JP5292283B2 - 全方向駆動装置及びそれを用いた全方向移動車 - Google Patents

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Description

本発明は、2次元上の全方向に駆動可能な全方向駆動装置及び、そのような駆動装置を用いた全方向移動車に関する。
床面上を自在に動き回れる全方向移動車の駆動装置として、回転駆動されるホイールの外周の複数箇所に各々接線方向の軸部を有し、その軸部の各々に樽形分割ローラがホイール接線軸線周りに回転可能に取り付けられ、隣接する樽形分割ローラ同士が回転力伝達関係で互いに連繋していて、ホイールに内蔵された電動モータによって樽形分割ローラをホイール接線軸線周りに回転駆動するものがある(例えば、特許文献1)。
この駆動装置によると、ホイールの回転によって樽形分割ローラの接地面に前後方向(ホイール回転方向)の駆動力が作用し、樽型分割ローラ自体の回転によって樽型分割ローラの接地面に左右方向(樽型分割ローラ回転方向)の駆動力が作用することになり、両駆動力の割合を適宜に制御すれば、全方向への移動が可能となる。
特許第3820239号公報
しかるに、この従来技術によると、ホイールの外周に置かれた軸部より支持された樽型分割ローラに回転力を与えるための電動モータは、ホイールに搭載されてホイールと共に一体回転させねばならない。このため、ホイール外に設置されるであろう電源より電動モータに電力を供給する機構が複雑になり、メンテナンスも面倒なものなる。これに対し、電源もホイールに搭載すると、電動モータや動力伝達機構がホイールに組み込まれることにより、ホイールのコンパクト設計が難しいことになっていることが更に助長され、しかも、ホイール重量も重くなる。
このような課題を解決するために、本発明は、電動モータ等の駆動源に対するパワーソース供給の取り回しを複雑なものにすることがなく、耐久性、保守性に優れ、回転部(移動部)の重量増加を招くこともないコンパクト設計の自由度が高い全方向駆動装置およびそれを用いた全方向移動車を提供することにある。
本発明による全方向駆動装置は、基体と、前記基体に、それぞれ移動可能に支持された第1の移動体及び第2の移動体と、前記第1の移動体及び前記第2の移動体をそれぞれ移動駆動する第1の駆動ユニット及び第2の駆動ユニットと、前記第1の移動体に、回転自在にその移動方向に沿って配置され、かつその移動方向に直交する方向に対してゼロでない第1の角度をなす回転軸線を有する複数の第1のフリーローラと、前記第2の移動体に、回転自在にその移動方向に沿って配置され、かつその移動方向に直交する方向に対してゼロでない第2の角度をなす回転軸線を有する複数の第2のフリーローラとを有し、前記第1の移動体及び前記第2の移動体の少なくとも一方が、その移動方向に移動するに伴い、前記第1のフリーローラが前記第2のフリーローラの対応するものに、それぞれの回転軸線が互いに平行をなすことなく転動接触するように配置され、前記第1のフリーローラが駆動対象に接触することを特徴とする。特に、前記第1のフリーローラの回転軸線が、それに対して転動接触する前記第2のフリーローラの回転軸線に対してねじれの位置関係にあると良い。
これにより、両駆動ユニットの一方或いは両者を、適切な速度で駆動することにより、駆動対象に対して、所望の方向の駆動力を作用させることができる。
本発明の或る実施例によれば、前記第1の移動体及び前記第2の移動体が、互いにある角度をなす1対の無限軌道帯を含み、各無限軌道帯が1対のローラに巻き掛けられ、かつ両ローラの少なくとも一方が、対応する前記駆動ユニットにより駆動される。
本発明の別の実施例によれば、前記第1の移動体及び前記第2の移動体が、互いに同軸の回転軸線を有する1対の円環部材を含み、各円環部材の外周壁が、対応するフリーローラを回転自在に支持する。
本発明の更に別の実施例によれば、前記第1の移動体が、前記第1のフリーローラを、その円形軸線周りに回転自在に支持する環状体を含み、前記第2の移動体が、前記第1のフリーローラの対応するものに転動接触する前記第2のフリーローラを回転自在に支持するディスクを含み、前記ディスクが、前記環状体に対して同軸的な回転軸線を有する。
前記基体が、前記フリーローラ間の転動接触を促進する向きに、前記両移動体を互いに付勢するための弾性的装置を有するものとすれば、フリーローラ間の転動接触を確実にすることができる。また、前記各第1のフリーローラに対して、常に少なくとも1つの前記第2のフリーローラが転動接触するようにすれば、第1のフリーローラに対して常に駆動力が作用し、空すべりが生じる事態を回避することができる。そのためには、前記第1及び第2の移動体の移動方向に沿う長さが概ね同一である場合には、前記第2のフリーローラが、前記各第1のフリーローラよりも多数設けることにより達成することができ、或いは前記第2のフリーローラの前記第2の移動体の移動方向に沿っての配列密度が、前記第1のフリーローラの対応する配列密度よりも高いことにより達成することができる。
また、駆動対象を路面或いは床面とすることにより、その反力により駆動装置側が変位することとなり、駆動装置を全方向移動車として利用することとなる。その場合、前記基体には、移送対象の荷重を受け持つ荷重受け持ち部が設けられることとなる。また、第1のフリーローラが、駆動対象としての球体を介して、路面或いは床面に接触するものとすることもできる。
本発明による全方向駆動装置によれば、第1の移動部材自体の移動によって第1の方向への駆動力を発生することができ、第1の移動部材に保持された第1のフリーローラに第2の移動部材の移動によって第2のフリーローラから駆動力を与えて第1のフリーローラを回転(自転)させることで第2の方向への駆動力を発生させることができる。従って、第1の移動部材と第2の移動部材の移動を個別に制御して第1の方向と第2の方向とのベクトルを合成することにより、全方向への駆動力を発生させることができる。
第1の移動体を移動駆動する第1の駆動手段と第2の移動体を移動駆動する第2の駆動手段は、共に基体側に設けられるので、それら駆動手段に対する電力供給等のパワーソース供給の取り回しが複雑になることがなく、耐久性、保守性に優れ、移動部の重量増加を招くこともなく、コンパクト設計の自由度が高い。
(実施形態1)
図1〜図4は、本発明による全方向駆動装置の実施形態1を示している。
本実施形態の全方向駆動装置1は、基体4、5に、第1のクローラ駆動体2と、第2のクローラ駆動体3を備えている。
第1のクローラ駆動体2は、第1の方向(X方向)に離れて基体4に各々回転可能に配置された駆動ホイール6と従動ホイール8との間に掛け渡された第1の無限軌道帯(第1の移動体)である第1のクローラベルト10を有する。第1のクローラベルト10は、多数のスラットピース101を無端帯状にヒンジ連結してなるものである。
第2のクローラ駆動体3は、第1の方向とは異なる第2の方向、本実施形態ではX方向と直交するY軸方向に離れて基体5に各々回転可能に配置された駆動ホイール7と従動ホイール9との間に掛け渡された第2の無限軌道帯(第2の移動体)である第2のクローラベルト11を有する。第2のクローラベルト11は、多数のスラットピース111を無端帯状にヒンジ連結してなるものである。
第1のクローラベルト10と第2のクローラベルト11とは、互いにリンクチェーンの連繋関係にあり、互いのホイール間パスが上下に交差している。つまり、第2のクローラベルト11は、第1のクローラベルト10のホイール間パスと上下に交差するホイール間パス(交差部)を有する。
基体4には駆動ホイール6を回転駆動する第1の回転駆動装置である減速機付きの第1の電動モータ(第1の駆動手段)12が取り付けられている。基体5には駆動ホイール7を回転駆動する第2の回転駆動装置である減速機付きの第2の電動モータ(第2の駆動手段)13が取り付けられている。
第1のクローラベルト10のスラットピース101のそれぞれには、概ね円柱状をなす第1のフリーローラ14が回転可能に二個並列に取り付けられている。第1のフリーローラ14は、駆動力を作用させる対象物に接触するフリーローラであり、第1のクローラベルト10の走行方向(X方向)に対して非直交方向に延在する中心軸線C14の周りに回転可能になっている。
ここで云う非直交方向とは、第1のフリーローラ14の中心軸線C14(図4参照)が、第1のクローラベルト10の走行方向に対して直交する方向以外の方向、つまり、第1のクローラベルト10の走行方向に対して傾斜しているか、走行方向と同じ方向である。本実施形態では、第1のフリーローラ14の中心軸線C14は、XY仮想平面において、第1のクローラベルト10の走行方向に対して傾斜角θa=45度をもって傾斜している。
第2のクローラベルト11のスラットピース111のそれぞれには、概ね円柱状をなす第2のフリーローラ15が回転可能に取り付けられている。第2のフリーローラ15は、第1のクローラベルト10のホイール間パスとの交差部で第1のフリーローラ14の転動面(外周面)とトルク伝達関係で接触し、接触相手の第1のフリーローラ14の中心軸線C14に対してねじれの位置関係にある方向に延在する中心軸線C15の周りに回転可能に取り付けられている。ねじれの位置関係とは、空間内の2本の直線(軸線)が、平行でなく、かつ、互いに交わっていないこと、つまり同一平面に乗れない位置関係のことである。
つまり、第2のフリーローラ15の中心軸線C15は、XY投影平面で見て第1のフリーローラ14の中心軸線C14に対して傾斜角θb=45度をもって傾斜している。更に、換言すると、第2のフリーローラ15の中心軸線C15は、第1のフリーローラ14の中心軸線C14と非平行(ねじれ)で、且つインナクローラベルト11の移動方向(Y方向)に直交していなければよい。
なお、本実施形態においては、第1のクローラベルト10には第1のフリーローラ14が並列に2列設け、第2のクローラベルト11には第2のフリーローラ15を1列設けるものとしたが、本発明は、これに限定されるものではない。また、フリーローラ14,15を単純な円柱形としたが、作動時の円滑性を考慮すると、軸方向中央部が僅かに膨出した樽形にすることが好ましい場合もある。
基台4、5は、第1のクローラベルト10、第2のフリーローラ15のホイール配置方向に従って直交配置になっており、連結棒16によって上下方向に相対変位可能に連結されている。連結棒16の部分には圧縮コイルばね161が組み込まれている。圧縮コイルばね161は、基台5を基台4に対して下向きに付勢している。これにより、第1のクローラベルト10と第2のクローラベルト11の互いのホイール間パス交差部において、第2のフリーローラ15の外周面は、第1のフリーローラ14の外周面に、常時所定値以上の押圧力、つまり、摩擦力によって運動を伝達(トルク伝達)するのに必要な押圧力をもって接触する。
このように構成された実施形態1の全方向駆動装置1においては、図4に示されているように、例えば、第1のクローラベルト10の走行を停止して第2のクローラベルト11のみを、第2の電動モータ13によって図4の紙面の左方へ向けて駆動(D1)すると、第2のクローラベルト11と共にこれに設けられた第2のフリーローラ15が同方向(左方)へ移動する。
すると、第2のフリーローラ15に対して45度の傾きをもって交差した状態(ねじれ関係)で外周面同士で接する第1のフリーローラ14には、第2のクローラベルト11の走行移動に伴って第2のフリーローラ15の軸線方向に作用するスラスト力の分力により、図4のA方向から見て反時計廻り方向の回転力が加わる。
これにより、第1のフリーローラ14が反時計廻り方向に回転駆動され、第1のフリーローラ14の中心軸線C14の傾きに応じて、図4上で、斜め左下方へ向かって(D2)駆動装置の機体(基台4、5)が進行することとなる。
これに対し、第2のクローラベルト11の走行を停止して第1のクローラベルト10のみを、第1の電動モータ12によって図4の紙面の上方へ向けて(D3)駆動すると、第1のフリーローラ14自体に回転力が作用しないので、アウタクローラベルト10の駆動方向と反対向きに、即ち、図4上で下方へ向かって駆動装置の機体(基台4、5)が進行することとなる。なお、この時、第2のフリーローラ15は自由に回転し得るので、第1のフリーローラ14の第2のフリーローラ15に対する接触抵抗は殆ど無視し得る。
つまり、本実施形態の全方向駆動装置1によると、第1のクローラベルト10自体の移動力によって第1の方向(D3)に平行する向きへの駆動力を発生することができ、第1のクローラベルト10に支持された第1のフリーローラ14に対して第2のクローラベルト11に設けられた第2のフリーローラ15から回転駆動力を与えることで、第2の方向(D2)に平行する向きへの駆動力を発生させることができる。更に換言すると、第2のクローラベルト11の移動によって第1のフリーローラ14が自転し、第2の方向(D2)に平行する向きへの駆動力が発生する。従って、第1のクローラベルト10と第2のクローラベルト11の進行方向及び各々周速(比率)を適宜に制御して第1の方向と第2の方向とのベクトルを合成することにより、全方向への駆動力を発生させることが可能となる。
この場合、第1のフリーローラ14に対して常に駆動力が作用し、空すべりが生じる事態を回避するためには、各第1のフリーローラ14に対して、常に少なくとも1つの第2のフリーローラ15が転動接触するようにすると良い。本実施例の場合、第1及び第2の移動体の移動方向に沿う長さが概ね同一であることから、第1及び第2のフリーローラ14、15の移動体の移動方向に沿う配列密度を適切に定めると共に、第2のフリーローラが、第1のフリーローラよりも多数設けられているようにすると良い。或いは、第2のフリーローラの第2の移動体の移動方向に沿っての配列密度が、第1のフリーローラの対応する配列密度よりも高いようにすると良い。
本実施形態の全方向駆動装置1は、第1のクローラベルト10を駆動してその反力をホイール間パスから取り出すことができると同時に、第1のフリーローラ14自体に回転駆動力を加えることができればよいので、第2のフリーローラ15は、最終的に駆動力を取り出したい側(本実施形態においては下側のホイール間パス)の第1のフリーローラ14のみに接触していればよく、第1のクローラベルト10と第2のクローラベルト11の動力損失を低減する上には、むしろ上側のホイール間パスのホイール間パス14とは非接触の方が好ましい。
また、第2のクローラベルト11の上、下両側のホイール間パスを共に第1のクローラベルト10の内側に入れるようにしてもよいし、第1のクローラベルト10と第2のクローラベルト11の関係を本実施形態とは逆、つまり駆動力を作用させる対象に接触しているフリーローラの回転軸を、クローラベルトの延在する向きに沿うものとしてもよい。
図5は、本発明による全方向移動車の一つの実施形態を示している。本実施形態の全方向移動車は、下方開口の箱状の車体17に走行用球体18が全方向に転動可能に設けられている。走行用球体18の下部領域は、車体17の下方開口部171より下方に露呈し、走行面100に転動可能に接触する。走行用球体18は、車体17の下方開口部171の近傍に設けられた支持ボール19により、車体17より下方に脱落しないようになっている。
車体17内には走行用球体18の上方部に位置する形態で全方向駆動装置1が配置されている。全方向駆動装置1は、基台5を車体17の上部部材172に固定され、上部部材172より吊り下げ固定されている。この吊り下げ固定で、全方向駆動装置1の第1のフリーローラ14が走行用球体18の球面にトルク伝達関係で接触している。これにより、走行用球体18は全方向駆動装置1によって全方向に転動駆動され、車体17が全方向に移動することになる。
第1のフリーローラ14の走行用球体18の球面に対する接触圧は、車体17、全方向駆動装置1の自重、車体17の積載荷重により得られる。
(実施形態2)
図6〜図8は、本発明による全方向駆動装置の実施形態2を示している。
本実施形態の全方向駆動装置21は、外輪部材22と内輪部材23とを同心支持する基体26を有する。基体26は、固定側部材26Aと、固定側部材26Aにヒンジ軸261によってヒンジ接続された可動側部材26Bとを有するヨーク形になっている。
基体26は可動側部材26Bによって第1の移動体である外輪部材22を中心軸22aによって回転可能に支持している。基体26は固定側部材26Aによって第2の移動体である内輪部材23を中心軸23aによって外輪部材22と同心に回転可能に支持している。
基体26の可動側部材26Bには外輪回転駆動装置である外輪駆動用電動モータ(第1の駆動手段)24が取り付けられている。外輪部材22にはプーリ(或いはスプロケット)30が同心に一体形成されている。外輪駆動用電動モータ24は、ベルト(或いはリンクチェーン)32によってプーリ30と駆動連結され、外輪部材22を回転駆動する。
基体26の固定側部材26Aには内輪回転駆動装置である内輪駆動用電動モータ(第2の駆動手段)25が取り付けられている。内輪部材23にはプーリ(或いはスプロケット)31が同心に一体形成されている。内輪駆動用電動モータ25は、ベルト(或いはリンクチェーン)33によってプーリ31と駆動連結され、内輪部材23を回転駆動する。
外輪部材22は切頭円錐形状で、外輪部材22の円錐外周壁(円周面)には、樽形をした複数の第1のフリーローラ27が外輪部材22の円周方向に等間隔に各々回転可能に取り付けられている。第1のフリーローラ27は、駆動力を作用させる対象物に接触するフリーローラであり、各々外輪部材22の回転方向に対して非直交方向に延在する中心軸線周りに回転可能に取り付けられている。
ここで云う非直交方向とは、第1のフリーローラ27の中心軸線C27(図8参照)が、外輪部材22の回転方向に対して直交する方向以外の方向、つまり、回転方向に対して傾斜しているか、回転方向と同じ方向である。本実施形態では、第1のフリーローラ27の中心軸線C27は、各フリーローラの配置部位における外輪部材22の円周面に対する接線面において、外輪部材22の走行方向に対して傾斜角θc=45度をもって傾斜している。
内輪部材23は外輪部材22と同様に切頭円錐形状で、内輪部材23の円錐外周壁(円周面)には、樽形をした複数の第2のフリーローラ28が内輪部材23の円周方向に等間隔に各々回転可能に取り付けられている。第2のフリーローラ28は、第1のフリーローラ27と接触し、接触相手の第1のフリーローラ27の中心軸線C27に対してねじれの位置関係にある方向に延在する中心軸線C28の周りに回転可能に取り付けられている。すなわち、第1のフリーローラ27の中心軸線C27と第2のフリーローラ28の中心軸線C28とは、互いの接触箇所において交差している。
つまり、第2のフリーローラ28の中心軸線C28は、各フリーローラの配置部位における外輪部材22および内輪部材23の円周面に対する接線面(投影平面)で見て、第1のフリーローラ27の中心軸線C27に対して傾斜角θd=90度をもって傾斜している。この場合も、第1のフリーローラ27に対して常に駆動力が作用し、空すべりが生じる事態を回避するためには、各第1のフリーローラ27に対して、常に少なくとも1つの第2のフリーローラ28が転動接触するようにすると良い。
本実施形態においては、第1のフリーローラ27と第2のフリーローラ28の中心軸線のねじれ角は互いに逆向きとしているが、これに限定されるものではなく、要は、駆動力を作用させる対象に接触している第1のフリーローラ27の回転軸を外輪部材22の回転方向に対して非直交に置き、第2のフリーローラ28の回転軸を内輪部材23の回転方向に対して非直交に置くと共に、第2のフリーローラ28の回転軸を、第1のフリーローラ27の回転軸と非平行に置けばよい。
基体26の固定側部材26Aと可動側部材26Bとの間には圧縮コイルばね29が設けられている。圧縮コイルばね29は、基体26の脚部(軸支部)をなす固定側部材26Aと可動側部材26Bを互い近づける方向に付勢する。第1のフリーローラ27が配置される外輪部材22の外周面と第2のフリーローラ28が配置される内輪部材23の外周面は、ともに同一方向に傾斜した円錐面(テーパ面)であるから、圧縮コイルばね29のばね力によって固定側部材26Aと可動側部材26Bが互い近付く方向に付勢されることにより、対をなす第1のフリーローラ27と第2のフリーローラ28との接触が密になる。これにより、第2のフリーローラ28が第1のフリーローラ27に対してトルク伝達関係で接触することになる。
なお、実際に駆動力の伝達に寄与する第1のフリーローラ27、第2のフリーローラ28は、外輪部材22、内輪部材23の下側の一部のものに限られるので、外輪部材22、内輪部材23の外周面を単純な円筒形とし、外輪部材22と内輪部材23を上下に相対変位自在に支持し、内輪部材23を下向きに付勢することにより、下側に位置する第1のフリーローラ27のみに第2のフリーローラ28の押圧力が作用するように構成してもよい。
本実施形態の全方向駆動装置21は、外輪部材22、内輪部材23のそれぞれに設けられた第1のフリーローラ27、第2のフリーローラ28の中心軸線C27、C28が互いに概ね直交しており、外輪部材22、内輪部材23の回転方向及び回転速度に適宜な差を付けることにより、第1のフリーローラ27における駆動力の作用対象との接触面に作用する駆動力の向きを任意に設定することが可能である。
図8に示されているように、外輪部材22、内輪部材23を、外輪駆動用電動モータ24、内輪駆動用電動モータ25によって、同一方向へ同一速度で回転させると、外輪部材22と内輪部材23との間に相対変位(回転方向の相対変位)が生じないから、第1のフリーローラ27、第2のフリーローラ28は、とも自転せず、外輪部材22の外周の接線方向(D4)への駆動力が、公転状態で、第1のフリーローラ27の接地面に作用する。
外輪部材22の回転を停止して内輪部材23のみを、図8における内輪部材23側から見て時計廻り方向へ回転させると、駆動力の作用対象と接触する側に位置する第2のフリーローラ28が図8で見て下方へ移動するのに連れて、第2のフリーローラ28に接触している第1のフリーローラ27に、図8における矢印A方向から見て反時計廻り方向の回転力が作用する。これにより、第1のフリーローラ27の傾きに応じた斜め左下向き(D5)に、駆動装置の機体を移動させる駆動力が作用する。
つまり、外輪部材22自体の回転と、第2のフリーローラ28から与えられる第1のフリーローラ27の回転とを適宜に制御すれば、外輪部材22に設けられた第1のフリーローラ27における駆動力の作用対象との接触面に全方向への駆動力を作用させることができる。
図9は、本発明による全方向移動車の他の実施形態を示している。なお、図9において、図5に対応する部分は、図5に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
本実施形態の全方向移動車は、車体17内に全方向駆動装置21を有し、全方向駆動装置21の基体26が車体17に吊り下げ式に固定連結されている。車体17に取り付けられた全方向駆動装置21は、下側に位置する第1のフリーローラ27が走行用球体18の球面にトルク伝達関係で接触している。
これにより、走行用球体18は全方向駆動装置21によって全方向に転動駆動され、車体17が全方向に移動することになる。
図10は、全方向駆動装置21を用いた本発明による全方向移動車の他の実施形態を示している。
本実施形態の全方向移動車は、全方向駆動装置21の基体26の両側(固定側部材26Aと可動側部材26B)に左右一対のステップ34を略水平に取り付けられている。基体26(固定側部材26A)にはポール35の下端部が固定されている。ポール35の上端にはハンドルバー36が取り付けられている。
この全方向移動車は、一輪車のようなもので、外輪部材22の第1のフリーローラ27が直接接地し、左右一対のステップ34に足を載せ、ハンドルバー36を手にて握って使用される。
この実施形態でも、外輪部材22自体の回転と、第2のフリーローラ28から与えられる第1のフリーローラ27の回転とを適宜に制御することにより、外輪部材22アウタドラム22に設けられた第1のフリーローラ27における駆動力の作用対象との接触面に全方向への駆動力を作用させることができる。
(実施形態3)
図11〜図15は、本発明による全方向駆動装置の実施形態3を示している。なお、図11〜図15において、図6〜図8に対応する部分は、図6〜図8に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態3の全方向駆動装置41は、実施形態2の外輪部材22、内輪部材23に代えて基体26の固定側材26Aと可動側部材26Bに、サイドディスク42、43が、各々、中心軸42a、43aによって回転自在に取り付けられている。これら2つのサイドディスク42、43も、実施形態2と同様に、ベルト/プーリ機構をもって電動モータから個々に回転力が加えられと共に、両者間を狭くする向きに弾発付勢されている。
サイドディスク(第1の回転部材)42には、そのテーパ外周面よりもう一方のサイドディスク43の側(図11で見て右側)に延出した複数個のアーム45によって、円環軸体46が固定支持されている。円環軸体46には周方向移動不能かつ回転不能に多数のインナスリーブ47が嵌着されている。各インナスリーブ47にはメタル軸受け48を一体結合してなる第1のフリーローラ49が回転可能に装着されている。
第1のフリーローラ49は、駆動力を作用させる対象物に接触するフリーローラであって、数珠繋ぎ状に円環軸体46に装着され、各々、円環軸体46の接線方向軸線周り、すなわち、各第1のフリーローラ49自体の中心軸線周りに回転可能になっている。
サイドディスク(第2の回転部材)43のサイドディスク42の側(図11で見て左側)には、複数個(例えば8個)の第2のフリーローラ50が、各々、ブラケット51によって回転自在に、サイドディスク43を周方向の等分する位置に配設されている。第2のフリーローラ50は、第1のフリーローラ49の側周面にトルク伝達関係で接触し、図13に示されているように、接触相手の第1のフリーローラ49の中心軸線C49に対してねじれ関係にある方向に延在する中心軸線C50の周りに回転可能に取り付けられている。すなわち、第1のフリーローラ49の中心軸線C49と第2のフリーローラ50の中心軸線C50とは、互いの接触箇所において交差している。
つまり、第2のフリーローラ50の中心軸線C50は、各フリーローラの配置部位における一つの投影平面で見て、第1のフリーローラ49の中心軸線C49に対して傾斜角θe=45度をもって傾斜している。
図13、図14に示されているように、第2のフリーローラ50の中心軸線C50は、第1のフリーローラ49の中心軸相当の円環軸体46の半径線Rに対してある角度をもって傾いていると同時に、円環軸体46の中心線が接する仮想平面Sに対してある角度をもって傾いている。この三次元的な軸線の傾きは、喩えると、ある角度の円錐面上に置かれた「はす歯傘歯車」の歯の傾きに似ている。
このように、第2のフリーローラ50の支持軸52を傾けることにより、サイドディスク42と43とを相対回転させた際に、第1のフリーローラ49における第2のフリーローラ50の接触点には、第1のフリーローラ49の回転軸線周りと円周方向の摩擦力が作用することとなる。
図15のモデル図に示す通り、中心軸線Cbの周りに回転自在な丸棒Bの外周面に対して中心軸線Cfを傾けたフリーローラFを押し当て、フリーローラFを丸棒Bの中心軸線Cbに沿って移動させると、フリーローラFと丸棒Bとの接点に作用する摩擦力の分力fにより、丸棒Bには中心軸線Cb周りの回転力が作用する。この場合も、第1のフリーローラ49に対して常に駆動力が作用し、空すべりが生じる事態を回避するためには、各第1のフリーローラ49に対して、常に少なくとも1つの第2のフリーローラ50が転動接触するようにすると良い。
この原理を本実施形態の全方向駆動装置41に当てはめると、例えば、一方のサイドディスク42の回転を停止して他方のサイドディスク43のみを回転させると、他方のサイドディスク43の回転による円周方向の力に対し、第2のフリーローラ50が接触する第1のフリーローラ49の中心軸線C49周り方向の分力が作用する。これにより、両サイドディスク42、43の回転中心軸線に平行な方向(図11で見て左右方向)への駆動力を、第1のフリーローラ49における駆動力の作用対象との接触面に作用させることができる。
2つのサイドディスク42、43を、同一速度で同一方向に回転させた場合には、第2のフリーローラ50が接触する相手の第1のフリーローラ49に中心軸線C49周りの回転力が作用しないので、両サイドディスク42、43の回転方向の駆動力が第1のフリーローラ49における駆動力の作用対象との接触面に作用することとなる。
このようにして、サイドディスク42・43の回転速度および回転方向を個々に制御することにより、サイドディスク42に設けられた第1のフリーローラ49における駆動力の作用対象との接触面に、全方向への駆動力を作用させることができる。
このように構成された全方向駆動装置41も、上述の実施形態2と同様に、図9や図10に示されている全方向移動車の全方向駆動装置として用いることができる。
以上、本発明を特定の実施例について説明したが、当業者であれは容易に理解できるように、本発明の発明概念から逸脱することなく様々な変形・変更が可能であって、本発明の発明概念は、添付の請求の範囲に記載された通りである。また、パリ条約に基づく優先権主張の基礎となった日本国出願は、それに言及することをもって、その内容を本願の一部とする。
本発明による全方向駆動装置の実施形態1を示す正面図である。 本発明による全方向駆動装置の実施形態1を示す平面図である。 本発明による全方向駆動装置の実施形態1を示す要部の斜視図である。 実施形態1による全方向駆動装置の作動説明図である。 本発明装置による全方向移動車の一つの実施形態を示す概略構成図である。 本発明による全方向駆動装置の実施形態2を示す正面図である。 本発明による全方向駆動装置の実施形態2を一部切除して示す左側面図である。 実施形態2による全方向駆動装置の作動説明図である。 本発明装置による全方向移動車の他の実施形態を示す概略構成図である。 本発明装置による全方向移動車の他の実施形態を示す概略構成図である。 本発明による全方向駆動装置の実施形態3の要部を示す正面図である。 実施形態3の全方向駆動装置に用いられるフリーローラ構造の概略構成図である。 サイドディスクの軸線方向から見たフリーローラの関係を示す説明図である。 サイドディスクの中心から見たリーローラの関係を示す説明図である。 実施形態3の全方向駆動装置の作動原理を示すモデル図である。
符号の説明
1 全方向駆動装置
4、5 基体
10 第1のクローラベルト(第1の移動体)
11 第2のクローラベルト(第2の移動体)
12 第1の電動モータ(第1の駆動手段)
13 第2の電動モータ(第2の駆動手段)
14 第1のフリーローラ
15 第2のフリーローラ
17 車体
18 走行用球体
21 全方向駆動装置
22 外輪部材(第1の移動体)
23 内輪部材(第2の移動体)
24 外輪駆動用電動モータ(第1の駆動手段)
25 内輪駆動用電動モータ(第2の駆動手段)
26 基体
27 第1のフリーローラ
28 第2のフリーローラ
42 サイドディスク(第1の移動体)
43 サイドディスク(第2の移動体)
49 第1のフリーローラ
50 第2のフリーローラ

Claims (13)

  1. 全方向駆動装置であって、
    基体と、
    前記基体に、それぞれ移動可能に支持された第1の移動体及び第2の移動体と、
    前記第1の移動体及び前記第2の移動体をそれぞれ移動駆動する第1の駆動ユニット及び第2の駆動ユニットと、
    前記第1の移動体に、回転自在にその移動方向に沿って配置され、かつその移動方向に直交する方向に対してゼロでない第1の角度をなす回転軸線を有する複数の第1のフリーローラと、
    前記第2の移動体に、回転自在にその移動方向に沿って配置され、かつその移動方向に直交する方向に対してゼロでない第2の角度をなす回転軸線を有する複数の第2のフリーローラとを有し、
    前記第1の移動体及び前記第2の移動体の少なくとも一方が、その移動方向に移動するに伴い、前記第1のフリーローラが前記第2のフリーローラの対応するものに、それぞれの回転軸線が互いに平行をなすことなく転動接触するように配置され、
    前記第1のフリーローラが駆動対象に接触することを特徴とする全方向駆動装置。
  2. 前記第1のフリーローラの回転軸線が、それに対して転動接触する前記第2のフリーローラの回転軸線に対してねじれの位置関係にあることを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  3. 前記駆動対象が路面或いは床面を含むことを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  4. 前記駆動対象が、路面或いは床面に接触する球体を含むことを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  5. 前記第1の移動体及び前記第2の移動体が、互いにある角度をなす1対の無限軌道帯を含み、各無限軌道帯が1対のローラに巻き掛けられ、かつ両ローラの少なくとも一方が、対応する前記駆動ユニットにより駆動されることを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  6. 前記第1の移動体及び前記第2の移動体が、互いに同軸の回転軸線を有する1対の円環部材を含み、各円環部材の外周壁が、対応するフリーローラを回転自在に支持することを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  7. 前記第1の移動体が、前記第1のフリーローラを、その円形軸線周りに回転自在に支持する環状体を含み、前記第2の移動体が、前記第1のフリーローラの対応するものに転動接触する前記第2のフリーローラを回転自在に支持するディスクを含み、前記ディスクが、前記環状体に対して同軸的な回転軸線を有することを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  8. 前記各第1のフリーローラに対して、常に少なくとも1つの前記第2のフリーローラが転動接触することを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  9. 前記基体が、移送対象の荷重を受け持つ荷重受け持ち部を有することを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  10. 前記基体が、前記フリーローラ間の転動接触を促進する向きに、前記両移動体を互いに付勢するための弾性的装置を有することを特徴とする請求項1に記載の全方向駆動装置。
  11. 全方向移動車であって、
    請求項1に記載の全方向駆動装置を備え、移送対象の荷重を受け持つ荷重受け持ち部を前記基体に設けたことを特徴とする全方向移動車。
  12. 前記第1のフリーローラが、前記駆動対象としての路面或いは床面に接触することを特徴とする請求項11に記載の全方向移動車。
  13. 前記第1のフリーローラが、前記駆動対象としての球体を介して、路面或いは床面に接触することを特徴とする請求項11に記載の全方向移動車。
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