JP2013129414A - 全方向移動車両 - Google Patents

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望 神山
Hirosuke Muto
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Abstract

【課題】車体が前後方向に大きく傾斜した場合でも、副輪のトラクションが不安定にならない全方向移動車両を提供する。
【解決手段】全方向移動車両1は、全方向に駆動可能な主輪3と、主輪3を支持する基体2と、基体2にアーム15を介して接続され、主輪3の接地点よりも離れた位置にて接地する副輪4とを備える。副輪4は主輪3の回転中心まわりに回動可能に取り付けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、全方向移動車両に関する。
複数個のフリーローラが同心円上にそれぞれ取り付けられた回転部材の間に主輪が配置され、フリーローラの横力を用いて主輪を駆動することによって、主輪が全方向に移動可能に構成された全方向移動装置、及びそれを用いた全方向移動車両が特許文献1に開示されている。
そして、特許文献2には、小さな旋回半径で旋回することができるように、全方向に駆動可能な主輪(走行駆動輪)の接地点より離れた位置で接地可能な副輪(補助輪)を備えた全方向移動車両(乗り物)が開示されている。この副輪は、車体の後面に取り付けられたブラケットに枢支されたアームの後端に回転可能に取り付けられている。
副輪は、たとえば電動モータで駆動可能なオムニホイールであり、この場合、主輪の接地点を中心として車両を回転させることができる。さらに、ハンドルバーの操作によってアームを跳ね上げ、副輪の接地状態、非接地状態を選択することも可能である。
国際公開第2008/132779号 国際公開第2008/139740号
しかしながら、特許文献2に開示された全方向移動車両では、特に車体が前後方向に大きく傾斜した場合、副輪のトラクションが不安定となる。さらに、副輪の接地状態、非接地状態が乗員の操作によって変更されるので、誤操作によって乗員の意図する旋回などの移動動作ができない可能性もあった。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、副輪のトラクションが安定な全方向移動車両を提供することを目的とする。
本発明の全方向移動車両は、かかる目的を達成するために、全方向に駆動可能な主輪と、前記主輪を支持する車体フレームと、前記車体フレームにアーム部材を介して接続され、前記主輪の接地点よりも離れた位置にて接地する副輪とを備え、前記副輪は前記主輪の回転中心まわりに回動可能に取り付けられることを特徴とする。
かかる発明によれば、副輪が主輪の回転中心まわりに回動可能に取り付けられるので、主輪を支持する車体フレームが傾斜しても、副輪の地面に対する押し付け力が変化しないため、副輪のトラクション変化を抑制することができ、副輪のトラクションが安定する。
本発明において、前記主輪は軸部材を介して前記車体フレームに支持され、前記アーム部材は前記軸部材に回動可能に取り付けられることが好ましい。
この場合、アーム部材の回動によるフリクション(摩擦抵抗)を抑制することができ、車体フレームの傾斜変化にアーム部材が確実に追従し、副輪のトラクションが安定する。
さらに、本発明において、前記主輪の外側を覆うカバー部材を有するとともに、前記アーム部材は二又形状となっており、二又部の両先端部が前記主輪を間に挟んで位置し、前記二又形状の分岐部は前記カバー部材の内側に配置されることが好ましい。
この場合、主輪などの外側がカバー部材で覆われ、砂などの異物が外部からカバー内に侵入することを防止することができる。そして、二又形状の分岐部はカバー部材の内側に配置されているので、アーム部材を挿通させるための切欠きなどをカバー部材に1箇所形成するだけでよい。これによって、二又形状の分岐部がカバー部材の外側に配置される場合と比較して、切欠きなどから異物が主輪などに混入することを抑制することができる。
ところで、本発明においては、車体フレームが床面に対して直立状態から副輪の接地点とは反対側に傾斜するよりも、車体フレームが床面に対して直立状態から副輪の接地点側に傾斜するほうが安定する。
そこで、本発明において、前記車体フレームが床面に対して直立状態から前記副輪の接地点とは反対側に傾斜可能な最大角度が、前記車体フレームが床面に対して直立状態から前記副輪の接地点側に傾斜可能な最大角度よりも小さくなるように、前記アーム部材の回動を規制する2つのストッパが設けられることが好ましい。
本発明の一実施形態の全方向移動車両の外観斜視図。 実施形態の全方向移動車両の側面図。 実施形態の全方向移動車両の制御のための構成を示すブロック図。 カバーを仮想線で示した全方向移動車両の部分側面図。 副輪4を取外し、カバーを仮想線で示した全方向移動車両の部分後面図。
本発明の一実施形態を図1〜図5を参照して説明する。図1及び図2に示すように本実施形態の全方向移動車両1(以降、単に車両1ということがある)は、基体2と、床面上を移動可能な第1の移動動作部3及び第2の移動動作部4と、乗員が搭乗する乗員搭乗部5とを備える。
第1の移動動作部3は、図2に示す円環状の芯体6(以下、環状芯体6という)と、この環状芯体6の円周方向(軸心周り方向)に等角度間隔で並ぶようにして該環状芯体6に装着された複数の円環状のローラ7とを備える。各ローラ7は、その回転軸心を環状芯体6の円周方向に向けて環状芯体6に外挿されている。そして、各ローラ7は、環状芯体6の軸心周りに該環状芯体6と一体に回転可能とされているとともに、該環状芯体6の横断面の中心軸(環状芯体6の軸心を中心とする円周軸)周りに回転可能とされている。
これらの環状芯体6及び複数のローラ7を有する第1の移動動作部3は、環状芯体6の軸心を床面と平行に向けた状態で、ローラ7(環状芯体6の下部に位置するローラ7)を介して床面上に接地される。この接地状態で、環状芯体6をその軸心周りに回転駆動することで、環状芯体6及び各ローラ7の全体が輪転し、それにより第1の移動動作部3が環状芯体6の軸心と直交する方向に床面上を移動するようになっている。また、上記接地状態で、各ローラ7をその回転軸心周りに回転駆動することで、第1の移動動作部3が、環状芯体6の軸心方向に移動するようになっている。
さらに、環状芯体6の回転駆動と各ローラ7の回転駆動とを行なうことで、環状芯体6の軸心と直交する方向と、環状芯体6の軸心方向とに対して傾斜した方向に第1の移動動
作部3が移動するようになっている。
これにより、第1の移動動作部3は、床面上を全方向に移動することが可能となっている。以降の説明では、図1及び図2に示す如く、第1の移動動作部3の移動方向のうち、環状芯体6の軸心と直交する方向をX軸方向、該環状芯体6の軸心方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とする。
基体2には、上記第1の移動動作部3が組み付けられている。より詳しくは、基体2は、床面に接地させた第1の移動動作部3の下部を除く部分の周囲を覆うように設けられている。そして、この基体2に第1の移動動作部3の環状芯体6が、その軸心周りに回転自在に支持されている。この場合、基体2は、第1の移動動作部3の環状芯体6の軸心を支点として、その軸心周り(Y軸周りに)傾動自在とされているとともに、第1の移動動作部3と共に床面に対して傾くことで、第1の移動動作部3の接地部を支点として、環状芯体6の軸心と直交するX軸周りに傾動自在とされている。従って、基体2は、鉛直方向に対して2軸周りに傾動自在とされている。
また、基体2の内部には、図2に示す如く、第1の移動動作部3を移動させる駆動力を発生する第1のアクチュエータ装置8が搭載されている。この第1のアクチュエータ装置8は、2つの電動モータ8R,8Lを備えている。そして、電動モータ8R,8Lは、それぞれ後述する動力伝達機構を介して第1の移動動作部3に回転駆動力を付与するようにしている。なお、該動力伝達機構は公知の構造のものでよい。
なお、第1の移動動作部3は、上記の構造と異なる構造のものであってもよい。たとえば、第1の移動動作部3及びその駆動系の構造として、PCT国際公開公報WO/2008/132778、あるいは、PCT国際公開公報WO/2008/132779にて本願出願人が提案した構造のものを採用してもよい。
また、基体2には、乗員搭乗部5が組み付けられている。この乗員搭乗部5は、乗員が着座するシートにより構成されており、その基体2の上端部に固定されている。そして、乗員は、その前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向に向けて、乗員搭乗部5に着座することが可能となっている。また、乗員搭乗部5(シート)は、基体2に固定されているので、該基体2と一体に鉛直方向に対して傾動自在とされている。
基体2には、さらに乗員搭乗部5に着座した乗員がその足を載せる一対の足載せ部9,9と、該乗員が把持する一対の把持部10,10とが組み付けられている。
足載せ部9,9は、基体2の両側部の下部に突設されている。なお、図1及び図2では、一方側(右側)の足載せ部9の図示は省略されている。
また、把持部10,10は、乗員搭乗部5の両側にX軸方向(前後方向)に延在して配置されたバー状のものであり、それぞれ、基体2から延設されたロッド11を介して基体2に固定されている。そして、把持部10,10のうちの一方の把持部10(図では右側の把持部10)には、操作器としてのジョイスティック12が取り付けられている。
このジョイスティック12は、前後方向(X軸方向)及び左右方向(Y軸方向)に揺動操作可能とされている。そして、該ジョイスティック12は、その前後方向(X軸方向)の揺動量及びその揺動の向き(前向き又は後向き)を示す操作信号を、車両1を前方又は後方に移動させる前進・後進指令として出力し、左右方向(Y軸方向)の揺動量及びその
揺動の向き(右向き又は左向き)を示す操作信号を、車両1を右周り(時計周り)又は左周り(反時計周り)に旋回させるための旋回指令として出力する。
第2の移動動作部4は、本実施形態では、所謂、オムニホイールにより構成されている。第2の移動動作部4としてのオムニホイールは、同軸心の一対の環状芯体(図示省略)と、各環状芯体に、回転軸心を該環状芯体の円周方向に向けて回転自在に外挿された複数の樽状のローラ13とを備える公知の構造のものである。
この場合、第2の移動動作部4は、その一対の環状芯体の軸心をX軸方向(前後方向)に向けて第1の移動動作部3の後方に配置され、ローラ13を介して床面に接地されている。
なお、上記一対の環状芯体の一方側のローラ13と、他方側のローラ13とは、該環状芯体の周方向に位相をずらして配置されており、該一対の環状芯体の回転時に、該一対の環状芯体の一方側のローラ13と、他方側のローラ13とのうちのいずれか一方が床面に接地するようになっている。
上記オムニホイールにより構成された第2の移動動作部4は、基体2に連結されている。より詳しくは、第2の移動動作部4は、オムニホイール(一対の環状芯体及び複数のローラ13の全体)は、基体2側から延設されたアーム部材であるアーム15に連結されている。そして、アーム15は、前記第1の移動動作部3の環状芯体6の軸心周りに揺動し得るように基体2に軸支されている。オムニホイールの上部側の部分は筐体14によって覆われており、この筐体14はアーム15に取り付けられている。これにより、第2の移動動作部4が、アーム15を介して基体2に連結されている。
なお、第2の移動動作部4は、オムニホイールの上部側の部分を覆う筐体を備え、この筐体にオムニホイールの環状芯体がその軸心周りに回転自在に軸支され、筐体から基体2側に延設されたアームが、第1の移動動作部3の環状芯体6の軸心周りに揺動し得るように基体2に軸支されていてもよい。
そして、第2の移動動作部4は、アーム15の揺動によって前記第1の移動動作部3の環状芯体6の軸心周りに基体2に対して揺動自在とされ、これにより、第1の移動動作部3と第2の移動動作部4との両方を接地させたまま、乗員搭乗部5を基体2と共にY軸周りに傾動させることが可能となっている。
詳しくは、アーム15を、大径のベアリングを介して第1の移動動作部3の環状芯体6の軸心部と同軸に連結することにより、第1の移動動作部3に第2の移動動作部4をアーム15を介して連結している。
また、基体2には、アーム15の揺動範囲を制限する一対のストッパ16a,16bが設けられており、該アーム15は、ストッパ16a,16bの間の範囲内で揺動することが可能となっている。これにより、第1の移動動作部3の環状芯体6の軸心周りでの第2の移動動作部4の揺動範囲、ひいては、基体2及び乗員搭乗部5のX軸周りの傾動範囲が制限され、該基体2及び乗員搭乗部5が乗員の前側又は後側に過大に傾くことが防止されるようになっている。
なお、第2の移動動作部4は、床面に押し付けられるようにバネにより付勢することも可能である。
上記の如く第2の移動動作部4は、その一対の環状芯体の回転と、ローラ13の回転とのうちの一方又は両方を行なうことで、第1の移動動作部3と同様に、床面上をX軸方向及びY軸方向を含む全方向に移動することが可能となっている。詳しくは、環状芯体の回転によって、第2の移動動作部4がY軸方向(左右方向)に移動可能とされ、ローラ13の回転によって、X軸方向(前後方向)に移動可能とされている。
また、第2の移動動作部4の筐体14には、第2の移動動作部4を駆動する第2のアク
チュエータ装置としての電動モータ17を取り付けられている。この電動モータ17は、第2の移動動作部4の一対の環状芯体を回転駆動するように該一対の環状芯体に連結されている。
従って、本実施形態では、第2の移動動作部4のX軸方向での移動は、第1の移動動作部3のX軸方向での移動に追従して従動的に行なわれ、第2の移動動作部4のY軸方向での移動は、電動モータ17により第2の移動動作部4の一対の環状芯体を回転駆動することで行なわれるようになっている。
補足すると、第2の移動動作部4は、第1の移動動作部3と同様の構造のものであってもよい。
以上が本実施形態における車両1の機構的な構成である。
図1及び図2での図示は省略したが、本実施形態の車両1の基体2には、該車両1の動作制御(第1の移動動作部3及び第2の移動動作部4の動作制御)のための構成として、図3に示す如く、CPU、RAM、ROM等を含む電子回路ユニットにより構成された制御装置21と、鉛直方向に対する乗員搭乗部5の傾斜角度(基体2の傾斜角度)を計測するための傾斜センサ22と、車両1のヨー軸周りの角速度を計測するためのヨーレートセンサ23とが搭載されている。
そして、制御装置21には、前記ジョイスティック12の出力と、傾斜センサ22及びヨーレートセンサ23の検出信号とが入力されるようになっている。
上記傾斜センサ22は、たとえば加速度センサとジャイロセンサ等の角速度センサとにより構成される。そして、制御装置21は、これらの加速度センサ及び角速度センサの検出信号から、乗員搭乗部5の傾斜角度(換言すれば基体2の傾斜角度)の計測値を公知の手法を用いて取得する。
なお、本実施形態における乗員搭乗部5の傾斜角度(又は基体2の傾斜角度)というのは、より詳しくは、車両1と、その乗員搭乗部5に既定の姿勢(標準姿勢)で搭乗した乗員とを併せた全体の重心が、第1の移動動作部3の接地部の直上(鉛直方向上方)に位置する状態での乗員搭乗部5(又は基体2)の姿勢を基準(ゼロ)とする傾斜角度(X軸周り方向の傾斜角度とY軸周り方向の傾斜角度との組)である。
また、ヨーレートセンサ23は、ジャイロセンサ等の角速度センサにより構成される。そして、制御装置21は、その検出信号に基づいて、車両1のヨー軸周りの角速度の計測値を取得される。
また、制御装置21は、実装されるプログラム等により実現される機能として、上記の如く計測値を取得する機能の他、第1のアクチュエータ装置8を構成する電動モータ8a,8bを制御することで第1の移動動作部3の移動動作を制御する第1制御処理部24と、第2のアクチュエータ装置としての電動モータ17を制御することで第2の移動動作部4の移動動作を制御する第2制御処理部25と備える。これらの第1制御処理部24及び第2制御処理部25は、それぞれ、本発明における第1の制御手段、第2の制御手段に相当するものである。
第1制御処理部24は、後述する演算処理を実行することで、第1の移動動作部3の移動速度(詳しくは、X軸方向の並進速度とY軸方向の並進速度との組)の目標値である第1目標速度を逐次算出し、第1の移動動作部3の実際の移動速度を、第1目標速度に一致
させるように電動モータ8R,8Lの回転速度を制御する。
この場合、電動モータ8R,8Lのそれぞれの回転速度と、第1の移動動作部3の実際の移動速度との間の関係はあらかじめ定められており、第1の移動動作部3の第1目標速度に応じて、各電動モータ8R,8Lの回転速度の目標値が規定されるようになっている。そして、電動モータ8R,8Lの回転速度を第1目標速度に応じて規定される目標値にフィードバック制御することで、第1の移動動作部3の実際の移動速度が、第1目標速度に制御される。
また、第2制御処理部25は、後述する演算処理を実行することで、第2の移動動作部4の移動速度(詳しくは、Y軸方向の並進速度)の目標値である第2目標速度を逐次算出し、Y軸方向での第2の移動動作部4の実際の移動速度を、第2目標速度に一致させるように電動モータ17の回転速度を制御する。
この場合、第1の移動動作部3の場合と同様に、電動モータ17の回転速度と、Y軸方向での第2の移動動作部4の実際の移動速度との間の関係はあらかじめ定められており、第2の移動動作部4の第2目標速度に応じて、電動モータ17の回転速度の目標値が規定されるようになっている。そして、電動モータ17の回転速度を第2目標速度に応じて規定される目標値にフィードバック制御することで、Y軸方向での第2の移動動作部4の実際の移動速度が、第2目標速度に制御される。
補足すると、本実施形態では、第2の移動動作部4のX軸方向での移動は、第1の移動動作部3のX軸方向の移動に追従して従動的に行なわれる。このため、X軸方向での第2の移動動作部4の移動速度の目標値を設定する必要はない。
次に、車両1の構成をさらに詳細に説明する。
(基体の構成)
図4及び図5に示されているように、基体2は、骨格構造としての車体フレーム31と、車体フレーム31の外側を覆うカバー部材であるカバー32とから構成されている。車体フレーム31はアルミニウムなどの金属から形成され、カバー32は、炭素繊維強化樹脂(CFRP)などの樹脂から形成されている。カバー32は、第1の移動動作部3(以下、主輪3という)の外側を覆っており、砂などの異物が外部からカバー32に侵入して、主輪3などに混入することを防止している。
車体フレーム31には軸部材である支持軸33R,33Lが固定されており、この支持軸33R,33Lに回転自在に環状芯体6が支持されている。さらに、図示しないが、車体フレーム31には、乗員搭乗部5、アクチュエータ装置8、一対の足載せ部9,9及びびロッド11などが固定されている。
カバー32は、中空の外殻構造をなし、その下部に開口(図示省略)を有しており、この開口から主輪3の接地部分が露出している。ここでは、カバー32は、左カバー32L、右カバー32R、前カバー32F、後カバー32B(図示省略)及び上カバー32Uの5枚のカバーから構成されている。各カバー同士は、互いに爪と凹部などの係止機構で係止、又はビスなどの固定具で互いに固定されている。そして、5枚のカバーのうち少なくとも1枚のカバーが、ビスなどの固定具で車体フレーム31に固定されている。
なお、乗員搭乗部5、アクチュエータ装置8、一対の足載せ部9,9及びびロッド11がカバー32の外側に張り出して位置するように、カバー32にはこれらに対応した開口(図示省略)が形成されている。
(アクチュエータ装置の構成)
なお、本実施形態で例示する主輪3、及び主輪3に動力を付与するアクチュエータ装置8は、たとえば特許文献2の図11に開示されているものと同じ構造のものである。従って、本実施形態の説明においては、主輪3及びアクチュエータ装置8の構成に関して、特許文献2に記載された事項については、簡略的な説明に留める。
アクチュエータ装置8は、主輪3の左右にそれぞれ位置する回転部材34R,34Lと、回転部材34R,34Lにそれぞれ回転自在に取り付けられた複数個のフリーローラ35R,35Lとを備えている。
電動モータ8R,8Lは、それぞれのハウジングが車体フレーム31にそれぞれ取り付けられている。なお、図示は省略するが、電動モータ8R,8Lの電源(蓄電器)は、車体フレーム31の適所に搭載されている。
右側の回転部材34Rは上記支持軸33Rに、左側の回転部材34Lは上記支持軸33Lにそれぞれ回転可能に支持されている。これにより、左右の回転部材34R、34Lは、所定の軸線方向間隔(左右方向間隔)をおいて、車体フレーム31に、同軸心にそれぞれ独立して回転可能に支持されている。
回転部材34R,34Lは、それぞれ電動モータ8R,8Lの出力軸に、減速機としての機能を含む動力伝達機構を介して接続されており、電動モータ8R,8Lからそれぞれ伝達される動力(トルク)によって回転駆動される。各動力伝達機構は、たとえばプーリ・ベルト式のものである。すなわち、図5に示す如く、回転部材34Rは、回転部材34Rに一体に形成されたプーリ36Rがベルト37Rを介して電動モータ8Rの出力軸に接続されている。同様に、回転部材34Lは、回転部材34Lに一体に形成されたプーリ36Lがベルト37Lを介して電動モータ8Lの出力軸に接続されている。
なお、上記動力伝達機構は、たとえば、スプロケットとリンクチェーンとにより構成されるもの、あるいは、複数のギヤにより構成されるものであってもよい。また、たとえば、電動モータ8R,8Lを、それぞれの出力軸が各回転部材34R,34Lと同軸心になるように各回転部材34R,34Lに対向させて配置し、電動モータ8R,8Lのそれぞれの出力軸を回転部材34R,34Lに各々、減速機(遊星歯車装置等)を介して連結するようにしてもよい。
各回転部材34R,34Lは、主輪3側に向かって縮径する円錐台と同様の形状に形成されており、その外周面がテーパ外周面となっている。
回転部材34Rのテーパ外周面の周囲には、回転部材34Rと同心の円周上に等間隔で並ぶようにして、複数のフリーローラ35Rが配列されている。そして、これらのフリーローラ35Rは、それぞれ、ブラケット38Rを介してテーパ外周面に取り付けられ、該ブラケット38Rに回転自在に支承されている。
同様に、回転部材34Lのテーパ外周面の周囲には、回転部材34Lと同心の円周上に等間隔で並ぶようにして、複数(フリーローラ35Rと同数)のフリーローラ35Lが配列されている。そして、これらのフリーローラ35Lは、それぞれ、ブラケット38Lを介してテーパ外周面に取り付けられ、該ブラケット38Lに回転自在に支承されている。
主輪3は、回転部材34R側のフリーローラ35Rと、回転部材34L側のフリーローラ35Lとの間に挟まれるようにして、回転部材34R,34Lと同軸心に配置されている。
この場合、図5に示すように、各フリーローラ35R,35Lは、その軸心が主輪3の軸心に対して傾斜するとともに、主輪3の直径方向(環状芯体6をその軸心の方向で見たときに、当該軸心と各フリーローラ35R,35Lとを結ぶ径方向)に対して傾斜する姿勢で配置されている。そして、このような姿勢で、各フリーローラ35R,35Lのそれぞれの外周面がローラ(スリーブ)7の外周面に斜め方向に圧接されている。
そして、回転部材34R、34Lと共に回転移動するフリーローラ35R、35Lとの接触によってローラ7が環状芯体6の周り(断面中心線周り)に回転し、左右方向への駆動力を接地面に作用させることができるとともに、主輪3全体の回転によるローラ7の円周方向移動により、前後方向への駆動力を接地面に作用させることができる。
(副輪及びアームの構成)
上述したように、第2の移動動作部4は、同軸心の一対の環状芯体(図示省略)と、各環状芯体に、回転軸心を該環状芯体の円周方向に向けて回転自在に外挿された複数の樽状のローラ13とを備えた、所謂、オムニホイールにより構成されてもよい。
しかし、ここでは、第2の移動動作部4(以下、副輪4という)が、1本の環状芯体18と、該環状芯体18に、回転軸心を該環状芯体18の円周方向に向けて回転自在に外挿された複数の樽状のローラ19とを備えた、所謂、オムニホイールにより構成されている場合について説明する。
副輪4は、環状芯体18の軸心をX軸方向(前後方向)に向けて主輪3の後方に配置され、ローラ19を介して床面に接地されている。これにより、副輪4は、主輪3の接地点よりも後方に離れた位置にて接地している。
副輪4は、基体2側から延設されたアーム部材であるアーム15の後端に連結されている。詳しくは、オムニホイール(環状芯体18及び複数のローラ19の全体)は、アーム15に連結され、該アーム15には、オムニホイールの上部側の部分を覆う筐体14が、ビスなどの固定具(図示省略)によって固定されている。そして、筐体14には、副輪4を駆動する電動モータ17が取り付けられている。
電動モータ17は、環状芯体18を回転駆動するように該環状芯体18に連結されている。たとえば、電動モータ17の出力軸が、環状芯体18の中心軸に連結され、該中心軸が筐体14の内部にて車体フレームを構成する筒状体内に円筒形ベアリングを介して支持されるように構成すればよい。あるいは、たとえば、電動モータ17の出力軸が、環状芯体18の共通する中心軸に連結され、該中心軸の先端凸部が、筐体14に固定されたピボットベアリングの凹部に支持されるように構成してもよい。
アーム15は、主輪3の回転中心周りに、すなわち、環状芯体6の軸心周りに回動し得るように車体フレーム31に取り付けられている。これにより、主輪3を支持する基体2の傾斜による副輪4のトラクション変化を抑制することができ、副輪4のトラクションが安定する。なお、アーム15は、主輪3の環状芯体6の軸心部に軸支してもよい。
そして、第1の移動動作部3の環状芯体6の軸心部を軸部材(図示省略)に取り付け、この軸部材にアーム15を取り付けることによって、アーム15を介して第1の移動動作部3に第2の移動動作部4を連結している 。このように、軸部材を用いて取り付けることによって、フリクションの影響を低減することができる。
主輪3は支持軸33R,33Lを介して基体2に支持され、アーム15は支持軸33R,33Lに回動可能に取り付けられている。これにより、アーム15の回動によるフリクション(摩擦抵抗)を抑制することができ、基体2の傾斜変化にアーム15が確実に追従し、副輪4のトラクションが安定する。
アーム15は、主輪3側で二又形状となっており、左右の支持軸33R,33Lに回動可能に取り付けられている。詳細には、アーム15は、左右の支持軸33R,33Lにそれぞれ回動可能に取り付けられた回動片51R,51Lと、回動片51R,51Lにそれぞれ溶接などで固定され、後方に延びるパイプ部材52R,52Lと、パイプ部材52R,52Lの後端が溶接などでそれぞれ左右端に固定された接続片53と、接続片53の後側中央部に溶接などで固定され、左右幅が狭く、後方に延びる後延片54と、後延片54の後端に溶接などで接続され、筐体14がビスなどの固定具(図示省略)で固定される接続部55とから構成されている。さらに、パイプ材からなる補強部材56R,56Lによって、パイプ部材52R,52Lが補強されている。
そして、後延片54がカバー32の切欠32aを挿通するように構成されており、回動片51R,51L、パイプ部材52R,52L、及び接続片53は、カバー32の内部に収容され、接続部55はカバーの外側に配置されている。切欠32aは、カバー32の上述した下部の開口(図示省略)と連通して、左カバー32Lと右カバー32Rとの間に形成されている。
アーム15の二又の分岐部である接続片53と後延片54との連結部は、カバー32の内側に配置されている。そのため、アーム15を挿通させる切欠32aをカバー32に1箇所形成するだけでよい。よって、アーム15の二又形状の分岐部がカバー32の外側に配置される場合と比較して、切欠32aから異物がカバー32内に侵入することを抑制することができる。
また、さらに、アーム15の二又の分岐部である接続片53と後延片54との連結部は、主輪3の回転中心と副輪4の回転中心とを結んだ直線よりも下方に配置されている。これにより、アーム15を挿通させる切欠32aをより短くすることができ、切欠32aから異物がカバー32内に侵入することを抑制する効果を高めることができる。
左カバー32L又は右カバー32Rの内側には、基体2の前傾を制限するストッパ16aと、基体2の後傾を制限するストッパ16bとが設けられている。これにより、アーム15は、ストッパ16a,16bと当接するまでの範囲内で揺動することが可能となっている。
副輪4は、主輪3の接地点より離れた後方にて接地するので、車両1は、前傾するよりも後傾するほうが安定性が優れている。よって、車体フレーム31、すなわち基体2が床面に対して直立状態から副輪4の接地点とは反対側、すなわち前側に傾動可能な最大角度が、基体2が床面に対して直立状態から副輪4の接地点側、すなわち後側に傾斜可能な最大角度よりも小さくなるように、ストッパ16a,16bの位置が設定されることが好ましい。
1…全方向移動車両、 2…基体、 3…第1の移動動作部、主輪、 4…第2の移動動作部、副輪、 5…乗員搭乗部、 6…環状芯体、 7…ローラ、 8…第1のアクチュエータ装置、 8R,8L…電動モータ、 13…ローラ、 14…筐体、 15…アーム(アーム部材)、 16a,16b…ストッパ、 17…電動モータ、第2のアクチュエータ装置、 18…環状芯体、 19…ローラ、 31…車体フレーム、 32…カバー(カバー部材)、 32a…切欠、 33R,33L…支持軸(軸部材)、 34R,34L…回転部材、 35R,35L…フリーローラ。

Claims (4)

  1. 全方向に駆動可能な主輪と、
    前記主輪を支持する車体フレームと、
    前記車体フレームにアーム部材を介して接続され、前記主輪の接地点よりも離れた位置にて接地する副輪とを備え、
    前記副輪は前記主輪の回転中心まわりに回動可能に取り付けられることを特徴とする全方向移動車両。
  2. 前記主輪は軸部材を介して前記車体フレームに支持され、
    前記アーム部材は前記軸部材に回動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の全方向移動車両。
  3. 前記主輪の外側を覆うカバー部材を有するとともに、前記アーム部材は二又形状となっており、二又部の両先端部が前記主輪を間に挟んで位置し、前記二又形状の分岐部は前記カバー部材の内側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の全方向移動車両。
  4. 前記車体フレームが床面に対して直立状態から前記副輪の接地点とは反対側に傾斜可能な最大角度が、前記車体フレームが床面に対して直立状態から前記副輪の接地点側に傾斜可能な最大角度よりも小さくなるように、前記アーム部材の回動を規制する2つのストッパが設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の全方向移動車両。
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