、タイヤ周方向における一方側に向けて凸となるように湾曲した第1連結板と、他方側に向けて凸となるように湾曲した第2連結板と、を備え、
    前記連結部材は、前記第1連結板が一のタイヤ幅方向の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ前記第2連結板が前記一のタイヤ幅方向の位置とは異なる他のタイヤ幅方向の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられ、
    前記第1連結板および前記第2連結板の両連結板それぞれにおいて、前記リング状体に固定された一端部および該一端部に連なる接続部により構成されたリング状体側の一端側部分と、前記取り付け体に固定された他端部および該他端部に連なる接続部により構成された取り付け体側の他端側部分と、のうちの少なくとも一方の板厚は、これらの一端側部分および他端側部分の間に位置する中間部分の板厚よりも大きくなっていて、
    前記両連結板はそれぞれ、前記リング状体と前記取り付け体とを連結しタイヤ周方向に凸となるように湾曲した本体板部と、この本体板部におけるリング状体側の一端側部分および取り付け体側の他端側部分のうちの少なくとも一方に重ね合わせて取り付けられた補強板部と、を備えていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  2. 請求項1記載の非空気入りタイヤであって、
    前記両連結板それぞれにおいて、前記一端側部分および前記他端側部分のうちの少なくとも一方の長さは、当該連結板の長さの0.10倍以上0.33倍以下となっていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  3. 請求項1又は2記載の非空気入りタイヤであって、
    前記両連結板それぞれの一端側部分および他端側部分において板厚が最も大きい部分の板厚は、当該連結板の中間部分の板厚の1.05倍以上2.00倍以下となっていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
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